JP2000317528A - 板材加工機におけるバックゲージ装置 - Google Patents

板材加工機におけるバックゲージ装置

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JP2000317528A
JP2000317528A JP11134428A JP13442899A JP2000317528A JP 2000317528 A JP2000317528 A JP 2000317528A JP 11134428 A JP11134428 A JP 11134428A JP 13442899 A JP13442899 A JP 13442899A JP 2000317528 A JP2000317528 A JP 2000317528A
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JP
Japan
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stretch
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work
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JP11134428A
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Inventor
Makoto Aoki
誠 青木
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Amada Co Ltd
Original Assignee
Amada Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 傾斜機能を高価でなく、安価で容易に製作を
可能にした板材加工機におけるバックゲージ装置を提供
することにある。 【解決手段】 傾斜したワークWの傾斜辺WAを複数の
位置決め部材35に当接せしめて位置決めする場合に
は、一方のナツト部材23Lに対して他方のナツト部材
23Rを例えば後退または前進せしめることにより、リ
ンク部材29が回転してストレッチ33が傾斜される。
而して、ポスト27Rと27L間の距離の吸収を従来の
スライドでなく安価で製作可能な回転自在のリンク部材
29で行われる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばプレスブ
レーキやシヤーリングマシン等のごとき板材加工機にお
けるバックゲージ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、板材加工機としての例えばプレス
ブレーキにおいては、ワークを突き当てて位置決めを行
うバックゲージ装置がよく知られている。例えば実公昭
63−21937号公報のバックゲージ装置101は、
図4に示されているように、前後方向へ延伸した一対の
ボールネジ103L、103Rが設けられており、この
各ボールネジ103L、103Rの後端にはモータ10
5L、105Rが連結されている。また、前記ボールネ
ジ103L、103Rには可動台107L、107Rが
螺合されている。しかも、この可動台107L、107
Rには左右方向へ延伸したストレッチ109が設けられ
ていると共に、一方の可動台107Lに対して他方のこ
の可動台107Rが左右方向へ摺動自在になっている。
【0003】したがって、ストレッチ109を図4にお
いて二点鎖線で示したごとく右斜め下方に傾斜せしめる
ことができ、傾斜したワークWをストレッチ109に設
けた図示省略の突き当て部材に突き当てることができ
る。
【0004】
【発明が解決しょうとする課題】ところで、上述したバ
ックゲージ装置101では他方のこの可動台107Rが
左右方向へ摺動自在に設けられているが、この部分をバ
ックゲージ装置101自体の剛性を落とさず、かつガタ
を無くすために高価になってしまうという問題があっ
た。
【0005】この発明の目的は、傾斜機能を高価でな
く、安価で容易に製作を可能にした板材加工機における
バックゲージ装置を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に請求項1によるこの発明の板材加工機におけるバック
ゲージ装置は、板材加工機において左右方向に延伸した
下部工具ホルダの後側の左右方向の複数箇所に、前後方
向に移動自在な一対のナツト部材を設け、この一対のナ
ツト部材上に鉛直方向に立設した一対のポストを設け、
この一対のポストのうち一方のポストにリンク部材を旋
回自在に設けると共に、このリンク部材にストレッチを
介して他方のポストを連結せしめ、前記ストレッチにワ
ークを当接自在な複数の位置決め部材を備えてなること
を特徴とするものである。
【0007】したがって、傾斜したワークの傾斜辺を複
数の位置決め部材に当接せしめて位置決めする場合に
は、一方のナツト部材に対して他方のナツト部材を例え
ば後退または前進せしめることにより、リンク部材が回
転してストレッチが傾斜される。而して、ポスト間距離
の吸収を従来のスライドでなく安価で製作可能な回転自
在のリンク部材で行われる。
【0008】
【発明の実施の形態】以下、この発明の実施の形態を図
面に基づいて詳細に説明する。
【0009】図3を参照するに、板材加工機としての例
えばプレズレーキ1は底板3から立ち上がったサイドフ
レーム5R、5LがC字形をしており、サイドフレーム
5R、5Lの上方前方(図3において左側)にはサイド
フレーム5Rとサイドフレーム5Lとを連結する上部テ
ーブル7が固定されている。この上部テーブル7の下端
にはパンチPが装着されている。
【0010】前記上部テーブル7に対応する下方位置に
は、油圧シリンダー9の作動で昇降する下部テーブル1
1が設けられており、この下部テーブル11の上部には
左右方向へ延伸した工具ホルダーとしてのダイホルダー
13を介してダイDが装着されている。
【0011】前記したC字形のサイドフレーム5R、5
LにはワークWあるいはワークWを折曲げた後に折曲げ
線方向(プレズレーキ1の長手方向)に取り出す必要か
