JP2000315798A - 半導体装置およびその作製方法 - Google Patents
半導体装置およびその作製方法Info
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Abstract
の作製方法において、ドライバー回路のNTFTのLD
D領域106と画素部のNTFTのLDD領域113と
で不純物濃度を異ならせる。マスクを用いて濃度の異な
る不純物を添加する。こうして、高速動作を有するドラ
イバー回路と信頼性の高い画素部とを備えた液晶表示装
置を得ることができる。
Description
(以下、TFTという)で構成された回路を有する半導
体装置に関する。例えば、液晶表示パネルに代表される
電気光学装置およびその様な電気光学装置を部品として
搭載した電子機器の構成に関する。
は、半導体特性を利用することで機能しうる装置全般を
指し、電気光学装置、半導体回路および電子機器は全て
半導体装置である。
れた半導体薄膜(厚さ数十〜数百nm程度)を用いて薄
膜トランジスタ(TFT)を構成する技術が注目されて
いる。薄膜トランジスタはICや電気光学装置のような
電子デバイスに広く応用され、特に画像表示装置のスイ
ッチング素子として開発が急がれている。
ス状に配列された画素領域を個々に制御する画素部、画
素部を制御するドライバー回路(以下、ドライバー回路
と呼ぶ)、さらに外部からのデータ信号を処理するロジ
ック回路(プロセッサ回路やメモリ回路など)等のあら
ゆる電気回路にTFTを応用する試みがなされている。
ー回路等)を一枚の基板上に集積化した構成(システム
・オン・パネル)が知られている。画素領域において、
画素はドライバー回路から送られた情報を保持する役割
を果たしており、画素に接続されているTFTのオフ電
流が十分に小さくないと、その情報を保持することがで
きず、良好な表示を得ることはできない。
高移動度が要求されており、移動度が高ければ高いほ
ど、回路構造を簡単にでき、且つ、表示装置を高速に動
作させることができる。
では、配置されるTFTに要求される特性が異なる。即
ち、画素領域に配置されるTFTに要求される特性が異
なる。即ち、画素領域に配置されるTFTはそれほど高
移動度は要求されないが、オフ電流が小さく、且つ、画
素領域でその値が均一であることが要求される。逆に、
周辺に配置されるドライバー回路のTFTはオフ電流よ
りも移動度が優先され、高移動度が要求される。
板上に移動度を優先するTFTと、オフ電流の小さいT
FTとを信頼性を損なうことなく生産性よく作製するこ
とは、困難であった。
バー回路やロジック回路を内蔵したシステム・オン・パ
ネルを実現するためには、従来にない全く新しい構成が
求められている。
あり、AM−LCDに代表される電気光学装置の各回路
を機能に応じて適切な構造のTFTでもって形成し、高
い信頼性を有する電気光学装置を提供することを課題と
する。
の構成は、同一基板上に形成されたドライバー回路と画
素部とを有する半導体装置において、前記ドライバー回
路及び前記画素部は、チャネル形成領域と、一対の高濃
度不純物領域と、低濃度不純物領域とからなるNチャネ
ル型TFTを有し、前記ドライバー回路に含まれる少な
くとも一部のNチャネル型TFTの低濃度不純物領域に
含まれる15族に属する元素の濃度は、前記画素部に含
まれる少なくとも一部のNチャネル型TFTの低濃度不
純物領域に含まれる15族に属する元素の濃度と比較し
て高いことを特徴とする半導体装置である。
成されたドライバー回路と画素部とを有する半導体装置
において、前記ドライバー回路及び前記画素部は、チャ
ネル形成領域と、一対の高濃度不純物領域と、低濃度不
純物領域とからなるNチャネル型TFTを有し、前記ド
ライバー回路に含まれる少なくとも一部のNチャネル型
TFTの高濃度不純物領域に含まれる15族に属する元
素の濃度は、前記画素部に含まれる少なくとも一部のN
チャネル型TFTの高濃度不純物領域に含まれる15族
に属する元素の濃度と比較して高いことを特徴とする半
導体装置である。
成されたドライバー回路と画素部とを有する半導体装置
において、前記ドライバー回路及び前記画素部は、チャ
ネル形成領域と、前記チャネル形成領域に接して形成さ
れたゲート絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜に接して形成さ
れたゲート電極と、前記チャネル形成領域を挟んで形成
された一対の低濃度不純物領域と、前記低濃度不純物領
域に接して形成された高濃度不純物領域とからなるNチ
ャネル型TFTを有し、前記ドライバー回路に含まれる
少なくとも一部のNチャネル型TFTの前記低濃度不純
物領域は、前記ゲート絶縁膜を介して前記ゲート電極と
重なり、前記画素部に含まれる少なくとも一部のNチャ
ネル型TFTの前記低濃度不純物領域は、前記ゲート電
極と重ならないことを特徴とする半導体装置である。
回路のNチャネル型TFTの前記低濃度不純物領域のチ
ャネル長方向の幅は、前記画素部のNチャネル型TFT
の前記低濃度不純物領域のチャネル長方向の幅と異なる
ことを特徴としている。
遮蔽層と、前記遮蔽層に接して形成された絶縁膜と、前
記絶縁膜に接して形成されたチャネル形成領域と、前記
チャネル形成領域に接して形成されたゲート絶縁膜と、
前記ゲート絶縁膜に接して形成されたゲート電極と、前
記チャネル形成領域を挟んで形成された一対の低濃度不
純物領域と、前記低濃度不純物領域に接して形成された
高濃度不純物領域とからなるNチャネル型TFTを有す
ることを特徴としている。
前記絶縁膜を介して前記チャネル形成領域及び前記低濃
度不純物領域と重なることを特徴としている。
ャネル長方向の幅は、前記ゲート電極のチャネル長方向
の幅より広いことを特徴としている。
成は、同一基板上にドライバー回路と画素部とを有する
半導体装置の作製方法であって、基板上に遮蔽層を形成
する第1工程と、前記遮蔽層及び前記基板を覆う絶縁膜
を形成する第2工程と、前記絶縁膜上に半導体層を形成
する第3工程と、前記半導体層に対して結晶化を行う第
4工程と、前記結晶化された半導体層をパターニングし
てドライバー回路の活性層と画素部の活性層とを形成す
る第5工程と、前記活性層の上にゲート絶縁膜を形成す
る第6工程と、前記ドライバー回路の活性層に対して第
1のマスクを用いて選択的に15族に属する元素を添加
する第7工程と、前記絶縁膜上に配線を形成する第8工
程と、前記ドライバー回路及び前記画素部の活性層に対
して前記配線をマスクとして選択的に15族に属する元
素を添加する第9工程と、前記ドライバー回路及び前記
画素部の活性層に対して第2のマスクを用いて選択的に
15族に属する元素を添加する第10工程と、を有する
ことを特徴とする半導体装置の作製方法である。
添加される15族に属する元素の濃度は、前記第9工程
で添加される15族に属する元素の濃度よりも高く、前
記第10工程で添加される15族に属する元素の濃度よ
りも低いことを特徴としている。
ライバー回路と画素部とを有する半導体装置の作製方法
であって、基板上に遮蔽層を形成する第1工程と、前記
遮蔽層及び前記基板を覆う絶縁膜を形成する第2工程
と、前記絶縁膜上に半導体層を形成する第3工程と、前
記半導体層に対して結晶化を行う第4工程と、前記結晶
化された半導体層をパターニングしてドライバー回路の
活性層と画素部の活性層とを形成する第5工程と、前記
活性層の上にゲート絶縁膜を形成する第6工程と、前記
ドライバー回路の活性層に対して第1のマスクを用いて
選択的に15族に属する元素を添加する第7工程と、活
性層に添加された前記15族に属する元素を活性化させ
る第1の処理を行う第8工程と、前記絶縁膜上に配線を
