JP2000316266A - 可変磁気抵抗型位置検出器 - Google Patents

可変磁気抵抗型位置検出器

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JP2000316266A
JP2000316266A JP11120886A JP12088699A JP2000316266A JP 2000316266 A JP2000316266 A JP 2000316266A JP 11120886 A JP11120886 A JP 11120886A JP 12088699 A JP12088699 A JP 12088699A JP 2000316266 A JP2000316266 A JP 2000316266A
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stator
rotor
magnetic poles
position detector
angle
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JP11120886A
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English (en)
Inventor
Hirobumi Satomi
博文 里見
Takao Iwasa
孝夫 岩佐
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Oriental Motor Co Ltd
Original Assignee
Oriental Motor Co Ltd
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  • Measurement Of Length, Angles, Or The Like Using Electric Or Magnetic Means (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 モータの磁極位置を検出し、かつ、位置制御
および速度制御用としての高い検出分解能を得る。 【解決手段】 半径が機械的角度の関数として1回転に
つきP回周期的に変化する第1の回転子部13と、回転
子部13に対向配置され、それぞれに巻線が巻回された
4a個の固定子磁極を有する第1の固定子11とにより
構成された第1の位置検出部10と、半径が機械的角度
の関数として1回転につきZ回周期的に変化する第2の
回転子部23と、回転子部23に対向配置され、それぞ
れに巻線が巻回された4a個の固定子磁極21を有する
第2の固定子とにより構成された第2の位置検出部20
とを備え、第1および第2の位置検出部10,20を、
回転軸4を共有するように、かつ、第1の固定子11の
固定子磁極と第2の固定子21の固定子磁極が互いに軸
方向に重ならないように配置している。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、永久磁石型モータ
のモータ軸の角度検出に利用される可変磁気抵抗型位置
検出器に関する。
【0002】
【従来の技術】図25は、この種の可変磁気抵抗型位置
検出器の1つである可変磁気抵抗型レゾルバの従来例を
示している。このレゾルバの回転子鉄心3は、その中心
O’がモータ回転軸4の中心Oに対してδだけ偏心して
いる。したがって、モータ回転軸4の中心Oを基点とす
る回転子鉄心3の半径は、機械的角度の関数として1回
転につき1回周期的に変化することになる。
【0003】固定子1は、等分に配置された4つの磁極
P1ないしP4を有し、該各磁極P1ないしP4に励磁
巻線W10ないしW40をそれぞれ巻回するとともに、
検出巻線W1ないしW4をそれぞれ巻回してある。図2
6に示すように、励磁巻線W10ないしW40は、極性
が交互に反転する態様で交流励磁電源5(その出力e
は、e=Em・sinωt)の一端と他端間に直列に結
線され、また、検出巻線W1,W3相互および検出巻線
W2,W4相互もそれぞれ図示のように直列に結線され
ている。
【0004】検出巻線W1,W3および検出巻線W2,
W4は、回転子鉄心3の回転角度θに応じて正弦波ある
いは余弦波に振幅変調された下記の信号電圧Vaおよび
Vbをそれぞれ出力する。 Va=K・Em・sinωt・cosθ Vb=K・Em・sinωt・sinθ ただし、EmおよびKは定数
【0005】次に、上記出力信号電圧Va,Vbを回転
角度θに変換するための原理を図27を参照して説明す
る。原理的には、Vb/Va=sinθ/cosθ=t
anθであるから、回転角度θは(Vb/Va)のアー
クタンジェントを計算することにより求められることに
なる。
【0006】しかし、実際には信号電圧Va,Vbの瞬
時値をそのまま計算に用いない。すなわち、上記信号電
圧Va,Vbを同期検波部50で同期検波して励磁周波
数成分を除去した信号電圧Va’=K’・cosθ,V
b’=K’・sinθに変換し、これらの信号電圧V
a’,Vb’をA/D変換部51を介して演算部52に
入力する。そして、演算部52で(Va’/Vb’)の
アークタンジェントを求める計算を実行して電気角θe
を得る。前記回転子鉄心3の実際の回転角度θmは、電
気角θeを軸倍角で割算することにより求められる。図
25に示した従来例の軸倍角は1Xであるため、θm=
θeとなる。図28は、実角度θmと電気角θeとの関
係を示している。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】軸倍角が1Xの上記可
変磁気抵抗型レゾルバは、モータ軸4の実回転角度θm
と検出角度θeが一対一で対応しているため、永久磁石
型モータを駆動するための回転子磁極位置の検出と、位
置決め制御等を行うためのモータ軸4の角度検出の双方
が可能であるという利点がある。
【0008】しかし反面、このレゾルバは、その出力の
高調波成分の影響や、回転角度θmに対する検出角度θ
eの変化量が小さいことなどに起因した問題を生じる。
すなわち、位置決め制御用としての高分解能な角度検出
が難しい。また、回転速度を得る場合、単位時間あたり
の位置(角度)の変化量を演算することになるので、高
い精度の速度を得ることが難しく、かつ、複雑な演算手
段を必要とする。
【0009】なお、軸倍角の異なる2種類のレゾルバを
使用し、一方のレゾルバでモータ回転子の磁極位置を検
出し、他方のレゾルバで高分解能な角度検出を行うとい
う方法も考えられるが、この方法には以下のような問題
