JP2000315012A - 現像装置、プロセスカートリッジ、および、導電部品 - Google Patents

現像装置、プロセスカートリッジ、および、導電部品

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JP2000315012A
JP2000315012A JP12364799A JP12364799A JP2000315012A JP 2000315012 A JP2000315012 A JP 2000315012A JP 12364799 A JP12364799 A JP 12364799A JP 12364799 A JP12364799 A JP 12364799A JP 2000315012 A JP2000315012 A JP 2000315012A
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conductive
conductive portion
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developing
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Yoshiyuki Matori
至之 馬鳥
Shinya Noda
晋弥 野田
Teruhiko Sasaki
輝彦 佐々木
Takashi Akutsu
隆 阿久津
Ichiro Terada
一郎 寺田
Etsuichi Sasako
悦一 笹子
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Canon Inc
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 現像ローラに現像バイアスを印加するための
接点部の信頼性の向上を図れ、しかも現像ローラの有す
るマグネットに正しい角度位置で導電部を取り付けるこ
とのできる現像装置を提供すること。 【解決手段】 現像ローラ10dの内部から外部にわた
って第一の導電部28を設け、前記現像ローラの内部に
前記現像ローラの内面10d1と前記第一の導電部とを
電気的に接続する第二の導電部30を設ける。そして、
前記第一の導電部を、前記現像ローラの内部でもって、
前記第二の導電部と電気的に接続し、また、前記現像ロ
ーラの外部でもって、フレーム12の有する第三の導電
部25の第一の電気接点部25bと電気的に接続する。
さらに、前記第一の導電部と前記現像ローラの内部に配
置されるマグネット10cとを、前記第一の導電部の周
方向取り付け角度が決定されるように構成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置に用いられる現像装置、プロセスカートリッジ、お
よび、導電部品に関するものである。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成方式を用いて記録媒体に画像を形成するも
のである。そして、電子写真画像形成装置の例として
は、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンタ(例え
ば、レーザービームプリンタ、LEDプリンタ等)、フ
ァクシミリ装置及びワードプロセッサ等が含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光体
ドラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッ
ジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とする
ものである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手
段の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的
にカートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱
可能とするものである。更に、少なくと現像手段と電子
写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子
写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ド
ラム及び前記電子写真感光体ドラムに作用するプロセス
手段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジ
を電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセス
カートリッジ方式が採用されている。このプロセスカー
トリッジ方式によれば、電子写真画像形成装置のメンテ
ナンスをサービスマンによらずにユーザー自身で行うこ
とができるので、格段に操作性を向上させることができ
た。そこで、このプロセスカートリッジ方式は、画像形
成装置において広く用いられている。
【0005】このようなプロセスカートリッジでは、電
子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現
像装置としての現像手段を有し、トナー(現像剤)を用
いて、電子写真感光体に形成された静電潜像を現像ロー
ラにより現像している。すなわち、現像ローラに現像バ
イアスを印加して現像ローラ上のトナーを静電潜像に応
じて電子写真感光体に移転させることによってトナー像
(現像剤像)を形成して可視像化している。
【0006】現像ローラに現像バイアスを印加する方法
としては、図10に示すように、現像ローラDの端部に
導電性部材よりなるフランジ部材Fを設け、前記フラン
ジ部材Fには圧縮コイルバネSpよりなる電極を電気的
に導通可能に取り付け、前記圧縮コイルバネSpの一端
側を現像装置のハウジングHに取り付けられた接点部材
Cに接触させる。そして、現像装置を装置本体に装着し
た際に、装置本体に設けられた給電部材Vに前記接点部
材Cを電気的に導通させて接触させる方法が提案されて
いる。
【0007】また、現像ローラに現像バイアスを印加す
る別の方法としては、図11に示すように、前記接点部
材Cに弾性当接部Csを設け、前記現像ローラDの端部
に設けた導電性部材よりなるフランジ部材Fに前記弾性
当接部Csを当接させる。そして、現像装置を装置本体
に装着した際に、装置本体に設けられた給電部材Vに前
記接点部材Cを電気的に導通させて接触させる方法も提
案されている。
【0008】このような場合、圧縮コイルバネSp或い
はフランジ部材Fは、現像ローラDと一体的に回転し
て、接点部材Cと摺動するので、その摺動部分Cpに導
電性のグリスを塗布するのが一般的である。
【0009】
【発明が解決しようとする課題】本発明は上記従来技術
を更に発展させたものであり、その主要な目的は、現像
ローラに現像バイアスを印加するための接点部の信頼性
の向上を図れ、しかも現像ローラの有するマグネットに
正しい角度位置で導電部を取り付けることのできる現像
装置を提供することにある。
【0010】他の主要な目的は、現像ローラに現像バイ
アスを印加するための接点部の信頼性の向上を図れ、し
かも現像ローラの有するマグネットに正しい角度位置で
導電部を取り付けることのできるプロセスカートリッジ
を提供することにある。
【0011】その他の主要な目的は、現像ローラの有す
るマグネットに正しい角度位置で取り付けることのでき
る導電部品を提供することにある。
【0012】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
の本発明の現像装置の代表的な構成は、電子写真画像形
成装置に用いられる現像装置であって、電子写真感光体
に形成された静電潜像を現像するための現像装置におい
て、(a)フレームと、(b)現像剤を用いて、前記電
子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための現
像ローラと、(c)前記現像ローラの内部に配置された
マグネットと、ここで前記マグネットは、その一端と他
端に軸を有する、そして、前記軸は前記現像ローラの内
部から外部にわたって設けられている、(d)前記一端
に設けられた一端軸の長手方向に沿って設けられた第一
の導電部であって、前記現像ローラの内部から外部にわ
たって設けられた第一の導電部と、(e)前記現像ロー
ラの内部に設けられた第二の導電部であって、前記現像
ローラの内面と前記第一の導電部とを電気的に接続して
いる第二の導電部と、(f)前記フレームに設けられた
第三の導電部と、ここで、前記第三の導電部は、前記現
像ローラの長手方向の一端側に位置する第一の電気接点
部と、前記現像装置が電子写真画像形成装置本体に装着
された際に、前記電子写真画像形成装置本体に設けられ
た本体電気接点と接続するための、前記第一の電気接点
部とは異なった位置に設けられた第二の電気接点部と、
ここで前記第一の電気接点部は、前記第一の導電部と電
気的に接続している、を有し、前記第一の導電部は、前
記現像ローラの内部でもって、前記第二の導電部と電気
的に接続し、また、前記現像ローラの外部でもって、前
記第一の電気接点部と電気的に接続しており、前記第一
の導電部の後端に設けられた係合部が前記一端軸に設け
られた係合部に係合しており、前記一端軸に対する前記
第一の導電部の周方向取り付け角度が決定されるように
前記第一の導電部の係合部と前記一端軸の係合部が構成
されていることを特徴とする現像装置である。
【0013】上記目的を達成するための本発明のプロセ
スカートリッジの代表的な構成は、電子写真画像形成装
置本体に着脱可能なプロセスカートリッジにおいて、
(a)電子写真感光体と、(b)フレームと、(c)現
像剤を用いて、前記電子写真感光体に形成された静電潜
像を現像するための現像ローラと、前記現像ローラの内
部に配置されたマグネットと、ここで前記マグネット
は、その一端と他端に軸を有する、そして、前記軸は前
記現像ローラの内部から外部にわたって設けられてい
る、前記一端に設けられた一端軸の長手方向に沿って設
けられた第一の導電部であって、前記現像ローラの内部
から外部にわたって設けられた第一の導電部と、前記現
像ローラの内部に設けられた第二の導電部であって、前
記現像ローラの内面と前記第一の導電部とを電気的に接
続している第二の導電部と、前記フレームに設けられた
第三の導電部と、ここで、前記第三の導電部は、前記現
像ローラの長手方向の一端側に位置する第一の電気接点
部と、前記現像装置が前記電子写真画像形成装置本体に
装着された際に、前記電子写真画像形成装置本体に設け
られた本体電気接点と接続するための、前記第一の電気
接点部とは異なった位置に設けられた第二の電気接点部
と、ここで前記第一の電気接点部は、前記第一の導電部
と電気的に接続している、を有し、前記第一の導電部
は、前記現像ローラの内部でもって、前記第二の導電部
と電気的に接続し、また、前記現像ローラの外部でもっ
て、前記第一の電気接点部と電気的に接続しており、前
記第一の導電部の後端に設けられた係合部が前記一端軸
に設けられた係合部に係合しており、前記一端軸に対す
る前記第一の導電部の周方向取り付け角度が決定される
ように前記第一の導電部の係合部と前記一端軸の係合部
が構成されていることを特徴とするプロセスカートリッ
ジである。
【0014】上記目的を達成するための本発明の導電部
品の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体から現
像ローラに現像バイアスを給電するための給電部品と電
気的に接続する導電部品において、ここで、前記現像ロ
ーラは電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を
