JP2000331293A - 配送順序決定装置および距離データベース作成方法 - Google Patents

配送順序決定装置および距離データベース作成方法

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JP2000331293A
JP2000331293A JP14004899A JP14004899A JP2000331293A JP 2000331293 A JP2000331293 A JP 2000331293A JP 14004899 A JP14004899 A JP 14004899A JP 14004899 A JP14004899 A JP 14004899A JP 2000331293 A JP2000331293 A JP 2000331293A
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Koji Sato
康治 佐藤
Kazuyoshi Okada
和義 岡田
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Nissan Motor Co Ltd
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Nissan Motor Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】効率のよい配送順序を容易に実現する配送順序
決定装置を提供する。 【解決手段】配送対象となる拠点毎に、顧客名、所在位
置、当該拠点が面した接道の進入方向制約を入力する入
力手段1と、入力手段で入力した内容を記憶した顧客デ
ータベース2と、顧客データベースの内容に基づき、配
送対象の全拠点間の距離データを演算し、かつ進入方向
に制限がある拠点に対して制限された方向から進入する
拠点を検索し、当該拠点間の距離データにおける制限さ
れた方向の値に大きな重み付けを行なうことにより、距
離データベース4を作成する距離データベース演算手段
3と、距離データベースに基づき、距離コストを最小と
する配送順序を演算する配送順序演算手段5と、を備
え、簡易な方法で右左折禁止や一方通行などの交通規制
を考慮して生成された距離データベースを用いて配送順
序の決定を行なう。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、車両による複数個
所への配送や集荷(以下、一括して配送と記す)の順序
を決定する装置に関し、特に交通規制情報を考慮して配
送の順序を決定する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】配送経路を決定する装置は、トラックに
よる巡回集荷や配達といった複数の顧客への集配計画の
最適化を図るために用いられるものである。そのアルゴ
リズムについては、近年の高度化はめざましく、さまざ
まな方式が用いられるようになってきている。たとえば
特開平8−153085号公報に記載のようにシミュレ
ーテッドアニーリング法を用いた解法や特開平10−1
34020号公報に記載のような遺伝的アルゴリズム
(GA)を用いたものなどが、その代表例である。
【0003】これらの計算を行なう際には、通常システ
ム内に顧客間の距離や移動時間などといったいわゆる距
離データベースが保持され、これを用いて巡回ルートの
走行距離や走行時間の計算が行われている。配送計画シ
ミュレーションは目的関数を前記走行距離や走行時間、
もしくはそこから導出される輸送コストなどとし、前記
のアルゴリズムを用いてこれら目的関数の最小化を行っ
ているのである。
【0004】通常これらに用いる距離データベースには
2点間の直線距離やこの直線距離に一定の係数を掛けて
求めた距離を用いており、2点間の走行時間を求める方
法としては、道路の平均走行速度を画一的に与えて距離
と平均走行速度から時間を求めている。計算速度の高速
化やデータ入力の省力化の観点からこのような方式が取
られている。しかしながらユーザー側からの要望とし
て、さらに現実に即した計算が求められていることもま
た事実である。たとえば道路には一方通行、進入禁止、
右左折禁止などといった様々な交通規制が課せられてい
