JP2000317794A - バリ取り用砥石およびバリ取り機 - Google Patents

バリ取り用砥石およびバリ取り機

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JP2000317794A
JP2000317794A JP11130540A JP13054099A JP2000317794A JP 2000317794 A JP2000317794 A JP 2000317794A JP 11130540 A JP11130540 A JP 11130540A JP 13054099 A JP13054099 A JP 13054099A JP 2000317794 A JP2000317794 A JP 2000317794A
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JP
Japan
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deburring
work
grindstone
ground surface
grinding
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JP11130540A
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English (en)
Inventor
Kikuo Ishihara
菊生 石原
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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  • Grinding And Polishing Of Tertiary Curved Surfaces And Surfaces With Complex Shapes (AREA)
  • Polishing Bodies And Polishing Tools (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークWのエッジ部Weにおける表面Wa側
及び端面Wb側に二次バリが生じることを抑制して、バ
リ取りを施したワーク(製品)Wの品質向上を図る。 【解決手段】 砥石本体19に軸心Sを中心として環状
の切欠21を形成し、この切欠21は連続する第1研削
面21aと第2研削面21bを有し、第1研削面21a
と第2研削面21bの境界部をエッジ部Weに接触させ
た時に、第1研削面21aとワークWの表面Waのなす
角及び第2研削面21bとワークWの端面Wbのなす角
がそれぞれ15度以下になるように構成してなることを
特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、軸心を中心として
回転させることにより、ワークのエッジ部に生じたバリ
部を削り取るバリ取り用砥石、このバリ取り用砥石を備
えたバリ取り機に関する。
【0002】
【従来の技術】従来のバリ取り機について簡単に説明す
ると、以下のようになる。
【0003】すなわち、上記バリ取り機は本体フレーム
をベースにしており、この本体フレームの下部にはワー
クを固定支持するテーブルが設けてある。上記本体フレ
ームの上部におけるテーブルの上方には加工ヘッドが設
けてあり、この加工ヘッドは水平方向,上下方向へテー
ブルに対して相対的に移動可能である。上記加工ヘッド
にはバリ取り用砥石が設けてあり、このバリ取り用砥石
は回転モータの駆動により軸心を中心として回転するも
のである。
【0004】したがって、ワークをテーブルに支持固定
せしめる。次に、加工ヘッドを上下方向へテーブルに対
して相対的に移動させて、バリ取り用砥石をワークのエ
ッジ部に対応する高さ位置に位置せしめ、回転モータの
駆動によりバリ取り用砥石を軸心を中心として回転させ
た状態のもとで、加工ヘッドを水平方向へテーブルに対
して相対的に移動させて、バリ取り用砥石をワークのエ
ッジ部側の端面に接触せしめる(あるいは、加工ヘッド
を水平方向へテーブルに対して相対的に移動させて、バ
リ取り用砥石をワークのエッジ部側の表面の垂直上方真