用いて現像するためのものである、そして、前記現像ロ
ーラは内部にマグネットを有する、そして、前記給電部
品は、以下を有する、(a)中心に穴を有する基体と、
ここで前記給電部品が前記現像ローラの内部に取り付け
られた際に、前記穴には、前記マグネットが有する軸が
貫通する、(b)前記現像ローラの内面に接触するため
の第一の接触部と、(c)前記軸に沿って設けられた第
一の導電部としての前記導電部品と前記軸の軸線方向か
ら弾性的に接触するための第二の接触部と、を有する、
そして、前記導電部品は、前記現像ローラの内部から外
部にわたって設けられ、前記現像ローラの内部でもっ
て、前記第二の接触部と電気的に接続し、また、前記現
像ローラの外部でもって、前記現像ローラの長手方向の
一端側に位置する第三の導電部が有する第一の電気接点
部と電気的に接続しており、前記導電部品の後端に設け
られた係合部が前記軸に設けられた係合部に係合してお
り、前記軸に対する前記導電部品の周方向取り付け角度
が決定されるように前記導電部品の係合部と前記軸の係
合部が構成されている、ことを特徴とする導電部品であ
る。
【0015】また、電子写真画像形成装置本体から現像
装置の有する現像ローラに現像バイアスを給電するため
の給電部品と電気的に接続する導電部品において、ここ
で、前記現像装置は電子写真感光体に形成された静電潜
像を現像するためのものであって、以下を有する、
(a)フレームと、(b)前記現像ローラの内部に配置
されたマグネットと、ここで前記マグネットは、その一
端と他端に軸を有する、そして、前記軸は前記現像ロー
ラの内部から外部にわたって設けられている、(c)前
記フレームに設けられた第三の導電部と、ここで、前記
第三の導電部は、前記現像ローラの長手方向の一端側に
位置する第一の電気接点部と、前記現像装置が前記電子
写真画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写真
画像形成装置本体に設けられた本体電気接点と接続する
ための第二の電気接点部と、を有する、そして、前記給
電部品は、以下を有する、(A)中心に穴を有する基体
と、ここで前記給電部品が前記現像ローラの内部に取り
付けられた際に、前記穴には、前記マグネットの一端に
設けられた一端軸が貫通する、(B)前記現像ローラの
内面に接触するための第一の接触部と、(C)前記一端
軸に沿って設けられた第一の導電部としての前記導電部
材と弾性的に接触するための第二の接触部と、を有す
る、そして、前記導電部材は、前記一端軸の長手方向に
沿って前記現像ローラの内部から外部にわたって設けら
れ、前記現像ローラの内部でもって、前記第二の接触部
と電気的に接続し、また、前記現像ローラの外部でもっ
て、前記第一の電気接点部と電気的に接続しており、前
記導電部材の後端に設けられた係合部が前記一端軸に設
けられた係合部に係合しており、前記一端軸に対する前
記導電部材の周方向取り付け角度が決定されるように前
記導電部材の係合部と前記一端軸の係合部が構成されて
いる、ことを特徴とする導電部品である。
【0016】(作用)上記現像装置にあっては、現像ロ
ーラへの現像バイアスの印加は、本体電気接点と接続す
る第三の導電部の第二の電気接点部、前記現像ローラの
外部でもって前記第三の導電部の第一の電気接点部と電
気的に接続する第一の導電部、前記現像ローラの内部で
もって前記第一の導電部と電気的に接続する第二の導電
部という経路を経て行われる。そして、前記第一の導電
部が現像ローラの内部でもって第二の導電部と電気的に
接続しているので、第一の導電部と第二の導電部との接
点部にホコリや異物が侵入することを防止することがで
きる。また、前記接点部の信頼性向上の為にその接点部
に導電グリスを塗布する場合は、導電グリス内にホコリ
や異物が侵入することによる導電グリスの性能劣化の心
配がなくなり、ひいては接点部の信頼性向上になる。
【0017】また、前記第一の導電部の後端に設けられ
た係合部とマグネットの有する一端軸に設けられた係合
部とは前記一端軸に対する前記第一の導電部の周方向取
り付け角度が決定されるように構成されているため、前
記第一の導電部の係合部と前記一端軸の係合部とを係合
させることによって、前記一端軸への前記第一の導電部
の周方向取り付け角度位置が定まる。これにより、前記
マグネットの一端軸に前記第一の導電部を正しい周方向
取り付け角度位置で取り付けることができる。
【0018】上記プロセスカートリッジにあっては、現
像手段の現像ローラへの現像バイアスの印加は、本体電
気接点と接続する第三の導電部の第二の電気接点部、前
記現像ローラの外部でもって前記第三の導電部の第一の
電気接点部と電気的に接続する第一の導電部、前記現像
ローラの内部でもって前記第一の導電部と電気的に接続
する第二の導電部という経路を経て行われる。そして、
前記第一の導電部が現像ローラの内部でもって第二の導
電部と電気的に接続しているので、第一の導電部と第二
の導電部との接点部にホコリや異物が侵入することを防
止することができる。また、前記接点部の信頼性向上の
為にその接点部に導電グリスを塗布する場合は、導電グ
リス内にホコリや異物が侵入することによる導電グリス
の性能劣化の心配がなくなり、ひいては接点部の信頼性
向上になる。
【0019】また、前記第一の導電部の後端に設けられ
た係合部とマグネットの有する一端軸に設けられた係合
部とは前記一端軸に対する前記第一の導電部の周方向取
り付け角度が決定されるように構成されているため、前
記第一の導電部の係合部と前記一端軸の係合部とを係合
させることによって、前記一端軸への前記第一の導電部
の周方向取り付け角度位置が定まる。これにより、前記
マグネットの一端軸に前記第一の導電部を正しい周方向
取り付け角度位置で取り付けることができる。
【0020】上記導電部品にあっては、該導電部品の後
端に設けられた係合部とマグネットの有する軸(一端
軸)に設けられた係合部とは前記軸に対する導電部品の
周方向取り付け角度が決定されるように構成されている
ため、導電部品の係合部と前記軸の係合部とを係合させ
ることによって、前記軸への前記導電部品の周方向取り
付け角度位置が定まる。これにより、前記マグネットの
軸に前記導電部材を正しい周方向取り付け角度位置で取
り付けることができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明に係る実施の形態を
図面を用いて詳細に説明する。
【0022】図1乃至図9に本実施形態に係る現像装置
及び前記現像装置を有するプロセスカートリッジ及びこ
れを装着可能な電子写真画像形成装置を示す。
【0023】ここでは説明の順序として、先ず図7乃至
図9を参照してプロセスカートリッジ及びこれを用いる
電子写真画像形成装置の全体構成を説明し、次に図1乃
至図6を参照して現像ローラの接点構成について説明す
る。そして図14乃至図16を参照してその接点構成に
ついての組立てミスを防止するための構成を説明する。
【0024】{全体構成}この電子写真画像形成装置
(レーザービームプリンタ)Aは、図7に示すように、
光学系1から画像情報に基づいた情報光をドラム形状の
電子写真感光体(以下「感光体ドラム」という)7へ照
射して該感光体ドラム7に静電潜像を形成し、この潜像
をトナー(現像剤)を用いて現像してトナー像を形成す
る。そして前記トナー像の形成と同期して、記録紙、O
HPシートなどの記録媒体2をカセット3aからピック
アップローラ3bおよびこれに圧接した圧接部材3cで
一枚ずつ分離給送すると共に、搬送ローラ対3d、レジ
ストローラ対3e等からなる搬送手段3で搬送し、且つ
プロセスカートリッジBとしてカートリッジ化された前
記感光体ドラム7に形成したトナー像を転写手段として
の転写ローラ4に電圧印加することによって記録媒体2
に転写し、その記録媒体2を搬送ベルト3fによって定
着手段5へと搬送する。この定着手段5は駆動ローラ5
aと、ヒータ5bを内蔵すると共に支持体5cで回転可
能に支持された筒状シートからなる定着回転体5dとか
らなり、通過する記録媒体2に熱及び圧力を印加して転
写トナー像を記録媒体2に定着する。そしてこの記録媒
体2を排出ローラ対3g,3hで搬送し、反転搬送経路
を通して排出部6へと排出する如く構成している。尚、
この画像形成装置Aは、手差しトレイ3i及びローラ3
jによって手差し給紙も可能となっている。
【0025】{プロセスカートリッジの構成}一方、前
記プロセスカートリッジBは、電子写真感光体と、少な
くとも1つのプロセス手段を備えたものである。ここで
プロセス手段としては、例えば電子写真感光体を帯電さ
せる帯電手段、電子写真感光体に形成された潜像を現像
する現像手段、電子写真感光体表面に残留するトナーを
クリーニングするためのクリーニング手段等がある。
【0026】本実施の形態のプロセスカートリッジB
は、図8に示すように、感光層を有する電子写真感光体
である感光体ドラム7を回転し、帯電手段である帯電ロ
ーラ8へ電圧印加して前記感光体ドラム7の表面を一様
に帯電し、この帯電した感光体ドラム7に対して前記光
学系1からの光像を開口部9を介して露光して静電潜像
を形成する。そして該潜像を現像装置である現像手段1
0によって現像するように構成している。
【0027】前記現像手段10は、トナー収納部10a
内のトナーを送り手段である回転可能な第1送り部材1
0b1及び第2送り部材10b2で送り出す。そして固
定磁石(以下「磁石」という)10cを内蔵したトナー
担持体である現像ローラ10dを回転させると共に、現
像ブレード10eによって摩擦帯電電荷を付与したトナ
ー層を現像ローラ10dの表面に形成し、現像バイアス
を印加してトナーを前記潜像に応じて感光体ドラム7へ
転移させることによってトナー像を形成して可視像化す
るものである。
【0028】そして転写ローラ4に前記トナー像と逆極
性の電圧を印加してトナー像を記録媒体2に転写した後
は、クリーニングブレード11aによって感光体ドラム
7に残留したトナーを掻き落とすと共に、スクイシート
11bによってすくい取り、除去トナー収納部11cへ
集めるクリーニング手段11によって感光体ドラム7上
の残留トナーを除去するように構成している。
【0029】本実施の形態で示すプロセスカートリッジ
Bは、トナー収納部10aを有する現像枠体12aと現
像下枠12b及び蓋部材12cを一体的に溶着した現像
手段10のフレームとしてのトナー現像枠体12に現像
ローラ10d、現像ブレード10e等の各部材を収納す
る。そして、このトナー現像枠体12と、感光体ドラム
7、帯電ローラ8、クリーニング手段11等の各部材を
収納したクリーニング枠体13とを結合してカートリッ
ジ化され、装置本体14に設けたカートリッジ装着手段
に対して着脱可能に装着される。
【0030】プロセスカートリッジBの着脱は、図7に
示すように、軸15aを中心にして開閉部材15を開い
て行うものであり、前記開閉部材15を開くと装置本体
14内にはカートリッジ装着スペースが設けてある。こ
の装着スペースの左右両側のフレーム16には、図9に
示すように、カートリッジ装着ガイド部材17が対向し
て取り付けてある(図9には一方側のみ図示)。一方、
プロセスカートリッジBの長手方向両外側面にはボス
(図8参照)が突出形成してあり、このボス18を前記
左右のガイド部材17とフレーム16とによって形成さ
れるガイド溝19に沿わせてプロセスカートリッジBを
挿入する。前記溝19の奥部には凹部19aが形成して
あり、この凹部19aに前記ボス18の軸部18aを落
とし込んでプロセスカートリッジBを装着する。このと
き、感光体ドラム7の長手方向端部に取り付けた不図示
のドラムギアが装置本体14に設けてある駆動ギアと噛
合して感光体ドラム7へ駆動伝達が行われるようにな
る。
【0031】{現像ローラの接点構成}次に前記現像ロ