形成する第9工程と、前記ドライバー回路及び前記画素
部の活性層に対して前記配線をマスクとして選択的に1
5族に属する元素を添加する第10工程と、前記ドライ
バー回路及び前記画素部の活性層に対して第2のマスク
を用いて選択的に15族に属する元素を添加する第11
工程と、活性層に添加された前記15族に属する元素を
活性化させる第2の処理を行う第12工程と、を有する
ことを特徴とする半導体装置の作製方法である。
素部となる領域のみに形成されることを特徴としてい
る。
クは裏面露光により形成されることを特徴としている。
1を用いて以下に説明する。図1は同一基板上にドライ
バー回路と画素部とを一体形成したAM−LCDの断面
図を示している。なお、ここではドライバー回路を構成
する基本回路としてCMOS回路を示し、画素TFTと
してはダブルゲート構造のTFTを示している。勿論、
トリプルゲート構造やシングルゲート構造としてもよ
い。
板であり、ガラス基板、石英基板、プラスチック基板、
シリコン基板、セラミックス基板、金属基板(代表的に
はステンレス基板)を用いれば良い。どの基板を用いる
場合においても、必要に応じて下地膜(好ましくは珪素
を主成分とする絶縁膜)を設けても構わない。なお、マ
スク数を低減するために裏面露光を用いる場合は、透光
性を有する基板が望ましい。
形成される。遮蔽層は画素部に設けられ、TFTのチャ
ネル形成領域を光または電磁波等から保護する。なお、
遮蔽層の材料としては遮光性(吸光度=3以上)を有し
ていればどのような材料を用いても構わない。ただし、
後のプロセス温度に耐えうる耐熱性を有する材料である
ことが望ましい。
あり、その上にドライバーTFTの活性層、画素TFT
の活性層となる半導体層が形成される。そして、活性層
を覆ってゲート絶縁膜103が形成され、その上にゲー
ト電極が形成される。なお、本明細書中において「電
極」とは、「配線」の一部であり、他の配線との電気的
接続を行う箇所、または半導体層と交差する箇所を指
す。従って、説明の便宜上、「配線」と「電極」とを使
い分けるが、「配線」という文言に「電極」は常に含め
られているものとする。
は、Nチャネル型TFT(以下、NTFTという)のソ
ース領域104、ドレイン領域105、LDD(ライト
ドープトドレイン)領域106およびチャネル形成領域
107、並びにPチャネル型TFT(以下、PTFTと
いう)のソース領域108、ドレイン領域109および
チャネル形成領域110で形成される。また、ドライバ
ーTFTのLDD領域106の幅(チャネル長方向)は
0.05〜0.5μm(好ましくは0.1〜0.3μ
m)に形成されている。加えて、本発明においてはドラ
イバーTFTのNチャネル型TFTのLDD領域106
をゲート電極115と一部重ならせた構造(GOLD構
造)として、ホットキャリア耐性を向上させている。
いる。)の活性層は、ソース領域またはドレイン領域1
11、112、LDD領域113およびチャネル形成領
域114で形成される。また、画素TFTのLDD領域
113の幅は、ドライバーTFTのLDD領域106の
幅と異なる。なお、画素TFTのLDD領域113はゲ
ート電極115と重ならない構造(LDD構造)とし
て、オフ電流を低減させて信頼性を向上させている。
印加されるLDD領域を有する構造をGOLD構造と呼
ぶ。一方、ゲート電圧が印加されないLDD領域のみを
有する構造をLDD構造と呼ぶ。
形成されたAM−LCDに代表される電気光学装置にお
ける各回路の機能に応じた濃度で不純物を添加して各回
路のTFTの低濃度不純物領域を形成することを特徴と
する。
LDD領域106には、半導体層に対して15族に属す
る元素が添加され、本願発明では、このLDD領域に添
加される15族に属する元素の濃度、例えばリンが1×
1016〜5×1018atoms/cm3の濃度で存在することを
特徴としている。ドライバーTFTのLDD領域のリン
濃度は画素TFTのLDD領域におけるリン濃度の2〜
10倍とすることが望ましい。このような濃度とするこ
とで、ドライバーTFTの移動度のさらなる向上が実現
可能となる。
は、ドライバーTFTのNチャネル型TFTのLDD領
域106と比較して15族に属する元素を低濃度に添加
することを特徴としている。このようにすることで、画
素TFTのさらなるオフ電流の低下が実現可能となる。
116を同じ膜厚の同一絶縁膜としたが、特に限定され
ない。例えば、回路特性に応じて同一基板上に異なるゲ
ート絶縁膜を有するTFTが少なくとも二種類以上存在
する構成としてもよい。
を有していればどのような材料でも使用可能であるが、
代表的には、導電性を有する珪素膜(例えばリンドープ
シリコン膜、ボロンドープシリコン膜等)や金属膜(例
えばタングステン膜、タンタル膜、モリブデン膜、チタ
ン膜等)でも良いし、前記金属膜をシリサイド化したシ
リサイド膜、窒化した金属膜(窒化タンタル膜、窒化タ
ングステン膜、窒化チタン膜等)でも良い。また、これ
らを自由に組み合わせて積層しても良い。
料として用いる場合には、金属膜の酸化を防止するため
に珪素膜との積層構造とすることが望ましい。また、酸
化防止という意味では、金属膜を窒化珪素膜で覆った構
造が有効である。
素を含む絶縁膜(単層または積層)で形成される。珪素
を含む絶縁膜としては、酸化珪素膜、窒化珪素膜、酸化
窒化珪素膜(酸素よりも窒素の含有量の方が多い)、窒
化酸化珪素膜(窒素よりも酸素の含有量の方が多い)を
用いることができる。
クトホールが設けられ、ドライバーTFTのソース配線
118、120、ドレイン配線119、および画素TF
Tのソース配線またはドレイン配線121、122が形
成される。その上にはパッシベーション膜123、第2
層間絶縁膜124が形成される。その上には保持容量を
形成するために設けられた透明導電膜125と、誘電体
となる絶縁膜126が積層形成される。なお、透明導電
膜125は固定電位にしておくか、フローティング状態
(電気的に独立した状態)にしておく。さらに、平坦化
のための第3層間絶縁膜127を形成し、コンタクトホ
ールを設けた後、画素電極128が形成される。
5、絶縁膜126、画素電極128とで形成したが、特
に限定されない。例えば、容量配線を設ける構成、高濃
度不純物領域112を延在させて上部電極とする構成、
第2層間絶縁膜124上に導電材料からなる遮蔽膜を形
成し上部電極とする構成を用いることができる。
ト配線と同様の材料を用いた遮蔽膜を設ける構成として
も良いし、対向基板に遮蔽膜を設けるような構造として
も良い。
27としては、比誘電率の小さい樹脂膜が好ましい。樹
脂膜としては、ポリイミド膜、アクリル膜、ポリアミド
膜、BCB(ベンゾシクロブテン)膜などを用いること
ができる。
る絶縁膜、または遮蔽膜の酸化膜が好ましい。絶縁膜1
26の形成方法としてはスパッタ法、高圧酸化法、陽極
酸化法等の公知な技術を用いて形成すればよい。
M−LCDを作製するのであればITO膜に代表される
透明導電膜を、反射型AM−LCDを作製するのであれ
ばアルミニウム膜に代表される反射率の高い金属膜を用
いれば良い。
電極122を介して画素TFTのドレイン領域112と
電気的に接続されているが、画素電極128とドレイン
領域112とが直接的に接続するような構造としても良
い。
成した例を示したが、ドライバー回路のうち、サンプリ
ング回路などは、オフ電流の小さいTFTを用いる方が
望ましいので、遮蔽層を形成してTFTを形成すること
が望ましい。
移動度の高いGOLD構造のNTFTを備えたドライバ
ー回路と、オフ電流の低いLDD構造のNTFTを備え
た画素部とを備えた点に特徴がある。こうすることで、
同一基板上に移動度を優先するTFTと、オフ電流の小
さいTFTとを機能に応じた回路に適用して、高い駆動
