JP2000315514A - 燃料電池システム解凍装置 - Google Patents

燃料電池システム解凍装置

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JP2000315514A
JP2000315514A JP11126071A JP12607199A JP2000315514A JP 2000315514 A JP2000315514 A JP 2000315514A JP 11126071 A JP11126071 A JP 11126071A JP 12607199 A JP12607199 A JP 12607199A JP 2000315514 A JP2000315514 A JP 2000315514A
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water
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flow path
air
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Hideo Takahashi
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    • Y02EREDUCTION OF GREENHOUSE GAS [GHG] EMISSIONS, RELATED TO ENERGY GENERATION, TRANSMISSION OR DISTRIBUTION
    • Y02E60/00Enabling technologies; Technologies with a potential or indirect contribution to GHG emissions mitigation
    • Y02E60/30Hydrogen technology
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 低温環境下での運転停止後の起動が確実に行
えるようにする。 【解決手段】 この燃料電池システム解凍装置は、燃料
電池システム2を起動する場合に、温度検出手段51の検
出する温度があらかじめ定められた基準温度より低いと
きには、空気流路切替え手段52により空気加熱器26を通
過して加熱された空気がバッテリ加熱流路100に流れる
ように流路を切替え、温度検出手段51の検出温度が基準
温度を超えていれば、あるいは超えるようになれば空気
流路切替え手段52により加熱空気を配管加熱流路200に
流れるように流路を切替える。これによって、水配管系
統300内の水が凍結していることが予測できるような低
温環境下で燃料電池システム2を始動する場合、最初に
少ない消費電力でバッテリ自身を温め、温度が基準温度
を超えればバッテリ以外の機器と配管に対する配管加熱
流路に加熱空気が流してバッテリ以外の機器、配管を解
凍する解凍手順をとる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、燃料電池システム
解凍装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、移動体用の燃料電池システムの始
動性を良くするために備えられている燃料電池システム
解凍装置として、特開平8−273689号公報に記載
されたようなものが知られている。この従来の燃料電池
システム解凍装置は、水配管系統に沿って排ガス導入経
路を設け、運転停止期間中に水が凍結していたり凍結の
可能性があったりすれば、運転当初に改質器の加熱器で
メタノールの燃焼で生じる排ガスを導入して水配管系統
を温めることにより、解凍して水循環を良くするもので
ある。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、このような
従来の燃料電池システム解凍装置では次のような問題点
があった。すなわち、従来装置は水配管系統のみの解凍
であり、機器内部の気液流路に加熱空気を流して機器を
解凍することは行なっていないので、機器の作動不良が
起こったり、機器内部の気液流路閉塞によって気液の循
環ができなくて燃料電池システムの発電が行なわれない
場合があり得る。また、機器解凍に関連して、ポンプ、
コンプレッサなどを継続的に作動させるためにはバッテ
リ容量の回復が必要であるが、バッテリの解凍について
