JP2000311446A - 音声自動調整回路と音声自動調整方法 - Google Patents

音声自動調整回路と音声自動調整方法

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JP2000311446A
JP2000311446A JP11725199A JP11725199A JP2000311446A JP 2000311446 A JP2000311446 A JP 2000311446A JP 11725199 A JP11725199 A JP 11725199A JP 11725199 A JP11725199 A JP 11725199A JP 2000311446 A JP2000311446 A JP 2000311446A
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pcm data
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Katsuyoshi Mase
勝義 間瀬
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 衛星放送や地上波デジタル放送などで送出さ
れている圧縮音声データをPCMデータに復元する時、
録音されている音量レベルの違いを自動的に随時計算し
て適正な音量へと変更する回路とその方法を提供する。 【解決手段】 音量を増減したときに増減判別信号を発
生させるボリューム1と、番組を選択したときに選択し
たチャンネル番号信号を発生するチャンネル回路2と、
圧縮された音声データ信号とボリューム増減判別信号と
チャンネル番号信号の各入力を制御する入力制御回路3
と、圧縮された音声データをPCMデータに復元したり
該PCMデータに増幅処理を行う演算器4と、演算器の
演算に必要となる情報を保持し、また音量レベルの閾値
と増幅率とを記憶保持するメモリ5と、上記PCMデー
タをアナログの音声信号に変換するDAC回路6と、該
DAC回路からの信号を増幅するアンプ回路7とを具備
するような回路構成とした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、衛星放送や地上波
デジタル放送などで送出されている圧縮された音声デー
タをPCMデータに復元し、このPCMデータをDAC
へ送り、適正な音量へと変換する音声自動調整回路およ
び音声自動調整方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来の音量自動調整回路においては、音
源のソースごとに、音量ボリュームを一度だけ変化さ
せ、調整するのみであった。例えば、特開平07−04
6686に記載されている音量自動調整回路を図6を参
照して説明すると、複数の音楽ソースから提供される信
号のレベルを検出するレベル検出回路22と、前記複数
の音楽ソースを再生する時の好みの音量レベルを設定す
る音量メモリキー23と、その音量メモリキー23によ
り設定された音量レベルを記録するRAM24と、その
RAM24に記録された音量レベルを基に前記複数の音
楽ソースから提供される信号を再生したときの音量を前
記好みの音量レベルに制御する音量レベル手段とを備え
た構成により、音楽ソースから供給される信号レベルの
大小に関わらず、好みの音量レベルの出力を得られるよ
うになる。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、この従来技術
は次のような問題点があった。第一の問題点は、音源が
変わらず曲などコンテンツが変わった場合、この構成で
は音量ボリュームを自動的に調整せず、音量ボリューム
を聞いているものが調整しなくてはいけない点である。
その理由は、曲などのPCM音声データを常に監視して
動的にボリュームを制御していないからである。第二の
問題点は小さな音量の時は音量が適当な大きさに増幅せ
ず、大きい音量の時は音が割れるまで出力される点であ
る。その理由は、音源ごとに音量ボリュームを固定して
いるため、上記のような問題が発生する。第三の問題点
は、出力音声に雑音が加わる可能性がある点である。そ
の理由は、アナログの音声データに対して増幅処理を行
っているため、PCMデータに増幅処理を行うよりも雑
音がそのデータに混入する可能性が高いからである。
【0004】本発明は、以上の問題点を解決する音声自
動調整回路と音声自動調整方法を提供する。
【0005】
【課題を解決するための手段】本発明による音声自動調
