JP2000314953A - 写真フィルムの処理装置 - Google Patents

写真フィルムの処理装置

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JP2000314953A
JP2000314953A JP11123986A JP12398699A JP2000314953A JP 2000314953 A JP2000314953 A JP 2000314953A JP 11123986 A JP11123986 A JP 11123986A JP 12398699 A JP12398699 A JP 12398699A JP 2000314953 A JP2000314953 A JP 2000314953A
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JP
Japan
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photographic film
negative
sheet
warning
viewer plate
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JP11123986A
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Shinichi Oka
伸一 岡
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Noritsu Koki Co Ltd
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Noritsu Koki Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ビュアー板上のネガフィルムを光で照射する
手段と、載置台のネガを裁断する手段と、ピース状に裁
断されたネガをネガシートのポケットに挿入する手段
と、所定のピース状ネガを収納したネガシート部を切り
離す手段とを備え、挿入手段は、ネガシートを適性位置
に搬送する手段を有する写真フィルムの処理装置におい
て、搬送手段の作動に拘わらずネガシートが適性位置に
ない時、警告を発する手段を備えたものを提供する。 【解決手段】 ビュアー板4,104が点滅するよう
に、発光ダイオード8,108の点滅手段120を設
け、ネガシート位置異常警告手段110とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、写真フィルムの処
理装置に関し、より具体的には、写真フィルムを載置可
能な載置台と、前記載置台上の写真フィルムを下方から
照射する手段と、前記載置台上の写真フィルムをピース
状に切断するフィルム切断手段と、前記切断手段によっ
て切断されたピース状フィルムを長尺ネガシートの各ネ
ガピース挿入用ポケット部に挿入するフィルムインサー
タと、所定数量のピース状フィルムが収納されたネガシ
ート部を前記長尺ネガシートから切り離すネガシート切
断手段とを備え、前記フィルムインサータは、前記ピー
ス状フィルムの下流に位置する適性位置に向けて前記長
尺ネガシートを送り込む搬送手段を有する写真フィルム
の処理装置に関する。
【0002】
【従来の技術】上記の従来例による写真フィルムの処理
装置では、載置台に載置された写真フィルムに形成され
ている画像駒どうしの境界部としての素抜け部を、下方
から照射手段で照射された状態で切断手段に位置合わせ
した上で(ここでは6駒分の長さの)ピース状に切断す
ることができる。また、切断されたピース状フィルム
は、フィルムインサータによって長尺ネガシートの各ネ
ガピース挿入用ポケット部に挿入され、他方、長尺ネガ
シートは、前記ピース状フィルムの下流に位置する適性
位置に向けて次々に搬送手段によって送り込まれるよう
に構成されている。その結果、写真フィルムの処理装置
を操作する作業者が通常は、素抜け部を切断手段に位置
合わせする作業に専念でき、そして、一本のロールフィ
ルムを全てピース状に切断し終えた時には、ネガシート
切断手段を操作して、ネガシートのネガピース挿入用ポ
ケット部どうしを連結している切り離し領域で、長尺ネ
ガシートから切り離すように構成することができる。
【0003】ところで上記の構成では、ネガシートの滑
りや詰まり等によって、前記搬送手段の作動に拘わら
ず、長尺ネガシートの対応する空のネガピース挿入用ポ
ケット部が、ピース状フィルムの下流の適性位置に位置
しない異常状態も起り得る。作業者が、このような異常
状態に気付かずに、ネガシート切断手段を操作した場
合、ネガシートを正しい切り離し領域ではなく、ネガピ
ース挿入用ポケット部の領域内で切断してしまう可能性
がある。そこで、このような異常状態では、作業者がネ
ガシート切断手段のスイッチを入れても切断を実行させ
ない制御機構を設けた写真フィルムの処理装置の一例
が、本出願人による特願平11−11894号に提案さ
れている。この出願内容では、ネガシートの停止位置を