ーラ10dに現像バイアスを印加するための接点構成に
ついて、図1から図6を参照して説明する。
【0032】図1に示すように、現像ローラ10dはア
ルミニウム、ステンレス鋼等の導電性、非磁性の円筒状
部材で構成され、その左右両端に嵌合固定させたフラン
ジ部材20a,20bを備えている。右側のフランジ部
材20aは、現像ローラ10dの右端部10dRに圧
入、接着、カシメ等の方法によって固定されており、現
像ローラ10dの長手方向に沿って右端部10dRから
外側へ突き出た軸部20a1を有する。前記軸部20a
1は、その外周がトナー現像枠体12とホルダー24a
に固定された軸受21aによって回動自在に支持されて
いる。
【0033】一方、現像ローラ10dの左端部10dL
にはアルミニウム、ステンレス鋼等の金属からなるフラ
ンジ部材20bが圧入、カシメ等の機械的方法によって
固定されており、現像ローラ10dの長手方向に沿って
左端部10dLから外側へ突き出たフランジとしての軸
部20b1を有する。フランジとしての軸部20b1
は、その外周がトナー現像枠体12とホルダー24bに
固定された軸受21bによって回動自在に支持されてい
る。そして、前記軸部20b1にはローラギア22がキ
ー、セットスクリュー等の方法で固定されている。これ
により、現像ローラ10dは感光体ドラム7に組付けら
れたドラムギア(不図示)からローラギア22へ駆動力
が伝えられ、現像ローラ10dが所定の回転数で回転駆
動される。
【0034】なお、本実施形態によれば、フランジとし
ての軸部20b1をアルミニウム、ステンレス鋼等の金
属とした。これによって、現像ローラ10dを支持する
支持剛性が向上した。従って、現像ローラ10dの回転
精度を向上させることができた。本実施形態において
は、前記軸部20b1と後述する第一の導電部とは非接
触である。従って、前記軸部20b1から現像ローラ1
0dへ現像バイアスが給電されることはない。
【0035】また、前記現像ローラ10dには複数の極
性を有する磁石10cが内包されている。磁石10cは
左右両端に軸部10c1を有する。そして、この左右の
軸部10c1はそれぞれフランジ部材20a,20bの
中心孔20a2,20b2を突き抜け、トナー現像枠体
12に固定されたホルダー24a,24bの支持穴24
a1,24b1に固定支持されている。
【0036】(第一の導電部(円筒電極及び固定接点)
の構成)図2及び図3に示すように、磁石10cの左側
の一端に設けられた一端軸としての軸部(以下「左側軸
部」という)10c1には導電性を有する円筒電極28
と固定接点29が組付けられている。この円筒電極28
及び固定接点29は何れも第一の導電部を構成する構成
部品である。
【0037】円筒電極28はトナー現像枠体12の長手
方向(感光体ドラム7の軸線方向)に沿って磁石10c
の左側軸部10c1に設けられる。前記円筒電極28は
現像ローラ10dの軸線方向に伸びる円筒としての円筒
部28eを中央に有し、この円筒部28eの左右両端に
前記現像ローラ10dの軸線方向に伸びた突出部として
の突起部28a,28bを有する。そして、円筒部28
eには現像ローラ10dの軸線方向に沿ってスリット2
8cが形成されている。前記円筒部28eの内径は磁石
10cの左側軸部10c1の外径よりわずかに小さくし
てある。このため、円筒部28eを磁石10cの左側軸
部10c1に嵌めると、円筒部28eが径方向に拡大し
て、スリット28cをわずかに拡げ、そのスリット28
cを狭めようとする円筒部28eの左側軸部10c1へ
の締め付け力によって円筒電極28が左側軸部10c1
に固定される。
【0038】磁石10cの左側軸部10c1の根本部分
には、周方向に数箇所、左側軸部10c1の半径方向に
突出して軸方向で先端側に伸びた凸部10c2(本実施
形態では3箇所)を設け、先端部分には、磁石10cの
磁極位置決めに用いる角度固定用のDカット10c3が
設けてある。円筒電極28は、円筒部28eの左側軸部
10c1に対する回転を規制するため、図2に示すよう
に、円筒部28eの右端側に設けた複数の突起部28a
がそれぞれ左側軸部10c1の根本部分の隣合う凸部1
0c2間の凹部10c22に係合するように左側軸部1
0c1に挿入される。そして、円筒電極28の左側軸部
10c1への挿入は左側軸部10c1先端のDカット1
0c3の底面10c4に円筒部28eの左端側の端面2
8dが一致した所で止められる。ここで、円筒部28e
の端面28dより突出した左端側の突起部28bは左側
軸部10c1のDカット10c3の円弧部分10c31
の円弧面上で左側軸部10c1を先端付近まで覆えるよ
うに形成してある。また、磁石10cの左側軸部10c
1の根本部分に設けた凸部10c2の外径(外接円の直
径)は、円筒電極28の円筒部28eの右端側に設けた
突起部28aの外径(外接円の直径)よりも大きく、第
二の導電部を構成する後述の摺動接点30の摺動腕30
cが固定接点29に対して摺動する摺動接点部の回転軌
跡より小さくなっている。
【0039】前述のように磁石10cの左側軸部10c
1に円筒電極28を固定した後、固定接点29を左側軸
部10c1の先端から根本部分まで挿入する。
【0040】前記固定接点29は、導電性を有し、装置
本体14から前記円筒電極28と電気的に接続して後述
する摺動接点30を介して現像ローラ10dに現像バイ
アスを給電するための給電部材として用いられる。前記
固定接点29は、図2及び図17に示すように、中心に
左側軸部10c1が貫通する円形の穴である貫通孔29
cを設けた基体としての円形の円板部29aと、前記円
板部29aより内側に伸びて、左側軸部10c1への挿
入方向下流側に折り曲げられた接触部としての複数の爪
部29bとを有する。爪部29bは貫通孔29cの周面
に沿って3個所に設けられている。これらの爪部29b
の爪部先端の内接円径は前述の円筒電極28の円筒部2
8eの外径より小さくなっている。そして、この固定接
点29を左側軸部10c1に先端側から挿入すると(図
2参照)、爪部29bの爪部先端の内接円径と円筒電極
28の円筒部28eの外径との差分だけ爪部29bが変
形し、この変形に伴う力で円筒電極28と固定接点29
間の接点圧と固定力を確保する。即ち、固定接点29
は、各爪部29bが円筒電極28の円筒部28eと弾性
的に接触して係合する。そして、各爪部29bが係合す
ることによって円筒部29aは左側軸部10c1に対し
て円周方向の移動が規制される。固定接点29をさらに
左側軸部10c1の根本部分まで挿入すると、固定接点
29は爪部29bを左側軸部10c1の前述した根本部
分の隣合う凸部10c2間の凹部10c22に収まる
(図3参照)。これにより爪部29bは円筒電極28の
右端側の突起部28aと接触し、円板部29aが左側軸
部10c1の軸根本部10c5に密着するように組付け
られる。ここで、磁石10cの左側軸部10c1の根本
部分に設けた複数の凸部10c2の外接円の半径は、固
定接点29の複数の爪部29aの曲げ根本部分の内接円
の半径より大きくなっている。また、前記複数の凸部1
0c2の軸方向高さは、固定接点29を軸根本部10c
5に密着させたとき、固定接点29の爪部29aの爪部
先端より高くなるようにしておくことで、円筒電極28
と固定接点29との接点部(突起部28aと爪部29
b)を保護している。
【0041】(第二の導電部(摺動接点)の構成)図4
及び図5に示すように、接点台31に第二の導電部とし
ての摺動接点30を固定し、これを現像ローラ10dの
内部に挿入して保持させている(図1参照)。
【0042】接点台31は円筒部31aにフランジ31
bを形成し、このフランジ31bの中央に貫通孔31c
を設けると共に、前記フランジ31bの端面31dにダ
ボ31eを設けたものである。この接点台31は樹脂を
射出成形等で形成した物であり、絶縁性である。
【0043】摺動接点30は導電性を有し、装置本体1
4から現像ローラ10dに現像バイアスを供給するため
の給電部品として用いられる。前記摺動接点30は、図
4、図18、及び図19に示すように、接点台31のフ
ランジ31bに密着する基体としての円板部30aと、
この円板部30aの半径方向へ延びて、現像ローラ10
dへの挿入方向下流側へ曲げられた複数(本実施の形態
では2箇所)の爪部(第一の接触部)30bと、円板部
30aの中心を通り円板面30a1に垂直な直線を軸と
するらせん軌跡(図示せず)に沿って略らせん状に形成
された2本の摺動腕(第二の接触部)30cとを有す
る。そして、基体としての円板部30aの中心には接点
台31の貫通孔31cと略同径の貫通孔30dが設けら
れており、また円板部30aには接点台31のダボ31
eが嵌合する接点台取付け用の取付穴30eが設けられ
ている。
【0044】接点台31と摺動接点30は次のように組
付けられて一体化される。すなわち、接点台31のダボ
31eに摺動接点30の取付穴30eを嵌合させ、熱、
超音波等でダボ31eを変形させることによって(図5
参照)、摺動接点30と接点台31とを固定する。ここ
で、摺動接点30の取付穴30eと接点台31のダボ3
1eは摺動接点30の中心と接点台31の中心が等しく
合致するように形成されている。
【0045】前記接点台31と摺動接点30との結合物
は、図5に示すように、現像ローラ10dの内部に挿入
される。詳しくは、現像ローラ10dの左端部に駆動側
のフランジ部材20bが結合された状態で、前記結合物
は現像ローラ10dの内部に開放されている右端部10
dR側より接点台31側から挿入される。そして、前記
結合物を現像ローラ10dの内部に右端部10dR側よ
り接点台31側から挿入していくと、接点台31の円筒
部31aがフランジ部材20bの内部に軸部20b1と
同軸に形成してある穴部20b2と嵌合する。これによ
って、摺動接点30を現像ローラ10dと同軸上に配置
することができる。そして、前記結合物の現像ローラ1
0d内部への挿入は接点台31のフランジ31bがフラ
ンジ部材20bの内部の穴部20b2の手前で内部端面
20b3に突き当たることで終了する。現像ローラ10
d内へ挿入された摺動接点30は爪部30bを変形させ
ることで現像ローラ10dの内壁面(内面)10d1と
の接触圧を得る。ここで、爪部30bは前述のように円
板部30aの半径方向に伸びていると共に現像ローラ1
0d内部への挿入方向下流側に曲げられているので、挿
入時にはたわみやすく、しかも抜き方向へは爪部先端が
現像ローラ10dの内壁面10d1に喰い込む方向へ力
が加わるようになっている。このため、前記爪部30b
は現像ローラ10dに対する摺動接点30の抜け止めと
しての機能を有する。
【0046】(現像ローラと磁石の結合)前述した如
く、現像ローラ10dは摺動接点30を内部に支持して
その摺動接点30と電気的導通を有する一つの単組品と
なる。また、磁石10cは左側軸部10c1に円筒電極
28がかぶさり、その円筒電極28と電気的導通を有し
て左側軸部10c1の軸根本10c5に固定された固定
接点29を支持した一つの単組品となる。そして、この
2つの単組品は次のようにして結合される。
【0047】図6に示すように、現像ローラ10dの開
放されている右端部10dR側から、磁石10cを円筒
電極28が組付けられた左側軸部10c1を先にして挿
入していく。すると、摺動接点30の摺動腕30cと固
定接点29の円板部29aの円板表面29a1(図3参
照)が当接し、これより更に磁石10cを挿入していく
と、摺動接点30の摺動腕30cが弾性的に変形し反撥
力を高めるが、磁石10cに設けた凸部10c2の軸方
向先端面10c21(図3参照)が摺動接点30の円板
部30aの円板面30a1(図5参照)に当接し、磁石
10cのこれ以上の挿入ができないことを知らせる。そ
して、現像ローラ10dの開放されている右端部10d
Rにフランジ部材20aを圧入、カシメ、熱バメ等の手
段で組付けることによって、図1に示すような現像ロー
