JP2000331130A - Idタグ用リーダライタ - Google Patents

Idタグ用リーダライタ

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JP2000331130A
JP2000331130A JP11141622A JP14162299A JP2000331130A JP 2000331130 A JP2000331130 A JP 2000331130A JP 11141622 A JP11141622 A JP 11141622A JP 14162299 A JP14162299 A JP 14162299A JP 2000331130 A JP2000331130 A JP 2000331130A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 皿に付されたIDタグに対し、データの読書
きを行う読書き手段を備えたIDタグ用リーダライタに
おいて、積み重ねられた皿の数を推定する。 【解決手段】 積み重ねられた状態にある皿にIDタグ
用リーダライタを近付けると、送信アンテナとIDタグ
の受信アンテナとは電磁結合して両者間に相互誘導作用
が発生し、IDタグ用リーダライタの送信アンテナのイ
ンダクタンスが変化する。このときの送信アンテナのイ
ンダクタンスの変化は、電磁結合する相手側であるID
タグの受信アンテナの数(皿の積み重ね枚数)に応じて
変化する。そこで、送信アンテナがIDタグの受信アン
テナと通信する際、その送信アンテナのインダクタンス
を検出し、この検出されたインダクタンスを用いて積み
重ねられた対象物の個数を推定することにより、皿の全
てのIDタグと通信したか否かを認識できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は対象物に設けられた
IDタグと電波により通信してデータの授受を行う手持
式IDタグ用リーダライタに関する。
【0002】
【発明が解決しようとする課題】例えば、移動体の識別
システムとして、高周波の電波を利用したリモートID
システムがある。これは、コントローラとIDタグとの
間で電波による通信を行い、離れた位置にあるIDタグ
のデータを読み取ったり、IDタグにデータを書き込ん
だりするものである。
【0003】このようなリモートIDシステムは、配送
システム、在庫管理システム、販売システムなど種々の
システムに応用することが考えられている。その一例と
して、例えば回転すし店の集計システムがある。このシ
ステムの概要は、すしを載せる皿に埋め込んたIDタグ
に、すしの種類、作った時刻、売値などのデータを記録
して置き、客が食事を終えたとき、食べたすしの皿を一
か所に集めてそれら皿のIDタグと通信し、そして、I
Dタグからデータを得て客の支払うべき金額を算出する
というものである。
【0004】このような集計システムに応用したような
場合、IDタグと通信するリーダライタが固定式のもの
である場合には、その固定式リーダライタの通信エリア
内に皿を置いて集計すれば良い。ところが、固定式リー
ダライタでは、皿をそこまで運んでこなければならない
ため、不便である。そこで、客が座っているテーブル上
で簡易に集計できるようにするために、手持式のリーダ
ライタが考えられている。
【0005】手持式リーダライタでは、通常、リーダラ
イタ本体をテーブル上に積み重ねられた皿の上方に保持
して送受信の操作を行う。ところが、操作者は、通常、
皿の枚数を認識していないため、全ての皿のIDタグと
通信したか否かの確認が困難である。積み重ねられた皿
の枚数が4〜5枚ならば、操作者は枚数を認識できるの
で、表示部に通信を行ったIDタグの数を表示するよう
にすれば、全ての皿のIDタグと通信したか否かを直ち
に認識できる。しかし、この方法では、皿が多くなった
場合、一見しただけでは枚数を認識できないため、通信
したIDタグ数の表示を見ても、全部の皿のIDタグと
通信したか否か分からない。
【0006】本発明は上記の事情に鑑みてなされたもの
で、その目的は、積み重ねられた対象物の数を推定する
