JP2000312923A - 管の凹部形成方法、及び管の凹部形成装置 - Google Patents

管の凹部形成方法、及び管の凹部形成装置

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JP2000312923A
JP2000312923A JP11122238A JP12223899A JP2000312923A JP 2000312923 A JP2000312923 A JP 2000312923A JP 11122238 A JP11122238 A JP 11122238A JP 12223899 A JP12223899 A JP 12223899A JP 2000312923 A JP2000312923 A JP 2000312923A
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pipe
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Kazuyoshi Harada
和愛 原田
Takeshi Kootani
健 古尾谷
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Ohashi Technica Inc
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  • Bending Of Plates, Rods, And Pipes (AREA)
  • Shaping Metal By Deep-Drawing, Or The Like (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】切削加工を行なうことなく、プレス加工によ
り、質量が軽量であり、加工に経費が嵩まず、正確な形
状の凹部を管に複数形成すること。 【解決手段】管の内部に低融点合金を芯金として充填す
る充填工程(ST1)と、管の外周面のうち凹部を形成
する部分以外の個所をクランプ型で拘束する拘束工程
(ST2,ST3)と、管の内部に充填された低融点合
金を管の端部から押し付けて加圧する加圧工程(ST
4)と、管に成形パンチを押圧して管壁に所定の輪郭形
状を形成する凹部形成工程(ST5)とを備え、管に形
成すべき凹部の位置及び数に応じて(ST8)管をクラ
ンプ型及び成形パンチに対して軸方向及び軸回転方向に
移動して拘束工程(ST2,ST3)、加圧工程(ST
4)、凹部形成工程(ST5)を繰り返し、その後、管
内の低融点合金を加熱溶融し、管内から排出する工程
(ST9)を備えた。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、金属製の管の周囲
に成形パンチを押し当てることにより、管表面に凹部を
形成するプレス加工を行ない、この凹部を管軸に沿って
複数形成する管の凹部形成方法、及び管の凹部形成装置
に係る。
【0002】
【従来の技術】従来、金属製の円柱体の表面に凹部を設
け、この円柱体をエンジンの回転に同期して回転させ、
円柱体の凹部を使用して2サイクルエンジンの排気ポー
ト及び掃気ポ−トを開閉するもの提案されている。
【0003】このような円柱体は、タイミングバルブシ
ャフトと称されており、このタイミングバルブシャフト
は、シリンダ内の燃焼ガスと混合気とを効率良く交換で
きるようにその寸法形状に工夫がされ、高い寸法精度が
求められている。
【0004】係るタイミングバルブシャフトとして、中
実の金属円柱の表面に切削加工によって予め定められた
形状の凹部を形成することが考えられる。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、このように、
金属の中実シャフトを切削加工するものにあっては、シ
ャフトが中実であるため、シャフトの質量が大きいもの
となり、高速回転をさせると質量の偏りや加工が精密に
行われないことによるブレが生じたり、バルブの気密が
正常に行われないという問題がある。
【0006】このため、シャフトの材質を特殊なものに
したりする必要があるので材料が高価なものになってし
まうという問題がある。
【0007】また、凹部の切削加工を精密に行なう必要
があり、またこの切削加工には手間と費用が嵩むという
問題がある。
【0008】一方、このようなシャフトを形成するに際
して、素材として金属の管を使用し、管をクランプ型で
