JP2000327973A - 水性インク組成物及びインクジェット記録方法及び記録物及び記録装置 - Google Patents

水性インク組成物及びインクジェット記録方法及び記録物及び記録装置

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JP2000327973A
JP2000327973A JP14502499A JP14502499A JP2000327973A JP 2000327973 A JP2000327973 A JP 2000327973A JP 14502499 A JP14502499 A JP 14502499A JP 14502499 A JP14502499 A JP 14502499A JP 2000327973 A JP2000327973 A JP 2000327973A
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aqueous ink
ink
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aqueous
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Masayuki Momose
雅之 百瀬
Hiroshi Ito
弘 伊藤
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Seiko Epson Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 少なくとも、(1)分散剤なしに水に分散お
よび/または溶解が可能な表面改質カーボンブラック、
(2)グリセリン、(3)チオグリコール化合物、
(4)水を含んでなる水性インク組成物であって、前記
グリセリンの添加量が3〜30wt%の範囲であり、か
つ前記チオグリコール化合物の添加量が1〜20wt%
の範囲である。 【解決手段】 高い印字濃度と良好な耐目詰まり性が両
立した水性インク組成物を提供できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、水性インク組成物
に関する。さらに詳しくは、高い印字濃度と良好な耐目
詰まり性を両立する水性顔料ブラックインク組成物に関
する。
【0002】
【従来の技術】従来水性の筆記具やインクジェットプリ
ンターに用いる記録液は、水溶性の染料が用いられてき
た。近年、記録物の画質や耐久性を向上するためにカー
ボンブラックの様な顔料を着色剤に用いられる様になっ
ている。
【0003】例えば、特開昭64−6074号、特開昭
64−31881号各公報にはカーボンブラックを界面
活性剤や高分子分散剤で分散した水性顔料インクが記載
されている。
【0004】しかしながら、これらのインクでは記録物
の印字濃度を上げるために着色剤のインク含有量を増や
すと、同時にインク粘度が急激に増してしまう問題が生
じる。また、安定に分散するためには過剰の界面活性剤
や高分子分散剤が必要であるが、これらは気泡発生や消
泡性低下の原因になり、特にインクジェット記録インク
に用いた場合には印字安定性の悪化につながる問題があ
る。
【0005】一方、オキシカーボン化合物とビスヒドロ
キシ末端チオエーテルを組み合わせることによりインク
の速乾性を改良する試みが例えば特開平10−2515
85号公報に開示されている。しかしながらこの公報に
記載のインク組成物は耐目詰まり性について何ら考慮さ
れておらず、筆記もしくはインクジェット記録に実際に
もちいるとペン先もしくは微細なノズルでインクが目詰
まり、それ以上記録が行えなくなるという課題を有す
る。
【0006】また分散剤を使用した顔料インクの微細ノ
ズルにおける乾燥を改良する試みとして、特開平8−4
1396号公報に、グリセリンとプロピレングリコール
の各添加量および添加量の合計を規定する方法が開示さ
れている。しかしながら、これらのインクでは上述した
ような分散剤を使用することに起因する課題を抱えてい
るのに加えて、インクジェット記録用インクなどの実使
用上で要求される耐目詰まり性としては性能が不十分な
場合が多い。
【0007】これらの課題を解決するために、特開平8
−3498号および特開平10−120958号各公報