らギャップ部15が形成されていて前方からワークWを
挿入したときにワークWの折曲げ線を位置決めするため
のバックゲージ装置17が設けられている。
【0012】上記構成により、バックゲージ装置15を
前後方向へ所望の位置へ位置決めした後、ワークWをバ
ックゲージ装置15に突き当てる。そしてこの状態で油
圧シリンダー9の作動で下部テーブル11を昇降せしめ
ることにより、パンチPとダイDとの協動でワークWに
折曲げ加工が行われることになる。
【0013】前記バックゲージ装置17は、図1および
図2に示されているように、左右方向へ適宜な間隔で前
後方向へ延伸したガイドレール19R、19Lが敷設さ
れていると共に、このガイドレール19R、19Lに沿
って前後方向へ延伸したボールネジ21R、21Lが設
けられている。このボールネジ21R、21Lには一対
のナット部材23R、23Lが螺合されていると共に、
前記ガイドレール19R、19Lにはナット部材23
R、23Lがそれぞれ装着されている。しかも、前記ボ
ールネジ21R、21Lの後端には駆動モータ25R、
25Lが連結されている。
【0014】前記ナット部材23R、23L上にはポス
ト27R、27Lが鉛直方向へ立設されていると共に、
一方のポスト27Rの上端にはリンク部材29がピン3
1で回転自在に設けられている。そして、前記リンク部
材29の後端と前記ポスト27Lの上端とにはストレッ
チ33が枢支されている。このストレッチ33には左右
方向へ適宜な間隔で複数の位置決め部材35が設けられ
ている。
【0015】上記構成により、各駆動モータ25R、2
5Lをそれぞれ駆動せしめると、ボールネジ21R、2
1Lが回転されてナット部材23R、23Lがガイドレ
ール19R、19Lに案内されて前後方向へ移動される
ことになる。
【0016】しかも、傾斜したワークWの傾斜辺WAを
複数の位置決め部材35に当接せしめて位置決めする場
合には、例えばナツト部材23Lに対してナツト部材2
3Rをたとえば後退せしめることにより、リンク部材2
9が回転して実線で示した如くストレッチ33が傾斜さ
れる。而して、ポスト27Rと27L間の距離の吸収を
従来のスライドでなく安価で製作可能な回転自在のリン
ク部材29で行うことができる。
【0017】また、傾斜していない水平なワークWの辺
を複数の位置決め部材35に当接せしめて位置決めする
場合には、ナット部材23Rと23Lとを従来と同様に
2点鎖線で示したごとく前後方向に対して同じ位置に位
置決めして行われる。
【0018】なお、この発明は、前述した発明の実施の
形態に限定されることなく、適宜な変更を行うことによ
り、その他の態様で実施し得るものである。本実施の形
態では下部テ−ブル11を昇降せしめる例で説明した
が、下部テ−ブル11を固定して上部テ−ブル7を昇降
せしめるようにしても構わない。また、板材加工機とし
てプレスブレ−キ1を例にとって説明したが、シャ−リ
ングマシンであっても構わない。更に、本実施の形態で
ワークWの傾斜が図1および図2において逆に傾斜して
いる場合にはナット部材23Rを前進せしめることで対
応できる。本実施の形態でリンク部材29をポスト27
Lの上部に設けるようにしてもよい。この場合にはナッ
ト部材23Rと23Lを前進せしめることにより対応で
きるものである。
【0019】
【発明の効果】以上のごとき発明の実施の形態の説明よ
り理解されるように、請求項1の発明によれば、傾斜し
たワークの傾斜辺を複数の位置決め部材に当接せしめて
位置決めする場合には、一方のナツト部材に対して他方
のナツト部材を例えば後退または前進せしめることによ
り、リンク部材が回転してストレッチが傾斜される。而
して、ポスト間距離の吸収を従来のスライドでなく安価
で製作可能な回転自在のリンク部材で行うことができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明のバックゲージ装置の斜視図である。
【図2】図1における平面図である。
【図3】板材加工機としてのプレスブレ−キの側面図で
ある。
【図4】従来のバックゲージ装置の平面図である。
【符号の説明】
1 プレスブレ−キ(板材加工機) 13 ダイホルダ−(工具ホルダ−) 17 バックゲージ装置 19R、19L ガイドレ−ル 21R、21L ボ−ルネジ 23R、23L ナット部材 25R、25L 駆動モ−タ 27R、27L ポスト 29 リンク部材 31 ピン 33 ストレッチ 35 位置決め部材

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 板材加工機において左右方向に延伸した
    下部工具ホルダの後側の左右方向の複数箇所に、前後方
    向に移動自在な一対のナツト部材を設け、この一対のナ
    ツト部材上に鉛直方向に立設した一対のポストを設け、
    この一対のポストのうち一方のポストにリンク部材を旋
    回自在に設けると共に、このリンク部材にストレッチを
    介して他方のポストを連結せしめ、前記ストレッチにワ
    ークを当接自在な複数の位置決め部材を備えてなること
    を特徴とする板材加工機におけるバックゲージ装置。
JP11134428A 1999-05-14 1999-05-14 板材加工機におけるバックゲージ装置 Pending JP2000317528A (ja)

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ID=15128160

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN112222241A (zh) * 2020-09-21 2021-01-15 宁波北仑百晟钣金件制造有限公司 一种钣金件的冲压与折弯成型工艺

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CN112222241A (zh) * 2020-09-21 2021-01-15 宁波北仑百晟钣金件制造有限公司 一种钣金件的冲压与折弯成型工艺

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