JP2000318637A - 装軌式車両のクラッチ・ブレーキ制御装置 - Google Patents

装軌式車両のクラッチ・ブレーキ制御装置

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JP2000318637A
JP2000318637A JP11135476A JP13547699A JP2000318637A JP 2000318637 A JP2000318637 A JP 2000318637A JP 11135476 A JP11135476 A JP 11135476A JP 13547699 A JP13547699 A JP 13547699A JP 2000318637 A JP2000318637 A JP 2000318637A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電気系統のトラブルがあっても急速なブレー
キがかからないようにし、併せて電気系統のトラブルが
ないときの急旋回時には通常運転操作に支障を来さない
ようにする。 【解決手段】 左右の各駆動輪に設けられるクラッチお
よびブレーキを操作するための操作信号を出力するステ
アリングレバー16、ブレーキペダル18と、操作信号
に基づきクラッチおよびブレーキを制御するための制御
信号を出力するコントローラ15と、このコントローラ
15からの制御信号に比例する油圧力を左右の各クラッ
チ1,2に出力してそれらクラッチ1,2を係合もしく
は解放させるクラッチ用電気−油圧変換部5,6と、前
記コントローラ15からの制御信号に比例する油圧力を
左右の各ブレーキ3,4に出力してそれらブレーキ3,
4を結合もしくは解放させるブレーキ用電気−油圧変換
部7,8を備え、ブレーキ用電気−油圧変換部7,8
に、コントローラ15からの制御信号が途絶したときに
ブレーキ3,4の解放維持油圧を徐々に低下させる絞り
48を設ける構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばブルドーザ
のような装軌式車両を操縦するためのクラッチおよびブ
レーキを制御する装軌式車両のクラッチ・ブレーキ制御
装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、この種の装軌式車両の操縦手段と
して、左右の履帯を駆動する動力伝達系にそれぞれ一対
のクラッチとブレーキとを設けてそれらクラッチとブレ
ーキとを制御することで車両の左右操向操縦および制動
操縦を行うようにしたものが知られている。この操縦手
段においては、車両の走行中にステアリングレバーを左
右いずれかの旋回方向に操作することにより、左右いず
れかのクラッチの結合が油圧力の大きさにて制御されて
片側履帯への駆動力の伝達減少が図られ、これによって
左右の各履帯に回転差が与えられて車両が左右いずれか
の方向に緩旋回される。また、このような操向操縦に続
いて左右いずれかのブレーキの結合が油圧力の大きさに
て制御されて片側履帯への回転制動が図られ、これによ
って左右の各履帯の一方の履帯の回転が止められて車両
が左右いずれかの方向に急旋回される。一方、ブレーキ
ペダルを操作することにより、左右の各履帯の回転に制
動がかけられて車両の走行が停止される。
【0003】前記操縦手段において、通常、クラッチ
は、所定の油圧力で係合され、この油圧力の大きさを減
ずることでクラッチ係合が漸次に低下されてクラッチ解
放状態となる。一方、ブレーキは、所定の油圧力で解放
され、この油圧力の大きさを減ずることでブレーキ係合
のばね負荷力が漸次に復元されてブレーキ結合状態とな
る。
【0004】ところで、このような操縦手段を制御する
クラッチ・ブレーキ制御装置としては、例えば特公平8
−18573号公報に開示されているように、操縦系の
操向レバーとブレーキペダルからの操作信号を電気制御
信号に変換する処理手段と、この処理手段より出力され
る電気制御信号に比例する油圧圧力を発生してクラッチ
およびブレーキに送出する電磁油圧式比例弁とを備えた