判定する判定手段が、ネガシートが設定位置に停止して
いない状態を認めた場合に、フィルム挿入機構と切断機
構の作動を阻止する制御機構を設けることが提案されて
いる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、搬送手段の作動に拘わらず長尺ネガシートの前
記対応するネガピース挿入用ポケット部が前記適性位置
に位置しない異常状態において、作業者によるネガシー
ト切断操作を阻止させる手段を、上に例示した従来技術
による写真フィルムの処理装置に記された、フィルム挿
入機構と切断機構の作動を阻止する制御機構とは別の形
態で提供することにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の請求項1による写真フィルムの切断装置
は、前記ネガピース挿入用ポケット部の前記適正位置と
の一致を検知する検知手段と、前記長尺ネガシートを送
り込む前記搬送手段の動作に拘わらず前記一致が検知さ
れない場合に、作業者に警告を発する警告手段とが備え
られており、前記警告手段は、前記照射手段による写真
フィルムの照射状態に変化を与える手段からなることを
特徴構成としている。
【0006】このような特徴構成を備えているために、
本発明の請求項1による写真フィルムの処理装置では、
長尺ネガシートを送り込む搬送手段の動作に拘わらず前
記一致が検知されないという異常状態に際して、作業者
に警告を発する警告手段を、照射手段という既存の部材
を有効に利用した形態で提供することができた。また、
作業者は、写真フィルムの処理装置に接する際には、顧
客から預けられた大切な商品として眼下に存在する写真
フィルムに注意しているので、この写真フィルムの照射
状態の変化は見逃さず、より確実に異常状態に気付くこ
とができる。さらに、写真フィルムに形成されている素
抜け部を正確に切断手段と位置合わせするための補助手
段として、作業者が従来から親しんでいる照射手段に生
じる状態変化は、新たに警告用ランプ等を追加設置した
場合などに比して、作業者の直感に(異常の発生とし
て)訴え易いので、作業者に対してより確実にネガシー
ト切断手段のスイッチ操作を思い止まらせることができ
る。
【0007】具体的な構成としては、前記警告手段は、
前記照射手段を構成する光源の光量を繰り返し変更可能
とすることができる。具体的には例えば、通常の光量に
対して20%増しの高輝度状態と20%だけ光量の少な
い低輝度状態の間で数秒間隔で移り変わる状態を継続さ
せる等の構成が可能である。
【0008】特に、光源を(数秒間隔などで)点滅させ
ても良い。これによって作業者に異常状態をより明確に
告知することができる。
【0009】或いは、具体的な構成としては、前記警告
手段は、前記照射手段を構成する光源の向きを変更可能
としても良い。例えば、正常な状態(すなわち、搬送手
段によって長尺ネガシートが適性位置に配置された状
態)においては、光源からの光の中心が切断部を照ら
し、前記異常状態では、前記光源が、前記切断部を中間
に配置した角度範囲を、垂直な軸芯あるいは水平な軸芯
周りで回転するように構成することができる。
【0010】さらに別の具体的な構成としては、前記警
告手段は、写真フィルムを照射する光の波長を繰り返し
変更可能とすることができる。
【0011】中でも特に、前記照射手段は互いに発光色
の異なる複数の光源を備え、前記警告手段は、前記発光
色の異なる複数の光源を交互に点滅させる構成としても
良い。
【0012】本発明によるその他の特徴および利点は、
以下図面を用いた実施形態の説明により明らかになるで
あろう。
【0013】
【発明の実施の形態】本発明の実施形態の一例について
図面に基づいて解説する。図1から3に全体像を示され
た写真フィルム処理装置は、写真フィルムを現像し、現
像完了した写真フィルムに基づいて印画紙に露光して銀
塩プリントを作成するプロセッサー(不図示)に隣接配
置して使用すればさらに有効である。この写真フィルム
処理装置は、長尺の写真フィルムFを短いネガピースP
(原則として6駒分の画像を備えたフィルム)に切断す
るカッター部1と、カッター部1で切断完了したネガピ
ースPを樹脂製でネガピース挿入用ポケット40pを多
数備えたネガシート40に収納するエンベロッパ部2と
からなる。
【0014】(カッター部の構成)図3に示されるよう
に、カッター部1は、前記プロセッサー(上流側の一
例)などから矢印の向きに供給された長尺の写真フィル
ムFを支持するためにほぼ水平に設置された無色透明な
アクリル製の上流側ビュアー板4と上流側ビュアー板4
上の写真フィルムFを切断するためのカッター10と、
上流側ビュアー板4上の写真フィルム(FまたはP)を
下方から照射する光源8とを備えている。尚、この実施
形態では、長尺の写真フィルムFの供給とは、24駒ま
たは36駒の画像駒を有する35mmフィルムをオペレ
ータがマニュアルで上流側ビュアー板4上に載置する操
作を意味する。図4と8に最も良く示されるように、カ
ッター10は、上流側ビュアー板4の下流側端部(これ