点がある。すなわち、上記2種類のレゾルバ製造するに
は、通常、それぞれ専用の固定子金型および回転子金型
を必要とする。したがって、上記方法はその実施コスト
が高くなる。
【0010】また、上記2種のレゾルバを軸方向に重ね
て配置する場合には、位置検出部部の全長が長くなり、
また、同心円状に構成する場合には、構造が複雑になる
などの問題を生じる。さらに、従来のレゾルバには次の
ような問題点がある。すなわち、3相モータと組合せた
場合には、該モータの励磁切換え信号を生成するため
に、前記検出角度θeのデータに基づいてメモリから3
相の電流指令値を引出す必要がある。このため、励磁切
換回路または電流指令回路の構成が複雑になる。
【0011】本発明は、かかる状況に鑑みてなされたも
のであり、適用するモータの磁極位置を検出することが
できるとともに、位置制御および速度制御用としての高
い検出分解能を得ることが可能な可変磁気抵抗型位置検
出器を提供することを課題としている。
【0012】
【課題を解決するための手段】第1の発明は、半径が機
械的角度の関数として1回転につきP回周期的に変化す
る第1の回転子部と、該回転子部に対向配置され、それ
ぞれに巻線が巻回された4a個の固定子磁極を有する第
1の固定子とにより構成された第1の位置検出部と、半
径が機械的角度の関数として1回転につきZ回周期的に
変化する第2の回転子部と、該回転子部に対向配置さ
れ、それぞれに巻線が巻回された4a個の固定子磁極を
有する第2の固定子とにより構成された第2の位置検出
部とを備え、前記第1および第2の位置検出部を、回転
軸を共有するように、かつ、前記第1の固定子の固定子
磁極と前記第2の固定子の固定子磁極が互いに軸方向に
重ならないように配置し、前記数値P,aおよびZを以
下のように設定している。 P: 1以上の整数 a: P=1のときにa=1を満足し、P≠1のときに
a≦P/2を満足する整数 Z: 下式を満足する Z=(4n±1)P ただし、nは1以上の整数 第2の発明は、第1の発明において、 前記第1、第2の
固定子に設けられた前記4a個の固定子磁極は、円周方
向の配列位置が互いに同一であって、環状の固定子ヨー
ク部を等角度ピッチでN分割した位置の内の4a個の位
置から内側に放射状に突出し、前記第1、第2の固定子
は、前記相互の固定子磁極の重なりを防止するため、一
方を他方に対しθp度回転させて配置し、前記数値N,
角度θpを以下のように設定している。 N: P=1のときN=4×2=8 P≠1のときN=4P θp: P=1のときθp=(360/8)度 P≠1のときθp=(360/P)度 第3の発明は、第1の発明に係る可変磁気抵抗型位置検
出器を回転子に永久磁石を有する極対数Pの永久磁石型
モータに備え付け、前記第1の位置検出部の検出信号を
前記モータの回転子磁極位置を検出するために使用して
いる。第4の発明は、半径が機械的角度の関数として1
回転につきP回周期的に変化する第1の回転子部と、該
回転子部に対向配置され、それぞれに巻線が巻回された
6a個の固定子磁極を有する第1の固定子とにより構成
された第1の位置検出部と、半径が機械的角度の関数と
して1回転につきZ回周期的に変化する第2の回転子部
と、該回転子部に対向配置され、それぞれに巻線が巻回
された6a個の固定子磁極を有する第2の固定子とによ
り構成された第2の位置検出部とを備え、前記第1およ
び第2の位置検出部を、回転軸を共有するように、か
つ、前記第1の固定子の固定子磁極と前記第2の固定子
の固定子磁極が互いに軸方向に重ならないように配置
し、前記数値P,aおよびZを以下のように設定してい
る。 P: 1以上の整数 a: P=1のときにa=1を満足し、P≠1のときに
a≦P/2を満足する整数 Z: 下式を満足する Z=(6n±1)P ただし、nは1以上の整数 第5の発明は、第4の発明において、前記第1、第2の
固定子に設けられた前記6a個の固定子磁極は、円周方
向の配列位置が互いに同一であって、環状の固定子ヨー
ク部を等角度ピッチでN分割した位置の内の6a個の位
置から内側に放射状に突出し、前記第1、第2の固定子
は、前記相互の固定子磁極の重なりを防止するため、一
方を他方に対しθp度回転させて配置し、前記数値N,
角度θpを以下のように設定している。 N: P=1のときN=6×2=12 P≠1のときN=6P θp: P=1のときθp=(360/12)度 P≠1のときθp=(360/P)度 第6の発明は、第4の発明に係る可変磁気抵抗型位置検
出器を回転子に永久磁石を有する極対数Pの3相永久磁
石型モータに備え付け、前記第1の位置検出部の検出信
号を前記モータの回転子磁極位置を検出するために使用
している。第7の発明は、第1または第4の発明におい
て、少なくとも前記第2の固定子の固定子磁極内周面
に、前記第2の回転子部のZ個の歯に対応した歯ピッチ
の固定子小歯を形成している。第8の発明は、第1また
は第4の発明において、前記第1、第2の固定子が、固
定子ヨーク部を一体化または共有した構成を有する。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて本発明の可
変磁気低抗型位置検出部の好適な実施の形態について詳
細に説明する。
【0014】(第1実施例)図1は、レゾルバとしての
機能をもつ本発明の可変磁気抵抗型位置検出器の第1実
施例を示す縦断面図である。また、図2および図3は、
それぞれ図1のA−A’およびB−B’断面図である。
この実施例において、回転子30は、第1の回転子部で
ある回転子鉄心13と第2の回転子部である回転子鉄心
23とを回転軸4を共有する態様で軸方向に配置した構
成を持つ。回転子鉄心13は、平面が楕円形状であるの
で実質的に2個の歯部13a(長径に沿った2個の凸
部)を有し、したがって、1回転する間に半径が機械的
角度の関数として2回だけ周期的に変化する。つまり、
1回転における上記半径の周期的変化回数をP(1以上
の整数)とすると、この回転子鉄心13ではP=2であ
る。
【0015】固定子11は、環状の固定子ヨーク部7
と、このヨーク部7の内側に向って放射状に突出した4
個の固定子磁極P1,P3,P4,P6と、該各固定子
磁極にそれぞれ巻回された検出巻線W1,W3,W4,
W6とを備えている。この固定子11は、回転子鉄心1
3の周囲に空隙を介して対向配置され、該回転子鉄心1
3と共に軸倍角2Xの第1の位置検出部10を構成す
る。なお、固定子11に設けられた上記各固定子磁極お
よび検出巻線は、図1に示す固定子磁極部12を構成し
ている。
【0016】回転子鉄心23は、外周面に50個の歯2
3aを形成してある。したがって、1回転する間にその