るが、現状のソフトウェアではこれらを反映させること
はできない。現実の配送業務ではこれらの交通規制下に
おいて配送を行っているのであり、交通規制を考慮した
配車計画についてユーザーの要望が多い。
【0005】距離データベースに道路の交通規制情報を
反映させる手段としては、特開昭63−83805号公
報に記載のように工場や倉庫内といった閉じた空間にお
いて存在する全ての経路について一方通行などの交通規
制情報を持たせ、このデータに基づいた配送経路計画立
案が試みられている。また特開平6−273181号公
報に記載のように一般道路ネットワークに対して交通規
制情報等を手動で与える方法なども開示されている。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかし、一般の配送業
務は限定された空間ではなく府県をまたがるような広い
範囲で行われているのであり、前記のようなシステムに
全ての経路の情報を入力してシミュレーションに用いる
ことは実際上不可能である。また近年市販の地図データ
ベースの精度向上がめざましいが、交通規制情報に関し
ては国道などの管理レベルの高い道路に限られている場
合がほとんどである。また商店街などにおける時間限定
の進入規制などについては市販の地図データベースに反
映させることは事実上不可能である。コンビニエンスス
トアや薬局などへの配送業務の場合、商店街内の顧客へ
の納入はごく一般的であるが、交通規制情報まで取り込
んだ配送計画立案を、従来の方法や市販の地図データベ
ースを用いて行なうことは現状では困難である。配送の
現場では、たとえコンピュータを用いた配送計画立案を
行ったとしても、上記のような交通規制を考慮しない計
画立案を行ったために配送距離が伸びてしまったり、か
えって配送効率が悪化するという問題が発生している。
【0007】上記のように、全ての道路に対応付けて道
路情報として予め交通規制情報を付加することは、現実
的には極めて困難である。また、配送の経路(各配送先
へ巡回するルート)を最短にしたとしても配送の順序
(各配送先へ配送する順序)が効率的でなければ、配送
業務全体としての効率化は実現出来ない。例えば或る配
送順序が経路的には最も短い距離であっても、右折禁止
や中央分離帯等の交通規制によって回り道になる場合に
は配送先の順序を変更した方が実際の走行距離が短くな
る場合がある。このような道路規制を考慮した配送計画
ソフトはなく、計算結果は現実的に走行が不可能であっ
たり、非効率になる可能性があった。
【0008】本発明は上記のごとき従来技術の問題を解
決するためになされたものであり、効率のよい配送順序
を容易に実現することの出来る配送順序決定装置を提供
することを目的とする。また、本発明においては、上記
配送順序決定装置に用いる距離データベース作成方法を
提供することを目的とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
め、本発明においては特許請求の範囲に記載するように
構成している。すなわち、本発明においては、交通規制
等をデータベースに入力させる際に、地図上の各経路に
交通規制情報を持たせるのではなく、各顧客ごとに配送
する拠点が面している道路(以下、接道と記す)につい
ての進入方向規制(右折禁止等の有無と距離La、角度
θa)を記憶させ、それに基づいて進入禁止方向からの
経路の距離データには大きな重み付け(>1)を行なう
ことにより、その方向の経路が配送順序として選択され
ないようにしたものである。
【0010】上記のように構成したことにより、配送区
域が広い範囲にわたる場合であっても入力するデータは
各拠点の近傍の交通規制情報で済むので、容易に入力す
ることが出来ると共に、演算も容易になり、交通規制情
報を加味した配送順序の決定が実用的に可能になる。ま
た、本発明においては、単に配送経路を決めるのではな
く、交通規制情報を加味して方向を考慮した配送順序を
決定するものである。例えば、4個所の顧客A、顧客
B、顧客C、顧客Dを巡回する場合において、顧客A→
顧客B→顧客C→顧客Dのルートと顧客D→顧客C→顧
客B→顧客Aのルートは、ルートの距離自体は同じ値で
ある。したがって従来のように、単に最短距離のみを考