拘束して、凹部を形成すべき管壁に形成パンチを押圧し
て凹部を形成することも考えられるが、凹部の形状が必
要とされる形状に比して、凹部の輪郭形状が乱れてしま
うという問題がある。
【0009】この問題を解決するため、管内に低融点合
金を充填して、管をクランプ型で拘束して、凹部を形成
すべき管壁に形成パンチを押圧して凹部を形成すること
も提案されている(特開平4−143021号参照)
が、第1の凹部を形成した際に、管が軸方向に延びてし
まうことから、第2回目以降の凹部を形成するに際して
凹部の肩部に相当する個所の形状がだれてしまうという
問題がある。
【0010】そこで、本発明は、一般的に使用される管
材料を使用して、切削加工を行なうことなく、プレス加
工により、質量が軽量であり、加工に経費を嵩ませるこ
となく、管に正確な形状の凹部を複数形成することがで
きる管の凹部形成方法、及び管の凹部形成装置を提供す
ることを目的とする。
【0011】
【課題を解決するための手段】本発明において管の凹部
形成方法は、図1に記載したように、管壁に成形パンチ
を押し当てて凹部を形成するプレス加工を行い、予め定
められた形状の凹部を管軸に沿って複数形成する管の凹
部形成方法において、管の内部に低融点合金を芯金とし
て充填する充填工程(ST1)と、該管の外周面のうち
凹部を形成する部分以外の個所をクランプ型で拘束する
拘束工程(ST2,ST3)と、該管の内部に充填され
た低融点合金を管の端部から押しつけて加圧する加圧工
程(ST4)と、該管の外周面のうち凹部を形成する部
分に成形パンチを押圧して管壁に所定の輪郭形状を形成
する凹部形成工程(ST5)とを備え、管に形成すべき
凹部の位置及び数に応じて(ST8)管をクランプ型及
び成形パンチに対して軸方向及び軸回転方向に移動して
上記拘束工程(ST2,ST3)、加圧工程(ST
4)、凹部形成工程(ST5)を繰り返し、その後、管
内の低融点合金を加熱溶融し、管内から排出する工程
(ST9)を備えたことを特徴とする管の凹部形成方法
である。
【0012】また、本発明において管の凹部形成装置
は、図2及び図3に示したように、管10の管壁11に
成形パンチ111を押圧して凹部12を形成するプレス
加工を行い、凹部12を管軸に沿って複数形成する管の
凹部形成装置100において、管10の内部に低融点合
金20を芯金21として充填する充填手段と、管10の
管壁11のうち凹部12を形成する部分以外の個所をク
ランプ型131で拘束する拘束手段130と、該管10
の内部に充填された低融点合金20を管10の端部から
押しつけて加圧する加圧部材151を備えた加圧手段1
50と、該管10の管壁11のうち凹部12を形成する
部分に成形パンチ111を押圧して管壁11に所定の輪
郭形状の凹部12を形成する凹部形成手段110と、管
10に形成すべき凹部12の位置及び数に応じて管10
をクランプ型131及び成形パンチ111に対して軸方
向及び軸回転方向に移動して上記拘束手段130に配置
せしめ、加圧手段150、凹部形成手段110をして管
10の所定位置で駆動させる駆動制御手段とを備えたこ
とを特徴とする管の凹部形成装置である。
【0013】本発明によれば、管10のプレス加工に際
して、充填手段で管10の内部に芯金21である低融点
合金20が充填される。この低融点合金は公知のものが
使用され、100℃以下で溶融するものであれば、熱水
で溶融することができるので、使用に当たって便利であ
る。またそれ以上の温度で溶融するものであっても蒸気
その他の熱源を使用することができ差し支えない。
【0014】そして、この低融点合金は形成パンチ11
1による管の成形前に、加圧部材151を備えた加圧手
段150により管10の開口から管内に所定圧力で押し
付けられる。この加圧手段150としては、油圧等の液
圧手段の他、電気モータ等を使用できる。また加圧は必
ずしも管の両側から行なう必要はなく、管の一方の開口
側を密封するようにして、他の一方から加圧するように
してもよい。
【0015】このようにして芯金21に圧力が加えられ
た状態において、管壁11が成形パンチ111によって
押圧されると、管壁11の内側からも芯金21が所定圧
力で押圧された状態で支持され、形成パンチ111によ
って形成されるべき所定の形状に形成され、凹部12の
形状、特に肩部の形状に「だれ」が発生することなく、
所望の形状でプレス加工を行なうことができる。
【0016】そして、この管10の他の個所に凹部が形
成される加工が続けて行われるとき、改めて芯金21で