構造のものが知られている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述さ
れている従来のクラッチ・ブレーキ制御装置において
は、車両の走行中に電気系統にトラブルが発生すると、
ブレーキを解放維持していた油圧の圧力が途絶すること
によって、ブレーキ結合ばね負荷力が復元して、オペレ
ータの意思に反して急制動がかかってしまうという問題
点があった。
【0006】本発明は、このような問題点を解消するた
めになされたもので、電気系統のトラブルがあってもブ
レーキ解放維持油圧を徐々に排出するようにして急速な
ブレーキがかからないようにする装軌式車両のクラッチ
・ブレーキ制御装置を提供し、併せて電気系統のトラブ
ルがないときの急旋回時にはブレーキ解放維持油圧の排
出が制限されないようにして通常運転操作に支障を来さ
ないようにする装軌式車両のクラッチ・ブレーキ制御装
置を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段および作用・効果】前記目
的を達成するために、本発明による装軌式車両のクラッ
チ・ブレーキ制御装置は、左右の各駆動輪に設けられる
クラッチおよびブレーキを操作するための操作信号を出
力する操作部と、この操作部からの操作信号に基づき前
記クラッチおよびブレーキを制御するための制御信号を
出力する制御部と、この制御部からの制御信号に比例す
る油圧力を左右の各クラッチに出力してそれらクラッチ
を係合もしくは解放させるクラッチ用電気−油圧変換部
と、前記制御部からの制御信号に比例する油圧力を左右
の各ブレーキに出力してそれらブレーキを結合もしくは
解放させるブレーキ用電気−油圧変換部を備える装軌式
車両のクラッチ・ブレーキ制御装置において、前記ブレ
ーキ用電気−油圧変換部に、前記制御部からの制御信号
が途絶したときに前記ブレーキの解放維持油圧を徐々に
低下させる絞り流出手段を設けることを特徴とするもの
である。
【0008】本発明によれば、ブレーキ力を制御してい
る電気系統にトラブルが生じて制御部からの制御信号が
途絶した場合に、ブレーキ用電気−油圧変換部において
ブレーキの解放維持油圧が絞り流出手段を介して徐々に
低下されるので、オペレータの意思に反した急制動によ
って車両が急停止することがなく、運転上の安全を確保
することができる。
【0009】本発明において、前記クラッチ用電気−油
圧変換部は、前記制御部からの制御信号に応じた電磁比
例力にてクラッチパイロット圧を調圧する電磁比例弁
と、この電磁比例弁のロッド受圧端が臨むクラッチパイ
ロット圧受圧室と、このクラッチパイロット圧受圧室に
臨むクラッチパイロット圧受圧面とそのクラッチパイロ
ット圧受圧面の反対側に設けられるクラッチアクチュエ
ータ圧受圧面とを有し、これら両受圧面の圧力差により
ポンプポートとクラッチアクチュエータポートとの連通
状態と、クラッチアクチュエータポートとドレンポート
との連通状態との間を移動可能なクラッチ用減圧弁より
なり、これら電磁比例弁、クラッチパイロット圧受圧室
およびクラッチ用減圧弁が軸方向に直列配置されて構成
されているのが好ましい。このような構成を採用するこ
とで、クラッチ用減圧弁の位置を制御するクラッチパイ
ロット圧流体が電磁比例弁により直接に調圧されること
となるので、このクラッチ用減圧弁の動作応答性を良好
にすることができる。
【0010】また、前記ブレーキ用電気−油圧変換部
は、前記制御部からの制御信号に応じた電磁比例力にて
ブレーキパイロット圧を調圧する電磁比例弁と、この電
磁比例弁のロッド受圧端が臨むブレーキパイロット圧受
圧室と、このブレーキパイロット圧受圧室に臨むブレー
キパイロット圧受圧面とそのブレーキパイロット圧受圧
面の反対側に設けられるブレーキアクチュエータ圧受圧
面とを有し、これら両受圧面の圧力差によりポンプポー
トとブレーキアクチュエータポートとの連通状態と、ブ
レーキアクチュエータポートとドレンポートとの連通状
態との間を移動可能なブレーキ用減圧弁よりなり、これ
ら電磁比例弁、ブレーキパイロット圧受圧室およびブレ
ーキ用減圧弁が軸方向に直列配置されて構成されている
のが好ましい。こうすることで、ブレーキ用減圧弁にお
