JP2000322164A - 無反射分岐バスシステム - Google Patents

無反射分岐バスシステム

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JP2000322164A JP11132334A JP13233499A JP2000322164A JP 2000322164 A JP2000322164 A JP 2000322164A JP 11132334 A JP11132334 A JP 11132334A JP 13233499 A JP13233499 A JP 13233499A JP 2000322164 A JP2000322164 A JP 2000322164A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】高速バスにおいて分岐点での反射を無くし高速
データ転送を実現する。 【解決手段】定インピーダンスインタフェースを持つ4
つのLSI間を3信号端子を有する可変抵抗器を2つで
接続し、更に該可変抵抗器間に可変インピーダンスLS
Iを1つ配置し、該抵抗器に接続されているLSIがバ
スドライブしない場合は可変抵抗の抵抗値を3端子間で
配線のインピーダンスZoの1/3でY字接続になるよ
うに、また、該抵抗器に接続されているLSIがバスド
ライブする場合は可変抵抗の抵抗値を低インピーダンス
とZoに可変する事で反射波を無くし高速データ転送を
実現する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は情報処理装置におい
てマルチプロセッサやメモリ等の素子間(例えばCMO
S等により構成されたデジタル回路間又はその機能ブロ
ック間)での信号伝送のための技術に関し、特に、複数
のLSIが同一の伝送線に接続され、LSI間でデータ
転送を行うバス伝送の高速化技術に関するものである。
【0002】
【従来の技術】マルチプロセッサ装置のように多数のノ
ード間を高速にデータを転送するためのバス方式として
JEDEC(JointElectron Device Engineering Council)
標準のSSTL(Stub Series terminated Transceiver Log
ic)(EIA/JESD8-8)インターフースが有る。このインタ
フェースは図2のように、受信用のレシーバ21〜25
とデータ送信用のドライバ11〜21を有する入出力イ
ンタフェースを内蔵するLSI間のデータ送受信に用いら
れるバス配線で、データバス配線(メインライン)3の
両端を終端抵抗Rttで整合終端させることで両端での
反射を無くし、かつ、メインライン3とインタフェース
回路を接続するスタブライン61〜65上にマッチング
抵抗31〜35が配置されている。このマッチング抵抗
31〜35はドライバ11〜15の一つがデータを出力
する場合、これに接続しているスタブとメインライン3
との間のインピーダンス不整合による反射波を抑える働
きをする。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図2のSS
TLインタフェースではメインライン3上を伝搬する信号
波形にインパーダンスの不整合に起因する反射波が生じ
高速動作の妨げとなっていた。すなわち、例えば図2で
ドライバ11からレシーバ25にデータ伝送する場合、
ドライバ11からの信号波形はスタブ61とマッチング
抵抗31を介し、メインライン3に到達する。一般的に
マッチング抵抗31の抵抗値はスタブ61の特性インピ
ーダンスZoとメインライン3の特性インピーダンスZ
o’から(数1)のように決められる。
【0004】
【数1】Rm=Zo−Zo’/2…(1) ここで、Rmはマッチング抵抗3である。(数1)はス
タブ側からメインラインを見た場合の整合終端条件であ
る。たとえば、メインライン3の特性インピーダンスZ
o’とスタブ61の特性インピーダンスZoがそれぞれ
50Ωの場合Rm=25Ω=50−50/2となる。
【0005】他方、メインライン3に到達した、ドライ
バ11からの信号波形は左右に伝搬し、左に進行する波
形は終端抵抗Rttで終端され反射波はない。しかし、
右側に進行する信号は分岐点52〜55を通過する。こ
の点52での反射係数Γは、(数2)の通りとなる。
【0006】
【数2】Γ=(Z1−Zo)/(Z1+Zo)…(2) ここで、Z1はメインライン3とマッチング抵抗32を
介したスタブ62の合成インピーダンスであり、(数
3)の通りになる。
【0007】
【数3】 Z1=(Zo’(Rm+Zo))/(Zo’+Rm+Zo)=30Ω…( 3) よって点52での反射係数Γ=0.25となり、25%
反射することが分かる。
【0008】すなわち、ドライバ11からのデータはメ
インライン3上の分岐点を1つ通過する毎に25%反射
波が重畳されることになる。この反射波はスタブ61〜
65の往復伝搬遅延時間生じるので高速伝送のための低
ノイズ化にはスタブ線路長の制限があった。すなわち、
装置構造に大きな制約を課していた。
【0009】本発明の第一の目的はこの分岐点でのイン
ピーダンスの乱れを少なくすることで反射波によるノイ
ズを低減することにある。これにより、SSTLに比べ
て更なる高速動作を提供する事が出来るようになる。
【0010】本発明の第2の目的はLSIからメインライ
ンの分岐点までのスタブライン長制限を緩めることにあ
る。これにより、SSTLより装置の構造に大きな自由
度を与えることが出来る。
【0011】本発明の第3の目的は、高速バスに必要な
終端抵抗をLSIに内蔵することでこれを無くし、実装
の面積を低減することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】LSIのインタフェース
回路を終端抵抗内蔵としこのインタフェース部でのスタ
ブ配線を伝搬する信号の反射波を無くす。またメインラ
イン上で3方向に分岐している点に可変抵抗素子を直列
に入れる。線路の特性インピーダンスZoに合わせ、L
SIがデータを受信する或いは送受信しない場合、該L
SIが接続されているスタブ線に繋がった可変抵抗器を
該線路の特性インピーダンスZoの1/3に合わせる。
LSIがドライブする場合、該LSIが接続されている
スタブ線に繋がった可変抵抗器を5Ω以下程度の低抵抗
に、分岐する他の2線路に接続されている可変抵抗をメ
