JP2000324403A - 固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法 - Google Patents

固体撮像装置および固体撮像装置の駆動方法

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JP2000324403A
JP2000324403A JP11127133A JP12713399A JP2000324403A JP 2000324403 A JP2000324403 A JP 2000324403A JP 11127133 A JP11127133 A JP 11127133A JP 12713399 A JP12713399 A JP 12713399A JP 2000324403 A JP2000324403 A JP 2000324403A
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solid
circuit
imaging device
state imaging
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JP11127133A
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English (en)
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Tsugihisa Inoue
次久 井上
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Original Assignee
Sharp Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 スタンバイ動作モードを解除した場合に再起
動のために時間を要しない。 【解決手段】 駆動タイミング発生回路6に分周回路8
及びデコーダ11を設ける。信号処理回路5にシリアル
データ生成部13を設ける。スタンバイ動作モード時に
は、分周回路8は、シリアルデータ生成部13からのシ
リアルデータをデコーダ11でデコードして得られた分
周比制御信号に基づいて、発振回路7からの原振クロッ
クを8分周して基準クロックとする。こうして、通常動
作モード時の1/4の周波数で動作して消費電力を抑え
る。スタンバイ動作モードが解除されると、シリアルデ
ータ生成部13は、スタンバイ動作モードの解除前後で
の電荷蓄積時間を同等にするようなシリアルデータを生
成する。こうして、スタンバイ動作モード解除時におけ
るビデオ信号の露光量および白バランスを安定させて、
再起動に時間を要しないようにする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、CMOS(相補
型金属酸化膜半導体)イメージセンサ等の固体撮像素子
を用いた固体撮像装置に関する。
【0002】
【従来の技術】CCD(電荷結合素子)やCMOSイメー
ジセンサ等の固体撮像素子を用いたカメラシステムにお
いては、低消費電力化が重要な課題となっている。とり
わけ、バッテリで駆動するような携帯機器に使用される
カメラシステムや、電子スチルカメラや、カメラ一体型
VTR(ビデオ・テープ・レコーダ)等においては、特に重
要な課題となっている。
【0003】携帯機器用のカメラシステムの場合には、
例えば、後段の装置によって、映像を確認している状態
や、ビデオ信号を取り込んでいる状態や、取り込んだビ
デオ信号を処理している状態等の固体撮像素子を動作さ
せる必要がない状態、換言すれば、他の処理が終了する
まで待機しているスタンバイ状態が存在する。
【0004】従来、上述のようなスタンバイ状態におい
て低消費電力化を図る場合には、上記固体撮像素子の動
作を停止することによって対応している。すなわち、上
記CCDやCMOSイメージセンサ等の固体撮像素子を
用いたカメラシステムは、上記固体撮像素子を有するセ
ンサ部、このセンサ部を駆動するセンサ駆動パルスを発
生する駆動パルスタイミング発生部、上記センサ部から
の出力信号をビデオ信号に変換する信号処理部等で構成
されている。そして、上記のような固体撮像素子の動作
停止は、上記タイミング発生部や信号処理部の動作を停
止させることで行っている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記従
