JP2000322193A - ｚ軸スイッチを持つ、ジンバル取り付け型ジョイスティック - Google Patents

ｚ軸スイッチを持つ、ジンバル取り付け型ジョイスティック

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JP2000322193A JP2000071536A JP2000071536A JP2000322193A JP 2000322193 A JP2000322193 A JP 2000322193A JP 2000071536 A JP2000071536 A JP 2000071536A JP 2000071536 A JP2000071536 A JP 2000071536A JP 2000322193 A JP2000322193 A JP 2000322193A
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ウェン・フェン・チェン
Pu Fan Chao
チャオ・プ・ファン
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    • G05G2009/04718—Mounting of controlling member with orthogonal axes with cardan or gimbal type joint

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Abstract

(57)【要約】 （修正有） 【課題】 コンピューターディスプレースクリーン上の
カーソル等の応答型電気装置の位置、動き、及び作動を
制御するための指示スティック等の制御装置を提供す
る。 【解決手段】 スティックアッセンブリ１４と、ジンバ
ルアッセンブリ１２と、センサ４２及び４４と、スイッ
チ５０とを有する、コンパクトなジンバル取り付け型ジ
ョイスティック１０を提供する。不使用時にジンバルア
ッセンブリをセンタリング位置に押圧する、押圧手段５
６が更に設けられている。更に、スティックアッセンブ
リ及びジンバルアッセンブリに動かす力が加えられたと
きに押圧手段をスイッチに向かって押圧し、動かす力が
なくなった後にジンバルアッセンブリ及びスティックア
ッセンブリをセンタリング位置に押圧するためのリテー
ナ５８を有する。

Description

【発明の詳細な説明】
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、全体として、コン
ピューターのディスプレースクリーン上のカーソル等の
応答型電気装置の位置、動き、及び作動を制御するため
の指示スティック等の制御装置に関する。詳細には、イ
ンラインｚ軸スイッチを持つジンバル取り付け型のコン
パクトなジョイスティックに関する。このジョイスティ
ックは、例えば、マウスのボタンをクリックする代わり
に指示スティックを叩くことによって、スクリーン上の
カーソルの指示及びディスプレースクリーン上のアイテ
ムの選択の両方を行うことができる。
【０００２】
【従来の技術】コンピューターのディスプレースクリー
ン上でのカーソルの動きを制御するための様々な装置、
及びディスプレースクリーンのメニュー上でのカーソル
の位置で決まるコンピューターのコマンドの選択の信号
を提供する様々な装置が周知である。最も一般的に知ら
れた装置は、「マウス」として周知である。マウスは、
その下側に設けられたボールが水平面上を転動し、この
動きのｘ軸方向成分及びｙ軸方向成分を検出し、接続ケ
ーブルを通してコンピューターのシリアル入力ポートに
伝送する装置である。コンピューターに送られる信号
は、マウスのボールの動きの量及び方向によって変化
し、ディスプレースクリーン上のカーソルはこれと対応
して動く。マウスの上側前端に配置された一つ又は二つ
の「マウス」又は「クリックボタン」により、コンピュ
ーターオペレータは、装置と関連したソフトウェアに応
じて、一方のボタン又は他方のボタン又は両方のボタン
を押して選択又は他のコマンドをコンピューターに入力
できる（コマンドは、代表的には、表示されたメニュー
上でのカーソルの位置によって示される）。このような
装置は、平らな水平面を必要とする。
【０００３】別の周知の電気制御−信号提供機構は、
「ジョイスティック」である。ジョイスティックは、代
表的には、ケーブルによってコンピューターのコンソー