ある低融点合金20は形成パンチ111による管10の
成形前に、その度に加圧手段150により管内に所定圧
力で押し付けられるから、管壁11が生成パンチ111に
よって押圧されると、管壁11の内側からも芯金21が
所定圧力で押圧された状態で支持され、形成パンチ11
1によって形成されるべき所定の形状に形成される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、発明に係る管の凹部形成方
法及び管の凹部形成装置の実施の形態を説明する。
【0018】〔本装置の構成〕図1乃至図8は本形態に
係る管の凹部形成装置100の一例を示すものである。
本例に係る管の凹部形成装置で作成される管10は例え
ば、従来例で示したものと同様にタイミングバルブシャ
フトとして使用されるものである。この管10の材質
は、例えばSTKM12Aであり、図2、及び図3に示
すように肉厚約2mm、外径約29mm、長さ約450
mmのものである。
【0019】そして、この管10には、図4及び図5に
示すように、この管が2サイクルエンジンに組み込ま
れ、エンジンの回転に同期して回転させられることによ
り、シリンダの排気ポート及び掃気ポートを開閉するバ
ルブとして作用する凹部である排気凹部13及び掃気凹
部14が設けられている。
【0020】この例では3気筒エンジン用のものを示し
ており、各気筒に付いて2つの排気凹部13と1つの掃
気凹部14が形成され、合計9個所の凹部が形成され
る。
【0021】本例に係る管の凹部形成装置は、図6乃至
図8に示すように、基台200上に管の凹部形成装置1
00が配置されてなる。
【0022】この管の凹部形成装置100は基台200
に配置された拘束手段130、この拘束手段130の両
側に設けられた2台の加圧手段150、及び上記拘束手
段130の上方に配置された凹部形成手段110とを備
える。
【0023】拘束手段130は、管10の外周面11の
うち凹部12を形成する部分以外の個所を拘束する。ま
た、加圧手段150は管10の内部に充填された低融点
合金20を管10の端部から押し付けて加圧する。そし
て、凹部形成手段110は管10の管壁11に成形パン
チ111を押圧して管壁11に所定の輪郭形状の凹部1
2を形成する。
【0024】本例では、管10をクランプ型131及び
成形パンチ111に対して軸方向及び軸回転方向に移動
させて上記拘束手段130に配置し、加圧手段150、
凹部形成手段110が管10の所定位置で駆動できるよ
うにする駆動制御手段は図示していない。
【0025】即ち、この例では、管を拘束手段130に
配置するには汎用の産業用ロボットを用いることがで
き、また人手により管10を配置することができる。ま
た、各手段を所定のタイミングで駆動させるためには、
公知のセンサ及びシークエンシャルコントローラを用い
ることができる。
【0026】また、この例では上記管10内に低融点合
金を充填する充填手段は図示していない。この低融点合
金20を管10内に充填するに際しては、加熱し、一方
の端部に栓をした管10を直立し、この管10内に熱湯
等で溶融した低融点合金を注入するものとできる。
【0027】そして、この低融点合金の充填の手段は適
宜ロボットや人手で行なうことができる。
【0028】低融点合金は、上述した用に公知の合金を
使用することができ、融点、硬度、展性、粘性を考慮し
て要に応じて選択すればよく、特に限定されない。本例
では、千住金属製の「センジュアロイB」(商標)を使
用した。
【0029】上記拘束手段130は、両側から管10を
挟む断面半円筒状の溝部136を備えると共に、成形パ
ンチ111が挿入される切欠部132を備え、上記軸方
向に対して直角に駆動されるクランプ型131,131
を備えている。
【0030】このクランプ型131,131は、図6及
び図7に示すように、2台の油圧シリンダ133に連結
された腕134に連結されたリンク135を介して駆動
される。尚、このクランプ型131,131の駆動手段
は、特に油圧シリンダに限定されず、電気モータ及び歯
車その他の減速装置を使用したものであってもよい。
【0031】また、加圧手段150は、上記管10の内
部に充填され硬化している低融点合金20を管10の両
端部から押し付けて加圧する加圧部材151をそれぞれ
備えている。この加圧部材151は、管10の内径より
やや小さい直径を備え、管10に内挿できる円筒部材で
ある。この加圧部材151は、油圧シリンダ152によ
り配置された管10の軸方向に進退動し、低融点合金2