ことができるIDタグ用リーダライタを提供するにあ
る。
【0007】
【課題を解決するための手段】対象物にIDタグ用リー
ダライタを近付けると、IDタグ用リーダライタの送信
アンテナとIDタグの受信アンテナとは電磁結合して両
者間に相互誘導作用が生じ、IDタグ用リーダライタの
送信アンテナのインダクタンスが変化する。このときの
送信アンテナのインダクタンスの変化は、電磁結合する
相手側であるIDタグ(アンテナ用コイル)の数に応じ
て変化する。
【0008】そこで、請求項1記載の発明では、IDタ
グと通信する際、送信アンテナのインダクタンスを求
め、このインダクタンスを用いて対象物の積み重ね数を
推定する。このため、積み重ね状態にある全ての対象物
のIDタグと通信したか否かを認識できる。
【0009】また、送信アンテナとIDタグの受信アン
テナとが電磁結合して両者間に相互誘導作用が発生する
とき、送信アンテナのインピーダンスも変化する。請求
項2記載の発明では、送信アンテナのインピーダンスを
求め、送信アンテナのインダクタンスとインピーダンス
との双方を用いて対象物の積み重ね数を推定するので、
より正確に対象物の数を推定できる。
【0010】請求項3記載の発明では、送信アンテナを
構成するコイルの両端の信号波形の位相差を検出するこ
とにより送信周波数と送信アンテナの共振周波数とのず
れを求め、そして、この周波数ずれが許容値となるよう
に補正用コンデンサの接続パターンを変更することによ
り送信アンテナの共振周波数を変更するので、送信アン
テナに最大の共振電流が流れた共振同調状態でIDタグ
に対する読書きを行うことができ、通信可能な領域が狭
くなってしまうことを防止できる。また、送信アンテナ
のインダクタンスは、補正用コンデンサの静電容量によ
って容易に求めことができる。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施例を図面に
基づいて説明する。なお、この実施の形態は、回転すし
店の集計システムに適用したものである。ここで、回転
すし店とは、次のようなシステムの店である。
【0012】店内にはループ状のコンベアが設けられ、
そのコンベアに沿ってテーブルおよび客席が設けられて
いる。すしは皿に載せられ、コンベアによって客席へと
運ばれる。客は、コンベアによって運ばれてくる皿のう
ちから、好みのすしが載せられている皿を取り、食べ終
えた後の皿は順にテーブル上に積み重ねて行く。店側で
は、すしをその売値に応じた色或いは模様の皿に載せる
ので、客は、積み重ねた皿の種類と枚数とから店に支払
うべきおおよその金額を知ることができるようになって
いる。食事を終えた後は、店員によって皿の枚数が色或
いは模様別に数えられ、店に支払うべき金額が決定され
る。
【0013】さて、図7に示すように、すしを載せる皿
1は、例えばABS樹脂などのプラスチック製のもの
で、その内部には、IDタグ2が埋め込まれている。こ
のIDタグ2は、図6に示すように、電波信号を送受信
するためのアンテナ用コイル3と、共振コンデンサ4
と、制御用IC5と、平滑部6とから構成され、共振コ
ンデンサ4、制御用IC5および平滑部6はプリント配
線基板7上に搭載されている。
【0014】上記制御用IC5は、制御部としてのMP
U(マイクロプロセッサユニット)8の他、整流部9、
変復調部10、メモリ部11などを構成する半導体素子
をワンチップ化したものである。また、平滑部6は、図
示はしないが平滑コンデンサ、ツェナーダイオードなど
を有している。
【0015】そして、上記アンテナ用コイル3は、共振
コンデンサ4と並列に接続されて共振回路を構成し、外
部機器であるリーダライタから所定の高周波数の電力用
電波信号が送信されてくると、これを受信して整流部9
に供給する。整流部9は、平滑部6と共に動作用電源回
路を構成するもので、共振回路から送信されてきた電力
用電波信号を整流し、平滑部6により平滑化し且つ一定
電圧の直流電力(動作用電力)にしてMPU8などに供
給する。
【0016】リーダライタから送信されてくるデータな
どの信号は、電力用電波信号に重畳して送信されるよう
