JP2000327215A - 紙折り装置 - Google Patents

紙折り装置

Info

Publication number
JP2000327215A
JP2000327215A JP11137484A JP13748499A JP2000327215A JP 2000327215 A JP2000327215 A JP 2000327215A JP 11137484 A JP11137484 A JP 11137484A JP 13748499 A JP13748499 A JP 13748499A JP 2000327215 A JP2000327215 A JP 2000327215A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
folding
paper
rollers
sheets
roller
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Pending
Application number
JP11137484A
Other languages
English (en)
Inventor
Tsutomu Kataigi
勉 片居木
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Juki Corp
Original Assignee
Juki Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Juki Corp filed Critical Juki Corp
Priority to JP11137484A priority Critical patent/JP2000327215A/ja
Publication of JP2000327215A publication Critical patent/JP2000327215A/ja
Pending legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Folding Of Thin Sheet-Like Materials, Special Discharging Devices, And Others (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 メール封入封緘システムにおける紙折り装置
において、一度にまとめて折られる紙の枚数によって紙
折り品質が変化するのを防止する。 【解決手段】 紙折り装置は、二本の紙折りローラ1
7,18と、該紙折りローラ17,18を駆動するサー
ボモータ21と、これを制御する制御装置22とを有す
る。また、紙折り装置は、帳票10が、一枚ずつを送ら
れる度にこれを検知するセンサSを有する。制御装置2
2には、前工程の部分から一つの封筒に封入される帳票
が送り終わったことを示す信号が入力されるようになっ
ている。そして、制御装置22は、センサS及び前工程
の信号から、一度に折られる帳票の枚数を計数する。そ
して、制御装置22は、一度に折られる帳票10の枚数
が多い場合にサーボモータ21の回転速度を下げ、枚数
が少ない場合に回転速度を上げるようになっている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、自動的に決められ
た位置で紙を折る紙折り装置に関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、自動的かつ連続的に、明細書な
どの帳票(紙)を所定の形状に折って封筒に封入し、該
封筒を封緘するメール封入封緘システムが知られてい
る。従来、上記メール封入封緘システムには、図6に示
すように、二本の紙折りローラ1,2間に紙3をその折
り位置が先となるように挿入することで、紙3を折る紙
折り装置が備えられていた。該紙折り装置においては、
二本の紙折りローラ1,2が互いに平行に配置されると
ともに隣接して配置されている。そして、例えば、二本
の紙折りローラ1,2の少なくとも一方の紙折りローラ
1には、モータ5がベルト4等の伝動機構を介して接続
されて回転駆動されるようになっている。また、モータ
5は、その回転速度が固定か、もしくは、電源にボリュ
ーム6を介して接続され、ボリュームの設定を変えるこ
とにより、紙折り装置を作動させる際に、モータ5の回
転速度を設定できるようになっていた。
【0003】なお、二本の紙折りローラ1,2間には、
図示しないバネ等により紙折りローラ間に圧力がかかる
ようになっている。また、紙3は、折り位置で撓まさせ
られて、該折り位置を二本の紙折りローラ1,2間に向
けられた、折られる寸前の状態のものである。紙3a
は、折り位置を先にして二本の紙折りローラ1,2間に
挿入されて、二本の紙折りローラ1,2間を通過するこ
とにより、折り畳まれたものである。
【0004】なお、図6においては、直接紙3を折る二
本の紙折りローラを図示したが、実際の紙折り装置にお
いては、紙3の折り位置を決めるストッパとして作用す
るバックルと、該バックルに紙3の先端部を挿入させ
て、紙の先端部を止めた状態で、さらに紙3をバックル
側に送ることで、紙3を撓ませ、紙3の撓んだ部分を折
り位置として、上記二本の紙折りローラ1,2の間に導
く三本目のローラが必要となる。また、三本目のローラ
は、例えば、二本の紙折りローラ1,2のうちの一方の
紙折りローラ1,2と隣接した状態となっており、一方
の紙折りローラ1,2との間に紙3を挟んで、紙3をバ
ックル側に送るようになっている。また、紙を複数箇所
で折って三つ折りや四折りも可能とするためには、さら
に、多くの紙折りローラが必要である。また、三本目の
ローラを含む各紙折りローラを駆動する際には、必ずし
も、上記二本の紙折りローラ1,2のいずれかを駆動す
るのではなく、三本目のローラを駆動するものとして、
この駆動力を二本の紙折りローラ1,2に伝達するもの
としても良い。
【0005】また、上記メール封入封緘システムでは、
一通の封筒に折った状態で納められる明細書等の帳票の
枚数が一枚とは限らず、複数枚の帳票が折られて封入さ
れることも多い。この場合に、メール封入分間システム
においては、開封時の取扱い易さ(読み易さ)を確保す
る為に「まとめ折り」と称する折り方が重用されてい
る。なお、「まとめ折り」とは、予め重ねられた複数枚
の帳票を一括して折り畳む方法であり、反対に一枚づつ
の帳票を折り畳んだ後に積み重ねる方法を「バラ折り」
と称する。そして、上記紙折り装置においては、複数枚
重ねた状態の紙をその折り位置から二本の紙折りローラ
1,2間に挿入することで、上述のまとめ折りを行える
ようになっていた。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述のよう
な紙折り装置においては、まとめ折りの際に、重ねられ
る紙の枚数が増えると、折りが甘くなることが知られて
いる。一方、紙折り装置で紙を折り畳む場合には、二本
の紙折りローラで長時間強く紙を挟持させて、長時間紙
の折り目に高い圧力をかけることで、折りが甘くなるの
を防止して、折り品質を高められることが知られてい
る。
【0007】従って、「まとめ折り」が含まれる折り畳
処理を連続して紙折り装置で多数回行なう場合には、予
め、紙折りローラの回転速度を調節して、紙折りローラ