半径が機械的角度の関数として50回周期的に変化する
ことになる。つまり、外周面に歯23aを有したこの回
転子鉄心23の1回転における半径の周期的変化回数を
Zとすると、この回数ZはZ=50となる。なお、上記
回数Z、つまり上記歯23aの数は、以下の関係を満た
すように設定される。 Z=(4n±1)P ・・・(1) ただし、nは1以上の整数 上記の例では、P=2であるので、nをn=6としてZ
=(4×6+1)×2=50に設定してある。
【0017】一方、固定子21は、環状の固定子ヨーク
部8と、このヨーク部8の内側に向かって放射状に突出
した4個の固定子磁極P2,P5,P7,P8と、該各
固定子磁極にそれぞれ巻回された検出巻線W2,W5,
W7,W8とを備えている。この固定子21は、上記回
転子鉄心23の周囲に空隙を介して対向配置され、該回
転子鉄心23と共に軸倍角50Xの第2の位置検出部2
0を構成する。なお、固定子21に設けられた上記各固
定子磁極および検出巻線は、図1に示す固定子磁極部2
2を構成している。また、上記固定子11、21は、そ
れぞれのヨーク部7,8が一体接合する態様で軸方向に
配列している。
【0018】上記固定子磁極P1ないしP8は、固定子
11,12を等角度ピッチで分割するライン上に位置し
ている。いま、この等角度分割数をNとした場合、この
分割数Nは以下の関係を満たすように設定される。 P=1のときにN=4×2=8 ・・・(2) P≠1のときにN=4P ・・・(3) 上記の例では、P=2であるので、(3)式の関係に基
づいてN=8に設定されている。つまり、上記等分割ラ
インのなす角度が45度に設定されている。
【0019】一方、固定子磁極部12,22における固
定子磁極の形成個数は、それぞれ上記分割数Nの内の4
a個に設定される。ここで、aは下記の関係により与え
られる数値である。 P=1のときにa=1 ・・・(4) P≠1のときにa≦P/2 ・・・(5) 上記の例では、P=2であるので、(5)式の関係に基
づいてa=1と決定され、この結果、固定子磁極部1
2,22における固定子磁極の形成個数はそれぞれ4個
である。
【0020】固定子11,21における各磁極の円周方
向の配列態様は、図2、図3に示すように同一である。
そして、固定子11における磁極P1,P3,P4およ
びP6と、固定子21における磁極P2,P5,P7お
よびP8とは、固定子11,21を回転軸4を中心とし
て相対的に360/2=180度回転させた位置関係に
ある。
【0021】いま、固定子11,21の相対回転角をθ
pとすると、この回転角θpは以下の関係を満たすよう
に設定される。 P=1のときにθp=360/8度 ・・・(6) P≠1のときにθp=360/P度 ・・・(7) 上記例では、P=2であるから(7)式に基づいて上記
相対回転角がθp=180度に設定されている。要する
に、固定子磁極部12,22に形成された合計8個の固
定子磁極P1ないしP8は、円周方向に等ピッチで順番
に配置され、かつ、互いに軸方向に重ならないように配
置されている。
【0022】上記各固定子磁極P1ないしP8の内周面
には、回転子鉄心23の歯23aに対応した小歯6がそ
れぞれ3個形成されている。固定子11の磁極P1,P
3,P4,P6には小歯6を形成する必要がないが、こ
の実施例では、固定子11,21を同一の固定子鉄板を
使用して構成しているため、固定子11の磁極P1,P
3,P4,P6にも小歯6が形成されている。
【0023】固定子11を小歯6の無い固定子鉄板で構
成する場合には、固定子11用の固定子鉄板と固定子2
1用の固定子鉄板とを製造する必要があるが、これらの
鉄板は同一の固定子鉄板製造用金型を使用して製造する
ことができる。すなわち、固定子鉄板製造用金型の固定
子内径部打抜きステージのパンチを切換える鉄板製造方
法を採用すれば、この金型によって上記2種の固定子鉄
板を製造することができる。
【0024】上記各検出巻線W1ないしW8は、図4に
示すように結線されている。すなわち、巻線W1,W3
相互、巻線W4,W6相互、巻線W5,W7相互および
巻線W8,W2相互をそれぞれ直列接続し、これらを端
子T1,T2間に並列に接続してある。端子T1,T2
間には、交流励磁電源5A,5B(出力eはe=Em・
sinωt)が直列に接続されている。そして、これら
の交流励磁電源5A,5Bが共通接続された端子T3は
接地されている。なお、この実施例では、検出巻線W1
ないしW8に励磁巻線としての機能も持たせているが、
前記従来例の場合と同様に、1つの固定子磁極に励磁巻
線と検出巻線の双方を巻回することも当然可能である。
【0025】固定子11の磁極P1,P3,P4,P6
と回転子鉄心13の歯部(凸部)13aとの位置関係
は、回転子鉄心13の歯ピッチ(回転子半径の変化の1
周期)を基準にすると、以下のようになる。すなわち、
図2に示すように、磁極P1では、回転子鉄心13の歯
部13aとちょうど対向しているため、ずれピッチがゼ
ロとなる。また、磁極P3ではずれピッチが(2/
4)、磁極P4ではずれピッチが(3/4)、磁極P6
ではずれピッチが(1/4)となる。
【0026】一方、図3に示す回転子鉄心23の歯23
aの数は、前記(1)式の関係を満足するように設定さ
れている。したがって、固定子磁極P2,P5,P7お
よびP8に形成された各小歯6と回転子歯23aとの位
置関係は、回転子歯23aの歯ピッチを基準にすると、
以下のようになる。すなわち、磁極P5ではずれピッチ
がゼロ、磁極P7ではずれピッチが(2/4)、磁極P
8ではずれピッチが(3/4)、磁極P2ではずれピッ
チが(1/2)となる。
【0027】上述した固定子11,12の磁極と回転子
13,23の歯との位置関係から、各検出巻線W1ない
しW8の自己インダクタンスL1ないしL8は以下のよ
うに表わされる。 L1=La・cos(2θm)+Lda ・・・(8) L3=La・cos(2θm+π)+Lda ・・・(9) L4=La・cos(2θm+π/2)+Lda ・・・(10) L6=La・cos(2θm−π/2)+Lda ・・・(11) L5=Lb・cos(50θm)+Ldb ・・・(12) L7=Lb・cos(50θm+π)+Ldb ・・・(13) L8=Lb・cos(50θm+π/2)+Ldb ・・・(14) L2=Lb・cos(50θm−π/2)+Ldb ・・・(15) ただし、La,Lb,Lda,Ldb:定数 θm:回転子30の基準位置か らの回転角度(機械角)
【0028】図5は、上記自己インダクタンスL1,L
3,L4およびL6の変化の様子を示している。自己イ
ンダクタンスL5,L7,L8およびL2も同様の態様
