JP2000329396A - 外装材によりラッキングした保温，保冷形ダクト - Google Patents
外装材によりラッキングした保温，保冷形ダクトInfo
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- JP2000329396A JP2000329396A JP11138953A JP13895399A JP2000329396A JP 2000329396 A JP2000329396 A JP 2000329396A JP 11138953 A JP11138953 A JP 11138953A JP 13895399 A JP13895399 A JP 13895399A JP 2000329396 A JP2000329396 A JP 2000329396A
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Abstract
(57)【要約】
【目的】 本発明は外装材によりラッキングした保温，
保冷形ダクトを新規に提供することを目的とするもので
ある。 【構成】 本発明は角筒形ダクト１ａ、丸筒形ダクト、
スパイラルダクトの外側にグラスウール等の保温材２ａ
またはネオプレン（登録商標），ウレタン等のシート状
断熱材を巻付け、その外側を亜鉛引鉄板，ブリキ，ステ
ンレス，エンビ鋼板等の外装材３にて包被しラッキング
したことを特徴とする外装材によりラッキングした保
温，保冷形ダクトにある。
保冷形ダクトを新規に提供することを目的とするもので
ある。 【構成】 本発明は角筒形ダクト１ａ、丸筒形ダクト、
スパイラルダクトの外側にグラスウール等の保温材２ａ
またはネオプレン（登録商標），ウレタン等のシート状
断熱材を巻付け、その外側を亜鉛引鉄板，ブリキ，ステ
ンレス，エンビ鋼板等の外装材３にて包被しラッキング
したことを特徴とする外装材によりラッキングした保
温，保冷形ダクトにある。
Description
【０００１】
【発明が属する技術分野】この発明は外装材によりラッ
キングした保温，保冷形ダクトに関するものである。
キングした保温，保冷形ダクトに関するものである。
【０００２】
【従来の技術】従来、ダクトは金属板にて所定長の角筒
形，丸筒形に形成して現場に運び、配管取付工事をして
から保温材などを巻付ける保温，保冷工事をしてきたも
のである。
形，丸筒形に形成して現場に運び、配管取付工事をして
から保温材などを巻付ける保温，保冷工事をしてきたも
のである。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、グラス
ウール等の保温材の多くは巻付けたまま表出しているの
で、見栄えが悪いばかりでなく、剥離等により粉状とな
って飛散して空気を汚損しているという課題がある。
ウール等の保温材の多くは巻付けたまま表出しているの
で、見栄えが悪いばかりでなく、剥離等により粉状とな
って飛散して空気を汚損しているという課題がある。
【０００４】また現場におけるダクトの配管取付工事後
の保温，保冷工事は天井裏など狭く暗い個所での工事に
より容易でなく、しかも危険が伴うという課題があっ
た。
の保温，保冷工事は天井裏など狭く暗い個所での工事に
より容易でなく、しかも危険が伴うという課題があっ
た。
【０００５】
【課題を解決するための手段】本発明は角筒形ダクト、
丸筒形ダクト、スパイラルダクトの外側にグラスウール
等の保温材またはネオプレン，ウレタン等のシート状断
熱材を巻付け、その外側を亜鉛引鉄板，ブリキ，ステン
レス，エンビ鋼板等の外装材にて包被しラッキングし
て、保温，保冷形ダクトに形成して、かかる課題を解決
するようにしたのである。
丸筒形ダクト、スパイラルダクトの外側にグラスウール
等の保温材またはネオプレン，ウレタン等のシート状断
熱材を巻付け、その外側を亜鉛引鉄板，ブリキ，ステン
レス，エンビ鋼板等の外装材にて包被しラッキングし
て、保温，保冷形ダクトに形成して、かかる課題を解決
するようにしたのである。
【０００６】
【発明の実施の形態】工場にて大小および長短各種にて
形成する角筒形ダクト１ａ、丸筒形ダクト１ｂ、スパイ
ラルダクト１ｃの外側にグラスウール等の保温材２ａを
所定厚にて巻付け、またはネオプレン類シートなどの所
定厚の断熱材２ｂを巻付け、その外側を亜鉛引鉄板，ブ
リキ，ステンレス，エンビ鋼板等の薄い外装材３にてラ
ッピング，ラッキング（包被）するのである。
形成する角筒形ダクト１ａ、丸筒形ダクト１ｂ、スパイ
ラルダクト１ｃの外側にグラスウール等の保温材２ａを
所定厚にて巻付け、またはネオプレン類シートなどの所
定厚の断熱材２ｂを巻付け、その外側を亜鉛引鉄板，ブ
リキ，ステンレス，エンビ鋼板等の薄い外装材３にてラ
ッピング，ラッキング（包被）するのである。
【０００７】ラッキングの方法としては図１乃至図２お
よび図５に示すように外装材３の両端の全長にダブルシ
ーム（Ｄｏｕｂｌｅ Ｓｅａｍ）３ａを設けた外装材３
と、両端の全長にシングルシーム（Ｓｉｎｇｌｅ Ｓｅ
ａｍ）３ｂを設けた外装材３のシングルシーム３ｂをダ
ブルシーム３ａの入口３ｃより嵌入し、中間のボタンパ
ンチ３ｄを掛止片３ｅに弾発掛止することにより行うの
である。なお外装材３は図示するほか、一側端にダブル
シーム３ａを設け、他側端にシングルシーム３ｂを設け
たものを形成して４枚を組合わせ、または中間を鉤折れ