慮した場合には、上記の二つのルートのどちらも選択さ
れる可能性がある。しかし、現実には例えば顧客Cの接
道における交通規制のため顧客B→顧客Cの経路は大回
りになるので採用出来ない場合がある。本発明において
は、そのような場合には、顧客B→顧客Cの経路の距離
の値が重み付けによって大きくなるので、それを含むル
ートが選択されることはなくなり、結果として顧客D→
顧客C→顧客B→顧客Aのルートのみが選択されること
になる。
【0011】また、請求項2に記載の発明は、本発明の
具体的構成を記載したものであり、例えば後記図1の構
成に相当する。なお、顧客データベースの内容として
は、顧客名、所在位置、当該拠点が面した接道の進入方
向制約の外に、接道の名称、荷量、納入指定時刻などを
用いることが出来る。また、進入方向制約の内容として
は、例えば進入方向制約(右折禁止等)の有無、進入禁
止領域の範囲を示す距離La、接道に対する角度θaな
どがある。
【0012】また、請求項3に記載の発明は、距離デー
タベース演算手段の内容を示すものであり、顧客データ
ベースに進入方向制約として入力された進入禁止領域の
範囲を示す距離Laと接道に対する角度θaとに基づい
て扇型の進入禁止領域を設定し、進入方向制約の有る拠
点に対して進入禁止領域内に入る拠点を検索し、当該拠
点間の距離データにおける制限された方向の値に重み付
けを行なうように構成している。
【0013】また、請求項4の発明においては、距離デ
ータベース演算手段が複数の距離Laを備え、それぞれ
の距離Laに相当する複数の進入禁止領域を有し、距離
データに対して各領域毎に異なった重み付けを行なうよ
うに構成している。これは例えば後記図10の実施の形
態に相当する。
【0014】また、請求項5に記載の発明は、本発明の
配送順序決定装置に用いる距離データベースの作成方法
を示している。
【0015】
【発明の効果】本発明においては、配送区域が広い範囲
にわたる場合であっても入力するデータは各拠点の近傍
の交通規制情報で済むので、容易に入力することが出来
ると共に、演算も容易になり、交通規制情報を加味した
配送順序の決定が実用的に可能になる、という効果が得
られる。
【0016】また、本発明においては、単に配送経路を
決めるのではなく、交通規制情報を加味して方向を考慮
した配送順序を決定するので、実際の運行において一方
通行規制などの交通規制を回避するために遠回りするな
どの不効率が発生しなくなる。また中央分離帯があった
り交通量の多い道路で右折しながら顧客に進入するよう
な経路設定を行なわないので、これらによって運行上の
効率向上が図られるともに、ドライバーの安全向上にも
つながる、という効果が得られる。
【0017】また、請求項4に記載のように、複数の進
入禁止領域を有し、距離データに対して各領域毎に異な
った重み付けを行なうように構成した場合には、進入制
約方向からの進入確定度が低い拠点から組み合わせ対象
となるので、現実的な配送順序が得られ易くなる、とい
う効果が得られる。
【0018】
【発明の実施の形態】図1は本発明における配送順序決
定装置の一実施の形態の構成を示すブロック図である。
図1において、顧客データ入力手段1は、例えばキーボ
ード等の入力装置であり、配送先の顧客データ(詳細後
述)を入力する。顧客データベースメモリ2は入力され
た顧客データを記憶する装置である。距離データベース
演算手段3は顧客データベースメモリ2に記憶した顧客
データベースに基づいて距離データベースを演算する
(詳細後述)。距離データベースメモリ4は演算した距
離データベース(詳細後述)を記憶する装置である。配
送順序演算手段5は距離データベースメモリ4に記憶し
た距離データベースに基づいて配送順序を演算する(詳
細後述)。なお、上記図1に示した配送順序決定装置
は、例えばCPU、RAM、ROM、インターフェイ
ス、キーボード等からなるコンピュータ装置で構成する
ことが出来る。
【0019】図2は本発明の配送順序決定装置の使用状
況を示す概略図である。図2において、配送センター等
の固定局6に本発明の配送順序決定装置7が設置されて
おり、配送順序決定装置7で決定した配送順序情報を送
信する。一方、配送用トラック等の車両8には車載ナビ
ゲーション装置9が搭載されており、固定局からの無線
