JP2000310647A - 回転検出センサおよびその取付構造 - Google Patents

回転検出センサおよびその取付構造

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JP2000310647A
JP2000310647A JP11942499A JP11942499A JP2000310647A JP 2000310647 A JP2000310647 A JP 2000310647A JP 11942499 A JP11942499 A JP 11942499A JP 11942499 A JP11942499 A JP 11942499A JP 2000310647 A JP2000310647 A JP 2000310647A
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rotor
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resin
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Katsuyoshi Shirai
克佳 白井
Masakazu Nakamura
正和 中村
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Aisin Corp
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Aisin Seiki Co Ltd
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    • F16C33/00Parts of bearings; Special methods for making bearings or parts thereof
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 センサの取付け自由度が従来に比べて高く、
周囲に影響されないセンサとする。 【解決手段】 回転部材10と、回転部材10の外方に
設けられ非回転側に固定される固定部材30と、固定部
材30と回転部材10とに介在するベアリング16,1
8,38,40と、ベアリングの軸方向を規制する規制
部材22と、回転側に取付けられ回転部材10と一体回
転を行うロータ6と、磁束発生部および検出部を有しロ
ータ6に対向配置されロータ回転時の磁束変化を検出す
るセンサ1とを備えた回転検出センサの取付構造におい
て、ロータ6は断面L字形状の環状部材であり、ロータ
6の外周近傍に軸方向対向して設けられるようにした。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、回転部材の回転を
検出する回転検出センサとその取付構造に関するもので
ある。
【0002】
【従来の技術】従来この種のセンサは、車両分野におい
ては車輪の回転を検出する車輪速センサが知られてい
る。車輪速センサは、車輪側に磁束密度を変えるスリッ
トまたはギヤ面を有するロータを設け、ロータに近接対
向して非接触により磁束発生部により磁束を発生させ
て、ロータの回転状態により磁束の変化を検出する検出
部を有するセンサを非回転側となる車体側に設け、ロー
タの回転に伴って磁束が変化することによってロータの
回転状態を検出するものであり、例えば、特開平7−5
185号公報に開示されている。
【0003】ここに示される車輪速センサは、車体に取
付けられる外輪と、車輪が取付けられる円筒状のハブ
と、ハブの周囲に設けられた内輪と、外輪と内輪との間
に配置され、外輪に対して内輪を回転自在に支持する複
数の転動部材と、内輪をハブに固定して一体的に回転す
るようにハブに螺合するナット部材と、ナット部材の周
囲を取り巻くようにして外輪に取付けられたカバーと、
ハブと一体的に回転するパルサー(ギヤ面)と、パルサ
ーに近接配置されパルサーの回転数を検出するセンサと
から成り立っており、センサはカバーの内側に取付けら
れナットの外周面とカバーの内周面とにより形成された
空間内に配置されている。この構成において、パルサー
となるギヤ面はハブの軸方向の移動を規制するナットに
一体で設けられている。
【0004】また、特開平10−104249号公報に
示される車輪速センサでは、ロータに対して磁束発生部