整回路と音声自動調整方法は、衛星放送や地上波デジタ
ル放送などで送出されている圧縮された音声データをP
CMデータに復元した時、チャンネルや番組によって録
音されている音量レベルの違いを自動的に随時計算して
適正な音量へと変更するものである。圧縮された音声デ
ータをPCMデータに復元することにより、ある一定期
間のPCMデータが得られる。この復元されたPCMデ
ータの平均値を求めることにより、その一定期間の平均
音量レベルが判明する。この平均音量レベルが、予め定
められた値(音量レベルの閾値)を下回る時、復元によ
って得られたPCMデータに対して、ある値(増幅率)
を掛け算することによってPCMデータを増幅する。こ
のように増幅されたPCMデータをDACに送ることに
より適度な音量となる。もし、平均音量レベルが、音量
レベルの閾値を上回った場合は、音量が大きいと判断
し、復元されたPCMデータに対しては、なにも演算処
理は行なわず、PCMデータはそのまま、DACに転送
される。これらの処理に加えて、音量レベルの閾値をチ
ャンネルや番組に連動してメモリに記録することによっ
て、各チャンネルや各番組の音量レベルの閾値が直ぐに
得られ、また、ボリュームの増減と音量レベルの閾値、
増幅率の増減を連鎖することにより、聞いている人の特
性に合った適切な音量を提供する。これらのことによ
り、録音レベルが違う番組やチャンネルを自動的に快適
な音量に自動的に調整する。
【0006】請求項1に記載の発明は、音量を増減した
ときに増減判別信号を発生させるボリュームと、番組を
選択したときに選択したチャンネル番号信号を発生する
チャンネル回路と、圧縮された音声データ信号とボリュ
ーム増減判別信号とチャンネル番号信号の各入力を制御
する入力制御回路と、圧縮された音声データをPCMデ
ータに復元したり該PCMデータに増幅処理を行う演算
器と、演算器の演算に必要となる情報を保持し、また音
量レベルの閾値と増幅率とを記憶保持するメモリと、上
記PCMデータをアナログの音声信号に変換するDAC
回路と、該DAC回路からの信号を増幅するアンプ回路
とを具備する音声自動調整回路において、上記入力制御
回路は圧縮入力音声データを入力し、上記演算器を経由
して上記メモリに記録し、上記演算器は上記メモリに記
録された圧縮音声データを取り出し、PCMデータに復
元し、該メモリに戻して再び記録し、上記演算器は復元
されたPCMデータを加算し、加算されたPCMデータ
のデータ数で割って、PCMデータの平均値を出し、上
記演算器は上記平均値をメモリ上にあるチャンネルごと
の音量レベルの閾値と比較して、該音量レベルの閾値よ
りPCMデータの平均値が大きかった場合は、PCMデ
ータの音量レベルは適切の大きさと判定して演算処理を
行わず、また、音量レベルの閾値よりPCMデータの平
均値が小さかった場合は、PCMデータの音量レベルは
小さいと判定して、メモリ上にあるチャンネルごとの増
幅率を掛け算してPCMデータの増幅を行い、上記演算
器は上記の閾値との比較処理を行ったPCMデータを該
PCMデータの周波数によって定められた一定時間ごと
にDAC回路に転送し、上記アンプ回路はDAC回路で
デジタル−アナログ変換されて生成されたアナログの音
声信号を増幅する諸手段を有すること特徴としている。
【0007】請求項2に記載の発明は、請求項1に記載
の音声自動調整回路において、上記音声自動調整回路を
始動するに当たり、音量を自動調整するため必要とする
音量レベルの閾値と増幅率とにたいして予め初期値を設
定して、音声自動調整を開始することを特徴としてい
る。
【0008】請求項3に記載の発明は、音量を増減した
ときに増減判別信号を発生させるボリュームと、番組を
選択したときに選択したチャンネル番号信号を発生する
チャンネル回路と、圧縮された音声データ信号とボリュ
ーム増減判別信号とチャンネル番号信号の各入力を制御
する入力制御回路と、圧縮された音声データをPCMデ
ータに復元したり該PCMデータに増幅処理を行う演算
器と、演算器の演算に必要となる情報を保持し、また音
量レベルの閾値と増幅率とを記憶保持するメモリと、上
記PCMデータをアナログの音声信号に変換するDAC
回路と、該DAC回路からの信号を増幅するアンプ回路
とを具備する音声自動調整回路において、上記チャンネ
ル回路は、番組を選択したときに選択したチャンネル番
号信号を発生し、上記入力制御回路はチャンネル番号信
号を入力して、上記演算装置に転送し、上記演算装置は
現在メモリに記録されている圧縮された音声データや復