は切断ラインL0と一致している)の上流側に配置され
た下刃12と、切断ラインL0を挟んで下刃12の下流
側に隣接した上刃14とからなる。上刃14は固定され
た下刃12に対して、図1や2に示された揺動式のネガ
カットレバー15を介した手動操作(すなわち、ネガカ
ットレバー15のホームポジションから下方へ押し下げ
る手動操作)で、揺動操作される。また、下刃12と上
刃14の境界線は、切断ラインL0と一致するように構
成されている。
【0015】図8に良く示されるように、上流側ビュア
ー板4のほぼ水平な下面4bの上流側の端部付近には、
下面4bから垂直に延びた上流側端面4cがあり、この
上流側端面4cの上流側に隣接した空間4sに光源8が
収納されている。光源8は、ほぼ水平に並べられた5個
の発光ダイオードからなり、これらの発光ダイオード
は、下流側に位置する上流側ビュアー板4の上流側端面
4cに向けて白色の光を発する。他方、上流側ビュアー
板4の概して水平な下面4bの下流側の端部付近は、上
流側ビュアー板4のほぼ水平な上面4aから垂直に延び
た極短い第1端面4dと、下面4bから若干下流側に傾
斜して延びた第3端面4fと、第3端面4fよりも更に
大きく傾斜する形で第1端面4dと第3端面4fを連結
する第2端面4eとからなる。また、下刃12は、第1
端面4dから第2端面4eまで延びており、下刃12の
エッジを形成する端面12aと、上流側ビュアー板4の
第1端面4dとは、写真フィルムの供給方向において互
いに一致し、これらは切断ラインL0とも一致してい
る。
【0016】さらに、上流側ビュアー板4の下面の全
面、すなわち、ほぼ水平な下面4b、第2端面4e、及
び第3端面4fの全てに反射部材層6が形成されてい
る。ここでは、反射部材層6は、酸化チタン、酸化亜
鉛、或いは、アルミナなどの白色の微粒子で構成された
塗膜である。適当な樹脂および分散剤からなる溶剤中に
これらの微粒子を分散させた上で上流側ビュアー板4の
下面に塗布すれば、これらの個々の微粒子上でランダム
な方向に延びた結晶面が多数集まって、全体として、上
流側ビュアー板4の下面に沿って延びた乱反射面を形成
する。微粒子の色相は白色に限らないが、高い反射率を
得る目的から、比較的明度の高いものが好ましい。微粒
子の粒子径としては、数ミクロンから数十ミクロンの範
囲から適宜(各粒径範囲に収まる粒子の重量がほぼ正規
分布し、最大粒径が40ミクロン前後のものなど)選択
すれば良い。形成された反射部材層6を構成している微
粒子は、上流側ビュアー板4との間に乱反射面を形成す
ると同時に、上流側ビュアー板4の断面内に一旦進入し
た光線が上流側ビュアー板4の下面を透過して外部に逃
げるのを防ぐ。したがって、光源8から発し、上流側ビ
ュアー板4の断面内に進入した光線の一部は、この乱反
射面で種々の方向に散乱されて、上流側ビュアー板4の
下面(反射部材層6の上面に等しい)は略均一で輝度の
高い光輝面となる。
【0017】そこで、光源8から発した光線の大半は、
上流側ビュアー板4の上流側端面4c(ここには、反射
部材層は設けられていない)から上流側ビュアー板4の
断面内に入射後、ほぼ水平な下面4bの反射部材層6を
照射しながら、上流側ビュアー板4の無色透明なアクリ
ル素材内をほぼ水平に進行し、上流側ビュアー板4の下
流側端部付近で第1端面4d、および、第2端面4eの
反射部材層6で反射されて上方に向かい、上流側ビュア
ー板4の切断ライン上の写真フィルム(FまたはP)を
下方から照射してこれを透過し、最終的に、オペレータ
の目Eに到達する。すなわち、図8に例示されるよう
に、光源8から発されて、上流側ビュアー板4の断面内
に入射した光線は、上流側ビュアー板4又は写真フィル
ムの面に下刃12の影を形成すること無く、上流側ビュ
アー板4の最下流側端面である第1端面4dまで直接的
に到達して、ビュアー板の下流側端面上流側ビュアー板
4の切断ライン上の写真フィルム(FまたはP)を充分
な照度で照射する。また同時に、上流側ビュアー板4の
断面内に入射した光線は、反射部材層6に基づいて良好
な光輝面を形成する。その結果、上流側ビュアー板4の
上方に眼Eを置いたオペレータは、この反射部材層6が
形成する光輝面を良好な背景としつつ、充分な光量で照
射された写真フィルム(FまたはP)を観察できる。
【0018】図5と6に最も良く示されるように、上流
側ビュアー板4の上面4aには、切断ラインを通常の3
5mm写真フィルム上にある画像駒どうしの境界領域内
に納める際に参考となる目安として、参考ラインL1,
L2が目盛られている。参考ラインL1は、切断ライ
ン、すなわち、上流側ビュアー板4の下流側端部から3
8mmだけ上流側に引かれた線分であり、参考ラインL
2は同様に参考ラインL1から更に38mmだけ上流側
に直線状に引かれている。また、上流側ビュアー板4の
上面4aからは、上流側から供給された35mm写真フ
ィルムFを正確に案内するための一対の第1および第2
案内面16,18が垂直に延びている。すなわち、一対
の案内面16,18どうしの幅は35mmに設定されて
いる。
【0019】そして、図6に示されるように、第1案内