と検出部を備えたセンサが開示されており、ここに示さ
れるロータの回転を検出する磁電変換素子が磁束を発生
させる磁石と共に、直接樹脂により一体成形されてい
る。
【0005】
【本発明が解決しようとする課題】しかしながら、特開
平7−5185号公報に示されるものでは、センサ配置
が、内輪の軸方向に設けられたねじ部に螺合し、ハブの
軸方向の移動を規制するナットと、ナット全体を覆うカ
バーとの間の空間に配置されている。
【0006】ナットはハブの軸方向の移動を規制する規
制部材として機能し、通常金属材より成り立っている。
上記の構成においてパルサーの近くにはナットの締部が
存在する。このナットの締部は通常多角形(六角形)の
形状を成し、ナットが回転すると、締部により磁束が変
化し、ナットの締部がセンサが配設される位置で磁束に
影響を与えるものとなる。また、この構成においては、
センサはカバーの内側に取付けられナットの外周面とカ
バーの内周面とにより形成された空間内に配置されてい
ることから、径方向が大きくなってしまい、車輪速セン
サをこのように車体側に取付ける場合には、サスペンシ
ョン部材と干渉してしまう場合が起こりうる。
【0007】また、特開平10−104249号公報に
示される車輪速センサでは、樹脂成形により直接磁電変
換素子および磁石を直接モールドしてしまうために、検
出素子に応力が作用し、特性がずれてしまう場合が有り
得る。更に、磁電変換素子は樹脂でモールドされるた
め、ロータとの距離が大きくなってしまう。
【0008】よって、本発明は上記の問題点に鑑みてな
されたものであり、周囲に影響されないセンサ取付構造
とすることを第1の課題とし、センサが径方向に大きく
ならないことを第2の課題とし、更に、センサとしての
信頼性を向上すること第3の課題とする。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の課題を解決するた
めに講じた第1の技術的手段は、固定部材と、固定部材
に軸受部材を介して回転自在に支持される回転部材と、
回転部材に固定され回転部材と固定部材の軸方向の相対
移動を規制する規制部材と、規制部材又は回転部材に固
定され、その磁気特性を周方向に周期的に変化させる磁
気特性変化部を有するロータと、ロータの前記磁気特性
変化部に対向するように配設される検出部とを備えてな
る回転検出センサにおいて、ロータは、その一端を規制
部材又は回転部材に固定され、その他端側が規制部材を
包囲するように軸方向に延在した筒状を呈し、他端に前
記検出が軸方向に対向する前記磁気特性変化部を有する
ようにしたことである。
【0010】上記の構成により、ロータは、その一端を
規制部材又は回転部材に固定され、その他端側が規制部
材を包囲するように軸方向に延在した筒状を呈し、他端
に検出部が軸方向に対向する前記磁気特性変化部を有す
るようにしたしたことから、断面がL字形状になり、従
来のように規制部材による磁気特性への影響を受けるこ
とがなくなる。この場合、ロータの軸方向にセンサを配
設することが可能となるので、従来に比べ径方向には大
きくならず、センサ取付け自由度が向上する。
【0011】この場合、センサはロータを覆うように固
定部材に固定されるカバーに一体的に設けられ、カバー
が固定部材に圧入固定されることより、簡単に固定部材
にセンサの取付けを行うことが可能となる。
【0012】また、上記の課題を解決するために講じた
第2の技術的手段は、段部を有し非接触でロータの回転
を検出するセンサと、センサの形状に合致した開口を有
する保護部材を有し、センサを開口に収め樹脂成形を行
い、樹脂成形により樹脂を段部まで廻し込みセンサおよ
び保護部材が一体成形され樹脂成形品を得るようにした
ことである。
【0013】上記の構成により、センサの形状に合致し
た開口にセンサを収め、樹脂成形を行い、樹脂成形によ
り樹脂を段部まで廻し込みセンサおよび保護部材が一体
成形されるようにしたことで、センサは保護部材に収ま
った状態で樹脂成形されるので、樹脂成形による応力の
影響が保護部材によって保護され、センサの段部が樹脂
により固定され一体成形されるため、応力によってセン
サ特性が変化することはなくなるので、センサの信頼性
および性能が向上する。
【0014】この場合、センサから段部と平行して信号
ラインが出され、樹脂成形により段部と信号ラインが固
定されるようにすれば、センサは段部と信号ラインにお
いて両もちで固定され、確実に固定することが可能とな
る。