は配慮されておらず、低温環境下で行なう運転開始した
場合にバッテリ容量不足が起こり、ポンプ、コンプレッ
サなどの特に消費電力の大きい機器が途中で停止してし
まい、解凍できなくなる恐れがある。
【0004】本発明はこのような従来の問題点に鑑みて
なされたもので、低温環境下で燃料電池システムを始動
する場合、始動直後には改質器からの加熱空気によって
まずバッテリを温めることによって最小の消費電力でバ
ッテリの容量回復を図り、バッテリ容量が回復した後に
空気コンプレッサ、ポンプなどの解凍駆動機器を作動さ
せてバッテリ以外の機器、配管を解凍するようにして、
低温環境下で燃料電池システムを確実に、かつ円滑に始
動させられる燃料電池システム解凍装置を提供すること
を目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明の燃料電
池システム解凍装置は、改質器により生成した水素リッ
チな改質ガスを燃料電池のアノード側に、空気コンプレ
ッサより送られる空気を燃料電池のカソード側に供給
し、電池反応によって電力を発生する燃料電池システム
において、前記改質器の燃焼排ガスによって前記空気コ
ンプレッサより送られる空気を加熱する空気加熱器と、
前記空気加熱器を通過して加熱された空気の流路として
の、バッテリを加熱して前記改質器に戻るバッテリ加熱
流路及び前記バッテリ以外の機器と配管を加熱して前記
改質器に戻る配管加熱流路と、前記燃料電池システムの
代表温度を検出する温度検出手段と、前記温度検出手段
の検出する前記代表温度があらかじめ定められた基準温
度より低い場合には前記バッテリ加熱流路に、前記代表
温度が前記基準温度より高い場合には前記配管加熱流路
に前記空気加熱器を通過して加熱された空気が流れるよ
うに流路を切替える空気流路切替え手段とを備えたもの
である。
【0006】請求項1の発明の燃料電池システム解凍装
置では、燃料電池システムを起動する場合に、温度検出
手段の検出する代表温度があらかじめ定められた基準温
度より低いときには、空気流路切替え手段により空気加
熱器を通過して加熱された空気がバッテリ加熱流路に流
れるように流路を切替え、代表温度が基準温度を超えて
いれば、あるいは超えるようになれば空気流路切替え手
段により加熱空気を配管加熱流路に流れるように流路を
切替える。
【0007】これによって、水配管系統内の水が凍結し
ていることが予測できるような低温環境下で燃料電池シ
ステムを始動する場合、まず最初に少ない消費電力でバ
ッテリ自身を温めることによってその容量回復を図り、
代表温度が基準温度を超えたところでバッテリ以外の機
器と配管に対する配管加熱流路に加熱空気が流すことに
よってバッテリ以外の機器、配管を解凍する解凍手順を
踏むことができ、その結果として、低温環境下で燃料電
池システムを確実に、かつ円滑に始動できるようにす
る。
【0008】請求項2の発明の燃料電池システム解凍装
置は、前記温度検出手段が前記代表温度として前記バッ
テリの温度を検出するようにしたものであり、燃料電池
システムの始動時に唯一のエネルギ源となるバッテリの
凍結の有無を正確に反映させた解凍手順を選択すること
により、低温環境下で燃料電池システムをいっそう確実
に、かつ円滑に始動できるようにする。
【0009】請求項3の発明の燃料電池システム解凍装
置は、請求項1において、さらに、水流路配管と、前記
水流路配管の水温を検出するための水温検出手段と、前
記燃料電池システムの停止中に当該水温検出手段が検出
する水温があらかじめ定められた基準水温よりも低くな
ったときに前記水流路配管内及び当該水流路配管内に位
置する機器内の水抜きを行なう水抜き手段とを備えたも
のである。
【0010】請求項3の発明の燃料電池システム解凍装
置では、燃料電池システムの運転停止中に凍結が予想さ
れる場合、水抜き手段によって水流路配管内の水や内部
に冷却水を通流させる機器内の水を水抜きすることによ
り、これらの配管内に残留している水が凍結して配管を
閉塞するのを避け、低温環境下で燃料電池システムの始
動をいっそう確実に、かつ円滑に行えるようにする。
【0011】
【発明の効果】請求項1の発明によれば、水配管系統内
の水が凍結していることが予測できるような低温環境下
で燃料電池システムを始動する場合、まず最初に少ない
消費電力でバッテリ自身を温めることによってその容量
回復を図り、代表温度が基準温度を超えたところでバッ
テリ以外の機器と配管に対する配管加熱流路に加熱空気
が流すことによってバッテリ以外の機器、配管を解凍す