の回転速度を遅くしておけば、まとめ折りに際して、重
ねられる紙の枚数が増えても、折りが甘くなるのを防止
して、折り品質を高められる。しかし、紙折り装置を備
えたメール封入封緘システムでは、通常、多数の封筒
に、順次、上記帳票を折って封入する一連の封入封緘作
業において、各封筒に封入される帳票の枚数が一律でな
い場合が多く、一枚から数枚、もしくはそれ以上の枚数
まで、一度に折られる紙の枚数が変化することになる。
従って、一枚の帳票を折る際にも、紙折りローラの回転
速度が遅くなってしまうと、作業速度(出来高)が低下
してしまう。
【0008】また、一度に折られる帳票の枚数が多い場
合に、二本の紙折りローラ間にかける圧力を高くするこ
とで、紙折り品質を向上することが可能であるが、常
時、ローラ間に高い圧力をかけることにより、耐久性が
低下する可能性があった。また、帳票を所定の間隔で配
置されている二本の紙折りローラ間に入れる際には、枚
数が多いことにより折られる帳票が厚くなった状態だ
と、うまく紙折りローラ間に帳票が入らずエラーが発生
しやすくなる可能性があり、特に、ローラ間の圧力を高
くするとその可能性が大きくなるおそれがあった。そこ
で、二本の紙折りローラ間の間隔を広くすると、今度
は、枚数が少なく薄い状態の帳票を折った際に折りが甘
くなる可能性があった。すなわち、従来の折り装置にお
いては、順次行なわれる折畳処理において、一度に折ら
れる紙の枚数が一定ではなく、変化するものである場合
に、紙折り品質を一定に保つのが難しいという問題があ
った。
【0009】本発明は上記事情に鑑みてなされたもので
あり、複数枚の紙を重ねて折る際においても、高い折り
品質を確保することができるとともに、作業速度の低下
を防止することができる紙折り装置を提供することを目
的とする。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明の請求項1記載の
紙折り装置は、互いに平行に隣接して配置されるととも
に反対方向に回転する少なくとも二本の紙折りローラ
(17,18)と、該紙折りローラを回転させる駆動手
段(例えば、サーボモータ21)とを備え、該紙折りロ
ーラに向かって一枚の紙(例えば、帳票10)もしくは
複数枚重ねられた紙を搬入するとともに、該紙の折り位
置の部分を先にして該紙を上記紙折りローラ間に挿入す
ることにより、上記紙折りローラの間を通過した紙を折
り位置で折られた状態とする折畳処理を行なうことが可
能な紙折り装置において、各折畳処理に際し紙を折る前
に、上記紙折りローラ間に挿入される紙の枚数を計数す
る計数手段(例えば、制御装置22)と、該計数手段に
より計数された紙の枚数に対応して、上記ローラの回転
速度を変更するように上記駆動手段を制御する回転制御
手段(例えば、制御装置22)とを備えていることを特
徴とする。
【0011】上記構成によれば、紙折り装置で順次行な
われる折畳処理において、毎回、紙を折る前に、重ねら
れて一度に折られる紙の枚数が数えられ、該紙の枚数に
応じて、ローラの回転速度が制御されることになる。例
えば、一度に折られる紙の枚数が多い場合は紙折りロー
ラの回転速度を遅くし、枚数が少ない場合は紙折りロー
ラの回転速度を速くするように、紙折りローラの回転速
度を制御し、該回転速度で紙折りローラを回転した状態
で紙を折るようにすることができる。
【0012】従って、重ねて一度に折られる枚数が多い
場合には、紙折りローラの回転速度を遅くすることで、
長時間、紙の折り位置が二本の紙折りローラに押えられ
ることになり、紙の枚数が多いことにより折りが甘くな
るの防止することができる。従って、紙折り品質を向上
することができる。また、一度に折られる紙の枚数によ
って紙折り品質が変化するのを防止することができるの
で、紙折り品質を安定させることができる。
【0013】また、順次折畳処理をほぼ連続して行なう
に際して、各折畳処理において、毎回、紙の枚数に応じ
て、紙折りローラの回転速度を変更するようにできるの
で、いつも紙折りローラの回転速度が遅くなる状態とは
ならず、紙の枚数が少ない場合は、紙折りローラの回転
速度が速くなる。従って、一連のほぼ連続した多数回の
紙折り作業において、出来高が低下するようなことがな
い。
【0014】また、メール封入封緘システムにおいて
は、紙折り装置による折畳処理の工程の前に、例えば、
連続帳票を一枚ずつの帳票にカットし、次いで、一つの
封筒に封入される帳票を順次重ねる工程があり、紙を折
っている間に、次に折られる紙が重ねられることなる。
従って、紙折りの速度が速くても、次に折られる紙の枚
数が多ければ、紙が順次重ねられる間、折畳処理を待機
する状態となる可能性があり、このような場合には、紙
折り速度が遅くなっても、全体として工程の速度が遅く
なることがないので、一連のほぼ連続した多数回の紙折
り作業において、出来高が低下するようなことがない。
言い換えれば、一度に折られる紙の枚数によって、上述
のように回転速度を変更するものとした場合に、紙の枚
数が少ない場合は速く折られるがこの場合に紙の単位枚
数当たりの紙折り回数が多くなり、紙の枚数が多い場合
は遅く折られることになるが紙の単位枚数当たりの紙折
り回数が少なくなるので、ほぼ連続して行なわれる折畳
処理全体としては、処理速度が低下するの防止すること
ができる。
【0015】なお、上記計数手段は、例えば、紙折り装
置の前工程において、一枚一枚紙を重ねる際に、紙を重
ねる装置から信号を出力するものとしたり、紙が重ねら
れるのを検知するセンサから信号が出力されるものとし
て、この信号の回数を数えるものとしても良い。また、
計数手段が紙の枚数を検知可能なセンサを備えるものと
しても良い。また、計数手段は、折畳処理の前工程側に
配置され、紙折り装置の制御装置に、前工程側の装置か
ら直接紙の枚数を示す信号が入力されるものとしても良
い。
【0016】なお、回転制御手段は、例えば、重ねられ
る紙の枚数と、この紙の枚数において最適な回転速度と
の関係を示した式や、データテーブル等を記憶する記憶
手段を備え、計数手段から入力された紙の枚数に対応す
る回転速度を上記式やデータテーブルから求めて、紙折
りローラの回転速度を制御するものである。なお、この
際には、直接紙折りローラの回転速度を算出する必要は
なく、上記駆動手段を制御して、上記回転速度を実現で
きる制御データ(間接的に上記回転速度を示すデータ)
を求められるようになっていれば良い。また、最適な回
転速度とは、高い折り品質を確保できる回転速度の範囲
で任意に決められるが、この範囲内においてできるだけ
速い回転速度であることが好ましい。また、最適な回転
速度は、紙の材質、厚み等の紙の種類や、ローラの形状
などによっても変るものである。また、上記回転制御手
段は、直流モータもしくは交流モータの回転速度を制御
する周知のモータ用制御装置であるが、紙折り装置がメ
ール封入封緘システムに含まれる場合に、メール封入封
緘システムの制御装置に含まれる物としても良い。
【0017】本発明の請求項2記載の紙折り装置は、互
いに平行に隣接して配置されるとともに反対方向に回転
する少なくとも二本の紙折りローラを備え、該紙折りロ
ーラに向かって一枚の紙もしくは複数枚重ねられた紙を
搬入するとともに、該紙の折り位置の部分を先にして該
紙を上記紙折りローラ間に挿入することにより、上記紙
折りローラの間を通過した紙を折り位置で折られた状態
