JP2000311045A - データ表示装置、情報携帯端末及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体 - Google Patents

データ表示装置、情報携帯端末及びコンピュータ読み取り可能な記録媒体

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JP2000311045A
JP2000311045A JP12290099A JP12290099A JP2000311045A JP 2000311045 A JP2000311045 A JP 2000311045A JP 12290099 A JP12290099 A JP 12290099A JP 12290099 A JP12290099 A JP 12290099A JP 2000311045 A JP2000311045 A JP 2000311045A
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JP
Japan
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data
display
scroll
display device
shift
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Application number
JP12290099A
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English (en)
Inventor
Tetsuo Takeyama
哲夫 竹山
Koji Takemura
浩司 武村
Masuo Kondo
益生 近藤
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Sanyo Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanyo Electric Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 文章データをスクロールさせる場合に、視認
性を向上させる等により全体として操作性を向上させる
ことのできるスクロール表示装置を提供する。 【解決手段】 左方向への1行表示のスクロール表示に
おいて、表示ドットのシフト時間を可変とするのみなら
ず、シフト間隔も可変とする。また、スクロール中にテ
ン・キーを押すことにより、所望の位置にジャンプでき
るようにする。また、予め定められたキーワードが文章
データ中に検出された場合には、スクロール速度を遅く
する。さらに、複数行表示用のデータを表示する場合に
は、複数行表示しながらスクロールを行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、データ表示装置に
関するものであり、特に、文章データをスクロールして
表示するデータ表示装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より文字データをスクロール表示す
る表示装置においては、1行で表示される文字データを
左方向に順次スクロールさせていくもの等が存在する。
この従来のスクロール表示装置においては、スクロール
速度を調整する場合に、表示ドットのシフトスピードを
変化させて行っている。つまり、表示ドットをある表示
位置に表示した後、次の表示位置に表示させるまでの時
間を調整することによりスクロール速度を調整する。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかし、上記の従来の
スクロール表示装置においては、シフトスピードを変化
させてスクロール速度を調整するので、スクロール速度
を速めようとすると、表示ドットのシフトスピードを速
くすることになるが、表示デバイスがLCDにより構成
される場合には、表示ドットの残像が残ってしまい、ス
クロールされた文字が見にくくなって視認性が悪くな
り、全体として操作性に問題が生じるおそれがあった。
【0004】また、上記のスクロール速度に限らず、文
章データのスクロールに際してより操作性が向上される
ことが要望されていた。
【0005】そこで、本発明は、文章データをスクロー
ルさせる場合に、視認性を向上させる等により全体とし
て操作性を向上させることのできるスクロール表示装置
を提供することを目的とするものである。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記問題点を解
決するために創作されたものであって、第1には、表示
データをスクロール表示するデータ表示装置であって、
表示ドットをスクロール表示する際のシフト間隔を可変
とすることを特徴とする。よって、表示ドットをスクロ
ールする際のシフト間隔を可変とするので、シフト時間
を短くしても、シフト間隔を大きくすることによりLC
Dの残像現象の影響を少なくでき、視認性を向上させる
ことができる。
【0007】また、第2には、上記第1の構成におい
て、上記スクロール表示が、1行表示で、左方向へのス
クロールであることを特徴とする。また、第3には、上
記第1又は第2の構成において、上記データ表示装置
が、さらに、表示ドットを表示するシフト時間を可変と
することを特徴とする。
【0008】また、第4には、データを表示するための
データ表示装置であって、静止表示状態又はスクロール
表示状態で、表示データにおける表示開始位置を入力す
る入力手段と、入力手段により入力された表示開始位置
の情報に従い、所定の位置にジャンプして表示を行う表
示制御手段と、を有することを特徴とする。よって、入
力手段によりジャンプ先の表示開始位置を入力すること
により、所望の位置にジャンプして表示できるので、操
作性を向上させることができる。
【0009】また、第5には、上記第4の構成におい
て、上記入力手段がテン・キーにより構成され、上記表
示制御手段が、該テン・キーのうちの異なるキーの入力
に応じて、異なる位置にジャンプして表示を行うことを
特徴とする。よって、いずれかのテン・キーを押すこと
によって、所望の位置にジャンプして表示させることが
できる。
【0010】また、第6には、表示データをスクロール
表示するデータ表示装置であって、表示データにおい
て、所定のキーワードを検出する検出手段と、該キーワ
ードが検出された場合に、該検出されたキーワードの位