になっており、その信号は、変復調部10により復調さ
れてMPU8に与えられる。MPU8は、メモリ部11
が有するROMに記憶された動作プログラムに従って動
作するもので、変復調部10から入力される信号に応じ
た処理を実行し、受信したデータをメモリ部11が有す
るEEPROMなどの消去可能な不揮発性メモリに書き
込んだり、メモリ部11からデータを読み出して変復調
部10により変調し、アンテナ用コイル3から電波信号
として送信したりする。
【0017】この皿1のIDタグ2と通信するIDタグ
用リーダライタとしては、図8に示す手持式リーダライ
タ12がある。この手持式リーダライタ12は、握り部
を兼用する操作部13aの先端に頭部13bを設けてな
り、動作用電源として電池14(図5参照)を内蔵して
いる。そして、頭部13bの前面側には液晶からなる表
示部15(図5参照)が設けられている。操作部13に
は、例えば複数のキースイッチ16が設けられ、これら
キースイッチ16により動作内容を指示したり、集計に
必要な基礎的データ、例えば皿1の種類別単価などを入
力したりするようになっている。この操作部13には、
上記のキースイッチ16群に加えて、集計処理を指示す
るための集計用キースイッチ17が設けられている。
【0018】手持式リーダライタ12は、その電気的構
成を示す図5のように、主制御部18およびリモート制
御部19(読書き手段、共振周波数変更手段に相当)を
備えている。そして、主制御部18には、前記キースイ
ッチ16群および集計用キースイッチ17がスイッチ回
路20を介して接続されていると共に、前記表示部15
および上位装置(例えばパソコン)との間でデータの授
受を行う通信部21などが接続されている。スイッチ回
路20は、操作されたキースイッチに応じた信号を主制
御部18に送信するものである。また、リモート制御部
19はIDタグ2との間のデータ通信を担当するもの
で、IDタグ2との間で電波信号を送受信するアンテナ
部22、およびブザーなどの発音部23が接続されてい
る。
【0019】図3は手持式リーダライタ12の主制御部
18の構成を概略的に示している。この図3に示すよう
に、主制御部18は、MPU24、動作プログラムを記
憶したROM25、データを一時的に記憶するRAM2
6、リモート制御部19との通信を実行する通信部27
などから構成されている。MPU24は、データを処理
したり、周辺機器を制御したりするもので、リモート制
御部19或いはスイッチ回路20から送られてくる信号
に応じた処理を実行すると共に、その実行中の処理内容
或いは処理結果などを表示器14に表示するように構成
されている。
【0020】また、図4はリモート制御部19の構成を
概略的に示している。この図4に示すように、リモート
制御部19は、MPU28、動作プログラムおよび後述
するデータベースを記憶したROM29、データを一時
的に記憶するRAM30、主制御部18との通信を実行
する通信部31、アンテナ部22の送信アンテナ32に
接続された送信部33、受信アンテナ34に接続された
受信部35などから構成されている。MPU28は、I
Dタグ2との通信を制御すると共に、発音部23の制御
を行うもので、IDタグ2との通信を行う際には、ま
ず、基準信号を送信部33で変調して電力用電波信号と
して送信アンテナ32から送信し、その後、送信すべき
データを電力用電波信号に重畳するように送信部33で
変調して送信アンテナ32から送信する。
【0021】IDタグ2から発信された電波信号につい
ては、これを受信用アンテナ34により受信し、受信部
35で復調してデータとして弁別する。そして、リモー
ト制御部19のMPU28は、受信部35で復調された
データをRAM30に一時的に記憶し、その後、そのデ
ータを通信部31を介して主制御部18側に送信するよ
うになっている。ここで、上記の送信アンテナ32およ
び受信アンテナ34は、共にコイルにより構成され、頭
部13b内の前面側に配設されている。
【0022】さて、リモート制御部19の送信部33に
は送信アンテナ32の共振周波数を送信信号の周波数に
自動的に同調させる自動同調機能が備えられており、以