とする折畳処理を行なうことが可能な紙折り装置におい
て、上記紙折りローラ間に圧力をかけるとともに、該圧
力の高低を変更可能なローラ圧付加手段(例えば、コイ
ルバネ34など)と、各折畳処理に際し紙を折る前に、
上記紙折りローラ間に挿入される紙の枚数を計数する計
数手段と、該計数手段により計数された紙の枚数に対応
して、上記紙折りローラ間にかける圧力を変更するよう
に上記ローラ圧付加手段を制御する圧力制御手段(例え
ば、制御装置22)とを備えていることを特徴とする。
【0018】上記構成によれば、紙折り装置で順次行な
われる折畳処理において、毎回、紙を折る前に、一度に
折られる紙の枚数が数えられ、該紙の枚数に応じて、紙
折りローラ間にかける圧力が変更されるように、紙折り
ローラ間の圧力が制御される。例えば、折られる紙の枚
数が多い場合は紙折りローラ間にかける圧力を高くし、
枚数が少ない場合は紙折りローラ間にかける圧力を低く
するように、紙折りローラ間の圧力を制御して、紙を折
ることになる。
【0019】従って、重ねて一度に折られる枚数が多い
場合には、紙折りローラ間の圧力を高くして、紙の枚数
が多いことにより折りが甘くなるの防止することができ
るので、紙折り品質を向上することができる。また、一
度に折られる紙の枚数によって紙折り品質が変化するの
を防止することができるので、紙折り品質を安定させる
ことができる。
【0020】なお、ローラ圧付加手段は、二本の隣接す
るローラ間に圧力をかけられるとともに、該圧力を変更
できるものならばどのようなものでも良く、例えば、圧
力を負荷するものとして、各種バネ、エア、油圧等を用
いることができる。また、圧力制御手段は、例えば、重
ねられる紙の枚数と、この紙の枚数において最適な紙折
りローラ間の圧力との関係を示した式や、データテーブ
ル等を記憶する記憶手段を有し、計数手段から入力され
た紙の枚数に対応する上記圧力を上記式やデータテーブ
ルから求めて上記圧力を制御するものである。なお、こ
の際には、圧力を直接求める必要はなく、ローラ圧付加
手段を、上述の最適な圧力を付加できる状態とするよう
に制御する制御データ(間接的に上記圧力を示すデー
タ)を求められるものとしても良い。なお、最適な圧力
とは、高い折り品質を確保できる圧力の範囲で任意に決
めるものであるが、上記範囲において低いものであるこ
とが好ましい。また、最適な圧力は、紙の材質、厚み等
の紙の種類や、紙折りローラの材質によっても変るもの
である。また、上記圧力制御手段は、上記ローラ圧付加
手段を制御できるものならばどのようなものでも良い。
【0021】本発明の請求項3記載の紙折り装置は、互
いに平行に隣接して配置されるとともに反対方向に回転
する少なくとも二本の紙折りローラを備え、該紙折りロ
ーラに向かって一枚の紙もしくは複数枚重ねられた紙を
搬入するとともに、該紙の折り位置の部分を先にして該
紙を上記紙折りローラ間に挿入することにより、上記紙
折りローラの間を通過した紙を折り位置で折られた状態
とする折畳処理を行なうことが可能な紙折り装置におい
て、各紙折りローラの軸心間の間隔を変更可能に、上記
紙折りローラを支持するローラ支持手段(例えば、固定
支持部材31及び可動支持部材32)と、上記ローラ支
持手段における上記紙折りローラの軸心間の間隔を変更
させる紙折りローラ位置変更手段(カム42及びカムフ
ォロア43)と、各折畳処理に際し紙を折る前に、上記
紙折りローラ間に挿入される紙の枚数を計数する計数手
段と、該計数手段により計数された紙の枚数に対応し
て、上記紙折りローラの軸心間の間隔を変更するように
上記紙折りローラ位置変更手段を制御する間隔制御手段
(例えば、制御装置22)とを備えていることを特徴と
する。
【0022】上記構成によれば、紙折り装置で順次行な
われる折畳処理において、毎回、紙を折る前に、一度に
折られる紙の枚数が数えられ、該紙の枚数に応じて、ロ
ーラの軸心間の間隔を変更するように制御されることに
なる。例えば、折られる紙の枚数が多い場合は紙折りロ
ーラの軸心間の間隔を広くし、枚数が少ない場合は紙折
りローラの軸心間の間隔を狭くするように、紙折りロー
ラの軸心間の間隔を制御して紙を折ることになる。
【0023】従って、重ねて一度に折られる枚数が多い
場合には、紙折りローラの軸心間の間隔を広くして、枚
数が多くなることにより厚くなった紙を容易に紙折りロ
ーラ間に挿入することが可能であり、紙がうまく紙折り
ローラ間に入らないようなエラーを防止することができ
る。一方、重ねて一度に折られる枚数が少ない場合に
は、紙折りローラの軸心間の間隔を狭くして、枚数が少
ないことにより薄い状態の紙を折る際に、紙折りローラ
の軸心間の間隔が広いことにより、折りが甘くなるのを
防止することができる。従って、エラーの防止と品質の
安定化とを同時に図ることができる。
【0024】なお、ローラ支持手段は、二本の隣接する
紙折りローラの軸心間の間隔を変えられるように、少な
くとも一方の紙折りローラの軸心の位置を変更可能な状
態に支持したものである。また、従来からローラ支持手
段は、紙折りローラ間に圧力をかけられるように、少な
くとも一方の紙折りローラが所定の範囲内で他方の紙折
りローラから離れるように移動できる状態で支持されて
いる。そして、この状態で二本の紙折りローラが近づく
ように圧力がかけられている。従って、紙折りローラ間
に紙が挿入されていない状態では、紙折りローラ間の間
隔が最低値となっている。それに対して本発明の紙折り
装置は、紙折りローラの軸心間の間隔の最低値を任意に
変更できるようにしたものであり、例えば、移動可能な
一方の紙折りローラに、他方の紙折りローラがそれ以上
近づくのを防止するストッパ等を設け、該ストッパを移
動自在とするものでも良い。そして、ローラ位置変更手
段は、例えば、上記ストッパを移動させて、紙折りロー
ラの軸心間の最低の間隔を決めるものである。
【0025】また、間隔制御手段は、例えば、重ねられ
る紙の枚数と、この紙の枚数において最適な紙折りロー
ラの軸心間の間隔との関係を示した式や、データテーブ
ル等を記憶する記憶手段を有し、計数手段から入力され
た紙の枚数に対応する上記間隔を上記式やデータテーブ
ルから求めて、紙折りローラの軸心間の間隔を制御する
ものである。なお、この際には、上記間隔を直接求める
必要はなく、ローラ位置変更手段を制御するための制御
データを求められるものとしても良い。なお、最適な間
隔とは、紙折りローラ間に確実に紙を挿入可能で、か
つ、高い折り品質を確保できる間隔である。また、最適
な間隔は、紙の材質、厚み等の紙の種類によっても変る
ものである。また、上記間隔制御手段は、上記ローラ位
置変更手段を制御できるものならばどのようなものでも
良い。
【0026】
【発明の実施の形態】以下に、本発明の実施の形態の第
一例の紙折り装置を図面を参照して説明する。図1は、
第一例の紙折り装置の概略構成を説明するための概略図
であり、第一例の紙折り装置は、例えば、メール封入封
緘装置の一部として、メール封入封緘装置内の前工程の
部分から折り畳むべき帳票(紙)が、一枚ずつ搬入さ
れ、これが、一つの封筒に封入される分だけ重ねられ、
その後に重ねられた帳票が一度に折られ、この折られた
帳票が、封筒に帳票を封入する後工程に搬送されるよう
になったものである。なお、紙折り装置においては、前
工程において、紙が重ねられ、重ねられた紙が搬入され