面16付近の下流側端部付近には、上流側ビュアー板4
に上下方向に貫通した貫通孔が設けられており、ここに
上流側ビュアー板4上の写真フィルムPを下流側に排出
するための搬送ローラ20,22(図8を参照)が設け
られている。上側の搬送ローラ20は、下側の搬送ロー
ラ22の外周部に対して、丁度上流側ビュアー板4の上
面4aに載置された写真フィルムF,Pと同じレベルで
密着する作用位置と、下側の搬送ローラ22の外周部か
ら上方に離間した待機位置の間で位置切り換え可能に構
成されている。そして、下側の搬送ローラ22は、モー
タM1によって回転操作可能に構成されている。ネガカ
ットレバー15にはその揺動姿勢に関してホームポジシ
ョンが設けられており、オペレータがネガカットレバー
15をホームポジションより上に持ち上げると、第1セ
ンサ(不図示)がこのネガカットレバー15の姿勢変更
を検知して、この検知信号に基づいて、搬送ローラ20
が前記作用位置まで下がり、同時に下側の搬送ローラ2
2が回転動作を開始して、上流側ビュアー板4上の写真
フィルムPを下流側、すなわち、エンベロッパ部2にセ
ットされたネガシートのポケット内に送るようにコント
ローラが構成されている。オペレータは、写真フィルム
Pの下流側先端がネガシートのポケットの底に達したの
を見届けて、ネガカットレバー15をホームポジション
に戻す(ネガカットレバー15から手を放すことによっ
てホームポジションまで戻るように構成されている)。
ネガカットレバー15がホームポジションに戻ると、第
1センサによる検知信号が途切れるので、下側の搬送ロ
ーラ22の回転動作は中止され、上側の搬送ローラ20
が前記待機位置まで上がる。尚、写真フィルムPの下流
側先端がネガシートのポケットの底に達すると同時に、
下側の搬送ローラ22は写真フィルムFの面に対して空
回りを開始するように、少なくとも搬送ローラ22の外
周は摩擦係数の小さな滑らかなステンレス鋼製となって
いる。前述したように、ネガカットレバー15がホーム
ポジションに位置している状態では、写真フィルムFは
搬送ローラ20,22どうしの挟着状態から解放されて
いるので、オペレータは写真フィルムFの位置を手動で
調整することによって、容易に写真フィルムFの画像駒
どうしの間に位置する素抜け部を切断位置P0に合わせ
ることができる。写真フィルムFの素抜け部を切断位置
P0に合わせる作業が完了したら、オペレータはネガカ
ットレバー15をホームポジションから下方に動かし
て、写真フィルムFを切断することができる。
【0020】また、1オーダ内の最後に残ったネガピー
ス(特に5駒以下などの短めのネガピース)などが、ネ
ガシートのネガ挿入用ポケット内に完全に挿入されない
場合に、これをネガ挿入用ポケット内に押し込むための
補助具として、手動の挿入装置、すなわち、インサータ
24が設けられている。図4に示されるように、インサ
ータ24は、2本のリンク部材28a,28bを含む平
行リンク機構によって、上流側ビュアー板4の上面4a
のレベルより下方に隠れた待機姿勢(図4−イの状態)
と、前記待機姿勢よりも写真フィルム供給方向の下流側
に位置する作用姿勢(図4−ロの破線)との間で往復移
動可能な押し込み片26からなる。押し込み片26は、
通常は自重または付勢バネ(不図示)によって前記待機
姿勢に保持されており、ハンドル部材30を矢印Aに倒
すことによって、前記作用姿勢に切り替えられる。そし
て、この前記作用姿勢への切り替え操作時の途中で、押
し込み片26の下流側の先端部が、上流側ビュアー板4
に形成されているスリット4Gから上方に現出しながら
下流向きに移動して、上流側ビュアー板4上の写真フィ
ルムPを完全にネガシートのポケットに挿入する。ハン
ドル部材30は軸芯X周りで揺動可能に支持されてお
り、ハンドル部材30を矢印Aに倒すと、この軸芯X付
近でハンドル部材30の基端部に固定された円盤部材3
2上の操作ピン32aがリンク部材28bを図の右側に
揺動操作して、押し込み片26を前記作用姿勢へ切り替
える。尚、図3に記入された参照番号34は、写真フィ
ルムFの中央部が蒲鉾状に盛り上がった形状を持ってい
る場合に、写真フィルムFを平坦な状態に矯正した上
で、切断ライン上に配置するために遊転可能に支持され
た押えローラである。押えローラ34は、固定された軸
芯周りで回転可能に支持され、ゴム等の弾性素材で形成
された押えローラ34の外周部が写真フィルムF,Pを
上流側ビュアー板4の上面4aに押し付ける。
【0021】(エンベロッパ部の構成)図1と2に示さ
れるように、エンベロッパ部2は、下部のネガシートス
トッカー42にロール状に蓄積されたネガシート40を
写真フィルム切断装置1の上流側ビュアー板4の下流側
の位置まで引き出すための上下一対のシート搬送ローラ
44,44、シート搬送ローラ44,44の少なくとも
一方を回転駆動するためのステッピングモータM2、引
き出されたネガシート40の挿入口を広げて写真フィル
ムPの挿入を助けるための受口部材46(図3と4を参
照)、一連の写真フィルムPの挿入(通常は1オーダー
単位でネガシート40を切断する)が完了した数段のネ