ルに接続されたベースから上方に延びる細長いスティッ
クである。ジョイスティックは、直立したスティックを
様々な方向に傾け、コンピューターのオペレータがステ
ィックに及ぼす方向及び圧力と対応する方向及び通常は
所定の速度で、カーソル又は他のディスプレーエレメン
トを移動することによって作動される。しかしながら、
ジョイスティックの作動は、多くの場合、例えばスクリ
ーン上のアイコンを選択するために別のボタンを押す必
要がある。
【０００４】各種類の制御装置の利点にも拘わらず、例
えば装置のカーソルの動きを制御することとディスプレ
ースクリーン上のアイテムの選択の両方を専ら一つの部
品、特にシャフトを使用して行うことができる制御装
置、及び専ら一本の指だけで操作及び作動が行われる制
御装置はなかった。更に、フットプリント（設置面積）
を極めて小さくすること、又はジョイスティックが取り
付けられたプリント回路基板で使用される表面積を小さ
くすることが重要である。更に、複雑さを小さくし且つ
製造費を低減するため、設計での部品の数をできるだけ
少なくすることが重要である。最後に、ジョイスティッ
ク設計は、不使用時にスティック即ち主シャフトが真っ
直ぐ上を向いた中心決め位置即ちセンタリング（ｃｅｎ
ｔｅｒｉｎｇ）位置を持つことが重要である。多くの従
来技術設計は、センタリング位置を得る上で複雑であり
且つ製造費がかかる方法である。
【０００５】本発明と関連した特許の例を以下に列挙す
る。
【０００６】米国特許第 ５，５６３，６２９は、対話
式システムのスクリーン上のカーソルを指示するための
装置である。
【０００７】米国特許第４，７９５，９５２号は、動力
エレメントの三軸制御を行うためのジョイスティックで
ある。
【０００８】米国特許第４，７８８，８７２号は、リー
マブルばねケージド−エナジャイズドフリージャイロ
（ｒｅａｍａｂｌｅ ｓｐｒｉｎｇ ｃａｇｅｄ ａｎ
ｄ ｅｎｅｒｇｉｚｅｄ ｆｒｅｅ ｇｙｒｏ）であ
る。
【０００９】米国特許第４，７７２，８９２号は、二軸
ジンバルである。
【００１０】米国特許第４，７３８，４１２号は、空気
安定化ジンバルプラットホームである。
【００１１】米国特許第４，７２９，２５３号は、リス
トアクチュエータである。
【００１２】これらの特許に触れたことにより、これら
の特許に開示されている内容は本明細書中に組入れたも
のとする。
【００１３】以上の特許は、本出願人が承知している当
該技術分野の状態を反映するものであり、本出願人が知
っている、本願の審査と関連した情報を開示する誠実義
務を果たそうとして提供するものである。しかしなが
ら、これらの特許には、単独でも組み合わせても、本願
発明を教示し、明らかにするものはないということは明
らかである。
【００１４】
【発明が解決しようとする課題】本発明の目的は、コン
ピューターのディスプレースクリーン上のカーソル等の
応答型電気装置の位置、動き、及び作動を制御するため
の指示スティック（すなわち、ポインティングスティッ
ク）等の制御装置を提供することである。
【００１５】本発明の別の目的は、例えば、マウスのボ
タンをクリックする代わりに指示スティックを叩くこと
によって、スクリーン上のカーソルの指示及びディスプ
レースクリーン上のアイテムの選択の両方を行うことが
できる、インラインｚ軸スイッチを有するジンバル取付
け型のコンパクトなジョイスティックを持つ制御装置ア
ッセンブリを提供することである。
【００１６】
【課題を解決するための手段】本発明の特徴は、スティ
ックアッセンブリと、このスティックアッセンブリが取
り付けられたジンバルアッセンブリと、スティックアッ
センブリの位置を示す出力信号を発生するための、ジン
バルアッセンブリに取り付けられたセンサと、スティッ
クアッセンブリの下に位置決めされたスイッチとを有す
る、装置を提供することである。前記スイッチは、ステ
ィックアッセンブリを十分に変位させて当該スイッチを
閉じるときに、作動させられる。
【００１７】スティックアッセンブリは、シャフトとキ
ャップとを有している。前記シャフトは、当該シャフト
を、ジンバルアッセンブリに枢動可能に且つ摺動可能に
固定するための取り付け穴を有している。前記キャップ
は、前記シャフトの一端に取り付けられており、垂直方
向に変位させたときにスイッチを閉じることができるよ
うに位置決めされており且つ設計されている。
【００１８】ジンバルアッセンブリは、スティックアッ
センブリの位置を検出しながらスティックアッセンブリ
