JP2000336753A - ユニット式建物 - Google Patents

ユニット式建物

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JP2000336753A
JP2000336753A JP11154959A JP15495999A JP2000336753A JP 2000336753 A JP2000336753 A JP 2000336753A JP 11154959 A JP11154959 A JP 11154959A JP 15495999 A JP15495999 A JP 15495999A JP 2000336753 A JP2000336753 A JP 2000336753A
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Japan
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unit
floor
building
setback
wall
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JP11154959A
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Tetsuya Sakuo
徹也 作尾
Tomoko Okubo
朋子 大久保
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Misawa Homes Co Ltd
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Misawa Homes Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 上階の床面積を下階の床面積より小さくして
も、外観を向上させることが可能なユニット式建物を提
供すること。 【解決手段】 底面部27の一端縁にあるべき外壁24
が、当該端縁よりも内側に後退した位置に設けられたセ
ットバックユニット20と、底面部37の二端縁にある
べき二つの外壁34が、当該端縁よりもそれぞれ内側に
後退した位置に設けられたセットバックユニット30と
で上階を形成する。セットバックユニット20、30を
組み合わせて配置することで、上階の床面積を下階の床
面積よりも一回り小さく構築できる。これにより、上階
の床面積を下階の床面積より小さくしても、左右のバラ
ンスがよく、建物1の外観を向上させることができる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、通常の建物ユニッ
トで下階が形成され、当該建物ユニットの底面部と同じ
寸法の底面部を有する第1および第2セットバックユニ
ットを含んで上階が形成されたユニット式建物に関する
ものである。
【0002】
【背景技術】従来より、予め工場で製造した複数の箱状
の建物ユニット等を建築現場で組み合わせて建築される
ユニット式建物が利用されている(特開平7−2863
67号公報等参照)。このユニット式建物によれば、建
築現場での作業が大幅に削減されることから、短期間で
建築工事を完了することができるというメリットが得ら
れる。ここで、ユニット式建物としては、上階に設置さ
れる建物ユニットの個数を減らすことで、上階の床面積
を下階の床面積よりも小さいものを建築することが可能
となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】このようなユニット式
建物では、上階の床面積を小さくする場合、建物ユニッ
ト単位で減らしていくため、上階の建物ユニットが一部
分に偏って配置されることがあり、左右のバランスが悪
く、ユニット式建物の外観を損なうという問題がある。
一方、軸組材等の構造材を、建築現場で組み立てる在来
工法では、上階の床面積が下階の床面積よりも一回り小
さい建物を建築することが可能となっている。このよう
に、上階を一回り小さく建築できれば、床面積を小さく
しても、左右のバランスがよく、建物の外観を向上させ
ることが可能となる。しかしながら、このような建物の
構築は、ユニット式建物においては、構造上困難である
という問題がある。
【0004】本発明の目的は、上階の床面積が下階の床
面積よりも一回り小さく構築され、上階の床面積を下階
の床面積より小さくしても、外観を向上させることが可
能なユニット式建物を提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明は、図面を参照し
て説明すると、四隅の柱3の上下端を梁4、5で連結し
た略直方体状の骨組み6を有する通常の建物ユニット1
0で下階が形成され、当該建物ユニット10の底面部9
と同じ寸法の底面部27、37を有する第1および第2