来の固体撮像素子を用いたカメラシステムでは、スタン
バイ状態における低消費電力化を図る場合には上記タイ
ミング発生部や信号処理部の動作を停止(つまり、カメ
ラシステムを停止)させるために、以下のような問題が
ある。
【0006】すなわち、上記固体撮像素子の動作を停止
しても上記固体撮像素子を構成するフォトダイオードに
は電荷が蓄積し続けられる。そのため、やがては上記固
体撮像素子からの出力信号のレベルが飽和してしまい、
このような状態でカメラシステムを再起動した場合に
は、画面が乱れてしまう(例えば、画面が真っ白になる)
のである。したがって、カメラシステムを再起動する場
合には、露光量および白バランス等の制御が安定するま
でに時間が掛かるために、出力されるビデオ信号を直ぐ
に使用することができないのである。つまり、従来のカ
メラシステムにおいては、再起動に時間が掛かってしま
うという問題がある。
【0007】そこで、この発明の目的は、スタンバイ動
作モードから通常動作モードに切り換えた場合の再起動
に時間を要しない固体撮像装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に係る発明は、駆動タイミング発生回路で
生成された駆動パルスによって固体撮像素子を駆動し,
この固体撮像素子で得られた撮像信号を信号処理回路に
よって処理する固体撮像装置において、通常動作モード
時には通常動作モード用の制御データを生成する一方,
スタンバイ動作モード時にはスタンバイ動作モード用の
制御データを生成する制御データ生成部と、発振回路
と、通常動作モード時には,上記通常動作モード用の制
御データに基づいて上記発振回路からの原振クロックを
第1分周比で分周する一方,スタンバイ動作モード時に
は,上記スタンバイ動作モード用の制御データに基づい
て上記発振回路からの原振クロックを上記第1分周比よ
り大きな第2分周比で分周して,上記駆動タイミング発
生回路および信号処理回路の基準クロックを生成する分
周回路を備えて、上記制御データはシャッタデータを含
み,このシャッタデータは,上記通常動作モード時とスタ
ンバイ動作モード時とで上記固体撮像素子の電荷蓄積時
間を同じにするように設定されており、上記駆動タイミ
ング発生回路は,上記シャッタデータに基づいて,上記通
常動作モード時とスタンバイ動作モード時とで同じ電荷
蓄積時間になるような駆動パルスを生成することを特徴
としている。
【0009】上記構成によれば、スタンバイ動作モード
時には、分周回路によって原振クロックを通常動作モー
ド時の第1分周比より大きな第2分周比で分周して基準
クロックが生成される。こうして、上記スタンバイ動作
モード時には、上記通常動作モード時の基準クロックよ
りも低周波数の基準クロックによって駆動タイミング発
生回路および信号処理回路が駆動されて、上記スタンバ
イ動作モード時の消費電力が抑えられる。
【0010】さらに、上記両動作モード時における上記
固体撮像素子の電荷蓄積時間を同じにするように設定さ
れたシャッタデータに基づいて、駆動タイミング発生回
路によって上記固体撮像素子の駆動パルスが生成され
る。こうして、上記両動作モード時における電荷蓄積時
間が同じになるように上記固体撮像素子が駆動される。
【0011】また、請求項2に係る発明は、請求項1に
係る発明の固体撮像装置において、上記分周回路は、上
記駆動タイミング発生回路に内蔵されていることを特徴
としている。
【0012】上記構成によれば、上記分周回路は駆動タ
イミング発生回路に内蔵されているので、上記分周回路
を単独で設ける場合に比して少ない部品数で構成され
る。
【0013】また、請求項3に係る発明は、駆動タイミ
ング発生回路で生成された駆動パルスによって固体撮像
素子を駆動し,この固体撮像素子で得られた撮像信号を
信号処理回路によって処理する固体撮像装置の駆動方法
であって、通常動作モード時には,上記駆動タイミング
発生回路および信号処理回路を第1基準クロックに基づ
いて動作させる一方,スタンバイ動作モード時には,上記
駆動タイミング発生回路および信号処理回路を上記第1
基準クロックの周波数よりも低く設定された第2基準ク
ロックに基づいて動作させ、上記通常動作モードとスタ
ンバイ動作モードとの両動作モードにおいて,上記固体
撮像素子の電荷蓄積時間を同一にするような上記駆動パ
ルスを上記駆動タイミング発生回路で生成して、上記ス
タンバイ動作モード時における消費電力の抑制を図るこ
とを特徴としている。
【0014】上記構成によれば、スタンバイ動作モード
