JP2000316905A - 使い捨て吸収性物品 - Google Patents
使い捨て吸収性物品Info
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- JP2000316905A JP2000316905A JP11133661A JP13366199A JP2000316905A JP 2000316905 A JP2000316905 A JP 2000316905A JP 11133661 A JP11133661 A JP 11133661A JP 13366199 A JP13366199 A JP 13366199A JP 2000316905 A JP2000316905 A JP 2000316905A
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Abstract
実に防止できる。 【解決手段】 おむつ本体1は透液性表面シート2と不
透液性裏面シート3との間に吸収体を配設し、このおむ
つ本体1は吸収体4の幅方向両外側に長手方向に沿って
第1のフラップ部5をそれぞれ形成する。透液性表面シ
ート2側におむつ本体1の幅方向両側に第1のフラップ
部5の内側に位置して長手方向に沿って第2のフラップ
部20をそれぞれ形成する。両側の第2のフラップ部20の
内側縁23部に弾性体24をそれぞれ配設する。両側の第2
のフラップ部20の長手方向の両端部は互いに対向する内
向きに配置する。第2のフラップ部20はおむつ本体1の
長手方向の中間領域において少なくとも表面の一部を第
1のフラップ部5の表面に接合する。第2のフラップ部
20は疎水性シートにて形成する。
Description
るいは失禁用などの使い捨ておむつまたは生理用ナプキ
ンなどの使い捨て吸収性物品に関する。
捨ておむつでは、特公平6−93901号公報に記載さ
れているように、おむつ本体の透液性表面シートと不透
液性裏面シートとの間に吸収体を介在し、この吸収体の
幅方向の両外側にこの吸収体の長手方向に沿って弾性収
縮性を有するサイドフラップを形成し、前記サイドフラ
ップに内向きに隣接してスペーサー手段を有する尿漏れ
防止ギャザー部を形成した構成が知られている。
むつでは、尿漏れ防止ギャザー部が倒れ込み易く、起立
状態が保持できず、***生理液が漏れ出るおそれがある
問題を有している。
で、おむつなどの生理液吸収性物品本体の透液性表面シ
ート側に形成したフラップ部が起立状態を保持できるよ
うにして確実に***生理液の漏れが防止できる使い捨て
吸収性物品を提供するものである。
吸収性物品は、透液性表面シートと不透液性裏面シート
との間に吸収体を配設した吸収性物品本体を備え、この
吸収性物品本体は、前記吸収体の幅方向両外側に長手方
向に沿って第1のフラップ部をそれぞれ形成するととも
に、前記透液性表面シート側にこの吸収性物品本体の幅
方向両側に前記第1のフラップ部の内側に位置して長手
方向に沿って第2のフラップ部をそれぞれ形成し、前記
両側の第2のフラップ部の内側縁部に弾性体をそれぞれ
配設し、この両側の第2のフラップ部の長手方向の両端
部は互いに対向する内向きに配置し、この第2のフラッ
プ部は前記吸収性物品本体の長手方向の中間領域におい
て少なくとも表面の一部を前記第1のフラップ部の表面
に接合したものである。
ト側に幅方向両側にそれぞれ形成されている第2のフラ
ップ部は長手方向の両端部は内側縁部が互いに対向する
内向きになるとともに吸収性物品本体の中央領域では第
2のフラップ部の一部が第1のバリヤー部の表面に接合
されているため、吸収性物品本体の中央領域にて第2の
フラップ部が弾性体により起立状態となって***生理液
の幅方向への漏れが防止され、第2のフラップ部を乗り
越えて尿などの***生理液が漏れることがなく、また、
***生理液の***領域の吸収面積が拡がり、確実に***
生理液の横漏れが防止できる。
求項1記載の使い捨て吸収性物品において、第2のフラ
ップ部は疎水性シートにて形成したものである。
部は疎水性シートにて形成されるため、***生理液の漏
れを確実に防止できる。
品の実施の一形態の構成を使い捨ておむつについて図面
を参照して説明する。
本体としてのおむつ本体で、このおむつ本体1は、液透
過性を有する透液性表面シート2と、液不透過性を有す
る不透液性裏面シート3との間に液吸収性を有する吸収
体4を配設し、このおむつ本体1は、展開状態で略細長
状で長手方向の中央部を中心として略線対称の形状に形
成するとともに、幅方向の中央部を中心として線対称と