させたもの２枚の組合わせおよび３個所の鉤折れを設け
た１枚ものにて形成することもある。
よび図５に示すように外装材３の両端の全長にダブルシ
ーム（Ｄｏｕｂｌｅ Ｓｅａｍ）３ａを設けた外装材３
と、両端の全長にシングルシーム（Ｓｉｎｇｌｅ Ｓｅ
ａｍ）３ｂを設けた外装材３のシングルシーム３ｂをダ
ブルシーム３ａの入口３ｃより嵌入し、中間のボタンパ
ンチ３ｄを掛止片３ｅに弾発掛止することにより行うの
である。なお外装材３は図示するほか、一側端にダブル
シーム３ａを設け、他側端にシングルシーム３ｂを設け
たものを形成して４枚を組合わせ、または中間を鉤折れ
させたもの２枚の組合わせおよび３個所の鉤折れを設け
た１枚ものにて形成することもある。
【０００８】丸筒形ダクト１ｂおよびスパイラルダクト
１ｃは図３乃至図４に示すように円形外装材３の一端の
全長にダブルシーム３ａ、他端の全長ににシングルシー
ム３ｂを設け、シングルシーム３ｂのダブルシーム３ａ
への嵌入掛止により、または半円形の外装材３，３の両
端に設けるダブルシーム３ａとシングルシーム３ｂを嵌
合掛止してラッキングするのである。
１ｃは図３乃至図４に示すように円形外装材３の一端の
全長にダブルシーム３ａ、他端の全長ににシングルシー
ム３ｂを設け、シングルシーム３ｂのダブルシーム３ａ
への嵌入掛止により、または半円形の外装材３，３の両
端に設けるダブルシーム３ａとシングルシーム３ｂを嵌
合掛止してラッキングするのである。
【０００９】なお、ラッキングは図６乃至図９に示すよ
うにダブルシーム３ａとシングルシーム３ｂを外装材３
の外側にて嵌入し掛止するものと、外装材３の内側にて
嵌入し掛止する２種があり、またシングルシームの切断
端面部は内側に折返して重ね折り部３ｆを形成したもの
と図１０に示すように切断したままのものとがある。重
ね折り部３ｆを設ける場合は切断端面部が強化されるた
め、薄く軽い金属板にて外装材３を形成することができ
る。
うにダブルシーム３ａとシングルシーム３ｂを外装材３
の外側にて嵌入し掛止するものと、外装材３の内側にて
嵌入し掛止する２種があり、またシングルシームの切断
端面部は内側に折返して重ね折り部３ｆを形成したもの
と図１０に示すように切断したままのものとがある。重
ね折り部３ｆを設ける場合は切断端面部が強化されるた
め、薄く軽い金属板にて外装材３を形成することができ
る。
【００１０】
【発明の効果】本発明は以上のようにして、角筒形ダク
ト、丸筒形ダクトおよびスパイラルダクトとも外装材に
よりラッキングして保温，保冷形ダクトを形成するよう
にしたので、保温材，断熱材の飛散による環境の悪化が
なく、且つ外観を良好にするという効果を生ずる。
ト、丸筒形ダクトおよびスパイラルダクトとも外装材に
よりラッキングして保温，保冷形ダクトを形成するよう
にしたので、保温材，断熱材の飛散による環境の悪化が
なく、且つ外観を良好にするという効果を生ずる。
【００１１】工場で角筒形ダクト、丸筒形ダクトおよび
スパイラルダクトの外側に保温材等を巻付け、外装材に
よりラッキングして保温，保冷形ダクトを形成するよう
にしたので、現場では上記ダクトを配管取付けすること
により保温，保冷形ダクトの配管取付けとなり、工期を
短縮し得るとともに、もはやダクトの配管取付け後の困
難で危険を伴う保温，保冷工事を不要にするという効果
を生ずる。
スパイラルダクトの外側に保温材等を巻付け、外装材に
よりラッキングして保温，保冷形ダクトを形成するよう
にしたので、現場では上記ダクトを配管取付けすること
により保温，保冷形ダクトの配管取付けとなり、工期を
短縮し得るとともに、もはやダクトの配管取付け後の困
難で危険を伴う保温，保冷工事を不要にするという効果
を生ずる。
【００１２】外装材によるラッキングは保温，保冷構造
のダクトの防火性を格段に向上するという効果を生ず
る。
のダクトの防火性を格段に向上するという効果を生ず
る。
【図１】角筒形ダクトの外側にグラスウール等の保温材
を巻付け外装材にてラッキングした例を示す正面図
を巻付け外装材にてラッキングした例を示す正面図
【図２】同、ネオプレーン類シートなどの断熱材を巻付
けした例の正面図
けした例の正面図
【図３】丸筒形ダクト，スパイラルダクトの外側にグラ
スウール等の保温材を巻付け外装材にてラッキングした
例を示す正面図
スウール等の保温材を巻付け外装材にてラッキングした
例を示す正面図
【図４】同、ネオプレーン類シートなどの断熱材を巻付
けした例の正面図
けした例の正面図
【図５】ダブルシームとシングルシームを嵌入掛止前の
状態にて示す拡大図
状態にて示す拡大図
【図６】角筒形ダクトにおいて外装材の外側にダブルシ
ームを形成した例を示す部分拡大図
ームを形成した例を示す部分拡大図
【図７】同、外装材の内側にダブルシームを形成した例
を示す部分拡大図
を示す部分拡大図
【図８】丸筒形ダクト，スパイラルダクトおいて外装材
の外側にダブルシームを形成した例を示す部分拡大図
の外側にダブルシームを形成した例を示す部分拡大図
【図９】同、外装材の内側にダブルシームを形成した例
を示す部分拡大図
を示す部分拡大図
【図１０】シングルシームの切断端面を切断したままに
て形成した例を示すダブルシームとの嵌合掛止状態の拡
大図
て形成した例を示すダブルシームとの嵌合掛止状態の拡
大図
１ａは角筒形ダクト １ｂは丸筒形ダクト １ｃはスパイラルダクト ２ａはグラスウール等の保温材 ２ｂはネオプレン類シート等の断熱材 ３は外装材 ３ａはダブルシーム ３ｂはシングルシーム ３ｃはダブルシームの入口 ３ｄはボタンパンチ ３ｅは掛止片 ３ｆは重ね折り部