下にこの送信部33の自動同調機能について説明する。
【0023】まず、自動同調の原理について説明する。
図9に示すようなコイルLとコンデンサCと抵抗R(コ
イルLの抵抗)からなる直列共振回路においてはコイル
L(送信アンテナ32に相当)の両端の電圧差が送信出
力となるので、送信周波数と共振周波数とが一致した共
振同調時のときは、直列共振回路には最大電流が流れて
送信出力は最大となる。このときのコイルLの両端の信
号波形は送信信号の波形と90°位相がずれている(図
9の実線参照)。これに対して、送信信号と共振信号と
の周波数がずれた共振非同調時のときは、図9中に破線
で示すようにコイルLの両端の電圧差は共振同調時に比
較して低下しており、このときのコイルLの両端の信号
波形の位相ずれは90°から外れている。このため、コ
イルLからの送信出力は共振同調時に比較して低下して
しまう。
【0024】図10はコイルLの両端電圧の位相差と送
信出力との関係を示す。この図10において、位相差が
90°のときに送信出力が最大となると共に位相差が9
0°からずれる程送信出力が低下していることが分る。
また、コイルLの両端の位相ずれと送信出力(共振電
流)との間に相関関係があることが分る。従って、コン
デンサCの容量を変えて位相ずれを許容範囲内に調節す
ることにより、送信アンテナ32の共振周波数を送信周
波数に調整するという自動同調を実現することができ、
共振電流(送信出力)が十分となるように調整すること
が可能となる。
【0025】図2は送信部33の構成を概略的に示して
いる。この図2において、送信部33の送信回路36は
直列共振回路37と第1のレベル変換回路38とに接続
されており、所定周波数の基準信号(送信信号)を直列
共振回路37と第1のレベル変換回路38とに出力す
る。この直列共振回路37は送信アンテナ32と共振用
コンデンサ回路39とを直列接続して構成されている。
【0026】共振用コンデンサ回路39は基準用コンデ
ンサ40と補正用回路41とを並列接続して構成されて
おり、共振用コンデンサ回路39全体の静電容量は基準
用コンデンサ40の静電容量と補正用回路41の静電容
量とを加算した値となっている。この補正用回路41は
第1〜第nの単位回路42を複数並列接続してなるもの
で、1つの単位回路42は、コンデンサ42a(補正用
コンデンサに相当)とコンデンサ42b(補正用コンデ
ンサに相当)とを直列接続すると共に、当該コンデンサ
42bと並列にスイッチ42cを接続して構成されてい
る。従って、各単位回路42のスイッチ42cのオンオ
フ状態に応じて補正用回路41全体の静電容量、ひいて
は共振用コンデンサ回路39の静電容量が決定されるよ
うになっている。
【0027】ここで、各単位回路42においてコンデン
サ42aおよびコンデンサ42bの静電容量を同一の静
電容量である例えば2Cに設定すると、スイッチ42c
のオフ状態では単位回路42の静電容量はCとなり、ス
イッチ42cのオン状態では単位回路42の静電容量は
2Cとなるので、スイッチ42のオンにより単位回路4
2の静電容量をCから2CにCだけ高めることができ
る。
【0028】さて、上記補正用回路41を第1〜第6の
単位回路42から構成した場合には、第1〜第6の単位
回路42における各コンデンサ42a,42bの静電容
量は64C、32C、16C、8C、4C、2Cという
関係にそれぞれ設定されている。従って、第1〜第6の
単位回路42のスイッチ42cがそれぞれ独立してオン
した状態では補正用回路41全体の静電容量は32C、
16C、8C、4C、2c、1Cずつ増加することにな
る。このことは、各単位回路42のスイッチ42cのオ
ンオフ状態の組合せパターンに応じて補正用回路41全
体の静電容量を0〜63Cの範囲で1C単位で調整する
ことができることを意味している。
【0029】この場合、補正用回路41は、第1の単位
回路42のスイッチ42cをオンした状態で直列共振回
路37が共振同調状態となるように設計されている。こ
れは、補正用回路41の周波数調整可能範囲の中心に直
列共振回路37の共振周波数を設計値として設定するこ
とにより補正用回路41の静電容量を増加或いは減少さ