るものとしても良い。
【0027】図1に示すように、紙折り装置は、前工程
から帳票10を一枚ずつ搬入する一対の搬入ローラ1
1、11と、該搬入ローラ11、11により一枚ずつ搬
入された帳票を、重ねた状態にためる丁合部12と、搬
入ローラ11,11から丁合部12に、帳票10が送ら
れるのを検知するセンサSと、丁合部12に必要な枚数
の帳票10が溜められた際に、これら帳票10を重ねら
れた状態で、丁合部12から搬出する可動丁合搬出ロー
ラ13及び固定丁合搬出ローラ14と、可動丁合搬出ロ
ーラ13を回動移動させるソレノイド15を備えた可動
機構16と、帳票10を折るための二本の紙折りローラ
17,18と、該紙折りローラ17,18同士の間に、
帳票10を、その折り位置から先に挿入させるための導
入ローラ19と、帳票10の折り位置を決めるためのバ
ックル20と、上記紙折りローラ17,18及び導入ロ
ーラ19とを回転駆動するためのサーボモータ21と、
上記ソレノイド15及びサーボモータ21の駆動を制御
する制御装置22とを備えたものである。
【0028】上記搬入ローラ11,11は、メール封入
封緘システム内の前工程において連続帳票が切り離され
て一枚ずつの帳票とされたものを、一枚ずつ搬入するた
めのものである。そして、搬入ローラ11,11の少な
くとも一方は図示しない駆動機構により回転駆動され
る。上記丁合部12は、搬入ローラ11,11により搬
入される帳票を一枚ずつ受けて重ねた状態に保持するも
のであり、後述するように、一つの封筒に入れられる全
ての帳票10が丁合部12に重ねられた際に、丁合搬出
ローラ13,14により、重ねられた帳票が一度に搬出
される。また、丁合部12は、一種の受け皿となってい
るが、固定丁合搬出ローラ14の部分には、開口が設け
られている。
【0029】上記センサSは、搬入ローラ11,11か
ら丁合部12に帳票10が一枚ずつ送られる度に、帳票
10が通過するのを検知し、帳票10が丁合部に一枚搬
送されたことを示す信号を制御装置22に出力するよう
になっている。上記丁合搬出ローラ13,14は、上述
のように丁合部12にある帳票を搬出するものである
が、制御装置22から搬出を支持する信号が入力された
場合に搬出動作を行なうようになっている。従って、制
御装置22から信号が入力すれば、丁合部12に一枚し
か帳票10がなくてもこれを搬出するようになってい
る。
【0030】そして、上下に配置された一対の丁合搬出
ローラ13,14が丁合部12に重ねられた帳票10を
上下から挟んだ状態で搬出するが、一対の丁合搬出ロー
ラ13,14のうちの可動丁合搬出ローラ13は、可動
機構16により、位置を固定された固定丁合搬出ローラ
14の直上の帳票10を搬送可能な位置から、固定丁合
搬出ローラ14から上方に離れて帳票10を搬送不可能
な位置(搬入ローラ11,11による帳票の搬入を邪魔
しない位置)まで移動できるようになっている。すなわ
ち、可動丁合搬出ローラ13は、可動機構16の中央部
を支点16aに回動自在に支持された連結片16bの一
端部に接続されており、かつ、上記連結片16bの他端
部に上記ソレノイド15のプランジャ15aが接続され
ることで、円弧状に回動移動可能となっている。
【0031】そして、上記ソレノイド15は、制御装置
22からの制御信号に基づいて作動するようになってお
り、例えば、メール封入封緘装置の前工程側から制御装
置22に一つの封筒に封入される全ての帳票10を搬出
したことを示す丁合終了信号が入力した場合に、制御装
置22からソレノイド15に信号が出力され、ソレノイ
ド15が作動して可動丁合搬出ローラ13が移動するこ
とにより、丁合部12の帳票10を搬出可能な状態とな
り、帳票10が一対の丁合搬出ローラ13、14により
搬出される。
【0032】そして、上記紙折りローラ17,18、導
入ローラ19及びバックル20は、従来と同様に以下の
ような機能を有するものである。すなわち、上記丁合搬
出ローラ13,14により丁合部12から搬出された帳
票10が、一方の紙折りローラ17と導入ローラ19と
の間に挿入されることにより、これらローラの搬出側に
配置されたバックル20に送られる。該バックル20に
は、その先端側に該バックル20内に挿入された帳票1
0の移動を規制する規制部材(底)が備えられており、
未だ、帳票10の末端が紙折りローラ17と導入ローラ
19との間に挟まれた状態で、帳票10の先端が上記規
制部材に当たって移動できない状態となる。
【0033】この際には、紙折りローラ17と導入ロー
ラ19との間に挟まれた帳票10の末端がさらに押出さ
れることになるので、先端の位置が決められた状態の帳
票10は、バックル20のすぐ外の部分で撓むことにな
る。そして、帳票10が撓む位置は、二本の紙折りロー
ラ17,18の位置に近接しており、帳票10の撓みが
大きくなると、帳票10の撓みの部分が二本の紙折りロ
ーラ17、18同士の間に引き込まれることになる。そ
して、二本の紙折りローラ17,18に上述のように撓
んだ位置を引き込まれて、紙折りローラ17,18に挟
まれた状態で搬出されることにより、帳票10は、撓ん
だ位置を紙折り位置として折り畳まれた状態となる。
【0034】なお、帳票10の折り位置は、バックル2
0の規制部材の位置を変えることにより変えることがで
きる。また、第一例において、紙折りローラ17,18
及び導入ローラ19は、導入ローラ19に上記サーボモ
ータ21がベルト21aを介して接続され、導入ローラ
19から一方の紙折りローラ17に伝動され、該紙折り
ローラ17から他方の紙折りローラ18に伝動されるよ
うになっている。そして、導入ローラ19と一方の紙折
りローラ17とが互いに逆回転し、一方の紙折りローラ
17と、他方の紙折りローラ18とが互いに逆回転する
ようになっている。
【0035】上記制御装置22は、図示しない中央演算
処理ユニット(CPU)と、記憶手段としてのROM及
びRAMを備えたものであり、A/D、D/Aコンバー
タ等を含むインタフェースを介して、センサS、サーボ
モータ21の図示しない駆動回路、ソレノイド15等に
接続されている。また、前工程用の制御装置と折畳処理
用の制御装置22とが異なる場合には、これら制御装置
も接続されている。そして、制御装置22は、センサS
から丁合台12に帳票10が一枚送られたことを示す信
号が入力される度に、これをカウントし、前処理工程の
部分から丁合終了信号が入力された際に、そのときのカ
ウント数を一度に折られる帳票の枚数とし、カウントさ
れた値を0に初期化するようになっている。すなわち、
制御措置22は、ほぼ連続して順次行なわれる各折畳処
理に際し、紙を折る前に、上記紙折りローラ間に重ねて
挿入される紙の枚数を計数する計数手段として機能して
いる。
【0036】また、制御装置22の図示しないROMに
は、図3にグラフ25として示すサーボモータ21の回
転速度(紙折りローラ17,18の回転速度に対応し、
サーボモータ21の回転速度が決まることにより、紙折
りローラ17,18の回転速度が決まる)と、上述のよ
うに計数された一度に折られる帳票の枚数(丁合枚数)
との関係のデータが、例えば、データテーブルとして記
憶されている。なお、図3に示すように、回転速度は、
丁合枚数に反比例して、丁合枚数が増えるほど遅くなる
ようになっている。また、実際の各丁合枚数に対応する
サーボモータ21の回転数は、紙折りローラ17,18