時には、通常動作モード時の第1基準クロックの周波数
よりも低く設定された第2基準クロックに基づいて駆動
タイミング発生回路及び信号処理回路が動作されて、上
記スタンバイ動作モード時の消費電力が抑えられる。さ
らに、上記両動作モード時における固体撮像素子の電荷
蓄積時間を同一にするように生成された駆動パルスによ
って、上記固体撮像素子が上記両動作モード時における
電荷蓄積時間が同じになるように駆動される。
【0015】また、請求項4に係る発明は、請求項3に
係る発明の固体撮像装置の駆動方法において、第1,第
2基準クロックは、原振クロックを分周回路で分周する
ことによって生成することを特徴としている。
【0016】上記構成によれば、上記通常動作モード時
用の第1基準クロックと上記スタンバイ動作モード時用
の第2基準クロックが、原振クロックを分周することに
よって容易に生成される。
【0017】また、請求項5に係る発明は、請求項4に
係る発明の固体撮像装置の駆動方法において、上記第2
基準クロックの周波数は、上記分周回路の分周比を選択
することによって任意に設定されることを特徴としてい
る。
【0018】上記構成によれば、上記分周回路の分周比
を適宜選択することによって、上記スタンバイ動作モー
ド時の消費電力が適宜変更される。その場合、高い分周
比を選択する程に低消費電力になる。
【0019】また、請求項6に係る発明は、請求項4あ
るいは請求項5に係る発明の固体撮像装置の駆動方法に
おいて、上記固体撮像素子の電荷蓄積時間を水平走査期
間で表した電荷蓄積期間を、上記第1,第2基準クロッ
クの分周比に応じて変化させることによって、上記スタ
ンバイ動作モード時と通常動作モード時との電荷蓄積時
間を同一にする上記駆動パルスを得ることを特徴として
いる。
【0020】上記構成によれば、上記第1,第2基準ク
ロックの分周比に基づいて、上記両動作モード時におけ
る電荷蓄積時間を同一にするように上記固体撮像素子を
駆動するための駆動パルスが的確に且つ簡単に生成され
る。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、この発明を図示の実施の形
態により詳細に説明する。図1は、本実施の形態の固体
撮像装置としてのカメラシステムにおけるブロック図で
ある。このカメラシステムは、撮像レンズ1,CMOS
イメージセンサ部2,AGC(自動利得制御)回路3,A/
D変換器4,信号処理回路5,駆動タイミング発生回路6
および発振回路7によって概略構成される。
【0022】そして、上記撮像レンズ1によって被写体
の映像がCMOSイメージセンサ部2の撮像面に結像さ
れ、このCMOSイメージセンサ部2で得られた撮像信
号はAGC回路3およびA/D変換器4を介して、シリ
アルデータ生成部(上記制御データ生成部に相当)13お
よび出力検知部14を有する信号処理回路5に供給され
る。
【0023】一方において、上記駆動タイミング発生回
路6は、CMOSイメージセンサ部2のCMOSイメー
ジセンサを駆動するためのセンサ駆動パルスや、AGC
回路3用のAGCクランプパルスや、AGC回路3及び
A/D変換器4用の制御信号を生成する。そして、上記
センサ駆動パルスをCMOSイメージセンサ部2に供給
し、AGCクランプパルスをAGC回路3に供給し、上
記制御信号をAGC回路3およびA/D変換器4に供給
する。ここで、駆動タイミング発生回路6は、分周回路
8,水平カウンタ9,垂直カウンタ10,デコーダ11お
よび駆動パルス成形回路12を有している。
【0024】上記構成のカメラシステムは、以下のよう
に動作する。すなわち、CMOSイメージセンサ部2を
動作させる通常動作モード時においては、信号処理回路
5に入力されるスタンバイ動作モード信号が例えば「0」
となる。そうすると、シリアルデータ生成部13によっ
て、分周比データ,シャッタデータおよびゲインデータ
を含む通常動作モード用のシリアルデータ(上記制御デ
ータに相当)が生成されて出力される。そして、デコー
ダ11によって上記シリアルデータがデコードされて
「2分周」を指示する分周比制御信号および電荷蓄積期間
(上記CMOSイメージセンサの電荷蓄積時間を水平走
査期間Hで表したもの)を指定するシャッタ信号が得ら
れ、上記分周比制御信号は分周回路8に出力される一
方、上記シャッタ信号はセンサ駆動パルス成形回路12
に出力される。
【0025】上記分周回路8は、上記分周比制御信号に
基づいて、発振回路7によって生成された原振クロック