インライン側を低抵抗に、他方の抵抗を該線路の特性イ
ンピーダンスZoに合わせる。
【0013】このように構成することで、LSIがデー
タを受信する或いは送受信しない場合、該LSIが接続
されているスタブ線に繋がった可変抵抗器を該線路の特
性インピーダンスの1/3に合っているので、この分岐
点ではどの配線からも完全整合終端しているように作用
する。このため、分岐点で無反射となっているのでノイ
ズが無くデータ転送が行える。
【0014】また、LSIがドライブする場合、該LS
Iが接続されているスタブ線に繋がった可変抵抗器を1
Ω程度の低抵抗に、分岐する他の2線路に接続されてい
る可変抵抗をメインライン側を低抵抗に、他方の抵抗を
該線路の特性インピーダンスに合っているので、ドライ
バからメインラインへのデータ伝搬は約80%伝搬し、
これが更に他方の可変抵抗器に伝搬する場合、無反射で
約40%伝搬するように作用するので信号レベルが充分
な大きさで伝搬することができる。
【0015】
【発明の実施の形態】第1の実施例を図1を用いて説明
する。図中5つのLSIa〜eは配線と可変抵抗器を介
して相互に接続されデータを送受信する。1、2は可変
抵抗器である。LSIaと可変抵抗器1は配線Taで、
LSIbと可変抵抗器1は配線Tbで、LSIcと可変
抵抗器2は配線Tcで、LSIdと可変抵抗器2は配線
Tdで接続され、LSIeは配線Te1,Te2で可変
抵抗器1、2に接続されている。
【0016】配線da〜ddは可変抵抗器1、2を制御
するための制御信号配線である。LSIa〜eには図1
には記載していないデータ送受信用ドライバとレシーバ
からなるインタフェースを持っている。図1の配線はこ
れらのインタフェース間の接続を示したもので、アドレ
スやデータのビット幅分同等な相互接続バスがある。
【0017】次に図3を用いて可変抵抗器1、2の構成
を示す。可変抵抗器1aは信号入出力端子にa〜cを持
ち、端子a〜c間をY字型に可変抵抗ra〜rcが接続
されている。この可変抵抗ra〜rcは制御回路50に
より抵抗値を制御される。この抵抗制御回路50は端子
d1,d2を介して行われる。
【0018】この可変抵抗器1aの端子a〜cは図1の
可変抵抗器1では、端子aが配線Taに、端子bが配線
Tbに端子cが配線Te1に接続されている。端子d1
は配線da、端子d2は配線dbに接続されている。
【0019】同様に可変抵抗器2の端子a〜cでは、端
子aが配線Tcに、端子bが配線Tdに、端子cが配線
Te2に接続されている。端子d1は配線dc、端子d
2は配線ddに接続されている。
【0020】可変抵抗値ra〜rcの値は制御信号d
1,d2により図4で示したように変化する。この図で
はd1,d2は正論理で表現されており、Hで制御信号
ONを意味するものとする。
【0021】ここで、roは図1の配線Ta,Tb,T
e1が同じ特性インピーダンスZoを持つ場合、このZ
oの1/3である。また、rhは該特性インピーダンス
Zoであり、rlは5Ω以下の低抵抗値である。
【0022】制御信号d1、d2ともにL或いはHの場
合、抵抗ra〜rcは接続されている配線の特性インピ
ーダンスの1/3であるので、一種のパワースプリッタ
となっている。この場合の配線から見た反射係数Γ1を
計算すると反射係数Γ1は”0”となる。電圧等価係数
T1は”1/2”である。
【0023】反射係数Γ1=0となる理由は、インピー
ダンスZoの配線Ta、Tb,Tcが抵抗ra,rb,
rcに接続されているとして、配線Taからみたインピ
ーダンスは、1/3・Zoの直列抵抗raと、並列接続
された1/3・Zoの抵抗rb,rcを介した特性イン
ピーダンスZoの配線Tb,Tcが直列接続されている
ので1/3・Zo+1/2(1/3・Zo+Zo)=Z
oとなり、配線Taの特性インピーダンスZoと同じに
なるため結果としてΓ1=”0”となる。
【0024】等価係数T1=1/2となる理由は、以下
の通り。抵抗ra〜rcが接続している1点を合流点と
呼ぶことにすると、スタブ配線Taから伝搬してきた電
圧波形はこの合流点の電圧では、1/3・Zoの抵抗に
よる分圧で入射電圧の2/3となる。
【0025】また、配線Tbの透過電圧を求めるため、
合流点の電圧から線路Tbの電圧比を求めると、直列接
続された抵抗rb=1/3・Zoと線路Tbのインピー
ダンスZoの分圧比であるから3/4=(Zo/(1/
3+1)Zo)となり、合流点の電圧比2/3との積に
なるので、結果として透過電圧係数は1/2(=2/3
・3/4)となる。
【0026】このように反射係数Γ1が0になるため、
制御信号d1,d2が同じ場合、可変抵抗器1aはパワ
ースプリッタとして機能し、それぞれに接続した配線に
対し、無反射で分岐接続する。
【0027】次に、制御信号d1,d2のどちらかが入
力した場合、抵抗ra〜rcは端子a〜cからの信号の
流れを変えるように抵抗ra〜rcを制御する。d1が
Hになった場合、抵抗ra、rcは低抵抗rlになり、
抵抗rbはrhとなる。このため、端子aから端子cへ
のインピーダンスは低抵抗(2rl)で接続されること
になる。他方端子aから端子bへの接続は高い抵抗(r
l+rh)で接続されることになる。
【0028】この場合の配線Taから見た反射係数Γ2
と配線Tbに透過した透過係数T2を計算しておく。
【0029】抵抗ra〜rcの合流点から配線Tb、T
cの合成抵抗をr0とすると、
【0030】
【数4】 r0=(rl+Zo)//(Zo+rh)…(4) ここで、記号”//”は並列接続合成抵抗の演算子でa/
/b=(ab)/(a+b)と定義される。このため、配線Taから
見た反射係数Γ2は、以下の通りとなる。
【0031】
【数5】 Γ2=(rl + r0 - Zo)/(rl + r0 + Zo)=(2 rh rl + rl^2 + 2 rl Zo - Zo^2)/((rl + Zo) (2 rh + rl + 3 Zo))…(5) ここで、rh=Zoを代入し、Zo>>rlで整理する
と、以下の通りになる。
【0032】
【数6】 Γ2 〜 −(Zo−4rl)/(5Zo+6rl)…(6) rl=0なら、反射係数Γ2=−0.2となる。
【0033】同様に透過係数T2は、以下の通りにな
る。
【0034】
【数7】 T2=(Zo (rl + Zo))/(2 rh rl + rl^2 + rh Zo + 3 rl Zo + Zo^2 )…(7) ここで、rh=Zoを代入し、Zo>>rlで整理する