の材質や形状、帳票10の材質や形状等によって、決め
られるものである。そして、制御装置22は、上述のよ
うに、一度に折られる帳票10の枚数が計数された際
に、この枚数に対応するサーボモータ21の回転速度を
ROMに記憶された上記データから読み出し、これをサ
ーボモータ21の回転速度として、RAMに記憶して設
定するようになっている。すなわち、制御装置22は、
各折畳処理に際し紙を折る前に、計数された帳票10の
枚数に対応して、帳票10の枚数が多いほど紙折りロー
ラ17,18の回転速度を遅くするように、紙折りロー
ラ17,18の回転速度を設定する回転速度設定手段と
しての機能を有する。
【0037】そして、制御装置22は、サーボモータ2
1を設定された回転速度で作動させるように、図示しな
いサーボモータ駆動回路に制御信号を出力する。すなわ
ち、制御装置22は、各折畳処理における紙折り時に、
上記回転速度設定手段により設定された回転速度で上記
紙折りローラが回転するように上記駆動手段を制御する
回転制御手段としての機能を有する。
【0038】次に、上記紙折り装置における折畳処理に
ついて、図2のフローチャートを参照して説明する。ま
ず、紙折り装置においては、メール封入封緘装置の前工
程の部分から一枚ずつ帳票10が、搬入ローラ11,1
1により搬入され、丁合部12に順次重ねられる。この
際に、制御装置22には、センサSから帳票10が一枚
搬入されたことを示す信号が入力される(ステップS
1)。すると、制御装置22は、図示しないRAMに確
保されたカウンタ領域の数値に1を加算する(ステップ
S2)。ここでは、最初なので0に1が加算される。
【0039】次に、制御装置22は、上述のようにカウ
ントされた数値(丁合枚数)に基づいて、ROMのデー
タテーブルを参照して、丁合枚数に対応するサーボモー
タ21の回転速度をRAMに記憶して設定する(ステッ
プS3)。次に、前工程の部分から丁合終了信号が入力
されたかいなかを判断する(ステップS4)。ここで、
丁合終了信号が入力されていれば、一つの封筒に封入さ
れる帳票10の枚数が一枚ということになる。そして、
丁合終了信号が入力されなければ、上述の処理を繰り返
すことにより、順次、丁合枚数がカウントアップされ、
設定された回転速度が丁合枚数に対応する回転速度に更
新されることになる。
【0040】そして、丁合終了信号が入力された段階
で、丁合枚数と、設定された回転速度が確定された状態
となり、制御装置22により図示しないサーボモータ駆
動回路に制御信号が送られて、サーボモータ21の回転
速度が、丁合枚数に対応する回転速度となる。そして、
制御装置22から可動機構16のソレノイド15を作動
させる信号が出力され、ソレノイド15が作動すること
により、上述のように、可動丁合搬出ローラ13と固定
丁合搬出ローラ14との間に丁合部12に重ねられた帳
票10が挟まれて、帳票10が導入ローラ19側に搬送
される(ステップS5)。そして、上記紙折りローラ1
7,18の部分において、上述のように、帳票10が折
り畳まれる。そして、制御装置においては、上述の丁合
枚数のカウント値が0に初期化される(ステップS
6)。そして、制御装置22においては、ステップS1
に戻り、次の一つの封筒に封入される帳票10の折畳処
理を再び上述のように行なうことになる。
【0041】このように、丁合枚数が少ない場合には、
紙折り時の紙折りローラ17,18の回転速度を速く
し、丁合枚数が多い場合には、紙折り時の紙折りローラ
17、18の回転速度を遅くするようにすれば、丁合枚
数が多い場合に、帳票の折り位置を紙折りローラ17,
18で長い時間押圧して折り品質を向上することができ
るととも、丁合枚数が少ない場合に紙折りローラ17,
18の回転速度を速くして折り作業を早く終わらせるよ
うにすることで、多数回の折畳処理全体として、折り品
質を向上させても折り作業が遅くなるのを防止すること
ができる。
【0042】また、丁合枚数が多い場合には、丁合部1
2で帳票10を重ねるのに時間がかかるので、丁合枚数
が多い折り処理が続くような場合には、紙折りローラ1
7,18の回転速度を遅くしても作業にあまり遅れが出
ないことになる。以上のことから、作業速度を遅らせる
ことなく、丁合枚数が多い場合の折り品質を向上させ
て、ほぼ連続する折畳処理において、丁合枚数が変動す
るものとしても折り品質を安定させることができる。
【0043】次に、図4を参照して、本発明の第二例の
紙折り装置を説明する。なお、第二例の紙折り装置は、
図1に示される第一例の紙折り装置とほぼ同様の構成を
有するものであり、第二例の紙折り装置において、第一
例と同様の構成については、その説明を省略する。ま
た、図4は、紙折りローラ17,18の支持機構の概略
構成を示すものであるが、紙折りローラ17、18の左
右両端部を支持するように設けられた支持部材のうちの
紙折りローラ17、18の一方の端部側を支持する部分
の図示を省略している。また、図4においては、導入ロ
ーラ19、バックル20等の紙折りローラ17,18の
支持機構ではない部材の図示を省略している。
【0044】ここで、第二例の紙折り装置の特徴的な部
分である紙折りローラ17、18の支持機構について説
明する。図4に示すように、上記支持機構は、第一例で
説明した一方の紙折りローラ17を回動自在に支持する
固定支持部材31と、他方の紙折りローラ18を回動自
在に支持する可動支持部材32と、これらの間隔の最低
値を決める間隔調整ストッパ33と、可動支持部材32
を固定支持部材31に近づけるように付勢するコイルバ
ネ34と、該コイルバネ34の固定支持部材31に取り
付ける側の端部の位置を変動させる圧力変動機構35と
を有するものである。
【0045】上記固定支持部材31は、紙折りローラ1
7の両端部を図示しない軸受けにより回動自在に支持し
ている。また、可動支持部材32は、固定支持部材31
に回動可能に支持されるとともに、紙折りローラ18の
両端部を図示しない軸受けにより回動自在に支持してお
り、固定支持部材31に支持された紙折りローラ17に
対して紙折りローラ18を近づいたり離れたりするよう
に支持している。
【0046】間隔調整ストッパ33は、固定支持部材3
1に対する可動支持部材32の紙折りローラ17に対し
て紙折りローラ18を近づける方向への移動を規制して
いるものであり、予め設定された二本の紙折りローラ1
7、18の軸心間の最低間隔より二本の紙折りローラ1
7、18の軸心間の間隔が狭くならないようにしてい
る。なお、紙折りローラ17、18は、その回転軸より
外側の部分に弾性体が用いられており、この弾性体の弾
性変形により、二本の紙折りローラ17、18の表面同
士が当接した状態で、さらに二本の紙折りローラ17,
18の軸心間の間隔を狭くすることができるようになっ
ている。
【0047】上記コイルバネ34は、その一端部が可動
支持部材32に接続され、他端部が後述するように移動
可能に固定支持部材31に接続されており、可動支持部
材32を固定支持部材31側に向かって付勢しており、
実質的に一方の紙折りローラ17に向かって他方の紙折
りローラ18を付勢している。従って、コイルバネ34
は、二本の紙折りローラ17,18間に圧力をかけるよ
うになっている。
【0048】上記圧力変動機構35は、固定支持部材3
1に回動自在に取り付けられたリンク片36と、該リン
ク片36を回動駆動するステッピングモータ37と、該