ラユニットDUができあがる。
【0048】この現像ローラユニットDUは前述のよう
に、フランジ部材20a,20bをトナー現像枠体12
とホルダー24a,24bとで支持された軸受21a,
21bによって回転自在に支持され、磁石10cの両端
の軸部10c1をホルダー24a,24bに設けた支持
穴24a1,24b1に嵌合させることで固定支持され
る。ここで、フランジ部材20bの軸部20b1は、磁
石10cの左側軸部10c1に取り付けた円筒電極28
のうち、左側の突起部28bを残して円筒部28eをカ
バーしている。なお、支持穴24b1は磁石10cの角
度決めのためのDカットを有する穴となっている。
【0049】(第三の導電部(固定電極部材)の構成)
ここで、図1に示すように、トナー現像枠体12のホル
ダー24bには、導電性を有する第三の導電部としての
固定電極部材25が固定されている。ホルダー24b
は、前述したDカットを有する支持穴24b1によっ
て、現像ローラユニットDUの円筒電極28が嵌められ
た磁石10cの左側軸部10c1先端のDカット10c
3を支持している。前記固定電極部材25は、現像ロー
ラ10dの長手方向の一端側に位置する前述のホルダー
24bに支持穴24b1と連通して設けた切欠き部24
b2に入り込み、円筒電極28の左端側の突起部28b
と当接する接点部(第一の電気接点部)25bを有す
る。また、装置本体14の本体電気接点である装置側接
点26と接続するために前記ホルダー24bに外部に露
出して設けた露出部(第二の電気接点部)25aを有す
る。そして、前記接点部25bと露出部25aは一体に
形成されている。
【0050】第一の電気接点部としての接点部25b
は、円筒電極28の左端側の突起部28bに当接して弾
性変形し、その弾性変形による反撥力(弾性力)を持っ
て前記突起部28bに当接している。円筒電極28の左
端側の突起部28bは前述のように磁石10cの角度固
定を行うために左側軸部10c1の先端に設けられたD
カット10c3の円弧部分10c31の円弧面上に位置
するように設計されている。詳しくは、円筒電極28の
左端側の突起部28bは、固定電極部材25の接点部2
5bにより左側軸部10cのラジアル方向の反撥力を受
けることによってDカット10c3の円弧部分10c3
1の円弧面上に付勢される。これにより、左側軸部10
c1のDカット10c3が固定電極部材25の接点部2
5bを介して円筒電極28の突起部28bにより円弧部
分10c31から平坦部分10c32に向かって付勢さ
れる。これによって、ホルダー24bの支持穴24b1
と磁石10cの左側軸部10c1のDカット10c3と
の嵌合ガタによる磁石10cの角度ズレを防止すること
ができ、磁石10cのラジアル方向での支持精度の向上
を図ることができる。
【0051】また、摺動接点30の摺動腕30cは、前
述のように円板部30aの中心を通る円板面に垂直な直
線を軸とするらせん形状をしているため、固定接点29
の円板部29aとの当接における接触圧は現像ローラ1
0d、磁石10cの軸線方向へ作用する。これによって
現像ローラ10dと磁石10cは共に離れる方向に移動
可能となる。このため、現像ローラ10dと磁石10c
はそれぞれの軸線方向のガタ分だけ移動し、互いに軸線
方向の一端が軸受21a,21bやホルダー24a,2
4bに当接するようになる。すなわち、前記摺動接点3
0の摺動腕30cは、現像ローラ10dと磁石10cを
軸線方向において反対方向へ付勢する付勢手段として機
能するので、磁石10cの軸方向での位置精度が高めら
れる。
【0052】これにより、前述した固定電極部材25の
接点部25bによる磁石10cのラジアル方向での支持
精度の向上と相俟って、摺動接点30の摺動腕30cに
よる磁石10cの軸方向での位置精度が高められる。そ
の結果、電子写真画像形成プロセスの現像工程におい
て、現像ローラ10dに現像バイアスを印加し、現像ロ
ーラ10d表面のトナーを感光体ドラム7の静電潜像に
応じて転移させることによりトナー像を形成する際の、
静電潜像の現像性の向上に効果がある。
【0053】第二の電気接点部としての露出部25a
は、トナー現像枠体12のホルダー24bにおいて、前
記現像ローラユニットDUを組み込んだプロセスカート
リッジBを装置本体14に装着した際に、装置本体14
の電源27と接続された本体電気接点である装置側接点
26と接触する位置に設けられている。これにより、装
置本体14にプロセスカートリッジBを装着すると、ト
ナー現像枠体12のホルダー24b外部に露出した固定
電極部材25の露出部25aが装置本体14の電源27
と接続された装置側接点26と接触する。
【0054】これによって、装置本体14の電源27と
現像ローラ10dとは、前記装置側接点26と固定電
極部材25の露出部25a、固定電極部材25の接点
部25bと円筒電極28の左端側の突起部28b、円
筒電極28の右端側の突起部28aと固定接点29の爪
部29b、固定接点29の円板部29aと摺動接点3
0の摺動腕30c、そして摺動接点30の爪部30b
から現像ローラ10d内壁面10d1という経路を経て
電気的に接続される。これにより、現像ローラ10dへ
の現像バイアスの印加が可能となる。
【0055】ここで、前記の固定接点29の円板部2
9aと摺動接点30の摺動腕30cの電気的接続は摺動
接点となり、この摺動接点の摺動接点部(円板部29a
と摺摺動腕30cとの摺動部)の摩耗や摺動接点部の傷
等によって現像バイアスの印加に変動をきたす場合があ
るので、導電グリスを塗布しておくのが好ましい。
【0056】この場合、本実施の形態においては、前記
摺動接点部を現像ローラ10d内部に配置したことによ
って、現像ローラユニットDUをトナー現像枠体12へ
組付ける際、作業の邪魔になることがない。その上、こ
の現像ローラユニットDUの外部へ導電グリスが漏れ出
す恐れもなく、外部からのダストの侵入も少なくなり、
導電グリスの性能を維持することが可能となる。この
為、固定接点29の円板部29aと摺動接点30の摺動
腕30cの電気的接点の信頼性向上に効果がある。
【0057】また、磁石10cの左側軸部10c1の根
本部分に複数設けた凸部10c1は既に述べたように、
現像ローラユニットDUの組立ての際に、現像ローラ1
0d内部への磁石10cの挿入の終了を伝えることを説
明したが、これ以外にも次のような機能を有するもので
ある。
【0058】すなわち、本実施の形態で示す現像ローラ
ユニットDUを組み込んだプロセスカートリッジBに輸
送中や保管中において現像ローラユニットDUの軸線方
向(現像ローラ10dの軸線方向)への衝撃が加えられ
た場合、凸部10c3の軸方向先端面10c21がフラ
ンジ部材20b内で接点台31に固定されている摺動接
点30の円板部30aに当接する(図1参照)。このた
め、摺動接点30の摺動腕30cに過剰な力が加わり塑
性変形を生じるのを防止する機能がある。これによっ
て、摺動接点30の摺動腕30cによる固定接点29の
円板部29aへの電気的接点の信頼性向上に効果があ
る。
【0059】また、前記磁石10cの細い左側軸部10
cの根本部分の周囲に凸部10c3を複数設けることで
軸根本の径を拡大して軸根本部分の強度向上を図ること
ができる。これにより、輸送時に落下衝撃が加えられた
場合でも、左側軸部10cが根本部分で折れるようなこ
とを防止することができる。その上、前記左側軸部10
c1に金属製の円筒電極28が嵌められているので、軸
根本部分の更なる強度向上が図れる。
【0060】ところで、円筒電極28の磁石10cの左
側軸部10c1への取り付けは、円筒電極28の左端側
の突起部28bとホルダー24bに設けられた固定電極
部材25の接点部25bとの電気的接続を確実なものと
するために、円筒電極28を左側軸部10c1に規定の
取り付け角度で取り付ける必要がある。このため、本実
施の形態では、円筒電極28を左側軸部10c1に正規
の取り付け角度とは異なる角度で組付けるのを防止する
ための組立てミス防止構造を備える。
【0061】以下に、その構成について、図2、図3、
図14乃至図16を用いて説明する。
【0062】(円筒電極の左側軸部への組立てミス防止
構造)図2に示すように、円筒電極28の円筒部28e
の右側の後端には係合部としての突起部28aが3ヶ所
設けられており、一方、磁石10cの左側軸部10c1
の根本部分の隣り合う凸部10c2の間にも係合部とし
ての凹部10c22が3ヶ所設けられており、この突起
部28aと凹部10c22とは係合している(図3参
照)。
【0063】図14はこの突起部28aと凹部10c2
2との係合関係を説明するための模式図である。図左側
は円筒電極28を平らに広げた状態を表し、図右側も同
様に磁石10cの凸部10c2と凹部10c22の部分
を仮想的に広げた状態を示す。
【0064】図14において、円筒電極28の係合部と
しての突起部28aは、第1の突起部28aa、第2の
突起部28ab、及び第3の突起部28acの3つの突
起部からなっており、円筒電極28の左側突起部28b
と右側の第2の突起部28abは同軸上に存在する。ま
た各突起部28aa,28ab,28acの間隔は磁石
10cの左側軸部10c1に円筒電極28を嵌めた状態
で、左側軸部10c1の軸線を中心にして第1の突起部
28aaと第2の突起部28abとの間、および第3の
突起部28abと第3の突起部28acとの間で130
°になるように設計してある(当然残りの第3の突起部
28acと第1の突起部28aaとの間は100°であ
る)。
【0065】また磁石10cの係合部としての凹部10
c22は、第1の凹部10c22a、第2の凹部10c
22b、及び第3の凹部10a22cの3つの凹部から
なり、各凹部10c22a,10c22b,10a22
cの間隔は円筒電極20と同じように左側軸部10c1
の軸線を中心にして第1の凹部10c22aと第2の凹
部10c22bとの間、および第2の凹部10c22b
と第3の凹部10a22cとの間で130°になるよう
に設計してある(当然残りの第3の凹部10c22cと
第1の凹部10c22aとの間は100°である)。
【0066】これによって、円筒電極28の突起部28
aと磁石10cの左側軸部10c1の凹部10c22と
の位置が、左側軸部10c1の外周面上で一致するの
で、円筒電極28を左側軸部10c1に正常に取り付け
ることができる。
【0067】ここで、円筒電極28の左側軸部10c1
への周方向の取り付け角度を間違えた場合の説明を図1
5を用いて行う。
【0068】円筒電極28の第2の突起部28abを左
側軸部10c1の第3の凹部10c22cに係合するよ
うに、円筒電極28を左側突起部28bの側からみて1
30°回転させている。
【0069】この場合、第1の突起部28aaと第2の
突起部28abとの間、および第2の凹部10c22b
と第3の凹部10c22cとの間は130°に設計され
ているので、第1の突起部28aaと第2の突起部10
c22bとは係合する位置関係にあるが、第3の突起部
28acと第1の凹部10c22aとは30°のずれが
ある。このため、円筒電極28を左側軸部10c1へ挿
入する際に、第3の突起部28acが第1の凹部10c
22aと第2の凹部10c22bとの間の凸部10c2
に突き当たり、円筒電極28を左側軸部10c1の正規
の位置まで挿入することができない。
【0070】また、図示していないが、円筒電極28の
第3の突起部28acを左側軸部10c1の第1の凹部
10c22aに係合するように、円筒電極28を左側突
起部28bの側からみて−130°回転させている場合
も同様に第1の突起部28aaと第2の凹部10c22
bとは30°のずれがある。このため、円筒電極28を
左側軸部10c1へ挿入する際に、第1の突起部28a
aが第1の凹部10c22aと第2の凹部10c22b
との間の凸部10c2に突き当たり、円筒電極28を左