なる左右対称の形状に形成されている。また、前記吸収
体4は、長手方向の中央部を中心として略線対称の形状
に形成するとともに、幅方向の中央部を中心として線対
称の形状に形成されている。
2と不透液性裏面シート3は、長手方向の中間部が幅狭
状となるように内方に向けて略凹弧状に切り欠かれた凹
弧状縁1aが形成され、また、前記吸収体4も長手方向の
中間部が幅狭状となるように内方に向けて略凹弧状に切
り欠かれた凹弧状縁4aが形成されている。
の***生理液を前記吸収体4へ透過させるために液透過
性を有し、例えば、織布、不織布、多孔性フィルム、合
成繊維などにておむつ本体1の全表面を覆う形状に成形
されている。そして、このおむつ本体1の装着時に身体
に接触する透液性表面シート2は、装着者に不快感を与
えることがないように肌着に近い感触を有している。
周縁部が前記透液性表面シート2の下面周辺部に接合さ
れている。この不透液性裏面シート3は、尿などの***
生理液にて下着などの他の衣類、或いはシートなどを汚
損することがないように液不透過性を有し、例えばポリ
エチレン樹脂等の合成樹脂などにて成形されている。
され、前記透液性表面シート2の下面中央部と前記不透
液性裏面シート3の上面中央部との間に扁平状でこの透
液性表面シート2と不透液性裏面シート3の凹弧状縁1a
に対向して長手方向の中間部の凹弧状縁4aが位置するよ
うに配設されており、この吸収体4は、尿などの***生
理液を十分に吸収できる、例えばパルプを主材料として
一部に高分子吸収体等の物質を含んだ材料にて成形され
ている。
記透液性表面シート2と前記不透液性裏面シート3とに
て前記吸収体4の外側に第1のフラップ部5が形成され
ている。
ート2の表面の左右には、第1のフラップ部5から中間
部まで尿などの***生理液を浸透しない性質を有する、
例えばポリプロピレン樹脂等などの不透液性材料にて成
形された疎水性シート6,6が重合され、この左右の疎
水性シート6,6の内側縁部間には透液性表面シート2
中央部が露出されている。そして、この疎水性シート
6,6は、透液性表面シート2に合わせて長手方向の中
間部の外側縁が内方に向って略凹弧状に切り欠かれた略
細長矩形状に形成され、この疎水性シート6,6の下面
の外側縁部が前記透液性表面シート2の上面周縁部に接
合されている。
開状態から適宜に折り曲げられて、幼児、失禁者等の身
体に装着されるもので、展開状態における長手方向の中
間部に形成した身体への装着時に股下に位置する股下回
り部7の長手方向の一端側には身体への装着時に背中側
に位置する背側腰回り部8が一体に形成され、かつ前記
股下回り部7の長手方向の他端側には身体への装着時に
腹側に位置する腹側腰回り部9が一体に形成されてい
る。
本体1の両側中央部に幅方向の外側縁の凹弧状縁1aに沿
った脚回り部10,10が形成されている。この脚回り部1
0,10は、身体への装着の際に装着者の脚回りに位置す
る部分で、前記吸収体4の幅方向の外縁から幅方向の外
側へ前記透液性表面シート2、前記不透液性裏面シート
3、および疎水性シート6,6が延出された前記第1の
フラップ5にて形成されている。この脚回り部10,10に
は1本または複数のゴムなどで形成された略紐状の第1
フラップ弾性体11,11が前記おむつ本体1の長手方向に
沿って前記透液性表面シート2と前記不透液性裏面シー
ト3との間に配設され、この第1フラップ弾性体11,11
で不透液性裏面シート3の延出部に脚回りギャザー部1
2,12を形成している。
部9とは、前記股下回り部7に連続して一体に形成され
ており、この背側腰回り部8と腹側腰回り部9との幅方
向の長さ寸法は、前記股下回り部7の幅方向の長さ寸法
よりも大きく成形されている。また、この背側腰回り部
8の幅方向の両側縁部には、面ファスナ13が取着され、
腹側腰回り部9の略中央部に前記面ファスナ13と互いに
係脱自在に係合する面ファスナ14が取着されている。
8と腹側腰回り部9とに位置する部分の幅方向の長さ寸
法が、前記股下回り部7に位置する部分の幅方向の長さ
寸法よりも大きい背側吸収部16と腹側吸収部17となって
おり、この吸収体4の股下回り部7に位置する部分は幅
狭の中央吸収部18となっている。
された前記疎水性シート6,6にておむつ本体1の幅方
向両側に前記第1のフラップ部5の内側に位置して長手
方向に沿って第2のフラップ部20,20がそれぞれ形成さ
れている。この第2のフラップ部20,20は前記疎水性シ
ート6,6の長手方向の両端部が図3に示すように、幅
方向の外側縁から前記吸収体4の幅方向の両外縁部の内
側まで接着剤21によって前記透液性表面シート2に接合