Claims (2)
- 【請求項１】 角筒形ダクト、丸筒形ダクト、スパイラ
ルダクトの外側にグラスウール等の保温材またはネオプ
レン，ウレタン等のシート状断熱材を巻付け、その外側
を亜鉛引鉄板，ブリキ，ステンレス，エンビ鋼板等の外
装材にて包被しラッキングしたことを特徴とする外装材
によりラッキングした保温，保冷形ダクト。 - 【請求項２】 外装材はダブルシームにシングルシーム
を嵌入し掛止することによりボタンパンチスナップロッ
ク式にて端辺間を接合する請求項１記載の外装材により
ラッキングした保温，保冷形ダクト。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11138953A JP2000329396A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 外装材によりラッキングした保温，保冷形ダクト |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP11138953A JP2000329396A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 外装材によりラッキングした保温，保冷形ダクト |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000329396A true JP2000329396A (ja) | 2000-11-30 |
Family
ID=15234029
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP11138953A Pending JP2000329396A (ja) | 1999-05-19 | 1999-05-19 | 外装材によりラッキングした保温，保冷形ダクト |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000329396A (ja) |
Cited By (5)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101370621B1 (ko) * | 2012-11-07 | 2014-03-06 | 김아라 | 이중보온관 보수 시공방법 |
| JP2019045007A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 中国電力株式会社 | ホール検知付き風道、ホール検知付き風道装置、風道のホール検知方法 |
| JP2019095084A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | 株式会社新富士空調 | 角ダクト用ボタンパンチはぜ構造および角ダクト |
| CN111219566A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-06-02 | 三一重机有限公司 | 隔热结构、油缸组件和挖掘机 |
| JP2020518747A (ja) * | 2017-04-28 | 2020-06-25 | フェルナンド・レイ・ファリアスＦｅｒｎａｎｄｏ ＲＥＹ ＦＡＲＩＡＳ | 連結式建設用ブロック |
-
1999
- 1999-05-19 JP JP11138953A patent/JP2000329396A/ja active Pending
Cited By (8)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| KR101370621B1 (ko) * | 2012-11-07 | 2014-03-06 | 김아라 | 이중보온관 보수 시공방법 |
| JP2020518747A (ja) * | 2017-04-28 | 2020-06-25 | フェルナンド・レイ・ファリアスＦｅｒｎａｎｄｏ ＲＥＹ ＦＡＲＩＡＳ | 連結式建設用ブロック |
| JP7016132B2 (ja) | 2017-04-28 | 2022-02-04 | フェルナンド・レイ・ファリアス | 連結式建設用ブロック |
| JP2019045007A (ja) * | 2017-08-30 | 2019-03-22 | 中国電力株式会社 | ホール検知付き風道、ホール検知付き風道装置、風道のホール検知方法 |
| JP2019095084A (ja) * | 2017-11-17 | 2019-06-20 | 株式会社新富士空調 | 角ダクト用ボタンパンチはぜ構造および角ダクト |
| JP7246057B2 (ja) | 2017-11-17 | 2023-03-27 | 株式会社新富士空調 | 角ダクト用ボタンパンチはぜ構造および角ダクト |
| CN111219566A (zh) * | 2020-03-11 | 2020-06-02 | 三一重机有限公司 | 隔热结构、油缸组件和挖掘机 |
| CN111219566B (zh) * | 2020-03-11 | 2022-02-11 | 三一重机有限公司 | 隔热结构、油缸组件和挖掘机 |
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