JP2000320969A - キャップの水滴除去装置 - Google Patents

キャップの水滴除去装置

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JP2000320969A
JP2000320969A JP11132582A JP13258299A JP2000320969A JP 2000320969 A JP2000320969 A JP 2000320969A JP 11132582 A JP11132582 A JP 11132582A JP 13258299 A JP13258299 A JP 13258299A JP 2000320969 A JP2000320969 A JP 2000320969A
Authority
JP
Japan
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cap
air
downward
outlet
water
Prior art date
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Pending
Application number
JP11132582A
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English (en)
Inventor
Itaru Yabuki
至 矢吹
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Omron Kirin Techno System Co Ltd
Original Assignee
Kirin Techno System Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 水滴のキャップへの再付着がなく、かつ少な
い電力費でキャップに付着した水滴を除去する水滴除去
装置を提供する。 【解決手段】 コンベア3上を移動する容器1のキャッ
プ2に付着した水滴を空気の吹出しで除去する装置であ
って、キャップ2の側面に傾斜して横方向に空気を吹出
す帯状の横方向吹出口5と、横方向吹出口5の反対側で
キャップ2の端部に下方向に空気を吹出す帯状の下方向
吹出口6とを備え、キャップ2が横方向吹出口5を通過
した直後に下方向吹出口6を配置した。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、容器のキャップに
付着した水滴を除去するキャップの水滴除去装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】コンベヤ上を移動するペットボトルに装
着されたプラスチックキャップの外観検査を撮像により
行う装置がある。検査は、画像を走査して画素毎の明る
さ比較により良、不良を判定する。キャップに水滴が付
着していると、水滴が暗く映るので誤判定する。このた
め、検査装置の前段でコンベヤの両側に多数の小孔を配
置し、小孔にコンプレストエア(圧縮空気)を供給して
キャップに付着した水滴を吹き飛ばしている。なお、水
が滴でなく薄い膜や細かい粒の場合は検査に支障はな
い。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、キャッ
プに付着した水滴をコンプレストエアで吹き飛ばす従来
の方式では、飛散した水滴がキャップに再付着すること
があり、またコンプレストエアを用いるので電力費も大
となる。
【0004】本発明は上述の事情に鑑みてなされたもの
で、水滴のキャップへの再付着がなく、かつ少ない電力
費でキャップに付着した水滴を除去する水滴除去装置を
提供することを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上述した目的を達成する
ため、本発明は、コンベヤ上を移動する容器のキャップ
に付着した水滴を空気の吹出しで除去する装置であっ
て、キャップの側面に傾斜して横方向に空気を吹出す帯
状の横方向吹出口と、横方向吹出口の反対側でキャップ
の端部に下方向に空気を吹出す帯状の下方向吹出口とを
備え、キャップが横方向吹出口を通過した直後に下方向
吹出口を配置したことを特徴とするものである。
【0006】本発明によれば、キャップに付着した水滴
は、傾斜した帯状の横方向吹出口から吹出される空気に
よる横方向の気流により横方向吹出口の反対側のキャッ
プの下部に一旦集められる。そして、この集められた水
滴は、横方向吹出口の反対側に配置された帯状の下方向
吹出口から吹出される空気による下方向の気流によりキ
ャップから下方に落とされる。
【0007】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係るキャップの水
滴除去装置の一実施形態を図1乃至図3を参照して説明
する。図1はキャップの水滴除去装置の全体構成を示す
側面図であり、図2は図1のA−A線矢視図であり、図
3は図2のB−B線矢視図である。
【0008】図1に示すように、ペットボトルからなる
容器1の口部にはプラスチック製のキャップ2が装着さ
れている。容器1はコンベヤ3によってキャップの水滴
除去装置の位置まで搬送される。キャップの水滴除去装
置は、コンベヤ3の両側に配置されたブロア4a,4b
と、ブロア4a,4bにそれぞれ接続された空気吹出管
5a,5bとを備えている。そして、一方の空気吹出管
5aは、上方に延びた後に略直角に折曲して、容器1の
キャップ2の側方で開口し、他方の空気吹出管5bは、
上方に延びた後にU字状に180°折曲して、容器1の
キャップ2の上方で開口している。