置からスクロール速度を変更してスクロール表示を行う
スクロール表示制御手段と、を有することを特徴とす
る。よって、所定のキーワードが表示データにおいて検
出された場合には、スクロール速度を変化させることが
できるので、あるキーワードが検出されたらスクロール
速度を遅くするように設定しておけば、そのキーワード
以降の内容を詳しく読むことができる。
【0011】また、第7には、データを表示するための
データ表示装置であって、複数行表示を行うための制御
データが挿入された表示データについて、該制御データ
に基づき複数行表示を行うことを特徴とする。よって、
複数行表示を行うための制御データが挿入された表示デ
ータについて、複数行表示を行うことができるので、視
認性を向上させることができる。
【0012】また、第8には、表示データをスクロール
表示するデータ表示装置であって、文字コード等のコー
ド列情報としての表示データをビットマップデータに変
換する変換手段と、ビットマップデータを格納するスク
ロールデータバッファと、該スクロールデータバッファ
に格納されたデータを書き込むためのビデオRAMと、
該スクロールデータバッファに格納されたデータを上記
ビデオRAMに書き込む際のシフト間隔を可変とするス
クロール表示制御手段と、を有することを特徴とする。
【0013】この第8の構成のデータ表示装置において
は、上記変換手段が、文字コード等のコード列情報をビ
ットマップデータに変換する。この変換されたビットマ
ップデータは、スクロールデータバッファに格納され
る。そして、このスクロールデータバッファに格納され
たデータをビデオRAMに書き込んでいくが、その際、
スクロール表示制御手段が、シフト間隔を可変として制
御を行う。よって、シフト時間を短くしても、シフト間
隔を大きくすることによりLCDの残像現象の影響を少
なくでき、視認性を向上させることができる。
【0014】また、第9には、上記第8の構成におい
て、上記スクロール表示が、1行表示で、左方向へのス
クロールであることを特徴とする。また、第10には、
上記第8又は第9の構成において、上記スクロール表示
制御手段が、シフト間隔とシフト時間との対応であるシ
フト条件を定めるテーブルであって、異なるシフト間隔
について複数のシフト条件が定められているテーブルを
有し、該スクロール表示制御手段は、該テーブルに定め
られたシフト時間に従いスクロール表示制御を行うこと
を特徴とする。
【0015】また、第11には、上記第8から第10ま
でのいずれかの構成において、上記スクロール表示制御
手段が、該スクロールデータバッファに格納されたデー
タを上記ビデオRAMに書き込む際のシフト間隔を可変
とすることを特徴とする。また、第12には、上記第1
1の構成において、上記スクロール表示制御手段が、シ
フト間隔とシフト時間との対応であるシフト条件を定め
るテーブルであって、異なるシフト間隔と異なるシフト
時間について複数のシフト条件が定められているテーブ
ルを有し、該スクロール表示制御手段は、該テーブルに
定められたシフト時間に従いスクロール表示制御を行う
ことを特徴とする。
【0016】また、第13には、上記第8から第12ま
でのいずれかの構成において、上記データ表示装置が、
さらに、静止表示状態又はスクロール表示状態で、表示
データにおける表示開始位置を入力する入力手段を有
し、上記スクロール表示制御手段が、入力手段により入
力された表示開始位置の情報に従い、所定の位置にジャ
ンプして表示を行うことを特徴とする。よって、入力手
段によりジャンプ先の表示開始位置を入力することによ
り、所望の位置にジャンプして表示できるので、操作性
を向上させることができる。
【0017】また、第14には、上記第13の構成にお
いて、上記入力手段がテン・キーにより構成され、上記
スクロール表示制御手段が、該テン・キーのうちの異な
るキーの入力に応じて、異なる位置にジャンプして表示
を行うことを特徴とする。よって、いずれかのテン・キ
ーを押すことによって、所望の位置にジャンプして表示
させることができる。
【0018】また、第15には、上記第8から第14ま
でのいずれかの構成において、上記データ表示装置が、
さらに、表示データにおいて所定のキーワードを検出す
る検出手段と、該キーワードが検出された場合に、スク
ロール速度変更用制御データを生成する生成手段と、該
スクロール速度変更用制御データを格納するためのスク
ロール制御バッファと、を有し、上記スクロール表示制
御手段が、該スクロールデータバッファに格納されたデ
ータを上記ビデオRAMに書き込む際に、該スクロール
制御バッファに格納されたスクロール速度変更用制御デ
ータに従い書込みを行って、スクロール速度を変更する
ことを特徴とする。よって、所定のキーワードが検出さ
れた場合には、スクロール速度を変化させることができ
るので、あるキーワードが検出されたらスクロール速度
を遅くするように設定しておけば、そのキーワード以降
の内容を詳しく読むことができる。
【0019】また、第16には、上記第8から第15ま
でのいずれかの構成において、上記データ表示装置が、
さらに、複数行表示を行うための複数行表示用制御デー
タが挿入された表示データにおいて、該複数行表示用制
御データを検出する検出手段と、該複数行表示用制御デ
ータを格納するためのスクロール制御バッファと、を有
し、該スクロール表示制御手段が、スクロールデータバ
ッファにビットマップデータを格納する際に、該スクロ
ール制御バッファに格納された複数行表示用制御データ
に従いビットマップデータを格納して、複数行表示がで
きるようにすることを特徴とする。よって、複数行表示
用制御データが挿入された表示データについては複数行
表示によりスクロールを行うことが可能となる。
【0020】また、第17には、情報携帯端末であっ
て、上記第1から第16までのいずれかの構成のデータ
表示装置を内蔵することを特徴とする。
【0021】また、第18には、所定のプログラムを記
録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体であって、
表示データとしてのビットマップデータをバッファに格
納する格納処理と、表示データをスクロール表示する際
のシフト間隔を決定する決定処理と、決定されたシフト
間隔に従い、該バッファに格納されたデータを読み出す
読出し処理と、をコンピュータに実行させるためのプロ
グラムを記録したことを特徴とする。よって、シフト間
隔を決定する際に、シフト時間を短くした場合には、シ
フト間隔を大きくすることにより、LCDの残像現象の