を2分周し、基準クロックとして信号処理回路5,水平
カウンタ9およびデコーダ11に供給する。そうする
と、信号処理回路5は、上記基準クロックに応じた水平
基準パルスHDおよび垂直基準パルスVDを生成して、
水平カウンタ9および垂直カウンタ10に送出する。
【0026】そして、上記水平カウンタ9によって、水
平基準パルスHDをトリガとして上記基準クロックがカ
ウントされ、カウント値が駆動パルス成形回路12に送
出される。一方、垂直カウンタ10によって、垂直基準
パルスVDをトリガとして水平カウンタ9からの水平基
準パルスHDがカウントされ、カウント値が駆動パルス
成形回路12に送出される。そして、駆動パルス成形回
路12によって、水平カウンタ9および垂直カウンタ1
0からのカウント値と、デコーダ11からのシャッタ信
号とに基づいて、センサ駆動パルスおよびAGCクラン
プパルスが生成される。そして、上記センサ駆動パルス
はCMOSイメージセンサ部2に供給される一方、上記
AGCクランプパルスはAGC回路3に送出される。
【0027】また、上記デコーダ11による上記シリア
ルデータのデコードの結果得られた制御信号が、AGC
回路3およびA/D変換器4に出力される。そして、A
GC回路3によって、駆動パルス成形回路12からのA
GCクランプパルスとデコーダ11からの制御信号とに
基づいて、利得制御が行われる。また、A/D変換器4
によって、デコーダ11からの制御信号に基づいてA/
D変換が行われる。
【0028】その際に、上記信号処理回路5の出力検知
部14でA/D変換器4からの出力信号の強度(つまり、
映像の光量)が検知されており、出力強度を表す検知信
号がシリアルデータ生成部13に出力される。そうする
と、シリアルデータ生成部13は、受けた検知信号に基
づいてシャッタ速度の変更の必要性を判断する。そし
て、変更する場合にはテーブル15を参照して強度(光
量)に応じたシャッタデータ(CMOSイメージセンサの
電荷蓄積期間)を求め、そのシャッタデータとゲインデ
ータを含む通常動作モード用のシリアルデータを生成し
てデコーダ11に出力するのである。その結果、CMO
Sイメージセンサ部2およびAGC回路3に対して、光
量変化に応じたセンサ駆動パルスあるいはAGCクラン
プパルスが出力されるのである。
【0029】こうして、上記通常動作モード時において
は、上記CMOSイメージセンサ部2,AGC回路3,A
/D変換器4および信号処理回路5は、発振回路7によ
って生成された原振クロックを分周回路8で2分周して
得られた基準クロックに基づいて動作するのである。
【0030】一方、上記CMOSイメージセンサ部2を
動作させないスタンバイ動作モードにおいては、信号処
理回路5に入力されるスタンバイ動作モード信号が、例
えば「1」となる。そうすると、シリアルデータ生成部1
3によって、スタンバイ動作モード用のシリアルデータ
が生成されて出力される。そして、デコーダ11によっ
て上記シリアルデータがデコードされて例えば「8分周」
を指示する分周比制御信号およびシャッタ信号が得ら
れ、分周回路8およびセンサ駆動パルス成形回路12に
出力される。
【0031】上記分周回路8は、上記分周比制御信号に
基づいて、発振回路7からの原振クロックを8分周し、
基準クロックとして信号処理回路5,水平カウンタ9お
よびデコーダ11に供給する。そうすると、信号処理回
路5は、上記原振クロックを8分周した基準クロックに
応じた水平基準パルスHDおよび垂直基準パルスVDを
生成して、水平カウンタ9および垂直カウンタ10に送
出する。そして、水平カウンタ9,垂直カウンタ10お
よび駆動パルス成形回路12によって、上記通常動作モ
ード時の場合と同様にして、センサ駆動パルスが生成さ
れてCMOSイメージセンサ部2に供給される一方、A
GCクランプパルスが生成されてAGC回路3に供給さ
れる。
【0032】また、上記デコーダ11による上記シリア
ルデータのデコードの結果得られた上記基準クロックに
応じた制御信号が、AGC回路3およびA/D変換器4
に出力される。そして、AGC回路3によって、駆動パ
ルス成形回路12からのAGCクランプパルスとデコー
ダ11からの制御信号とに基づいて、利得制御が行われ
る。また、A/D変換器4によって、デコーダ11から
の制御信号に基づいてA/D変換が行われる。
【0033】ここで、本スタンバイ動作モード時におい
ても、信号処理回路5の出力検知部14からの検知信号
に基づいて、シリアルデータ生成部13によって、テー