信号を受信して配送順序情報を表示し、運転者に提示す
る。
【0020】以下、図1における処理の内容について詳
細に説明する。図3は、図1の装置における全体の処理
の流れを示すフローチャート、図4は、距離データベー
スの演算処理(図3のステップS2の内容)を示すフロ
ーチャート、図5はトラック台数の決定処理(図3のス
テップS5の内容)と配送順序計算処理(図3のステッ
プS6の内容)を示すフローチャートである。
【0021】図3において、まず、ステップS1では、
顧客データ入力手段1から顧客データを入力し、顧客デ
ータベースを作成する。顧客データ入力手段1で入力す
る顧客データとしては、下記のごときものがある。 1.顧客名称 2.顧客位置(所在地の緯度、経度) 3.荷物量(容積) 4.時刻指定 5.進入方向制約 その他、接道に名称がある場合には接道の名称を入力し
てもよい。
【0022】なお、5に示した「進入方向制約」は、進
入方向制約の有無を示すフラグ(“1”は制約あり、
“0”は制約なし)と進入禁止領域の範囲を示す距離L
aと角度θaを入力する。上記の進入方向制約とは、例
えば図9(A)に示すように、顧客施設が面した道路
(接道)に中央分離帯などの右折禁止施設または標識が
あり、向かって右方(顧客施設から見て左方向)から接
近した場合には直接に顧客施設に到着出来ないような場
合や、接道が一方通行規制で決められた方向からしか顧
客施設に到着できないような場合や、交通量が非常に多
い大通り等で右折して顧客施設に到達するのが事実上困
難な場合等を意味する。また、場合によっては左折禁止
等のように左側が規制される場合もある。
【0023】次に、図6に基づいて、進入方向指定の有
る到着拠点(配送先の顧客)に対する進入禁止領域の条
件設定について説明する。図6において、拠点Aの接道
Lには右折禁止や一方通行等の交通規制が有り、向かっ
て右側(拠点Aから見て左側)からは車両が到着出来な
いようになっている。このような場合には、進入方向指
定の有る到着拠点Aと接道Lとの接点Pを基点として、
或る一定距離Laと角度θaによって規定される範囲
(扇型の範囲)内においては、拠点Aへの到着時の進入
方向が一方向(この場合には向かって右側から左側への
方向)になる確率が極めて高い。このように進入方向を
指定する必要が有る拠点において進入不可能な方向から
の進入が確定的な範囲を進入禁止領域とし、進行方向指
定フラグを設定するとともに進入禁止領域の距離Laお
よび角度θaを設定する。なお、進入禁止の方向であっ
ても或る程度遠方であれば、遠回りせずに接道L以外の
経路を通って拠点Aの左側に出ることも出来るので、そ
れを考慮して距離Laを設定している。また、角度θa
は接道に対して両側に設けるので、全体の角度は2θa
となる。
【0024】上記のようにして入力した顧客データベー
スの一例を図7に示す。図7においては、顧客「Xスー
パー」についてフラグが“1”になっており、禁止領域
領域の距離La=1000m、角度θa=30°の場合
を例示する。
【0025】次に、図3に戻って、ステップS2の距離
データベースの生成について説明する。図4は、ステッ
プS2の内容、すなわち、距離データベースの演算処理
を示すフローチャートである。距離データベースは配送
順序計算に用いる顧客全ての組み合わせについて2点間
の距離を求めて保持するものである。距離データベース
は基本的に顧客データベースを用いて生成され、通常は
2点間の直線距離や、地図データベースから2点間の経
路のうち最も一般的な経路の距離を求めて用いる。また
通常の距離データベースでは2地点間のデータとして双
方向共通の一つの値しか持たない場合があるが、本発明
においては2拠点の組み合わせにおいて、各到着地ごと
に進入方向が問題となるため、双方向で距離データベー
スを持つ。
【0026】図4において、まず、ステップS10で
は、前記図7に示すような顧客データベースの進入方向
指定フラグから全ての拠点について、それぞれ進入方向
指定があるか否かの確認を行なう。指定がない拠点につ
いては、ステップS13へ行き、当該拠点と他の全ての
拠点との組み合わせについて距離データ生成ロジック
(例えば2点間の直線距離や、地図データベースから2
点間の経路のうち最も一般的な経路の距離を求める)に