影響を少なくでき、視認性を向上させることができる。
【0022】また、第19には、上記第18の構成にお
いて、上記プログラムは、さらに、入力操作されたキー
に応じて、該バッファに格納されたデータの読み出し位
置をジャンプさせる処理、をコンピュータに実行させる
ことを特徴とする。よって、所望の位置にジャンプして
表示できるので、操作性を向上させることができる。
【0023】
【発明の実施の形態】本発明の実施の形態としての実施
例を図面を利用して説明する。本発明に基づくデータ表
示装置A1は、図1に示されるように、入力部10と、
編集処理部12と、テキスト処理部14と、テキストバ
ッファ16と、テキスト解析処理部18と、表示処理部
20と、VRAM32と、出力部34と、制御部36と
を有している。また、該表示処理部20は、フォント処
理部22と、スクロール表示制御部24と、スクロール
データバッファ26と、スクロール制御バッファ28
と、テキスト表示制御部30と、を有している。このデ
ータ表示装置A1は、例えば、図15に示すような、上
記情報携帯端末としての携帯電話Kに搭載されているも
のとする。
【0024】ここで、入力部10は、文章データを入力
するためのもので、具体的には、入力キーが該当する。
また、編集処理部12は、データの各種編集処理を行う
ためのものである。この入力部10は上記入力手段とし
て機能する。
【0025】また、テキスト処理部14は、テキストバ
ッファ16に格納されているテキストデータを管理す
る。また、テキストバッファ16は、テキストデータを
格納するためのものであり、このテキストバッファ16
には、表示すべきデータがコードの形で格納される。
【0026】また、テキスト解析処理部18は、テキス
トバッファ16に格納されたテキストを解析するもので
あり、例えば、後述するキーワード検出による速度変化
処理におけるキーワードを検出する処理や、後述する複
数行データにおいて複数行表示用制御データを検出する
処理等を行う。このテキスト解析処理部18は、上記検
出手段として機能する。
【0027】また、フォント処理部22は、文字コード
のデータをビットマップデータに変換する処理を行うも
のである。このフォント処理部22は、上記変換手段と
して機能する。
【0028】また、スクロール表示制御部24は、スク
ロール表示のための制御を行うもので、該フォント処理
部22へ変換指示をしたり、スクロールデータバッファ
26に格納されているデータを読み出してVRAM32
に書き込む際に、スクロールデータバッファ26内の読
出し開始位置の選択や、書込みタイミングの選択等の処
理を行う。特に、このスクロール表示制御部24は、図
2に示すようなシフト時間(シフトタイミング)とシフ
ト間隔の対応関係、すなわち、シフト条件を複数定めた
テーブルを有し、操作者の指示に基づき、シフト時間と
シフト間隔の制御を行う。
【0029】ここで、図2に示すテーブルにおいて、第
1条件としてのシフト時間が30msでシフト間隔を1
ビットとする場合とは、図3(a)に示すように、1ド
ットずつシフトしていきながら、シフトする際の時間が
30msであることを示している。なお、図3における
1つの正方形は1つのドットを表しており、シフトする
ビットとドットとは対応している。つまり、1ビットシ
フトすることは、1ドットシフトすることを意味してい
る。また、1ビットシフトする場合とは、図4に示す例
では、読出し位置の先頭アドレスを64ビットずらしな
がらVRAM32に書き込むことを意味している。
【0030】なお、図2に示す第2条件は、図3(b)
に示すようになり、また、図2に示す第3条件は、図3
(c)に示すようになり、また、図2に示す第4条件
は、図3(d)に示すようになり、また、図2に示す第
5条件は、図3(e)に示すようになる。この図2にお
いて、上から下に行くほどスクロール速度は速くなるこ
とになる。このスクロール表示制御部24は、上記表示
制御手段、スクロール表示制御手段として機能する。
【0031】また、スクロールデータバッファ26は、
上記フォント処理部22により生成されたビットマップ
データを格納するものであり、図4に示すように、96
00ビット×64ビットの書込み領域を有している。こ
の書込み領域の広さは、後述するVRAM32の書込み
領域の100倍である。また、スクロール制御バッファ
28は、スクロール表示用の制御情報を書き込むための
バッファであり、テキストバッファ16に対応した構成
となっている。つまり、テキストバッファ16と同様の
構成となっている。また、テキスト表示制御部30は、
通常表示の場合の制御を行うためのもので、上記フォン
ト処理部22へ変換指示をし、生成されたビットマップ
データをVRAM32に書き込む処理を行う。
【0032】また、VRAM(ビデオRAM)32は、
出力部34に表示するデータを記録するためのRAMで
あり、図5に示すように、96ビット×64ビットの書
込み領域を有している。また、出力部34は、表示デー
タを表示するための表示部であり、LCD等により構成
される。また、制御部36は、データ表示装置A1の各
部を制御するものである。
【0033】上記構成のデータ表示装置A1の動作につ
いて説明する。本実施例のデータ表示装置Aにおいて
は、次のような機能を有している。まず、第1の機能
は、スクロール表示に際して、シフト時間のみならず、
シフト間隔も可変とすることである。また、第2の機能
は、スクロール表示中に、テン・キーを操作することに
より、スクロール表示しているデータにおける操作した
テン・キーに応じた位置にジャンプして再びスクロール
を行うことである。第3の機能は、検出すべきキーワー
ドを予め定めておき、表示すべきデータにおいて、当該
キーワードが検出されたら、スクロール速度を遅くする
処理を行うことである。第4の機能は、複数行表示を行
うように構成されたデータを表示する場合には、複数行
で表示を行うことである。
【0034】まず、全体の動作の流れを図6に示すフロ
ーチャートに従い説明する。まず、入力部10から入力
操作を行って文章を入力したとする。すると、入力され
た文章のデータは図示しないメモリ等の記憶部に記憶さ
れるものとする。
【0035】そして、表示すべきデータを選択する(S
10)。つまり、操作者により表示すべきデータを、該
記憶部に記憶されたデータから選択するものとする。そ
の際には、スクロール表示制御部24がVRAM32に
書込みを行う際に選択するスクロールデータバッファ2
6の先頭アドレスをクリアする。