上に位置せしめ、回転モータの駆動によりバリ取り用砥
石を軸心を中心として回転させた状態のもとで、加工ヘ
ッドを下方向へテーブルに対して相対的に移動させて、
バリ取り用砥石をワークのエッジ部側の表面に接触せし
める)。そして、バリ取り用砥石を加工ヘッドと共にバ
リ方向に沿ってテーブルに対して相対的に移動させる。
これによって、ワークのエッジ部に生じたバリ部を削り
取ることができる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところで、バリ取りを
行う過程で、ワークのエッジ部においてバリ取り用砥石
が接触していない側には、バリ取り用砥石の研削による
微小な二次バリが生じることがある。すなわち、バリ取
り用砥石をワークのエッジ側の表面に接触させてバリ取
りを行う場合にあっては、ワークのエッジ部において端
面側に二次バリが生じることがある。あるいは、バリ取
り用砥石をワークのエッジ側の端面に接触させてバリ取
りを行う場合にあっては、ワークのエッジ部において表
面側に二次バリが生じることがある。そのため、二次バ
リが生じると、バリ取りを施したワーク(製品)の品質
が低下するという問題がある。
【0006】そこで、本発明は、ワークのエッジ部にお
いて二次バリが生じることを抑制することができるバリ
取り用砥石、及びこのバリ取り用砥石を備えたバリ取り
機を提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】請求項1に記載の発明に
あっては、軸心を中心として回転させることにより、ワ
ークのエッジ部に生じたバリを削り取るバリ取り用砥石
において、砥石本体を備え、この砥石本体に上記軸心を
中心とした環状の切欠を形成し、この切欠は連続する第
1研削面と第2研削面を有し、第1研削面と第2研削面
の境界部をワークのエッジ部に接触させたときに、第1
研削面とワークの表面のなす角及び第2研削面とワーク
の端面のなす角がそれぞれ15度以下になるように構成
してなることを特徴とする。
【0008】請求項1に記載の発明特定事項によると、
バリ取り用砥石を軸心を中心として回転させた状態のも
とで、第1研削面と第2研削面の境界部をワークのエッ
ジ部に接触させる。そして、バリ取り用砥石をバリ方向
に沿ってワークに対して相対的に移動させる。これによ
って、ワークのエッジ部に生じたバリを削り取ることが
できる。
【0009】バリ取りを行う過程で、ワークのエッジ部
においてバリ取り用砥石が接触していない側には、バリ
取り用砥石の研削による微小な二次バリが生じる傾向に
ある。一方、第1研削面とワークの表面のなす角が15
度以下になるように構成してあるため、第1研削面によ
る研削作用によってエッジ部における表面側に二次バリ
が生じることを抑制することができる。同様に、第2研
削面とワークの端面のなす角が15度以下になるように
構成してあるため、第2研削面による研削作用によって
エッジ部における端面側に二次バリが生じることを抑制
することができる。
【0010】請求項2に記載の発明にあっては、ワーク
のエッジ部に生じたバリを削り取るバリ取り機におい
て、ワークを固定支持するテーブルを設け、このテーブ
ルの上方に加工ヘッドを水平方向,上下方向へテーブル
に対して相対的に移動可能に設け、この加工ヘッドにバ
リ取り用砥石を回転モータの駆動により軸心を中心とし
て回転可能に設け、上記バリ取り用砥石は砥石本体を備
え、この砥石本体に上記軸心を中心とした環状の切欠を
形成し、この切欠は連続する第1研削面と第2研削面を
有し、第1研削面と第2研削面の境界部とワークのエッ
ジ部を接触させたときに、第1研削面とワークの表面の
なす角及び第2研削面とワークの端面のなす角がそれぞ
れ15度以下になるように構成してなることを特徴とす
る。
【0011】請求項2に記載の発明特定事項によると、
ワークをテーブルに支持固定せしめる。次に、加工ヘッ
ドを上下方向へテーブルに対して相対的に移動させて、
第1研削面と第2研削面の境界部をワークのエッジ部と
ほぼ同じ高さ位置に位置せしめ、回転モータの駆動によ
りバリ取り用砥石を軸心を中心として回転させた状態の
もとで、加工ヘッドを水平方向へテーブルに対して相対
的に移動させて、境界部をワークのエッジ部に接触せし