【0015】また、樹脂成形品は、信号ラインにL字型
のターミナルが面接触により接続がなされるようにすれ
ば、軸方向の長さを抑えることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、本発明の一実施形態を図面
を参照して説明する。ここでは車両の車輪速センサSE
Nについて説明を行うが、これに限定されないものとす
る。
【0017】図1では本発明の一実施形態における車輪
速センサSENの取付構造を示した図である。図1を参
照しながら説明を行うと、ハブ内輪10は軸方向におい
て2つの段部を有する円柱形状となっており、本体部1
2とフランジ部14とから成り立っている。フランジ部
14においては、数箇所(5ケ所)に設けられた貫通孔
14aに車輪がボルト等の締結部材により固定される。
また、ハブ内輪10の本体部12の外周面にはベアリン
グ16,38が配設されるが、ベアリング16,38の
軸方向の移動を規制するベアリング外径に合った規制溝
12aが周方向に形成されている。本体部12は規制溝
12aの軸方向はなれた位置において周方向に段部12
bを有しており、軸方向の端部12bにはネジ部12c
が設けられ、ベアリング18,40の規制によりハブ内
輪10の軸方向の移動を規制する環状の規制部材22が
段部12bに設けられ、軸方向が規制される。この規制
部材22は本体部12の端部に設けられたネジ部12a
に螺合され、ナット50の背面50aによりベアリング
18,40の軸方向の移動が規制されるようになってい
る。この状態において、本体部12に設けられた環状の
規制溝12aと規制部材22に設けられた環状の規制溝
22aの大きさはハブ内輪10の回転軸に対して垂直な
面で左右対称となっていると共に、規制部材22がハブ
内輪10に取付けられた状態において、規制部材22と
ハブ内輪10の当接部における外径の大きさは互いに同
じである。
【0018】一方、本体部12の外方には中空円筒形状
を成すハブ外輪30が設けられており、ハブ外輪30は
フランジ部32において非回転側となる車両のシャスペ
ンション部材(サスペンションタワー等)に取付けられ
る。環状の規制溝12a,22aおよび規制部材22に
設けられた規制溝22aの間にはベアリング16,1
8,38,40が2列で周方向に複数個配設され、ハブ
外輪30の内径に設けられた転動溝24,36によりベ
アリング16,18,38,40は支持されるようにな
っている。このような構成により、軸方向に2列並んだ
ベアリング16,18,38,40は周方向に転がり、
ハブ外輪30に対してハブ内輪10は回転可能となる
が、軸方向においては規制部材22がナット50により
規制されているため、ハブ内輪10とハブ外輪30の軸
方向の移動が規制される。
【0019】更に、ハブ外輪30のフランジ部14側の
端部には本体部12との間にベアリング16,38側へ
の水滴の浸入を防止する目的で環状のシール部材42が
介装されている。このシール部材42は、環状ステンレ
スにゴム等が焼き付けられ、確実に内部への水分の浸入
を防止する機能を有する。
【0020】一方、規制部材22の外周には磁性部材よ
り成り、規制部材22を包周するように、断面L字形状
を成す環状のロータ6が圧入されている。ロータ6はハ
ブ内輪10の回転軸に垂直な面において、規制部材22
の軸方向の移動を規制するナット50の回転に伴う磁束
の影響を受けないよう、ロータ6の外周近傍に磁気特性
変化部となる複数の放射状のスリット6a(ここでは、
スリット数が48個)を有しており(図2参照)、この
周方向に形成されたスリット6aに対向して、磁束の変
化によりロータ6の回転状態を非接触で検出するセンサ
1の検出部(ロータ対向面)が、所定間隔離れた状態で
近接配置されており、近接配置することで検出精度を向
上させることができる。
【0021】ロータ6は本実施形態においては、規制部
材22の外周に対して圧入固定により直接取付けられて
いるが、取付けに関しては間に部材を介在させたりする
こともでき、圧入固定ではなく締結部材により固定して
も良い。この場合、ハブ内輪10(回転側)に直接取付
けても良い。また、ロータ6の形状に関しては、センサ
1に対向してスリット6aが形成されている必要はな
く、ロータ6の回転により磁束を変化させるものであれ
ば良く、ロータ6の外周等にギヤ面が形成されていても
ロータ6の回転状態を検出できる。
【0022】センサ1は、磁石を備えた磁束発生部とホ
ールIC(ホール素子)を備えた検出部を内部または一