よって距離の計算を行い、その結果を距離データベース
(図3のステップS3)に格納する。
【0027】一方、進入方向指定が有る拠点について
は、ステップS11で進入禁止領域計算ロジックにより
当該拠点の進入禁止領域(図6の扇型の範囲)を計算す
る。すなわち前記距離Laと角度θaを用いて地図上に
進入禁止領域を設定する。そしてステップS12では、
当該到着拠点(以下、到達拠点Aと記す)を除く全ての
拠点について、前記の計算した進入禁止領域、すなわち
到着拠点Aについての進入禁止領域に含まれるか否かの
判定を行なう。進入禁止領域に含まれない拠点について
は、ステップS13で、配送順序計算の対象となる全拠
点の全ての組み合わせについて距離データ生成ロジック
を用いて2地点間の距離計算を行ない、距離データを作
成する。拠点Aの進入禁止領域に含まれる拠点について
は、ステップS14へ行き、拠点Aの進入禁止領域に含
まれる拠点と拠点Aとの組み合わせからなる距離データ
を計算すると共に、その距離データに重み付けを行なっ
て距離データベースに格納する。上記の演算を全ての拠
点について行なう。
【0028】図8は、上記のようにして計算した距離デ
ータベースの一例を示す図である。図8において、a〜
lはそれぞれの到達拠点であり、数値は二つの拠点間の
距離(単位はkm)を示す。進入禁止領域に含まれない
各拠点については、双方向(発でも着でも)で同じ数値
となるが、進入禁止領域に含まれる場合には、前記ステ
ップS14で重みを付けるため、進入禁止方向の数値が
大幅に大きくなる。例えば図8においては、太枠で囲ん
だ部分(f発c着、j発c着、i発e着等)がそれに該
当する。例えば、c発f着の方向では値が2.5である
が、逆方向のf発c着では25となり、数値が10倍に
なる。つまり図8では「×10」の重み付けを行なって
いる。
【0029】図3のフローにおいては、上記のようにし
てステップS3の距離データベースに格納した距離デー
タに基づき、ステップS6で配送順序の計算を行なう。
【0030】通常、距離データベースを用いて配送順序
最適化の計算を行なう際には、走行距離や距離から導出
される走行時間もしくはコストを目的関数とし、それの
最小化を図る。ところが本発明においては、上記のよう
に進入不可方向の顧客の組み合わせについては距離デー
タベースに重み付けを行っているため、その組合せの名
目上の距離が大幅に大きくなるので、方向を含めた当該
拠点同士の組み合わせ(上記の例では、f発c着等)は
発生しない。したがって進入不可方向の顧客の組み合わ
せは発生せずに最適化計算が行なわれる。
【0031】なお、図3においては、ステップS4でト
ラックデータベース(トラックの台数、積載量、稼働時
間等)を入力し、ステップS5で必要なトラック台数お
よび配送ルートの計算を行なう。以下、上記のステップ
S5とステップS6の一例について図5を用いて説明す
る。図5(A)はトラック台数および配送ルートの計算
処理を示すルーチンである。この処理はセービング(S
aving)法に基づくものである。まず、ステップS
20では、前記の距離データベース(図3のステップS
3)から全ての2点間の組み合わせに対する距離データ
と、出発地から各点までの距離データを読み込む。
【0032】次に、ステップS21では、セービング値
を計算し、セービング表を作成する。すなわち、出発地
から2地点に各々往復する場合と、出発値から2点を巡
回して出発地に戻る場合の距離(もしくは距離から導出
される時間など)の差を計算する。この値をセービング
値と呼ぶ。この値は、2点の全ての組み合わせについて
計算を行なう。また、距離データベースのマトリックス
と同様に計算した全ての組み合わせのセービング値をマ
トリックスにして保存する。このマトリックスをセービ
ング表と呼ぶ。
【0033】次に、ステップS22では、ルートの生成
を行なう。すなわち、セービング表の中で値が最大のも
のを選びノードとして連結しルートを作成する。たとえ
ば拠点i、拠点jをそれぞれノードi、ノードjと表し
た場合、セービング値としてSij(ノードiとノード
j間のセービング値)が最大であった場合は、ノードi
とノードjを一つのルートに連結する。ノードiとノー
ドjの何れも未だルートに割り当てられていない場合