【0009】前記ブロア4a,4bは、例えば、定格消
費電力が0.55kwで、1060mm水柱の圧力水頭
で2m/minの空気量を吐出するものである。空気
吹出管5a,5bの口径は、例えば50mm程度であ
る。
【0010】前記容器1のキャップ2の側方で開口する
空気吹出管5aには、図2及び図3に示すように、空気
吹出管5aの端部を、例えば5mm程度の隙間を有する
ように矩形状に潰して形成した帯状の横方向吹出口6が
設けられている。そして、この横方向吹出口6は、容器
1の移動方向Xに沿って徐々に下方に角度θで傾斜し
て、キャップ2の全高にわたって延びるように配置され
ている。これにより、容器1がコンベヤ3上を搬送され
てくると、横方向吹出口6から吹出される空気による横
方向の気流が、先ずキャップ2の上部に当り、容器1の
搬送が進むにつれて、この気流が当たる位置が徐々に下
に移って、水滴が下方に集められるようになっている。
この横方向吹出口6の傾斜角度θは、水平面に対して4
0〜45°程度に設定されている。
【0011】一方、容器1のキャップ2の上方で開口す
る空気吹出管5bは、図2及び図3に示すように、空気
吹出管5aの直後に配置されている。そして、空気吹出
管5bには、空気吹出管5bの端部を、例えば5mm程
度の隙間を有するように矩形状に潰して形成した帯状の
下方向吹出口7が設けられている。この下方向吹出口7
は、横方向吹出口6の反対側でキャップ2の端部の上方
に位置している。また下方向吹出口7はキャップ2の上
面と平行となるように配置されている。
【0012】次に、前述のように構成されたキャップの
水滴除去装置の作用を説明する。先ず、ブロア4a,4
bを作動させて、横方向吹出口6から空気を横方向に、
下方向吹出口7から空気を下方向にそれぞれ吹出してお
く。この状態で、コンベヤ3で容器1を順次搬送する。
すると、容器1は、容器の移動方向Xの上流側に配置さ
れた横方向吹出口6の側方を通過する。このとき、横方
向吹出口6から吹出される空気による横方向の気流が、
先ずキャップ2の上部に当たり、容器1が移動するにつ
れて、気流の当たる位置が徐々に下に移ってゆく。これ
により、キャップ2に付着した水滴は、徐々に下方、か
つ横方向吹出口6の反対側に集められる。
【0013】そして、容器1が更に移動すると、下方向
吹出口7の下方を通過する。このとき、下方向吹出口7
から吹出される空気による下向きの気流が、キャップ2
の横方向吹出口6の反対側の端部に当たる。そのため、
横方向吹出口6から吹出される空気の気流でキャップ2
の横方向吹出口6の反対側の下部に一旦集められた水滴
は、下方向吹出口7から吹出される空気による下向きの
気流で下方に落下する。
【0014】このように、キャップ2に付着した水滴を
横方向吹出口6から吹出される空気による横方向の気流
で一旦集めてから、下方向吹出口7から吹出される空気
による下方向の気流で下方に落とすことにより、水滴の
キャップ2への再付着が防止される。キャップ2に付着
した水滴が除去された容器1は、コンベヤ3により更に
搬送され、キャップ2の外観検査を撮像により行う装置
に到達し、この装置によりキャップ2の良、不良の判定
が行われる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したように本発明によれば、キ
ャップに付着した水滴を気流により集めて落とすので、
水滴のキャップへの再付着がない。キャップの側面に
は、一般に滑り止めの細い凹凸があるが、この部分では
水は細かい粒となるので、検査に支障はない。また、ブ
ロアから吐出されたエアを用いるので、電力費は少なく
て済む。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係るキャップの水滴除去装置の全体構
成を示す側面図である。
【図2】図1のA−A線矢視図である。
【図3】図2のB−B線矢視図である。
【符号の説明】
1 容器 2 キャップ 3 コンベヤ 4a,4b ブロア 5a,5b 空気吹出管 6 横方向吹出口 7 下方向吹出口 X 容器の移動方向

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンベヤ上を移動する容器のキャップに
    付着した水滴を空気の吹出しで除去する装置であって、 キャップの側面に傾斜して横方向に空気を吹出す帯状の
    横方向吹出口と、横方向吹出口の反対側でキャップの端
    部に下方向に空気を吹出す帯状の下方向吹出口とを備
    え、キャップが横方向吹出口を通過した直後に下方向吹
    出口を配置したことを特徴とするキャップの水滴除去装
    置。
JP11132582A 1999-05-13 1999-05-13 キャップの水滴除去装置 Pending JP2000320969A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104896896A (zh) * 2015-06-23 2015-09-09 安徽安庆市金徽酒业有限公司 一种白酒酒瓶烘干机
JP2018096580A (ja) * 2016-12-09 2018-06-21 ディ・アイ・エンジニアリング株式会社 水滴除去装置
CN111341856A (zh) * 2020-02-28 2020-06-26 通威太阳能(眉山)有限公司 一种制绒的脱水烘干方法
JP2020180714A (ja) * 2019-04-23 2020-11-05 キリンテクノシステム株式会社 水滴除去装置および水滴除去方法

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