にはカーボンブラックに一定量以上の表面活性水素ある
いはその塩を導入して、界面活性剤や高分子分散剤なし
に処理されたカーボンブラック単独で自発的に分散でき
る表面改質カーボンブラックを用いた分散液が記載され
ている。あるいは、特開平10−110127号公報に
は、カーボンブラックにスルホン基を導入する方法が記
載されている。さらに、特開平10−95941号公報
には上述の表面改質カーボンブラックとグリコールエー
テル類を含むインクジェットインクが提案されている。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、印字濃度が
高くかつ耐目詰まり性の優れた水性インク組成物を提供
することを目的としている。
【0009】
【課題を解決するための手段】本発明の水性インク組成
物は、少なくとも、(1)分散剤なしに水に分散および
/または溶解が可能な表面改質カーボンブラック、
(2)グリセリン、(3)チオグリコール化合物、
(4)水を含んでなる水性インク組成物であって、前記
グリセリンの添加量がインク全量に対して3〜30wt
%の範囲であり、かつ前記チオグリコール化合物の添加
量がインク全量に対して1〜20wt%の範囲であるこ
とを特徴とする。
【0010】前記グリセリンの添加量がインク全量に対
して5〜15wt%の範囲であり、かつ前記チオグリコ
ール化合物の添加量がインク全量に対して3〜10wt
%の範囲であることを特徴とする。
【0011】本発明の水性インク組成物は、前記チオグ
リコール化合物が、2、2’−チオジエタノールを少な
くとも含むことを特徴とする。
【0012】本発明の水性インク組成物は、前記表面改
質カーボンブラックが、カーボンブラックを次亜ハロゲ
ン酸またはその塩で湿式酸化することによって表面改質
されたものであることを特徴とする。
【0013】本発明の水性インク組成物は、前記表面改
質カーボンブラックの添加量が、インク全量に対して1
〜15wt%の範囲であることを特徴とする。
【0014】本発明の水性インク組成物は、さらに塗布
量が1mg/cmでの浸透時間が1秒未満であること
を特徴とする。
【0015】本発明の水性インク組成物は、グリコール
エーテル系の水溶性有機溶剤を更に含んでなることを特
徴とする。
【0016】本発明の水性インク組成物は、ノニオン性
界面活性剤を更に含んでなることを特徴とする。
【0017】本発明の水性インク組成物は、前記ノニオ
ン性界面活性剤がアセチレングリコール系界面活性剤か
ら選ばれることを特徴とする。
【0018】本発明のインクジェット記録方法は、イン
ク組成物の液滴を吐出し、前記液滴を記録媒体に付着さ
せて記録を行うインクジェット記録方法であって、イン
ク組成物として前記の水性インク組成物を少なくとも用
いることを特徴とする。
【0019】本発明の記録物は、前記水性インク組成物
をインクジェット記録方法にて印刷したものであること
を特徴とする。
【0020】本発明のインクジェット記録装置は、イン
ク組成物の液滴を吐出し、前記液滴を記録媒体に付着さ
せて記録を行うインクジェット記録装置であって、イン
ク組成物として前記の水性インク組成物を少なくとも用
いることを特徴とする。
【0021】
【発明の実施の形態】本発明の水性インク組成物は、界
面活性剤や水溶性樹脂などの分散剤なしに水に分散およ
び/または溶解が可能な表面改質カーボンブラックを少
なくとも含む。
【0022】本発明においては、顔料が分散剤を用いな
くても水中に分散可能な最小粒子径で安定に存在してい
る状態を「分散および/または溶解」と表現している。
分散可能な最小粒子径とは、分散時間を増してもそれ以
上小さくならない最小粒子径である。カーボンブラック
に親水性官能基を大量に導入して表面改質することで、
あたかも水溶性染料が水に単分子で溶解する様に、カー
ボンブラックが分散可能な最小粒子径で自発的に分散し
ていくと考えられる。
【0023】「分散および/または溶解」するための表
面改質は、カルボキシル基、カルボニル基、ヒドロキシ
ル基、スルホン基、燐酸基、第4級アンモニウム塩等の
親水性官能基、およびその塩を顔料の表面に直接あるい
はアルキル、アルキルエーテル、アリール基などを介し
て結合することで行われる。具体的には、真空プラズマ
等の物理的処理や化学的処理により、官能基または官能
基を含んだ活性種を顔料表面にグラフトさせることで得