は、新たにルートを生成してトラックを割り当てる。一
方がすでに割り当てられている場合は、他方をそのルー
トに組み込む。両方がすでに割り当てられている場合は
両ルートを合併する。ただし、連結の際に一つのルート
の条件(最大積載量など)を満たさない場合は連結しな
い。
【0034】次に、ステップS23では、セービング値
の書き換えとルートの保存を行なう。すなわち、上記の
計算したルートを保存し、かつ、ルートを生成した2地
点の組み合わせについて、そのセービング値を0に置き
換える。
【0035】次に、ステップS24では、セービング表
のチェックを行なう。すなわち、セービング表上のセー
ビング値が全て0になったか否かの確認を行なう。全て
0であれば次のステップに進む。0でなかった場合には
未割り当てのルートが存在するので、前記ステップS2
2に戻り、ルートの生成を継続する。
【0036】次に、ステップS24では、トラック台数
の表示を行なう。すなわち、ステップS22で計算し、
ステップS23で保存したルートにそれぞれ1台のトラ
ックが必要なので、上記のルートと、その数に対応した
トラック台数を表示し、それを配送順序計算のルーチン
へ送る。
【0037】次に、図5(B)は配送順序の計算を示す
ルーチンである。この処理はTSPに基づくものであ
る。図5(B)において、まず、ステップS30では、
前記のトラック台数およびルートを読み込む。次に、ス
テップS31では、2地点間の入替えを行なう。すなわ
ち、全てのリンク(或るノードから他のノードヘの連結
をリンクと呼ぶ)の組み合わせに対して、それを交換し
た場合の改善値(最終到着時間など)を計算する。そし
て、現状で遅れが発生している場合は、リンクの交換の
結果、遅れがもっとも小さくなるリンクに取り換える。
すでに遅れが解消されている場合は、遅れが発生せずに
最も早く帰着できるリンクに交換する。すでに帰着時刻
がそれ以上早くならない場合は、帰着時刻がそれ以上遅
くならない範囲でもっとも走行距離が短くなるリンクに
交換する。そしてステップS32では、制約条件のチェ
ックを行ない、ステップS33では、上記の距離や時間
が最小になる値を保存する。そしてステップS34で
は、全ケースが終了するまで、上記の処理を行なう。す
なわち、値がそれ以上変化がなくなるか、若しくは決め
られた回数に達するまで上記操作を繰り返す。なお、上
記の制約条件チェックとは計画されたルートが顧客デー
タベースおよびトラックデータベースに入力した納入時
刻指定や積載量の最大値といった輸送上の制約を満たし
ているか否かをチェックすることである。また、最小値
の保存とは、全組み合わせ計算を行なう際に、評価関数
として走行距離(若しくは稼働時間)を計算し、最小値
となる組み合わせ、およびその値を保存することであ
る。
【0038】本発明においては、上記図5のステップS
20で読み込まれた距離データにおいて、前記図4で説
明したように、交通規制の存在する方向については重み
付けによって値が大きくなっている。したがって図5の
計算において、交通規制の存在する方向がルートに選択
される可能性がなくなる。以下、この内容を図9に基づ
いて具体的に説明する。
【0039】図9は、配送センターから1〜7の7個所
の顧客を廻って配送センターへ戻るルートを選択するも
のである。例えば図9(A)に示すように、顧客Aの接
道に右折禁止の規制が有り、向かって右方向から進入は
不可能であるとする。任意の顧客Bから顧客Aに来よう
としたとき、顧客Bが顧客Aに距離的に近く、かつ、こ
の店の接道との角度(接道の両側にθa)が小さいほど
上記接道を通って右方向から進入する確率が高い。した
がって、顧客Aを中心とする扇型(距離La、角度2θ
a)の範囲に進入禁止領域を設定し、その範囲内に位置
する顧客の次に顧客Aへ配送するという配送順序を禁止
すれば、配送しにくいルートの設定を防ぐことができ
る。そして本発明においては、前記のように進入禁止領
域(扇型)の範囲内に位置する顧客から顧客Aへのルー
トについては、距離の値に大きな重み付けを行なってい
るので、計算結果でそのルートが選択される可能性はな
くなる。例えば図9(B)に示す例では、顧客2と顧客
5に「進入方向制約」があり、顧客2の進入禁止領域に
は顧客3が入り、顧客5の進入禁止領域には顧客6が入