で変化するが、その変化は、図5においてL1をL5
に、L3をL7に、L4をL8に、L6をL2に、La
をLbに、LdaをLdbに、180°を7.2°にそれぞ
れ置き換えたものとなる。
【0029】図4の出力端子T4,T5に現れる出力信
号電圧V1,V2ならびに出力端子T6,T7に現れる
出力信号電圧V3,V4は、上式(8)ないし(15)に
基づいて以下のように表わされる。 V1=Ka・sinωt・cos(2θm) ・・・(16) V2=Ka・sinωt・sin(2θm) ・・・(17) V3=Kb・sinωt・cos(50θm) ・・・(18) V4=Kb・sinωt・sin(50θm) ・・・(19) ただし、Ka,Kb:定数
【0030】上式(16)ないし(19)から明らかなよう
に、この第1実施例に係る可変磁気抵抗型位置検出器
は、可変磁気抵抗型レゾルバとしての機能を持つ。上記
出力信号電圧V1,V2およびV3,V4は、図6に示
した信号処理手段によって処理される。すなわち、信号
電圧V1,V2およびV3,V4を同期検波部60でそ
れぞれ同期検波して、励磁周波数成分を除去した信号電
圧V1’=Ka’・cos(2θm),V2’=Ka’
・sin(2θm)およびV3’=Kb’・cos(5
0θm),V4’=Kb’・sin(50θm)に変換
し、これらをA/D変換部61を介して演算部62に入
力する。
【0031】演算部62においては、(V1’/V
2’)および(V3’/V4’)のアークタンジェント
を求める計算が実行され、これによって、電気角θaお
よび電気角θbが得られる。そして、下式(20)に示す
ように、上記電気角θaおよびθbを対応する軸倍角2
(P=2)および50(Z=50)で除すことにより機
械角θmを得ることができる。 θm=θa/2 ・・・(20) θm=θb/50 ・・・(21) 図7(a)は電気角θaと機械角θmとの関係を示し、
また、図7(b)は電気角θbと機械角θmとの関係を
示している。
【0032】ここで、レゾルバとして機能するこの実施
形態の可変磁気低抗型位置検出部を回転子に永久磁石を
有する極対数P=2(極数4)の永久磁石型モータに組
付けて使用した場合について説明する。この場合、上記
位置検出部10の出力信号電圧V1,V2を同期検波す
ることによって得られる信号電圧V1’,V2’は、そ
の周期がモータ回転子の表面磁束の変化周期に一致した
位相差90度の2相信号である。したがって、上記モー
タが2相モータの場合には、信号電圧V1’,V2’を
各相の電流指令信号として利用することが可能であり、
その結果、モータ駆動回路の構成を簡略化することがで
きる。また、上記信号電圧V1’,V2’は、上記モー
タの回転子磁極位置を検出するために使用することがで
きるので、モータが3相モータの場合には、前記電気角
θaの値に基づいて図示していないメモリから3相の電
流指令値を読出し、この電流指令値によって励磁切換え
が行なわれる。
【0033】一方、位置検出部20の出力信号電圧V
3,V4から検出される電気角θbと実際の回転角度θ
mには上式(21)の関係があるので、例えば、電気角θ
bの検出分解能が1°であるとすると、実際の回転角度
θmの検出分解能は1/50=0.02°となる。つま
り、極めて高い分解能の角度検出が可能になる。更に、
上記出力信号電圧V3,V4を同期検波することによっ
て得られる信号電圧V3’,V4’は、モータ1回転あ
たり50周期の互いに位相が電気角で90°ずれた正弦
波信号である。それ故、この実施例は、磁気式エンコー
ダまたはFG(周波数発生器)として使用することも可
能である。
【0034】(第2実施例)図8ないし図10は、レゾ
ルバとしての機能を有する本発明に係る磁気抵抗型位置
検出器の第2の実施例を示している。この第2実施例
は、図8に示すように、第1の位置検出部10(図1参
照)を構成する回転子鉄心13が4個の歯部13bを有
し、また、図9に示すように、第2の位置検出部20を
構成する回転子鉄心23が100個の歯23bを有して
いる。そして、第1の位置検出部の固定子11に合計8
個の固定子磁極P1,P3,P6,P8,P9,P1
1,P14およびP16を形成し、第2の位置検出部の
固定子21に同数の固定子磁極P2,P4,P5,P
7,P10,P12,P13およびP15を形成してい
る。
【0035】上記各磁極P1ないしP16には、励磁巻
線W10ないしW160をそれぞれ巻回するとともに、
検出巻線W1ないしW16をそれぞれ巻回し、これらを
図10に示す態様で結線してある。すなわち、励磁巻線
W10ないしW160は、極性が交互に反転する態様で
交流励磁電源5(出力eはe=Em・sinωt)の一
端と他端間に直列に結線されている。また、検出巻線W
1,W3,W9およびW11相互、検出巻線W6,W
8,W14およびW16相互、検出巻線W5,W7,W
13およびW15相互、検出巻線W2,W4,W10お
よびW12相互も、極性が交互に反転する態様で直列に
結線されている。なお、この実施例では、固定子11お
よび12の各磁極に独立した励磁巻線と検出巻線の双方
を巻回しているが、図2および図3に示すように、これ
らの磁極に励磁巻線と検出巻線を兼用する巻線を巻回す
ることも可能である。
【0036】以上から明らかなように、この第2の実施
例では、回転子鉄心13の歯部13bの数P(該鉄心1
3の半径の1回転あたりの周期的変化回数)がP=4
に、前記(1)式で与えられる数値Z(鉄心23の半径
の周期的変化回数)がZ=(4×6+1)×4=100
に、前記(4)式で与えられる数値NがN=4×4=1
6に、前記(5)式で与えられる数値aがa=2に、前
記(7)式で与えられる数値θpがθp=360/4=
90度にそれぞれ設定されている。
【0037】上記第1の位置検出部10および第2の位
置検出部20の軸倍角は、それぞれ4Xおよび100X
である。したがって、この位置検出部10,20で検出
される電気角θa,θbと、対応する機械角θmとの関
係は、前記式(20),(21)に対応した下式(22),
(23)のように示される。 θm=θa/4 ・・・(22) θm=θb/100 ・・・(23)
【0038】(第3実施例)図11、図12は、レゾル
バとしての機能をもつ本発明に係る磁気抵抗型位置検出
器の第3の実施例を示している。この第3実施例では、
上記数値PがP=5に、数値ZがZ=(4×2+1)×
5=45に、数値NがN=4×5=20に、数値aがa
=2に、数値θpがθp=360/5=72度にそれぞ
れ設定されている。
【0039】すなわち、図11に示すように、第1の位
置検出部10を構成する回転子鉄心13が5個の歯部1