られる。また、水中で顔料表面を酸化剤で酸化してカル
ボキシル基やスルホン基を導入する方法、あるいはp−
アミノ−安息香酸等を結合してフェニル基を介してカル
ボキシル基を導入する方法で得られる。
【0024】本発明の水性インク組成物はグリセリンと
チオグリコール化合物を同時に含み、前記グリセリンの
添加量がインク全量に対して3〜30wt%の範囲であ
り、かつ前記チオグリコール化合物の添加量がインク全
量に対して1〜20wt%の範囲であることが好まし
い。より好ましくは、前記グリセリンの添加量が5〜1
5wt%の範囲であり、かつ前記チオグリコール化合物
の添加量が3〜10wt%の範囲である。グリセリンの
添加量が3wt%以上、より好ましくは5wt%以上で
あり、かつチオチオグリコール化合物の添加量が1wt
%以上、より好ましくは3wt%以上であれば、良好な
耐目詰まり性が確保できる。また、グリセリンの添加量
が30wt%以下、より好ましくは15wt%以下であ
り、かつチオグリコール化合物の添加量が20wt%以
下、より好ましくは10wt%以下であれば、水性イン
ク組成物を要求される粘度に合わせやすく、また高い印
字濃度を確保できる。グリセリンあるいはチオグリコー
ル化合物単独では、水性インク組成物に適した粘度で高
い印字濃度と耐目詰まり性を同時に実現することが難し
い。
【0025】本発明の水性インク組成物においては、チ
オグリコール化合物とは分子内に少なくとも二つのヒド
ロキシル基とグリコール骨格および硫黄元素を有する化
合物であって、特に2、2’−チオジエタノールを含む
ことが好ましい。これらのチオグリコール化合物を用い
ることにより、本発明の要件である添加量の範囲内で、
より高い印字濃度とより良好な耐目詰まり性を両立でき
る。
【0026】本発明の水性インク組成物は、前記表面改
質カーボンブラックが、次亜ハロゲン酸またはその塩を
用いた湿式酸化を含む方法で得らたものであることが好
ましい。次亜ハロゲン酸またはその塩としては、次亜塩
素酸ナトリウム、次亜塩素酸カリウム、次亜臭素酸ナト
リウム、次亜臭素酸カリウムなどが挙げられ、次亜塩素
酸ナトリウムが反応性やコストの点から特に好ましい。
【0027】次亜ハロゲン酸またはその塩による酸化処
理は、例えばカーボンブラックと有効ハロゲン濃度で1
0〜30%の次亜ハロゲン酸塩(例えば次亜塩素酸ナト
リウム)とを適量の水中に仕込み、5時間以上、好まし
くは約10〜15時間、50℃以上、好ましくは95〜
105℃で攪拌することにより行うことができる。その
際カーボンブラックは事前に粉砕する、あるいは粉砕し
ながら同時に反応させることが好ましい。粉砕方法とし
ては、ガラス、ジルコニア、アルミナ、ステンレス、磁
性などのビーズをボールミル、アトライター、コロイド
ミル、サンドミルなどで粉砕する、あるいは解砕され易
いカーボンブラックの場合は回転式ホモジナイザーや超
音波ホモジナイザーにて粉砕を行う。
【0028】粉砕・酸化後の分散液は、ビーズと粗大粒
子を分離して、酸化剤の複生成物を除く精製を行って水
性顔料分散液が得られる。また、必要に応じて、分離膜
等での濃縮、金属フィルターやメンブランフィルターな
どを用いた濾過あるいは遠心分離による分級、アルカリ
金属塩の水酸化物あるいはアミンによる中和を行うこと
も可能である。
【0029】本発明の水性インク組成物中における表面
改質カーボンブラックの好ましい添加量は1〜15wt
%である。1wt%未満の添加量では印字濃度が十分で
ない。また15wt%を超えると水性インク組成物に要
求される粘度に調製することがむずかしくなる。
【0030】本発明の水性インク組成物は、塗布量が1
mg/cmでの浸透時間が1秒未満であるインクであ
ることがより好ましい。
【0031】塗布量が1mg/cmでの浸透時間が1
秒未満であるインクとは、具体的には、例えば360d
pi(ドット/インチ)×360dpiの面積に50n
gのインクを普通紙に塗布した場合に、印刷面を触って
もインクで汚れなくなるまでの時間が1秒未満であるイ
ンクを指す。普通紙としては、より具体的には中性普通
紙のゼロックス−P(商品名、富士ゼロックス株式会社
製)を用いる。これらのインクは、水溶液の表面張力が
小さくなる水溶性有機溶剤や界面活性剤の浸透促進剤を
添加して、記録媒体への濡れ性を向上することで浸透性
を早めたものである。