元されたPCMデータを破棄し、一方、音量レベルの閾
値、増幅率はメモリに保存し、上記の新たに選択したチ
ャンネルの圧縮されたデータを入力制御回路、演算器を
経由してメモリに取り込む、チャンネル切り換え処理を
行うことを特徴としている。
【0009】請求項4に記載の発明は、音量を増減した
ときに増減判別信号を発生させるボリュームと、番組を
選択したときに選択したチャンネル番号信号を発生する
チャンネル回路と、圧縮された音声データ信号とボリュ
ーム増減判別信号とチャンネル番号信号の各入力を制御
する入力制御回路と、圧縮された音声データをPCMデ
ータに復元したり該PCMデータに増幅処理を行う演算
器と、演算器の演算に必要となる情報を保持し、また音
量レベルの閾値と増幅率とを記憶保持するメモリと、上
記PCMデータをアナログの音声信号に変換するDAC
回路と、該DAC回路からの信号を増幅するアンプ回路
とを具備する音声自動調整回路において、上記ボリュー
ムはその増減により、ボリューム増減判別信号を発生
し、上記入力制御回路はボリューム増減判別信号を入力
して、上記演算器に転送し、上記演算器は、ボリューム
増減判別信号がボリューム増の場合、演算に使用してい
る増幅率を上げ音量ボリュームの閾値を下げ、またボリ
ューム減の場合、演算に使用している増幅率を下げ音量
ボリュームの閾値を上げる、ボリューム増減処理を行う
ことを特徴としている。
【0010】請求項5に記載の発明は、音量を増減した
ときに増減判別信号を発生させるボリュームと、番組を
選択したときに選択したチャンネル番号信号を発生する
チャンネル回路と、圧縮された音声データ信号とボリュ
ーム増減判別信号とチャンネル番号信号の各入力を制御
する入力制御回路と、圧縮された音声データをPCMデ
ータに復元したり該PCMデータに増幅処理を行う演算
器と、演算器の演算に必要となる情報を保持し、また音
量レベルの閾値と増幅率とを記憶保持するメモリと、上
記PCMデータをアナログの音声信号に変換するDAC
回路と、該DAC回路からの信号を増幅するアンプ回路
とを具備する音声自動調整回路における音声自動調整方
法は、上記入力制御回路に圧縮入力音声データを入力
し、上記演算器を経由して上記メモリに記録する過程
と、上記メモリに記録された圧縮音声データを取り出
し、PCMデータに復元し、該メモリに戻して再び記録
する過程と、上記復元されたPCMデータを加算し、加
算されたPCMデータのデータ数で割って、PCMデー
タの平均値を算出する過程と、上記平均値をメモリ上に
あるチャンネルごとの音量レベルの閾値と比較して、該
音量レベルの閾値よりPCMデータの平均値が大きかっ
た場合は、PCMデータの音量レベルは適切の大きさと
判定して演算処理を行わず、また、音量レベルの閾値よ
りPCMデータの平均値が小さかった場合は、PCMデ
ータの音量レベルは小さいと判定して、メモリ上にある
チャンネルごとの増幅率を掛け算してPCMデータの増
幅を行う過程と、上記の閾値との比較処理を行ったPC
Mデータを該PCMデータの周波数によって定められた
一定時間ごとにDAC回路に転送する過程と、上記アン
プ回路はDAC回路でデジタル−アナログ変換されて生
成されたアナログの音声信号を増幅する過程とを有する
ことを特徴としている。
【0011】
【発明の実施の形態】次に、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。図1を参照すると、自動音量調整
回路は以下の構成となっている。音量を増減した時に増
減判別信号を発生させるボリューム1と番組を選択した
時に選択したチャンネル番号信号を発生するチャンネル
回路2がある。そして、圧縮された音声データ信号とボ
リューム増減判別信号とチャンネル番号信号の各入力を
制御する入力制御回路3がある。また、圧縮された音声
データをPCMデータに復元したり、PCMデータに増
幅処理を行う演算器4があり、演算器4はその演算に必
要となるメモリ5と接続されている。メモリ5は演算時
だけ使用されるのではなく、音量レベルの閾値と増幅率
も記憶保持する。デジタルデータであるPCMデータを
アナログの音声信号に変換するDAC回路6があり、D
AC回路6はDAC回路6からの信号では耳に聞こえる
音量ではないのでその信号を増幅するアンプ回路7に接
続されている。スピーカ8はアンプ回路7に接続されて
おり、スピーカ8によって実際に耳に聞こえる音声とな
る。あと、入力制御回路3と演算器4とDAC回路6は
一本のバスで接続されており、接続された各々の回路は
PCMデータなどをやり取りできるようになっている。