める。そして、バリ取り用砥石を加工ヘッドと共にバリ
方向に沿ってテーブルに対して相対的に移動させる。こ
れによって、ワークのエッジ部に生じたバリを削り取る
ことができる。
【0012】バリ取りを行う過程で、エッジ部において
バリ取り用砥石が面接触している側には、バリ取り用砥
石の研削による微小な二次バリが生じる傾向にある。一
方、第1研削面とワークの表面のなす角が15度以下に
なるように構成してあるため、第1研削面による研削作
用によってエッジ部における表面側に二次バリが生じる
ことを抑制することができる。同様に、第2研削面とワ
ークの端面のなす角が15度以下になるように構成して
あるため、第2研削面による研削作用によってエッジ部
における端面側に二次バリが生じることを抑制すること
ができる。
【0013】請求項3に記載の発明にあっては、請求項
2に記載の発明特定事項の他に、前記第1研削面と前記
第2研削面の境界部とワークのエッジ部を接触させたと
きであって、前記バリ取り用砥石に過度の負荷が生じる
と、バリ取り用砥石がエッジ部から逃げる方向へ前記テ
ーブルに対して相対的に移動するように構成してなるこ
とを特徴とする。
【0014】請求項3に記載の発明特定事項によると、
請求項2に記載の発明特定事項による作用と同様の作用
を奏する。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態につい
て図面を参照して説明する。
【0016】図1及び図2を参照するに、本発明の実施
の形態に係るバリ取り機1は、板状のワークWのエッジ
部Weに生じたバリBを削り取る機械であって、本体フ
レーム3をベースにしている。この本体フレーム3の下
部(図1及び図2において下部)には板状のワークWを
支持するテーブル5が設けてあり、このテーブル5はワ
ークWを固定せしめるクランプ装置(図示省略)を備え
ている。
【0017】本体フレーム3の上部におけるテーブル5
の上方には加工ヘッド7が設けてあり、この加工ヘッド
7は、x軸サーボモータ9の駆動によりx軸方向(換言
すれば水平方向の一つである左右方向、図1及び図2に
おいて左右方向)へ移動すると共に、y軸サーボモータ
11の駆動によりy軸方向(換言すれば水平方向の一つ
である前後方向、図1及び図2において紙面に向って表
裏方向)へ移動するものである。さらに、加工ヘッド7
は、z軸サーボモータ13の駆動によりz軸方向(換言
すれば上下方向)へ移動するものである。なお、加工ヘ
ッド7をx軸方向,y軸方向,z軸方向へ移動させてい
るが、テーブル5を加工ヘッド7に対して移動させるよ
うに構成しても差し支えない。
【0018】上記加工ヘッド7には回転モータ15が設
けてあり、この回転モータ15の出力軸にはバリ取り用
砥石17が着脱可能に設けてある。バリ取り用砥石17
は回転モータ15の駆動により軸心Sを中心として回転
するものである。上記バリ取り用砥石17について詳細
に説明すると、以下のようになる。
【0019】すなわち、回転モータ15の出力軸にはバ
リ取り用砥石17のベースを構成する砥石本体19が着
脱可能に設けてあり、この砥石本体19の下部には軸心
Sを中心とした環状の切欠21が形成してある。この切
欠21には連続するテーパ状の第1研削面21aとテー
パ状の第2研削面21bが有してあって、第1研削面2
1aと第2研削面21bの境界部を円弧状(R状)に形
成することが望ましい。ここで、第1研削面21aと第
2研削面21bの境界部とワークWのエッジ部Weを接
触させたときに、第1研削面21aとワークWの表面W
aのなす角θ1及び第2研削面21bとワークWの端面
Wbのなす角θ2 がそれぞれ0度より大きく15度以下
になるように構成してある。
【0020】なお、図5(a)に示すように、第1研削
面21aと第2研削面21bの他に、第2研削面21b
に連続した第3研削面21cと、この第3検索面21c
に連続した第4研削面21dとを有しても差し支えな
い。また、図5(b)に示すように、4つの研削面21
a,21b,21c,21dを有した切欠21を砥石本
体19に複数設けるようにしても差し支えない。
【0021】第1研削面21aと第2研削面21bの境
界部とワークWのエッジ部Weを接触させたときであっ
て境界部に過度の負荷が生じると、砥石本体19がエッ