せる際に周波数の増減補正を有効に発揮させるためであ
る。
【0030】なお、上記構成の共振用コンデンサ回路3
9には分圧回路43が並列接続されている。この分圧回
路43はコンデンサ43aとコンデンサ43bとを直列
接続してなり、そのコンデンサ43aとコンデンサ42
bとの共通接続点の電圧レベルを第2のレベル変換回路
44に出力するもので、共振用コンデンサ回路39の静
電容量に影響を与えないように小さな静電容量のものが
用いられている。
【0031】第1,第2のレベル変換回路38,44は
入力信号を二値化信号に変換するもので、その二値化信
号を排他的論理和回路45に出力する。排他的論理和回
路45は、第1,第2のレベル変換回路38,44から
入力する二値化信号の排他的論理和を位相差電圧変換回
路46に出力する。この排他的論理和回路45は送信回
路36からの基準信号と直列共振回路37の共振信号と
の位相差を示す位相差信号を出力するもので、両方の信
号の位相が一致しないときは位相差の大きさおよび位相
差方向を示すパルス状の位相差信号を出力する。
【0032】位相差電圧変換回路46は、排他的論理和
回路45から出力される位相差信号を位相差および位相
差方向を示す電圧に変換して送信同調ずれ判定回路47
(送信同調ずれ取得手段に相当)に出力する。この送信
同調ずれ判定回路47は、位相差電圧変換回路46から
出力される電圧に基づいて位相差および位相差方向をC
(コンデンサ)オンオフコントロール回路48(カウン
ト手段に相当)とMPU28に出力する。そして、Cオ
ンオフコントロール回路48は、補正用回路41の単位
回路42のスイッチ42cのオンオフを制御することに
より送信アンテナ32の両端の信号位相差が90°とな
るように直列共振回路37の静電容量を調整する。ま
た、MPU28は、送信同調ずれ判定回路47からの信
号により、周波数同調がなされたか否かを判定する(同
調判定手段)。
【0033】ここで、送信アンテナ32を構成するコイ
ルは、周辺環境得には該送信アンテナ32と電磁結合す
るIDタグ2との関係でインダクタンスが変化し、これ
に伴い送信アンテナ32のインピーダンスが変化する。
そして、発明者はこのインダクタンスとインピーダンス
とが積み重ねられた皿1の枚数と一定の関係が存在する
ことを究明した。
【0034】すなわち、図11および図12は皿1の積
み重ね枚数と、インダクタンス、インピーダンスとの関
係を実験した結果を示す。この図11および図12によ
れば、皿1の積み重ね枚数とインダクタンスのと間に
は、一定の関係があることが分かる。ただし、例えば、
皿1の枚数が2枚の場合と7枚の場合とでは、1回目の
試験で278μHと277μH、2回目の試験で273
μHと273μHとなっていてほとんど差がない。
【0035】しかし、皿1の積み重ね枚数とインピーダ
ンスとの関係では、皿1の枚数が2枚の場合と7枚の場
合とでは、1回目の試験で12.5Ωと28.4Ω、2
回目の試験でも11.7Ωと30.4Ωとなって有意な
差が存在する。このことから、インダクタンスおよびイ
ンピーダンスが分かれば、そのときの皿1の積み重ね枚
数を推定することができる。
【0036】そこで、MPU28は、周波数同調が完了
したとき、Cオンオフコントロール回路48から共振用
コンデンサ回路39の各スイッチ42cに対するオンオ
フ情報を得、そのオンオフ情報から共振用コンデンサ回
路39の静電容量を求めるようにしている。また、MP
U28は、送信アンテナ32に設けられた電流センサ4
9から送信アンテナ32に流れる電流情報を得るように
なっており、上記静電容量情報に基づき送信アンテナ3
2のインダクタンスを求めると共に、電流センサ49か
らの電流情報に基づき送信アンテナ32のインピーダン
スを求めるようになっている。
【0037】一方、ROM29には、皿1の積み重ね枚
数とインピーダンスおよびインピーダンスの関係がテー
ブル化して記憶されている。そして、MPU28は、計
算により求めたインダクタンスおよびインピーダンス
と、そのROM29に記憶されたデータテーブルとから
皿1の積み重ね枚数を求める。
【0038】次に上記構成の作用を図1に示すフローチ