を移動できるようにするため、スティックアッセンブリ
及びセンサに連結された第１及び第２のヨークを含む。
【００１９】本願の別の特徴は、第１及び第２のヨーク
の端部を取り付けるためのスロット及び三つの穴を持つ
ハウジングアッセンブリであって、、スティックアッセ
ンブリを自由に動かすことができるように通過させる開
口部を有するハウジングアッセンブリを提供する。
【００２０】更に、シャフトが枢動できるように第２ヨ
ーク及びシャフトを通って延びるヒンジピンと、第１及
び第２のヨークの夫々に設けられた第１及び第２の溝で
あって、シャフトがこれらの溝を通って摺動できるよう
に設計された第１及び第２の溝とを更に有する。
【００２１】センサは第１及び第２の位置センサを備え
ており、これらのセンサの各々は、第１及び第２のヨー
クの回転位置を検出できるようにハウジングアッセンブ
リに取り付けられている。
【００２２】第１及び第２のヨークは、それぞれ、第１
及び第２のタブを介して、第１及び第２のセンサに回転
可能に連結されている。
【００２３】本発明の追加の特徴は、スイッチの周囲に
位置決めされた押圧手段（換言すれば、偏倚手段）を含
み、この押圧手段は、ジンバルアッセンブリまで延び、
ジンバルアッセンブリをセンタリング位置に押圧する。
さらに、リテーナが、ジンバルアッセンブリと押圧手段
との間に位置決めされている。リテーナは、スティック
アッセンブリ及びジンバルアッセンブリに動かす力が加
えられたときに押圧手段をスイッチに向かって押圧する
ことができ、動かす力がなくなった後にジンバルアッセ
ンブリ及びスティックアッセンブリをセンタリング位置
に押圧することができるようになっている。
【００２４】ジンバルアッセンブリは、スティックアッ
センブリの位置を検出しながらスティックアッセンブリ
が移動できるようにするため、スティックアッセンブリ
及びセンサに連結された第１及び第２のヨークを含む。
【００２５】第１及び第２のヨークは、センタリング位
置にある場合には第１及び第２のヨークを中心としたト
ルクを最小にし、第１及び第２のヨークが非センタリン
グ位置にある場合にはトルクを増大する形状を、リテー
ナと接触する位置に有する。
【００２６】本発明は、これらの特徴自体のうちの任意
の特徴にあるのではなく、本願に開示し且つ特許請求し
た全ての特徴の特定の組み合わせにあり、特定された機
能についての全てのその構造のこの組み合わせにおい
て、従来技術から区別される。
【００２７】かくして、以下の詳細な説明をより良く理
解できるように、及び当該技術に対する本発明の寄与が
更によくわかるように、本発明の多くの重要な特徴を比
較的おおまかに説明した。勿論、従属項の要旨をなす本
発明の追加の特徴をその後に説明する。好ましい実施例
は、本発明の幾つかの目的を達成するためのこの他の構
造、方法、及びシステムを設計する上での基礎として容
易に使用できるということは当業者には理解されよう。
従って、特許請求の範囲はこのような均等の構造を含む
ものと考えられる。これは、こうした構造が本発明の精
神及び範囲に含まれるためである。
【００２８】本発明のこれらの及び他の特徴は、添付図
面の以下の説明によって最もよく理解できる。
【００２９】本願の図面は、全体に縮尺通りでないとい
うことに着目されたい。添付図面は単なる概略図であ
り、本発明の特定のパラメータを図示しようとするもの
ではない。添付図面は、本発明の一つの代表的な実施例
を示そうとするものであり、従って、本発明の範囲を限
定するものと考えられてはならない。更に、異なる図面
で使用された同じ参照番号は、本発明の同じ部品を表そ
うとするものである。本発明を添付図面を参照して以下
に更に具体的にに且つ詳細に説明する。
【００３０】
【発明の実施の形態】図１及び図２を参照すると、これ
らの図には、例えばコンピューターの画面（図示せず）
上でのカーソルの動きを制御するのに使用できる制御装
置即ち指示スティック（ポインティングスティック）１
０が示してある。この制御装置１０は、ジンバルアッセ
ンブリ１２、制御スティックアッセンブリ１４、位置セ
ンサ機構１６、スイッチアッセンブリ１８、及びハウジ
ングアッセンブリ２０でできている。ジンバルアッセン
ブリ１２は、第１ヨーク２２及び第２ヨーク２４を含む
独特の構成を備えている。ハウジングアッセンブリ２０
は、スロット２６、穴２７、２８、及び２９、及び開口
部３１を有する。制御スティックアッセンブリ１４は、
シャフト３０、取り付け穴３２、アクチュエータ即ちキ