セットバックユニット20、30を含んで上階が形成さ
れたユニット式建物1であって、第1セットバックユニ
ット20は、底面部27の一端縁にあるべき外壁24
が、当該端縁よりも内側に後退した位置に設けられたも
のであり、第2セットバックユニット30は、底面部3
7の二端縁にあるべき二つの外壁34が、当該端縁より
もそれぞれ内側に後退した位置に設けられたものである
ことを特徴とする。このような本発明によれば、各セッ
トバックユニットは、上階の室内となる外壁で囲まれた
部分の床面積が、下階を形成する通常の建物ユニットの
床面積よりも小さいので、当該第1および第2セットバ
ックユニットを組み合わせて配置することで、上階の床
面積を下階の床面積よりも一回り小さく構築することが
可能となる。これにより、上階の床面積を下階の床面積
より小さくしても、左右のバランスがよく、ユニット式
建物の外観を向上させることが可能となる。
【0006】以上において、前述の第1セットバックユ
ニット20の一端縁は、短辺であり、第2セットバック
ユニット30の二端縁は、隣り合う短辺および長辺であ
り、第1および第2セットバックユニット20、30
は、後退した外壁24、34の外壁面24A、34A同
士が外側に面して連続するように複数配置されているこ
とが好ましい。このようにすれば、上階に直方体状の居
室部分が形成される。この居室部分は、下階に配置され
た通常の建物ユニットで直方体状に形成される居室部分
よりも一回り小さいものになるとともに、上階の中央部
分に配置される。このため、左右のバランスがより一層
良好となり、ユニット式建物の外観をより一層向上させ
ることが可能となる。
【0007】また、前述の後退した外壁24、34と各
端縁との間の底面部27、37上は、連続した外廊下6
4となっていることが望ましい。このようにすれば、上
階の外壁に外廊下と室内とを行き来可能な扉等を設ける
ことで、外廊下で洗濯物を干したり、植物を置いたり、
日光浴等が行え、当該外廊下を有効利用することが可能
となる。その上、上階に第1および第2セットバックユ
ニットを設置すると同時に外廊下を設けることが可能と
なり、現場作業の効率化が可能である。
【0008】さらに、前述の外廊下64には、手摺壁6
3が設けられていることが好ましい。ここで、外廊下と
しては、通常手摺壁が必要となるので、当該手摺壁が予
め第1および第2セットバックユニットの外廊下に設け
られていれば、セットバックユニットの設置と同時に外
廊下の手摺壁も設けることが可能となり、現場作業の効
率化が可能となる。
【0009】また、前述の後退した外壁24、34に
は、採光用の開口部が設けられていることが望ましい。
ここで、開口部には、通常、窓ガラスを備えた窓等が取
り付けられている。このようにすれば、開口部を介して
第1および第2セットバックユニットの室内に採光する
ことが容易に可能となる。
【0010】
【発明の実施の形態】以下に本発明の実施の形態を図面
に基づいて説明する。図1には、本発明の一実施形態に
係るユニット式建物1が示されている。このユニット式
建物1は、基礎2上に設置された6個の下階建物ユニッ
ト10よりなる一階部分と、これら下階建物ユニット1
0上に載置された6個のセットバックユニット20、3
0よりなる二階部分と、二階部分上に設けられた図示し
ない屋根とを備えて構成されている。
【0011】セットバックユニット20、30は、後退
した外壁24、34の外壁面24A、34A同士が、外
側に面して連続するように配置されている。これらの外
壁24、34の開口部には、窓61および扉62が設け
られている。ここで、セットバックユニット20は、底
面部27の一端縁である短辺(後述する短辺床梁41
B)にあるべき外壁24が、当該短辺よりも内側に後退
した位置に設けられた第1セットバックユニットであ
る。セットバックユニット30は、底面部27の二端縁
である隣り合う短辺(後述する短辺床梁51B)および
長辺(後述する長辺床梁51A)にあるべき二つの外壁
34が、当該短辺および長辺よりもそれぞれ内側に後退
した位置に設けられた第2セットバックユニットであ
る。
【0012】各底面部27、37の周縁には、手摺壁6
3が設けられている。この手摺壁63と前述の後退した
外壁24、34との間の底面部27、37上は、連続し
た外廊下64となっている。このユニット式建物1にお
いて、外壁24、34で囲まれた室内部分の床面積は、
一階部分の外壁11で囲まれた室内部分の床面積に比べ
て一回り小さく構築されている。
【0013】下階建物ユニット10は、図2に示される
ように、四隅の柱3の上下端を天井梁4および床梁5で
連結した直方体状の骨組み6を有する通常の建物ユニッ
トである。建物ユニット10の天井梁4としては、長さ
の異なる長辺天井梁4Aおよび短辺天井梁4Bの二種類
が設けられている。建物ユニット10の床梁5として
は、天井梁4と同様に、長さの異なる長辺床梁5Aおよ