ャートをも参照しながら説明する。主制御部18のMP
U24は、図1の集計用ルーチンに入ると、集計用キー
スイッチ17がオンされたか否かを監視する状態となる
(ステップS1)。今、食事を済ませた客の支払金額を
集計するために、図8に示すように手持式リーダライタ
12を客のテーブル上に積み重ねられている皿1の上に
持って行き、送信アンテナ32および受信アンテナ34
が配設されている頭部13bの前面部を一番上の皿1の
内底面に接触させるような状態に保持し、集計用キース
イッチ17を操作したとする。
【0039】すると、その集計用キースイッチ17に応
じた信号がスイッチ回路20から主制御部18に入力さ
れるので、そのMPU24がスイッチ回路20から入力
された信号を解読する。この場合、スイッチ回路20か
らの入力信号は集計指令信号であり(ステップS1で
「YES」)、これは客の食べ終えた全ての皿1のID
タグ2と通信することを指令しているので、主制御部1
8のMPU24は、リモート制御部19に集計指令を出
力する。これにより、リモート制御部19のMPU28
は、IDタグ2と通信するために、まず送信アンテナ3
2に枚数測定のために所定周波数の基準信号を印加する
(ステップS2)。
【0040】つまり、MPU28は、Cオンオフコント
ロール回路48を制御して補正用回路41の第1の単位
回路42のスイッチ42cのみがオンされた状態にセッ
トし、補正用回路41の静電容量が静電容量補正可能範
囲の中間に調整されるようにする。そして、この状態で
送信回路36から所定周波数の基準信号が出力される。
この結果、直列共振回路37が基準信号により共振状態
となる。
【0041】ところで、直列共振回路37は送信回路3
6からの基準信号の出力に応じて最大電流で共振状態
(共振同調状態)となるように設計されているものの、
手持式リーダライタ12の送信アンテナ32は皿1(I
Dタグ2)の積み重ね枚数などによりインダクタンスが
変化する。この送信アンテナ32の共振周波数はインダ
クタンスと共振用コンデンサ41とにより定まるため、
インダクタンスの変化により送信アンテナ32の共振周
波数および共振電流が変化する。
【0042】すると、リモート制御部19のMPU28
は、送信部33の送信同調ずれ判定回路47による判定
結果に基づいて送信アンテナ32の両端の信号位相差を
検出することにより、その位相差が基準範囲内か否かを
判定する(ステップS3;同調判定手段)。このとき、
基準信号と共振信号とが許容範囲を上回る位相差を生じ
ている場合は、共振同調状態ではないと判断し(ステッ
プS3で「NO」)、Cオンオフコントロール回路48
に切換指令を与える。これにより、補正用回路41のス
イッチのオンオフパターンが短時間で切換えられ、送信
アンテナ32の共振周波数が基準信号の周波数に近付け
られてゆく(ステップS4)。そして、送信アンテナ3
2の両端の位相差が所定の範囲内となったときは、共振
同調状態になったと判断し(ステップS3で「YE
S」)、ステップS5に移行する。
【0043】このステップS5で、MPU28は、現在
のCオンオフコントロール回路48による補正用回路4
1の各スイッチ42cのオンオフ状態から現在の共振用
コンデンサ回路39の静電容量の大きさを計算し、次い
でこの共振用コンデンサ回路39の静電容量から送信ア
ンテナ32のインダクタンスを計算する(ステップS
6;インダクタンス取得手段)。次いで、MPU28
は、電流センサ49から現在送信アンテナ32に流れて
いる共振電流を検出し(ステップS7)、この共振電流
から送信アンテナ32のインピーダンスを計算する(ス
テップS8;インピーダンス取得手段)。
【0044】そして、MPU28は、現在の送信アンテ
ナ32のインダクタンスとインピーダンスとからRAM
30に記憶されているデータテーブルを参照して積み重
ねられている皿1の枚数を検索し、その枚数を推定枚数
としてRAM30に記憶する(ステップS9)。
【0045】皿1の積み重ね枚数を推定した後、MPU
28は、皿1のIDタグ2と通信する(ステップS1
0)。このIDタグ2との通信は、基準信号を送信部3