ブル15を参照して求められた強度(光量)に応じたシャ
ッタデータとゲインデータとを含むスタンバイ動作モー
ド用のシリアルデータが生成されてデコーダ11に出力
される。そして、CMOSイメージセンサ部2およびA
GC回路3に対して、光量変化に応じたセンサ駆動パル
スまたはAGCクランプパルスが出力される。こうし
て、CMOSイメージセンサのシャッタ速度、つまり電
荷蓄積時間が光量に応じて最適に変更されるのである。
【0034】上述のように、上記スタンバイ動作モード
時においては、上記CMOSイメージセンサ部2,AG
C回路3,A/D変換器4および信号処理回路5は、発振
回路7によって生成された原振クロックを分周回路8で
8分周して得られた基準クロックに基づいて動作するの
である。したがって、本カメラシステム全体が通常動作
モードにおける周波数の1/4の周波数で動作すること
になり、消費電力を抑えることができるのである。
【0035】但し、この場合には、上記CMOSイメー
ジセンサ部2の電荷蓄積時間は通常動作モード時の4倍
となる。そのために、CMOSイメージセンサ部2から
の出力信号のレベルは大きくなり、場合によっては飽和
してしまう。そして、このような状態で通常動作モード
に切り換えた場合には画面が乱れてしまう(例えば、画
面が真っ白になる)のである。そこで、上記CMOSイ
メージセンサの電荷蓄積時間(シャッタ速度)が通常動作
モード時と同一になるようにする必要がある。
【0036】上述のシャッタ速度の変更は、以下のよう
にして行う。すなわち、信号処理回路5のシリアルデー
タ生成部13は、上記スタンバイ動作モード信号が「1」
になった場合には、動作モード切り換え直前のシャッタ
データを、テーブル15を参照して上記原振クロックの
分周比(8分周)に応じたシャッタデータに変換する。そ
して、変換後のシャッタデータを含むシリアルデータを
生成するのである。こうすることによって、動作モード
切り換えによってCMOSイメージセンサ部2の動作速
度が通常動作モード時の1/4になっても、上記CMO
Sイメージセンサの電荷蓄積時間を動作モード切り換え
直前の電荷蓄積時間と同等にできるのである。
【0037】以後、上記信号処理回路5は通常動作モー
ド時の1/4の速度で動作して、光量の変化に対するシ
ャッタ速度,ゲインおよびホワイトバラスの制御をおこ
なうのである。そして、上記スタンバイ動作モード信号
が「0」になってスタンバイ動作モードが解除されると、
上述のように、通常動作モード用のシリアルデータを出
力して、分周回路8による分周比が「2分周」に戻され
る。その場合、シリアルデータ生成部13は、動作モー
ド切り換え直前のシャッタデータを、テーブル15を参
照して2分周に応じたシャッタデータに変換する。そし
て、変換後のシャッタデータを含むシリアルデータを生
成するのである。こうすることによって、分周比が「2
分周」に戻る前後におけるCMOSイメージセンサ電荷
蓄積時間を同等にできるのである。
【0038】上述のように、上記信号処理回路5は上記
スタンバイ動作モード時においても動作している。そし
て、通常動作モードへの切り換えが指示された場合に
は、シリアルデータ生成部13によって、動作モード切
り換え前後で電荷蓄積時間が同等になるようにシャッタ
データを変換し、変化後のシャッタデータを含む通常動
作モード用のシリアルデータを生成するようにしてい
る。したがって、スタンバイ動作モードを解除した場合
に信号処理回路5から出力されるビデオ信号における露
光量および白バランス等は安定しており、上記出力には
乱れは生じないのである。
【0039】本実施の形態におけるスタンバイ動作モー
ド時および通常動作モード時における上記電荷蓄積期間
と電荷蓄積時間との関係を、NTSC方式に適用した場
合を図2に示す。
【0040】図2において、例えば、上記通常動作モー
ドにおける現在の光量に応じた最適な電荷蓄積期間が2
40H(H:一水平走査期間)の場合には、スタンバイ動
作モード(8分周)では、電荷蓄積期間を60Hに設定す
ることによって、電荷蓄積時間を通常動作モードにおけ
る最適電荷蓄積時間と同じ1/66秒にできる。そこ
で、その場合には、シリアルデータ生成部13は、スタ
ンバイ動作モードに切り換った際に、通常動作モードで
の電荷蓄積期間を240Hにするようなシャッタデータ
をスタンバイ動作モードでの電荷蓄積期間を60Hにす
るようなシャッタデータに変換し、この変換後のシャッ
タデータを含むシリアルデータを生成するのである。