と、以下の通りとなる。
【0035】
【数8】 T2=(Zo (rl + Zo))/(rl^2 + 5 rl Zo + 2 Zo^2)−(rl + Zo)/ (5 rl + 2 Zo)…(8) rl=0の場合、T2=1/2となり、T1に等しくなることが分か
る。
【0036】また、線路Tcに伝搬する透過電圧係数T
3は、 透過電圧係数T3=(1+Γ2)(Zo / (Zo + rl))…(9) となり、rl=0ならばT3="0.8”となる。
【0037】すなわち、端子d1,d2のどちらかにH
が入力されると、それに応じて抵抗ra〜rcの抵抗が
制御され端子d1にHが入力されると端子a−端子c間
が低抵抗で接続され、端子aから端子bへの透過係数T
2がほぼ1/2、T3が0.8となる。逆に端子d2に
Hが入力されると端子b−端子c間が低抵抗で接続さ
れ、端子bから端子aへの透過係数T2がほぼ1/2、
等価係数T3が0.8となる。
【0038】このように構成することで、可変抵抗器1
aは制御信号d1,d2により信号伝搬の方向を低反射
係数で制御することが出来る。また、抵抗ra〜rcの
接続方法はY字型だけでなくΔ型であっても基本的に同
じ機能を実現できる。
【0039】次に図5を用いて図1中のLSIa〜dに
内蔵しているインタフェースの回路を説明する。
【0040】図5(a)において、11は出力イネーブ
ル(OE-N)付のドライバであり、OE_Nがアサートされた場
合に、data端子のデータを出力する。21はレシーバで
Vref端子の電圧とI/OPADの電圧とを比較する
コンパレータであり、この比較結果をLSI内部のコア
論理に出力する。
【0041】ここで、ドライバ11とレシーバ21はI/
OPADで接続されており、ここには記載されていない
LSIパッケージを介して外部配線に接続されている。
【0042】ドライバ11はドライバが接続された配線
のインピーダンスZoに調整可能であるが、ドライブ時
も出力イネーブル(OE_N)がネゲートされたときもI/O
PADからみて出力インピーダンスは一定である。す
なわち、ドライバ11の出力インピーダンスは調整可能
であり、出力インピーダンスが一定のまま出力電圧が変
化することにより信号を出力する。 ここで、ドライバ
11に接続される配線のインピーダンスは便宜上50
[Ω]であり、出力インピーダンスは50[Ω]に設定
されている。このため、ドライバへの波形は無反射とな
りノイズが低減する。
【0043】更に、このドライバ11を図5(b)を用
いて説明する。図5(b)はドライバの図5(a)の等
価回路を更に詳細に記述した回路図である。
【0044】11−hはI/O PADと電源Vccに
接続されたMOSトランジスタで構成され、図では可変
抵抗器で示している。 11−lはI/O PADとグ
ランドに接続されたMOSトランジスタで構成され、図
5(b)では可変抵抗器で示している。 これらの可変
抵抗器11−h,11−lはdata信号とOE_N信号で制御
されている。
【0045】data信号とOE_N信号で制御された可変抵抗
11−hと11−lの抵抗値(Rhi,Rlo)とI/
O PADの電圧(Vio)を図6に示す。
【0046】data=0,OE_N=0の場合ドライ
バからLが出力されるが、ドライバの出力インピーダン
スはRloの50[Ω]であり、出力電圧Vio=0
[V]となる。 data=0,OE_N=1の場合、
ドライバからの出力は切れるが、ドライバの出力インピ
ーダンスはRlo=100[Ω]とRhi=100
[Ω]の並列接続の50[Ω]となり、出力電圧Vio
はVcc=1.0[V]の場合、0.5[V]となる。
更に、data=1,OE_N=0の場合ドライバか
らHが出力されるが、ドライバの出力インピーダンスは
Rhiの50[Ω]であり、出力電圧Vio=1.0
[V]となる。 data=1,OE_N=1の場合、
ドライバからの出力は切れるが、ドライバの出力インピ
ーダンスはRlo=100[Ω]とRhi=100
[Ω]の並列接続の50[Ω]となり、出力電圧Vio
はVcc=1.0[V]の場合、0.5[V]となる。
【0047】このようにして、data,OE_Nが何
れの状態にあっても出力インピーダンスは常に50
[Ω]となっている。そして、出力電圧Vioは、da
taの状態により、Vio(H)=1.0、Vio
(L)=0[V]であり、出力しない場合、Vio=
0.5[V]となっている。
【0048】このように構成することにより、I/Oイン
タフェースはドライバがどのような状態でもインピーダ
ンスが設定された50[Ω]となっており、ドライバ1
1に接続された配線のインピーダンスと等しいためI/O
インタフェースでの反射はほとんどなく、波形歪みが少
ないデータ転送を提供することが出来る。また、図5
(c)は図1のLSIeの等価モデルである。
【0049】ドライバはOE_Nがネゲートされているとき
ハイインピーダンスとなる。また、OE_Nがアサートされ
ているとき出力インピーダンスはRs=Zo/2で無負
荷時Vcc−グランド間の電圧である1.0[V]の振
幅をドライブする。50[Ω]の伝送線路が2本接続さ
れている場合は信号振幅はVcc−グランド間の電圧の
半分の0.5[V]となる。
【0050】次に、図3の可変抵抗器1aと、図5のイ
ンタフェースを図1のバス配線に用いた場合の波形を図
8〜図11、13〜15に示す。これらの図はSPIC
E(Simulation Program with Integrated Circuit Emp
hasis)と呼ばれる回路シミュレーションの結果であ
り、シミュレーション回路を図7に示した。
【0051】図6において、点線で囲ったa〜dはイン
タフェース回路の等価回路であり、それぞれ抵抗Rra
〜Rrdと静電容量Cioが並列に接続されている。図
7においてはドライバはインタフェースaであり、抵抗
Rraがノードdatainにおいてパルス電源に接続
されている。そのほかのインタフェースb〜dは信号を
ドライブしておらず信号受信の状態の等価回路である。
すなわち、インタフェースは電源Vttに接続されイン
タフェースが持つインピーダンスがRrb〜Rrd=Z
oである回路の等価回路である。
【0052】配線はそれぞれTa〜Tdで示した伝送線
路モデルである。可変抵抗器1、2はY字型接続されて