されるとともに前記おむつ本体1の中央領域では前記吸
収体4の幅方向の両外縁部の外側まで接着剤21によって
前記透液性表面シート2に接合された外側縁22と互いに
対向する内側縁23とを有している。
内側縁23部に弾性体24をそれぞれ配設し、この弾性体24
は第2のフラップ部20の内側縁23の巻き込み縁にて包み
込み接着されている。なお、この弾性体24,24は必要に
応じた数を適宜に配設する。
長手方向の両端部は互いに対向する内向きに配置し、こ
の第2のフラップ部20は前記おむつ本体1の長手方向の
中間領域において少なくとも表面の一部、例えば股下回
り部7の腹側腰回り部9側が前記第1のフラップ部5の
表面に接着剤25によって接合され、この第2のフラップ
部20はおむつ本体1の***生理液の***領域となる中間
領域は図2に示すように内向きに起立されている。
明する。
おむつ本体1の股下回り部7を股下に位置させるととも
に背側腰回り部8を背中側に位置させかつ腹側腰回り部
9を腹側に位置させる。そして、このおむつ本体1の透
液性表面シート2を身体に接触させ、このおむつ本体1
の背側腰回り部8に固着されている面ファスナ13に背側
腰回り部9に固着されている面ファスナ14をそれぞれ係
脱自在に係合させて装着する。
プ部5の脚回りギャザー部12,12が装着者の脚回りに密
着し、おむつ本体1の透液性表面シート2側に幅方向両
側にそれぞれ形成されている第2のフラップ部20,20
は、***生理液の***領域である股下回り部7の腹側腰
回り部9側が前記第1のフラップ部5の表面に接着剤25
によって接合されているため、弾性体24によって常に起
立状態となって***生理液の幅方向への漏れが防止さ
れ、第2のフラップ部20,20を乗り越えて***生理液が
漏れることがなく、確実に尿などの***生理液の横漏れ
が防止できる。
液の***領域である中間領域は股下回り部7の腹側腰回
り部9側が前記第1のフラップ部5の表面に接着剤25に
よって接合されているため、***生理液の***領域の吸
収面積が拡がり、確実に***生理液の横漏れが防止でき
る。
ト6にて形成されているため、***生理液の漏れを確実
に防止できる。
側に幅方向両側にそれぞれ形成されている第2のフラッ
プ部20,20は***生理液の***領域である中間領域は股
下回り部7の腹側腰回り部9側が前記第1のフラップ部
5の表面に接着剤25によって接合されているため、弾性
体24によって常に起立状態となっているので、おむつ本
体1の透液性表面シート2の表面にパットを重ねて使用
するときに、パットを第2のフラップ部20,20間にパッ
トを容易に挿入できる。
品本体の中央領域にて第2のフラップ部が弾性体により
起立状態となって***生理液の幅方向への漏れが防止さ
れ、第2のフラップ部を乗り越えて尿などの***生理液
が漏れることがなく、また、***生理液の***領域の吸
収面積が拡がり、確実に***生理液の横漏れが防止でき
る。また、おむつなどにおいて、パットを重ねて使用す
るとき、第2のフラップ部間にパットを容易に挿入でき
る。
本体の第2のフラップ部は疎水性シートにて形成される
ため、***生理液の漏れを確実に防止できる。
の実施の一形態を示す平面図である。
Claims (2)
- 【請求項1】 透液性表面シートと不透液性裏面シート
との間に吸収体を配設した吸収性物品本体を備え、 この吸収性物品本体は、前記吸収体の幅方向両外側に長
手方向に沿って第1のフラップ部をそれぞれ形成すると
ともに、前記透液性表面シート側にこの吸収性物品本体
の幅方向両側に前記第1のフラップ部の内側に位置して
長手方向に沿って第2のフラップ部をそれぞれ形成し、 前記両側の第2のフラップ部の内側縁部に弾性体をそれ
ぞれ配設し、 この両側の第2のフラップ部の長手方向の両端部は互い
に対向する内向きに配置し、 この第2のフラップ部は前記吸収性物品本体の長手方向
の中間領域において少なくとも表面の一部を前記第1の
フラップ部の表面に接合したことを特徴とする使い捨て
吸収性物品。 - 【請求項2】 第2のフラップ部は疎水性シートにて形
成したことを特徴とする請求項1記載の使い捨て吸収性
物品。
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-
1999
- 1999-05-14 JP JP13366199A patent/JP3699610B2/ja not_active Expired - Fee Related
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