る解凍手順を踏むことができ、その結果として、低温環
境下で燃料電池システムを確実に、かつ円滑に始動でき
る。
【0012】請求項2の発明によれば、温度検出手段が
燃料電池システムの代表温度としてバッテリ温度を検出
するようにしたので、燃料電池システムの始動時に唯一
のエネルギ源となるバッテリの凍結の有無を正確に反映
させた解凍手順を選択することができ、低温環境下で燃
料電池システムをいっそう確実に、かつ円滑に始動でき
るようになる。
【0013】請求項3の発明によれば、請求項1及び2
の効果に加えて、燃料電池システムの運転停止中に凍結
が予想される場合、水抜き手段によって水流路配管内の
水や内部に冷却水を通流させる機器内の水を水抜きする
ので、これらの配管内に残留している水が凍結して配管
を閉塞するのを避け、低温環境下で燃料電池システムの
始動がいっそう確実に、かつ円滑に行えるようになる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図に
基づいて詳説する。図1は燃料電池システム及びそれに
付属する燃料電池システム解凍装置の構成を示してい
る。
【0015】まず燃料電池システムの構成を説明する。
空気コンプレッサ1と燃料電池2のカソード(K)側入
口とは、電磁弁3を備えた配管4で接続されている。燃
料電池2のカソード側出口と凝縮器5とは配管6で接続
され、凝縮器5の空気出口と改質器7の空気入口とは配
管8で接続されている。
【0016】改質器7の改質ガス出口と燃料電池2のア
ノード(A)側入口とは、配管9で接続されている。燃
料電池2のアノード側出口と凝縮器10とは配管11で
接続され、凝縮器10の改質ガス出口と改質器7の改質
ガス入口とは、配管12で接続されている。
【0017】冷却水流路300として、冷却水タンク1
3と凝縮器10の水入口とは、ポンプ14を備えた配管
15で接続されている。凝縮器10の水出口と凝縮器5
の水入口とは配管16で接続され、凝縮器5の水出口と
燃料電池2の水入口とは配管17で接続され、燃料電池
2の水出口と冷却水タンク13の水入口とは、電磁弁1
8を備えた配管19で接続されている。
【0018】改質器7の燃焼排ガス出口と排気ライン2
0とは、電磁弁21を備えた配管22で接続されてい
る。
【0019】燃料電池システム解凍装置の構成は次の通
りである。バッテリ27を加熱するバッテリ加熱空気流
路100として、電磁弁24を有する配管25がバッテ
リ27を覆ったダクト28に接続され、このダクト28
と改質器7の空気入口とが配管29で接続されている。
改質器7の排気出口は、配管22−電磁弁30−配管3
1−加熱器26−電磁弁32−配管33を経由して、排
気ライン20に接続されている。
【0020】一方、配管加熱空気流路200は、加熱器
26より配管25−電磁弁34−配管35を経由して凝
縮器10の内部に入り、さらに配管16を経て凝縮器5
の内部に入り、ここから配管17に至る。配管17は燃
料電池2の水流路に接続されている。さらに燃料電池2
の出口と配管29とは、電磁弁44を備えた配管45で
接続されている。なお、この配管29から加熱器26の
出口までの流路は、バッテリ加熱空気流路100と共通
である。そして、加熱器26の出口は、電磁弁37−冷
却水タンク13を経由し、さらに水循環流路を覆ったダ
クト36−配管38を経て排気ライン20に接続されて
いる。
【0021】バッテリ27にはその温度を検出する温度
センサ51が設けられており、コントローラ52は、運
転モードに応じてコンプレッサ1、ポンプ14を制御
し、また多数の電磁弁の弁開閉、弁開度を制御すること
により、燃料電池システム及び解凍装置を制御する。
【0022】次に、上記の構成の燃料電池システム及び
燃料電池システム解凍装置の動作を説明する。
【0023】<通常運転状態>図2は通常運転時の空気
系統、改質ガス系統、冷却水系統の流れを示している。
コントローラ52は温度センサ51の検出温度によりシ
ステムが暖まっていることを確認すると通常運転モード
に入る。
【0024】通常運転モードでは、空気コンプレッサ1
からの空気は、電磁弁3−配管4を経由して燃料電池2
のカソード側入口に供給される。さらに、燃料電池2の
カソード側出口から出る空気は、配管6−凝縮器5−配
管8を経由して改質器7に空気入口から供給され。そし
て改質器7の排気出口から出る燃焼ガスは、配管22を
経て排気ライン20に排出される。
【0025】一方、改質器7で生成される水素リッチな