ガシート40を切断するための回転カッター48(カバ
ー部のみ示されている)、回転カッター48を手動で駆
動するためのシートカットレバー50、ネガシート40
に多数設けられたネガピース挿入用ポケットの各底部付
近等に印字されたシートマークを光学的に検知するシー
トマークセンサー52(図3を参照)等で構成されてい
る。シートマークセンサー52は、一つのネガピース挿
入用ポケット40pの位置が上流側ビュアー板4の写真
フィルムF,Pの位置(適正位置)と一致している時
に、数段下流側のネガピース挿入用ポケット40pと4
段下流側のネガピース挿入用ポケット40pの間に形成
されたシートマーク40aを検知するように配置されて
いる。カッター部の構成で記した前記ホームポジション
の下方にはネガカットレバー15の下死点への移動を検
知する第2センサ15aが設けられている。すなわち、
オペレータが写真フィルムFを切断するために、ネガカ
ットレバー15をそのホームポジションから前記下死点
まで押し下げ、次にホームポジションに向けて復帰操作
を開始すると、ネガカットレバー15が下死点から上向
きに移動する動きを第2センサ15aが検知し、この検
知信号に基づいて、前記コントローラは、シート搬送ロ
ーラ44,44用のステッピングモータM2を駆動し、
ネガシート40をそのワンピッチ分(隣接するポケット
の中心どうしの間隔と一致し、この実施形態では約50
mmである)だけ引き出し、次の写真フィルムFを受け
入れるべく、ネガシート40を位置決めする。したがっ
て、シート搬送ローラ44,44とネガシート40の間
に異常な滑りや、ネガシート40のジャミングが生じな
ければ、モータM2およびシート搬送ローラ44,44
の各駆動−停止操作の度に、ネガシート40が下流側か
ら送り込まれて、新たなシートマーク40aが丁度シー
トマークセンサー52の下流側に来る(新たなネガ挿入
ポケットが前記適正位置に在る)ことになる。
【0022】ピース状に切段されたネガシートがネガピ
ース挿入用ポケットに入りきれない場合に、これをネガ
シート40のネガピース挿入用ポケットに押し込むため
の補助具として、手動の挿入装置、すなわち、補助イン
サータ24が設けられている。図4に示されるように、
補助インサータ24は、2本のリンク部材28a,28
bを含む平行リンク機構によって、上流側ビュアー板4
の上面4aのレベルより下方に隠れた待機姿勢(図4−
イの状態)と、前記待機姿勢よりも写真フィルム供給方
向の下流側に位置する作用姿勢(図4−ロの破線)との
間で往復移動可能な押し込み片26からなる。押し込み
片26は、通常は自重または付勢バネ(不図示)によっ
て前記待機姿勢に保持されており、ハンドル部材30を
矢印Aに倒すことによって、前記作用姿勢に切り替えら
れる。そして、この前記作用姿勢への切り替え操作時の
途中で、押し込み片26の下流側の先端部が、上流側ビ
ュアー板4に形成されているスリット4Gから上方に現
出しながら下流向きに移動して、上流側ビュアー板4上
の写真フィルムPを完全にネガシートのポケットに挿入
する。
【0023】ハンドル部材30は軸芯X周りで揺動可能
に支持されており、ハンドル部材30を矢印Aに倒す
と、この軸芯X付近でハンドル部材30の基端部に固定
された円盤部材32上の操作ピン32aがリンク部材2
8bを図の右側に揺動操作して、押し込み片26を前記
作用姿勢へ切り替える。尚、図3に記入された参照番号
34は、写真フィルムFの中央部が蒲鉾状に盛り上がっ
た形状を持っている場合に、写真フィルムFを平坦な状
態に矯正した上で、切断ライン上に配置するために遊転
可能に支持された押えローラである。押えローラ34
は、固定された軸芯周りで回転可能に支持され、ゴム等
の弾性素材で形成された押えローラ34の外周部が写真
フィルムF,Pを上流側ビュアー板4の上面4aに押し
付けるように構成すれば良い。或いは、上下方向に移動
可能に支持しておいて、バネ等の付勢手段または自重に
よって押えローラ34が写真フィルムF,Pを上流側ビ
ュアー板4の上面4aに押し付けるように構成しても良
い。
【0024】エンベロッパ部2には、シート搬送ローラ
44,44によってネガシートストッカー42から繰り
出されたネガシート40を、ネガシート40のネガピー
ス挿入用ポケット内に収納された写真フィルムPと共に
載置できる下流側ビュアー板104が設けられている。
図7、8および9に示されるように、下流側ビュアー板
104は、上流側ビュアー板4と同一材質、すなわち無
色透明なアクリル製の板状本体と、板状本体の下面に設
けられた反射部材層106とからなる。下流側ビュアー
板104のほぼ水平な下面104bの下流側の端部付近
には、下面104bから垂直に延びた下流側端面104
cがあり、この下流側端面104cの下流側に隣接した
空間104sに光源が収納されている。光源は、ほぼ水
平に並べられた3個の白色の発光ダイオード108から
なり、これらの発光ダイオード108は、上流側に位置
する下流側ビュアー板104の下流側端面104cに向
けて白色の光を発する。発光ダイオード108から発さ
れた白色光は下流側端面104cからアクリル製の板状