【0036】すると、まず、通常のモードで表示を行う
(S11)。この通常のモードにおいては、3行表示で
行われ、スクロール表示は行われない。この場合には、
表示データとしての文章データは、テキストデータ等と
しての文字コード等のコード列の形で一旦テキストバッ
ファ16に格納され、その後、該テキストバッファ16
内の文章データは、テキスト表示制御部30からの指示
により、テキスト処理部14により読み出されフォント
処理部22に送られる。フォント処理部22では、該コ
ード列をビットマップデータに変換する処理を行う。そ
して、ビットマップデータに変換されたデータは、3行
表示する形でVRAM32に書き込まれる。VRAM3
2に書き込まれたデータは出力部34に出力される。こ
の通常のモードにおいては、具体的には、図7に示すよ
うに表示される。そして、この通常のモードの状態で文
章をスクロールしたい場合には、スクロールボタンを押
すごとに所定量スクロールされる。つまり、図7(a)
の状態で上方向にスクロールする操作をすると、図7
(b)のようになる。スクロール方向は、上下方向であ
る。
【0037】次に、スクロール表示指示があったか否か
が判定される(S12)。この場合のスクロール表示と
は、1行表示で、左方向へ流れるように表示されるスク
ロール表示であり、該指示があったと判定される場合に
は、ステップS13に移行し、そうでない場合には、ス
テップS11に戻る。この1行表示で、左方向に移動し
ていくスクロールを「左方向スクロール」とする。
【0038】ステップS13においては、テキスト解析
が行われる(S13)。つまり、テキスト解析処理部1
8がテキストバッファ16に格納されている表示対象の
データの解析を行う。特に、上記第3の機能を行うため
に、所定のキーワードを検索する処理等を行う。つま
り、上記第3の機能を行うモードが設定され、所定のキ
ーワードが設定されている場合には、所定のキーワード
が検索された場合には、所定の速度変更用制御データを
生成する。
【0039】また、上記第4の機能を行うモードが設定
されている場合には、複数行表示用のデータにおける複
数行表示用制御データを検出する。つまり、該第4の機
能とは、表示すべきデータがもともと図12(a)に示
すように、文章データにおいて少なくとも一部が複数行
に形成されているデータの場合に、出力部34に複数行
で表示させるものである。このようなデータを複数行デ
ータとする。これは例えばそのような複数行データを外
部からインターフェース(図示せず)を介して読み込ん
だ場合等が考えられる。その際、該複数行データには、
図12(b)に示すように、「1S」、「1E」、「2
S」、「2E」等の複数行表示用制御データが付されて
いるものとする。ここで、この制御データは、行数と開
始又は終了位置を示すものであり、「1S」は1行目の
開始位置を示し、「1E」は1行目の終了位置を示す。
また、「2S」は2行目の開始位置を示し、「2E」は
2行目の終了位置を示す。すると、このような複数行デ
ータは、テキストバッファ16には、図12(c)に示
すように1行の情報、すなわち、コード列として格納さ
れることになる。つまり、この図12(c)に示すデー
タは複数行表示用のデータといえる。
【0040】そして、このテキスト解析処理において、
複数行表示用制御データが検出された場合には、これを
スクロール制御バッファ28に格納しておく。その際、
各複数行表示用制御データの表示データにおける格納位
置に対応した位置に格納しておく。例えば、図12
(c)の例では、図12(d)に示すように、スクロー
ル制御バッファ28の対応する位置に格納しておく。
【0041】次に、表示すべきデータをスクロールデー
タバッファ26に展開する処理を行う(S14)。つま
り、テキストバッファ16に格納された表示データのう
ち表示対象のデータをフォント処理部22において、ビ
ットマップデータに変換し、該ビットマップデータを、
図4に示すように、スクロールデータバッファ26に展
開する。なお、左方向へのスクロール表示においては、
1行で表示を行うので、1行で表示を行うようにスクロ
ールデータバッファ26に展開されることになる。
【0042】なお、このスクロールデータバッファ26
へ展開する処理と同時に、上記第3の機能を行うモード
が設定されている場合には、所定のキーワードが検出さ
れた場合には、テキスト解析処理部18で生成された速
度変更用制御データを、スクロール制御バッファ28に
書き込む。例えば、該キーワードを「記」とした場合に
は、この語が検出された場合に、速度変更用制御データ
が上記ステップS13で生成されるので、スクロールデ
ータバッファ26において「記」のデータが書き込まれ
ている位置と対応するスクロール制御バッファ28にお
ける位置に、該速度変更用制御データを書き込む。例え
ば、テキストバッファ16には、図10(a)に示すよ
うにデータが格納されているものとすると、スクロール
制御バッファ28には、図10(b)に示すように対応
位置に速度変更用制御データが格納される。このスクロ
ール制御バッファ28における「−1」は該速度変更用
制御データを示し、この速度変更用制御データは、スク
ロール速度を上げるか下げるかの情報とともに、変化の
度合いの情報を有している。つまり、該「−1」の速度
変更用制御データは、スクロール速度を1段階下げるこ
とを意味している。なお、「+2」はスクロール速度を
2段階上げることを意味している。以上のようにして、
キーワードの検出によるスクロール速度の変更を行う。
【0043】また、このステップS14の処理におい
て、上記第4の機能を行うモードが設定されている場合
に、スクロール制御バッファ28に格納されている制御
データに従ってスクロールデータバッファ26に展開す
ることになる。
【0044】つまり、フォント処理部22で変換された
ビットマップデータをスクロールデータバッファ26に
展開する際に、スクロール制御バッファ28には、複数
行表示用制御データが格納されているので、ビットマッ
プデータをスクロールデータバッファ26に展開する際
に、逐次該スクロール制御バッファ28内のデータをチ
ェックしていく。そして、ある文字コードのビットマッ
プデータをスクロールデータバッファ26に書き込む時
に、スクロール制御バッファ28の対応位置を検索して
複数行表示用制御データが検出された場合には、スクロ
ール表示制御部24は、該複数行表示用制御データに従
い展開を行う。つまり、「東京 大阪」のデータの前に
は、「1S」の制御データが存在するので、これが検索