び短辺床梁5Bの二種類が設けられている。対向する長
辺天井梁4Aの間には、天井を形成する図示しない天井
面材を支持するための天井小梁7が架け渡されている。
対向する長辺床梁5Aの間には、室内床を形成する図示
しない床面材を支持するための複数の床根太8が架け渡
されている。これら四角枠状の床梁5および複数の床根
太8を備えて、四角形状の底面部9が形成されている。
前述の外壁11は、建物ユニット10の設置位置に応じ
て、天井梁4と床梁5との間に、その長手方向に沿って
屋外側に設けられた図示しない複数の外壁面材で構成さ
れている。
【0014】セットバックユニット20は、図3に示さ
れるように、床フレーム41と、天井フレーム42と、
床フレーム41および天井フレーム42の間に立設され
た4本の柱43からなる骨組み21を備えている。床フ
レーム41は、長辺となる長辺床梁41Aと、前述の短
辺となる短辺床梁41Bとが四角枠状に組まれ、対向す
る長辺床梁41A間に、複数の床根太22が架け渡され
たものである。天井フレーム42も、長さの異なる長辺
天井梁42Aと短辺天井梁42Bとが四角枠状に組ま
れ、対向する長辺天井梁42A間に、複数の天井小梁2
3が架け渡されたものである。
【0015】天井フレーム42の長辺天井梁42Aは、
前述のように外壁24が後退している分、床フレーム4
1の長辺床梁41Aより長さが短くなっている。柱43
は、この天井フレーム42の四隅と、これらに対応する
床フレーム41の二隅および長辺床梁41Aの中間部分
とを相互に連結している。屋外側には、当該セットバッ
クユニット20の設置位置に応じて、天井フレーム42
と床フレーム41との間に、長辺天井梁42Aおよび短
辺天井梁42Bに沿って、前述の外壁24を形成する図
示しない外壁面材が設けられている。また、天井小梁2
3には、天井を形成する天井面材25が設けられ、床根
太22の外壁で囲まれた室内となる部分には、室内床を
形成する床面材26が設けられている。なお、床フレー
ム41で形成される底面部27は、前述の建物ユニット
10に形成されている底面部9と同じ寸法を有してい
る。
【0016】セットバックユニット30は、図4に示さ
れるように、床フレーム51と、天井フレーム52と、
床フレーム51および天井フレーム52の間に立設され
た4本の柱53からなる骨組み31を備えている。床フ
レーム51は、前述の長辺となる長辺床梁51Aと、前
述の短辺となる短辺床梁51Bとが四角枠状に組まれ、
対向する長辺床梁51A間に、複数の床根太32が架け
渡されたものである。天井フレーム52も、長さの異な
る長辺天井梁52Aと短辺天井梁52Bとが四角枠状に
組まれ、対向する長辺天井梁52A間に、複数の天井小
梁33が架け渡されたものである。
【0017】天井フレーム52の長辺天井梁52Aおよ
び短辺天井梁52Bは、外壁34が後退している分、床
フレーム51の長辺床梁51Aおよび短辺床梁51Bよ
り長さが短くなっている。柱53は、この天井フレーム
52の四隅と、これらに対応する床フレーム51の一
隅、長辺床梁51Aの中間部分、短辺床梁51Bの中間
部分および床根太32の中間部分とを相互に連結してい
る。屋外側には、当該セットバックユニット30の設置
位置に応じて、天井フレーム52と床フレーム51との
間に、長辺天井梁52Aおよび短辺天井梁52Bに沿っ
て、前述の外壁34を形成する図示しない外壁面材が設
けられている。また、天井小梁33には、天井を形成す
る天井面材35が設けられ、床根太32の外壁で囲まれ
た室内となる部分には、室内床を形成する床面材36が
設けられている。なお、床フレーム51で形成される底
面部37は、前述の建物ユニット10に形成されている
底面部9と同じ寸法を有している。
【0018】建物ユニット10およびセットバックユニ
ット20、30は、前述のように、同じ寸法の底面部を
有しているが、外壁で囲まれ、床面材が設けられた室内
床の床面積は異なる。具体的には、セットバックユニッ
ト20、30で形成される二階部分の床面積は、建物ユ
ニット10で形成される一階部分の床面積より一回り小
さいものとなっている。
【0019】次に、このようなユニット式建物1の建築
手順を説明する。まず、工場で製造した建物ユニット1
0およびセットバックユニット20、30を建築現場で
設置する。詳しくは、基礎2上に建物ユニット10を設
置して一階部分を形成する。そして、建物ユニット10
上にセットバックユニット20、30を設置していく。
この際、二階部分は、セットバックユニット20、30
を組み合わせて、後退した外壁24、34の外壁面24
A、34A同士が外側に面して連続するように配置す
る。このようにして、二階部分の床面積が、一階部分の
床面積より一回り小さいユニット式建物1を建築する。
【0020】このような本実施形態によれば、次のよう
な効果が得られる。すなわち、各セットバックユニット