本体の断面内に進入し、反射部材層106を照射しここ
で反射することで、上方に視点を置いたオペレータから
は下流側ビュアー板104の全面が光輝状態を呈する。
【0025】また、上流側ビュアー板104の概して水
平な下面104bの上流側の端部付近には、下流側端面
104cから上流側ビュアー板104の断面内に進入
し、水平方向上流側に進む光を上方に反射するための傾
斜面104dが備えられている。言い換えれば、下流側
端面104cから上流側ビュアー板104の断面内を経
由して上流側ビュアー板104の上流側端部まで到達し
た光は、その多くが上方に向けられて切断ライン付近を
有効に照射し、上流側端部から横向きに抜け出たりする
ことが無い。傾斜面104dは水平に対して45°だけ
傾斜するように設置されており、傾斜面104dの上端
は、切断ラインL0とも一致している。反射部材層10
6は、上流側ビュアー板104の反射部材層6と同様
に、酸化チタン、酸化亜鉛、或いは、アルミナなどの白
色の微粒子で構成された塗膜である。したがって、光源
108から発し、上流側ビュアー板104の断面内に進
入した光線の一部は、この乱反射面で種々の方向に散乱
されて、上流側ビュアー板104の下面(反射部材層1
06の上面に等しい)は略均一で輝度の高い光輝面とな
る。
【0026】そこで、光源108から発した光線の大半
は、下流側ビュアー板104の下流側端面104c(こ
こには、反射部材層は設けられていない)から下流側ビ
ュアー板104の断面内に入射後、ほぼ水平な下面10
4bの反射部材層106を照射しながら、下流側ビュア
ー板104の無色透明なアクリル素材内をほぼ水平に進
行し、下流側ビュアー板104の上流側端部付近で傾斜
面104dによって反射されて上方に向かい、下流側ビ
ュアー板104の上方に位置する写真フィルム(Fまた
はP)部位を下方から照射してこれを透過し、その一部
は、切断ラインL0付近、すなわち上刃14と下刃12
の間隙を通過して最終的に、オペレータの目Eに到達す
る。
【0027】すなわち、図8に例示されるように、オペ
レータから見ると、切断ラインLOを挟んで上流側に位
置する写真フィルムは、上流側ビュアー板4の上流端部
に設置された光源8から発される光で充分に照射され、
一方、それと同時に、切断ラインLOを挟んで下流側に
位置する写真フィルムは、下流側ビュアー板104の下
流側に設置された光源108から発される光で充分に照
射される。また、上流側ビュアー板4の下流側端部、同
時に下流側ビュアー板104の上流側端部に位置する切
断ラインL0は、通常切断ラインL0よりも上流側の上
方に位置するオペレータの目Eと、光源108によって
光輝状態にある下流側ビュアー板104との間に位置す
るので、切断ラインL0上に配置された写真フィルムの
素抜け部が、下流側ビュアー板104の光輝面、特に傾
斜面104dの手前にくっきりと浮かび上がって見え、
素抜け部の中央付近を切断ライン上に位置決めする操作
が非常に容易にできる。図5と図7に最も良く示される
ように、下流側ビュアー板104の上面104aにも、
切断ラインを通常の35mm写真フィルム上にある画像
駒どうしの境界領域内に納める際に参考となる目安とし
て、参考ラインL3,L4,L5が目盛られている。
【0028】(ネガシート位置異常警告機構)本発明の
写真フィルム処理装置には、前述したモータM2とシー
ト搬送ローラ44,44による、ネガシート40を50
mmだけ送り込む搬送操作に拘わらず、上流側ビュアー
板104上のネガピースの下流にある適正位置にネガピ
ース挿入用ポケット40pが位置しない場合、これをオ
ペレータに警告する位置異常警告手段110が設けられ
ている。ネガシート位置異常警告手段110は、既にエ
ンベロッパ部の構成に関する項で記した、シートマーク
40aを検出するシートマークセンサー52(ポケット
部の前記適性位置との一致を検知する手段の一例)と、
発光ダイオード8(108)による上流側ビュアー板4
または下流側ビュアー板104上の写真フィルムに対す
る照射状態に変化を与える手段とからなる。
【0029】ここでは、照射状態に変化を与える前記手
段は、各発光ダイオード8,108の発光強度を時間的
に変化させる電圧操作手段120である。より具体的に
は、電圧操作手段120は、各発光ダイオード8,10
8への給電状態を数秒間隔で入り切りする操作を継続す
ることによって、各発光ダイオード8,108を点滅さ
せる構成になっている。しかし、各発光ダイオード8,
108の発光状態が通常の光量の高輝度状態と20%だ
け光量の少ない低輝度状態の間で数秒間隔で移り変わる
状態を継続させても良い。また、上流側ビュアー板4の
発光ダイオード8と下流側ビュアー板104の発光ダイ
オード108を同時に点滅させても良いが、交互に点灯
するように点滅させても良い。前記制御手段は、シート
搬送ローラ44,44によるネガシート40の搬送操作
に拘わらず、シートマークセンサー52がシートマーク
40aを検出できない時に、「ネガシート位置が異常」
と判断して、電圧操作手段120を駆動するように構成