改質ガスは、改質器7の改質ガス出口から配管9を経て
燃料電池2にアノード(A)側入口から供給される。そ
して燃料電池2のアノード側出口から出る改質ガスは、
配管11−凝縮器10−配管12を経て改質器7の改質
ガス入口に戻される。
【0026】燃料電池2は、改質器7からの改質ガスを
アノード側に、空気コンプレッサ1からの空気をカソー
ド側に受入れ、アノード側からカソード側への水素イオ
ンの移動で電子を放出する電池反応によって電力を発生
する。
【0027】そしてこの燃料電池発電において、ポンプ
14を起動しておき、冷却水タンク13に貯溜されてい
る冷却水を水循環流路300に流して燃料電池2を適度
な温度に冷却する。
【0028】<起動運転時>図3にシステム始動直後、
バッテリ27を加熱する加熱空気流路100が示してあ
る。コントローラ52は温度センサ51の検出温度を確
認して、低温環境下で運転停止して冷却水が凍結してお
り、また凍結している恐れがある状態で起動指令がかけ
られたと判断した場合、まず、バッテリ27の加熱運転
を優先的に行なう。
【0029】このバッテリ27の加熱運転では、改質器
7を作動させることによってここに供給される空気と原
料ガスとを燃焼させ、その排燃焼ガスを配管22−電磁
弁30−配管31−加熱器26−電磁弁32−配管33
−排気ライン20に通す。一方、コンプレッサ1からの
空気は空気流路100を電磁弁23−加熱器26−配管
25−電磁弁24−バッテリダクト28−配管29と経
由して改質器7の空気入口に至るまで流れる。
【0030】これによって加熱器26において、改質器
7からの排燃焼ガスの熱でコンプレッサ1からの空気を
加熱し、この加熱された空気が空気流路100によって
バッテリダクト28を通ることにより、バッテリ27を
加熱してその容量回復を図る。
【0031】この起動運転では、コンプレッサ1の電力
と電磁弁の制御電力だけを必要とするので、低温の故に
容量が低下した状態のバッテリ27でも必要電力を賄う
ことが出来る。
【0032】このバッテリ27の加熱運転は、温度セン
サ51の検出温度がバッテリ27の容量回復できる温度
まで上昇したときに終了し、続いて、解凍運転に移行す
る。
【0033】<解凍運転>バッテリ27の加熱運転が完
了すれば、コントローラ52は、図4に示した配管加熱
流路200を形成して、機器及び冷却水循環流路300
内の水分を解凍するための解凍運転に移行する。
【0034】この解凍運転では、改質器7を作動させる
ことによってここに供給される空気と原料ガスとを燃焼
させ、その排燃焼ガスを配管22−電磁弁30−配管3
1−加熱器26−電磁弁37を経由して冷却水タンク1
3内に通し、冷却水タンク13内の冷却水を解凍する。
さらに排燃焼ガスを冷却水タンク13から水循環流路3
00を覆ったダクト36−配管38を経由して排気ライ
ン20に通す。一方、コンプレッサ1から出て加熱器2
6において排燃焼ガスによって加熱された空気、配管2
5,35、凝縮器10,5の内部流路に通し、配管17
に通す。さらに加熱空気を配管17から燃料電池2の水
流路を通し、配管45、電磁弁44を経て配管29を通
し、改質器7の空気入口に至らせる。
【0035】これにより、バッテリ27に負担をかける
ことなく、冷却水タンク13内の冷却水や水循環流路3
00内の水分、さらには水循環流路300内に位置する
機器内の水分を解凍することができる。
【0036】そしてこの解凍運転も一定時間継続した
後、コントローラ52は上述した通常運転モードに移行
して通常運転を開始することになる。
【0037】このようにして、第1の実施の形態の燃料
電池システム解凍装置では、改質器7の燃焼排ガスを利
用した加熱器26により、空気コンプレッサ1からの空
気を加温し、加温された空気でバッテリ27を加熱し、
改質器7、加熱器26を経て排気ライン20に放出し、
圧力損失を最小限にすることによって始動開始時のコン
プレッサ1の消費電力が少なくて済むバッテリ加熱専用
の流路100と、バッテリ27以外の機器、水流路30
0を解凍する流路200とを備えているので、システム
始動直後にはバッテリ27のみを加熱して低温下で低下
している容量の回復を図り、容量が回復した時点をバッ
テリ以外の機器、水流路の解凍ができ、低温環境下でも
燃料電池システムを確実に始動することができる。
【0038】次に、本発明の第2の実施の形態を図5に
基づいて説明する。第2の実施の形態は、水循環流路3
00上の位置的に低い位置(ここでは配管17途上)に