いても、その位置を制御するブレーキパイロット圧流体
が電磁比例弁により直接に調圧されることとなるので、
このブレーキ用減圧弁の動作応答性を良好にすることが
できる。また、電気系統にトラブルが生じて電磁比例弁
が機能不良になった場合に、ブレーキ用減圧弁がブレー
キアクチュエータポートとドレンポートとを絞り連通に
する位置に切換わってブレーキの解放維持油圧が徐々に
ドレンされて低下されるので、オペレータの意思に反し
た急制動によって車両が急停止することがない。
【0011】本発明において、前記操作部はブレーキ用
電気操縦系とブレーキ用機械操縦系を含み、前記ブレー
キ用電気−油圧変換部は、前記ブレーキ用電気操縦系の
操作がストロークエンドに達しても、前記ブレーキ用減
圧弁が前記ブレーキアクチュエータポートとドレンポー
トとの連通状態を保持するブレーキパイロット圧調圧の
制御信号を前記電磁比例弁に受信するよう構成され、か
つ前記制御部からの制御信号が途絶したときに前記ブレ
ーキ減圧弁が前記ブレーキアクチュエータポートとドレ
ンポートとの連通をばね付勢により絞り連通位置に切換
えるよう構成されているのが好ましい。このようにすれ
ば、電気系統にトラブルがない限り、ブレーキ用電気操
縦系の操作がストロークエンドに達しても、ブレーキ用
減圧弁においてブレーキアクチュエータポートとドレン
ポートとの連通状態が保持され、ブレーキの解放維持油
圧が徐々に低下することがないので、急旋回時に片側履
帯の回転制動の応答性を悪化させることがない。
【0012】さらに、前記ブレーキ用電気操縦系の操作
による前記ブレーキ用電気−油圧変換部の操作の後に、
前記ブレーキ用機械操縦系の操作によって、前記ブレー
キの解放維持油圧を前記ブレーキアクチュエータポート
からドレンする第2のブレーキ弁が設けられるのが好ま
しい。こうすることで、ブレーキ用電気−油圧変換部を
経由せずに、ブレーキ用機械操縦系の人為的操作によっ
てブレーキの解放維持油圧をブレーキアクチュエータポ
ートから第2のブレーキ弁を介してドレンすることがで
きるので、電気系統のトラブルで緊急ブレーキが必要な
ときに迅速な制動を行って車両を停止させることができ
る。
【0013】ここで、前記第2のブレーキ弁は、ブレー
キ作動操作の電気信号発生手段を有するブレーキペダル
に機械リンクを介して操作される切換弁であって、前記
ブレーキペダルの操作ストロークエンドで、左右のブレ
ーキの解放維持油圧を各ブレーキアクチュエータポート
から前記ブレーキ用電気−油圧変換部を経由せずにタン
クにドレンするように閉鎖位置から解放位置に切換わる
構成とされているのが好適である。こうすることで、ブ
レーキ用電気−油圧変換部の電気制御操作のブレーキ範
囲を侵害せずに第2のブレーキ弁を作動させることがで
き、そのブレーキ用電気−油圧変換部の制御を狂わすこ
とがない。
【0014】
【発明の実施の形態】次に、本発明による装軌式車両の
クラッチ・ブレーキ制御装置の具体的な実施の形態につ
いて、図面を参照しつつ説明する。
【0015】図1には、本発明の一実施例に係るクラッ
チ・ブレーキ制御装置のシステム構成図が示されてい
る。
【0016】本実施例は、左右一対の履帯を有するブル
ドーザに適用された例を示すものであって、エンジンか
らの回転駆動力はトランスミッション等を介して、左右
の各駆動輪に設けられるステアリング用のクラッチ(右
クラッチ1、左クラッチ2)およびブレーキ(右ブレー
キ3、左ブレーキ4)から終減速装置に伝達され、履帯
を走行させる各スプロケットが駆動されるように構成さ
れている。
【0017】本実施例のクラッチ・ブレーキ制御装置に
おいては、前述の右クラッチ1、左クラッチ2、右ブレ
ーキ3および左ブレーキ4のそれぞれに対応して、右ク
ラッチ用電気−油圧変換部5、左クラッチ用電気−油圧
変換部6、右ブレーキ用電気−油圧変換部7および左ブ
レーキ用電気−油圧変換部8を別々のセクションとして
有するバルブボディ9が設けられるとともに、右ブレー
キ3および左ブレーキ4の制御のための第2のブレーキ
弁(セカンダリ&駐車ブレーキ弁)10が前記バルブボ
ディ9とは別体で設けられている。
【0018】前記バルブボディ9における各クラッチ用