されている。このネガシート位置異常警告手段110
は、上流側ビュアー板104上の写真フィルムがネガ挿
入モータM1によって、正しいネガピース挿入用ポケッ
ト内(前記適正位置)へではなく、ネガピース挿入用ポ
ケットどうしの熱融着部に送り込まれる事態や、オペレ
ータが回転カッター48によってネガシートをネガピー
スの入ったポケット部で切断してしまう事態を未然に防
止する。
【0030】図10のブロック図に示されるように、前
記制御手段には、一方で、ネガ挿入モータM1、シート
搬送モータM2、及び電圧操作手段120に対する操作
信号を出力する出力系が連結されており、他方では、ネ
ガカットレバー15の第1センサ、第2センサー15
a、シート搬送モータM2、及びシートマークセンサー
52からの信号を受け入れる入力系が設けられている。
そして、電圧操作手段120は上流および下流側ビュア
ー板4,104の各発光ダイオード8,108と接続さ
れている。
【0031】(操作手順のフロー図)図11のフロー図
に沿って、本発明の写真フィルム処理装置の操作手順に
ついて解説する。 〈1〉オペレータが手でシート搬送ローラ44の周面を
前後いずれかに転がして、ネガシート40のネガピース
挿入用ポケット40pを適正位置に合わせる(#10
0)。このステップの際、同時に、ネガシート40のシ
ートマーク40aをシートマークセンサー52と合わせ
る。
【0032】〈2〉写真フィルムFのネガピース挿入用
ポケット40pへの挿入が開始される(#101)。こ
れは、具体的には、オペレータがネガカットレバー15
をそのホームポジションから上方に持ち上げる操作に基
づいて、ネガ挿入モータM1が自動的に回転駆動を開始
して、写真フィルムFが搬送ローラ20,22によって
ネガピース挿入用ポケット40pに挿入される等の方法
を取っても良いし、オペレータが写真フィルムFを手動
でネガピース挿入用ポケット40pへ挿入する操作でも
良い。
【0033】〈3〉続いて、6駒分の写真フィルムFが
ネガピース挿入用ポケット40pへ挿入されると、挿入
操作が停止される(#102)。
【0034】〈4〉オペレータが、原則的に6駒目の上
流側に位置する素抜け部を手動で切断ラインL0に合致
させる(#103)。
【0035】〈5〉オペレータが、ネガカットレバー1
5をホームポジションから下死点まで押し下げて、再び
ホームポジションに復帰させる操作を行い、写真フィル
ムFを前記素抜け部にて切断する(#104)。
【0036】〈6〉第2センサー15aによって、ネガ
カットレバー15の下死点からホームポジションへの復
帰開始動作が検知されると(#105)、シート搬送モ
ータM2が回転駆動を開始し(#106)、ネガシート
40の新たなネガ挿入用ポケット40pが、シート搬送
ローラ44,44によって、ネガシートストッカー42
側から下流側ビュアー板104上に追加供給される。
【0037】〈7〉シート搬送モータM2は、必要な長
さのネガシート40が搬送されるまで回転を続け(#1
07)、回転停止する(#108)。
【0038】〈8〉この時点で、シートマークセンサ5
2がシートマーク40aを検知できない場合は(#10
9にて“No" の判定)、ネガシート位置異常警告手段
110が働き、電圧操作手段120がビュアー板4,1
04の各発光ダイオード8,108を点滅させる(#1
10)。点滅は約15秒間続いて自動的に通常の定常点
灯状態にリカバリーする(#111)。通常はこの後、
#100のステップに戻れば良い。
【0039】〈9〉一方、この時点で、シートマークセ
ンサ52がシートマーク40aを検知した場合は(#1
09にて“Yes" の判定)、ネガシート位置異常警告
手段110は働かず、「下流側ビュアー板104上のネ
ガ挿入用ポケット40p内に入っているネガピースPが
そのオーダーの最後のネガピースである」とオペレータ
が認識した場合(#112にて“Yes" の判定)に
は、オペレータはそのままシートカットレバー50を操
作して、ネガシート40を、ネガ挿入用ポケット40p
どうしの境界で切断する(#113)。
【0040】〈10〉また、「下流側ビュアー板104
上のネガ挿入用ポケット40p内に入っているネガピー
スPがそのオーダーの最後のネガピースではない」とオ
ペレータが認識した場合(#112にて“No" の判
定)には、(#101)のステップに戻って、写真フィ
ルムFをネガ挿入用ポケット40pに挿入させる操作を
再開する。
【0041】〔別実施形態〕 <1>照射手段による通常の照射光を白色光のみとし、
ネガシート位置異常警告手段110の駆動された時、す
なわち、異常状態においては、非白色光と白色光が数秒
間隔で交互に点灯する構成でも良い。
【0042】<2>前記ネガシート位置異常警告手段と
して、前記照射手段を構成する光源自身の光量を変化さ
せる手段を設けることなく、光源から発される光の向き
を変更する手段を設けて、これによって、前記照射手段
による写真フィルムの照射状態に変化を与えても良い。
この「光源から発される光の向きを変更する手段」との
具体的な構造としては、例えば水平な軸芯を中心にして