ドレインバルブ40を設け、また配管17への水の流れ
を遮断してドレインバルブ40側に水を流すための遮断
弁41を設け、またドレインバルブ40から落ちる水を
貯めるための水タンク42を設け、また水循環流路30
0を流れる水の水温を検出するための水温センサ43を
設けたことを特徴としている。その他の構成は、図1に
示した第1の実施の形態と同じである。
【0039】第2の実施の形態の燃料電池システムは第
1の実施の形態と同様に動作する。そして、燃料電池シ
ステム解凍装置も燃料電池システムの始動時、冷却水解
凍運転時に第1の実施の形態と同様に動作する。
【0040】そして、第2の実施の形態の燃料電池シス
テム解凍装置は、特に、運転停止期間中の水温が低下し
てきた場合、次のように動作することを特徴とする。運
転停止中に、水温センサ43が水循環流路300内の水
温を水温センサ43で検出し、コントローラ52に出力
する。コントローラ52は検出水温が冷却水の凍結の恐
れがある温度まで低下している場合、遮蔽弁41を閉
じ、ドレインバルブ40を開き、ポンプ14を起動して
冷却水タンク13内の冷却水を水タンク42に回収す
る。
【0041】これによって、水循環路300内の水が凍
結温度近くまで低下するまで水循環流路300内に残し
ておくことにより配管及び機器内部の流路を比熱の高い
水によって保温しておくことができ、配管及び機器が氷
点下にさらす時間を短くすることができ、凍結の進行を
抑えることができ、また、ある程度まで水温が低下すれ
ば水循環流路300内の水を回収することによって、凍
結によって起こる機器、配管類の破壊を防止でき、また
後の起動時の解凍運転時間を短くすることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【図2】上記の実施の形態における燃料電池システムの
通常運転状態を示すブロック図。
【図3】上記の実施の形態における燃料電池システム解
凍装置のバッテリ加熱運転状態を示すブロック図。
【図4】上記の実施の形態における燃料電池システム解
凍装置の解凍運転状態を示すブロック図。
【図5】本発明の第2の実施の形態の構成を示すブロッ
ク図。
【符号の説明】
1 コンプレッサ 2 燃料電池 5 凝縮器 7 改質器 10 凝縮器 13 冷却水タンク 14 ポンプ 26 加熱器 27 バッテリ 28 ダクト 40 ドレインバルブ 42 水タンク 43 水温センサ 50 温度センサ 51 コントローラ 100 バッテリ加熱流路 200 配管加熱流路 300 水循環流路

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】改質器により生成した水素リッチな改質ガ
    スを燃料電池のアノード側に、空気コンプレッサより送
    られる空気を燃料電池のカソード側に供給し、電池反応
    によって電力を発生する燃料電池システムにおいて、 前記改質器の燃焼排ガスによって前記空気コンプレッサ
    より送られる空気を加熱する空気加熱器と、 前記空気加熱器を通過して加熱された空気の流路として
    の、バッテリを加熱して前記改質器に戻るバッテリ加熱
    流路及び前記バッテリ以外の機器と配管を加熱して前記
    改質器に戻る配管加熱流路と、 前記燃料電池システムの代表温度を検出する温度検出手
    段と、 前記温度検出手段の検出する前記代表温度があらかじめ
    定められた基準温度より低い場合には前記バッテリ加熱
    流路に、前記代表温度が前記基準温度より高い場合には
    前記配管加熱流路に前記空気加熱器を通過して加熱され
    た空気が流れるように流路を切替える空気流路切替え手
    段とを備えて成る燃料電池システム解凍装置。
  2. 【請求項2】 前記温度検出手段は、前記代表温度とし
    て前記バッテリの温度を検出することを特徴とする請求
    項1に記載の燃料電池システム解凍装置。
  3. 【請求項3】 水流路配管と、前記水流路配管の水温を
    検出するための水温検出手段と、前記燃料電池システム
    の停止中に当該水温検出手段が検出する水温があらかじ
    め定められた基準水温よりも低くなったときに前記水流
    路配管内及び当該水流路配管内に位置する機器内の水抜
    きを行なう水抜き手段とを備えたことを特徴とする請求
    項1又は2に記載の燃料電池システム解凍装置。
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