っている。したがって図9(C)の3→2のリンクと、
6→5のリンクは選択されなくなり、結果として(D)
のような時計回りのルートのみが選択される。従来例で
は図9の(C)と(D)の何れも選択される可能性があ
ったが、本発明においては、現実的な走行が困難もしく
は非効率な(C)の反時計回りは選択されない。
【0040】通常、配送順序決定装置に交通規制情報を
反映させようとすると、計算の対象となる全ての地域の
道路について交通規制情報を入力する必要がある。しか
しながら実際の配送業務における対象エリアは府県をま
たがるような広範囲であることが一般的であり、現実問
題としてこれは不可能である。本発明は、交通規制の入
力を対象となる顧客についてのみ入力することにより、
交通規制を反映した配送計画の立案を可能とした。そし
て交通規制を反映させた配送計画立案を可能としたこと
により、実際の運行において一方通行規制などの交通規
制を回避するために遠回りするなどの不効率が発生しな
くなる。また中央分離帯があったり交通量の多い道路で
右折しながら顧客に進入するような経路設定を行なわな
いので、これらによって運行上の効率向上が図られると
もに、ドライバーの安全向上にもつながる。
【0041】なお、上記のような到達拠点(顧客)近傍
の交通規制に関しては、各顧客が迅速かつ容易に知るこ
とが出来るので、各顧客から情報の提供を受けることに
より、最新かつ詳細な交通規制情報を容易に入手するこ
とが出来る。
【0042】次に、図10は本発明の他の実施の形態を
説明するための図であり、進入禁止領域設定の際に、1
つの顧客に対して複数の重み付けを持つ進入禁止領域を
設定可能とする例を示す。図10においては、顧客デー
タの構成要素のうち進入禁止領域距離Laを複数個(L
a1とLa2)設定することにより、進入禁止領域を複
数(進入禁止領域1と進入禁止領域2)に分割して持つ
ようにしている。そして前記図4のステップS14にお
ける進入禁止領域毎の重み付け指数も別個に持つように
している。一般的には制約のある拠点から距離が近い領
域は大きい重み付けを行い、距離が遠くなるに従って重
み付けを小さく(ただし1より大)する。
【0043】進入禁止領域に指定された領域は、計算上
到着拠点に進入制約方向からの進入が予測される地域で
あり、前記図6の設定方法では基本的に領域内拠点との
組み合わせは選択不可能となる。しかし、実際には、制
約のある拠点からの距離が遠くなれば、複数の経路の選
択可能性が高まり、進入制約方向以外からの進入も可能
となる場合がある。また、配送順序の決定を行なう際
に、対象拠点の配置によっては進入禁止領域内の拠点を
全て排除すると、現実的な配送順序が組めなくなる場合
がある。そのため、図10に示すように、距離データに
複数段階の重み付けを行い、遠い拠点の重み付けを小さ
くしておけば、進入制約方向からの進入確定度が低い拠
点から組み合わせ対象となるので、現実的な配送順序が
得られ易くなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明における配送順序決定装置の一実施の形
態の構成を示すブロック図。
【図2】本発明の配送順序決定装置の使用状況を示す概
略図。
【図3】図1の装置における全体の処理の流れを示すフ
ローチャート。
【図4】距離データベースの演算処理(図3のステップ
S2の内容)を示すフローチャート。
【図5】トラック台数の決定処理(図3のステップS5
の内容)と配送順序計算処理(図3のステップS6の内
容)を示すフローチャート。
【図6】進入方向指定の有る到着拠点に対する進入禁止
領域の条件設定を説明するための図。
【図7】顧客データベースの一例を示す図。
【図8】距離データベースの一例を示す図。
【図9】進入方向制約がある場合の配送順序決定方法を
説明するための図。
【図10】進入禁止領域設定の際に、1つの顧客に対し
て複数の重み付けを持つ進入禁止領域を設定する例を説
明するための図。
【符号の説明】
1…顧客データ入力手段 2…顧客データ
ベースメモリ 3…距離データベース演算手段 4…距離データ
ベースメモリ 5…配送順序演算手段 6…固定局 7…配送順序決定装置 8…車両 9…車載ナビゲーション装置