ャップ３４を含む。スティックアッセンブリ１４は、シ
ャフト３０を溝３６及び３８に挿入し、ロック用（係止
用）のヒンジピン４０をスティックアッセンブリ１４に
挿入することによって、ジンバルアッセンブリ１２に枢
動可能に連結される。位置センサ機構１６は、各ヨーク
２２及び２４の回転位置を検出するために、ハウジング
２０に取り付けられた二つの位置センサ４２及び４４を
備えている。ヨーク２２及び２４は、夫々のタブ４６及
び４８を介してセンサ４２及び４４に回転可能に連結さ
れている。スイッチアッセンブリ１８は、スイッチ５
０、ボタン５２、ベース５４、押圧（偏倚）手段即ちば
ね５６、及びばねリテーナ５８を含む。
【００３１】図２は、中央位置即ちセンタリング位置の
指示スティック１０を示す。即ち、シャフト３０は、シ
ャフトに対して垂直な全ての方向に、シャフトを等しい
最大距離だけ移動させることができる垂直位置にある。
【００３２】ジョイスティック及びスイッチの技術分野
の当業者は、本発明の一つの作動を容易に理解するであ
ろう。独特なことには、ばね５６は、ベース５４及びリ
テーナ５８に逆方向の力を及ぼすことによって，キャッ
プ３４をボタン５２から遠ざかる方向に弾性的に押圧
し、かくして、タブ６０をスロット２６内の最も上の点
まで押圧する。スイッチ５０を閉じるため、使用者は、
シャフト３０に十分な圧力を加え、ヨークのタブ６０を
スロット２６内で下方に摺動させ、かくしてキャップ３
４をボタン５２に押し付けることによってスイッチ５０
を閉じる。
【００３３】更に、ジンバルアッセンブリ１２及びセン
サ機構１６の作動は、当業者には容易に理解されよう。
例えば、シャフト３０は、シャフトに対して垂直にヨー
ク２４と平行な方向に変位できる。この変位により、シ
ャフト３０を溝３８に沿って摺動させ、溝３６の側部と
接触させ、これによってタブ４６を回転させ、その後、
位置センサ４４がタブ４６の新たな回転位置を表す新た
な信号を発生する。シャフトの変位中、タブ４８は同じ
位置にとどまるか或いは変位して同様の位置センサ信号
を発生する。
【００３４】図３を参照すると、この図には、リテーナ
５８との接触位置でのヨーク２２の概略端面図が示して
ある。この図は、ヨーク２２及び２４の基本的な作動を
図解するための図であり、部品の正確な図ではない。詳
細には、例として、ヨーク２２は非中央位置即ち非セン
タリング位置に置かれており、これによりシャフト（図
示せず）及びヨークが左方に傾き、丸味のある隅部６８
とリテーナ５８との間を接触させる。丸味のある隅部６
２及び底面６６は、リテーナ５８から離されている。タ
ブ４６はその軸線を中心として回転し、穴２７（図示せ
ず）に回転可能に固定されたままである。この例示の位
置では、タブ４６を中心として発生したトルク７０によ
り、ヨーク２２が中央位置に戻されるように押圧され
る。
【００３５】当業者は、図３の特徴が提供する自動セン
タリング作動を容易に理解するであろう。トルク７０に
より、ヨーク２２が中央位置に戻されるように押圧され
るということは容易に理解されよう。中央位置では、ト
ルクは、ゼロであるか或いは最小である。詳細には、ヨ
ーク２２に力を加えて左方に回転させると、隅部６２が
持ち上げられてリテーナ５８から離れる。これにより、
丸味のある隅部６８でリテーナ５８を下方に押す。丸味
のある隅部６８は、滑らかに丸味を帯びた形状のため、
リテーナ５８の上面に沿って滑らかに摺動する。ヨーク
２２から回転力が取り除かれると、ばね５８は、ヨーク
を回転させて表面６６がリテーナ５８と接触する位置に
戻すのに十分に押し上げ、かくしてジョイスティックの
センタリング位置に戻る。上面６４に丸味のある縁部を
設ける必要はなく、どのような形状であってもよく、本
発明の自動センタリングの特徴に影響を及ぼさないとい
うことに着目されたい。
【００３６】ばねの圧力、リテーナ５８、及びヨーク２
２及び２４の形状が、対費用効果に優れた設計に寄与す
る。平らな表面６６は、丸味のある隅部６２及び６８と
ともに、平らなリテーナ５８と相互作用し、最小数の部
品で滑らかな作動を可能にする。詳細には、リテーナ５
８との接触位置でのヨーク２２及び２４の形状により、
センタリング位置でのタブ４６及び４８を中心としたト
ルクを最小にする。実際、センタリング位置では、トル
クはほぼゼロに等しい。シャフト３０を動かすと、ヨー
クがタブを中心として回転し、タブを中心としたトルク
が増大し、このトルクによりヨークがセンタリング位置