されたら、他の「1E」、「2S」、「2E」の各制御
データに従いスクロールデータバッファ26への展開を
行う。つまり、「東京 大阪」のデータは、「1S」と
「1E」に挟まれているので、これを1行目とし、一
方、「晴 曇り」のデータは、「2S」と「2E」に
挟まれているので、これを2行目となるようにスクロー
ルデータバッファ26に展開する。
【0045】次に、スクロール表示制御を行う(S1
5)。つまり、図8に示すように、スクロールデータバ
ッファ26に展開されているデータについて、表示範囲
Rとなるデータの先頭アドレスを順次移動させながら、
表示範囲R分のデータを読み出して、VRAM32に書
込みを行う。つまり、スクロールデータバッファ26は
縦方向が64ビットであるので、横方向に1ビット分シ
フトしたい場合には、この64ビット(8バイト)ずれ
たアドレスを次のタイミングにおける先頭アドレスとす
ればよい。なお、このスクロール表示においては、所定
のシフト条件、つまり、シフト間隔とシフト時間により
シフトさせていくが、ステップS14から移行してきた
場合には、初期設定で定められたシフト間隔とシフト時
間によりスクロールが行われる。初期設定のシフト条件
は、例えば、図2のテーブルに定められたいずれかの条
件に設定される。このステップS15における具体的な
表示の態様は、図9に示すようになり、1行表示で、順
次左方向に移動していくスクロール表示となる。
【0046】なお、このステップS15のスクロール表
示制御において、所定のキーワードが検出されたらシフ
ト条件を変更する上記第3の機能のモードが選択されて
いる場合には、この処理を行う。
【0047】つまり、スクロール表示制御部24がスク
ロールデータバッファ26における表示範囲をシフトし
ていくに従い、スクロール制御バッファ28の対応する
位置に記録された情報もサーチしていき、速度変更用制
御データが読み出された場合には、その制御情報に従っ
てシフト条件を変化させる。
【0048】すなわち、スクロールデータバッファ26
における表示範囲において、テキストデータとしてどの
文字が表示されているのかを常にチェックし、その文字
に対応するスクロール制御バッファ28における位置に
制御データが格納されているか否かをチェックする。す
ると、該キーワードが表示範囲内に入った場合には、ス
クロール制御バッファ28の対応する位置に速度変更用
制御データが書き込まれているので、この速度変更用制
御データに従いシフト条件を変更する。
【0049】例えば、キーワードが「記」であり、キー
ワードが検出された場合の処理がシフト条件を1段階下
げることである場合には、図11に示すようにシフトし
ていき、スクロールデータバッファ26における表示範
囲Rに「記」が入ると、同時にサーチしているスクロー
ル制御バッファ28において速度変更用制御データが検
出されるので、この検出された制御データに従い、以後
は、シフト条件を1段階下げてVRAM32への書込み
を行う。例えば、図2の例で、当初第3条件でスクロー
ル表示を行っていた場合には、第2条件に変更して表示
制御を行う。
【0050】また、上記第4の機能のモードが設定され
ていて、図12に示すような複数行表示用制御データが
挿入されたデータを表示する場合には、上記ステップS
14において複数行に展開されているので、当然複数行
の形式で出力部34に出力されることになる。
【0051】次に、ある表示対象のデータのスクロール
表示が終了したか否かが判定される(S16)。つま
り、ある表示対象のデータについて最後まで表示が完了
したか否かが判定される。そして、スクロール表示が終
了した場合には、処理を終了し、一方、そうでない場合
には、ステップS17に移行する。
【0052】また、ステップS17においては、上記ス
テップS15におけるスクロール表示中にキー操作があ
った場合に、その操作されたキーを判定する(S1
7)。そして、有効キー、すなわち、予め定められたい
ずれかのキーの入力があった場合には、ステップS18
〜S20のいずれかに移行し、一方、有効キーでない場
合には、そのまま左方向スクロールを継続する。
【0053】そして、操作されたキーの中で、速度変更
指示を示すキー操作であった場合には、スクロール速度
を変更する処理を行う(S18)。つまり、複数のシフ
ト条件が設けられていて、そのうちの1つを指示する操
作が行われた場合には、制御部36は入力されたキーを
解析し、その情報をスクロール表示制御部24に送る。
スクロール表示制御部24は、その情報に従い、選択さ
れたシフト条件に従ってスクロールデータバッファ26
に格納されたデータをVRAM32に書き込んでいく。
例えば、図2に示す5つのレベルがあるものとし、第1
条件のシフト条件、つまり、シフト時間が30msでシ
フト間隔が1ビットでスクロールされていたのを、第5
条件のシフト条件、つまり、シフト時間が10msでシ
フト間隔が3ビットとする操作を行った場合には、その
条件でVRAM32に書込みを行っていき、その条件で
スクロール表示を行っていく(S15)。つまり、シフ
ト条件を変更してスクロール表示を行っていく。例え
ば、上記図2に示すテーブルにおいては、異なるシフト
間隔と異なるシフト時間について複数のシフト条件が定
められているので、シフト間隔やシフト時間を可変とで
きる。
【0054】一方、操作されたキーの中で、表示位置の
変更を指示するキー操作であった場合には、表示位置を
変更する処理を行う(S19)。つまり、表示位置をジ
ャンプする処理を行う。具体的には、テン・キーT(図
15参照)のいずれが押されたかにより表示位置を決定
する。具体的には、テン・キーTの数字に10を乗算し
た割合の位置を表示位置とする。つまり、表示対象のデ
ータにおいて、例えば、テン・キーTのうち3を押した
場合には、表示対象のデータの先頭から30%のデータ
量の位置を表示位置とする。これは、スクロール表示制
御部24が表示対象のデータの先頭アドレスと最終アド
レスとを把握しておき、押されたテン・キーに基づき割
合を算出し、ジャンプ後の表示範囲の先頭アドレスを算
出する。ここでいう表示対象のデータとは、ある1つの
テキストデータであり、例えば、1つのファイルにより
構成される。ジャンプ後の表示範囲の先頭アドレスを算
出したら、その位置からの表示範囲分のデータをVRA
M32に書き込み、その後、シフトしていく。つまり、
左方向スクロールを行っていく。例えば、先頭アドレス
が101で最終アドレスが1000の場合に、6のテン
・キーを押した場合には、(1000−100)×0.