【0012】次に、図1の回路の動作について、データ
処理の流れに沿って図1と図2を参照にして説明する。
まず、圧縮された音声データが入力制御回路3と演算器
4を経由してメモリ5に記録される(ステップS1)。こ
こで、演算器4が圧縮された音声データをメモリ5から
取り出し、PCMデータに復元し、メモリ5に戻すとい
う処理を繰り返して、すべての圧縮された音声データを
復元する(ステップS2)。そうして、復元されたPCMデ
ータをすべて加算し、そのPCMデータ数で割ってPC
Mデータの平均値を出す(ステップS3)。この平均値を
メモリ上にあるチャンネルごとの音量レベルの閾値と比
較する(ステップS4,S5)。最初に比較する時は閾値がな
いので、ない場合は予め初期値を設定し、その値と比較
する。そして、音量レベルの閾値より、PCMデータの
平均値が大きかった場合は、音量レベルは適切と判定
し、そのPCMデータは演算器4によって、そのPCM
データの周波数によって一定時間ごとにDAC回路6に
転送される(ステップS5)。DAC回路6に転送されたP
CMデータは、ここでデジタル−アナログ変換されてア
ナログの音声信号となり(ステップS7)、アンプ回路7で
増幅されて、次のスピーカ8で音声となる。これとは逆
に、音量レベルの閾値よりPCMデータの平均値が小さ
かった場合は、音量レベルが小さいと判定し(ステップS
5)、PCMデータの増幅を行う。PCMデータの増幅
は、チャンネルごとの増幅率を演算器4でメモリ5上に
あるすべてのPCMデータに対して掛け算することによ
って求める(ステップS6)。その後は、上記同様、DAC
回路6にPCMデータを転送して、音声を得る。また、
最初に使用する時の増幅率は音量レベルの閾値と同様に
その値が決定されていないため、予め決められた初期値
を用いる。上記の音量レベルの閾値と増幅率はチャンネ
ルごとに管理を行う。
【0013】ここで、チャンネルが切り替わる処理を図
1と図3を参考にしながら説明する。チャンネル変更が
行われる(ステップST1)と、現在ある圧縮された音声デ
ータや復元されたPCMデータは破棄され、音量レベル
の閾値、増幅率はメモリ5に保存され(ステップST2)、
新たな圧縮されたデータを入力制御回路3、演算器4を
経由してメモリ5に取り込まれる。後の処理について
は、上記内容と同様に行われる(ステップST3)。
【0014】また、図1と図4を参照して、ボリューム
の増減の処理内容を説明する。ボリュームの増減が行わ
れると(ステップSTP1)、ボリューム増減信号が入力制御
回路3を通じて、演算器4に知らされる。もし、現在出
している音量がこのチャンネルでは不適切だと判断さ
れ、ボリューム増であれば(ステップSTP2)、音量が小さ
いためであり、使用している増幅率を上げ、音量ボリュ
ームの閾値を下げ、より広範囲の音声データに増幅を行
うようにする(ステップSTP3)。ボリューム減であれば
(ステップSTP2),逆の処理、すなわちそのチャンネルの
増幅率を下げ、音量ボリュームの閾値を上げる処理を行
う(ステップSTP4)。これらの処理を行うことにより、自
動音量調整を行う。
【0015】次に本発明と他の実施例について、図面を
参照して説明する。図5を参照すると、図1と比べ、チ
ャンネル回路2がなく、入力制御回路3に各音源となる
DAT9、CD10、MD11などが接続されている。
DAT9、CD10、MD11などチャンネルを切り替
える必要のない音源から圧縮されたデジタルデータを入
力回路制御部3に入力する。その後のデータの流れは、
前記説明と同様に、圧縮されたデータをPCMデータに
復元し、その平均値を求め、その平均値と音量レベルの
閾値と比較し、閾値を超えていた場合はそのままのPC
MのデータをDAC回路6に送る。閾値を超えていなか
った場合は、PCMデータを増幅し、その増幅されたP
CMデータをDAC回路6に転送する。ここで、チャン
ネルがあった場合は、チャンネルが切り替わるごとに、
切り替えた後のチャンネルの音量レベルの閾値と増幅率
に変更していたが、図5では、チャンネルがないので、
音量レベルの閾値と増幅率を切り替えずにそのまま、用
いることとする。この実施例では、チャンネル回路がな
くても、音源をきりかえる必要のない場合、ボリューム
増減だけで、自動的に最適な音量調整ができる効果を有
している。
【0016】
【発明の効果】第一の効果は特別に回路を付加すること
なく、音量を自動調整できる点である。その理由は、圧
縮音声データの復元には、演算器とメモリが必要であ
り、その演算器とメモリを使用して増幅演算するため、