側軸部10c1の正規の位置まで挿入することができな
い。
【0071】しかしながら、左側軸部10c1の外周面
上で、磁石10aの軸線方向に、第1の凹部10c22
aには突起部28aの第1の突起部28aaを、第2の
凹部10c22bには第2の突起部28abを、第3の
凹部10a22cには第3の突起部28acをそれぞれ
対向させることによって、円筒電極28を左側軸部10
c1の正規の位置まで挿入することができる。すなわ
ち、円筒電極28の各突起部28aa,28ab,28
acと磁石10cの左側軸部10c1の各凹部10c2
2a,10c22b,10a22cの位置を、左側軸部
10c1の外周面上で一致させた場合にのみ、円筒電極
28を左側軸部10c1に正常に取り付けることができ
る。したがって、円筒電極28の左側軸部10c1への
取り付け角度を間違えることなく正しい周方向取り付け
角度位置で円筒電極28を左側軸部10c1に取り付け
ることができる。
【0072】さらに他の変形例を図16に示す。図16
においては3ヶ所の各突起部28ad,28ae,28
af間の角度、および各凹部10c22d,10c22
e,10c22f間の角度を等分配(120°づつ)に
してある。3つの突起部28ad,28ae,28af
のうち第2の突起部28aeの幅28aeWは他の第1
及び第3の突起部28ad,28afの幅28adW,
28afWよりも広くしてある。また左側軸部10c1
の3ヶ所の凹部10c22d,10c22e,10c2
2fも同様に第2の凹部10c22eの幅10c22f
Wを他の第1及び第3の凹部10c22d,10c22
fの幅10c22dW,10c22fWよりも広くして
ある。このような位置関係で3つの突起部28ad,2
8ae,28afおよび凹部10c22d,10c22
e,10c22fを設けると、3組の突起部と凹部はそ
の位置が左側軸部10c1の外周面上で一致する場合に
すべて係合し合うので、円筒電極28を左側軸部10c
1に正常に取り付けることができる。
【0073】しかし、本変形例の場合、第2の突起部2
8aeの幅28aeWは第3の凹部10c22f及び第
1の凹部10c22dの幅10c22fW,10c22
dWより広くしているため、つまり、 28ae>10c22dW,28aeW>10c22d
W となっているため、第2の突起部28aeは第2の凹部
10c22e以外の凹部10c22d,10c22fに
係合することができない。よって、図16に示す突起部
と凹部以外の取り付け角度の組み合わせでは、円筒電極
28を左側軸部10c1の正規の位置までに挿入できな
い。
【0074】したがって、本変形例においても、円筒電
極28の各突起部28ad,28ae,28afと磁石
10cの左側軸部10c1の各凹部10c22d,10
c22e,10a22fの位置を、左側軸部10c1の
外周面上で一致させた場合にのみ、円筒電極28を左側
軸部10c1に正常に取り付けることができる。これに
より、円筒電極28の左側軸部10c1への取り付け角
度を間違えることなく正しい周方向取り付け角度位置で
円筒電極28を左側軸部10c1に取り付けることがで
きる。
【0075】このように本実施の形態では、円筒電極2
8の各突起部と磁石10cの左側軸部10c1の各凹部
の位置が、左側軸部10c1の外周面上で一致する場合
に、円筒電極28を左側軸部10c1に正常に取り付け
ることができるように構成することによって、現像ロー
ラに現像バイアスを印加する接点部の一部を構成する円
筒電極28の左側軸部10c1への組立て性の向上を図
っている。
【0076】本実施の形態では、3組の突起部と凹部を
用いて円筒電極28の左側軸部への10c1への周方向
の取り付け角度を決定する構成を説明したが、その取り
付け角度が決定されるのであれば突起部および凹部の数
に制限はない。
【0077】前述した本実施形態の現像装置は、次のよ
うに構成される。すなわち、電子写真画像形成装置
(A)に用いられる現像装置であって、電子写真感光体
(7)に形成された静電潜像を現像するための現像装置
において、(a)フレーム(トナー現像枠体12)と、
(b)現像剤(トナー)を用いて、前記電子写真感光体
に形成された静電潜像を現像するための現像ローラ(1
0d)と、(c)前記現像ローラの内部に配置されたマ
グネット(磁石10c)と、ここで前記マグネットは、
その一端と他端に軸(軸部10c1)を有する、そし
て、前記軸は前記現像ローラの内部から外部にわたって
設けられている、(d)前記一端に設けられた一端軸
(左側軸部10c1)の長手方向に沿って設けられた第
一の導電部(円筒電極28)であって、前記現像ローラ
の内部から外部にわたって設けられた第一の導電部と、
(e)前記現像ローラの内部に設けられた第二の導電部
(摺動接点30)であって、前記現像ローラの内面(内
壁面10d1)と前記第一の導電部とを電気的に接続し
ている第二の導電部と、(f)前記フレームに設けられ
た第三の導電部(固定電極部材25)と、ここで、前記
第三の導電部は、前記現像ローラの長手方向の一端側に
位置する第一の電気接点部(接点部25b)と、前記現
像装置が電子写真画像形成装置本体14に装着された際
に、前記電子写真画像形成装置本体14に設けられた本
体電気接点(装置側接点26)と接続するための、前記
第一の電気接点部とは異なった位置に設けられた第二の
電気接点部(露出部25a)と、ここで前記第一の電気
接点部は、前記第一の導電部と電気的に接続している、
を有し、前記第一の導電部は、前記現像ローラの内部で
もって、前記第二の導電部と電気的に接続し、また、前
記現像ローラの外部でもって、前記第一の電気接点部と
電気的に接続おり、前記第一の導電部の後端に設けられ
た係合部(突起部28a)が前記一端軸に設けられた係
合部(凹部10c22)に係合しており、前記一端軸に
対する前記第一の導電部の周方向取り付け角度が決定さ
れるように前記第一の導電部の係合部と前記一端軸の係
合部が構成されている。
【0078】前記第一の導電部の後端に設けられた係合
部は突起部であり、前記一端軸に設けられた係合部は凹
部である。
【0079】前記現像ローラの一端には、前記現像ロー
ラの長手方向に沿って前記現像ローラの外側に突出して
設けられたフランジ(軸部20b1)を有する。ここ
で、前記フランジは前記第一の導電部のうち、その先端
部分(突起部28b)を残して前記現像ローラ10dの
外部に位置する部分(円筒部28e)をカバーしてい
る。
【0080】前記フランジは、回転可能に前記フレーム
に支持されている。
【0081】前記第一の導電部の先端部分(左端側の突
起部28b)は、前記第一の電気接点部と接触してい
る。
【0082】前記第一の導電部は円筒(円筒部28e)
を有する。そして、前記円筒は前記一端軸に嵌合してい
る。
【0083】前記円筒はその後端から突出して設けられ
た突出部(右端側の突起部28a)が前記一端軸に設け
られた凹部(10c22)に係合している。これによっ
て、円筒は前記一端軸に対して回転が規制されている。
なおかつ前記一端軸に対する前記第一の導電部の周方向
取り付け角度が決定されるように前記凹部と係合する突
出部(28a)を有する。
【0084】更に、前記第一の導電部は、前記円筒と電
気的に接続している円板(円板部29a)を有する。こ
こで、前記円板は穴(29c)を有している。そして、
前記一端軸が前記穴を貫通している。
【0085】前記第二の導電部は、前記現像ローラの内
部に固定されている。そして、前記第二の導電部は、前
記現像ローラ10dの内面に接触している第一の接触部
(爪部30b)と、前記第一の導電部と弾性的に接触的
している第二の接触部(摺動腕30c)とを有する。
【0086】前記第二の接触部は、前記第一の導電部が
有する前記円筒と電気的に接触している円板表面(円板
部表面29a1)を弾性的に摺動する。ここで、前記円
板は穴を有している。そして、前記一端軸が前記穴を貫
通している。
【0087】前記第二の接触部は、前記第一の導電部が
有する前記円筒周面(円板部表面29a1)を摺動す
る。
【0088】前記第一の導電部は、前記第一の電気接点
部によって、前記一端軸のラジアル方向の弾性力を受け
る。
【0089】前記軸の先端部分はDカット形状である。
そして、このDカット形状の部分が前記フレームの穴
(支持穴24b1)に嵌合する。そして、前記第一の導
電部の先端部分(左端側の突起部28b)は、前記Dカ
ット形状の円弧部分(10c31)に位置している。そ
して、前記第一の導電部(28)の先端部分は、前記第
一の電気接点部によって、前記Dカット形状の円弧部分
から前記Dカット形状の平坦部分(10c32)に向か
って弾性力を受ける。
【0090】前記第一の導電部は、前記第二の導電部に
よって、前記一端軸の軸線方向の弾性力を受ける。
【0091】また、前述した本実施形態のプロセスカー
トリッジ(B)は、次のように構成される。すなわち、
電子写真画像形成装置本体(14)に着脱可能なプロセ
スカートリッジ(B)において、(a)電子写真感光体
(7)と、(b)フレーム(トナー現像枠体12)と、
(c)現像剤(トナー)を用いて、前記電子写真感光体
に形成された静電潜像を現像するための現像ローラ(1
0d)と、前記現像ローラの内部に配置されたマグネッ
ト(磁石10c)と、ここで前記マグネットは、その一
端と他端に軸(軸部10c1)を有する、そして、前記
軸は前記現像ローラの内部から外部にわたって設けられ
ている、前記一端に設けられた一端軸(左側軸部10c
1)の長手方向に沿って設けられた第一の導電部(円筒
電極28)であって、前記現像ローラの内部から外部に
わたって設けられた第一の導電部と、前記現像ローラの
内部に設けられた第二の導電部(摺動接点30)であっ
て、前記現像ローラの内面(内壁面10d1)と前記第
一の導電部とを電気的に接続している第二の導電部と、
前記フレームに設けられた第三の導電部(固定電極部材
25)と、ここで、前記第三の導電部は、前記現像ロー
ラの長手方向の一端側に位置する第一の電気接点部(接
点部25b)と、前記現像装置が電子写真画像形成装置
本体14に装着された際に、前記電子写真画像形成装置
本体14に設けられた本体電気接点(装置側接点26)
と接続するための、前記第一の電気接点部とは異なった
位置に設けられた第二の電気接点部(露出部25a)
と、ここで前記第一の電気接点部は、前記第一の導電部
と電気的に接続している、を有し、前記第一の導電部
は、前記現像ローラの内部でもって、前記第二の導電部
と電気的に接続し、また、前記現像ローラの外部でもっ
て、前記第一の電気接点部と電気的に接続おり、前記第
一の導電部の後端に設けられた係合部(突起部28a)
が前記一端軸に設けられた係合部(凹部10c22)に
係合しており、前記一端軸に対する前記第一の導電部の
周方向取り付け角度が決定されるように前記第一の導電
部の係合部と前記一端軸の係合部が構成されている。
【0092】前記第一の導電部の後端に設けられた係合
部は突起部であり、前記一端軸に設けられた係合部は凹
部である。
【0093】また、前述した本実施形態の導電部品(円
筒電極30)は、次のように構成される。すなわち、電
子写真画像形成装置本体(14)から現像ローラ(10
d)に現像バイアスを給電するための給電部品と電気的
に接続する導電部品において、ここで、前記現像ローラ
は電子写真感光体(7)に形成された静電潜像を現像剤
を用いて現像するためのものである、そして、前記現像
ローラは内部にマグネット(磁石10c)を有する、そ
して、前記給電部品は、以下を有する、(a)中心に穴
(貫通孔30d)を有する基体(円板部30a)と、こ
こで前記給電部品が現像ローラの内部に取り付けられた
際に、前記穴には、マグネットが有する軸(左側軸部1
0c1)が貫通する、(b)前記現像ローラの内面に接
触するための第一の接触部(爪部30b)と、(c)前
記軸に沿って設けられた第一の導電部としての前記導電