6+100=640となり、この640の位置がジャン
プ後の表示範囲の先頭アドレスとなる。つまり、テン・
キーのうちの異なるキーの入力に応じて異なる位置にジ
ャンプできるようになっている。
【0055】この表示位置をジャンプする処理を模式的
に示すと、図13に示すように、上記のジャンプのため
の操作が行われるまでは、設定されたシフト間隔でシフ
トしながら表示を行っていき(図13(a)、(b)参
照)、ジャンプをする際には、上記の設定されたシフト
間隔とは異なり、上記の算出されたジャンプ後の表示位
置にまでシフト間隔をずらすことになる(図13
(c))。そして、その後は、それまでのシフト間隔に
戻ってスクロールを行っていくのである(図13
(d))。
【0056】一方、操作されたキーの中で、表示変更を
指示するキー操作であった場合には、表示変更を行う
(S20)。この表示変更とは、通常のモードでの表示
を意味し、この操作が行われた場合には、表示位置をセ
ットする。つまり、これまで左方向スクロールで表示さ
れたデータ以降のデータを通常のモード、つまり、3行
表示で表示することになるので、テキストバッファ16
から送られるコード列の中から、通常のモードで表示を
行う場合の最初のコードを検出する。
【0057】以上のように、本実施例のデータ表示装置
によれば、左方向スクロールに際して、シフト時間のみ
ならず、シフト間隔も可変とするので、シフト時間を小
さくした場合でも、シフト間隔を大きくすることによ
り、LCDにおける残像現象の影響を少なくすることが
できる。つまり、図2において、第1条件から第2条件
を経て第3条件へ移行すると、シフト間隔が同じでシフ
ト時間が小さくなるので、残像現象の影響を受けやすく
なるが、第4条件、第5条件のように、シフト間隔を大
きくしていくことにより残像現象の影響を小さくするこ
とができる。
【0058】また、本実施例のデータ表示装置によれ
ば、テン・キーを操作することにより、所定の位置にジ
ャンプすることができるので、簡単な操作で所望の位置
を表示することができる。特に、携帯電話端末は、テン
・キーを有しているが、このテン・キーを有効活用して
表示箇所のジャンプに使用することができる。
【0059】また、検出すべきキーワードを予め定めて
おき、表示すべきデータにおいて、当該キーワードが検
出されたら、シフト条件を変更するので、スクロールさ
れるデータを読みやすくすることができる。また、複数
行表示用のデータを表示する場合には、これを解析して
複数行表示を行うので、スクロールされるデータを読み
やすくすることができる。
【0060】なお、上記の処理、すなわち、図6に示す
フローチャートに係る処理を実行するプログラムを保持
した記録媒体(例えば、メモリカード)等を装置本体に
装着し、該プログラムをデータ表示装置A1に設けられ
たRAMにインストールすることにより、当該フローチ
ャートを実行するようにしてもよい。その場合には、図
6に示すフローチャートにおいて、ステップS14は、
ビットマップデータをバッファに格納する上記格納処理
に該当し、ステップS18は、表示データをスクロール
表示する際のシフト間隔を決定する決定処理に該当し、
ステップS15は、決定されたシフト間隔に従い、該バ
ッファに格納されたデータを読み出す読出し処理に該当
する。また、ステップS19は、入力操作されたキーに
応じて、該バッファに格納されたデータの読み出し位置
をジャンプさせる処理に該当する。
【0061】次に、第2実施例について説明する。第2
実施例におけるデータ表示装置A2は、上記第1実施例
と略同様の構成であるが、図14に示すように、第1実
施例の各構成にさらに、通信部11と、メールボックス
制御部38と、メールボックスデータバッファ40とを
有している。ここで、該通信部11は、外部との電子メ
ールの通信を制御するものである。また、メールボック
ス制御部38は、メールボックスデータバッファ40を
管理するためのもので、また、該メールボックスデータ
バッファ40は、受信した電子メールのデータを一時格
納するものである。なお、このデータ表示装置A2も上
記第1実施例と同様に携帯端末Kに搭載されているもの
とする。
【0062】すなわち、通信部11を介して電子メール
が受信された場合には、該電子メールのデータは、メー
ルボックスデータバッファ40に格納される。その後、
テキスト処理部14は、このメールボックスデータバッ
ファ40に格納された電子メールデータから文章デー
タ、すなわちテキスト部分を抽出して、テキストバッフ
ァ16に格納する。そして、このテキストバッファ16
に格納されたデータが図6に示すフローチャートに従い
表示されるわけである。つまり、上記第1実施例と同様
な処理が行われる。
【0063】よって、電子メールのデータを、シフト時
間のみならずシフト間隔も可変としてスクロールして表
示することができ、また、テン・キーによるジャンプ
や、キーワードによるシフト条件の変更や、複数行表示
等を行うことができる。特に、電子メールで図12
(c)に示す複数行表示用のデータを受信した場合に
は、複数行で表示でき、表示を見易くすることができ
る。
【0064】以上、本発明に係る実施の形態について説
明したが、本発明はかかる実施の形態に制限されるもの
ではなく、他の種々の変更が可能である。例えば、上記
実施の形態では、本発明を携帯電話に適用した例を説明
したが、これに限らず他の装置に適用することも可能で
ある。
【0065】なお、シフト条件を定めるテーブルは図2