能力と高い信頼性を有する電気光学装置を実現すること
が可能である。
に示す実施例でもってさらに詳細な説明を行うこととす
る。
形態」で説明した図1の構造を実現するための作製工程
について説明する。説明には図2〜5を用いる。
200を用意し、その上に遮光性を有する材料層を形成
した後、パターニングによって遮蔽層201とアライメ
ントマーク(図示しない)とを同時形成した。この遮蔽
層は、画素部に形成し、後の裏面露光工程で画素部にお
けるLDD領域の幅を決定するため重要である。
ングステン膜、タンタル膜、モリブデン膜、チタン膜
等)や、前記金属膜をシリサイド化したシリサイド膜、
窒化した金属膜(窒化タンタル膜、窒化タングステン
膜、窒化チタン膜等)等を用いる。また、これらを自由
に組み合わせて積層しても良い。なお、段差によるカバ
レッジ不良を防ぐために遮蔽層はテーパー形状とするこ
とが好ましい。
膜とも呼ぶ)201と50nm厚の非晶質珪素膜203
aとを大気解放しないまま連続的に成膜した。(図2
(A))こうすることで非晶質珪素膜203aの下表面
に大気中に含まれるボロン等の不純物が吸着することを
防ぐことができる。
ァスシリコン)膜を用いたが、他の半導体膜であっても
構わない。微結晶珪素(マイクロクリスタルシリコン)
膜でも良いし、非晶質シリコンゲルマニウム膜でも良
い。また、下地膜及び半導体膜の形成手段としては、P
CVD法、LPCVD法またはスパッタ法等を用いるこ
とができる。
明においては、如何なる公知の結晶化技術、例えば熱結
晶化、赤外光または紫外光の照射による結晶化、触媒元
素を用いた熱結晶化、触媒元素を用いたレーザー結晶化
等を用いてよい。本実施例では結晶化手段として、特開
平9−312260号公報に記載された技術を用いた。
同公報に記載された技術は、珪素膜の結晶化を助長する
触媒元素としてニッケル、コバルト、パラジウム、ゲル
マニウム、白金、鉄、銅から選ばれた元素を用いてい
る。
し、パターニングして開口部を有するマスク204を形
成する。非晶質珪素膜203aとマスクとなる酸化珪素
膜とを大気解放しないまま連続的に成膜することが好ま
しい。そして、露呈した非晶質珪素膜上にニッケルを含
んだ層を形成し、脱水素化処理を行った後、500〜6
50℃、4〜16時間の熱処理を行い結晶化させる。こ
の結晶化の過程ではニッケルが接した非晶質珪素膜の部
分が最初に結晶化し、そこから横方向(図2(B)中に
示した矢印の方向)へと結晶化が進行する。本実施例で
は、重量換算で10ppmのニッケルを含む酢酸ニッケ
ル塩溶液を塗布した後、450℃、1時間の脱水素化処
理を行った後に600℃、12時間の熱処理を行って結
晶化し結晶質珪素膜203bを形成した。(図2
(B))
設けておくことで、活性層が有機物で汚染されることを
防げる。次いで、そのままマスク204を用いて、15
族に属する元素(本実施例ではリン)の添加工程を行
う。添加するリンの濃度は5×1018〜1×1020atom
s/cm3(好ましくは1×1019〜5×1019atoms/cm3)
が好ましい。但し、添加すべきリンの濃度は、後のゲッ
タリング工程の温度、時間、さらにはリンドープ領域の
面積によって変化するため、この濃度範囲に限定される
ものではない。こうしてリンが添加された領域(以下、
リンドープ領域という)203cが形成された。(図2
(C))
16時間加え、珪素膜の結晶化に用いた触媒元素(本実
施例ではニッケル)のゲッタリングを行う。ゲッタリン
グ作用を奏するためには熱履歴の最高温度から±50℃
程度の温度が必要であるが、結晶化のための熱処理が5
50〜600℃で行われるため、500〜650℃の熱
処理で十分にゲッタリング作用を奏することができる。
本実施例では600℃、8時間の熱処理を加えることに
よってニッケルが矢印(図2(D)に示す)の方向に移
動し、リンドープ領域203cに含まれるリンによって
ゲッタリングされて捕獲された。こうしてゲッタリング
領域(リンドープ領域203bに対応する領域)が形成
される。これにより203dで示した領域に含まれるニ
ッケルの濃度は2×1017atoms/cm3以下(好ましくは
1×1016atoms/cm3以下)にまで低減される。また、
このゲッタリング領域は、後のパターニングの際に除去
される。
された結晶質珪素(ポリシリコン)膜をパターニングし
て、ドライバーTFTの半導体層205a、205b、
画素TFTの半導体層206を形成した。(図3
(A))
の半導体層を形成する前後に、結晶質珪素膜に対してT
FTのしきい値電圧を制御するための不純物元素(リン
またはボロン)を添加しても良い。この工程はNTFT
またはPTFTのみに行っても良いし、双方に行っても
良い。
によりゲート絶縁膜207を形成する。このゲート絶縁
膜207はTFTのゲート絶縁膜として機能することに
なる絶縁膜であり、膜厚は50〜200nmとする。本
実施例では70nm厚の酸化珪素膜を用いた。また、酸
化珪素膜のみでなく酸化珪素膜の上に窒化珪素膜を設け
た積層構造とすることもできるし、酸化珪素膜に窒素を
添加した酸化窒化珪素膜を用いても構わない。
バー回路のNTFTのチャネル形成領域210、及び画
素部、ドライバー回路のPTFT上にレジストマスク2
08a〜cを設けた後、15族に属する元素(本実施例
ではリン)を添加してドライバーTFTのNTFTの低
濃度不純物領域209を形成する。(図2(B))この
低濃度不純物領域209に添加されるリンの濃度は5×
1017〜5×1018atoms/cm3となるように調節する。
この時のリンの濃度がドライバー回路のNTFTのLD
D領域における濃度を決定する。
イオンインプランテーション法を用いても良いし、質量
分離を行わないプラズマドーピング法を用いても良い。
また、加速電圧やドーズ量の条件等は実施者が最適値を
設定すれば良い。本実施例では水素で1〜10%に希釈
したフォスフィンをドーピングガスとして用い、ドーズ
量4×1013atoms/cm2、加速電圧は80kVとした。
した後、不純物の活性化を行った。活性化処理として
は、不活性雰囲気または酸素雰囲気で300〜700℃
の温度範囲で2時間程度の熱処理で十分であるが、70
0〜1150℃ここでは、800℃、2時間の加熱処理
を行い、十分な活性化とともに結晶性の改善を行った。
この工程において、大気中または酸素雰囲気中で行えば
活性化と同時に熱酸化される。なお、本実施例では2回
に分けて活性化を行うが、後に形成するゲート電極が活
性化の熱温度に耐えられる材料であれば、1回の活性化
で済むため工程数を低減できる。
電膜211を形成した。(図2(C))次いで、パター
ニングを行いドライバーTFTのゲート配線212a
(NTFT側)、画素TFTのゲート配線212cを形
成する。なお、ゲート配線212cは画素TFTがダブ
ルゲート構造であるためゲート配線を2本記載している
が、実際には同一配線である。また、ドライバーTFT
のPTFT全体を覆った導電層212aを形成する。
て、下層から窒化タンタル膜/タンタル膜/窒化タンタ
ル膜(または下層から窒化タンタル膜/タンタル膜)と
いう積層膜を用いた。勿論、「発明の実施の形態」で説
明した他の導電膜を用いることも可能であることは言う
までもない。また、本実施例では、ゲート配線の膜厚は
300nmとした。
て、15族に属する元素を添加し、自己整合的に低濃度
不純物領域214が形成された。(図2(D))この低
濃度不純物領域214に添加される不純物の濃度、ここ
ではリンの濃度が5×1017〜5×1018atoms/cm3と
なるように調節する。ただし、この工程は先のリンの添
加工程よりも低いドーズ量5×1012〜1×1013atom
s/cm2で添加する。この時、添加された15族に属する