0に一定の圧力を付与することができものとしている。
尚、この加圧部材151の駆動手段は、特に油圧シリン
ダに限定されず、電気モータ及び歯車その他の減速装置
を使用したものであってもよい。
【0032】更に、凹部形成手段110は、図8に示す
ように、所定形状の凸型を備え、管10の管壁11に凹
部12を形成する成形パンチ111を備えている。この
成形パンチ111は、油圧シリンダ112で駆動される
ものしているが、その他電気モータ等で駆動するように
してもよい。
【0033】〔本装置の作動〕以下図1及び図2を参照
して本例の管の凹部形成装置100の作動を説明する。
本例に係る管の凹部形成装置100では、先ず管の内部
に芯金21として低融点合金20が充填される(ST
1)。そして図2(1)に示すように、第1の凹部を形
成するため、管壁11のうち第1の凹部を形成する部分
をクランプ型131の切欠部132に位置するように、
管10を拘束手段130に配置する(ST2)。
【0034】そして拘束手段130では、油圧シリンダ
133が駆動され、クランプ型131を閉じる(ST
3)。これにより、管10はクランプ型131に挟まれ
その位置が拘束される。
【0035】次に、加圧手段150の油圧シリンダ15
2を駆動して、加圧部材151を管の両端から挿入し
て、充填された低融点合金20からなる芯金21を所定
圧力で加圧する(ST4)。この油圧シリンダ152に
供給する圧油の圧力を一定にしておけば、管10の配置
位置にかかわらず、芯金21に加えられる圧力は一定と
なる。
【0036】そして、この状態で凹部形成手段110を
駆動して、図2(2)に示すように成形パンチ111を
下降させ、管10の管壁11に凹部12を形成する(S
T5)。これで、最初の個所に凹部12が形成されたこ
ととなる。
【0037】このとき管壁11の内側からも低融点合金
20からなる芯金21が所定圧力で常に押圧された状態
で支持されるので、形成パンチ111によって形成され
るべき所定の形状に形成され、肩部の「だれ」等は発生
せず、凹部を所望の形状に成形することができる。
【0038】そして、加圧手段150の駆動を解除し
て、加圧部材151を管10の両端から抜き出し、管1
0を移動可能状態とする(ST6)。
【0039】そして図2(3)に示すように、次の凹部
12を形成するため、管10の管壁11のうち凹部を形
成べき個所をクランプ型131の切欠部132に相当す
る位置に配置するように、管10を拘束手段130に配
置するように、その位置及び管の配置角度を調整する
(ST2)。
【0040】以下、上述したのと同様に、クランプ型1
31による管10の拘束(ST3)芯金21の加圧(S
T4)、凹部の形成(ST5)、芯金21の加圧解除
(ST6)、クランプ型131の拘束解除(ST7)の
手順を必要な回数繰り返し、管に必要とされる全ての凹
部が形成する。
【0041】このとき、第2回目以降の凹部の形成に際
しては、管10の内部に充填されている低融点合金には
第1回の凹部形成と同様に所定の圧力が加圧されている
ため、管壁11の内側からも低融点合金からなるが所定
圧力で押圧された状態で支持され、形成パンチ111に
よって形成されるべき所定の形状に形成され、肩部の
「だれ」等は発生せず、凹部を所望の形状に成形するこ
とができる。
【0042】尚、本発明では、これらの手順を順次作業
者の操作で行ない、凹部を形成した管を作成することが
できる他、各手段をシークエンシャルに作動させる制御
手段を設けることにより、凹部を形成した管を自動的に
作成することができる。
【0043】従って、本例に係る管の凹部形成装置によ
れば、一般的に使用される金属の管材料に正確な形状の
凹部を複数容易且つ安価に形成することができる。
【0044】尚、上記実施の形態では、管として、タイ
ミングバルブシャフトを例として説明したが、複数の凹
部を正確に形成する必要がある管であれば、その他の管
にも適用できる。
【0045】
【発明の効果】以上説明したように、本発明に係る管の
凹部形成方法及び管の凹部形成装置によれば、一般的に
使用される管材料を使用して、切削加工を行なうことな
く、プレス加工により、質量が軽量であり、加工に経費
が嵩まず、確実な形状の凹部を備えた円筒材料を容易且
つ効率良く製造することができるという効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る管の凹部形成方法を示すフローチ
ャートである。