【0032】水溶性有機溶剤としては、エタノール、プ
ロパノール等の低級アルコール、エチレングリコールモ
ノメチルエーテル、エチレングリコールモノエチルエー
テル等のセロソルブ類、ジエチレングリコールモノメチ
ルエーテル、ジエチレングリコールモノエチルエーテル
等のカルビトール類が上げられる。
【0033】また界面活性剤としては、脂肪酸塩類、ア
ルキル硫酸エステル塩類等のアニオン性界面活性剤、ポ
リオキシエチレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレ
ンフェニルエーテル等のノニオン性界面活性剤、カチオ
ン性界面活性剤、両イオン性界面活性剤等を用いること
ができる。なお、本発明の表面改質カーボンブラック
は、界面活性剤からなる分散剤を用いること無く水に分
散および/または溶解が可能な着色剤であるため、本発
明のインクで用いるこれら界面活性剤は、浸透促進のた
めのみに用いることができる。すなわち、通常顔料に分
散性を付与するためには顔料と各々の材料が吸着し合う
組み合わせで選ぶ必要があるが、本発明では、組み合わ
せを考慮せずに浸透促進性のみで選択することができ
る。
【0034】これらの浸透促進剤は、水溶性有機溶剤ま
たは界面活性剤単独、あるいは併用して、インクの表面
張力が40dyn/cm以下、好ましくは35dyn/
cm以下に調整して添加することが望ましい。
【0035】本発明の水性インク組成物に用いる浸透促
進剤としては、上述の水溶性有機溶剤や界面活性剤を用
いることができるが、この中でもグリコールエーテル系
の水溶性有機溶剤がより好ましい。グリコールエーテル
系の水溶性有機溶剤の具体例としては、エチレングリコ
ールモノ−n−ブチルエーテル、ジエチレングリコール
−n−ブチルエーテル、トリエチレングリコール−n−
ブチルエーテル等が例示できる。これらの有機溶剤と表
面改質のカーボンブラックを組み合わせることで、印字
時のにじみを低減した良好な印字物を提供できる。
【0036】また、界面活性剤としては、ポリオキシエ
チレンアルキルエーテル、ポリオキシエチレンフェニル
エーテル等のノニオン性界面活性剤が好ましい。ノニオ
ン性界面活性剤を用いることにより、イオン性の界面活
性剤に比較して発泡の少ない水性インク組成物が得られ
る。ノニオン性界面活性剤の具体例としては、ニッサン
ノニオンK−211、K−220、P−213、E−2
15、E−220、S−215、S−220、HS−2
20、NS−212、NS−220(以上いずれも商品
名、日本油脂株式会社製)等が挙げられる。さらにノニ
オン性界面活性剤の中でも、サーフィノール61、8
2、104、440、465、485(以上いずれも商
品名、エア・プロダクツ・アンド・ケミカルズ社製)等
のアセチレングリコール系界面活性剤が、発泡がほとん
ど無いインクを得ることができ、インクジェット記録方
法に用いるのに特に好適である。
【0037】本発明の水性インク組成物には、筆記特性
や吐出特性等の記録安定性をより改善する目的で水溶性
化合物をさらに添加することができる。適当な水溶性化
合物を添加することによって、ペン等の筆記具において
はかすれ等のないより滑らかな筆記特性が、またインク
ジェット記録においてはより安定な吐出特性が得られる
場合がある。このような水溶性化合物としては、一般に
水性インク組成物に用いられる有機溶剤や水溶性固体を
用いることができ、具体的には、エチレングリコール、
ジエチレングリコール、トリエチレングリコール、テト
ラエチレングリコール、ジプロピレングリコール等のグ
リコール類、1,3−プロパンジオール、1,4−ブタ
ンジオール、1,5−ペンタンジオール、1,6−ヘキ
サンジオール、1,2,6−ヘキサントリオール、ペン
タエリスリトール等のポリオール類、2−ピロリドン、
N−メチル−2−ピロリドン、ε−カプロラクタム等の
ラクラム類、尿素、チオ尿素、エチレン尿素、1,3−
ジメチルイミダゾリジノン類等の尿素類、マルチトー
ル、ソルビトール、グルコノラクトン、マルトース等の
糖類などが例示できる。
【0038】本発明の水性インク組成物には必要に応じ
て、さらに定着剤、pH調整剤、酸化防止剤・紫外線吸
収剤、防腐剤・防かび剤等を添加することができる。
【0039】定着剤としては、水溶性の樹脂類を用いる
ことができ,水溶性ロジン類、アルギン酸類、ポリビニ