電気−油圧変換部5,6およびブレーキ用電気−油圧変
換部7,8はそれぞれ電磁比例弁11,12,13,1
4を備えており、コントローラ(制御部)15からの制
御信号によってそれら電磁比例弁11〜14の電流値が
制御されるようになっている。この制御のために、コン
トローラ15には、ステアリングレバー16の操作量を
検知するポジションセンサ17からの電気信号と、ブレ
ーキペダル18の操作量(踏込み量)を検知するロータ
リセンサ19からの電気信号とが入力される。一方、第
2のブレーキ弁10は、ブレーキペダル18もしくはパ
ーキングレバー20の操作によって機械リンクを介して
機械的に操作される。
【0019】前記バルブボディ9には、各クラッチ用電
気−油圧変換部5,6およびブレーキ用電気−油圧変換
部7,8に対応して、ポンプ21から油路22を通して
クラッチ、ブレーキの作動の元圧となるメイン圧が常時
供給されるメイン圧室(ポンプポート)23が設けられ
るとともに、油路24,25を通してクラッチパイロッ
ト圧およびブレーキパイロット圧がそれぞれ常時供給さ
れるクラッチパイロット圧受圧室26およびブレーキパ
イロット圧受圧室27が設けられている。そして、前記
クラッチパイロット圧受圧室26,26には、クラッチ
パイロット圧開口ポート28,29を介して電磁比例弁
11,12のロッド(ポペット弁)30,31の受圧端
が臨むようにされ、電磁比例弁11,12が最大に励磁
されたときにそれらロッド30,31の押し力が最大に
なってクラッチパイロット圧開口ポート28,29が閉
じるようになっている。同様に、前記ブレーキパイロッ
ト圧受圧室27,27には、ブレーキパイロット圧開口
ポート32,33を介して電磁比例弁13,14のロッ
ド(ポペット弁)34,35の受圧端が臨むようにさ
れ、電磁比例弁13,14が最大に励磁されたときにそ
れらロッド34,35の押し力が最大になってブレーキ
パイロット圧開口ポート32,33が閉じるようになっ
ている。
【0020】また、前記クラッチ用電気−油圧変換部
5,6には、クラッチメインスプール(クラッチ用減圧
弁)36,37が前記電磁比例弁11,12およびクラ
ッチパイロット圧受圧室26,26と軸方向に直列状態
で配されている。このクラッチメインスプール36,3
7は、前記クラッチパイロット圧受圧室26,26に臨
むクラッチパイロット圧受圧面とそのクラッチパイロッ
ト圧受圧面の反対側に設けられるクラッチアクチュエー
タ圧受圧面とを有し、これら両受圧面の圧力差によりメ
イン圧室23とクラッチ圧室(クラッチアクチュエータ
ポート)38,39との連通状態と、クラッチ圧室3
8,39とドレン室(ドレンポート)40,41との連
通状態との間を移動可能に構成されている。
【0021】同様に、前記ブレーキ用電気−油圧変換部
7,8には、ブレーキメインスプール(ブレーキ用減圧
弁)42,43が前記電磁比例弁13,14およびブレ
ーキパイロット圧受圧室27,27と軸方向に直列状態
で配されている。このブレーキメインスプール42,4
3は、前記ブレーキパイロット圧受圧室27,27に臨
むブレーキパイロット圧受圧面とそのブレーキパイロッ
ト圧受圧面の反対側に設けられるブレーキアクチュエー
タ圧受圧面とを有し、これら両受圧面の圧力差によりメ
イン圧室23とブレーキ圧室(ブレーキアクチュエータ
ポート)44,45との連通状態と、ブレーキ圧室4
4,45とドレン室(ドレンポート)46,47との連
通状態との間を移動可能に構成されている。ここで、前
記ブレーキメインスプール42,43の中央部には、小
さな絞り48を有する大径部49,50が設けられてい
る。この大径部49,50は、電磁比例弁13,14の
励磁力が急激に低下してロッド34,35の押し力がな
くなった際に、ブレーキ圧室44,45とドレン室4
6,47との連通を遮断し、絞り48を通してのみブレ
ーキ圧をドレンする役目をする。
【0022】前記ブレーキ用電気−油圧変換部7,8
は、ステアリングレバー16の操作がストロークエンド
に達しても、ブレーキメインスプール42,43がブレ
ーキ圧室44,45とドレン室46,47との連通状態