20、30は、上階の室内となる外壁24、34で囲ま
れた部分の床面積が、下階を形成する通常の建物ユニッ
ト10の床面積よりも小さいので、当該セットバックユ
ニット20、30を組み合わせて配置することで、上階
の床面積を下階の床面積よりも一回り小さく構築でき
る。これにより、上階の床面積を下階の床面積より小さ
くしても、左右のバランスがよく、ユニット式建物1の
外観を向上させることができる。
【0021】また、セットバックユニット20、30
を、後退した外壁24、34の外壁面24A、34A同
士が外側に面して連続するように配置したので、上階に
直方体状の居室部分となる室内を簡単に形成できる。こ
の居室部分は、下階に配置された通常の建物ユニット1
0で直方体状に形成される居室部分となる室内よりも一
回り小さいものになるとともに、上階の中央部分に配置
される。このため、左右のバランスがより一層良好とな
り、ユニット式建物1の外観をより一層向上させること
ができる。
【0022】さらに、後退した外壁24、34と手摺壁
63との間の底面部27、37上を連続した外廊下64
とし、上階の外壁24、34に外廊下64と室内とを行
き来可能な扉62を設けたので、外廊下64で洗濯物を
干したり、植物を置いたり、日光浴等を行うことがで
き、当該外廊下64を有効利用することができる。その
上、上階にセットバックユニット20、30を設置する
と同時に外廊下64を設けることができ、現場作業の効
率化を図ることができる。
【0023】また、外廊下64として、通常手摺壁63
が必要となることから、この手摺壁63を予めセットバ
ックユニット20、30の外廊下64部分に設けたの
で、セットバックユニット20、30の設置と同時に外
廊下64の手摺壁63も設けることができ、この点から
も、現場作業の効率化を図ることができる。
【0024】さらに、後退した外壁24、34に窓61
を設けたので、窓61を介してセットバックユニット2
0、30の室内に採光することが容易にできる。
【0025】なお、本発明は前記実施の形態に限定され
るものではなく、本発明の目的を達成できる他の構成等
を含み、以下に示すような変形等も本発明に含まれる。
例えば、セットバックユニットの上面としては、水平面
に限らず、例えば、図5に示されるように、屋根100
を設ける際に、隣接する建物や道路との斜線制限に応じ
て、セットバックユニット20の両側に配置されるセッ
トバックユニット30の上面だけを傾斜させてもよい
し、図6に示されるように、棟の両側に、この棟から軒
先に向かって下り勾配を有する屋根100を形成するよ
うに、全てのセットバックユニット20、30の上面を
傾斜させてもよい。このようにすれば、斜線制限に容易
に対応することができる。
【0026】また、各セットバックユニットの外壁とし
ては、例えば、セットバックユニットの室内に採光する
ことが不要な場合には、窓等を設けなくてもよい。
【0027】さらに、ユニット式建物としては、二階部
分に手摺壁を設けるに限らず、例えば、格子状の柵を設
けてもよい。
【0028】また、セットバックユニットとしては、後
退した外壁と手摺壁との間の底面部上を外廊下とした
が、これに限らず、例えば、その底面部上にトップライ
トを設けて光導入部とし、下階の建物ユニットの室内に
光を導入するようにしてもよい。
【0029】さらに、セットバックユニットの設置位置
としては、後退した外壁の外壁面同士が外側に面して連
続するように配置するに限らず、要するに、セットバッ
クユニット20、30を利用して、上階の床面積を下階
の床面積よりも一回り小さく構築することが可能であれ
ばよく、その配置の方法は、セットバックユニットの形
状、構造に応じて適宜決めればよい。
【0030】また、セットバックユニットとしては、二
階建てのユニット式建物に利用するに限らず、例えば、
三階建て以上のユニット式建物に利用してもよい。
【0031】
【発明の効果】以上に述べたように、本発明のユニット
式建物によれば、次のような効果がある。すなわち、請
求項1に記載のユニット式建物によれば、各セットバッ
クユニットは、上階の室内となる外壁で囲まれた部分の
床面積が、下階を形成する通常の建物ユニットの床面積
よりも小さいので、当該第1および第2セットバックユ
ニットを組み合わせて配置することで、上階の床面積を
下階の床面積よりも一回り小さく構築することができ
る。これにより、上階の床面積を下階の床面積より小さ
くしても、左右のバランスがよく、ユニット式建物の外
観を向上させることができる。
【0032】また、請求項2に記載のユニット式建物に
よれば、上階に直方体状の居室部分が形成される。この
居室部分は、下階に配置された通常の建物ユニットで直
方体状に形成される居室部分よりも一回り小さいものに
なるとともに、上階の中央部分に配置される。このた
め、左右のバランスがより一層良好となり、ユニット式
建物の外観をより一層向上させることができる。