ルアルコール、ヒドロキシプロピルセルロース、カルボ
キシメチルセルロース、ヒドロキシエチルセルロース、
メチルセルロース、スチレン−アクリル酸樹脂、スチレ
ン−アクリル酸−アクリル酸エステル樹脂、スチレン−
マレイン酸樹脂、スチレン−マレイン酸半エステル樹
脂、アクリル酸−アクリル酸エステル樹脂、イソブチレ
ン−マレイン酸樹脂、ロジン変性マレイン酸樹脂、ポリ
ビニルピロリドン、アラビアゴムスターチ、ポリアリル
アミン、ポリビニルアミン、ポリエチレンイミンなどが
挙げられる。なお、本発明の表面改質カーボンブラック
は、水溶性樹脂からなる分散剤を用いること無く水に分
散および/または溶解が可能な着色剤であるため、本発
明のインクで用いる水溶性樹脂は、定着のためのみに用
いることができる。すなわち、通常顔料に分散性を付与
するためには顔料と各々の材料が吸着し合う組み合わせ
で選ぶ必要があるが、本発明では、組み合わせを考慮せ
ずに定着性のみで選択することができる。
【0040】pH調整剤としては、水酸化リチウム、水
酸化ナトリウム、水酸化カリウム、トリエタノールアミ
ン、ジエタノールアミンなどのアルカリ金属の水酸化物
あるいはアミン類が挙げられる。
【0041】酸化防止剤・紫外線吸収剤としては、アロ
ハネート、メチルアロハネートなどのアロハネート類、
ビウレット、ジメチルビウレット、テトラメチルビウレ
ットなどのビウレット類など、L−アスコルビン酸およ
びその塩等、チバガイギー社製のTinuvin32
8、900、1130、384、292、123、14
4、622、770、292、Irgacor252、
153、Irganox1010、1076、103
5、MD1024など、あるいはランタニドの酸化物等
が用いられる。
【0042】防腐剤・防かび剤としては、例えば安息香
酸ナトリウム、ペンタクロロフェノールナトリウム、2
−ピリジンチオール−1−オキサイドナトリウム、ソル
ビン酸ナトリウム、デヒドロ酢酸ナトリウム、1,2−
ジベンジソチアゾリン−3−オン(ICI社のプロキセ
ルCRL、プロキセルBDN、プロキセルGXL、プロ
キセルXL−2、プロキセルTN)などの中から選ぶこ
とができる。
【0043】本発明の水性インク組成物は、一般の筆記
具用または印刷用途用、スタンプ用としても使用できる
が、インク組成物の液滴を吐出し、前記液滴を記録媒体
に付着させて記録を行うインクジェット記録用インクと
して使用することがより好適である。インクジェット記
録用インクとしての本発明の水性インク組成物において
は、25℃における粘度が表面改質カーボンブラック、
グリセリン、チオグリコール化合物、水を含んで、ある
いはさらに水溶性化合物やpH調整剤等の助剤を含んで
1.0〜25cPsの範囲に調製することが好ましい。
インクの粘度が上記範囲内であれば、インクジェット記
録用インクとして安定に吐出しやすい。
【0044】本発明のインクジェット記録方法は、イン
ク組成物を微細なノズルより液滴として吐出して、その
液滴を記録媒体に付着させる方式であればいかなる方法
も使用することができる。その幾つかを説明すると、先
ず静電吸引方式があり、この方式はノズルとノズルの前
方に置いた加速電極の間に強電界を印可し、ノズルから
インクを液滴状で連続的に噴射させ、インク滴が偏向電
極間を飛翔する間に印刷情報信号を偏向電極に与えて記
録する方式、あるいはインク滴を偏向することなく印刷
情報信号に対応して噴射させる方式がある。
【0045】第二の方法としては、小型ポンプでインク
液に圧力を加え、ノズルを水晶振動子等で機械的に振動
させることにより、強制的にインク滴を噴射させる方式
である。噴射したインク滴は噴射と同時に帯電させ、イ
ンク滴が偏向電極間を飛翔する間に印刷情報信号を偏向
電極に与えて記録する。
【0046】第三の方法は圧電素子を用いる方式であ
り、インク液に圧電素子で圧力と印刷情報信号を同時に
加え、インク滴を噴射・記録させる方式である。
【0047】第四の方式は熱エネルギーの作用によりイ
ンク液を急激に体積膨張させる方式であり、インク液を
印刷情報信号に従って微小電極で加熱発泡させ、インク
滴を噴射・記録させる方式である。
【0048】以上のいずれの方式も本発明の水性インク
組成物を用いたインクジェット記録方法に使用すること
ができる。
【0049】本発明の記録物は、少なくとも上記水性イ