元素の濃度が画素部のLDD領域の濃度を決定する。
リンの添加工程は質量分離を行うイオンインプランテー
ション法を用いても良いし、質量分離を行わないプラズ
マドーピング法を用いても良い。また、加速電圧やドー
ズ量の条件等は実施者が最適値を設定すれば良い。
成する。(図4(A))この時、画素部においては、遮
蔽層201がマスクとなりレジストマスク217c、2
17dを形成する一方、ドライバーTFTのNTFTに
おいては、ゲート電極がマスクとなりレジストマスク2
17bを形成する。また、PTFTにおいては、導電層
がマスクとなりレジストマスク217aを形成する。
ストマスク217の形成を行ったが特に限定されず、フ
ォトマスクを用いたレジストマスクを用いてもよい。
マスク217a〜cをマスクとして不純物のドーピング
を高濃度に行う。(図4(B))不純物領域219〜2
23に添加されるリンの濃度は5×1019〜1×1021
atoms/cm3となるように調節する。
TFTのソース領域218、LDD領域225、チャネ
ル形成領域226が画定する。また、画素TFTのソー
ス領域227、ドレイン領域228、LDD領域229
a、229b、チャネル形成領域230a、230bが画定
する。
る元素(本実施例ではリン)を添加して、各不純物領域
を形成する。
bを形成してパターニングを行いPTFTのゲート電極
225を形成する。このレジストマスク224bは、C
MOS回路のPTFTとなる領域以外を覆っている。そ
して、このレジストマスクをそのまま用いて13族に属
する元素(本実施例ではボロン)の添加を行い、ソース
領域227、ドレイン領域228を形成する。(図4
(C))具体的には、1×1020〜3×1021atoms/cm
3の濃度でボロンが添加されるように調節する。本実施
例では水素で1〜10%に希釈されたジボランを用い
た。
TFTのソース領域227、ドレイン領域228、チャ
ネル形成領域226が画定する。
イオンインプランテーション法を用いても良いし、質量
分離を行わないプラズマドーピング法を用いても良い。
また、加速電圧やドーズ量の条件等は実施者が最適値を
設定すれば良い。
ら、レジストマスク224a、224bを除去する。そ
して、添加した不純物の活性化をレーザーアニール、熱
アニール、ファーネスアニール、ランプアニール処理等
により行う。ここでは、大気雰囲気中においてエキシマ
レーザー光を用いてエネルギー密度187mJ/cm2のレ
ーザーアニール処理を行った。また、熱アニールによる
活性化を行った場合、添加されたリンのゲッタリング作
用によって活性化と同時にチャネル形成領域における触
媒元素の低減も図ることができる。ただし、ゲッタリン
グ作用を奏するためには熱履歴の最高温度から±50℃
程度の温度が必要である。
る。本実施例では、プラズマCVD法により形成した1
μm厚の酸化珪素膜を用いた。そして、コンタクトホー
ルを形成した後、ソース配線230、232、233、
ドレイン配線231、234を形成した。これらの配線
はアルミニウムを主成分とする導電膜をチタン膜で挟ん
だ積層膜で形成した。(図5(A))
路を形成するNTFTおよびPTFTに共通の配線とし
て用いられる。
する。パッシベーション膜235としては、窒化珪素
膜、酸化窒化珪素膜、窒化酸化珪素膜、またはこれらの
絶縁膜と酸化珪素膜との積層膜を用いることができる。
本実施例では300nm厚の窒化珪素膜をパッシベーシ
ョン膜として用いた。
前処理として、水素を含むガス(本実施例ではアンモニ
アガス)を用いたプラズマ処理を行うことは有効であ
る。この前処理によりプラズマによって活性化した(励
起した)水素が活性層(半導体層)内に閉じこめられる
ため、効果的に水素終端が行われる。
素ガスを加えると、発生した水分によって被処理体の表
面が洗浄され、特に大気中に含まれるボロン等による汚
染を効果的に防ぐことができる。
開口率を向上させるために、本実施例では、画素表示領
域のパッシベーション膜を選択的に除去した。その上に
第2層間絶縁膜236として1μm厚のアクリル膜を形
成した。そして、その上に導電膜237、本実施例では
ITO膜を形成してパターニングを行い、保持容量の下
部電極を形成し、その上に誘電体となる酸化珪素からな
る絶縁膜238をスパッタ法により積層形成した。な
お、導電膜237は固定電位にしておくか、フローティ
ング状態(電気的に独立した状態)にしておく。
μm厚のアクリル膜を形成してパターニングを行い、保
持容量を形成する領域のアクリル膜を選択的に除去し、
且つ、同時にコンタクトホールを形成し、ITO膜でな
る画素電極240を形成した。保持容量は、導電膜23
7と、絶縁膜238と、画素電極240とで形成され
る。なお、絶縁膜238は薄いため、薄い有機樹脂膜を
積層形成して保護してもよい。こうして図5(C)に示
すような構造のAM−LCDが完成する。
不純物の添加を3回以上行って、各回路の機能に適した
NTFTの構造及びLDD領域の不純物濃度を形成し、
移動度の高いGOLD構造のNTFTを少なくとも一つ
以上備えたドライバー回路と、オフ電流の低いLDD構
造のNTFTを備えた画素部とを形成する点に特徴があ
る。
示す。本実施例のAM−LCDは、ソース信号線側ドラ
イバー回路601、ゲート信号線側ドライバー回路
(A)607、ゲート信号線側ドライバー回路(B)6
11、プリチャージ回路612、画素部606を有して
いる。
シフトレジスタ回路602、レベルシフタ回路603、
バッファ回路604、サンプリング回路605を備えて
いる。
(A)607は、シフトレジスタ回路608、レベルシ
フタ回路609、バッファ回路610を備えている。ゲ
ート信号線側ドライバー回路(B)611も同様な構成
である。
るシフトレジスタ回路602、608のNTFTは本発
明のGOLD構造とし、レベルシフタ回路603、60
9バッファ回路604、610、サンプリング回路60
5、画素部606のNTFTは、本発明のLDD構造と
した。このように、ドライバー回路においても、各回路
に応じてGOLD構造またはLDD構造とすることが望
ましい。また、ドライバー回路の下方または上方に遮蔽
層を形成する構成としてもよく、特にサンプリング回路
においては安定なTFT特性が得られるので効果的であ
る。
基板上に移動度を優先するTFTと、オフ電流の小さい
TFTとを機能に応じた回路に適用して、高い駆動能力
と高い信頼性を有する電気光学装置を実現することがで
きた。
いた例を示したが、本発明はTFT構造に関係なく適用
することができ、例えば逆スタガ型TFTに適用するこ
とも可能である。
的なTFTの活性層(半導体層)は、結晶格子に連続性
を持つ特異な結晶構造の結晶質珪素膜で形成される。そ
の特徴について以下に説明する。
微視的に見れば複数の針状又は棒状の結晶(以下、棒状
結晶と略記する)が集まって並んだ結晶構造を有する。
このことはTEM(透過型電子顕微鏡法)による観察で
容易に確認できた。
回折を利用すると活性層の表面(チャネルを形成する部
分)が、結晶軸に多少のずれが含まれているものの主た
る配向面として{110}面を有することを確認でき
た。本出願人がスポット径約1.5μmの電子線回折写真を
詳細に観察した結果、{110}面に対応する回折斑点
がきれいに現れているが、各斑点は同心円上に分布を持
っていることが確認された。
形成する結晶粒界をHR−TEM(高分解能透過型電子
顕微鏡法)により観察し、結晶粒界において結晶格子に
連続性があることを確認した。これは観察される格子縞
が結晶粒界において連続的に繋がっていることから容易
に確認できた。
は、その結晶粒界が「平面状粒界」と呼ばれる粒界であ
ることに起因する。本明細書における平面状粒界の定義