3cを有し、また、図12に示すように、第2の位置検
出部20を構成する回転子鉄心23が45個の歯23c
を有している。そして、固定子11に数値N(=20)
よりも少ない数4a(=8)個の磁極P1,P3,P
5,P7,P9,P11,P13およびP15Pが形成
され、固定子21に同数の磁極P2,P4,P6,P
8,P10,P12,P14が形成されている。なお、
上記各磁極P1〜P15には、励磁巻線と検出巻線の対
もしくは励磁巻線を兼用する検出巻線が巻回されるが、
図11,12ではこの巻線を省略している。
【0040】この第3の実施例においては、上記位置検
出部10,20で検出される電気角θa,θbと、対応
する機械角θmとの関係が下記式(24),(25)のよう
になる。 θm=θa/5 ・・・(24) θm=θb/45 ・・・(25)
【0041】(第4実施例)図13および図14は、シ
ンクロとしての機能をもつ本発明に係る磁気抵抗型位置
検出器の第4の実施例を示している。これらの図におい
て、回転子鉄心13は、平面が楕円形状であるので実質
的に2個の歯部(長径に沿った2個の凸部)を有し、し
たがって、1回転する間に半径が2回だけ周期的に変化
する。つまり、1回転におけるこの回転子鉄心13の周
期的変化回数PはP=2である。
【0042】一方、上記回転子鉄心13と回転軸4を共
有する回転子鉄心23は、その周面に50個の歯23a
を形成してある。したがって、1回転する間にその半径
が機械的角度の関数として50回周期的に変化すること
になる。つまり、この回転子鉄心23の1回転における
半径の周期的変化回数Zは、Z=50となる。なお、こ
の数値Zは、前記(1)式に準じた下式の関係を満たす
ように設定される。 Z=(6n±1)P ・・・(1)’ ただし、nは1以上の整数 上記の例では、P=2であるので、nをn=4としてZ
=(6×4+1)×2=50に設定してある。
【0043】固定子11の固定子磁極部12は、図13
に示ように、固定子ヨーク部7から内側に向って放射状
に突出した6個の固定子磁極P1,P4,P5,P8,
P9およびP12と、該各固定子磁極にそれぞれ巻回さ
れた検出巻線W1,W4,W5,W8,W9およびW1
2とで構成されている。この固定子11は、回転子鉄心
13の周囲に空隙を介して対向配置され、該回転子鉄心
13と共に軸倍角2Xの第1の位置検出部10(図1参
照)を構成している。
【0044】同様に、固定子21の固定子磁極部22
は、図14に示すように、固定子ヨーク部8から内側に
放射状に突出した6個の固定子磁極P2,P3,P6,
P7,P10およびP11と、該各固定子磁極にそれぞ
れ巻回された検出巻線W2,W3,W6,W7,W10
およびW11とで構成されている。この固定子21は、
回転子鉄心23の周囲に空隙を介して対向配置され、該
回転子鉄心23と共に軸倍角50Xの第2の位置検出部
20(図1参照)を構成している。なお、上記固定子1
1、21は、それぞれのヨーク部7,8が一体接合する
態様で軸方向に配列している。
【0045】上記固定子磁極P1ないしP12は、固定
子11,12を等角度に分割するライン上に位置してい
るが、この等角度分割数をNとした場合、この分割数N
は前記(2),(3)式に準じた下式の関係を満たすよ
うに設定される。 P=1のときにN=6×2=12 ・・・(2)’ P≠1のときにN=6P ・・・(3)’ 上記の例では、P=2であるので、上記(3)’式に基
づいてN=12に設定される。つまり、各等分割ライン
のなす角度が30度に設定されている。
【0046】一方、固定子11,12における固定子磁
極の形成個数は6a個に設定されている。ここで、aは
前記(4),(5)式により与えられる数値である。上
記例では、P=2であるのでa=1と決定され、この結
果、上記のように固定子11,21における固定子磁極
の形成個数はそれぞれ6個になる。
【0047】固定子11,21における各磁極の円周方
向の配列配置は、図13、図14に示すように同一であ
る。そして、固定子11における磁極P1,P4,P
5,P8,P9およびP12と、固定子21における磁
極P2,P3,P6,P7,P10およびP11とは、
各固定子11,21を回転軸4を中心として相対的に3
60/2=180度回転させた位置関係にある。
【0048】いま、固定子11,21の相対回転角をθ
pとすると、この回転角θpは前記(6),(7)式に
準じた下式の関係を満たすように設定される。 P=1のときにθp=360/12度 ・・・(6)’ P≠1のときにθp=360/P度 ・・・(7)’ 上記例では、P=2であるので(7)’式に基づいて上
記相対回転角がθp=180度に設定されている。
【0049】要するに、固定子11,21に形成された
合計12個の固定子磁極P1ないしP12は、円周方向
に等ピッチで順番に配置され、かつ、互いに軸方向に重
ならないように配置されている。上記各固定子磁極P1
ないしP12の内周面には、回転子鉄心23の歯23a
に対応した小歯6がそれぞれ3個形成されている。な
お、固定子11側の磁極P1,P4,P5,P8,P9
およびP12には小歯6を設けなくても良い。
【0050】上記各検出巻線W1ないしW12は、図1
5に示すように結線されている。すなわち、巻線W1,
W4相互、巻線W9,W12相互、巻線W5,W8相
互、巻線W7,W10相互、巻線W11,W2相互をそ
れぞれ直列接続し、これらを端子T1,T2間に並列に
接続してある。端子T1,T2間には、交流励磁電源5
A,5B(出力eはe=Em・sinωt)が直列に接
続されている。そして、これらの交流励磁電源5A,5
Bが共通接続された端子T3は接地されている。なお、
この実施例では、検出巻線W1ないしW12に励磁巻線
としての機能をも持たせているが、前記従来例の場合と
同様に、1つの固定子磁極に励磁巻線と検出巻線の双方
を巻回することも当然可能である。
【0051】固定子11の磁極P1,P4,P5,P
8,P9およびP12と回転子鉄心13の歯部(凸部)
との位置関係は、回転子鉄心13の歯ピッチ(回転子半
径の変化の1周期)を基準にすると、以下のようにな
る。すなわち、図13に示すように、磁極P1では、回
転子鉄心13の歯部13aとちょうど対向しているた
め、ずれピッチがゼロとなる。また、磁極P4ではずれ
ピッチが(3/6)、磁極P5ではずれピッチが(4/
6)、磁極P8ではずれピッチが(1/6)、磁極P9
ではずれピッチが(2/6)、磁極P12ではずれピッ
チが(5/6)となる。
【0052】一方、図14に示す回転子鉄心23の歯2
3aの数は、前記(1)’式の関係を満足するように設