体で有し、磁束発生部により周囲に磁束を発生させ、そ
の磁束変化を検出部により非接触で検出する。つまり、
車輪が回転すると、車輪が固定されるハブ内輪10がハ
ブ外輪30に対して回転する。ハブ内輪10が回転する
とそれと一体回転を成すスリット6aを周方向に有する
ロータ6が回転し、放射状のスリット6aが回転して、
センサ1の磁束発生部の磁石により発生する磁力線がス
リット6aの回転を受けて磁束(磁束密度)が変化する
ことで周期的にホールICからの出力が変化し、その結
果、車輪の回転数が検出される。尚、この場合、センサ
1はホールICでも磁気抵抗素子、GMR等でも良い。
【0023】このセンサ1は、ロータ6の外周を覆うカ
バー7およびコネクタCTと一体で樹脂成形されてお
り、カバー7がハブ外輪30の一方の開口を塞ぐように
ハブ外輪30の内径に圧入されている。カバー7は外周
に設けられた環状のフランジ部7aが設けられた位置ま
でカバー端部が圧入される。このように、カバー7がハ
ブ外輪30に圧入固定された状態において、ロータ6の
スリット6aとセンサ1は平行な状態で対向し、互いに
所定間隔だけ離れた状態となる。
【0024】カバー7には上記したようにコネクタCT
も一体で成形されており、センサ1に電圧を印加して、
センサ1から回転信号を検出するために導体の信号ライ
ン9がセンサ1から外部に出ており、信号ライン9にL
字型のターミナル3が電気的に接続され、コネクタCN
を介してロータ6の回転信号を検出する形態をとる。
【0025】次に、このセンサ1を有しカバー7および
コネクタCTを備えた樹脂成形品について説明する。
【0026】センサ1は、内部に磁束発生部として磁
石、検出部としてホールICを有しており、外形一部に
段部1aを有している。一方、このセンサ1を収める保
護部材5は予めL字形状のコネクタ3をインサート成形
または組付けしてコネクタ端部が露出するよう樹脂成形
等により構成され、保護部材5はセンサ1の外形形状に
合致した開口5aを有するよう樹脂(例えば、PPS,
ナイロン66,PBT等の樹脂)により成形する。この
場合、L字形状のターミナルを樹脂型にインサートし、
インサート成形により開口5aの開口面とL字形状のタ
ーミナル3の底部3aとが同一平面となる図3の(a)に
示す一次成形品を作る。一次成形品が完成した後、セン
サ1を保護部材5の開口5aに嵌め込み、センサ1を接
着剤等により仮止めする。この場合、センサ1からの信
号ライン9とターミナル3の底部3aとを当接させ面接
触させて、面接触した一部にターミナル3と信号ライン
9を挟み込んで2つの電極を当接させ、電極に電流を流
して抵抗溶接によりターミナル3と信号ライン9を電気
的に接続する。その後、1次成形時と同じ樹脂を用い
て、2次成形により、内部にセンサ1を有し、カバー7
とコネクタCTとを備えた2次成形品の成形を行う(図
3の(c)参照)。この場合、2次成形時に用いる樹脂
は1次成形時の樹脂と同じでなくても良い。
【0027】この2次成形時には、センサ1の段部1a
と平行して反対方向から信号ライン9が出され、樹脂が
段部1aまで廻り込み、段部1aと信号ライン9が固定
されるようにすれば、安定した固定が行え、センサ1は
開口5aに合致した保護部材5により保護されているた
め応力が作用せず、段部1aおよび信号ライン9により
両もちで固定されるため、センサ特性に影響を与えない
ようにすることができる。また、2次成形時に樹脂をセ
ンサ1の段部1aまで廻し込ませることにより保護部材
5と一緒にセンサ1にかかる成形時および成形後での応
力を抑えて、センサ1の固定が行える。更に、ロータ6
とセンサ1を対向させる場合、センサ1のロータ側の検
出面がロータ6に対して近接配置し、露出するようにで
きることからロータ6との距離が短くなり、検出精度が
向上する。
【0028】更に、センサ1からの信号ライン9にL字
型のターミナル3を軸方向(回転軸方向)とは垂直の径
方向に逃がした状態で信号ライン9とターミナル3を抵
抗溶接等により電気的に接続してから2次成形を行い、
樹脂成形品を得るようにしたので、コネクタCTの軸方
向の長さを極力抑えることができる。
【0029】
【効果】第1の本発明によれば、ロータは、その一端を
規制部材又は回転部材に固定され、その他端側が規制部
材を包囲するように軸方向に延在した筒状を呈し、他端
に検出部が軸方向に対向する前記磁気特性変化部を有す
るようにしたしたことから、断面がL字形状になり、従