既存の回路を利用できる点ある。第二の効果はチャンネ
ルや番組が切り替わるごとに音が小さいとか大きいから
といって、ボリュームを頻繁に変更する必要がない点に
ある。その理由は、圧縮音声データの復元の際、常にそ
の音声データの平均値を演算して音量レベルを監視し、
また増幅率や増幅に必要な値を保存しているからであ
る。第三の効果は増幅処理によるノイズ混入の可能性が
少ない点にある。その理由は、復元されたPCMデータ
に対して、デジタル演算処理を行うため、アナログ音声
信号の増幅の場合よりもノイズ混入の可能性が少なくな
るからである。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の自動音量調整回路のブロック図であ
る。
【図2】 本発明の自動音量調整回路の動作を説明する
ためのフローチャートである。
【図3】 本発明の自動音量調整回路のチャンネル切り
換え処理を説明するためのフローチャートである。
【図4】 ボリューム増減したときの処理内容を説明す
るためのフローチャートである。
【図5】 本発明の自動音量調整回路の他の実施例のブ
ロック図である。
【図6】 従来の自動音量調整回路の一実施例のブロッ
ク図である。
【符号の説明】
1…ボリューム 2…チャンネル回路 3…入力制御回路 4…演算器 5…メモリ 6…DAC回路 7…アンプ回路 8…スピーカ 9…DAT 10…CD 11…MD 12…チューナ 13…CD 14…再生用テープ 15…録音用テープ 16…信号検出部 17…電子ボリューム 18…プリアンプ 19…パワーアンプ 20…ボリューム駆動
モータ 21…MPU 22…レベル検出回路 23…音量メモリキー 24…RAM

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 音量を増減したときに増減判別信号を発
    生させるボリュームと、番組を選択したときに選択した
    チャンネル番号信号を発生するチャンネル回路と、圧縮
    された音声データ信号とボリューム増減判別信号とチャ
    ンネル番号信号の各入力を制御する入力制御回路と、圧
    縮された音声データをPCMデータに復元したり該PC
    Mデータに増幅処理を行う演算器と、演算器の演算に必
    要となる情報を保持し、また音量レベルの閾値と増幅率
    とを記憶保持するメモリと、上記PCMデータをアナロ
    グの音声信号に変換するDAC回路と、該DAC回路か
    らの信号を増幅するアンプ回路とを具備する音声自動調
    整回路において、 上記入力制御回路は圧縮入力音声データを入力し、上記
    演算器を経由して上記メモリに記録し、 上記演算器は上記メモリに記録された圧縮音声データを
    取り出し、PCMデータに復元し、該メモリに戻して再
    び記録させ、 上記演算器は復元されたPCMデータを加算し、加算さ
    れたPCMデータのデータ数で割って、PCMデータの
    平均値を出し、 上記演算器は上記平均値をメモリ上にあるチャンネルご
    との音量レベルの閾値と比較して、該音量レベルの閾値
    よりPCMデータの平均値が大きかった場合は、PCM
    データの音量レベルは適切の大きさと判定して演算処理
    を行わず、また、音量レベルの閾値よりPCMデータの
    平均値が小さかった場合は、PCMデータの音量レベル
    は小さいと判定して、メモリ上にあるチャンネルごとの
    増幅率を掛け算してPCMデータの増幅を行い、 上記演算器は上記の閾値との比較処理を行ったPCMデ
    ータを該PCMデータの周波数によって定められた一定
    時間ごとにDAC回路に転送し、 上記アンプ回路はDAC回路でデジタル−アナログ変換
    されて生成されたアナログの音声信号を増幅する諸手段
    を有すること特徴とする音声自動調整回路。
  2. 【請求項2】 上記音声自動調整回路を始動するに当た
    り、音量を自動調整するため必要とする音量レベルの閾
    値と増幅率とにたいして予め初期値を設定して、音声自
    動調整を開始することを特徴とする請求項1に記載の音
    声自動調整回路。
  3. 【請求項3】 音量を増減したときに増減判別信号を発
    生させるボリュームと、番組を選択したときに選択した
    チャンネル番号信号を発生するチャンネル回路と、圧縮
    された音声データ信号とボリューム増減判別信号とチャ
    ンネル番号信号の各入力を制御する入力制御回路と、圧