ステッピングモータ37の回転をリンク片36に伝動す
る二つのプーリ38,39とベルト40とを備えたもの
である。そして、上記コイルバネ34の他端部は、上記
リンク片36に接続されることで、固定支持部材31に
移動可能に接続されている。
【0049】すなわち、リンク片36は、ステッピング
モータ37により上下に円弧に沿って回動移動できるよ
うになっており、これにより、リンク片36に繋がれた
コイルバネ34の他端部が上下に移動するようになって
いる。そして、コイルバネ34の他端部は、リンク片3
6により、可動支持部材に接続されたコイルバネ34の
一端部に近づく方向と遠ざかる方向とに移動できるよう
になっている。そして、コイルバネ34の他端部を一端
部に近づけた場合には、コイルバネ34の付勢力が弱く
なり、コイルバネ34の他端部を一端部から遠ざけた場
合には、コイルバネ34の付勢力が強くなる。これによ
り、二本の紙折りローラ17,18間に作用する圧力を
変更できるようになっている。
【0050】従って、コイルバネ34と圧力変動機構3
5とは、紙折りローラ17,18間に圧力をかけるとと
もに、該圧力の高低を変更可能なローラ圧付加手段とな
っている。なお、第二例の紙折り装置において、上述の
ような構成から、二本の紙折りローラ17,18間の圧
力は、ステッピングモータ37の回転角度によって決ま
ることになる。
【0051】また、第二例において、制御装置22は、
第一例の制御装置と同様の機能を有するとともに、その
ROMには、上述のように二本の紙折りローラ17,1
8間の圧力を決めるステッピングモータ37の回転角度
と、第一例で述べたように計数された一度に折られる帳
票の枚数(丁合枚数)との関係のデータが、例えば、デ
ータテーブルとして記憶されている。なお、上記回転角
度で表される上記圧力は、丁合枚数に比例して、丁合枚
数が増えるほど強くなるようになっている。
【0052】そして、制御装置22は、上述のように、
一度に折られる帳票10の枚数が計数された際に、この
枚数に対応するステッピングモータ37の回転角度をR
OMに記憶された上記データから読み出し、これをステ
ッピングモータ37の回転角度として、RAMに記憶し
て設定するようになっている。すなわち、制御装置22
は、各折畳処理に際し紙を折る前に、計数された帳票1
0の枚数に対応して、帳票10の枚数が多いほど紙折り
ローラ17,18間の圧力が高くなるように、紙折りロ
ーラ17,18の間の圧力を設定する圧力設定手段とし
ての機能を有する。
【0053】そして、制御装置22は、ステッピングモ
ータ37を設定された回転角度まで回転させるように、
図示しないステッピングモータ駆動回路に制御信号を出
力する。すなわち、制御装置22は、各折畳処理におけ
る紙折り時に、上記圧力設定手段により設定された圧力
を上記紙折りローラ17,18間にかけるように、上記
ローラ圧付加手段を制御する圧力制御手段としての機能
を有する。
【0054】そして、このような第二例の紙折り装置に
おいては、上述の第一例の紙折りローラの回転速度の制
御と同様の方法で上記紙折りローラ17,18間にかけ
る圧力を制御することができる。すなわち、第二例にお
いては、第一例において丁合枚数に応じて回転速度を制
御したように、丁合枚数に応じて二本の紙折りローラ1
7、18間の圧力を制御することができる。
【0055】このように、丁合枚数が少ない場合には、
紙折り時の紙折りローラ17,18間の圧力を低くし、
丁合枚数が多い場合には、紙折り時の紙折りローラ1
7、18間の圧力を高くするようにすれば、丁合枚数が
多い場合に、帳票の折り位置を紙折りローラ17,18
で強く押圧して折り品質を向上することができるとと
も、丁合枚数が少ない場合に紙折りローラ17,18間
の圧力を弱くして、紙折りローラ17,18等への負荷
を軽減して耐久性を向上することができる。なお、第二
例においては、第一例のように紙折りローラ17,18
の回転速度を変更しないものとしても良い。
【0056】次に、図5を参照して、本発明の第三例の
紙折り装置を説明する。なお、第三例の紙折り装置は、
図1に示される第一例の紙折り装置とほぼ同様の構成を
有するものであり、第三例の紙折り装置において、第一
例と同様の構成については、その説明を省略する。ま
た、第三例の紙折り装置の紙折りローラ17,18の支
持機構は、第二例の紙折り装置の支持機構の一部を変更
したものであり、第二例と同様の構成要素には、同様の
符号を付してその説明を省略する。また、図5は、紙折
りローラ17,18の支持機構の概略構成を示すもので
あるが、紙折りローラ17、18の左右両端部を支持す
るように設けられた支持部材のうちの紙折りローラ1
7、18の一方の端部側を支持する部分の図示を省略し
ている。また、図5においては、導入ローラ19、バッ
クル20等の紙折りローラ17,18の支持機構ではな
い部材の図示を省略している。
【0057】ここで、第三例の紙折り装置の特徴的な部
分である紙折りローラ17、18の支持機構について説
明する。図5に示すように、第三例の紙折り装置の支持
機構は、第二例と同様に、一方の紙折りローラ17を回
動自在に支持する固定支持部材31と、他方の紙折りロ
ーラ18を回動自在に支持する可動支持部材32と、可
動支持部材32を固定支持部材31に近づけるように付
勢するコイルバネ34とを備えたものである。なお、コ
イルバネ34は、第二例において、他方の端部が移動自
在に固定支持部材31に接続されていたが、第三例で
は、コイルバネ34の一方の端部が可動支持部材32に
固定的に接続されるとともに、他方の端部が固定支持部
材31に固定的に接続されている。なお、第二例で述べ
たように、固定支持部材31と該固定支持部材31に回
動可能に取り付けられた可動支持部材32とが、各紙折
りローラ17,18の軸心間の間隔を変更可能に、上記
紙折りローラ17,18を支持するローラ支持手段とな
っている。
【0058】また、第三例においては、間隔調整ストッ
パ33に代えて、記紙折りローラの軸心間の間隔を変更
させる間隔変更機構41が設けられている。そして、間
隔変更機構41は、固定支持部材31側に設けられ、か
つ、回転中心が偏心した円板状のカム42と、該カム4
2に係合するとともに可動支持部材32側に設けられか
つ、回動可能な円板状のカムフォロア43とからなるも
のである。これらカム42とカムフォロア43とによ
り、カム42を回転させることにより、固定支持部材3
1に支持された紙折りローラ17と、可動支持部材32
に支持された紙折りローラ18との軸心間距離を変更で
きるようになっている。
【0059】上記カム42を回転駆動する装置は、第一
例の圧力変動機構35のリンク片36を回動駆動する装
置と同様に、カム42を回動駆動するステッピングモー
タ37と、該ステッピングモータ37の回転をリンク片
36に伝動する二つのプーリ38,39とベルト40と
を備えたものである。
【0060】従って、間隔変更機構41とこれを駆動す
る上記ステッピングモータ37等とが、紙折りローラ1
7,18の軸心間の間隔を変更させる紙折りローラ位置
変更手段となっている。なお、第三例の紙折り装置にお
いて、上述のような構成から、二本の紙折りローラ1
7,18間の間隔は、ステッピングモータ37(カム4
2)の回転角度によって決まることになる。
【0061】また、第三例において、制御装置22は、