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2F029 AA02 AB12 AB13 AC02 AC09 AC13 5B049 BB31 EE31 FF01 GG03 5B075 QP05 UU14 5H180 AA15 CC12 EE02 FF12 FF13 FF21

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】配送または集荷の対象とする拠点を、複数
    個所巡回する配送順序を演算する装置であって、 進入方向に制限がある拠点について該進入方向の制限を
    記憶した顧客データベースを備え、該顧客データベース
    に基づいて前記進入方向に制限がある拠点に対して制限
    された方向から進入する拠点を検索し、当該拠点間の距
    離データにおける前記制限された方向の値に重み付けを
    行なうことにより、配送順序の演算の際に制限された方
    向からの進入を回避するアルゴリズムを付加したことを
    特徴とする配送順序決定装置。
  2. 【請求項2】配送または集荷の対象とする拠点毎に、少
    なくとも顧客名、所在位置、当該拠点が面した接道の進
    入方向制約を入力する入力手段と、 前記入力手段で入力した内容を記憶した顧客データベー
    スと、 前記顧客データベースの内容に基づき、配送または集荷
    の対象となる全ての拠点間の距離データを演算し、か
    つ、前記進入方向に制限がある拠点に対して制限された
    方向から進入する拠点を検索し、当該拠点間の距離デー
    タにおける前記制限された方向の値に大きな重み付けを
    行なうことにより、距離データベースを作成する距離デ
    ータベース演算手段と、 前記距離データベースに基づき、距離コストを最小とす
    る配送順序を演算する配送順序演算手段と、 を備えたことを特徴とする請求項1に記載の配送順序決
    定装置。
  3. 【請求項3】前記距離データベース演算手段は、前記入
    力手段から指定入力された複数の配送拠点に対する進入
    方向制約を前記顧客データベースから検索し、進入方向
    制約の有る拠点に対して、当該進入方向制約として入力
    された進入禁止領域の範囲を示す距離Laと接道に対す
    る角度θaとに基づいて扇型の進入禁止領域を設定し、
    配送または集荷の対象となる全ての拠点間の距離データ
    を演算し、かつ、前記進入方向制約の有る拠点に対して
    前記進入禁止領域内に入る拠点を検索し、当該拠点間の
    距離データにおける前記制限された方向の値に重み付け
    を行なうことにより、距離データベースを作成するもの
    である、ことを特徴とする請求項2に記載の配送順序決
    定装置。
  4. 【請求項4】前記距離データベース演算手段は、1つの
    拠点について進入禁止領域の範囲を示す距離Laを複数
    個備え、それぞれの距離Laに相当する複数の進入禁止
    領域を有し、距離データに対して各領域毎に異なった重
    み付けを行なうことによって距離データベースを生成す
    ることを特徴とする請求項2または請求項3に記載の配
    送順序決定装置。
  5. 【請求項5】配送または集荷の対象とする拠点毎に、少
    なくとも所在位置、当該拠点が面した接道の進入方向制
    約、顧客名を記憶した顧客データベースの内容に基づ
    き、指定された複数の配送拠点に対する進入方向制約を
    検索し、進入方向制約の有る拠点に対して、当該進入方
    向制約として入力された進入禁止領域の範囲を示す距離
    Laと接道に対する角度θaとに基づいて扇型の進入禁
    止領域を設定し、配送または集荷の対象となる全ての拠
    点間の距離データを演算し、かつ、前記進入方向制約の
    有る拠点に対して前記進入禁止領域内に入る拠点を検索
    し、当該拠点間の距離データにおける前記制限された方
    向の値に大きな重み付けを行なうことにより、距離デー
    タベースを作成することを特徴とする距離データベース
    作成方法。
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