部品と前記軸の軸線方向から弾性的に接触するための第
二の接触部(摺動腕30c)と、を有する、そして、前
記導電部品は、前記現像ローラの内部から外部にわたっ
て設けられ、前記現像ローラの内部でもって、前記第二
の接触部と電気的に接続し、また、前記現像ローラの外
部でもって、前記現像ローラの長手方向の一端部に位置
する第三の導電部(固定電極部材25)が有する第一の
電気接点部(接点部25b)と電気的に接続しており、
前記第一の導電部の後端に設けられた係合部(突起部2
8a)が前記軸に設けられた係合部(凹部10c22)
に係合しており、前記軸に対する前記第一の導電部の周
方向取り付け角度が決定されるように前記第一の導電部
の係合部と前記軸の係合部が構成されている。
【0094】また、電子写真画像形成装置本体(14)
から現像装置の有する現像ローラ(10d)に現像バイ
アスを給電するための給電部品(摺動接点30)と電気
的に接続する導電部品において、ここで、前記現像装置
は電子写真感光体(7)に形成された静電潜像を現像す
るためのものであって、以下を有する、(a)フレーム
(トナー現像枠体12)と、(b)前記現像ローラの内
部に配置されたマグネット(磁石10c)と、ここで前
記マグネットは、その一端と他端に軸(軸部10c1)
を有する、そして、前記軸は前記現像ローラの内部から
外部にわたって設けられている、(c)前記フレームに
設けられた第三の導電部(固定電極部材25)と、ここ
で、前記第三の導電部は、前記現像ローラの長手方向の
一端側に位置する第一の電気接点部(接点部25b)
と、前記現像装置が前記電子写真画像形成装置本体に装
着された際に、前記電子写真画像形成装置本体に設けら
れた本体電気接点(装置側接点26)と接続するための
第二の電気接点(露出部25a)と、を有する、そし
て、前記給電部品は、以下を有する。 (A)中心に穴(貫通孔30d)を有する基体(円板部
30a)と、ここで前記給電部品が現像ローラの内部に
取り付けられた際に、前記穴には、前記マグネットの一
端に設けられた一端軸(左側軸部10c1)が貫通す
る、(B)前記現像ローラの内面に接触するための第一
の接触部(爪部30b)と、(C)前記一端軸に沿って
設けられた第一の導電部としての前記導電部品(円筒電
極28)と弾性的に接触するための第二の接触部(摺動
腕30c)と、を有する、そして、前記導電部品は、前
記一端軸の長手方向に沿って前記現像ローラの内部から
外部にわたって設けられ、前記現像ローラの内部でもっ
て、前記第二の接触部と電気的に接続し、また、前記現
像ローラの外部でもって、前記第一の電気接点部(接点
部25b)と電気的に接続しており、前記導電部品の後
端に設けられた係合部(突起部28a)が前記一端軸に
設けられた係合部(凹部10c22)に係合しており、
前記一端軸に対する前記導電部品の周方向取り付け角度
が決定されるように前記導電部品の係合部と前記一端軸
の係合部が構成されている。
【0095】前記導電部品の後端に設けられた係合部は
突起部であり、前記一端軸に設けられた係合部は凹部で
ある。
【0096】前記給電部品の基体は円形であって、前記
第一の接触部は弾性を有している。そして、前記基体の
周面からラジアル方向において外方へ突出している。
【0097】前記給電部品の第二の接触部は弾性を有し
ている。そして、前記基体の周面からラジアル方向と交
差する方向に突出している。
【0098】前記給電部品の材質は、銅合金、ステンレ
ス合金、バネ鋼である。
【0099】以上説明したように、本実施の形態に係る
現像装置、プロセスカートリッジは、現像ローラ10d
内部で固定接点29と摺動接点30とによる摺動接点部
を構成できるため、この摺動接点部にホコリや異物が侵
入することがない。また、摺動接点部の信頼性向上の為
に摺動接点部に導電グリスを塗布する場合は、導電グリ
ス内にホコリや異物が侵入することによる導電グリスの
性能劣化の心配がなくなり、ひいては摺動接点部の信頼
性向上になる。
【0100】また、摺動接点部を構成する摺動接点30
の摺動腕30cが固定接点29の円板部29aに現像ロ
ーラ10dの軸線方向へ付勢力をもって接しているた
め、現像ローラ10dの軸線方向にガタを持ってトナー
現像枠体12に支持されている磁石10cを前記軸線方
向の一方向へ付勢してトナー現像枠体12内に支持する
ことが可能となり、磁石10cのトナー現像枠体12に
対する位置精度が高められる。
【0101】また、磁石10cの左側軸部10c1のD
カット10c3が固定電極部材25の接点部25bを介
して円筒電極28の突起部28bにより円弧部分10c
31から平坦部分10c32に向かって付勢されるた
め、磁石10cのラジアル方向でのホルダー24bの支
持穴24b1と磁石10cの左側軸部10c1のDカッ
ト10c3との嵌合ガタをよる嵌合ガタを相殺すること
が可能となる。これにより、磁石10cのホルダー24
bに対する位置決め精度を向上させることができる。
【0102】また、フランジ部材20bの穴20b1に
嵌合する円筒部31aと、磁石10cの左側軸部10c
1が貫通する貫通穴31cとを有する絶縁性の接点台3
1を介して摺動接点30がフランジ部材20b内部に固
定されているので、摺動接点30を現像ローラ10dの
回転軸線と同軸上に配置することが可能となり、加えて
固定接点29に対する前記摺動接点30の摺動軌跡も現
像ローラの回転軸線と同軸な円とすることができる。こ
のため、固定接点29に対する前記摺動接点30の摺動
動作が安定し摺動接点部の信頼性の向上が図れる。
【0103】また、円筒電極28は左端側の突起部28
aが磁石10cの左側軸部10c1の根本部分の隣合う
凸部10c2間の凹部10c22に係合するように左側
軸部10c1に挿入されるため、円筒電極28の磁石1
0cの左側軸部10c1に対する回転方向の位置出し
(現像ローラ10dの回転方向での円筒電極28の位置
規制)を行うことが可能となる。これにより、円筒電極
28の突起部28aと固定接点29の爪部29bとを確
実に接するようにすることができる。
【0104】また、円筒電極28の後端から突出して設
けられた突出部28aが磁石10cの左側軸部10c1
の根本部分に設けられた凹部10c22に係合してお
り、前記左側軸部10c1に対する前記円筒電極28の
周方向取り付け角度が決定されるように前記突出部28
aと凹部10c22が構成されているため、前記左側軸
部10c1に前記円筒電極28を正しい取り付け角度で
組付けることができる。
【0105】また、磁石10cの左側軸部10c1の根
本部分に設けた凸部10c2の外径は円筒電極28の円
筒部28eの右端側に設けた突起部28aの外径よりも
大きく、摺動接点30の摺動腕30cと固定接点29の
円板部29aとの摺動接点部の回転軌跡より小さくして
いるため、摺動接点30の摺動腕30cと固定接点29
の円板部29aとの摺動接点部を前記磁石10cの凸部
10c2で保護することが可能となる上、摺動接点30
の摺動腕30cと固定接点29の円板部29aとの摺動
機能を損なうこともない。さらには、磁石10cの軸根
本部分の強度向上も可能となる。
【0106】また、磁石10cの左側軸部10c1の根
本部分に設けた凸部10c2は、固定接点29を軸根本
部10c5に密着させたとき、その軸方向高さが固定接
点29の爪部29aの爪部先端より高くなるように形成
してあるので、輸送時にプロセスカートリッジBへ現像
ローラ10d軸方向の衝撃が加わった場合、前記凸部1
0c2の軸方向先端面10c2が摺動接点30の円板部
30aに当接することとなる。このため、円筒電極28
と固定接点29との接点部を保護できるとともに、摺動
接点30の摺動腕30cと固定接点29の円板部29a
との摺動接点部へ過度の力が加わることを防止でき、摺
動接点部の保護が可能となる。
【0107】また、固定接点29は、円板部29aの貫
通孔29cに磁石10cの左側軸部10c1が貫通し、
前記貫通孔29cの周面に沿って設けられた複数の各爪
部29bが前記左側軸部10c1の長手方向に沿って設
けられた円筒電極28と弾性的に接触して、前記円筒電
極28と電気的に接続されるので、前記円筒電極28と
の電気的な接続を確実に行うことができる。
【0108】また、摺動接点30は、磁石10cの左側
軸部10cが貫通する貫通孔10dと、この貫通孔10
dの周囲に形成した円板部30aと、この円板部30a
から半径方向外側に伸び、かつ磁石10cの左側軸部1
0cへの挿入方向下流側に折り曲げられて現像ローラ1
0dの内壁面10d1に当接する複数の爪部30bと、
前記円板部30aの円板中心を通って円板面30a1に
垂直な直線を軸する略らせん状に形成され、かつ固定接
点29の円板部29aに弾性的に当接する摺動腕30c
とを有している。前記摺動腕30cは固定接点29の円
板部29aに弾性的に当接するので、固定接点29を介
して磁石10cを現像ローラ10dの軸線方向へ付勢す
ることができ、よって、現像ローラ12dに対する磁石
10cの軸線方向のガタをなくすことができて、磁石1
0cの位置決め精度の向上を図ることができる。また、
爪部30bは摺動接点30が現像ローラ10d内部から
抜ける方向に力が加えられても、その力に抗することが
可能となる上、前述のように現像ローラ10dとの電気
的接続を確実なものとすることが可能となる。また摺動
腕30cは固定接点29の円板部29aとの接触圧が現
像ローラ10cの軸線方向にほぼ沿った方向に加わるた
め、磁石10cの軸線方向への付勢とその反作用として
接点台31をフランジ部材20bの内部端面20b3へ
密着させることが可能となる。
【0109】なお、前述した本実施の形態では、円筒電
極28のおける左端側の突起部28bを磁石10cのD
カット10c3の円弧部分30c31と平行に形成した
例を説明したが(図2参照)、図12及び図13に示す
ように、円筒電極28の突起部28bの先端に内側に向
けて折り曲げた折曲げ部28b1を形成し、この折曲げ
部28b1を磁石10cのDカット10c3の円弧部分
30c31の先端に設けた面取り部30c33に係止さ
せるようにしてもよい。これによって、円筒電極28の
磁石10cの左側軸部10c1に対する移動を確実に防
止することができる上、円筒部28eの端面28dを左
側軸部10c1の底面10c4に容易に一致させること
ができるようになる。
【0110】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態で
は現像装置、或いは給電部品を単色画像を形成するプロ
セスカートリッジに適用した場合を例示したが、本発明
に係る現像装置、或いは給電部品は、現像手段を複数設
け、複数色の画像(2色画像、3色画像あるいはフルカ
ラー等)を形成するカートリッジにも好適に適用するこ
とができる。
【0111】また、前述した実施の形態で示したプロセ
スカートリッジは単色画像を形成する場合を例示した
が、本発明に係るプロセスカートリッジは現像手段を複
数設け、複数色の画像(2色画像、3色画像あるいはフ
ルカラー等)を形成するカートリッジにも好適に適用す
ることができる。
【0112】また、電子写真感光体としては、前記感光
体ドラムに限定されることなく、例えば次のものが含ま
れる。先ず感光体ドラムとしては光導電体が用いられ、
光導電体としては例えばアモルファスシリコン、アモル
ファスセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体
(OPC)等が含まれる。また前記感光体を搭載する形
状としては、例えばドラム形状またはベルト状のものが
用いられており、例えばドラムタイプの感光体にあって
は、アルミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは
塗工等を行ったものである。
【0113】また帯電手段の構成も、前述した実施の形