3で変調して電力用電波信号として送信アンテナ32か
ら送信すると共に、送信すべきデータを電力用信号に重
畳するように送信部33で変調して送信アンテナ32か
ら送信する。
【0046】すると、皿1のIDタグ2側では、送信さ
れた電波信号をアンテナ用コイル33により受け、その
電波信号を整流部9および平滑部6で整流平滑して一定
電力の直流電力に変換し、MPU8などの動作用電源と
して供給する。動作用電力の供給により、各皿1のID
タグ2のMPU8は動作を開始し、送信されてきた信号
の内容に応じた処理、この場合には、メモリ部1から皿
2のID番号、皿2の種類などのデータを読み出し、こ
れを変復調部10で変調してアンテナ用コイル3から送
信するという動作を行う。各皿1のIDタグ2から送信
された電波信号は、手持式リーダライタ本体12の受信
アンテナ34により受信され、その受信信号は受信部3
5で復調され、復調されたデータはRAM30に記憶さ
れる。
【0047】このようにして、積み重ねられている皿1
のIDタグ2と通信を行い、全ての皿1のIDタグ2と
の通信を完了したと判断すると、MPU28は、ステッ
プS11に移行し、通信を行ったIDタグ2の数とRA
M30に記憶されている枚数データとが一致しているか
否かを判断する(一致判定手段)。
【0048】ここで、全ての皿1のIDタグ2との通信
を完了したことの判断は次のようにして行う。すなわ
ち、MPU28は、一つのIDタグ2と通信を行うと、
そのIDタグ2のID番号をRAMに記憶させる。この
とき、そのID番号が既に記憶されている場合には、R
AMへの格納を行わない。通信したIDタグ2が増える
と、RAMに記憶されるID番号も増加するが、積み重
ねられている全ての皿1のIDタグ2と通信すると、以
後の通信では、RAM30に記憶されているID番号以
外の番号はなくなる。この状態が所定時間続いたとき、
MPU28は、全ての皿1のIDタグ2との通信を完了
したと判断するものである。
【0049】さて、通信を行ったIDタグ2の数とRA
M30に記憶されている枚数データとが一致していた場
合には、MPU28は、ステップS11で「YES」と
判断してステップS12に移行し、発音部23に全数通
信完了の発音動作(例えば、ピッ音)を行わせると共
に、主制御部18に通信正常終了を報知して全数通信完
了した旨を表示部15に表示させる。続いて、主制御部
18のMPU24は、リモート制御部19のMPU28
を介してRAM30に記憶されている各皿1の種類(値
段)およびその数などを読出し、客が支払うべき金額を
演算してRAM26に記憶し、エンドとなる。
【0050】さて、上記のようにして全ての皿1のID
タグ2との通信を完了したと判断されたとき、通信を完
了したIDタグ数がRAM30に記憶されている枚数デ
ータと一致しないとき、MPU28は、ステップS11
で「NO」と判断し、発音部23に推定枚数と通信枚数
とが一致しない旨の発音動作(例えば、ピッ、ピッ、ピ
ッ音)を行わせると共に、主制御部18にもその旨を報
知して表示部15に表示させる。この発音および表示に
より、使用者は異常に気付き、皿1の積み重ね枚数が多
過ぎる場合には、2つに分けたり、或いは、銀紙のよう
に電波を遮断するような異物が皿1に残されているよう
な場合には、それを除去する。そして、再び、上述のよ
うな動作を行わせる。
【0051】このように構成した本実施例によれば、皿
1の積み重ね高さに基づいて積み重ねられている皿1の
枚数を推定することができるので、全ての皿1と通信を
完了したか否かを確認することができる。しかも、送信
アンテナ32のインダクタンスとインピーダンスとから
皿1の枚数の推定するので、リーダライタ12が本来備
えている送信部33を利用して枚数推定を行うことがで
きる。このため、皿1の枚数を推定するために、例えば
皿1の積み上げ高さを超音波測距装置により測定し、そ
の積み上げ高さから枚数を推定する構成のものとは異な
り、枚数推定のための専用の装置を必要としない。
【0052】また、本実施例では、自動同調機能により
基準信号の周波数と直列共振回路37の共振信号の周波
数との位相差を求め、その位相差に基づいて共振電流が