に示すものを例に取って説明したが、これには限られ
ず、例えば、シフト時間が短くなるに従い、シフト間隔
を長くするシフト条件とするようにしてもよい。
【0066】また、上記のテン・キーによるジャンプ処
理においては、スクロール表示中にテン・キーを押すこ
とにより表示位置をジャンプさせるものとして説明した
が、通常のモードの表示、すなわち、静止表示状態の際
にもテン・キーによりジャンプできるようにしてもよ
い。
【0067】
【発明の効果】本発明に基づくデータ表示装置によれ
ば、スクロール表示に際して、シフト間隔を可変とする
ので、シフト時間を短くした場合でも、シフト間隔を長
くすることにより、LCDにおける残像現象の影響を少
なくすることが可能となる。
【0068】また、テン・キーにより所望の位置にジャ
ンプできる構成の場合には、簡単な操作で所望の位置に
移動することができる。また、検出すべきキーワードを
予め定めておき、当該キーワードが検出されたらシフト
条件を変更する構成の場合には、データを読みやすくす
ることができる。また、複数行表示用のデータを表示す
る構成の場合には、これを解析して複数行表示を行うの
で、スクロールされるデータを読みやすくすることがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施例に基づくデータ表示装置の構成
を示すブロック図である。
【図2】本発明の実施例に基づくシフト条件を定めるテ
ーブルを示す説明図である。
【図3】図2の各シフト条件を示す説明図である。
【図4】スクロールデータバッファの構成を示す説明図
である。
【図5】VRAMの構成を示す説明図である。
【図6】データ表示装置の動作を説明するフローチャー
トである。
【図7】通常のモードにおける表示状態を示す説明図で
ある。
【図8】左方向スクロールの動作を説明する説明図であ
る。
【図9】左方向スクロールの表示状態を示す説明図であ
る。
【図10】キーワードによるスクロール速度の変更の動
作を説明する説明図である。
【図11】キーワードによるスクロール速度の変更の動
作を説明する説明図である。
【図12】複数行表示の動作を説明する説明図である。
【図13】テン・キーによるジャンプ処理の動作を説明
する説明図である。
【図14】本発明の他の実施例に基づくデータ表示装置
の構成を示すブロック図である。
【図15】本実施例のデータ表示装置が搭載される携帯
端末を示す説明図である。
【符号の説明】
A1、A2 データ表示装置 K 携帯端末 10 入力部 12 編集処理部 14 テキスト処理部 16 テキストバッファ 18 テキスト解析処理部 20 表示処理部 22 フォント処理部 24 スクロール表示制御部 26 スクロールデータバッファ 28 スクロール制御バッファ 30 テキスト表示制御部 32 VRAM 34 出力部 36 制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 近藤 益生 大阪府守口市京阪本通2丁目5番5号 三 洋電機株式会社内 Fターム(参考) 5B009 NG01 RB01 RB02 RB05 VA02 5C082 BA02 CA72 CA76 DA87 MM09 MM10 5E501 AA04 AB03 AB16 BA03 BA05 CA04 CB02 DA10 FA13 FB03 FB21 FB22 FB32

Claims (19)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 表示データをスクロール表示するデータ
    表示装置であって、 表示ドットをスクロール表示する際のシフト間隔を可変
    とすることを特徴とするデータ表示装置。
  2. 【請求項2】 上記スクロール表示が、1行表示で、左
    方向へのスクロールであることを特徴とする請求項1に
    記載のデータ表示装置。
  3. 【請求項3】 上記データ表示装置が、さらに、表示ド
    ットを表示するシフト時間を可変とすることを特徴とす
    る請求項1又は2に記載のデータ表示装置。
  4. 【請求項4】 データを表示するためのデータ表示装置
    であって、 静止表示状態又はスクロール表示状態で、表示データに
    おける表示開始位置を入力する入力手段と、 入力手段により入力された表示開始位置の情報に従い、
    所定の位置にジャンプして表示を行う表示制御手段と、
    を有することを特徴とするデータ表示装置。
  5. 【請求項5】 上記入力手段がテン・キーにより構成さ
    れ、 上記表示制御手段が、該テン・キーのうちの異なるキー
    の入力に応じて、異なる位置にジャンプして表示を行う
    ことを特徴とする請求項4に記載のデータ表示装置。
  6. 【請求項6】 表示データをスクロール表示するデータ
    表示装置であって、 表示データにおいて、所定のキーワードを検出する検出
    手段と、 該キーワードが検出された場合に、該検出されたキーワ
    ードの位置からスクロール速度を変更してスクロール表
    示を行うスクロール表示制御手段と、を有することを特
    徴とするデータ表示装置。
  7. 【請求項7】 データを表示するためのデータ表示装置
    であって、 複数行表示を行うための制御データが挿入された表示デ
    ータについて、該制御データに基づき複数行表示を行う
    ことを特徴とするデータ表示装置。