【0041】そして、上記スタンバイ動作モードにおい
て被写体の明るさが変化して、上述のようにして電荷蓄
積期間を上記設定値60Hから例えば41Hに変更した
ときに、通常動作モード(2分周)に切り換った場合に
は、スタンバイ動作モードでの電荷蓄積期間を「41H」
にするようなシャッタデータを通常動作モードでの電荷
蓄積期間を「164H」にするようなシャッタデータに変
換し、この変換後のシャッタデータを含むシリアルデー
タを生成するのである。こうすることによって、電荷蓄
積時間を、2分周に戻る直前の電荷蓄積時間と同じ1/
96秒にでき、画像の乱れを起こすことはないのであ
る。
【0042】すなわち、本実施の形態における信号処理
回路5のテーブル15に、図2に示す関係を格納するこ
とによって、スタンバイ動作モード時の消費電力を抑
え、且つ、スタンバイ動作モードを解除した場合のビデ
オ信号に乱れが生じず再起動に時間を要しないNTSC
方式のカメラシステムを実現できるのである尚、上記C
MOSイメージセンサ部2が、例えばCIF(共通画面
方式)フォーマットに使用する低画素タイプのイメージ
センサである場合には、上記基準クロックは原振クロッ
クと同一である場合がある。その場合は、スタンバイ動
作モード時に分周回路で発振回路7からの原振クロック
を8分周すると信号処理回路5は8分の1の速度で動作
することになる。したがって、電荷蓄積時間は通常動作
モード時の8倍になるため、シャッタ速度はそれに応じ
て変える必要がある。
【0043】上述のように、本実施の形態においては、
CMOSイメージセンサ部2を駆動するためのセンサ駆
動パルスを生成する駆動タイミング発生回路6に、デコ
ーダ11および分周回路8を設けている。さらに、駆動
タイミング発生回路6を制御する信号処理回路5に、シ
リアルデータ生成部13および出力検知部14を設けて
いる。
【0044】そして、上記スタンバイ動作モードには、
上記シリアルデータ生成部13によって、スタンバイ動
作モード用のシリアルデータが出力されると、デコーダ
11は、上記シリアルデータをデコードして、例えば
「8分周」を指示する分周比制御信号を分周回路8に出力
する。そして、分周回路8は、上記発振回路7からの原
振クロックを8分周して基準クロックとして信号処理回
路5に供給するようにしている。
【0045】したがって、以後、上記CMOSイメージ
センサ部2,AGC回路3,A/D変換器4および信号処
理回路5は、原振クロックを8分周した基準クロックに
基づいて、通常動作モード時の周波数の1/4の周波数
で動作することになり、消費電力を抑えることができ
る。
【0046】また、その場合に、上記シリアルデータ生
成部13は、動作モード切換直前のシャッタデータを上
記原振クロックの分周比(8分周)に応じて変換したシャ
ッタデータを含むシリアルデータを生成する。したがっ
て、動作モード切換直後の電荷蓄積時間を切換直前の電
荷蓄積時間と同等にすることができるのである。以後
は、出力検知部14からの検知信号に基づいて、強度の
変化に応じたシャッタデータを含むシリアルデータを生
成することによって、光量に対応したシャッタ速度およ
びゲインの制御を行う。また、ホワイトバラスの制御を
行う。
【0047】そして、上記スタンバイ動作モードが解除
されると、上記シリアルデータ生成部13は、分周比が
「2分周」に戻る直前のシャッタデータを2分周に応じて
変換したシャッタデータを含むシリアルデータを生成す
るのである。こうして、通常モード時の電荷蓄積時間
を、分周比が「2分周」に戻る直前の電荷蓄積時間と同等
にするのである。
【0048】したがって、上記スタンバイ動作モードを
解除した場合に、信号処理回路5から出力されるビデオ
信号の露光量および白バランス等は安定しており、上記
出力には乱れは生じない。その結果、スタンバイ動作モ
ード解除時における再起動に時間を要しないのである。
【0049】尚、上記実施の形態においては、上記分周
回路8を駆動タイミング発生回路6に設けているが、分
周回路を発振回路7内に作り込んでも差し支えない。ま
た、スタンバイ動作モード時における分周回路8の分周
比は、上記8分周に限定されるものではなく、必要に応
じて適宜変更しても一向に構わない。その際に、信号処
理回路5に外部から分周比指定信号を入力可能にして、
シリアルデータ生成部13は、入力された分周比指定信
号に基づいて上記分周比データを設定し、この分周比デ
ータを含むシリアルデータを生成するようにしてもよ
い。
【0050】さらに、上記実施の形態においては、上記