は、「Characterization of High-Efficiency Cast-Si
Solar Cell Wafers by MBICMeasurement ;Ryuichi Shi
mokawa and Yutaka Hayashi,Japanese Journal ofAppl
ied Physics vol.27,No.5,pp.751-758,1988」に記載
された「Planar boundary 」である。
界、特殊な積層欠陥、特殊なtwist粒界などが含まれ
る。この平面状粒界は電気的に不活性であるという特徴
を持つ。即ち、結晶粒界でありながらキャリアの移動を
阻害するトラップとして機能しないため、実質的に存在
しないと見なすことができる。
0〉軸である場合、{211}双晶粒界はΣ3の対応粒
界とも呼ばれる。Σ値は対応粒界の整合性の程度を示す
指針となるパラメータであり、Σ値が小さいほど整合性
の良い粒界であることが知られている。
珪素膜を詳細にTEMを用いて観察した結果、結晶粒界
の殆ど(90%以上、典型的には95%以上)がΣ3の
対応粒界、即ち{211}双晶粒界であることが判明し
た。
おいて、両方の結晶の面方位が{110}である場合、
{111}面に対応する格子縞がなす角をθとすると、
θ=70.5°の時にΣ3の対応粒界となることが知られて
いる。
いて隣接する結晶粒の各格子縞がまさに約70.5°の角度
で連続しており、その事からこの結晶粒界は{211}
双晶粒界であるという結論に辿り着いた。
界となるが、この様な他の結晶粒界も存在した。
間にしか形成されない。即ち、本実施例を実施して得た
結晶質珪素膜は面方位が概略{110}で揃っているか
らこそ、広範囲に渡ってこの様な対応粒界を形成しう
る。
造)は、結晶粒界において異なる二つの結晶粒が極めて
整合性よく接合していることを示している。即ち、結晶
粒界において結晶格子が連続的に連なり、結晶欠陥等に
起因するトラップ準位を非常に作りにくい構成となって
いる。従って、この様な結晶構造を有する半導体薄膜は
実質的に結晶粒界が存在しないと見なすことができる。
高い温度での熱処理工程(本実施例における熱酸化工程
またはゲッタリング工程にあたる)によって結晶粒内に
存在する欠陥が殆ど消滅していることがTEM観察によ
って確認されている。これはこの熱処理工程の前後で欠
陥数が大幅に低減されていることからも明らかである。
ectron Spin Resonance :ESR)によってスピン密度
の差となって現れる。現状では本実施例の作製工程に従
って作製された結晶質珪素膜のスピン密度は少なくとも
5×1017spins/cm3以下(好ましくは 3×1017spins/cm3
以下)であることが判明している。ただし、この測定値
は現存する測定装置の検出限界に近いので、実際のスピ
ン密度はさらに低いと予想される。
得られた結晶質珪素膜は結晶粒内及び結晶粒界が実質的
に存在しないため、単結晶シリコン膜又は実質的な単結
晶シリコン膜と考えて良い。
例で作製したTFTは、MOSFETに匹敵する電気特
性を示した。本出願人が試作したTFT(但し、活性層
の膜厚は30nm、ゲート絶縁膜の膜厚は100nm)
からは次に示す様なデータが得られている。
切り換えの俊敏性)の指標となるサブスレッショルド係
数が、Nチャネル型TFTおよびPチャネル型TFTと
もに60〜100mV/decade(代表的には60〜85mV/decade )
と小さい。 (2)TFTの動作速度の指標となる電界効果移動度
(μFE)が、Nチャネル型TFTで 200〜650cm2/Vs
(代表的には 300〜500cm2/Vs )、Pチャネル型TFT
で100〜300cm2/Vs(代表的には 150〜200cm2/Vs)と大
きい。 (3)TFTの駆動電圧の指標となるしきい値電圧(V
th)が、Nチャネル型TFTで-0.5〜1.5 V、Pチャネ
ル型TFTで-1.5〜0.5 Vと小さい。
性および高速動作特性が実現可能であることが確認され
ている。
を実施して形成したTFTを用いて作製されたリングオ
シレータによる周波数特性を示す。リングオシレータと
はCMOS構造でなるインバータ回路を奇数段リング状
に接続した回路であり、インバータ回路1段あたりの遅
延時間を求めるのに利用される。実験に使用したリング
オシレータの構成は次の様になっている。 段数:9段 TFTのゲート絶縁膜の膜厚:30nm及び50nm TFTのゲート長(チャネル長): 0.6μm
を調べた結果、最大値で約1GHzの発振周波数を得る
ことができた。また、実際にLSI回路のTEGの一つ
であるシフトレジスタを作製して動作周波数を確認し
た。その結果、ゲート絶縁膜の膜厚30nm、ゲート長 0.6
μm、電源電圧5V、段数50段のシフトレジスタ回路
において動作周波数100MHzの出力パルスが得られ
た。
ジスタの驚異的なデータは、本実施例のTFTがMOS
FETに匹敵する、若しくは凌駕する性能(電気特性)
を有することを示している。
いて結晶質珪素膜の形成に他の手段を用いた場合につい
て図7に説明する。
よる結晶化処理(以下、レーザー結晶化と呼ぶ)を用い
る。レーザー結晶化は基板にかけるストレスが少なく、
短時間で処理することができるため有効である。レーザ
ーのガスとしてXeCl、ArF、KrF等を用いたパ
ルスレーザーやArレーザー等の連続発振レーザーや連
続発光エキシマレーザー等を用いて照射する。なお、レ
ーザー結晶化の条件(レーザービームの形状、レーザー
光の波長、オーバーラップ率、照射強度、パルス幅、繰
り返し周波数、照射時間等)は半導体膜の膜厚、基板温
度等を考慮して実施者が適宜決定すればよい。
を設け、その上に非晶質珪素膜703を形成した。(図
7(A))次に、500℃、1時間の脱水素工程の後、
レーザー結晶化処理を行い、結晶質珪素膜705を形成
した。(図7(B))
触媒元素を用いることなくレーザー結晶化を行っている
点である。
のTFTの構成を得ることができる。ただし、実施例1
では触媒元素の低減処理(ゲッタリング)を行っている
が、本実施例においては特に必要ない。
いて結晶質珪素膜の形成に他の手段を用いた場合につい
て図8に説明する。なお、簡略化のため、ドライバー回
路の領域のみ示し、画素部の遮蔽層は図示しない。
平7−130652号公報(米国特許番号08/32
9,644に対応)に記載された技術を用いる。同公報
に記載された技術は、結晶化を促進する触媒元素(代表
的にはニッケル)を非晶質珪素膜の表面に保持させて結
晶化を行う技術である。
を設け、その上に非晶質珪素膜803を形成した。さら
に重量換算で10ppmのニッケルを含む酢酸ニッケル
塩溶液を塗布して、ニッケル含有層804を形成した。
(図8(A))
後、500〜650℃で4〜12時間の熱処理を行い、
結晶質珪素膜805を形成した。(図8(B))こうし
て得られた結晶質珪素膜805は非常に優れた結晶性を
有した。本願発明のTFTの構成を得るためには、以降
の工程は実施例1に従えば良い。
ずれの構成とも自由に組み合わせることが可能である。
いて結晶質珪素膜及びゲート絶縁膜の形成に他の手段を
用いた場合について図9に説明する。なお、簡略化のた
め、ドライバー回路の領域のみ示し、画素部の遮蔽層は
図示しない。
程度の耐熱性を有する基板が必要であり、石英基板90
1を用いた。そして、実施例1及び3で示した技術を用
い、結晶質半導体膜が形成され、これをTFTの活性層
にするために島状にパターニングして半導体層902、
903を形成した。そして、半導体層902、903を
覆ってゲート絶縁膜904を、酸化珪素膜を主成分とす
る膜で形成した。本実施例では、プラズマCVD法で窒
化酸化珪素膜を70nmの厚さで形成した。(図9
(A))