ンク組成物を用いて上記インクジェット記録方法によっ
て得られたものである。この記録物は、本発明の水性イ
ンク組成物を用いることにより高い印字濃度を示す。ま
たカーボンブラックを使用しているため、高い耐水性、
耐候性、耐活性ガス性等を有する。
【0050】本発明のインクジェット記録装置は、イン
ク組成物の液滴を吐出し、前記液滴を記録媒体に付着さ
せて記録を行うインクジェット記録装置であって、イン
ク組成物として上記構成の水性インク組成物を少なくと
も用いるものである。本発明においては、上述のインク
ジェット記録方式のいずれを採用した記録装置であって
も使用することができる。
【0051】
【実施例】以下、実施例を用いて本発明を更に詳細に説
明するが、本発明はこれらの実施例に限定されるもので
はない。
【0052】<顔料分散液の調製> (顔料分散液A)1次粒径が24nm、比表面積が13
7m/gの酸性カーボンブラック 100gを水50
0gに混合して、ジルコニアビーズによるボールミルに
て粉砕した。この粉砕原液に次亜塩素酸ナトリウム(有
効塩素濃度 12%)1500gを滴下し、10時間煮
沸して湿式酸化を行った。得られた分散原液をガラス繊
維ろ紙GA−100(商品名、アドバンテック東洋株式
会社製)でろ過して、さらに水で洗浄した。このウェッ
トケーキを水5kgに再分散して、逆浸透膜にて電導度
2mS/cmまで脱塩・精製して、さらに顔料濃度10
wt%まで濃縮して水性顔料分散液Aを調整した。
【0053】(顔料分散液B)1次粒径が17nm、比
表面積が200m/gの酸性カーボンブラック 10
0gを水1kgに混合して、ジルコニアビーズによるボ
ールミルにて粉砕した。この粉砕原液に次亜塩素酸ナト
リウム(有効塩素濃度 12%)1400gを滴下し
て、ボールミルで粉砕しながら5時間反応させ、さらに
攪拌しながら4時間煮沸して湿式酸化を行った。得られ
た分散原液をガラス繊維ろ紙GA−100(商品名、ア
ドバンテック東洋株式会社製)でろ過して、さらに水で
洗浄した。このウェットケーキを水5kgに再分散し
て、逆浸透膜にて電導度2mS/cmまで脱塩・精製し
て、さらに顔料濃度10wt%まで濃縮して水性顔料分
散液Bを調整した。
【0054】(顔料分散液C)顔料分散液Aに用いたカ
ーボンブラック 100g、水溶性樹脂の分散剤のジョ
ンクリルJ−62(商品名、ジョンソンポリマー社製)
150g、水酸化ナトリウム6g、水250gを混合し
て、ジルコニアビーズによるボールミルにて10時間分
散を行った。得られた分散原液を孔径約5μmのステン
レス製フィルターにて濾過して、水で顔料濃度10wt
%まで希釈して水溶性樹脂で分散した水性顔料分散液C
を調整した。
【0055】<水性インク組成物の調製> (実施例1のインク)顔料分散液Aを45g、保湿成分
としてグリセリン6gと2、2’−チオジエタノール5
g、浸透促進成分としてtert−ペンタノール4gを
混合した。超純水を加えて全量を100gとして、さら
にインクpHが7.5になるまでトリエタノールアミン
を加えた。この混合液を2時間攪拌して、孔径約5μm
のステンレス製フィルターにて濾過して水性インクを調
製した。
【0056】(実施例2のインク)顔料分散液Bを45
g、保湿剤としてグリセリン8gと2、2’−チオジエ
タノール6g、浸透促進成分としてエタノール4gを混
合した。超純水を加えて全量を100gとして、さらに
インクpHが7.5になるまでトリエタノールアミンを
加えた。この混合液を2時間攪拌して、孔径約5μmの
ステンレス製フィルターにて濾過して水性インクを調製
した。
【0057】(実施例3のインク)顔料分散液Bを45
g、保湿剤としてグリセリン10gと2、2’−チオジ
エタノール5g、浸透促進成分としてジエチレングリコ
ール−モノ−n−ブチルエーテル7.5gを混合した。
超純水を加えて全量を100gとして、さらにインクp
Hが7.2になるまでトリエタノールアミンを加えた。
この混合液を2時間攪拌して、孔径約5μmのステンレ
ス製フィルターにて濾過して水性インクを調製した。
【0058】(実施例4のインク)顔料分散液Aを45
g、保湿成分としてグリセリン12gと2、2’−チオ
ジエタノール7g、浸透促進成分としてトリエチレング
リコール−モノ−n−ブチルエーテル5gとアセチレン
グリコール系界面活性剤のサーフィノール465を0.