第一例の制御装置と同様の機能を有するとともに、その
ROMには、上述のように二本の紙折りローラ17,1
8の軸心間の間隔を決めるステッピングモータ37の回
転角度と、第一例で述べたように計数された一度に折ら
れる帳票の枚数(丁合枚数)との関係のデータが、例え
ば、データテーブルとして記憶されている。なお、上記
回転角度で表される上記軸心間の間隔は、丁合枚数に比
例して、丁合枚数が増えるほど広くなるようになってい
る。
【0062】そして、制御装置22は、上述のように、
一度に折られる帳票10の枚数が計数された際に、この
枚数に対応するステッピングモータ37の回転角度をR
OMに記憶された上記データから読み出し、これをステ
ッピングモータ37の回転角度として、RAMに記憶し
て設定するようになっている。すなわち、制御装置22
は、各折畳処理に際し紙を折る前に、計数された帳票1
0の枚数に対応して、帳票10の枚数が多いほど紙折り
ローラ17,18の軸心間の間隔が広くなるように、紙
折りローラ17,18の軸心間の間隔を設定する間隔設
定手段としての機能を有する。
【0063】そして、制御装置22は、ステッピングモ
ータ37を設定された回転角度まで回転させるように、
図示しないステッピングモータ駆動回路に制御信号を出
力する。すなわち、制御装置22は、各折畳処理に際し
紙を折る前に、上記紙折りローラ17,18の軸心間の
間隔が上記間隔設定手段により設定された間隔となるよ
うに、上記紙折りローラ位置変更手段を制御する間隔制
御手段としての機能を有する。
【0064】そして、このような第三例の紙折り装置に
おいては、上述の第一例の紙折りローラ17,18の回
転速度の制御と同様の方法で上記紙折りローラ17,1
8の軸心間の間隔を制御することができる。すなわち、
第三例においては、第一例において丁合枚数に応じて回
転速度を制御したように、丁合枚数に応じて二本の紙折
りローラ17、18の軸心間の間隔を制御することがで
きる。
【0065】このように、丁合枚数が少ない場合には、
紙折り時の紙折りローラ17,18の軸心間の間隔を狭
くし、丁合枚数が多い場合には、紙折り時の紙折りロー
ラ17、18の軸心間の間隔を広くするようにすれば、
丁合枚数が多い場合に、厚くなった帳票10が紙折りロ
ーラ17,18間に入りづらい状態となるの防止して、
エラーを防止するとともに、丁合枚数が少ない場合に紙
折りローラ17,18間の間隔を狭くして、紙折りロー
ラ17,18の間隔が広すぎることにより、折りが甘く
なるのを防止することができる。
【0066】なお、第三例においては、第一例のように
紙折りローラ17,18の回転速度を変更するものとし
なくとも良い。また、第三例においては、第二例と同様
に、コイルバネ34の他端部を圧力変動機構35に接続
するようにして、紙折りローラ間の圧力を第二例と同様
の方法で変更するものとしても良い。また、上記例にお
いて、第一例においてサーボモータを用いたいが他のモ
ータを用いるものとしても良いし、モータに変速機を接
続するものとしても良い。また、第二例及び第三例にお
いてステッピングモータを用いたが、エアシリンダやソ
レノイドを用いるものとしても良い。また、第三例にお
いて圧力を負荷するのにコイルバネを用いたが、板ばね
等の他のばねを用いても良い。
【0067】
【発明の効果】本発明の請求項1記載の紙折り装置によ
れば、重ねて一度に折られる紙の枚数に対応して紙折り
ローラの回転速度を変更するように制御することによっ
て、例えば、上記枚数が多い場合には、紙折りローラの
回転速度を遅くして、長時間、紙の折り位置が二本の紙
折りローラに押えられるようにすることができる。これ
により、紙の枚数が多いことにより折りが甘くなるの防
止することができるので、紙折り品質を向上することが
できる。また、一度に折られる紙の枚数によって紙折り
品質が変化するのを防止することができるので、紙折り
品質を安定させることができる。
【0068】また、順次折畳処理をほぼ連続して行なう
に際して、各折畳処理において、毎回、紙の枚数に応じ
て、紙折りローラの回転速度を制御することにより、い
つも紙折りローラの回転速度が遅くなる状態とはなら
ず、紙の枚数が少ない場合は、紙折りローラの回転速度
が速くなるので、一連のほぼ連続した多数回の紙折り作
業において、折り品質を安定できるとともに、出来高が
低下するのを防止することができる。
【0069】本発明の請求項2記載の紙折り装置によれ
ば、重ねて一度に折られる紙の枚数に対応して、紙折り
ローラ間の圧力を変更するように制御することによっ
て、例えば、上記枚数が多い場合には、紙折りローラ間
の圧力を高くして、紙の枚数が多いことにより折りが甘
くなるの防止することができる。これにより、紙折り品
質を向上することができる。また、一度に折られる紙の
枚数によって紙折り品質が変化するのを防止することが
できるので、紙折り品質を安定させることができる。ま
た、常時圧力を高くすることによる不具合を防止するこ
とができる。
【0070】本発明の請求項3記載の紙折り装置によれ
ば、重ねて一度に折られる紙の枚数に対応して、紙折り
ローラの軸心間の距離を変更するように制御することに
よって、例えば、上記枚数が多い場合には、紙折りロー
ラの軸心間の間隔を広くして、枚数が多くなることによ
り厚くなった紙を容易に紙折りローラ間に挿入すること
ができる。従って、紙がうまく紙折りローラ間に入らな
いようなエラーを防止することができる。一方、重ねて
一度に折られる枚数が少ない場合には、紙折りローラの
軸心間の間隔を狭くして、枚数が少ないことにより薄い
状態の紙を折る際に、紙折りローラの軸心間の間隔が広
いことにより、折りが甘くなるのを防止することができ
る。従って、エラーの防止と品質の安定化を同時に図る
ことができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態の第一例の紙折り装置の概
略構成を説明するための図面である。
【図2】第一例の紙折り装置における折畳処理を説明す
るためのフローチャートである。
【図3】第一例の紙折り装置における丁合枚数と紙折り
ローラの回転速度を決定するモータの回転速度との関係
を示すグラフである。
【図4】第二例の紙折り装置におけるローラ圧付加手段
を有する支持機構を説明するための図面である。
【図5】第三例の紙折り装置における紙折りローラ支持
手段及び紙折りローラ位置変更手段を説明するための図
面である。
【図6】従来の紙折り装置の概略を説明するための図面
である。
【符号の説明】
10 帳票(紙) 17 紙折りローラ 18 紙折りローラ 21 サーボモータ 22 制御装置(計数手段、回転制御手段、圧力
制御手段、間隔制御手段) 31 固定支持部材(ローラ支持手段) 32 可動支持部材(ローラ支持手段) 34 コイルバネ(ローラ圧付加手段) 42 カム 43 カムフォロア

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 互いに平行に隣接して配置されるととも
    に反対方向に回転する少なくとも二本の紙折りローラ
    と、該紙折りローラを回転させる駆動手段とを備え、該
    紙折りローラに向かって一枚の紙もしくは複数枚重ねら
    れた紙を搬入するとともに、該紙の折り位置の部分を先
    にして該紙を上記紙折りローラ間に挿入することによ