駆動タイミング発生回路6の動作を制御するためのシリ
アルデータを、信号処理回路5のシリアルデータ生成部
13から供給するようにしている。しかしながら、この
発明はこれに限定されるものではなく、制御用マイコン
によって、駆動タイミング発生回路6の動作制御を行っ
てもよい。
【0051】さらに、上記実施の形態においては、上記
固体撮像素子としてCMOSイメージセンサを用いてい
るが、CCD等の他の素子を用いても差し支えない。ま
た、この発明をカメラシステムに適用した場合を例に説
明しているが、電子スチルカメラやカメラ一体型VTR
等に適用してもよい。
【0052】
【発明の効果】以上より明らかなように、請求項1に係
る発明の固体撮像装置は、スタンバイ動作モード時に
は、制御データ生成部で生成されたスタンバイ動作モー
ド用の制御データに基づいて、分周回路によって、発振
回路からの原振クロックを分周して通常動作モード時の
基準クロックよりも低周波数の基準クロックを生成する
ので、上記スタンバイ動作モード時には、上記通常動作
モード時よりも低周波数の基準クロックによって駆動タ
イミング発生回路および信号処理回路を駆動することが
できる。したがって、上記スタンバイ動作モード時の消
費電力を抑えることができる。
【0053】その際に、駆動タイミング発生回路は、上
記制御データに含まれるシャッタデータに基づいて、上
記通常動作モード時とスタンバイ動作モード時とで同じ
電荷蓄積時間になるような駆動パルスを生成するので、
上記スタンバイ動作モードを解除した場合に、上記信号
処理回路から出力されるビデオ信号の露光量および白バ
ランス等は安定しており、上記ビデオ信号には乱れは生
じない。したがって、この発明によれば、スタンバイ動
作モード解除時における再起動に時間を要することはな
い。
【0054】また、請求項2に係る発明の固体撮像装置
における上記分周回路は、上記駆動タイミング発生回路
に内蔵されているので、上記分周回路を単独で設ける場
合よりも部品数を少なくでき、コストダウンを図ること
ができる。
【0055】また、請求項3に係る発明の固体撮像装置
の駆動方法は、スタンバイ動作モード時には、通常動作
モード時用の第1基準クロックよりも低い周波数の第2
基準クロックに基づいて駆動タイミング発生回路および
信号処理回路を動作させるので、上記スタンバイ動作モ
ード時の消費電力を抑えることができる。
【0056】その際に、上記駆動タイミング発生回路に
よって、上記両動作モードにおける電荷蓄積時間を同一
にするように上記固体撮像素子を駆動する駆動パルスを
生成するので、上記スタンバイ動作モードを解除した場
合に、上記信号処理回路から出力されるビデオ信号の露
光量および白バランス等は安定しており、上記ビデオ信
号には乱れは生じない。したがって、この発明によれ
ば、スタンバイ動作モード解除時における再起動に時間
を要することはない。
【0057】また、請求項4に係る発明の固体撮像装置
の駆動方法は、上記第1,第2基準クロックを原振クロ
ックを分周回路で分周して生成するので、上記通常動作
モード時用の第1基準クロックと上記スタンバイ動作モ
ード時用の第2基準クロックとを容易に生成できる。
【0058】また、請求項5に係る発明の固体撮像装置
の駆動方法は、上記分周回路の分周比を選択することに
よって、上記第2基準クロックの周波数を任意に設定す
るので、上記分周回路の分周比を適宜選択することによ
って、上記スタンバイ動作モード時の消費電力を状況に
合せて適宜変更できる。したがって、種々のテレビ放送
方式に適用できる。
【0059】また、請求項6に係る発明の固体撮像装置
の駆動方法は、上記両動作モード時における電荷蓄積時
間を同一にするように上記固体撮像素子を駆動する駆動
パルスを、上記第1,第2基準クロックの分周比に応じ
て上記固体撮像素子の電荷蓄積期間を変化させて得るの
で、上記駆動パルスを的確に且つ簡単に生成できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 この発明の固体撮像装置としてのカメラシス
テムにおける図である。
【図2】 スタンバイ動作モード時および通常動作モー
ド時における電荷蓄積期間と電荷蓄積時間の関係を示す
図である。
【符号の説明】
1…撮像レンズ、 2…CMOSイメージセンサ部、5
…信号処理回路、 6…駆動タイミン
グ発生回路、7…発振回路、 8
…分周回路、11…デコーダ、 1
2…駆動パルス成形回路、13…シリアルデータ生成部