6gを混合した。超純水を加えて全量を100gとし
て、さらにインクpHが7.5になるまでトリエタノー
ルアミンを加えた。この混合液を2時間攪拌して、孔径
約5μmのステンレス製フィルターにて濾過して水性イ
ンクを調製した。
【0059】(比較例1のインク)顔料分散液Aを45
g、保湿成分としてグリセリン6g、浸透促進成分とし
てジエチレングリコール−モノ−n−ブチルエーテル
7.5gを混合した。超純水を加えて全量を100gと
して、さらにインクpHが7.5になるまでトリエタノ
ールアミンを加えた。この混合液を2時間攪拌して、孔
径約5μmのステンレス製フィルターにて濾過して水性
インクを調製した。
【0060】(比較例2のインク)顔料分散液Aを45
g、保湿成分として2、2’−チオジエタノール8g、
浸透促進成分としてtert−ペンタノール4gを混合
した。超純水を加えて全量を100gとして、さらにイ
ンクpHが7.5になるまでトリエタノールアミンを加
えた。この混合液を2時間攪拌して、孔径約5μmのス
テンレス製フィルターにて濾過して水性インクを調製し
た。
【0061】(比較例3のインク)顔料分散液Bを45
g、保湿剤としてグリセリン35gと2、2’−チオジ
エタノール10g、浸透促進成分としてトリエチレング
リコール−モノ−n−ブチルエーテル5gを混合した。
超純水を加えて全量を100gとして、さらにインクp
Hが7.2になるまでトリエタノールアミンを加えた。
この混合液を2時間攪拌して、孔径約5μmのステンレ
ス製フィルターにて濾過して水性インクを調製した。
【0062】(比較例4のインク)顔料分散液Bを45
g、保湿剤としてグリセリン10gと2、2’−チオジ
エタノール25g、浸透促進成分としてtert−ペン
タノール4gを混合した。超純水を加えて全量を100
gとして、さらにインクpHが7.2になるまでトリエ
タノールアミンを加えた。この混合液を2時間攪拌し
て、孔径約5μmのステンレス製フィルターにて濾過し
て水性インクを調製した。
【0063】(比較例5のインク)顔料分散液Cを45
g、保湿剤としてグリセリン6gと2、2’−チオジエ
タノール3g、浸透促進成分としてエタノール4gを混
合した。超純水を加えて全量を100gとして、さらに
インクpHが7.5になるまでトリエタノールアミンを
加えた。この混合液を2時間攪拌して、孔径約5μmの
ステンレス製フィルターにて濾過して水性インクを調製
した。
【0064】<印字濃度の評価>実施例1〜4および比
較例1〜4の各水性インク組成物について、以下のよう
に印字濃度を評価した。
【0065】各インクを圧電素子式オンデマンド型イン
クジェット記録装置であるMJ−930C(商品名;セ
イコーエプソン株式会社製)に充填した。各インクを充
填したMJ−930Cを用いて、記録媒体として中性普
通紙であるゼロックス−P(商品名;富士ゼロックス株
式会社製)に印字を行い、記録物を得た。ただし、チオ
グリコール化合物の添加量が10wt%でかつグリセリ
ンの添加量が30wt%以上である比較例3およびグリ
セリン添加量が10wt%でかつチオグリコール化合物
の添加量が20wt%以上である比較例4の水性インク
組成物は、粘度が高いために安定な吐出を行うことがで
きず、記録物は得られなかった。実施例1〜4および比
較例1、2、5の水性インク組成物を用いて得た記録物
を乾燥後、マクベス濃度計TR−927(商品名;コル
モーゲン社製)で印字濃度を測定した。結果を表1にま
とめて示す。
【0066】
【表1】
【0067】表1から明らかなように、チオグリコール
化合物の添加量が1wt%以下である比較例1および、
樹脂分散によって得た顔料分散液を使用した比較例5に
対し、本発明の実施例の水性インク組成物は1.50以
上の印字濃度を示した。すなわち、表面改質カーボンブ
ラックを含む水性インク組成物において、チオグリコー
ル化合物の添加量が1wt%以上であれば高い印字濃度
が得られる。さらに、浸透促進剤としてグリコールエー
テル類を添加した実施例3のインク組成物を用いた記録
物においては、印字の周辺部分のにじみが少なかった。
すなわちグリコールエーテル類から選ばれる浸透促進剤
を本発明の水性インク組成物に含むことで、印字時のに
じみを低減した良好な印字物を提供できる。また、浸透
促進剤としてアセチレングリコール系のノニオン性界面
活性剤をさらに含む実施例4のインク組成物は、発泡が
極めて少なく扱いが容易であった。
【0068】<耐目詰まり性の評価>実施例1〜4およ
び比較例1、2、5の各水性インク組成物について、上
述のインクジェット記録装置MJ−930Cで印字した
後、前記インクジェット記録装置を、印字ヘッド部をホ
ームポジションから外した状態で、温度50℃の環境下
にて4週間放置した。放置後、再度印字試験を行い、吐
出が安定であるか否かで耐目詰まり性を評価した。判定
は以下のように分類した。 A ・・放置後の吐出が極めて安定である。 B ・・放置後の吐出が不安定であり、復帰にヘッド部