に戻されるように押圧される。 好ましい実施例についての留意点 スイッチ及びジンバル設計の技術分野の当業者は、好ま
しい実施例を使用することにより多くの利点を理解する
であろう。詳細には、制御スティックアッセンブリ１４
は、ひとたび係止ピン４０が取り付けられると、二つの
軸線方向で枢動できるようにジンバルアッセンブリ１２
に取り付けられる。更に、スロット２６及びばね５６
は、スイッチ５０を閉じるのに十分に下方にヨーク２４
を枢動できるように構成されている。
【００３７】更に、好ましい実施例を再検討すると、当
業者は、フットプリント（設置面積）が小さいことの重
要性を理解するであろう。詳細には、スイッチ５０をハ
ウジング２０の内側に配置することにより、スイッチ５
０をハウジング２０の外側に配置した場合に使用される
余分の空間をなくす。
【００３８】更に、当業者は、ジョイスティック１０の
組み立てで余分の部品をなくすことの重要性を理解する
であろうことに着目されたい。詳細には、センタリング
ばね５６用の他のカラーを使用する必要がない。
【００３９】本発明についての注目されるべき別の利点
は、自動センタリングの特徴である。当業者はこれを理
解するであろう。
【００４０】スイッチ、センサ、及びジンバルを使用す
るジョイスティックの製造技術分野の当業者は、好まし
い実施例の重要な特徴を達成する上で多くの様々な方法
があるということを理解するであろう。独特なことであ
るが、位置センサ４２及び４４は、夫々のヨーク２２及
び４２の回転位置を表す信号を発生できる任意の種類の
センサとすることができる。例えば、磁石を用いるポテ
ンシオメーターやホール効果装置のようなものがある。
【００４１】ばね５６を使用することが例示されている
が、弾性ポリマー等の何等かの押圧力（偏倚力）発生手
段を使用することも考えられる。
【００４２】本発明の実施例では、別体のキャップ３４
を使用することが論じられているが、シャフト３０の部
分である一体のキャップを使用することが考えられる。
【００４３】同様に、本発明の実施例には、丸味を付け
た凸状の溝３６を使用することが開示されているが、ジ
ンバルの技術分野の当業者は、２°の移動を提供する多
くの任意の種類のジンバルを使用できるということを理
解するであろう。例えば、米国特許第４，７２９，２５
３号等の上文中で引用した技術の例を参照されたい。
【００４４】ヨーク２２が自動センタリングヨークの単
なる例示であるということは、当業者には理解されよ
う。両ヨーク２２及び２４の両端の全ての適当な縁部
を、本発明の自動センタリングの特徴を達成するように
同様に設計されているということは理解されよう。
【００４５】更に、当業者は、センタリング位置にある
場合のタブ４６及び４８を中心としたトルクを最小にで
き、更に、ヨークを軸線を中心として回転させた場合に
トルクを増大できる、ヨーク２２及び２４について多く
の形状を知るであろう。第１及び第２のヨークは、接触
位置では、例えば正方形形状を取ることができ、リテー
ナ５８との接触位置ではカム形状を取ることができる。
【００４６】これらの実施例を具体的に参照して本発明
を教示したが、本発明の精神及び範囲から逸脱すること
なく、形態及び詳細について多くの他の変更を行うこと
ができるということは当業者には理解されよう。以上説
明した実施例は、全ての点に関し、単なる例示であって
限定を行うものではない。従って、本発明の範囲は、以
上の説明によってでなく、添付の特許請求の範囲によっ
て表される。特許請求の範囲と均等の意味及び範囲内の
全ての変更は、特許請求の範囲に含まれる。
【図面の簡単な説明】
【図１】制御装置即ち指示スティックの好ましい実施例
の分解斜視図である。
【図２】図１の多くのエレメントの断面図である。
【図３】図１及び図２のヨークの概略端断面図である。
【符号の説明】
１０ 指示スティック １２ ジンバルア
ッセンブリ １４ 制御スティックアッセンブリ １６ 位置センサ
機構 １８ スイッチアッセンブリ ２０ ハウジング
アッセンブリ ２２ 第１ヨーク ２４ 第２ヨーク ２６ スロット ２７、２８、２９
穴 ３０ シャフト ３１ 開口部 ３２ 取り付け穴 ３４ キャップ ３６、３８ 溝 ４０ ヒンジピン ４２、４４ 位置センサ ４６、４８ タブ ５０ スイッチ ５２ ボタン ５４ ベース ５６ ばね ５８ リテーナ ６０ ヨークタブ

Claims (11)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項１】 対象物を電気的に制御するための装置で