いる3つの抵抗Ra,Rb,Re1とRc,Rd,Re
2が等価回路である。
【0053】可変抵抗1、2間を接続する配線の等価回
路はTe1,Te2で示された伝送線路モデルである。
【0054】また、図1のLSIeに対応するモデルは
伝送線路Te1、Te2の間に有る静電容量CioとR
reである。これは図1のLSIeのインタフェースが
LSIa〜LSIdのインタフェースとは異なりインピ
ーダンスがHiZで有ることを模擬している。
【0055】各LSIa〜eのピンに対応したノードは
a1〜e1で記した。
【0056】また、各素子のインピーダンスは以下の通
りであり、可変抵抗器1にはドライバaから制御信号が
出力され図4のd1がHになった状態である。また、可
変抵抗器2は制御信号がd1,d2とも入力されていな
い状態である。
【0057】伝送線路Ta〜Td,Te1,Te2のイ
ンピーダンスZo=50[Ω] インタフェースa〜dのインピーダンスRra〜Rrd
=50[Ω] インタフェースeのインピーダンスRre=1K[Ω] 可変抵抗器のインピーダンス Ra=Re1=0[Ω] 可変抵抗器のインピーダンス Rb=50[Ω] 可変抵抗器のインピーダンス Rc=Rd=Re2=5
0/3[Ω] また、伝送線路の長さはTa〜rd=50[mm]、T
e1,Te2=100[mm]である。また、インタフェ
ースa〜eの静電容量Cioは全て2pFであり、ドラ
イバの立上り、立ち下がり時間は0.5[ns]であ
る。
【0058】図8は図7の回路のシミュレーション波形
である。横軸は[秒]を単位とする時間で、縦軸は電圧
[V]と電流[A]の大きさを表している。
【0059】図中凡例にあるように、実線はdatai
nのドライブ波形である。0V−1V振幅のパルス幅2
nsのパルスで、データ転送速度は500[MT/s](Mega Tr
ansaction per Second)である。破線はa1での、点線
はb1での、細かい点線はc1での、1点鎖線はd1で
の、太い1点鎖線はe1での、電圧波形である。
【0060】各レシーブ点b1〜e1での波形は極めて
なめらかな、矩形波であることが分かる。また、ドライ
ブ点a1の波形は、立上り、立下がりでドライバのイン
ピーダンスRra=50[Ω]伝送線路Taのインピー
ダンスZo=50[Ω]との分圧比の0.5[V]であ
る。しかし、可変抵抗1の20%のインピーダンスミス
マッチにより進行波の20%がドライバ側に戻ってきて
おり、この反射波が0.1[V]=0.5[V]x0.
2であるので、結果として約0.1[V]のオーバーシ
ュートとなっている。しかし、この20%の反射波はド
ライバも伝送線路Taと整合終端しているので再反射さ
れることはない。ただし、立上り時間だけインタフェー
スaの持つ静電容量Cioにより再反射される。この静
電容量のインピーダンスZcはj*ω*Cioであり、こ
こでjは−1の平方根であり、ωは各周波数である。立
上り時間が今、0.5[ns]であるので、ω=2π/
trであるので抵抗50[Ω]と並列接続された静電容
量による反射係数を計算するとΓ=−0.1−j0.3
となる。反射係数Γは小さな位相遅れだけであり、波形
に大きな乱れは生じさせない。
【0061】また、インタフェースb〜eのピン位置b
1〜e1での電圧波形はドライバの電圧波形の1/2程
度で、終端電圧0.5[V]に対して±0.2[V]に
なっている。ノードe1で振幅0.4[V]となってい
るのはドライバaからの進行波が可変抵抗器1を通過後
も、これが図4のように制御されるので低抵抗で接続さ
れ伝搬係数T3=0.8すなわち0.4[V]で伝搬す
る。また、Rreが1K[Ω]でここでのインピーダン
スの乱れが少ない。
【0062】この±0.2[V]の振幅はC−MOSの
ゲートアレーなどに用いられる差動回路では充分に弁別
できる大きさである。また、遅延時間がb1〜e1で生
じておるがこれはドライバからの配線長差に起因するも
のである。
【0063】この様にしてドライバaからの波形は受信
点b1〜e1においてドライブ波形のa1に対して約半
分の大きさで歪みが少なく高速に伝送できることがわか
った。
【0064】バスが高速化されデータ伝搬時間がデータ
パルス幅と同程度以上になると、データの干渉いわゆる
符号間干渉が生じる。これを調べるために、datai
nのパルスを疑似ランダム化して同様のシミュレーショ
ンを行った波形を図9〜10に示す。
【0065】図9はドライブ点a1での波形で繰り返し
を重ねて表示したいわゆるアイパターン(eye pattern)
である。図10はb1でのアイパターン、図11はe1
でのアイパターンである。図10も図11もノイズが乗
っているのが50[mV]以下と極めて小さく、また、
立上りと立ち下がりの交差点はほとんど変化が無いので
符号間干渉によるjitterが極めて少ないことが分かる。
このため、500MT/sでは問題なくデータ転送でき
るといえる。
【0066】図7はLSIaドライブであるが対称性か
らLSIb〜dドライブでも同じ波形となることが分か
る。ただし、可変抵抗器1、2はドライバの位置により
図4に従うように遷移するものとする。
【0067】次にLSIeドライブについてシミュレー
ションを行った。図12はその等価回路である。図7と
異なるのはインタフェースaがレシーバでありRra=
50[Ω]がVccに接続されていること、インタフェ
ースeがRreを介してパルス電源が接続されているこ
とである。このパルス電源は図7のインタフェースa内
のそれと接続点以外同じ波形を出力する。インタフェー
スeの出力インピーダンスRreは線路Te1,Te2
の特性インピーダンスZoの半分の25[Ω]である。
これは配線が2本が並列接続されているためインタフェ
ースeからの見かけの線路のインピーダンスが半分にな
っているためである。また、可変抵抗器1、2内の抵抗
は全てZo/3である。
【0068】このインタフェースeドライブのシミュレ
ーション波形は図13である。datainの波形は実
線で示されており0−1[V]の500MT/sのパル
スであり、ノードe1での波形は一点鎖線で示された
0.5[V]振幅の波形であり、ノードa1〜d1では
インタフェースeからの配線長が等しいため重なって表
示されており、0.5[V]を中心に振幅±0.125[V]の
矩形波で非常にノイズが小さいことが分かる。これは、