定されている。したがって、固定子磁極P2,P3,P
6,P7,P10およびP11に形成された各小歯6と
回転子歯23aとの位置関係は、回転子歯23aの歯ピ
ッチを基準にすると、以下のようになる。すなわち、上
記磁極P7ではずれピッチがゼロ、磁極P10ではずれ
ピッチが(3/6)、磁極P11ではずれピッチが(4
/6)、磁極P2ではずれピッチが(1/6)、磁極P
3ではずれピッチが(2/6)、磁極P6ではずれピッ
チが(5/6)となる。
【0053】上述した固定子11,12の磁極と回転子
13,23の歯の位置関係から、各検出巻線W1ないし
W12の自己インダクタンスL1ないしL12は以下の
ように表わされる。 L1=La・cos(2θm)+Lda ・・・(26) L4=La・cos(2θm+π)+Lda ・・・(27) L5=La・cos(2θm−2π/3)+Lda ・・・(28) L8=La・cos(2θm+π/3)+Lda ・・・(29) L9=La・cos(2θm+2π/3)+Lda ・・・(30) L12=La・cos(2θm−π/3)+Lda ・・・(31) L7=Lb・cos(50θm)+Ldb ・・・(32) L10=Lb・cos(50θm+π)+Ldb ・・・(33) L11=Lb・cos(50θm−2π/3)+Ldb・・・(34) L2=Lb・cos(50θm+π/3)+Ldb ・・・(35) L3=Lb・cos(50θm+2π/3)+Ldb・・・(36) L6=Lb・cos(50θm−π/3)+Ldb ・・・(37) ただし、La,Lb,Lda,Ldb:定数 θm:回転子30の基準位置か らの回転角度(機械角)
【0054】図16は、上記自己インダクタンスL1,
L4,L5,L8,L9およびL12の変化の様子を示
している。他の自己インダクタンスL7,L10,L1
1,L2,L3およびL6も同様の態様で変化する。た
だし、この自己インダクタンスL7,L10,L11,
L2,L3およびL6の変化は、図16において、L1
をL7に、L4をL10に、L5をL11に、L8をL
2に、L9をL3に、L12をL6に、LaをLbに、
LdaをLdbに、180°を7.2°にそれぞれ置き換え
たものとなる。
【0055】図15の出力端子T4,T5およびT6に
現れる出力信号電圧V1,V2およびV3ならびに出力
端子T7,T8およびT9に現れる出力信号電圧V4,
V5およびV6は、上式(26)ないし(37)に基づい
て、それぞれ以下のように表わされる。
【0056】 V1=Ka・sinωt・cos(2θm) ・・・(38) V2=Ka・sinωt・cos(2θm+2π/3) ・・・(39) V3=Ka・sinωt・cos(2θm−2π/3) ・・・(40) V4=Kb・sinωt・cos(50θm) ・・・(41) V5=Kb・sinωt・cos(50θm+2π/3) ・・・(42) V6=Kb・sinωt・cos(50θm−2π/3) ・・・(43) ただし、Ka,Kb:定数
【0057】上式(38)ないし(43)から明らかなよう
に、この第4実施例に係る可変磁気抵抗型位置検出器
は、可変磁気抵抗型シンクロとしての機能を持つ。ここ
で、この可変磁気抵抗型シンクロを極対数P=2(極数
4)の3相永久磁石型モータに組付けて使用した場合に
ついて説明する。上記出力信号電圧V1,V2,V3を
同期検波部(図示せず)で同期検波した信号電圧V
1’,V2’,V3’は、図17に示すように、周期が
モータ回転子の表面磁束の変化周期に一致した位相差1
20度の3相信号である。
【0058】したがって、上記信号電圧V1’,V
2’,V3’は、モータ駆動回路の励磁切換信号または
各相の電流指令信号として利用することができ、これに
よって、上記駆動回路の構成を簡略化することができ
る。また、上記信号電圧V1’,V2’,V3’は、上
記モータの回転子磁極位置を検出するために使用するこ
とができる。すなわち、上記3相信号をスコット変圧器
等によって2相のレゾルバ信号に変換することにより図
27に示した処理手段を適用することができる。また、
3相信号電圧V4,V5,V6のうちから選択した2つ
の信号電圧、例えば信号電圧V4,V6、あるいは、上
記スコット変圧器等によって変換された2相のレゾルバ
信号を図27に示したような処理手段で処理することに
よって、電気角θbを検出することができる。
【0059】ただし、上記信号電圧V4,V6を使用す
る場合には、これらの位相差が120度であるため、下
式(44)に基づいて得られる値のアークタンジェントを
計算することにより電気角θbを検出する。 tanθb={(V6/V4)+cos120°}/sin120゜ ・・・(44) そして、下式(45)に示すように、検出した電気角θb
を軸倍角50で除すことにより機械角θmを得ることが
できる。 θm=θb/50 ・・・(45)
【0060】図18は、電気角θbと機械角θmとの関
係を示している。例えば、電気角θbの検出分解能が1
°であるとすると、実際の回転角度θmの検出分解能は
1/50=0.02°となる。つまり、極めて高い分解
能の角度検出が可能になる。更に、上記出力信号電圧V
4,V5,V6を同期検波することによって得られる信
号電圧V4’,V5’,V6’は、モータ1回転あたり
50周期の互いに位相が電気角で120°ずれた正弦波
信号である。したがって、この実施例は磁気式エンコー
ダまたはFG(周波数発生器)として使用することも可
能である。
【0061】(第5実施例)図19ないし図20は、可
変磁気抵抗型シンクロとしての機能を持つ本発明に係る
磁気抵抗型位置検出の第5実施例を示している。この実
施例は、図19に示すように、第1の位置検出部10の
回転子鉄心13が4個の歯部13bを有し、また、図2
0に示すように、第2の位置検出部20の回転子鉄心2
3が100個の歯23bを有している。また、第1の位
置検出部10の固定子11に、合計12個の固定子磁極
P1,P4,P5,P8,P9,P12,P13,P1
6,P17,P20,P21およびP24を形成し、ま
た、第2の位置検出部20の固定子21に、同数の固定
子磁極P2,P3,P6,P7,P10,P11,P1
4,P15,P18,P19,P22およびP23を形
成している。
【0062】そして、上記各磁極P1ないしP24に対
して励磁巻線W10ないしW240をそれぞれ巻回する
とともに、検出巻線W1ないしW24をそれぞれ巻回
し、これらを図21に示す態様で結線してある。すなわ
ち、励磁巻線W10ないしW240は、極性が交互に反
転する態様で交流励磁電源5(その出力eは、e=Em
・sinωt)の一端と他端間に直列に結線されてい