  8. 【請求項8】 表示データをスクロール表示するデータ
    表示装置であって、 文字コード等のコード列情報としての表示データをビッ
    トマップデータに変換する変換手段と、 ビットマップデータを格納するスクロールデータバッフ
    ァと、 該スクロールデータバッファに格納されたデータを書き
    込むためのビデオRAMと、 該スクロールデータバッファに格納されたデータを上記
    ビデオRAMに書き込む際のシフト間隔を可変とするス
    クロール表示制御手段と、を有することを特徴とするデ
    ータ表示装置。
  9. 【請求項9】 上記スクロール表示が、1行表示で、左
    方向へのスクロールであることを特徴とする請求項8に
    記載のデータ表示装置。
  10. 【請求項10】 上記スクロール表示制御手段が、シフ
    ト間隔とシフト時間との対応であるシフト条件を定める
    テーブルであって、異なるシフト間隔について複数のシ
    フト条件が定められているテーブルを有し、該スクロー
    ル表示制御手段は、該テーブルに定められたシフト時間
    に従いスクロール表示制御を行うことを特徴とする請求
    項8又は9に記載のデータ表示装置。
  11. 【請求項11】 上記スクロール表示制御手段が、該ス
    クロールデータバッファに格納されたデータを上記ビデ
    オRAMに書き込む際のシフト間隔を可変とすることを
    特徴とする請求項8又は9又は10に記載のデータ表示
    装置。
  12. 【請求項12】 上記スクロール表示制御手段が、シフ
    ト間隔とシフト時間との対応であるシフト条件を定める
    テーブルであって、異なるシフト間隔と異なるシフト時
    間について複数のシフト条件が定められているテーブル
    を有し、該スクロール表示制御手段は、該テーブルに定
    められたシフト時間に従いスクロール表示制御を行うこ
    とを特徴とする請求項11に記載のデータ表示装置。
  13. 【請求項13】 上記データ表示装置が、さらに、静止
    表示状態又はスクロール表示状態で、表示データにおけ
    る表示開始位置を入力する入力手段を有し、上記スクロ
    ール表示制御手段が、入力手段により入力された表示開
    始位置の情報に従い、所定の位置にジャンプして表示を
    行うことを特徴とする請求項8又は9又は10又は11
    又は12に記載のデータ表示装置。
  14. 【請求項14】 上記入力手段がテン・キーにより構成
    され、 上記スクロール表示制御手段が、該テン・キーのうちの
    異なるキーの入力に応じて、異なる位置にジャンプして
    表示を行うことを特徴とする請求項13に記載のデータ
    表示装置。
  15. 【請求項15】 上記データ表示装置が、さらに、 表示データにおいて所定のキーワードを検出する検出手
    段と、 該キーワードが検出された場合に、スクロール速度変更
    用制御データを生成する生成手段と、 該スクロール速度変更用制御データを格納するためのス
    クロール制御バッファと、を有し、 上記スクロール表示制御手段が、該スクロールデータバ
    ッファに格納されたデータを上記ビデオRAMに書き込
    む際に、該スクロール制御バッファに格納されたスクロ
    ール速度変更用制御データに従い書込みを行って、スク
    ロール速度を変更することを特徴とする請求項8又は9
    又は10又は11又は12又は13又は14に記載のデ
    ータ表示装置。
  16. 【請求項16】 上記データ表示装置が、さらに、 複数行表示を行うための複数行表示用制御データが挿入
    された表示データにおいて、該複数行表示用制御データ
    を検出する検出手段と、 該複数行表示用制御データを格納するためのスクロール
    制御バッファと、を有し、 該スクロール表示制御手段が、スクロールデータバッフ
    ァにビットマップデータを格納する際に、該スクロール
    制御バッファに格納された複数行表示用制御データに従
    いビットマップデータを格納して、複数行表示ができる
    ようにすることを特徴とする請求項8又は9又は10又
    は11又は12又は13又は14又は15に記載のデー
    タ表示装置。
  17. 【請求項17】 情報携帯端末であって、請求項1から
    16までのいずれかに記載のデータ表示装置を内蔵する
    ことを特徴とする情報携帯端末。
  18. 【請求項18】 表示データとしてのビットマップデー
    タをバッファに格納する格納処理と、 表示データをスクロール表示する際のシフト間隔を決定
    する決定処理と、 決定されたシフト間隔に従い、該バッファに格納された
    データを読み出す読出し処理と、 をコンピュータに実行させるためのプログラムを記録し
    たコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
  19. 【請求項19】 上記プログラムは、さらに、 入力操作されたキーに応じて、該バッファに格納された
    データの読み出し位置をジャンプさせる処理、をコンピ
    ュータに実行させることを特徴とする請求項18に記載
    のコンピュータ読み取り可能な記録媒体。
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