14…出力検知部、15…テーブル。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 駆動タイミング発生回路で生成された駆
    動パルスによって固体撮像素子を駆動し、この固体撮像
    素子で得られた撮像信号を信号処理回路によって処理す
    る固体撮像装置において、 通常動作モード時には通常動作モード用の制御データを
    生成する一方、スタンバイ動作モード時にはスタンバイ
    動作モード用の制御データを生成する制御データ生成部
    と、 発振回路と、 通常動作モード時には、上記通常動作モード用の制御デ
    ータに基づいて上記発振回路からの原振クロックを第1
    分周比で分周する一方、スタンバイ動作モード時には、
    上記スタンバイ動作モード用の制御データに基づいて上
    記発振回路からの原振クロックを上記第1分周比より大
    きな第2分周比で分周して、上記駆動タイミング発生回
    路および信号処理回路の基準クロックを生成する分周回
    路を備えて、 上記制御データはシャッタデータを含み、このシャッタ
    データは、上記通常動作モード時とスタンバイ動作モー
    ド時とで上記固体撮像素子の電荷蓄積時間を同じにする
    ように設定されており、 上記駆動タイミング発生回路は、上記シャッタデータに
    基づいて、上記通常動作モード時とスタンバイ動作モー
    ド時とで同じ電荷蓄積時間になるような駆動パルスを生
    成することを特徴とする固体撮像装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の固体撮像装置におい
    て、 上記分周回路は、上記駆動タイミング発生回路に内蔵さ
    れていることを特徴とする固体撮像装置。
  3. 【請求項3】 駆動タイミング発生回路で生成された駆
    動パルスによって固体撮像素子を駆動し、この固体撮像
    素子で得られた撮像信号を信号処理回路によって処理す
    る固体撮像装置の駆動方法であって、 通常動作モード時には、上記駆動タイミング発生回路お
    よび信号処理回路を第1基準クロックに基づいて動作さ
    せる一方、スタンバイ動作モード時には、上記駆動タイ
    ミング発生回路および信号処理回路を上記第1基準クロ
    ックの周波数よりも低く設定された第2基準クロックに
    基づいて動作させ、 上記通常動作モードとスタンバイ動作モードとの両動作
    モードにおいて、上記固体撮像素子の電荷蓄積時間を同
    一にするような上記駆動パルスを上記駆動タイミング発
    生回路で生成して、 上記スタンバイ動作モード時における消費電力の抑制を
    図ることを特徴とする固体撮像装置の駆動方法。
  4. 【請求項4】 請求項3に記載の固体撮像装置の駆動方
    法において、 第1,第2基準クロックは、原振クロックを分周回路で
    分周することによって生成することを特徴とする固体撮
    像装置の駆動方法。
  5. 【請求項5】 請求項4に記載の固体撮像装置の駆動方
    法において、 上記第2基準クロックの周波数は、上記分周回路の分周
    比を選択することによって任意に設定されることを特徴
    とする固体撮像装置の駆動方法。
  6. 【請求項6】 請求項4あるいは請求項5に記載の固体
    撮像装置の駆動方法において、 上記固体撮像素子の電荷蓄積時間を水平走査期間で表し
    た電荷蓄積期間を、上記第1,第2基準クロックの分周
    比に応じて変化させることによって、上記スタンバイ動
    作モード時と通常動作モード時との電荷蓄積時間を同一
    にする上記駆動パルスを得ることを特徴とする固体撮像
    装置の駆動方法。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US9628654B2 (en) 2014-10-28 2017-04-18 Ricoh Company, Ltd. Processing device, image reading device, image forming apparatus, and processing method

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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