可変抵抗器1、2とそれに接続されている伝送線路Ta
〜Tdがそれぞれ伝送線路Te1,Te2からみて完全
整合終端されているためである。
【0069】図14と図15にノードe1、ノードa1
のアイパターンを示す。図9〜図11に比べて更に低ノ
イズ、低jitterであることが分かる。このため、インタ
フェースeドライブにおいても低ノイズで高速データ転
送を行うことができることがわかる。
【0070】このようにバスを構成することによりLS
Ia〜eのいずれがドライバになっても低ノイズで高速
にデータ転送することができることが分かった。これに
より、本発明を用いた高速データ転送を内蔵する装置を
提供できる。
【0071】更に動作原理から可変抵抗器1、2とLS
Ia〜dまでの配線は1対1配線であり無損失で近似で
きる長さで特性インピーダンスが一定ならば長さの制限
が無く波形は低歪みのまま伝送できることがわかる。こ
のことにより、スタブ配線である図1の配線Ta〜td
の配線長制限が基本的にない。すなわち、長さの制約が
ないので構造設計に自由度を持たせられるという効果が
ある。
【0072】また、このように構成することで配線に終
端抵抗が不要となり実装面積を削減することができると
いう効果がある。
【0073】次に第2の実施例である無反射整合終端を
実現する定インピーダンス・インタフェースを図16を
用いて説明する。このインタフェースは図6で記載の出
力インピーダンスと出力電圧VioをC−MOSで実現
したものである。
【0074】点線で囲った11はドライバ部で、data端
子とデータ出力制御端子(OE_N)により出力インピーダン
スが変化する。21はレシーバでドライバ11とI/Opad
を共用しており、I/Opadを通じて入力された受信信号を
基準電圧Vrefと比較することでデータのH,Lを検
出する。
【0075】ドライバ11はP−MOSとN−MOSが
それぞれ並列接続されたpush−pull型のトーテ
ンポールである。P−MOSは電源VccとI/Opadに接
続され、N−MOSはグランドとI/Opadに接続されてい
る。それぞれのゲート電圧は51、52で示されたドラ
イバインピーダンス制御回路に接続されて制御されてい
る。なお、図6の機能を実現するためVccの電位は
1.0[V]であるが、本来任意であり、選択するデバ
イスや給電システムの使用可能電源あるいはレシーバの
感度から決まる電圧であり、1.0[V]以上であって
も1.0[V]以下であっても良い。
【0076】インピーダンス制御回路51、52はdat
a、OE_NによりP−MOS、N−MOSのゲート電圧を
制御しドライバ11の出力インピーダンスと出力電圧を
制御する。この制御回路の一例を図17を用いて説明す
る。
【0077】図17においてドライバの出力段は幅
(W)の等しい2つのN−MOSトランジスタとP−M
OSトランジスタがペアとなり、この幅Wの2倍、4
倍、8倍の幅を持つP−MOS,N−MOSトランジス
タがそれぞれ並列接続されている。
【0078】51−aはH側のP−MOSトランジスタ
のインピーダンスを設定するためのレジスタであり、
w,2w,4w,8wのトランジスタを2つあるうち1
つづつ複数組み合わせて選択することによりインピーダ
ンスを制御することができる。すなわち、選択の組合せ
はwのトランジスタのインピーダンスを単位として1/
15まで離散的に制御可能である。同様に52−aはL
側のN−MOSトランジスタのインピーダンスを設定す
るためのレジスタであり、w,2w,4w,8wのトラ
ンジスタを2つあるうち1つづつ複数組み合わせて選択
することによりインピーダンスを制御することができ
る。今、レジスタ51−a,52−aの設定値はインタ
フェースが接続されている伝送線路の特性インピーダン
スZo=50[Ω]の倍の100[Ω]に設定されてい
る。
【0079】このレジスタ51−a,52−aの設定信
号とdata、OE_Nの信号を入力とするAND,NAN
D回路により図17に示されるような配線によりそれぞ
れのP−MOS,N−MOSトランジスタは制御され、
図6で示されたインピーダンスと出力電圧を実現してい
る。
【0080】例えば、dataがHでOE_NがLの場合、
N−MOSは全て切れる状態となり、また、P−MOS
はインピーダンス制御回路51−aで選択されたトラン
ジスタの組合せの倍のトランジスタがOnすることにな
る。すなわち100[Ω]に設定されているP−MOS
トランジスタのゲート幅が倍になりインピーダンスは半
分の50[Ω]となる。そしてI/Opad出力電圧は無負荷
時Vcc=1.0[V]になる。また、50[Ω]の特
性インピーダンスを持つ配線が接続されている場合は、
抵抗分圧比の1/2の0.5[V]が出力される。
【0081】更にOE_NがHの場合、すなわち出力が
切れる場合はP−MOSはインピーダンス制御回路51
−aで選択されたトランジスタの組合せのトランジスタ
がOnすることになる。すなわちP−MOSのインピーダ
ンスの合計は100[Ω]である。N−MOSもインピ
ーダンス制御回路51−bで選択されたトランジスタの
組合せのトランジスタがOnすることになる。すなわちN
−MOSのインピーダンスの合計は100[Ω]であ
る。これにより出力インピーダンスは半分の50[Ω]
となり、出力電圧はVcc−グランド間の半分の0.5
[V]となる。
【0082】このように構成することにより図6の出力
インピーダンスと出力電圧をC−MOSトランジスタの
みで実現することができ、LSIに搭載することが簡単
にできる。これはまた、図7の等価回路を持つインタフ
ェースを実現した回路となっている。
【0083】次に図18を用いてインピーダンス調整回
路の実現方法を説明する。これはLSIの外部に精度の
高い抵抗Rargを設けて、この抵抗RargをVcc
とI/Opadに接続し、図17のドライバと同じ種類のセル
をこのI/Opadに接続する。このI/Opadには更に21のコ
ンパレータ型レシーバが接続されており電圧Vrefと
比較結果をインピーダンス調整回路53に伝える。Ra
rg=100[Ω]に選びVcc=1.0[V]に選べ
ばインピーダンス調整回路53はN−MOSトランジス
タの幅を選択的に変えることでRargとドライバ11
の分圧比に応じた電圧がVrefに対して大きいか小さ
いかをモニターできる。インピーダンス調整回路53は
ドライバ11のN−MOSトランジスタを幅wが最小幅