来のように規制部材による磁気特性への影響を受けるこ
とがなくなる。この場合、ロータの軸方向にセンサを配
設することが可能となるので、従来に比べ径方向には大
きくならず、センサ取付け自由度が向上する。
【0030】この場合、センサはロータを覆うように固
定部材に固定されるカバーに一体的に設けられ、カバー
が固定部材に圧入固定されることより、簡単に固定部材
にセンサの取付けを行うことができる。
【0031】また、第2の発明によれば、センサの形状
に合致した開口にセンサを収め、樹脂成形を行い、樹脂
成形により樹脂を段部まで廻し込みセンサおよび保護部
材が一体成形されるようにしたことで、センサは保護部
材に収まった状態で樹脂成形されるので、樹脂成形によ
る応力の影響が保護部材によって保護され、センサの段
部が樹脂により固定され一体成形されるため、応力によ
ってセンサ特性が変化することはなくなるので、センサ
の信頼性および性能が向上する。
【0032】この場合、センサから段部と平行して信号
ラインが出され、樹脂成形により段部と信号ラインが固
定されるようにすれば、センサは段部と信号ラインにお
いて両もちで固定され、確実に固定することができる。
【0033】また、樹脂成形品は、信号ラインにL字型
のターミナルが面接触により接続がなされるようにすれ
ば、コネクタの軸方向の長さを抑えることができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の一実施形態における回転検出センサ
の取付構造を示す断面図である。
【図2】 本発明の一実施形態における回転検出センサ
の取付構造でのロータのスリット形状を示した平面図で
ある。
【図3】 本発明の一実施形態における回転検出センサ
のセンサを備えたカバーの製造方法を示す図である。
【符号の説明】
1 センサ 1a 段部 3 ターミナル 5 保護部材(一次成形品) 6 ロータ 6a スリット(磁気特性変化部) 7 カバー(二次成形品) 9 信号ライン 10 ハブ内輪(回転部材) 21 開口 22 規制部材 30 ハブ外輪(固定部材) 16,18,38,40 ベアリング(転動部材) 50 ナット(規制部材)

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 固定部材と、該固定部材に軸受部材を介
    して回転自在に支持される回転部材と、該回転部材に固
    定され前記回転部材と前記固定部材の軸方向の相対移動
    を規制する規制部材と、該規制部材又は前記回転部材に
    固定され、その磁気特性を周方向に周期的に変化させる
    磁気特性変化部を有するロータと、前記ロータの前記磁
    気特性変化部に対向するように配設される検出部とを備
    えてなる回転検出センサにおいて、 前記ロータは、その一端を前記規制部材又は前記回転部
    材に固定され、その他端側が前記規制部材を包囲するよ
    うに軸方向に延在した筒状を呈し、前記他端に前記検出
    部が軸方向に対向する前記磁気特性変化部を有すること
    を特徴とする回転検出センサの取付構造。
  2. 【請求項2】 前記センサは、前記ロータを覆うように
    前記固定部材に固定されるカバーに一体的に設けられる
    ことを特徴とする請求項1に記載の回転検出センサの取
    付構造。
  3. 【請求項3】 段部を有し非接触でロータの回転を検出
    するセンサと、該センサの形状に合致した開口を有する
    保護部材を有し、前記センサを前記開口に収め樹脂成形
    を行い、樹脂成形により樹脂を前記段部まで廻し込み前
    記センサおよび前記保護部材が一体成形され樹脂成形品
    を得ることを特徴とする回転検出センサ。
  4. 【請求項4】 前記センサから前記段部と平行して信号
    ラインが出され、樹脂成形により前記段部と前記信号ラ
    インが固定されることを特徴とする請求項3に記載の回
    転検出センサ。
  5. 【請求項5】 前記樹脂成形品は、前記信号ラインにL
    字型のターミナルが面接触により接続がなされることを
    特徴とする回転検出センサ。
JP11942499A 1999-04-27 1999-04-27 回転検出センサおよびその取付構造 Pending JP2000310647A (ja)

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