    縮された音声データをPCMデータに復元したり該PC
    Mデータに増幅処理を行う演算器と、演算器の演算に必
    要となる情報を保持し、また音量レベルの閾値と増幅率
    とを記憶保持するメモリと、上記PCMデータをアナロ
    グの音声信号に変換するDAC回路と、該DAC回路か
    らの信号を増幅するアンプ回路とを具備する音声自動調
    整回路において、 上記チャンネル回路は、番組を選択したときに選択した
    チャンネル番号信号を発生し、 上記入力制御回路はチャンネル番号信号を入力して、上
    記演算装置に転送し、上記演算装置は現在メモリに記録
    されている圧縮された音声データや復元されたPCMデ
    ータを破棄し、一方、音量レベルの閾値、増幅率はメモ
    リに保存し、上記の新たに選択したチャンネルの圧縮さ
    れたデータを入力制御回路、演算器を経由してメモリに
    取り込む、 チャンネル切り換え処理を行うことを特徴とする音声自
    動調整回路。
  4. 【請求項4】 音量を増減したときに増減判別信号を発
    生させるボリュームと、番組を選択したときに選択した
    チャンネル番号信号を発生するチャンネル回路と、圧縮
    された音声データ信号とボリューム増減判別信号とチャ
    ンネル番号信号の各入力を制御する入力制御回路と、圧
    縮された音声データをPCMデータに復元したり該PC
    Mデータに増幅処理を行う演算器と、演算器の演算に必
    要となる情報を保持し、また音量レベルの閾値と増幅率
    とを記憶保持するメモリと、上記PCMデータをアナロ
    グの音声信号に変換するDAC回路と、該DAC回路か
    らの信号を増幅するアンプ回路とを具備する音声自動調
    整回路において、 上記ボリュームはその増減により、ボリューム増減判別
    信号を発生し、 上記入力制御回路はボリューム増減判別信号を入力し
    て、上記演算器に転送し、 上記演算器は、ボリューム増減判別信号がボリューム増
    の場合、演算に使用している増幅率を上げ音量ボリュー
    ムの閾値を下げ、またボリューム減の場合、演算に使用
    している増幅率を下げ音量ボリュームの閾値を上げる、
    ボリューム増減処理を行うことを特徴とする音声自動調
    整回路。
  5. 【請求項5】 音量を増減したときに増減判別信号を発
    生させるボリュームと、番組を選択したときに選択した
    チャンネル番号信号を発生するチャンネル回路と、圧縮
    された音声データ信号とボリューム増減判別信号とチャ
    ンネル番号信号の各入力を制御する入力制御回路と、圧
    縮された音声データをPCMデータに復元したり該PC
    Mデータに増幅処理を行う演算器と、演算器の演算に必
    要となる情報を保持し、また音量レベルの閾値と増幅率
    とを記憶保持するメモリと、上記PCMデータをアナロ
    グの音声信号に変換するDAC回路と、該DAC回路か
    らの信号を増幅するアンプ回路とを具備する音声自動調
    整回路において、 上記入力制御回路に圧縮入力音声データを入力し、上記
    演算器を経由して上記メモリに記録する過程と、 上記メモリに記録された圧縮音声データを取り出し、P
    CMデータに復元し、該メモリに戻して再び記録する過
    程と、 上記復元されたPCMデータを加算し、加算されたPC
    Mデータのデータ数で割って、PCMデータの平均値を
    算出する過程と、 上記平均値をメモリ上にあるチャンネルごとの音量レベ
    ルの閾値と比較して、該音量レベルの閾値よりPCMデ
    ータの平均値が大きかった場合は、PCMデータの音量
    レベルは適切の大きさと判定して演算処理を行わず、ま
    た、音量レベルの閾値よりPCMデータの平均値が小さ
    かった場合は、PCMデータの音量レベルは小さいと判
    定して、メモリ上にあるチャンネルごとの増幅率を掛け
    算してPCMデータの増幅を行う過程と、 上記の閾値との比較処理を行ったPCMデータを該PC
    Mデータの周波数によって定められた一定時間ごとにD
    AC回路に転送する過程と、 上記アンプ回路はDAC回路でデジタル−アナログ変換
    されて生成されたアナログの音声信号を増幅する過程と
    を有することを特徴とする音声自動調整方法。
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