を保持するブレーキパイロット圧調圧の制御信号を電磁
比例弁13,14に受信するように、言い換えれば図2
に示されているように、ステアリングレバー16の操作
がストロークエンドに達しても、ブレーキ圧をわずかに
残す特性で比例制御弁13,14が制御されるように構
成されている。こうして、後述するように車両の急旋回
時に応答性が悪化しないようにされている。
【0023】一方、前記第2のブレーキ弁10は、ブレ
ーキペダル18もしくはパーキングレバー20に機械リ
ンクを介して直結されたブレーキスプール51を有する
とともに、前記ブレーキ用電気−油圧変換部7,8のブ
レーキ圧室44,45に連通するブレーキ側ポート(入
力ポート)52,53と、ドレン側ポート(出力ポー
ト)54とを有する構造とされている。こうして、ブレ
ーキペダル18の操作ストロークエンドで、左右のブレ
ーキの解放維持油圧を各ブレーキ圧室44,45からブ
レーキ側ポート52,53を介してドレン側ポート54
に直接ドレンするようになっている。
【0024】次に、前記構成からなるクラッチ・ブレー
キ制御装置の作動について説明する。
【0025】まず、ステアリングレバー16およびブレ
ーキペダル18が共に操作されていないときには、右ク
ラッチ1用の電磁比例弁11および左クラッチ2用の電
磁比例弁12が最大に励磁され、これら電磁比例弁1
1,12に直結したロッド30,31の押し力が最大に
なり、クラッチパイロット圧開口ポート28,29は閉
じた状態にある。このため、クラッチパイロット圧受圧
室26内の油圧は高圧に保持され、クラッチメインスプ
ール36,37は図1で右方へ変位し、メイン圧室23
とクラッチ圧室38,39とが連通するとともに、クラ
ッチ圧室38,39とドレン室40,41との連通が遮
断された状態になり、この結果クラッチ圧室38,39
は高圧に保持されて右クラッチ1および左クラッチ2が
共に係合状態を保持する。一方、右ブレーキ3用の電磁
比例弁13および左ブレーキ4用の電磁比例弁14も最
大に励磁され、クラッチと同様、ブレーキ圧室44,4
5は高圧に保持されて右ブレーキ3および左ブレーキ4
は共に解放状態を保持し、車両は直進する。
【0026】次に、この車両の直進状態において、ステ
アリングレバー16を右側に操作していくと、この操作
に伴いコントローラ15から右クラッチ用電気−油圧変
換部5の電磁比例弁11に対し、その励磁力を弱めるよ
うに指令が送られる。このため、この電磁比例弁11の
ロッド30はそのロッド30に対向するクラッチパイロ
ット圧受圧室26のクラッチパイロット圧に抗しきれな
くなり、クラッチパイロット圧開口ポート28が開き始
めてクラッチパイロット圧(右側のみ)が徐々に下がっ
て行く。これによりクラッチメインスプール36は図1
で左側に変位し、メイン圧室23とクラッチ圧室38と
の連通が遮断されるとともに、クラッチ圧室38とドレ
ン室40とが連通状態になって、クラッチ圧室38の圧
力は低下して最終的に零になる。こうして、右クラッチ
1は解放される。
【0027】この状態から更にステアリングレバー16
を右側に操作していくと、この操作に伴いコントローラ
15から右ブレーキ用電気−油圧変換部7の電磁比例弁
13に対し、その励磁力を弱めるように指令が送られ
る。このため、この電磁比例弁13のロッド34はその
ロッド34に対向するブレーキパイロット圧受圧室27
のブレーキパイロット圧に抗しきれなくなり、ブレーキ
パイロット圧開口ポート32が開き始めてブレーキパイ
ロット圧(右側のみ)が徐々に下がって行く。これによ
りブレーキメインスプール42は図1で左側に変位し、
メイン圧室23とブレーキ圧室44との連通が遮断され
るとともに、ブレーキ圧室44とドレン室46とが連通
状態になって、ブレーキ圧室44の圧力は低下する。こ
の結果、ブレーキ圧室44の圧力が右ブレーキディスク
係合スプリング55の付勢力に抗しきれなくなって右ブ
レーキ3が制動状態になる。こうして車両は右旋回す
る。
【0028】同様にして、車両の直進状態において、ス
テアリングレバー16を左側に操作していくと、左クラ
ッチ2が解放された後、左ブレーキ4が制動状態になっ
て車両は左旋回する。