から順に大きくなるようにOnすることでインピーダンス
を小さくしていくことができ、Rargと同じかそれ以
下になったときレシーバ21の出力が反転するのでこの
変移点をモニタする事ができる。更に今度は逆にトラン
ジスタの幅を最大幅から順に小さくすることでドライバ
のインピーダンスを大きくしていくことができ、Rar
gと同じかそれ以上になったときレシーバ21の出力が
反転するのでこの変移点をモニタする事ができる。この
2つの変移点の設定の中に目標のRargが有ることが
分かる。これにより、先の2つの変移点の設定のどちら
かを採用することでRargに最小の誤差を持ってドラ
イバ11のインピーダンスをVds=0.5[V]で設
定することができる。更に、この設定値を他のドライバ
が有している図17のインピーダンス制御レジスタ52
−bに書き込むことで書き込まれたドライバ全てのL側
のインピーダンスを100[Ω]に設定できる。
【0084】同様に、RargをI/Opadとグランドに接
続したセルを用意し、これのP−MOSを順位選択する
ことでRargと同じインピーダンスに最小の誤差を持
って設定できる。更に、この設定値を他のドライバが有
している図17のインピーダンス制御レジスタ52−a
に書き込むことで書き込まれたドライバ全てH側を10
0[Ω]に設定できる。
【0085】この設定はシステムがパワーオンしたとき
に行っても良いし、温度が一定とみなせる例えば5分間
隔に行っても良い。
【0086】このようにLSIがインピーダンス調整用
の回路を持つことで目標の100[Ω]に設定できる。
これにより、製造バラツキや温度バラツキに起因するイ
ンピーダンスの誤差を取り除くことができる。
【0087】第3の実施例として可変抵抗器1を図19
を用いて説明する。これは図4の可変抵抗器1をMOS
トランジスタを用いて実現した実施例である。端子a〜
c間のインピーダンスを55a〜55cで示したインピ
ーダンス調整回路で制御する。可変抵抗ra〜rcを実
現するトランジスタは幅の異なるトランジスタが並列接
続されており、その組み合わせてインピーダンスを調整
する。図ではwから32wまでの6個のMOSトランジ
スタが並列接続されている。このインピーダンス調整回
路は更に端子d1,d2に接続されている方向制御回路
50により制御されている。d1,d2の状態により図
4に示したように抵抗ra〜rcが変化する。図4では
抵抗ra〜rcは3つの状態があり、それぞれ低抵抗の
rl,高抵抗のrh(=Zo),線路インピーダンスの
r0(=Zo/3)で表されている。
【0088】ここで、図4のrlは低抵抗を意味し全て
のトランジスタがオンすることを意味する。また、rh
は可変抵抗器1に接続される線路の特性インピーダンス
Zoと同じであり、第1の実施例では50[Ω]であ
る。この50[Ω]を実現するMOSトランジスタの幅
の3倍の組合せでr0=Zo/3の状態を作る事ができ
る。
【0089】インピーダンス調整回路は第2の実施例と
同じく図18と同じ回路を有すれば簡単に実現できる。
この場合、目標のインピーダンスは50[Ω]なのでR
argは50[Ω]を選べばよい。
【0090】図18のインピーダンス設定をインピーダ
ンス制御回路55−a〜55−cに設定すればrhを設
定できる。
【0091】ここで、トランジスタはN−MOS型のト
ランジスタで記載しているがP−MOSとN−MOSが
並列接続されたパストランジスタでも構わないし、P−
MOSのみでも構わない。この可変抵抗1に供給する電
源電圧Vccが供給される場合それぞれの制御回路55
−a〜55−cがトランジスタを所定のインピーダンス
に遷移できるかどうかでトランジスタの種類を選べばよ
い。
【0092】また、図20に示すように3端子間の可変
抵抗を集合させることで実装面積を削減することができ
る。図では9ビット構成であり、それに方向制御回路5
0とインピーダンス調整回路53を1つづつ共用するこ
とができる。ピン数が増加するが図20では3端子間の
可変抵抗間をグランド(vss)でビット間のクロストー
クを低減させることができる。ピン数を削減するために
Vssピンを削減することも可能である。
【0093】更に、1つの定インピーダンスインタフェ
ースを持つLSIaからデータ信号を出力する場合、デ
ータ信号送出に先立ち、可変抵抗器1の抵抗値制御信号
d1を抵抗値が図4のように遷移するのに必要な時間以
上前にLSIaから出力されることで確実に抵抗値を遷
移させることができ、安定なデータ転送を行うことがで
きる。当然、データ転送後は制御信号daはネゲートす
るのがよい。例えばマルチプロセッサバスに本発明のバ
スシステムが応用された場合通常はプロセッサが有する
キャシュメモリの内容一致(コヒーレンシ)のため、バ
スをスヌープするためレシーブ状態となっているためで
ある。すなわち本発明はマルチプロセッサバスにも応用
することができるという効果がある。
【0094】このように構成することにより、高精度の
インピーダンス制御を安価なMOSを用いて実現でき、
更に多ビット構成することができるので、実装面積を削
減できる効果もある。
【0095】第4の実施例を図21を用いて説明する。
プリント基板100に4つのコネクタ70−a〜70−
dが搭載され、このコネクタ70−a〜70−dとLS
Ie間を可変抵抗器1、2と配線3で接続されている。
ここには示されていない可変抵抗1、2がそれぞれのコ
ネクタ70−a〜70−dから抵抗1、2へ一本づつ配
線されている。すなわち、インピーダンス制御信号はコ
ネクタ70−aと70−bから可変抵抗器1へ、コネク
タ70−cと70−dから可変抵抗器2へ接続されてい
る。
【0096】図22は図21のコネクタ70−a〜70
−dに挿抜可能なドータボード101である。ドータボ
ード101に搭載されているコネクタ71はコネクタ7
0−a〜70−dに挿入可能である。このコネクタ71
にLSIからデータ、アドレス信号Taが接続されそのほ
か図21の抵抗1或いは抵抗2を制御するための制御信
号daが接続されている。図22のLSIは図6で記載
されたインピーダンスを持つインターフェースを有す
る。図21のLSIはドライブ時は配線3の特性インピ
ーダンスの半分のインピーダンスで、レシーブ時にはハ
イインピーダンスとなるようなインタフェースが搭載さ
れている。
【0097】このように構成することで配線に終端抵抗