の2回以内のクリーニング動作を要する。 C ・・放置後の吐出が不安定であり、復帰にヘッド部
の5回以内のクリーニング動作を要する。 NG ・・放置後の吐出が不安定であり、復帰しない。
【0069】評価結果を表1に示す。
【0070】表1から明らかなように、チオグリコール
化合物の添加量が1wt%以下である比較例1、グリセ
リンの添加量が3wt%以下である比較例2および樹脂
分散によって得た顔料分散液を使用した比較例5に対
し、本発明の実施例の水性インク組成物は良好な耐目詰
まり性を示した。すなわち、表面改質カーボンブラック
を含む水性インク組成物において、グリセリンの添加量
が3wt%以上であり、かつチオグリコール化合物の添
加量が1wt%以上であれば良好な耐目詰まり性が確保
できる。
【0071】
【発明の効果】本発明の要件を満たす水性インク組成物
は高い印字濃度と良好な耐目詰まり性を示す。また、本
発明の要件を満たすインクジェット記録装置を用いて、
インクジェット記録を行って得た記録物は、高い印字濃
度を有する。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き Fターム(参考) 2C056 EA14 FC01 2H086 BA53 BA59 BA62 4J037 AA02 CA05 EE02 EE19 EE29 EE43 FF15 4J039 BA04 BA12 BC07 BC13 BC54 BE01 BE12 BE22 CA06 EA19 EA41 EA42 GA07 GA24 GA27

Claims (12)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 少なくとも、(1)分散剤なしに水に分
    散および/または溶解が可能な表面改質カーボンブラッ
    ク、(2)グリセリン、(3)チオグリコール化合物、
    (4)水を含んでなる水性インク組成物であって、前記
    グリセリンの添加量がインク全量に対して3〜30wt
    %の範囲であり、かつ前記チオグリコール化合物の添加
    量がインク全量に対して1〜20wt%の範囲であるこ
    とを特徴とする水性インク組成物。
  2. 【請求項2】 前記グリセリンの添加量がインク全量に
    対して5〜15wt%の範囲であり、かつ前記チオグリ
    コール化合物の添加量がインク全量に対して3〜10w
    t%の範囲であることを特徴とする請求項1に記載の水
    性インク組成物。
  3. 【請求項3】 前記チオグリコール化合物が、2、2’
    −チオジエタノールを少なくとも含むことを特徴とする
    請求項1または2のいずれか一項に記載の水性インク組
    成物。
  4. 【請求項4】 前記表面改質カーボンブラックが、カー
    ボンブラックを次亜ハロゲン酸またはその塩で湿式酸化
    することによって表面改質されたものである請求項1〜
    3のいずれか一項に記載の水性インク組成物。
  5. 【請求項5】 前記表面改質カーボンブラックの添加量
    が、インク全量に対して1〜15wt%の範囲であるこ
    とを特徴とする請求項1〜4のいずれか一項に記載の水
    性インク組成物。
  6. 【請求項6】 塗布量が1mg/cmでの浸透時間が
    1秒未満であることを特徴とする請求項1〜5のいずれ
    か一項に記載の水性インク組成物。
  7. 【請求項7】 グリコールエーテル系の水溶性有機溶剤
    を更に含んでなる、請求項1〜6のいずれか一項に記載
    の水性インク組成物。
  8. 【請求項8】 ノニオン性界面活性剤を更に含んでな
    る、請求項1〜7のいずれか一項に記載の水性インク組
    成物。
  9. 【請求項9】 前記ノニオン性界面活性剤がアセチレン
    グリコール系界面活性剤から選ばれることを特徴とす
    る、請求項8記載の水性インク組成物。
  10. 【請求項10】 インク組成物の液滴を吐出し、前記液
    滴を記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記
    録方法であって、前記インク組成物として請求項1〜9
    のいずれか一項に記載の水性インク組成物を少なくとも
    用いることを特徴とするインクジェット記録方法。
  11. 【請求項11】請求項1〜9のいずれか一項に記載の水
    性インク組成物をインクジェット記録方法にて印刷し
    た、記録物。
  12. 【請求項12】 インク組成物の液滴を吐出し、前記液
    滴を記録媒体に付着させて記録を行うインクジェット記
    録装置であって、前記インク組成物として請求項1〜9
    のいずれか一項に記載の水性インク組成物を少なくとも
    用いることを特徴とする記録装置。
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