【0029】一方、車両の走行中にブレーキペダル18
を踏むと、その踏込み量を大きくしていくにしたがい、
コントローラ15からは右ブレーキ用電気−油圧変換部
7の電磁比例弁13および左ブレーキ用電気−油圧変換
部8の電磁比例弁14に対し、その励磁力を弱めるよう
に指令が送られる。このため、電磁比例弁13,14の
ロッド34,35はブレーキパイロット圧受圧室27,
27のブレーキパイロット圧に抗しきれなくなり、ブレ
ーキパイロット圧開口ポート32,33が開き始めて左
右のブレーキパイロット圧が徐々に下がって行く。これ
によりブレーキメインスプール42,43は図1で左側
に変位し、ブレーキ圧室44,45の油圧はブレーキパ
イロット圧に応じた油圧まで低下する。こうして、ブレ
ーキ圧室44,45の油圧が低下すると、それら油圧が
右ブレーキディスク係合スプリング55、左ブレーキデ
ィスク係合スプリング56の付勢力に抗しきれなくなっ
て右ブレーキ3および左ブレーキ4の制動力が増してい
く。そして、ブレーキペダル18をフルストロークまで
踏込むと、このブレーキペダル18に接続された第2の
ブレーキ弁10のブレーキスプール51が図1で左方へ
鎖線位置まで変位し、ブレーキ圧室44,45の油圧が
ブレーキ側ポート52,53を介してドレン側ポート5
4にドレンされ、ブレーキがかかる。
【0030】次に、制動も旋回もしていないブレーキメ
インスプール位置(図3参照)から、電磁比例弁11〜
14、コントローラ15、ポジションセンサ17、ロー
タリセンサ19等に関係しているワイヤハーネス類、バ
ッテリ等の電気系統に異常が発生して、例えば電磁比例
弁13の励磁力が急激に低下して零になった場合には、
ロッド34の押し力がなくなり、ブレーキパイロット圧
開口ポート32が全開状態となる。この結果、ブレーキ
メインスプール42は極短時間のうちに図で左方へ変位
し、図4に示されるように、メイン圧室23とブレーキ
圧室44との連通が遮断されるとともに、ブレーキ圧室
44の油圧が低下する前に大径部49によってそのブレ
ーキ圧室44とドレン室46との連通が遮断される。こ
のとき、ブレーキ圧室44の油圧が大径部49に設けた
絞り48のみからドレン室46内に抜けるため、ブレー
キ圧はゆっくりと低下し、オペレータの意思に反して急
制動がかかるといった不具合が発生することはない。
【0031】また、ステアリングレバー16をフルスト
ロークの半分程度操作して車両の緩旋回を行う場合、も
しくはブレーキペダル18をフルストロークの半分程度
操作して半制動を行う場合には、ブレーキメインスプー
ル42(または/およびブレーキメインスプール43)
の大径部49(50)は図5に示されるようにブレーキ
圧室44(45)とドレン室46(47)とを遮断しな
い位置にあるので、この大径部49(50)は旋回応答
性、制動応答性に悪影響を及ぼすことはない。
【0032】一方、ブレーキペダル18をフルストロー
クまで踏込んだとき(フル制動時)には、ブレーキメイ
ンスプール42,43は極短時間のうちに図で左方へ変
位し、図4に示されるように、ブレーキ圧室44,45
とドレン室46,47との連通状態が大径部49,50
によって遮断されることになるが、このフル制動時に
は、ブレーキペダル18に接続された第2のブレーキ弁
10のブレーキスプール51が図1で左方へ変位し、ブ
レーキ圧室44,45の油圧がブレーキ側ポート52,
53を介してドレン側ポート54に速やかにドレンされ
るので、前記大径部49,50があっても制動までの間
にタイムラグが生じることはなく、応答性の悪化が生じ
ない。
【0033】また、ステアリングレバー16をフルスト
ロークまで操作して車両の急旋回を行う場合には、図2
の特性図に示されているようにブレーキ圧がわずかに残
るように、言い換えれば図5に示されるようにブレーキ
圧室44とドレン室46との連通状態を保持するブレー
キパイロット圧調圧の制御信号が電磁比例弁13に送信
されるので、ステアリングレバー16の操作がストロー
クエンドに達しても、ブレーキ圧室44とドレン室46
との連通状態が保持され、ブレーキの解放維持油圧が徐
々に低下することがない。したがって、この急旋回時に