【図2】本発明に係る管の凹部形成装置の作動を示す概
略図である。
【図3】本発明の実施の形態に係る管の凹部形成装置の
要部を示す斜視図である。
【図4】本発明の実施の形態に係る管の凹部形成装置で
製造されるタイミングバルブシャフト示す断面図であ
る。
【図5】本発明の実施の形態に係る管の凹部形成装置で
製造されるタイミングバルブシャフト示す断面図であり
(1)乃至(6)は、図4中のi-i 線乃至vi-vi 線に相
当する断面図である。
【図6】本発明の実施の形態に係る管の凹部形成装置の
平面図(拘束手段開状態)である。
【図7】本発明の実施の形態に係る管の凹部形成装置の
平面図(拘束手段閉状態)である。
【図8】本発明の実施の形態に係る管の凹部形成装置の
側面図(拘束手段閉状態)である。
【符号の説明】
10 管 11 管壁 12 凹部 20 低融点合金 21 芯金 100 管の凹部形成装置 110 凹部形成手段 111 成形パンチ 130 拘束手段 131 クランプ型 150 加圧手段 151 加圧部材
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 古尾谷 健 東京都新宿区西新宿2−3−1 新宿モノ リスビル21階 株式会社オーハシテクニカ 内 Fターム(参考) 4E063 AA04 BA20 DA20 GA03 HA10

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】管壁に成形パンチを押し当てて凹部を形成
    するプレス加工を行ない、予め定められた形状の凹部を
    管軸に沿って複数形成する管の凹部形成方法において、 管の内部に低融点合金を芯金として充填する充填工程
    (ST1)と、 該管の外周面のうち凹部を形成する部分以外の個所をク
    ランプ型で拘束する拘束工程(ST2,ST3)と、 該管の内部に充填された低融点合金を管の端部から押し
    付けて加圧する加圧工程(ST4)と、 該管の外周面のうち凹部を形成する部分に成形パンチを
    押圧して管壁に所定の輪郭形状を形成する凹部形成工程
    (ST5)とを備え、 管に形成すべき凹部の位置及び数に応じて(ST8)管
    をクランプ型及び成形パンチに対して軸方向及び軸回転
    方向に移動して上記拘束工程(ST2,ST3)、加圧
    工程(ST4)、凹部形成工程(ST5)を繰り返し、 その後、管内の低融点合金を加熱溶融し、管内から排出
    する工程(ST9)を備えたことを特徴とする管の凹部
    形成方法。
  2. 【請求項2】管(10)の管壁(11)に成形パンチ
    (111)を押圧して凹部(12)を形成するプレス加
    工を行ない、凹部(12)を管軸に沿って複数形成する
    管の凹部形成装置(100)において、 管(10)の内部に低融点合金(20)を芯金(21)
    として充填する充填手段と、 管(10)の管壁(11)のうち凹部(12)を形成す
    る部分以外の個所をクランプ型(131)で拘束する拘
    束手段(130)と、 該管(10)の内部に充填された低融点合金(20)を
    管(10)の端部から押し付けて加圧する加圧部材(1
    51)を備えた加圧手段(150)と、 該管(10)の管壁(11)のうち凹部(12)を形成
    する部分に成形パンチ(111)を押圧して管壁(1
    1)に所定の輪郭形状の凹部(12)を形成する凹部形
    成手段(110)と、 管(10)に形成すべき凹部(12)の位置及び数に応
    じて管(10)をクランプ型(131)及び成形パンチ
    (111)に対して軸方向及び軸回転方向に移動して上
    記拘束手段(130)に配置せしめ、加圧手段(15
    0)、凹部形成手段(110)をして管(10)の所定
    位置で駆動させる駆動制御手段とを備えたことを特徴と
    する管の凹部形成装置。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104607512A (zh) * 2015-02-08 2015-05-13 中国第一重型机械股份公司 一种高精度大管径小弯径比的大角度管道的弯曲成形方法
CN107520300A (zh) * 2017-07-18 2017-12-29 凌云工业股份有限公司 一种用于封闭型腔保险杠拉弯成型的充气夹紧装置

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