    り、上記紙折りローラの間を通過した紙を折り位置で折
    られた状態とする折畳処理を行なうことが可能な紙折り
    装置において、 各折畳処理に際し紙を折る前に、上記紙折りローラ間に
    挿入される紙の枚数を計数する計数手段と、 該計数手段により計数された紙の枚数に対応して、上記
    ローラの回転速度を変更するように上記駆動手段を制御
    する回転制御手段とを備えていることを特徴とする紙折
    り装置。
  2. 【請求項2】 互いに平行に隣接して配置されるととも
    に反対方向に回転する少なくとも二本の紙折りローラを
    備え、該紙折りローラに向かって一枚の紙もしくは複数
    枚重ねられた紙を搬入するとともに、該紙の折り位置の
    部分を先にして該紙を上記紙折りローラ間に挿入するこ
    とにより、上記紙折りローラの間を通過した紙を折り位
    置で折られた状態とする折畳処理を行なうことが可能な
    紙折り装置において、 上記紙折りローラ間に圧力をかけるとともに、該圧力の
    高低を変更可能なローラ圧付加手段と、 各折畳処理に際し紙を折る前に、上記紙折りローラ間に
    挿入される紙の枚数を計数する計数手段と、 該計数手段により計数された紙の枚数に対応して、上記
    紙折りローラ間にかける圧力を変更するように上記ロー
    ラ圧付加手段を制御する圧力制御手段とを備えているこ
    とを特徴とする紙折り装置。
  3. 【請求項3】 互いに平行に隣接して配置されるととも
    に反対方向に回転する少なくとも二本の紙折りローラを
    備え、該紙折りローラに向かって一枚の紙もしくは複数
    枚重ねられた紙を搬入するとともに、該紙の折り位置の
    部分を先にして該紙を上記紙折りローラ間に挿入するこ
    とにより、上記紙折りローラの間を通過した紙を折り位
    置で折られた状態とする折畳処理を行なうことが可能な
    紙折り装置において、 各紙折りローラの軸心間の間隔を変更可能に、上記紙折
    りローラを支持するローラ支持手段と、 上記ローラ支持手段における上記紙折りローラの軸心間
    の間隔を変更させる紙折りローラ位置変更手段と、 各折畳処理に際し紙を折る前に、上記紙折りローラ間に
    挿入される紙の枚数を計数する計数手段と、 該計数手段により計数された紙の枚数に対応して、上記
    紙折りローラの軸心間の間隔を変更するように上記紙折
    りローラ位置変更手段を制御する間隔制御手段とを備え
    ていることを特徴とする紙折り装置。
JP11137484A 1999-05-18 1999-05-18 紙折り装置 Pending JP2000327215A (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11137484A JP2000327215A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 紙折り装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP11137484A JP2000327215A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 紙折り装置

Publications (1)

Publication Number Publication Date
JP2000327215A true JP2000327215A (ja) 2000-11-28

Family

ID=15199723

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP11137484A Pending JP2000327215A (ja) 1999-05-18 1999-05-18 紙折り装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP2000327215A (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189465A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Toshiba Tec Corp 用紙後処理装置
JP2011136798A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Ricoh Co Ltd 用紙折り装置
JP2011143975A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008189465A (ja) * 2007-02-01 2008-08-21 Toshiba Tec Corp 用紙後処理装置
JP2011136798A (ja) * 2009-12-28 2011-07-14 Ricoh Co Ltd 用紙折り装置
JP2011143975A (ja) * 2010-01-12 2011-07-28 Ricoh Co Ltd 画像形成装置

Similar Documents

Publication Publication Date Title
KR100653813B1 (ko) 지엽류 취출 장치
US20010000612A1 (en) Inserting apparatus and method using a snap-and-burst technique
CN208916365U (zh) 薄片处理装置
EP0836938A2 (en) Pinless folder
US7497427B2 (en) Image forming apparatus
JP2000327215A (ja) 紙折り装置
EP0462421B1 (en) Automatic chopper blade operating timing regulator
US8814491B2 (en) Method and system for mail item turnover
JP2004075210A (ja) 紙葉類取出装置
JPH0967042A (ja) 紙葉類搬送機構
JPH07137883A (ja) 紙葉類繰出し装置
EP1375187B1 (en) Stapler processing apparatus for paper collating machine
JPH05270731A (ja) 折機の折丁押さえブラシ制御装置
JP2602661Y2 (ja) 用紙排出装置
JP4020737B2 (ja) 後処理装置,画像形成装置,及びそれらを組み合わせた画像形成システム
JP7355540B2 (ja) 印刷製品用の中綴じ機
JPH11130298A (ja) 印刷発行装置
JP2981514B2 (ja) 紙葉類の繰出し圧ファジィ制御装置
JP2004099262A (ja) シート排出機構,シート処理装置
JP2893619B2 (ja) 紙葉類の繰出し装置
JP2785481B2 (ja) 紙葉類の繰出し装置
JP2740855B2 (ja) フォーム処理装置
JP3166205B2 (ja) 紙葉類の繰出し隙間調整制御装置
JPH04354746A (ja) 紙葉類の繰出し隙間調整装置
JPH03259859A (ja) 紙葉類の集積調節ファジィ制御装置