る。また、検出巻線W1,W4,W13,W16相互、
検出巻線W9,W12,W21,W24相互および検出
巻線W5,W8,W17,W20相互は、それぞれ直列
に結線されている。
【0063】なお、図面の複雑化を避けるために、図2
0に示した第2の位置検出部20の検出巻線の結線態様
については図示を省略してあるが、これらの検出巻線の
結線図は、図示した第1の位置検出部10の各検出巻線
の結線図を360/4=90度回転させたものとなる。
すなわち、その結線図は、巻線W1を巻線W7に、巻線
W4を巻線W10に、巻線W5を巻線W11という態様
で置き換えたものとなる。この実施例では、固定子11
および12の各磁極に独立した励磁巻線と検出巻線の双
方を巻回しているが、図15に示したように、これらの
磁極に励磁巻線と検出巻線を兼用する巻線を巻回するこ
とも可能である。
【0064】以上から明らかなように、この第5の実施
例では、回転子鉄心13の歯部13bの数P(回転子鉄
心13の半径の周期的変化回数)がP=4に、前記
(1)’式で与えられる数値Z(回転子鉄心23の半径
の周期的変化回数)がZ=(6×n±+1)×P=(6
×4+1)×4=100に、前記(3)’式で与えられ
る数値NがN=6×4=24に、前記(5)式で与えら
れる数値aがa=2に、前記(7)’式で与えられる数
値θpがθp=360/4=90度にそれぞれ設定され
ている。
【0065】上記第1の位置検出部10の各検出巻線に
より得られる信号電圧V1,V2,V3は、図示してい
ない同期検波部で同期検波されて信号電圧V1’,V
2’,V3’に変換される。これらの信号電圧V1’,
V2’,V3’は、周期が3相永久磁石モータの回転子
の表面磁束の変化周期に一致した位相差120度の3相
信号であるので、モータ駆動回路の励磁切換信号または
各相の電流指令信号として利用することができる。
【0066】そして、第2の位置検出部10の検出巻線
によって得られるV4,V5,V6(図21では、示し
ていない)のうちから選択した2つの信号電圧、あるい
は、上記3相信号をスコット変圧器等によって変換した
2相の信号電圧を図27に示したような処理手段で処理
することによって、電気角θbを検出することができ
る。この実施例では、第2の位置検出部20の軸倍角が
100Xである。したがって、検出された電気角θbと
対応する機械角θmとの関係は、下式(46)のように示
される。 θm=θb/100 ・・・(46)
【0067】(第6実施例)図22、図23は、可変磁気
抵抗型シンクロとしての機能を持つ本発明に係る磁気抵
抗型位置検出器の第6の実施例を示している。この第6
実施例では、回転子鉄心13の半径の周期的変化回数P
がP=5に、前記(1)’式で与えられる数値ZがZ=
(6×n±1)×P=(6×1−1)×5=25に、前
記(3)’式で与えられる数値NがN=6×5=30
に、前記(5)式で与えられる数値aがa=2に、前記
(7)’式で与えられる数値θpがθp=360/5=
72度にそれぞれ設定されている。
【0068】すなわち、図22に示すように、第1の位
置検出部10を構成する回転子鉄心13が5個の歯部1
3cを有し、また、図23に示すように、第2の位置検
出部20を構成する回転子鉄心23が25個の歯23c
を有している。そして、固定子11に数値N(=30)
より少ない数6a(=12)個の磁極P3,P6,P
7,P9,P10,P12,P15,P18,P19,
P21,P22およびP24が形成され、また、固定子
21に同じ数の磁極P1,P2,P4,P5,P8,P
11,P13,P14,P16,P17,P20および
P23が形成されている。なお、上記各磁極P1〜P2
4には、励磁巻線と検出巻線の対もしくは励磁巻線を兼
用する検出巻線が巻回されるが、図22,23ではこの
巻線を省略している。
【0069】この第6実施例では、第2の位置検出部2
0の軸倍角が25Xである。したがって、第2の位置検
出部20によって検出される電気角θbと対応する機械
角θmとの関係は、下式(47)のように示される。 θm=θb/25 ・・・(47)
【0070】(実施例7)図24は、本発明に係る磁気
抵抗型位置検出器の第7の実施例を示している。この第
7実施例は、図1との対比から明らかなように、第1の
位置検出部10の固定子磁極部12と第2の位置検出部
20の固定子磁極部22が単一の固定子ヨーク部400
を共有した構成を有する。この構成によれば、固定子を
より小型、軽量化することができる。
【0071】
【発明の効果】請求項1,3の発明によれば、極対数P
の2相永久磁石型モータと組合わせた場合に、軸倍角P
の第1の位置検出部の出力信号電圧の周期がモータ回転
子の表面磁束の変化周期に一致する。したがって、この
第1の位置検出部の出力信号電圧に基づいてモータ回転
子の磁極位置を検出することができ、かつ、この出力信
号電圧をモータの各相の電流指令信号として利用するこ
とができる。また、第2の位置検出部の軸倍角Zとして
大きな値を採用することにより、高い検出分解能を得る
ことができる。請求項2,5の発明によれば、第1の位
置検出部と第2の位置検出部の固定子鉄板として同一形
状のものを使用することができるので、固定子金型が1
種類で済むという製造上の利点が得られる。請求項4,
6の発明によれば、極対数Pの3相永久磁石型モータと
組合わせた場合に、軸倍角Pの第1の位置検出部の出力
信号電圧がモータ回転子の表面磁束の変化周期に一致し
た3相の信号電圧になるので、電気角の演算や、各相電
流指令値をメモリから読出す処理が不要になって、モー
タ駆動手段の励磁切換回路が簡単になり、また、第2の
位置検出部の軸倍角Zとして大きな値を採用することに
より、高い検出分解能を得ることができる。請求項7の
発明によれば、固定子鉄板が一種類で済むという製造上
の利点、または、それぞれの軸倍角に合わせた固定子鉄
板を2種類使用することによる特性上の利点を選択する
ことができる。また、請求項8の発明によれば、軸方向
の長さを短縮することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る可変磁気抵抗型位置検出器の第1
実施例を示す縦断面図。
【図2】第1実施例における第1の位置検出部の構成を
示す平面図。
【図3】第1実施例における第2の位置検出部の構成を
示す平面図。
【図4】第1実施例における巻線の結線図。
【図5】巻線の自己インダクタンスの変化態様を示すグ
ラフ。
【図6】電気角を検出する手段のブロック図。
【図7】電気角と機械角の関係を示すグラフ。
【図8】本発明の第2実施例における第1の位置検出部