態ではいわゆる接触帯電方法を用いたが、他の構成とし
て従来から用いられているタングステンワイヤーの三方
周囲にアルミ等の金属シールドを施し、前記タングステ
ンワイヤーに高電圧を印加することによって生じた正ま
たは負のイオンを感光体ドラムの表面に移動させ、該感
光体ドラムの表面を一様に帯電する構成を用いても良い
ことは当然である。
【0114】なお、前記帯電手段としては前記ローラ型
以外にも、ブレード(帯電ブレード)、バッド型、ブロ
ック型、ロッド型、ワイヤ型等のものでも良い。
【0115】また感光体ドラムに残像するトナーのクリ
ーニング方法としても、ブレード、ファーブラシ、磁気
ブラシ等を用いてクリーニング手段を構成しても良い。
【0116】また、前述したプロセスカートリッジと
は、例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段
の1つを備えたものである。従って、そのプロセスカー
トリッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外
にも、例えば電子写真感光体と帯電手段とを一体的にカ
ートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子
写真感光体と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、
装置本体に着脱可能にするもの。電子写真感光体とクリ
ーニング手段とを一体的にカートリッジ化し、装置本体
に着脱可能にするもの。更には電子写真感光体と、前記
プロセス手段の2つ以上のものを組み合わせて一体的に
カートリッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの等が
ある。
【0117】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と電子写真感光体とを一体
的にカートリッジ化して装置本体に着脱可能とするもの
をいう。そして、このプロセスカートリッジは、使用者
自身が装置本体に着脱することができる。そこで、装置
本体のメンテナンスを使用者自身で行うことができる。
【0118】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてレーザービームプリンタを例示した
が、本発明はこれに限定する必要は無く、例えば、電子
写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロセッ
サ等の電子写真画像形成装置に使用することも当然可能
である。
【0119】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る現像
装置は、現像ローラに現像バイアスを印加するための接
点部の信頼性の向上を図れ、しかも現像ローラの有する
マグネットに正しい角度位置で導電部を取り付けること
ができる。
【0120】また、本発明に係るプロセスカートリッジ
は、現像ローラに現像バイアスを印加するための接点部
の信頼性の向上を図れ、しかも現像ローラの有するマグ
ネットに正しい角度位置で導電部を取り付けることがで
きる。
【0121】また、本発明に係る導電部品は、現像ロー
ラの有するマグネットに正しい角度位置で取り付けるこ
とができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本実施の形態に係る現像ローラの接点構成を
示す模型説明図である。
【図2】 磁石と、この磁石に組付けられる円筒電極、
固定接点の斜視図である。
【図3】 磁石と、この磁石に組付けられる円筒電極、
固定接点を組付けた状態を示す斜視部である。
【図4】 接点台と摺動接点を示す斜視図である。
【図5】 接点台と摺動接点とを現像ローラへ組付ける
状態を示す斜視図である。
【図6】 接点台と摺動接点とを組付けた現像ローラ
と、円筒電極と固定接点とを組付けた磁石とを組付ける
状態を示す斜視図である。
【図7】 プロセスカートリッジを装着した電子写真画
像形成装置の構成模式説明図である。
【図8】 プロセスカートリッジの構成説明図である。
【図9】 プロセスカートリッジの装着構成説明図であ
る。
【図10】 従来の現像ローラの接点構成を説明する模
式説明図である。
【図11】 従来の現像ローラの接点構成を説明する模
式説明図である。
【図12】 円筒電極の変形例の説明図である。
【図13】 図12に示す円筒電極、固定接点を磁石に
組付けた状態を示す斜視部である。
【図14】 円筒電極の突起部と磁石の左側軸部の凹部
との係合関係の構成を説明するための模式説明図であ
る。
【図15】 円筒電極と磁石の左側軸部との取り付け角
度を間違えた場合を示す模式説明図である。
【図16】 円筒電極の突起部と磁石の左側軸部の凹部
との係合関係の構成を示す変形例の模式説明図である。
【図17】 固定接点の斜視図である。
【図18】 摺動接点の正面図である。
【図19】 摺動接点の側面図である。
【符号の説明】
7 電子写真感光体 10 現像装置(現像手段) 10c 磁石 10c1 左側軸部 10c22 凹部 10c3 Dカット 10c31 円弧部分 10c32 平坦部分 10d 現像ローラ 12 トナー現像枠体 20b1 軸部材 24b1 支持穴 25 固定電極部材 25a 露出部 25b 接点部 26 装置側接点 28 円筒電極 28a 突起部 28e 円筒部 29a 円板部 29a1 円板部表面 29c 穴 30 摺動接点 30a 円板部 30b 爪部 30c 摺動腕 30d 貫通孔 A 電子写真画像形成装置
フロントページの続き (72)発明者 佐々木 輝彦 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 阿久津 隆 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 寺田 一郎 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 (72)発明者 笹子 悦一 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H077 AD06 AD35 BA03 BA08 BA09 FA26

Claims (32)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置に用いられる現像
    装置であって、電子写真感光体に形成された静電潜像を
    現像するための現像装置において、(a)フレームと、
    (b)現像剤を用いて、前記電子写真感光体に形成され
    た静電潜像を現像するための現像ローラと、(c)前記
    現像ローラの内部に配置されたマグネットと、ここで前
    記マグネットは、その一端と他端に軸を有する、そし
    て、前記軸は前記現像ローラの内部から外部にわたって
    設けられている、(d)前記一端に設けられた一端軸の
    長手方向に沿って設けられた第一の導電部であって、前
    記現像ローラの内部から外部にわたって設けられた第一
    の導電部と、(e)前記現像ローラの内部に設けられた
    第二の導電部であって、前記現像ローラの内面と前記第
    一の導電部とを電気的に接続している第二の導電部と、
    (f)前記フレームに設けられた第三の導電部と、ここ
    で、前記第三の導電部は、前記現像ローラの長手方向の
    一端側に位置する第一の電気接点部と、前記現像装置が
    電子写真画像形成装置本体に装着された際に、前記電子
    写真画像形成装置本体に設けられた本体電気接点と接続
    するための、前記第一の電気接点部とは異なった位置に
    設けられた第二の電気接点部と、ここで前記第一の電気
    接点部は、前記第一の導電部と電気的に接続している、 を有し、 前記第一の導電部は、前記現像ローラの内部でもって、
    前記第二の導電部と電気的に接続し、また、前記現像ロ
    ーラの外部でもって、前記第一の電気接点部と電気的に
    接続しており、前記第一の導電部の後端に設けられた係
    合部が前記一端軸に設けられた係合部に係合しており、
    前記一端軸に対する前記第一の導電部の周方向取り付け
    角度が決定されるように前記第一の導電部の係合部と前
    記一端軸の係合部が構成されていることを特徴とする現
    像装置。
  2. 【請求項2】 前記第一の導電部の後端に設けられた係
    合部が突起部であり、前記一端軸に設けられた係合部が
    凹部であることを特徴とする請求項1に記載の現像装
    置。
  3. 【請求項3】 前記現像ローラの一端には、前記現像ロ
    ーラの長手方向に沿って前記現像ローラの外側に突出し
    て設けられたフランジを有する、ここで、前記フランジ
    は前記第一の導電部のうち、その先端部分を残して前記
    現像ローラの外部に位置する部分をカバーしていること
    を特徴とする請求項1に記載の現像装置。
  4. 【請求項4】 前記フランジは、回転可能に前記フレー
    ムに支持されていることを特徴とする請求項3に記載の
    現像装置。
  5. 【請求項5】 前記第一の導電部の先端部分は、前記第
    一の電気接点部と接触していることを特徴とする請求項
    3または請求項4に記載の現像装置。
  6. 【請求項6】 前記第一の導電部は円筒を有する、そし
    て、前記円筒は前記一端軸に嵌合していることを特徴と
    する請求項1、請求項3、請求項4または請求項5に記
    載の現像装置。
  7. 【請求項7】 更に、前記第一の導電部は、前記円筒と
    電気的に接続している円板を有する、ここで、前記円板
    は穴を有している、そして、前記一端軸が前記穴を貫通
    していることを特徴とする請求項5または請求項6に記
    載の現像装置。
  8. 【請求項8】 前記第二の導電部は、前記現像ローラの
    内部に固定されている、そして、前記第二の導電部は、
    前記現像ローラの内面に接触している第一の接触部と、
    前記第一の導電部と弾性的に接触している第二の接触部
    とを有することを特徴とする請求項1、請求項3、請求
    項4、請求項5、請求項6または請求項7に記載の現像
    装置。
  9. 【請求項9】 前記第二の接触部は、前記第一の導電部
    が有する前記円筒と電気的に接触している円板表面を弾
    性的に摺動する、ここで、前記円板は穴を有している、
    そして、前記一端軸が前記穴を貫通していることを特徴
    とする請求項8に記載の現像装置。
  10. 【請求項10】 前記第二の接触部は、前記第一の導電
    部が有する前記円筒周面を摺動することを特徴とする請
    求項8に記載の現像装置。
  11. 【請求項11】 前記第一の導電部は、前記第一の電気
    接点部によって、前記一端軸のラジアル方向の弾性力を
    受けることを特徴とする請求項1、請求項3、請求項
    4、請求項5、請求項6、請求項7、請求項8または請
    求項9に記載の現像装置。
  12. 【請求項12】 前記軸の先端部分はDカット形状であ
    る、そして、このDカット形状の部分が前記フレームの
    穴に嵌合する、そして、前記第一の導電部の先端部分
    は、前記Dカット形状の円弧部分に位置している、そし
    て、前記第一の導電部の先端部分は、前記第一の電気接
    点部によって、前記Dカット形状の円弧部分から前記D
    カット形状の平坦部分に向かって弾性力を受けることを
    特徴とする請求項1、請求項3、請求項4、請求項5、
    請求項6、請求項7、請求項8または請求項9に記載の
    現像装置。