ジ部Weから逃げる方向へテーブル5に対して相対的に
構成してある。すなわち、図1及び図3を参照するに、
回転モータ15の外周部にはフランジ部23が一体的に
備えてあって、加工ヘッド7の下部にはフランジ部23
をx軸方向(図1及び図3において左右方向),y軸方
向(図1において紙面に向って表裏方向、図2において
下上方向)へ移動可能に支持する支持部材25が軸心S
を中心として放射状に設けてある。また、各支持部材2
5内にはフランジ部23に固定した可動板27がx軸方
向,y軸方向へ移動可能にそれぞれ設けてあって、各支
持部材25内には対応する可動板27を軸心S側へ付勢
するスプリング29がそれぞれ設けてある。
【0022】なお、回転モータ15と共にバリ取り用砥
石17がエッジ部Weから逃げる方向へ移動するように
構成する代わりに、図4に示すようにテーブル5を移動
させてバリ取り用砥石17が上記逃げる方向へテーブル
5に対して相対的に移動するように構成しても差し支え
ない。本体フレーム3の下部(図4において下部)には
テーブル5をx軸方向(図4において左右方向),y軸
方向(図4において紙面に向って表裏方向)へ移動自在
に支持する複数の支持部材31がテーブル5の中心5s
を中心として放射状に設けてあって、各支持部材31内
にはテーブル5に固定した可動板33がx軸方向,y軸
方向へ移動可能にそれぞれ設けてある。さらに、各支持
部材31内には対応する可動板33をテーブル5の中心
5s側へ付勢するスプリング35がそれぞれ設けてあ
る。
【0023】次に、本発明の実施の形態の作用について
説明する。
【0024】まず、板状のワークWをテーブル5に支持
固定せしめる。次に、z軸サーボモータ13の駆動によ
り加工ヘッド7をz軸方向へ移動させて、バリ取り用砥
石17の第1研削面21aと第2研削面21bの境界部
をワークWのエッジ部Weとほぼ同じ高さ位置に位置せ
しめる。さらに、回転モータ15の駆動によりバリ取り
用砥石17を軸心Sを中心として回転させた状態のもと
で、x軸サーボモータ9,y軸サーボモータ11の駆動
により加工ヘッド7をx軸方向,y軸方向へ移動させ
て、第1研削面21aと第2研削面21bの境界部をワ
ークWのエッジ部Weに接触せしめる。そして、バリ取
り用砥石17を加工ヘッド7と共にバリBの方向に沿っ
て移動させる。これによって、ワークWのエッジ部We
に生じたバリB(図2参照)を削り取ることができる。
【0025】バリ取りを行う過程で、エッジ部Weにお
いてバリ取り用砥石17が接触していない側には、バリ
取り用砥石17の研削による微小な二次バリSB(図2
参照、ただし、本発明の実施の形態では二次バリは生じ
ないので、図中に仮想線で示してる)が生じる傾向にあ
る。一方、第1研削面21aと第2研削面21bの境界
部をワークWのエッジ部Weに接触させたときに、第1
研削面21aとワークWの表面Waのなす角θ1 が0度
より大きく15度以下になるように構成してあるため、
第1研削面21aによる研削作用によってエッジ部We
における表面Wa側に二次バリSBが生じることを抑制
することができる。同様に、第1研削面21aと第2研
削面21bの境界部をワークWのエッジ部Weに接触さ
せた時に、第2研削面21bとワークWの端面Wbのな
す角θ2 が0度より大きく15度以下になるように構成
してあるため、第2研削面21bによる研削作用によっ
てエッジ部Weにおける端面Wb側に二次バリSBが生
じることを抑制することができる。
【0026】さらに、第1研削面21aと第2研削面2
1bの境界部とワークWのエッジ部Weを接触させたと
きであって境界部に過度の負荷が生じると、バリ取り用
砥石17がエッジ部Weから逃げる方向へテーブル5に
対して相対的に移動する。
【0027】以上のごとき、本発明の実施の形態によれ
ば、第1研削面21aによる研削作用によってエッジ部
Weにおける表面Wa側に二次バリSBが生じることを
抑制すると共に、第2研削面21bによる研削作用によ
ってエッジ部Weにおける端面Wb側に二次バリSBが
生じることを抑制しているため、質の高いバリ取りを行
うことができ、バリ取りを施したワーク(製品)Wの品
質が向上する。
【0028】また、第1研削面21aと第2研削面21
bの境界部とワークWのエッジ部Weを接触させたとき