揺動可能に支持された台の上に光源構成部材(発光ダイ
オード等)を設け、警告時にはこの台をDCモータ等に
よって、光源から発される光の中心が写真フィルムを照
射する姿勢と、光源から発される光の中心が写真フィル
ムから外れた姿勢との間で揺動操作すれば良い。また、
光源構成部材を支持する台を揺動操作するのではなく、
図12に示されるように、下流側ビュアー板104を例
にとれば、光源108を下流側ビュアー板104から下
方に離れた位置に配置し、この光源108から発された
光線が端面104cに向かって進むように、下流側端面
104cの下流側に隣接した空間104sに反射鏡また
はプリズム等の反射手段155を設けておき、この反射
手段155を所定の角度範囲内で揺動操作する駆動手段
160(サーボモータなど)を設けても良い。
【0043】<3>前記ネガシート位置異常警告手段
は、写真フィルムを照射する光の波長が繰り返し変更さ
れるようにしても良い。写真フィルムを照射する光の波
長の変更は、オペレータにとって写真フィルムを照射す
る光の色味の変化、ひいては照射されている写真フィル
ムの画像の色相の変化として表れるので、何らかの異常
が発生したことがオペレータに判る。尚、写真フィルム
を照射する光の波長を変更する手法としては、照射手段
を、互いに発光色の異なる複数の光源で構成し、これら
発光色の異なる複数の光源を交互に点滅する方法をとれ
ば良い。
【0044】<4>光源としては、発光ダイオード(L
ED)以外でも、反射板の付属したランプ、或いは、蛍
光管を用いることもできる。但し、蛍光管では指向性が
低いため、切断ラインを効果的に照明するために、集光
レンズなどの補助的な手段で指向性を持たせれば良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る写真フィルム処理装置の正面図
【図2】図1の写真フィルム処理装置の側面図
【図3】図1の写真フィルム処理装置の平面図
【図4】図1の写真フィルム処理装置の要部の一部破断
正面図
【図5】本発明に係る写真フィルム処理装置の各ビュア
ー板を示す平面図
【図6】図5の上流側ビュアー板付近を示す斜視図
【図7】図5の下流側ビュアー板をを示す斜視図
【図8】上流側ビュアー板付近を正面側から見た断面図
【図9】下流側ビュアー板付近を正面側から見た断面図
【図10】図1の写真フィルム処理装置の制御手段の働
きを示すブロック図
【図11】本発明に係る写真フィルム処理装置の操作の
流れの一例を示すフロー図
【図12】本発明の別実施形態に係る下流側ビュアー板
の要部の断面図
【符号の説明】
4 上流側ビュアー板 8,108 光源 104 下流側ビュアー板 106 反射部材層 110 ネガシート位置異常警告機構 120 電圧操作手段 F,P 写真フィルム L0 切断ライン

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 写真フィルムを載置可能な載置台と、前
    記載置台上の写真フィルムを下方から照射する手段と、
    前記載置台上の写真フィルムをピース状に切断するフィ
    ルム切断手段と、前記切断手段によって切断されたピー
    ス状フィルムを長尺ネガシートの各ネガピース挿入用ポ
    ケット部に挿入するフィルムインサータと、所定数量の
    ピース状フィルムが収納されたネガシート部を前記長尺
    ネガシートから切り離すネガシート切断手段とを備え、
    前記フィルムインサータは、前記ピース状フィルムの下
    流に位置する適性位置に向けて前記長尺ネガシートを送
    り込む搬送手段を有する写真フィルムの処理装置であっ
    て、 前記ネガピース挿入用ポケット部の前記適正位置との一
    致を検知する検知手段と、前記長尺ネガシートを送り込
    む前記搬送手段の動作に拘わらず前記一致が検知されな
    い場合に、作業者に警告を発する警告手段とが備えられ
    ており、前記警告手段は、前記照射手段による写真フィ
    ルムの照射状態に変化を与える手段からなる写真フィル
    ムの処理装置。
  2. 【請求項2】 前記警告手段は、前記照射手段を構成す
    る光源の光量を繰り返し変更可能である請求項1の写真
    フィルムの処理装置。
  3. 【請求項3】 前記警告手段は、前記照射手段を構成す
    る光源を点滅可能である請求項2の写真フィルムの処理
    装置。
  4. 【請求項4】 前記警告手段は、前記照射手段を構成す
    る光源の向きを変更可能である請求項1の写真フィルム
    の処理装置。
  5. 【請求項5】 前記警告手段は、写真フィルムを照射す
    る光の波長を繰り返し変更可能である請求項1の写真フ
    ィルムの処理装置。
  6. 【請求項6】 前記照射手段は互いに発光色の異なる複
    数の光源を備え、前記警告手段は、前記発光色の異なる
    複数の光源を交互に点滅させる請求項5の写真フィルム
    の処理装置。
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