が不要となり実装面積を削減することができるという効
果がある。また、ドータ基板をコネクタ接続できるので
プロセッサなどの高機能LSIをシステムの性能に応じ
て交換することができる。これはまた、壊れたドータ基
板の交換もできる事を意味する。また、ドータ基板10
1を4枚搭載する必要がない場合はVttに50[Ω]
で終端された終端基板を装着する必要がある。これはこ
の終端基板が無い場合、終端状態が崩れるためである。
【0098】また、図23のように接続することによ
り、ドータ基板を両面に搭載することもできる。図23
は断面図である。ドータ基板101a〜101dが基板
100の両面に実装されている。表面にはドータ基板1
01aと101bの中間に可変抵抗1が搭載されてい
る。裏面にはドータ基板101cと101dの中間に可
変抵抗2が搭載されている。そして可変抵抗1、2間に
LSIeが来るようにグランド・電源層でセパレートさ
れた2層の信号配線を上下に配して接続することで第1
の実施例と同じバスシステムを構成することができる。
この第2バスを他方の側に設けることができる。第2の
バスに接続されるドータ基板は102a〜102dであ
らわしてあり、信号の層も第1のバスト共有することが
できる。
【0099】このように構成することで、同じサイズの
基板100に2本バスを搭載することができ、システム
の機能を向上することができる。
【0100】第5の実施例として本バスを用いたシステ
ム構成例を図24のに示す。図は4つのCPUがプロセ
ッサバス201により相互接続されている。また、DR
AMを制御する4つのメモリコントローラをメモリバス
202により相互接続されている。更にPCIなどの周
辺装置を接続するためのI/OポートLSIを4つ接続す
るI/Oバス203により相互接続されている。これらの
バス201〜203がセンタブリッジに接続されてい
る。センタブリッジはバス201〜203の丁度真ん中
に来るように配線されている。そして、各バスは第1の
実施例のように可変抵抗を有し、高速データ転送を可能
にしている。
【0101】更に、このプロセッサバス201、メモリ
バス202、I/Oバス203とセンタブリッジを有する
CPUモジュールを単位として、CPUモジュールを複
数接続するためのモジュールバス204を有している。
このように構成することにより大規模なマルチプロセッ
サ機を構成することができる。また、互いのデータ転送
を高速にできるので高性能な装置を構成することができ
る。
【0102】
【発明の効果】第1の実施例のように構成することによ
り、LSIa〜eのいずれがドライバになっても分岐点
で無反射或いは低反射率となり低ノイズで高速にデータ
転送することができる。これにより、本発明を用いた高
速データ転送を内蔵する装置を提供できる。
【0103】更に動作原理から可変抵抗器1、2とLS
Ia〜dまでの配線は1対1配線であり無損失で近似で
きる長さで特性インピーダンスが一定ならば長さの制限
が無く波形は低歪みのまま伝送できることがわかる。こ
のことにより、スタブ配線である図1の配線Ta〜td
の配線長制限が基本的にない。すなわち、長さの制約が
ないので構造設計に自由度を持たせられるという効果が
ある。
【0104】また、このように構成することで配線に終
端抵抗が不要となり実装面積を削減することができると
いう効果がある。
【0105】第2の実施例のように構成することによ
り、図6の出力インピーダンスと出力電圧をC−MOS
トランジスタのみで実現することができ、LSIに搭載
することが簡単にできる。これはまた、図7の等価回路
を持つインタフェースを実現できる。
【0106】また、 このようにLSIがインピーダン
ス調整用の回路を持つことで目標の100[Ω]に設定
できる。これにより、製造バラツキや温度バラツキに起
因するインピーダンスの誤差を取り除くことができる。
【0107】第3の実施例のように構成することによ
り、 高精度のインピーダンス制御を安価なMOSを用
いて実現でき、更に多ビット構成することができるの
で、実装面積を削減できる効果もある。
【0108】第4の実施例のように構成することによ
り、高精度のインピーダンス制御を安価なMOSを用い
て実現でき、更に多ビット構成することができるので、
実装面積を削減できる効果もある。
【図面の簡単な説明】
【図1】第1の実施例を説明する図。
【図2】従来技術の(SSTL)信号配線図。
【図3】第1の実施例を説明する図。
【図4】第1の実施例の制御回路遷移表。
【図5】第1の実施例のインタフェース回路。
【図6】第1の実施例の制御回路遷移表。
【図7】第1の実施例のシミュレーション等価回路。
【図8】第1の実施例のシミュレーション波形。
【図9】第1の実施例のシミュレーション波形。
【図10】第1の実施例のシミュレーション波形。
【図11】第1の実施例のシミュレーション波形。
【図12】第1の実施例のシミュレーション等価回路。
【図13】第1の実施例のシミュレーション波形。
【図14】第1の実施例のシミュレーション波形。
【図15】。第1の実施例のシミュレーション波形。
【図16】第1の実施例を説明する図。
【図17】第1の実施例を説明する図。
【図18】第1の実施例を説明する図。
【図19】第2の実施例を説明する図。
【図20】第2の実施例を説明する図。
【図21】第2の実施例を説明する図。
【図22】第2の実施例を説明する図。
【図23】第2の実施例を説明する図。
【図24】第3の実施例を説明する図。
【符号の説明】 1,2…可変抵抗器、3…メインライン。
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 石橋 賢一 神奈川県秦野市堀山下1番地 株式会社日 立製作所エンタープライズサーバ事業部内 Fターム(参考) 5B061 FF01 GG11 GG13 PP00 5J056 AA00 AA11 AA40 BB02 BB52 BB59 DD13 DD28 EE15 FF06 FF07 FF08 GG12 HH01 HH04

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】データ送受信用の信号端子を少なくとも3
    つ有するバスシステムにおいて、 それぞれの端子間をY字型に接続する可変抵抗器3つ有
    し該信号端子とは別に該可変抵抗器の抵抗値を制御する