であってバリ取り用砥石17に過度の負荷が生じるとバ
リ取り用砥石17がエッジ部Weから逃げる方向へテー
ブル5に対して相対的に移動するため、過度の負荷によ
ってバリ取り用砥石17に損傷が生じることを抑制する
ことができ、バリ取り用砥石17の寿命向上を図ること
ができる。
【0029】
【発明の効果】請求項1に記載の発明によれば、第1研
削面による研削作用によってエッジ部における表面側に
二次バリが生じることを抑制すると共に、第2研削面に
よる研削作用によってエッジ部における端面側に二次バ
リが生じることを抑制することができるため、質の高い
バリ取りを行って、バリ取りを施したワーク(製品)の
品質向上を図ることができる。
【0030】請求項2に記載の発明によれば、請求項1
に記載の発明の効果と同様の効果を奏する。
【0031】請求項3に記載の発明によれば、請求項2
に記載の発明の効果の他に、第1研削面と第2研削面の
境界部とワークのエッジ部を接触させたときであってバ
リ取り用砥石に過度の負荷が生じると、バリ取り用砥石
がエッジ部から逃げる方向へテーブルに対して相対的に
移動するため、バリ取り用砥石に損傷が生じることを抑
制して、バリ取り用砥石の寿命向上を図ることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】バリ取り機の概略的な正面図である。
【図2】バリ取り用砥石の要部を示す図である。
【図3】図1におけるIII−III線に沿った図である。
【図4】テーブルの他の態様を示す図である。
【図5】バリ取り用砥石の他の態様を示す図である。
【符号の説明】
1 バリ取り機 5 テーブル 7 加工ヘッド 15 回転モータ 17 バリ取り用砥石 19 砥石本体 21 切欠 21a 第1研削面 21b 第2研削面

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 軸心を中心として回転させることによ
    り、ワークのエッジ部に生じたバリを削り取るバリ取り
    用砥石において、 砥石本体を備え、この砥石本体に上記軸心を中心とした
    環状の切欠を形成し、この切欠は連続する第1研削面と
    第2研削面を有し、第1研削面と第2研削面の境界部を
    ワークのエッジ部に接触させたときに、第1研削面とワ
    ークの表面のなす角及び第2研削面とワークの端面のな
    す角がそれぞれ15度以下になるように構成してなるこ
    とを特徴とするバリ取り用砥石。
  2. 【請求項2】 ワークのエッジ部に生じたバリを削り取
    るバリ取り機において、 ワークを固定支持するテーブルを設け、このテーブルの
    上方に加工ヘッドを水平方向,上下方向へテーブルに対
    して相対的に移動可能に設け、この加工ヘッドにバリ取
    り用砥石を回転モータの駆動により軸心を中心として回
    転可能に設け、 上記バリ取り用砥石は砥石本体を備え、この砥石本体に
    上記軸心を中心とした環状の切欠を形成し、この切欠は
    連続する第1研削面と第2研削面を有し、第1研削面と
    第2研削面の境界部とワークのエッジ部を接触させたと
    きに、第1研削面とワークの表面のなす角及び第2研削
    面とワークの端面のなす角がそれぞれ15度以下になる
    ように構成してなることを特徴とするバリ取り機。
  3. 【請求項3】 前記第1研削面と前記第2研削面の境界
    部とワークのエッジ部を接触させたときであって、前記
    バリ取り用砥石に過度の負荷が生じると、バリ取り用砥
    石がエッジ部から逃げる方向へ前記テーブルに対して相
    対的に移動するように構成してなることを特徴とする請
    求項2に記載のバリ取り機。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN110900474A (zh) * 2019-12-03 2020-03-24 江西合力泰科技有限公司 一种双面加工砂轮棒
CN115008288A (zh) * 2022-07-01 2022-09-06 福州鸿基自动化设备有限公司 除毛刺轴电浮动机构及换刀机构

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