素を含む雰囲気中で熱処理を行った。本実施例では95
0℃、30分とした。尚、処理温度は700〜1100
℃の範囲で選択すればよく、処理時間も10分〜8時間
の間で選択すれば良かった。
05、906とゲート絶縁膜904との界面で熱酸化膜
が形成され、ゲート絶縁膜907が形成された。(図9
(B))また、ハロゲン雰囲気での酸化の過程で、ゲー
ト絶縁膜904と半導体層902、903に含まれる不
純物で、特に金属不純物元素はハロゲンと化合物を形成
し、気相中に除去することができた。
7は、絶縁耐圧が高く半導体層905、906とゲート
絶縁膜907の界面は非常に良好なものであった。本願
発明のTFTの構成を得るためには、以降の工程は実施
例1に従えば良い。
ずれの構成とも自由に組み合わせることが可能である。
いて結晶質珪素膜中の触媒元素の低減に他の手段を用い
た場合について説明する。
添加した後に加熱処理を行い結晶質珪素膜中の触媒元素
の低減するゲッタリングを行ったが、リン元素を全面に
添加してもよいことは勿論である。本実施例では、高温
の硫酸を用いた液相を接触させることによりゲッタリン
グする方法を示す。
の状態を得た。次いで、基板ごと300℃に加熱した液
相中(本実施例では硫酸溶液中)に浸し、結晶化に用い
たニッケルを除去または低減する。なお、硫酸と半導体
層を接触させる方法は特に限定されない。
減処理を行うことで、触媒元素の濃度を短時間で低減す
ることができる。本願発明のTFTの構成を得るために
は、以降の工程は実施例1に従えば良い。
ずれの構成とも自由に組み合わせることが可能である。
透明電極125に代えて、導電性を有する遮蔽層(ブラ
ックマスクとも呼ぶ)301を用いた例について図10
に示す。この遮蔽層は外部からの光を遮るとともに、電
界遮蔽の効果も有している。
を形成する。次いで、チタンを主成分とする金属膜をス
パッタ法により成膜した後、パターニングを行い画素T
FTを覆うブラックマスク301を形成する。第2の層
間絶縁膜に有機樹脂をもちいた場合、金属膜との密着性
を向上させるためCF4ガスを用いたプラズマ処理を施
してもよいし、第2の層間絶縁膜上にバッファ層となる
薄い絶縁膜をスパッタ法等により形成してもよい。
1と同様にスパッタ法により酸化珪素膜302を形成す
る。ブラックマスク301は保持容量の下部電極とな
り、酸化珪素膜302は保持容量の誘電体となる。な
お、ブラックマスク301は固定電位にしておくか、フ
ローティング状態(電気的に独立した状態)にしてお
く。
ンタクト形成を容易とするために、選択的に酸化珪素膜
302を除去した後、有機樹脂膜を形成する。その後、
コンタクトホールを形成すると同時に、ブラックマスク
上方の有機樹脂膜を選択的に除去して、第3層間絶縁膜
304を形成する。この第3層間絶縁膜304は、ブラ
ックマスク301と画素電極303との間に生じるショ
ート(短絡)を効果的に防ぐ役目を果たしている。
を形成する。この画素電極303が、保持容量の上部電
極となる。
容量の形成が可能となり、TFTの光劣化をも防止でき
る。
化珪素膜を用いたが、ブラックマスクを高圧酸化または
陽極酸化等の酸化方法により酸化して、その酸化膜を誘
電体とするとスループットが向上する。
ずれの構成とも自由に組み合わせることが可能である。
部の構成(トリプルゲート構造)の一例を図11に示
す。遮蔽層401は半導体層402の下層に設けられ、
半導体層402上にゲート配線403が設けられてい
る。本発明においては、遮蔽層401の線幅は、ゲート
配線403の線幅より広くする。404はドレイン電
極、405はソース配線、406は絶縁層、407は画
素電極である。なお、画素電極409は模様で示した
が、簡略化のため、画素電極407、408、410は
太線で囲まれた領域で示した。
示した。また、図12の符号は図11と同一のものを用
いた。なお、透明導電膜501は固定電位にしておく
か、フローティング状態(電気的に独立した状態)にし
ておく。保持容量は、透明導電膜501と、絶縁膜50
2と、画素電極407で構成されている。
であったのに対して、トリプルゲート構造としたのみで
あり、基本的な構造は同一である。従って、図11及び
図12の構造を得るには、実施例1で示した作製方法を
用いればよい。
ずれの構成とも自由に組み合わせることが可能である。
した作製工程で基板上にTFTを形成し、実際にAM−
LCDを作製した場合について説明する。
たら、画素電極240上に配向膜を80nmの厚さに形成
する。次に、対向基板としてガラス基板上にカラーフィ
ルタ、透明電極(対向電極)、配向膜を形成したものを
準備し、それぞれの配向膜に対してラビング処理を行
い、シール材(封止材)を用いてTFTが形成された基
板と対向基板とを貼り合わせる。そして、その間に液晶
を保持させる。このセル組み工程は公知の手段を用いれ
ば良いので詳細な説明は省略する。
ーサは必要に応じて設ければ良い。従って、対角1イン
チ以下のAM−LCDのようにスペーサがなくてもセル
ギャップを維持できる場合は特に設けなくても良い。
CDの外観を図13に示す。図13に示すようにアクテ
ィブマトリクス基板と対向基板とが対向し、これらの基
板間に液晶が挟まれている。アクティブマトリクス基板
は基板1000上に形成された画素部1001、走査線
側ドライバー回路1002、信号線側ドライバー回路1
003を有する。
側ドライバー回路1003はそれぞれ走査線1030、
信号線1040によって画素部1001に接続されてい
る。これらドライバー回路1002、1003はCMO
S回路で主に構成されている。
れ、列ごとに信号線1040が形成されている。走査線
1030、信号線1040の交差部近傍には、画素TF
T1010が形成されている。画素TFT1010のゲ
ート電極は走査線1030に接続され、ソースは信号線
1040に接続されている。さらに、ドレインには画素
電極1060、保持容量1070が接続されている。
の透明導電膜が形成されている。透明導電膜は画素部1
001の画素電極1060に対する対向電極であり、画
素電極、対向電極間に形成された電界によって液晶材料
が駆動される。対向基板1080には必要に応じて配向
膜や、ブラックマスクや、カラーフィルターが形成され
ている。
PC1031が外部出力端子1005に取り付けられ、
ドライバー回路と外部出力端子を接続する配線100
7、1008が形成されている。ビデオ信号の処理回
路、タイミングパルス発生回路、γ補正回路、メモリ回
路、演算回路などの回路をシリコン基板上に形成して構
成されたICチップを設けてもよい。
置には、TN液晶以外にも様々な液晶を用いることが可
能である。例えば、1998, SID, "Characteristics and
Driving Scheme of Polymer-Stabilized Monostable FL
CD Exhibiting Fast Response Time and High Contrast
Ratio with Gray-Scale Capability" by H. Furue et
al.や、1997, SID DIGEST, 841, "A Full-Color Thresh
oldless Antiferroelectric LCD Exhibiting Wide View
ing Angle with Fast Response Time" by T. Yoshida e
t al.や、1996, J. Mater. Chem. 6(4), 671-673, "Thr
esholdless antiferroelectricity in liquid crystals
and its application to displays" byS. Inui et al.