    制御信号端子を2つ有し、 前記3つの可変抵抗器の抵抗値と予め設定したインピー
    ダンスを一定関係になるように制御し、前記2つの制御
    信号端子の信号との関係で、前記3つの可変抵抗器の抵
    抗値を遷移させることを特徴とする無反射分岐バスシス
    テム。
  2. 【請求項2】請求項1において、 前記3つの抵抗値を{ra,rb,rc}で表し、任意
    の設定インピーダンスをZoで表すとき、前記一定関係
    および抵抗値の遷移を以下の式で表わすことを特徴とす
    る無反射分岐バスシステム。 (L,L)の場合、 {ro,ro,ro} (L,H)の場合、 {rh,rl,rl} (H,L)の場合、 {rl,rh,rl} (H,H)の場合、 {ro,ro,ro} ここで、ro=Zo/3、rh=Zo,rl<5Ω、
  3. 【請求項3】請求項1において、 可変抵抗器をゲート幅が倍数関係にあるMOSトランジ
    スタを複数並列接続し、該MOSトランジスタのゲート
    電圧を印加・非印加することでインピーダンスの可変を
    可能とすることを特徴とする無反射分岐バスシステム。
  4. 【請求項4】請求項2または3において、 設定インピーダンスZoを、該可変抵抗素子外に設けら
    れた基準インピーダンスと、並列接続されたMOSトラ
    ンジスタのインピーダンスを比較することで該インピー
    ダンスの大小を判定し、該並列接続されているMOSト
    ランジスタの選択の組合せを変えることで該可変抵抗の
    インピーダンスの基準インピーダンスZoを生成させ、
    rh=Zoのインピーダンスの状態に設定可能なことを
    特徴とする無反射分岐バスシステム。
  5. 【請求項5】請求項3または4において、 該並列接続されているMOSトランジスタ全てを導通状
    態にすることで可変抵抗のrl<5Ωの状態を生成可能
    なことを特徴とする無反射分岐バスシステム。
  6. 【請求項6】請求項4において、 前記基準インピーダンスZoに等価なMOSトランジス
    タのゲート幅に対し、該ゲート幅の1/3に設定するこ
    とでr0=Zo/3の状態を生成可能なことを特徴とす
    る無反射分岐バスシステム。
  7. 【請求項7】データ送受信用のドライバ、レシーバから
    なるインタフェース回路において、 該LSI内のインタフェースがある規定のインピーダン
    スZoと等しい出力インピーダンスをデータの送受信に
    関わらず持ち、かつ、該LSIから出力されるデータの
    状態によりH出力される場合は出力電位がVhに、L出
    力される場合は出力電位がVlになり、データが出力さ
    れない場合は、該インタフェースの入出力電位がVtt
    =(Vh−Vl)/2となり、データ転送中はいつでも
    該規定インピーダンスZoのインピーダンスを有するこ
    とを特徴とするデータ転送用インタフェース。
  8. 【請求項8】請求項7において、 該インターフェースの制御用にdata信号と負論理の
    出力イネーブル信号(OE_N)をもち、 ドライバの最終段がP−MOSとN−MOSのプッシュ
    ープル型のトランジスタが複数並列に接続されることで
    インピーダンスを可変にでき、 P−MOSトランジスタが電源VccとI/O パッドに
    接続されN−MOSトランジスタがI/Oパッドとグラン
    ドに接続され、 更に、該2つの信号の状態により該data信号、該出
    力イネーブル信号の状態を(data信号、OE_N)
    で表し、該ドライバのP−MOSとN−MOSのインピ
    ーダンスを{rp,rn}で表し、ある設定インピーダ
    ンスをZoで表し、I/O パッドの無負荷時の出力電
    位をVioで表すと (L,L)の場合、 {5KΩ以上、Zo} Vio=0 (L,H)の場合、 {2Zo、2Zo} Vio=Vcc/2 (H,L)の場合、 {Zo、5KΩ以上} Vio=Vcc (H,H)の場合、 {2Zo、2Zo} Vio=Vcc/2 と該ドライバのP−MOS,N−MOSのインピーダン
    スを遷移させることで、出力インピーダンスを該規定イ
    ンピーダンスZoを保ったままI/Oパッドの電圧Vio
    を遷移できることを特徴とする定インピーダンスインタ
    フェース。
  9. 【請求項9】請求項7または8において、 該複数並列接続されているMOSトランジスタのゲート
    幅が倍数関係にある該MOSトランジスタの組を2組持
    ち、該MOSトランジスタの組のうちMOSトランジス
    タ個別にゲート電圧を印加・非印加することでインピー
    ダンスの可変を可能とし、 該MOSトランジスタの1組のトランジスタを設定イン
    ピーダンス2Zoに設定するため、該トランジスタのイ
    ンピーダンスと該インタフェース外に設けられた基準イ
    ンピーダンスとを比較することで該2つのインピーダン
    スの大小を判定し、該MOSトランジスタの組の中で並
    列接続されているトランジスタの選択をゲート電圧を切
    り換えることで該P−MOS或いは該N−MOSのイン
    ピーダンスを基準インピーダンスに合わせることを特徴
    とした定インピーダンスインタフェース。
  10. 【請求項10】請求項7乃至9のいずれかにおいて、 設定インピーダンス2Zoに一致したP−MOS,N−
    MOSトランジスタが1組オンすると2Zoに、 2組オンするとZoに、 オフするとハイインピーダンスにインピーダンスが遷移
    するようなの組合せを2組持ち、これをP−MOSがハ
    イインピーダンスの時N−MOSはZoに、 P−MOSが2Zoの時N−MOSは2Zoに、 P−MOSがZoの時N−MOSはハイインピーダンス
    に遷移することで、また、 N−MOSがハイインピーダンスの時P−MOSはZo
    に、 N−MOSが2Zoの時P−MOSは2Zoに、 N−MOSがZoの時P−MOSはハイインピーダンス
    に遷移することで出力インピーダンスを該規定インピー
    ダンスZoを保ったままI/Oパッドの電圧Vioを遷移
    できることを特徴とするインタフェース。
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