  13. 【請求項13】 前記第一の導電部は、前記第二の導電
    部によって、前記一端軸の軸線方向の弾性力を受けるこ
    とを特徴とする請求項1、請求項3、請求項4、請求項
    5、請求項6、請求項7、請求項8、請求項9、請求項
    10または請求項11に記載の現像装置。
  14. 【請求項14】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能
    なプロセスカートリッジにおいて、(a)電子写真感光
    体と、(b)フレームと、(c)現像剤を用いて、前記
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像するための
    現像ローラと、 前記現像ローラの内部に配置されたマグネットと、ここ
    で前記マグネットは、その一端と他端に軸を有する、そ
    して、前記軸は前記現像ローラの内部から外部にわたっ
    て設けられている、 前記一端に設けられた一端軸の長手方向に沿って設けら
    れた第一の導電部であって、前記現像ローラの内部から
    外部にわたって設けられた第一の導電部と、 前記現像ローラの内部に設けられた第二の導電部であっ
    て、前記現像ローラの内面と前記第一の導電部とを電気
    的に接続している第二の導電部と、 前記フレームに設けられた第三の導電部と、ここで、前
    記第三の導電部は、前記現像ローラの長手方向の一端側
    に位置する第一の電気接点部と、前記現像装置が前記電
    子写真画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写
    真画像形成装置本体に設けられた本体電気接点と接続す
    るための、前記第一の電気接点部とは異なった位置に設
    けられた第二の電気接点部と、ここで前記第一の電気接
    点部は、前記第一の導電部と電気的に接続している、 を有し、 前記第一の導電部は、前記現像ローラの内部でもって、
    前記第二の導電部と電気的に接続し、また、前記現像ロ
    ーラの外部でもって、前記第一の電気接点部と電気的に
    接続しており、前記第一の導電部の後端に設けられた係
    合部が前記一端軸に設けられた係合部に係合しており、
    前記一端軸に対する前記第一の導電部の周方向取り付け
    角度が決定されるように前記第一の導電部の係合部と前
    記一端軸の係合部が構成されていることを特徴とするプ
    ロセスカートリッジ。
  15. 【請求項15】 前記第一の導電部の後端に設けられた
    係合部が突起部であり、前記一端軸に設けられた係合部
    が凹部であることを特徴とする請求項14に記載の現像
    装置。
  16. 【請求項16】 前記現像ローラの一端には、前記現像
    ローラの長手方向に沿って前記現像ローラの外側に突出
    して設けられたフランジを有する、ここで、前記フラン
    ジは前記第一の導電部のうち、その先端部分を残して前
    記現像ローラの外部に位置する部分をカバーしているこ
    とを特徴とする請求項14に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  17. 【請求項17】 前記フランジは、回転可能に前記フレ
    ームに支持されていることを特徴とする請求項16に記
    載のプロセスカートリッジ。
  18. 【請求項18】 前記第一の導電部の先端部分は、前記
    第一の電気接点部と接触していることを特徴とする請求
    項16または請求項17に記載のプロセスカートリッ
    ジ。
  19. 【請求項19】 前記第一の導電部は円筒を有する、そ
    して、前記円筒は前記一端軸に嵌合していることを特徴
    とする請求項14、請求項16、請求項17または請求
    項18に記載のプロセスカートリッジ。
  20. 【請求項20】 更に、前記第一の導電部は、前記円筒
    と電気的に接続している円板を有する、ここで、前記円
    板は穴を有している、そして、前記一端軸が前記穴を貫
    通していることを特徴とする請求項19に記載のプロセ
    スカートリッジ。
  21. 【請求項21】 前記第二の導電部は、前記現像ローラ
    の内部に固定されている、そして、前記第二の導電部
    は、前記現像ローラの内面に接触している第一の接触部
    と、前記第一の導電部と弾性的に接触している第二の接
    触部とを有することを特徴とする請求項14、請求項1
    6、請求項17、請求項18、請求項19または請求項
    20に記載のプロセスカートリッジ。
  22. 【請求項22】 前記第二の接触部は、前記第一の導電
    部が有する前記円筒と電気的に接触している円板表面を
    弾性的に摺動する、ここで、前記円板は穴を有してい
    る、そして、前記一端軸が前記穴を貫通していることを
    特徴とする請求項21に記載のプロセスカートリッジ。
  23. 【請求項23】 前記第二の接触部は、前記第一の導電
    部が有する前記円筒周面を摺動することを特徴とする請
    求項21に記載のプロセスカートリッジ。
  24. 【請求項24】 前記第一の導電部は、前記第一の電気
    接点部によって、前記一端軸のラジアル方向の弾性力を
    受けることを特徴とする請求項14、請求項16、請求
    項17、請求項18、請求項19、請求項20、請求項
    21または請求項22に記載のプロセスカートリッジ。
  25. 【請求項25】 前記軸の先端部分はDカット形状であ
    る、そして、このDカット形状の部分が前記フレームの
    穴に嵌合する、そして、前記第一の導電部の先端部分
    は、前記Dカット形状の円弧部分に位置している、そし
    て、前記第一の導電部の先端部分は、前記第一の電気接
    点部によって、前記Dカット形状の円弧部分から前記D
    カット形状の平坦部分に向かって弾性力を受けることを
    特徴とする請求項14、請求項16、請求項17、請求
    項18、請求項19、請求項20、請求項21または請
    求項22に記載のプロセスカートリッジ。
  26. 【請求項26】 前記第一の導電部は、前記第二の導電
    部によって、前記一端軸の軸線方向の弾性力を受けるこ
    とを特徴とする請求項14、請求項16、請求項17、
    請求項18、請求項19、請求項20、請求項21、請
    求項22、請求項23、請求項24または請求項25に
    記載のプロセスカートリッジ。
  27. 【請求項27】 電子写真画像形成装置本体から現像ロ
    ーラに現像バイアスを給電するための給電部品と電気的
    に接続する導電部品において、ここで、前記現像ローラ
    は電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用い
    て現像するためのものである、そして、前記現像ローラ
    は内部にマグネットを有する、 そして、前記給電部品は、以下を有する、(a)中心に
    穴を有する基体と、ここで前記給電部品が前記現像ロー
    ラの内部に取り付けられた際に、前記穴には、前記マグ
    ネットが有する軸が貫通する、(b)前記現像ローラの
    内面に接触するための第一の接触部と、(c)前記軸に
    沿って設けられた第一の導電部としての前記導電部品と
    前記軸の軸線方向から弾性的に接触するための第二の接
    触部と、を有する、 そして、前記導電部品は、前記現像ローラの内部から外
    部にわたって設けられ、前記現像ローラの内部でもっ
    て、前記第二の接触部と電気的に接続し、また、前記現
    像ローラの外部でもって、前記現像ローラの長手方向の
    一端側に位置する第三の導電部が有する第一の電気接点
    部と電気的に接続しており、前記導電部品の後端に設け
    られた係合部が前記軸に設けられた係合部に係合してお
    り、前記軸に対する前記導電部品の周方向取り付け角度
    が決定されるように前記導電部品の係合部と前記軸の係
    合部が構成されている、ことを特徴とする導電部品。
  28. 【請求項28】 電子写真画像形成装置本体から現像装
    置の有する現像ローラに現像バイアスを給電するための
    給電部品と電気的に接続する導電部品において、ここ
    で、前記現像装置は電子写真感光体に形成された静電潜
    像を現像するためのものであって、以下を有する、
    (a)フレームと、(b)前記現像ローラの内部に配置
    されたマグネットと、ここで前記マグネットは、その一
    端と他端に軸を有する、そして、前記軸は前記現像ロー
    ラの内部から外部にわたって設けられている、(c)前
    記フレームに設けられた第三の導電部と、ここで、前記
    第三の導電部は、前記現像ローラの長手方向の一端側に
    位置する第一の電気接点部と、前記現像装置が前記電子
    写真画像形成装置本体に装着された際に、前記電子写真
    画像形成装置本体に設けられた本体電気接点と接続する
    ための第二の電気接点部と、を有する、 そして、前記給電部品は、以下を有する、(A)中心に
    穴を有する基体と、ここで前記給電部品が前記現像ロー
    ラの内部に取り付けられた際に、前記穴には、前記マグ
    ネットの一端に設けられた一端軸が貫通する、(B)前
    記現像ローラの内面に接触するための第一の接触部と、
    (C)前記一端軸に沿って設けられた第一の導電部とし
    ての前記導電部品と弾性的に接触するための第二の接触
    部と、を有する、 そして、前記導電部品は、前記一端軸の長手方向に沿っ
    て前記現像ローラの内部から外部にわたって設けられ、
    前記現像ローラの内部でもって、前記第二の接触部と電
    気的に接続し、また、前記現像ローラの外部でもって、
    前記第一の電気接点部と電気的に接続しており、前記導
    電部品の後端に設けられた係合部が前記一端軸に設けら
    れた係合部に係合しており、前記一端軸に対する前記導
    電部品の周方向取り付け角度が決定されるように前記導
    電部品の係合部と前記一端軸の係合部が構成されてい
    る、 ことを特徴とする導電部品。
  29. 【請求項29】 前記第一の導電部としての導電部品の
    後端に設けられた係合部が突起部であり、前記一端軸に
    設けられた係合部が凹部であることを特徴とする請求項
    27または請求項28に記載の導電部品。
  30. 【請求項30】 前記給電部品の基体は円形であって、
    前記第一の接触部は弾性を有している、そして、前記基
    体の周面からラジアル方向において外方へ突出している
    ことを特徴とする請求項27または請求項28に記載の
    導電部品。
  31. 【請求項31】 前記給電部品の第二の接触部は弾性を
    有している、そして、前記基体の周面からラジアル方向
    と交差する方向に突出していることを特徴とする請求項
    27または請求項28に記載の導電部品。
  32. 【請求項32】 前記給電部品の材質は、銅合金、ステ
    ンレス合金、バネ鋼であることを特徴とする請求項27
    または請求項28に記載の導電部品。
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JP2010009020A (ja) * 2008-05-27 2010-01-14 Canon Inc 現像装置、プロセスカートリッジ及び電子写真画像形成装置

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