を示す平面図。
【図9】第2実施例における第2の位置検出部を示す平
面図。
【図10】第2実施例における巻線の結線図。
【図11】本発明の第3実施例における第1の位置検出
部を示す平面図。
【図12】第3実施例における第2の位置検出部を示す
平面図。
【図13】第4実施例における第1の位置検出部を示す
平面図。
【図14】第4実施例における第2の位置検出部を示す
平面図。
【図15】第5実施例における巻線の結線図。
【図16】巻線の自己インダクタンスの変化態様を示す
グラフ。
【図17】第1の位置検出部の出力信号電圧の波形図。
【図18】電気角と機械角の関係を示すグラフ。
【図19】本発明の第5実施例における第1の位置検出
部を示す平面図。
【図20】第5実施例における第2の位置検出部を示す
平面図。
【図21】第5実施例における巻線の結線図。
【図22】本発明の第6実施例における第1の位置検出
部を示す平面図。
【図23】第6実施例における第2の位置検出部を示す
平面図。
【図24】本発明の第7実施例を示す縦断面図。
【図25】従来の可変磁気抵抗型レゾルバの構造を示す
平面図。
【図26】従来のレゾルバにおける巻線の結線図。
【図27】電気角を検出する手段のブロック図。
【図28】電気角と機械角の関係を示すブロック図。
【符号の説明】
4 回転軸 6 小歯 7,8 固定子ヨーク部 10 第1の位置検出部 11,21 固定子 12、22 固定子磁極部 13,23 回転子鉄心 13a,23a 歯 20 第2の位置検出部 30 回転子 P1〜P24 磁極 W1〜W24 巻線 W10〜W240 巻線

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 半径が機械的角度の関数として1回転に
    つきP回周期的に変化する第1の回転子部と、該回転子
    部に対向配置され、それぞれに巻線が巻回された4a個
    の固定子磁極を有する第1の固定子とにより構成された
    第1の位置検出部と、 半径が機械的角度の関数として1回転につきZ回周期的
    に変化する第2の回転子部と、該回転子部に対向配置さ
    れ、それぞれに巻線が巻回された4a個の固定子磁極を
    有する第2の固定子とにより構成された第2の位置検出
    部とを備え、 前記第1および第2の位置検出部を、回転軸を共有する
    ように、かつ、前記第1の固定子の固定子磁極と前記第
    2の固定子の固定子磁極が互いに軸方向に重ならないよ
    うに配置し、 前記数値P,aおよびZを以下のように設定したことを
    特徴とする可変磁気抵抗型位置検出器。 P: 1以上の整数 a: P=1のときにa=1を満足し、P≠1のときに
    a≦P/2を満足する整数 Z: 下式を満足する Z=(4n±1)P ただし、nは1以上の整数
  2. 【請求項2】 前記第1、第2の固定子に設けられた前
    記4a個の固定子磁極は、円周方向の配列位置が互いに
    同一であって、環状の固定子ヨーク部を等角度ピッチで
    N分割した位置の内の4a個の位置から内側に放射状に
    突出し、 前記第1、第2の固定子は、前記相互の固定子磁極の重
    なりを防止するため、一方を他方に対しθp度回転させ
    て配置し、 前記数値N,角度θpを以下のように設定したことを特
    徴とする請求項1記載の可変磁気抵抗型位置検出器。 N: P=1のときN=4×2=8 P≠1のときN=4P θp: P=1のときθp=(360/8)度 P≠1のときθp=(360/P)度
  3. 【請求項3】 回転子に永久磁石を有する極対数Pの永
    久磁石型モータに備え付けられ、前記第1の位置検出部
    の検出信号が、前記モータの回転子磁極位置を検出する
    ために使用されることを特徴とする請求項1記載の可変
    磁気抵抗型位置検出器。
  4. 【請求項4】 半径が機械的角度の関数として1回転に
    つきP回周期的に変化する第1の回転子部と、該回転子
    部に対向配置され、それぞれに巻線が巻回された6a個
    の固定子磁極を有する第1の固定子とにより構成された
    第1の位置検出部と、 半径が機械的角度の関数として1回転につきZ回周期的
    に変化する第2の回転子部と、該回転子部に対向配置さ
    れ、それぞれに巻線が巻回された6a個の固定子磁極を
    有する第2の固定子とにより構成された第2の位置検出
    部とを備え、 前記第1および第2の位置検出部を、回転軸を共有する
    ように、かつ、前記第1の固定子の固定子磁極と前記第
    2の固定子の固定子磁極が互いに軸方向に重ならないよ
    うに配置し、 前記数値P,aおよびZを以下のように設定したことを
    特徴とする可変磁気抵抗型位置検出器。 P: 1以上の整数 a: P=1のときにa=1を満足し、P≠1のときに
    a≦P/2を満足する整数 Z: 下式を満足する Z=(6n±1)P ただし、nは1以上の整数
  5. 【請求項5】 前記第1、第2の固定子に設けられた前
    記6a個の固定子磁極は、円周方向の配列位置が互いに
    同一であって、環状の固定子ヨーク部を等角度ピッチで
    N分割した位置の内の6a個の位置から内側に放射状に
    突出し、 前記第1、第2の固定子は、前記相互の固定子磁極の重
    なりを防止するため、一方を他方に対しθp度回転させ
    て配置し、 前記数値N,角度θpを以下のように設定したことを特
    徴とする請求項4記載の可変磁気抵抗型位置検出部。 N: P=1のときN=6×2=12 P≠1のときN=6P θp: P=1のときθp=(360/12)度 P≠1のときθp=(360/P)度
  6. 【請求項6】 回転子に永久磁石を有する極対数Pの3
    相永久磁石型モータに備え付けられ、前記第1の位置検
    出部の検出信号が、前記モータの回転子磁極位置を検出
    するために使用されることを特徴とする請求項4記載の
    可変磁気抵抗型位置検出器。
  7. 【請求項7】 少なくとも前記第2の固定子の固定子磁
    極内周面に、前記第2の回転子部のZ個の歯に対応した
    歯ピッチの固定子小歯を形成したことを特徴とする請求
    項1または4記載の可変磁気抵抗型位置検出器。
  8. 【請求項8】 前記第1、第2の固定子は、固定子ヨー
    ク部を一体化または共有していることを特徴とする請求
    項1または4記載の可変磁気抵抗型位置検出器。
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