片側履帯の回転制動の応答性が悪化することはない。
【0034】以上のように、本実施例のクラッチ・ブレ
ーキ制御装置によれば、電磁比例弁により作動制御され
るブレーキメインスプール42,43が、電気系統のト
ラブルによりブレーキ解放維持油圧をドレンする側に切
換わったときにのみ、そのドレン流出に抵抗する絞り4
8を設けてブレーキ解放維持油圧を徐々に排出するよう
にしたので、オペレータの意思に反して急速にブレーキ
がかかるのを防止することができる。また、電気系統の
トラブルがないときの車両急旋回時のブレーキ作動に際
しては、前記ブレーキメインスプール42,43のドレ
ン切換え位置を制限してブレーキ解放維持油圧の排出が
絞り48によって制限されないようにしたので、通常運
転操作時にブレーキ作動を正常に行うことができる。さ
らに、電気系統のトラブルに関係なく、迅速な緊急ブレ
ーキが必要なときには、ブレーキメインスプール42,
43を経由せずに、機械的に操作される第2のブレーキ
弁10によってブレーキ解放維持油圧を排出することが
できるので、運転上の安全を確保することができる。
【0035】本実施例においては、ブレーキメインスプ
ール42,43に設けた大径部49,50に絞り48を
設けたものについて説明したが、この絞り48に代え
て、大径部49,50の側面に溝もしくは切欠を設ける
ようにしても良い。また、この絞りを省略して盲にする
こともできる。
【0036】本実施例では、ブルドーザに適用したもの
を説明したが、本発明は、ブルドーザ以外の他の装軌式
車両に対しても適用できるのは言うまでもない。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1は、本発明の一実施例に係るクラッチ・ブ
レーキ制御装置のシステム構成図である。
【図2】図2は、ステアリングレバーのレバーストロー
クに対するブレーキ圧の関係を示す特性図である。
【図3】図3は、ブレーキ用電気−油圧変換部の作動説
明図(1)である。
【図4】図4は、ブレーキ用電気−油圧変換部の作動説
明図(2)である。
【図5】図5は、ブレーキ用電気−油圧変換部の作動説
明図(3)である。
【符号の説明】
1 右クラッチ 2 左クラッチ 3 右ブレーキ 4 左ブレーキ 5 右クラッチ用電気−油圧変換部 6 左クラッチ用電気−油圧変換部 7 右ブレーキ用電気−油圧変換部 8 左ブレーキ用電気−油圧変換部 9 バルブボディ 10 第2のブレーキ弁 11,12,13,14 電磁比例弁 15 コントローラ 16 ステアリングレバー 17 ポジションセンサ 18 ブレーキペダル 19 ロータリセンサ 20 パーキングレバー 21 ポンプ 23 メイン圧室 26 クラッチパイロット圧受圧室 27 ブレーキパイロット圧受圧室 28,29 クラッチパイロット圧開口ポート 30,31,34,35 ロッド 32,33 ブレーキパイロット圧開口ポート 36,37 クラッチメインスプール(クラッチ用減圧
弁) 38,39 クラッチ圧室(クラッチアクチュエータポ
ート) 40,41,46,47 ドレン室(ドレンポート) 42,43 ブレーキメインスプール(ブレーキ用減圧
弁) 44,45 ブレーキ圧室(ブレーキアクチュエータポ
ート) 48 絞り(絞り流出手段) 49,50 大径部 51 ブレーキスプール 52,53 ブレーキ側ポート 54 ドレン側ポート

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右の各駆動輪に設けられるクラッチお
    よびブレーキを操作するための操作信号を出力する操作
    部と、この操作部からの操作信号に基づき前記クラッチ
    およびブレーキを制御するための制御信号を出力する制
    御部と、この制御部からの制御信号に比例する油圧力を
    左右の各クラッチに出力してそれらクラッチを係合もし
    くは解放させるクラッチ用電気−油圧変換部と、前記制
    御部からの制御信号に比例する油圧力を左右の各ブレー
    キに出力してそれらブレーキを結合もしくは解放させる
    ブレーキ用電気−油圧変換部を備える装軌式車両のクラ