最大となるように補正用回路41の静電容量を調整する
ようにしたので、直列共振回路37の共振周波数が設計
値からずれてしまった場合でも、基準信号の送信出力を
高めることなく、送信アンテナ32の送信可能な領域が
狭くなることを防止でき、重ねられた皿1のIDタグ2
からデータを確実に読み取ることができる。そして、共
振用コンデンサ回路39の静電容量から送信アンテナ3
2のインダクタンスを求めるので、自動同調のための構
成要素を用いて送信アンテナ32のインダクタンスを容
易に求めることができる。
【0053】なお、本発明は上記し且つ図面に示す実施
例に限定されるものではなく、例えば対象物はすし用の
皿1に限られないなど、その要旨を逸脱しない範囲で種
々変更して実施することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例における集計動作の制御内容
を示すフローチャート
【図2】送信部の概略的な電気的構成を示す回路図
【図3】手持式リーダライタの主制御部の電気的構成を
示すブロック図
【図4】同リモート制御部の電気的構成を示すブロック
【図5】手持式リーダライタの全体的な電気的構成を示
すブロック図
【図6】IDタグの電気的構成を示すブロック図
【図7】IDタグを内蔵した皿の斜視図
【図8】手持式リーダライタによる読書き状態を示す図
【図9】共振回路の共振状態を説明するための回路図お
よび信号波形図
【図10】コイルの両端の信号位相差と送信出力との関
係を示す図
【図11】皿の積み重ね枚数と送信アンテナのインダク
タンス、インピーダンスとの関係を示す図
【図12】同グラフ
【符号の説明】
1は皿(対象物)、2はIDタグ、18は主制御部、1
9はリモート制御部(読書き手段、共振周波数変更手
段、インダクタンス取得手段、インピーダンス取得手
段)、37は直列共振回路、32は送信部、33は送信
アンテナ、39は共振コンデンサ回路、47は送信同調
ずれ判定回路(送信同調ずれ取得手段)、48はコンデ
ンサオンオフコントロール回路である。

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 対象物に付されたIDタグに対してデー
    タの読書きを行う読書き手段を備えたIDタグ用リーダ
    ライタにおいて、 積み重ねられた前記対象物の前記IDタグと通信する
    際、コイルからなる送信アンテナのインダクタンスを求
    めるインダクタンス取得手段と、 このインダクタンス取得手段により求められたインダク
    タンスに基づいて前記対象物の積み重ね数を推定する推
    定手段とを具備してなるIDタグ用リーダライタ。
  2. 【請求項2】 前記送信アンテナのインピーダンスを求
    めるインピーダンス検出手段を設け、 前記推定手段は、前記インダクタンス取得手段により求
    められたインダクタンスと前記インピーダンス取得手段
    により求められたインピーダンスを用いて前記対象物の
    積み重ね数を推定することを特徴とする請求項1記載の
    IDタグ用リーダライタ。
  3. 【請求項3】 接続パターンに応じて異なる静電容量を
    呈するように設けられた複数個の補正用コンデンサから
    構成され、前記送信アンテナと直列共振回路を構成する
    共振用コンデンサと、 前記送信アンテナを構成するコイルの両端の信号波形の
    位相差に基づいて送信周波数と前記送信アンテナの共振
    周波数とのずれを求める送信同調ずれ取得手段と、 この共振同調ずれ取得手段により求められる周波数ずれ
    が許容範囲内となるように前記補正用コンデンサの接続
    パターンを変更することにより前記送信アンテナの共振
    周波数を変更する共振周波数変更手段とを設け、 前記インダクタンス取得手段は、前記補正用コンデンサ
    の静電容量に基づいて前記送信アンテナのインダクタン
    スを求めることを特徴とする請求項1または2記載のI
    Dタグ用リーダライタ。
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