【0033】さらに、請求項3に記載のユニット式建物
によれば、上階の外壁に外廊下と室内とを行き来可能な
扉等を設ければ、外廊下で洗濯物を干したり、植物を置
いたり、日光浴等が行え、当該外廊下を有効利用するこ
とができる。その上、上階に第1および第2セットバッ
クユニットを設置すると同時に外廊下を設けることが可
能となり、現場作業の効率化ができる。
【0034】また、請求項4に記載のユニット式建物に
よれば、外廊下としては、通常手摺壁が必要となるの
で、当該手摺壁が予め第1および第2セットバックユニ
ットの外廊下に設けられていれば、セットバックユニッ
トの設置と同時に外廊下の手摺壁も設けることができ、
現場作業の効率化ができる。
【0035】さらに、請求項5に記載のユニット式建物
によれば、開口部を介して第1および第2セットバック
ユニットの室内に採光することが容易にできる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施形態におけるユニット式建物を
示す斜視図である。
【図2】前記実施形態における建物ユニットの骨組みを
示す斜視図である。
【図3】前記実施形態におけるセットバックユニットの
骨組みを示す斜視図である。
【図4】前記実施形態におけるセットバックユニットの
骨組みを示す斜視図である。
【図5】本発明の変形例であって、ユニット式建物を示
す斜視図である。
【図6】本発明の他の変形例であって、ユニット式建物
を示す斜視図である。
【符号の説明】
3 柱 4 天井梁 5 床梁 6 骨組み 9、27、37 底面部 10 建物ユニット 20、30 セットバックユニット 24、34 外壁 24A、34A 外壁面 61 窓 63 手摺壁 64 外廊下

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】四隅の柱の上下端を梁で連結した略直方体
    状の骨組みを有する通常の建物ユニットで下階が形成さ
    れ、前記建物ユニットの底面部と同じ寸法の底面部を有
    する第1および第2セットバックユニットを含んで上階
    が形成されたユニット式建物であって、 前記第1セットバックユニットは、前記底面部の一端縁
    にあるべき外壁が、当該端縁よりも内側に後退した位置
    に設けられたものであり、 前記第2セットバックユニットは、前記底面部の二端縁
    にあるべき二つの外壁が、当該端縁よりもそれぞれ内側
    に後退した位置に設けられたものであることを特徴とす
    るユニット式建物。
  2. 【請求項2】請求項1に記載のユニット式建物におい
    て、 前記第1セットバックユニットの前記一端縁は、短辺で
    あり、前記第2セットバックユニットの前記二端縁は、
    隣り合う短辺および長辺であり、 前記第1および第2セットバックユニットは、前記後退
    した外壁の外壁面同士が外側に面して連続するように複
    数配置されていることを特徴とするユニット式建物。
  3. 【請求項3】請求項2に記載のユニット式建物におい
    て、 前記後退した外壁と前記各端縁との間の底面部上は、連
    続した外廊下となっていることを特徴とするユニット式
    建物。
  4. 【請求項4】請求項3に記載のユニット式建物におい
    て、 前記外廊下には、手摺壁が設けられていることを特徴と
    するユニット式建物。
  5. 【請求項5】請求項1ないし請求項4のいずれかに記載
    のユニット式建物において、 前記後退した外壁には、採光用の開口部が設けられてい
    ることを特徴とするユニット式建物。
JP11154959A 1999-06-02 1999-06-02 ユニット式建物 Withdrawn JP2000336753A (ja)

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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR100805732B1 (ko) 2007-05-16 2008-02-21 주식회사 포스코 모듈러 유닛을 이용한 건축물 구조
RU2479697C2 (ru) * 2007-05-16 2013-04-20 Рисерч Инститьют оф Индастриал Сайенс энд Текнолоджи Строительный модульный блок

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KR100805732B1 (ko) 2007-05-16 2008-02-21 주식회사 포스코 모듈러 유닛을 이용한 건축물 구조
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