    ッチ・ブレーキ制御装置において、 前記ブレーキ用電気−油圧変換部に、前記制御部からの
    制御信号が途絶したときに前記ブレーキの解放維持油圧
    を徐々に低下させる絞り流出手段を設けることを特徴と
    する装軌式車両のクラッチ・ブレーキ制御装置。
  2. 【請求項2】 前記クラッチ用電気−油圧変換部は、前
    記制御部からの制御信号に応じた電磁比例力にてクラッ
    チパイロット圧を調圧する電磁比例弁と、この電磁比例
    弁のロッド受圧端が臨むクラッチパイロット圧受圧室
    と、このクラッチパイロット圧受圧室に臨むクラッチパ
    イロット圧受圧面とそのクラッチパイロット圧受圧面の
    反対側に設けられるクラッチアクチュエータ圧受圧面と
    を有し、これら両受圧面の圧力差によりポンプポートと
    クラッチアクチュエータポートとの連通状態と、クラッ
    チアクチュエータポートとドレンポートとの連通状態と
    の間を移動可能なクラッチ用減圧弁よりなり、これら電
    磁比例弁、クラッチパイロット圧受圧室およびクラッチ
    用減圧弁が軸方向に直列配置されて構成されている請求
    項1に記載の装軌式車両のクラッチ・ブレーキ制御装
    置。
  3. 【請求項3】 前記ブレーキ用電気−油圧変換部は、前
    記制御部からの制御信号に応じた電磁比例力にてブレー
    キパイロット圧を調圧する電磁比例弁と、この電磁比例
    弁のロッド受圧端が臨むブレーキパイロット圧受圧室
    と、このブレーキパイロット圧受圧室に臨むブレーキパ
    イロット圧受圧面とそのブレーキパイロット圧受圧面の
    反対側に設けられるブレーキアクチュエータ圧受圧面と
    を有し、これら両受圧面の圧力差によりポンプポートと
    ブレーキアクチュエータポートとの連通状態と、ブレー
    キアクチュエータポートとドレンポートとの連通状態と
    の間を移動可能なブレーキ用減圧弁よりなり、これら電
    磁比例弁、ブレーキパイロット圧受圧室およびブレーキ
    用減圧弁が軸方向に直列配置されて構成されている請求
    項1または2に記載の装軌式車両のクラッチ・ブレーキ
    制御装置。
  4. 【請求項4】 前記操作部はブレーキ用電気操縦系とブ
    レーキ用機械操縦系を含み、前記ブレーキ用電気−油圧
    変換部は、前記ブレーキ用電気操縦系の操作がストロー
    クエンドに達しても、前記ブレーキ用減圧弁が前記ブレ
    ーキアクチュエータポートとドレンポートとの連通状態
    を保持するブレーキパイロット圧調圧の制御信号を前記
    電磁比例弁に受信するよう構成され、かつ前記制御部か
    らの制御信号が途絶したときに前記ブレーキ減圧弁が前
    記ブレーキアクチュエータポートとドレンポートとの連
    通をばね付勢により絞り連通位置に切換えるよう構成さ
    れている請求項3に記載の装軌式車両のクラッチ・ブレ
    ーキ制御装置。
  5. 【請求項5】 さらに、前記ブレーキ用電気操縦系の操
    作による前記ブレーキ用電気−油圧変換部の操作の後
    に、前記ブレーキ用機械操縦系の操作によって、前記ブ
    レーキの解放維持油圧を前記ブレーキアクチュエータポ
    ートからドレンする第2のブレーキ弁が設けられる請求
    項4に記載の装軌式車両のクラッチ・ブレーキ制御装
    置。
  6. 【請求項6】 前記第2のブレーキ弁は、ブレーキ作動
    操作の電気信号発生手段を有するブレーキペダルに機械
    リンクを介して操作される切換弁であって、前記ブレー
    キペダルの操作ストロークエンドで、左右のブレーキの
    解放維持油圧を各ブレーキアクチュエータポートから前
    記ブレーキ用電気−油圧変換部を経由せずにタンクにド
    レンするように閉鎖位置から解放位置に切換わる構成と
    されている請求項5に記載の装軌式車両のクラッチ・ブ
    レーキ制御装置。
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