や、米国特許第5594569 号に開示された液晶を用いるこ
とが可能である。
挙げて説明しているが、アクティブマトリクス型の表示
装置であればEL(エレクトロルミネッセンス)表示装
置やEC(エレクトロクロミックス)表示装置に本願発
明を適用することも可能である。
実施例とも自由に組み合わせることが可能である。
用いてEL(エレクトロルミネッセンス)表示装置を作
製した例について説明する。
スプレイに適用した例を示す。
スプレイの回路図である。11は表示領域を表してお
り、その周辺にはX方向周辺ドライバー回路12、Y方
向周辺ドライバー回路13が設けられている。また、表
示領域11の各画素は、スイッチ用TFT14、コンデ
ンサ15、電流制御用TFT16、有機EL素子17を
有し、スイッチ用TFT14にX方向信号線18a(ま
たは18b)、Y方向信号線20a(または20b、20
c)が接続される。また、電流制御用TFT16には、
電源線19a、19bが接続される。
ィスプレイでは、X方向周辺ドライバー回路12、Y方
向周辺ドライバー回路13に用いられるTFTの構造が
GOLD構造であり、スイッチ用TFT14や電流制御
用TFT16のTFT構造がLDD構造となっている。
装置の上面図である。図15(A)において、4010
は基板、4011は画素部、4012はソース線側ドラ
イバー回路、4013はゲート線側ドライバー回路であ
り、それぞれのドライバー回路は配線4014〜401
6を経てFPC4017に至り、外部機器へと接続され
る。
ドライバー回路及び画素部を囲むようにしてカバー材6
000、シーリング材(ハウジング材ともいう)700
0、密封材(第2のシーリング材)7001が設けられ
ている。
装置の断面構造であり、基板4010、下地膜4021
の上にドライバー回路用TFT(但し、ここではnチャ
ネル型TFTとpチャネル型TFTを組み合わせたCM
OS回路を図示している。)4022及び画素部用TF
T4023(但し、ここではEL素子への電流を制御す
るTFTだけ図示している。)が形成されている。
22、画素部用TFT4023に際して用いることがで
きる。
4022、画素部用TFT4023が完成したら、樹脂
材料でなる層間絶縁膜(平坦化膜)4026の上に画素
部用TFT4023のドレインと電気的に接続する透明
導電膜でなる画素電極4027を形成する。透明導電膜
としては、酸化インジウムと酸化スズとの化合物(IT
Oと呼ばれる)または酸化インジウムと酸化亜鉛との化
合物を用いることができる。そして、画素電極4027
を形成したら、絶縁膜4028を形成し、画素電極40
27上に開口部を形成する。
4029は公知のEL材料(正孔注入層、正孔輸送層、
発光層、電子輸送層または電子注入層)を自由に組み合
わせて積層構造または単層構造とすれば良い。どのよう
な構造とするかは公知の技術を用いれば良い。また、E
L材料には低分子系材料と高分子系(ポリマー系)材料
がある。低分子系材料を用いる場合は蒸着法を用いる
が、高分子系材料を用いる場合には、スピンコート法、
印刷法またはインクジェット法等の簡易な方法を用いる
ことが可能である。
着法によりEL層を形成する。シャドーマスクを用いて
画素毎に波長の異なる発光が可能な発光層(赤色発光
層、緑色発光層及び青色発光層)を形成することで、カ
ラー表示が可能となる。その他にも、色変換層(CC
M)とカラーフィルターを組み合わせた方式、白色発光
層とカラーフィルターを組み合わせた方式があるがいず
れの方法を用いても良い。勿論、単色発光のEL表示装
置とすることもできる。
極4030を形成する。陰極4030とEL層4029
の界面に存在する水分や酸素は極力排除しておくことが
望ましい。従って、真空中でEL層4029と陰極40
30を連続成膜するか、EL層4029を不活性雰囲気
で形成し、大気解放しないで陰極4030を形成すると
いった工夫が必要である。本実施例ではマルチチャンバ
ー方式(クラスターツール方式)の成膜装置を用いるこ
とで上述のような成膜を可能とする。
LiF(フッ化リチウム)膜とAl(アルミニウム)膜
の積層構造を用いる。具体的にはEL層4029上に蒸
着法で1nm厚のLiF(フッ化リチウム)膜を形成
し、その上に300nm厚のアルミニウム膜を形成す
る。勿論、公知の陰極材料であるMgAg電極を用いて
も良い。そして陰極4030は4031で示される領域
において配線4016に接続される。配線4016は陰
極4030に所定の電圧を与えるための電源供給線であ
り、導電性ペースト材料4032を介してFPC401
7に接続される。
30と配線4016とを電気的に接続するために、層間
絶縁膜4026及び絶縁膜4028にコンタクトホール
を形成する必要がある。これらは層間絶縁膜4026の
エッチング時(画素電極用コンタクトホールの形成時)
や絶縁膜4028のエッチング時(EL層形成前の開口
部の形成時)に形成しておけば良い。また、絶縁膜40
28をエッチングする際に、層間絶縁膜4026まで一
括でエッチングしても良い。この場合、層間絶縁膜40
26と絶縁膜4028が同じ樹脂材料であれば、コンタ
クトホールの形状を良好なものとすることができる。
を覆って、パッシベーション膜6003、充填材600
4、カバー材6000が形成される。
バー材6000と基板4010の内側にシーリング材が
設けられ、さらにシーリング材7000の外側には密封
材(第2のシーリング材)7001が形成される。
材6000を接着するための接着剤としても機能する。
充填材6004としては、PVC(ポリビニルクロライ
ド)、エポキシ樹脂、シリコーン樹脂、PVB(ポリビ
ニルブチラル)またはEVA(エチレンビニルアセテー
ト)を用いることができる。この充填材6004の内部
に乾燥剤を設けておくと、吸湿効果を保持できるので好
ましい。
含有させてもよい。このとき、スペーサーをBaOなど
からなる粒状物質とし、スペーサー自体に吸湿性をもた
せてもよい。
ン膜6003はスペーサー圧を緩和することができる。
また、パッシベーション膜とは別に、スペーサー圧を緩
和する樹脂膜などを設けてもよい。
板、アルミニウム板、ステンレス板、FRP(Fibe
rglass−Reinforced Plastic
s)板、PVF(ポリビニルフルオライド)フィルム、
マイラーフィルム、ポリエステルフィルムまたはアクリ
ルフィルムを用いることができる。なお、充填材600
4としてPVBやEVAを用いる場合、数十μmのアル
ミニウムホイルをPVFフィルムやマイラーフィルムで
挟んだ構造のシートを用いることが好ましい。
方向)によっては、カバー材6000が透光性を有する
必要がある。
0および密封材7001と基板4010との隙間を通っ
てFPC4017に電気的に接続される。なお、ここで
は配線4016について説明したが、他の配線401
4、4015も同様にしてシーリング材7000および
密封材7001の下を通ってFPC4017に電気的に
接続される。
実施例とも自由に組み合わせることが可能である。
ET上に層間絶縁膜を形成し、その上にTFTを形成す
る際に用いることも可能である。即ち、半導体回路上に
反射型AM−LCDが形成された三次元構造の半導体装
置を実現することも可能である。
art−Cut(SOITEC社の登録商標)、ELTRAN
(キャノン株式会社の登録商標)などのSOI基板上に
形成されたものであっても良い。
施例1〜8のいずれの構成を組み合わせても構わない。
れたCMOS回路や画素部は様々な電気光学装置(アク
ティブマトリクス型液晶ディスプレイ、アクティブマト
リクス型ELディスプレイ、アクティブマトリクス型E
Cディスプレイ)に用いることができる。即ち、それら
電気光学装置を表示部として組み込んだ電子機器全てに
本願発明を実施できる。
ラ、デジタルカメラ、プロジェクター(リア型またはフ
ロント型)、ヘッドマウントディスプレイ(ゴーグル型
ディスプレイ)、カーナビゲーション、カーステレオ、
パーソナルコンピュータ、携帯情報端末(モバイルコン
ピュータ、携帯電話または電子書籍等)などが挙げられ
る。それらの一例を図16、図17及び図18に示す。
あり、本体2001、画像入力部2002、表示部20
03、キーボード2004等を含む。本発明を画像入力
部2002、表示部2003やその他の信号制御回路に
適用することができる。
2101、表示部2102、音声入力部2103、操作
スイッチ2104、バッテリー2105、受像部210
6等を含む。本発明を表示部2102やその他の信号制
御回路に適用することができる。
ービルコンピュータ)であり、本体2201、カメラ部
2202、受像部2203、操作スイッチ2204、表
示部2205等を含む。本発明は表示部2205やその
他の信号制御回路に適用できる。
あり、本体2301、表示部2302、アーム部230
3等を含む。本発明は表示部2302やその他の信号制
御回路に適用することができる。
媒体(以下、記録媒体と呼ぶ)を用いるプレーヤーであ
り、本体2401、表示部2402、スピーカ部240
3、記録媒体2404、操作スイッチ2405等を含
む。なお、このプレーヤーは記録媒体としてDVD(D
igtial Versatile Disc)、CD
等を用い、音楽鑑賞や映画鑑賞やゲームやインターネッ
トを行うことができる。本発明は表示部2402やその
他の信号制御回路に適用することができる。
体2501、表示部2502、接眼部2503、操作ス
イッチ2504、受像部(図示しない)等を含む。本願