    あって、 ａ）スティックアッセンブリ（１４）と、 ｂ）前記スティックアッセンブリが取り付けられたジン
    バルアッセンブリ（１２）と、 ｃ）前記スティックアッセンブリの位置を示す出力信号
    を発生するための、前記ジンバルアッセンブリに取り付
    けられたセンサ（４２及び／又は４４）と、 ｄ）前記スティックアッセンブリの下に位置決めされた
    スイッチ（５０）であって、このスイッチを閉じるのに
    十分なだけ前記スティックアッセンブリを変位させたと
    きに作動する、スイッチとを備えた、対象物を電気的に
    制御するための装置。
  2. 【請求項２】 前記スティックアッセンブリは、 前記ジンバルアッセンブリに枢動可能に且つ摺動可能に
    固定するための取り付け穴（３２）を有するシャフト
    （３０）と、 前記シャフトの一端に取り付けられており、垂直方向に
    変位させたときに前記スイッチを閉じるように位置決め
    されており且つ構成されたキャップとを含む、請求項１
    に記載の装置。
  3. 【請求項３】 前記ジンバルアッセンブリは、 前記スティックアッセンブリの位置を検出しながら前記
    スティックアッセンブリを移動できるようにするため
    の、前記スティックアッセンブリ及びセンサに連結され
    た第１及び第２のヨーク（２２、２４）を含む、請求項
    ２に記載の装置。
  4. 【請求項４】 第１及び第２のヨークの端部を取り付け
    るためのスロット（２６）及び三つの穴（２７、２８、
    ２９）を持つハウジングアッセンブリ（２０）と、 前記スティックアッセンブリを自由に動かすことができ
    るように通す開口部（３１）とを更に備えた、請求項３
    に記載の装置。
  5. 【請求項５】 前記シャフトが枢動できるように前記第
    ２ヨーク及び前記シャフトを通って延びるヒンジピン
    （４０）と、 前記第１及び第２のヨークの夫々に配置された第１及び
    第２の溝（３６、３８）であって、前記シャフトがこれ
    らの溝を通って摺動できるように構成された溝とを更に
    備えた、請求項４に記載の装置。
  6. 【請求項６】 前記センサは、 第１及び第２の位置センサ（４２、４４）を備え、これ
    らのセンサの各々は、前記第１及び第２のヨークの回転
    位置を検出できるように前記ハウジングアッセンブリに
    取り付けられている、請求項５に記載の装置。
  7. 【請求項７】 前記第１及び第２のヨークは、それぞ
    れ、第１及び第２のタブ（４６、４８）を介して、前記
    第１及び第２のセンサに回転可能に連結されている、請
    求項６に記載の装置。
  8. 【請求項８】 前記スイッチの周囲に位置決めされ、前
    記ジンバルアッセンブリまで延びる押圧手段（５６）を
    更に有しており、 前記押圧手段（５６）は、前記ジンバルアッセンブリを
    センタリング位置に押圧する、請求項１に記載の装置。
  9. 【請求項９】 前記ジンバルアッセンブリと前記押圧手
    段との間に位置決めされたリテーナ（５８）であって、
    前記スティックアッセンブリ及び前記ジンバルアッセン
    ブリに動かす力が加えられたときに前記押圧手段を前記
    スイッチに向かって押圧し、動かす力がなくなった後に
    前記ジンバルアッセンブリ及び前記スティックアッセン
    ブリをセンタリング位置に押圧するためのリテーナ（５
    ８）を更に備えた、請求項８に記載の装置。
  10. 【請求項１０】 前記ジンバルアッセンブリは、 前記スティックアッセンブリの位置を検出しながら前記
    スティックアッセンブリを移動できるようにするため
    の、前記スティックアッセンブリ及びセンサに連結され
    た第１及び第２のヨーク（２２、２４）を含む、請求項
    ９に記載の装置。
  11. 【請求項１１】 前記第１及び第２のヨークは、前記セ
    ンタリング位置にある場合には前記第１及び第２のヨー
    クを中心としたトルクを最小にし、前記第１及び第２の
    ヨークが非センタリング位置にある場合にはトルクを増
    大する形状を、前記リテーナと接触する位置に有する、
    請求項１０に記載の装置。
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