発明を表示部2502やその他の信号制御回路に適用す
ることができる。
であり、投射装置2601、スクリーン2602等を含
む。本発明は投射装置2601の一部を構成する液晶表
示装置2808やその他の信号制御回路に適用すること
ができる。
り、本体2701、投射装置2702、ミラー270
3、スクリーン2704等を含む。本発明は投射装置2
702の一部を構成する液晶表示装置2808やその他
の信号制御回路に適用することができる。
図17(B)中における投射装置2601、2702の
構造の一例を示した図である。投射装置2601、27
02は、光源光学系2801、ミラー2802、280
4〜2806、ダイクロイックミラー2803、プリズ
ム2807、液晶表示装置2808、位相差板280
9、投射光学系2810で構成される。投射光学系28
10は、投射レンズを含む光学系で構成される。本実施
例は三板式の例を示したが、特に限定されず、例えば単
板式であってもよい。また、図17(C)中において矢
印で示した光路に実施者が適宜、光学レンズや、偏光機
能を有するフィルムや、位相差を調節するためのフィル
ム、IRフィルム等の光学系を設けてもよい。
おける光源光学系2801の構造の一例を示した図であ
る。本実施例では、光源光学系2801は、リフレクタ
ー2811、光源2812、レンズアレイ2813、2
814、偏光変換素子2815、集光レンズ2816で
構成される。なお、図17(D)に示した光源光学系は
一例であって特に限定されない。例えば、光源光学系に
実施者が適宜、光学レンズや、偏光機能を有するフィル
ムや、位相差を調節するフィルム、IRフィルム等の光
学系を設けてもよい。
おいては、透過型の電気光学装置を用いた場合を示して
おり、反射型の電気光学装置及びEL表示装置での適用
例は図示していない。
01、音声出力部2902、音声入力部2903、表示
部2904、操作スイッチ2905、アンテナ2906
等を含む。本願発明を音声出力部2902、音声入力部
2903、表示部2904やその他の信号制御回路に適
用することができる。
り、本体3001、表示部3002、3003、記憶媒
体3004、操作スイッチ3005、アンテナ3006
等を含む。本発明は表示部3002、3003やその他
の信号回路に適用することができる。
3101、支持台3102、表示部3103等を含む。
本発明は表示部3103に適用することができる。本発
明のディスプレイは特に大画面化した場合において有利
であり、対角10インチ以上(特に30インチ以上)の
ディスプレイには有利である。
広く、あらゆる分野の電子機器に適用することが可能で
ある。また、本実施例の電子機器は実施例1〜7のどの
ような組み合わせからなる構成を用いても実現すること
ができる。
CDに代表される電気光学装置において、同一基板上に
移動度を優先するTFTと、オフ電流の小さいTFTと
を機能に応じた回路に適用して、高い駆動能力と高い信
頼性を有する電気光学装置を実現することが可能であ
る。
Claims (12)
- 【請求項1】同一基板上に形成されたドライバー回路と
画素部とを有する半導体装置において、前記ドライバー
回路及び前記画素部は、チャネル形成領域と、一対の高
濃度不純物領域と、低濃度不純物領域とからなるNチャ
ネル型TFTを有し、前記ドライバー回路に含まれる少
なくとも一部のNチャネル型TFTの低濃度不純物領域
に含まれる15族に属する元素の濃度は、前記画素部に
含まれる少なくとも一部のNチャネル型TFTの低濃度
不純物領域に含まれる15族に属する元素の濃度と比較
して高いことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項2】同一基板上に形成されたドライバー回路と
画素部とを有する半導体装置において、前記ドライバー
回路及び前記画素部は、チャネル形成領域と、一対の高
濃度不純物領域と、低濃度不純物領域とからなるNチャ
ネル型TFTを有し、前記ドライバー回路に含まれる少
なくとも一部のNチャネル型TFTの高濃度不純物領域
に含まれる15族に属する元素の濃度は、前記画素部に
含まれる少なくとも一部のNチャネル型TFTの高濃度
不純物領域に含まれる15族に属する元素の濃度と比較
して高いことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項3】同一基板上に形成されたドライバー回路と
画素部とを有する半導体装置において、前記ドライバー
回路及び前記画素部は、チャネル形成領域と、前記チャ
ネル形成領域に接して形成されたゲート絶縁膜と、前記
ゲート絶縁膜に接して形成されたゲート電極と、前記チ
ャネル形成領域を挟んで形成された一対の低濃度不純物
領域と、前記低濃度不純物領域に接して形成された高濃
度不純物領域とからなるNチャネル型TFTを有し、前
記ドライバー回路に含まれる少なくとも一部のNチャネ
ル型TFTの前記低濃度不純物領域は、前記ゲート絶縁
膜を介して前記ゲート電極と重なり、前記画素部に含ま
れる少なくとも一部のNチャネル型TFTの前記低濃度
不純物領域は、前記ゲート電極と重ならないことを特徴
とする半導体装置。 - 【請求項4】請求項1乃至3のいずれか一において、前
記ドライバー回路のNチャネル型TFTの前記低濃度不
純物領域のチャネル長方向の幅は、前記画素部のNチャ
ネル型TFTの前記低濃度不純物領域のチャネル長方向
の幅と異なることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項5】請求項1乃至4のいずれか一において、前
記画素部は、遮蔽層と、前記遮蔽層に接して形成された
絶縁膜と、前記絶縁膜に接して形成されたチャネル形成
領域と、前記チャネル形成領域に接して形成されたゲー
ト絶縁膜と、前記ゲート絶縁膜に接して形成されたゲー
ト電極と、前記チャネル形成領域を挟んで形成された一
対の低濃度不純物領域と、前記低濃度不純物領域に接し
て形成された高濃度不純物領域とからなるNチャネル型
TFTを有することを特徴とする半導体装置。 - 【請求項6】請求項5において、前記遮蔽層は、前記絶
縁膜を介して前記チャネル形成領域及び前記低濃度不純
物領域と重なることを特徴とする半導体装置。 - 【請求項7】請求項5または請求項6において、前記遮
蔽層のチャネル長方向の幅は、前記ゲート電極のチャネ
ル長方向の幅より広いことを特徴とする半導体装置。 - 【請求項8】同一基板上にドライバー回路と画素部とを
有する半導体装置の作製方法であって、基板上に遮蔽層
を形成する第1工程と、前記遮蔽層及び前記基板を覆う
絶縁膜を形成する第2工程と、前記絶縁膜上に半導体層
を形成する第3工程と、前記半導体層に対して結晶化を
行う第4工程と、前記結晶化された半導体層をパターニ
ングしてドライバー回路の活性層と画素部の活性層とを
形成する第5工程と、 前記活性層の上にゲート絶縁膜を形成する第6工程と、
前記ドライバー回路の活性層に対して第1のマスクを用
いて選択的に15族に属する元素を添加する第7工程
と、 前記絶縁膜上に配線を形成する第8工程と、前記ドライ
バー回路及び前記画素部の活性層に対して前記配線をマ
スクとして選択的に15族に属する元素を添加する第9
工程と、前記ドライバー回路及び前記画素部の活性層に
対して第2のマスクを用いて選択的に15族に属する元
素を添加する第10工程と、を有することを特徴とする
半導体装置の作製方法。 - 【請求項9】請求項8において、前記第7工程で添加さ
れる15族に属する元素の濃度は、前記第9工程で添加
される15族に属する元素の濃度よりも高く、前記第1
0工程で添加される15族に属する元素の濃度よりも低
いことを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項10】同一基板上にドライバー回路と画素部と
を有する半導体装置の作製方法であって、基板上に遮蔽
層を形成する第1工程と、前記遮蔽層及び前記基板を覆
う絶縁膜を形成する第2工程と、前記絶縁膜上に半導体
層を形成する第3工程と、前記半導体層に対して結晶化
を行う第4工程と、前記結晶化された半導体層をパター
ニングしてドライバー回路の活性層と画素部の活性層と
を形成する第5工程と、 前記活性層の上にゲート絶縁膜を形成する第6工程と、
前記ドライバー回路の活性層に対して第1のマスクを用
いて選択的に15族に属する元素を添加する第7工程
と、活性層に添加された前記15族に属する元素を活性
化させる第1の処理を行う第8工程と、 前記絶縁膜上に配線を形成する第9工程と、前記ドライ
バー回路及び前記画素部の活性層に対して前記配線をマ
スクとして選択的に15族に属する元素を添加する第1
0工程と、前記ドライバー回路及び前記画素部の活性層
に対して第2のマスクを用いて選択的に15族に属する
元素を添加する第11工程と、活性層に添加された前記
15族に属する元素を活性化させる第2の処理を行う第
12工程と、を有することを特徴とする半導体装置の作
製方法。 - 【請求項11】請求項8乃至10のいずれか一におい
て、前記遮蔽層は画素部となる領域のみに形成されるこ
とを特徴とする半導体装置の作製方法。 - 【請求項12】請求項8乃至11のいずれか一におい
て、前記第2のマスクは裏面露光により形成されること
を特徴とする半導体装置の作製方法。
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