JP2000309995A - 壁パネルの接続構造 - Google Patents

壁パネルの接続構造

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JP2000309995A
JP2000309995A JP11119876A JP11987699A JP2000309995A JP 2000309995 A JP2000309995 A JP 2000309995A JP 11119876 A JP11119876 A JP 11119876A JP 11987699 A JP11987699 A JP 11987699A JP 2000309995 A JP2000309995 A JP 2000309995A
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wall panel
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column
locking
wall panels
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JP11119876A
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English (en)
Inventor
Tsutomu Maekawa
勉 前川
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Sekisui Chemical Co Ltd
Original Assignee
Sekisui Chemical Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】部品点数が少なく簡単な構造で確実に壁パネル
の接続が行え、壁パネルを工場などで組み立てて現場に
運び込むことのできる壁パネルの接続構造を提供する。 【解決手段】左右側端縁に折り曲げ係止部が形成された
壁パネル4と、壁パネル4の幅に相当する間隔をおいて
立設された支柱5と、支柱5に設けられ、隣接する一対
の壁パネル4の折り曲げ係止部411を係止可能な左右
一対の係止部53と、支柱5に取り付けられるベース材
6とからなり、支柱5及びベース材6には、その対応す
る位置にビス孔54、62がそれぞれ設けられ、壁パネ
ル4の隣接する一対の折り曲げ係止部411を支柱5の
係止部53間に挿入配置した後、ビス孔54、62を通
じてビス8をねじ込んで、支柱5の係止部53を壁パネ
ル4の折り曲げ係止部411に係止する方向に押圧す
る。ベース材6には、壁パネル間の隙間を密閉するバッ
クアップ材61が設けられている。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、浴室ユニットなど
における壁パネルの接続構造に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来、例えば浴室ユニット1は、図5に
示すように、浴槽2と、該浴槽2が嵌合載置される開口
31aを形成した浴槽設置部31、該浴槽設置部31の
一辺に垂設されたエプロン32および該エプロン32の
下辺に連続する洗い場床パン33からなる防水パン3
と、防水パン3の周縁部、具体的には浴槽設置部31
の、エプロン32が垂設された一辺を除く他辺の周縁部
311および洗い場床パン33の、エプロン32が垂設
された一辺を除く他辺の周縁部331に立設されてその
周囲を包囲する壁パネル4と、これらの壁パネル4によ
って形成された上方開口部を覆う天井パネル(図示省
略)とから構成されている。
【0003】このような浴室ユニット1を組み立てる場
合、内部に連結部材を設けた支柱を防水パンの周縁部の
各隅部および必要とする辺部にそれぞれ立設し、隣接す
る支柱間に浴室の内部から壁パネルを嵌め込み、連結部
材に壁パネルの折り曲げ係止部を係止させて建て込むこ
とが提案されている(例えば、特開平8−296289
号公報参照)。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た壁パネルの端縁折り曲げ係止部を支柱に設けた連結部
材に嵌め込む方式では、浴室ユニットの室内に壁パネル
を持ち込んで作業する必要があることから、作業スペー
スが浴室ユニットの室内に限定され、狭小な空間で作業
しなければならず、作業性が低いという問題があった。
【0005】そこで、上記問題を解決するものとして、
特開平10−325195号公報に記載の壁パネルの接
続構造が提供されている。
【0006】この接続構造は、隣接する支柱に壁パネル
を嵌め込み、壁パネルの折り曲げ係止部を支柱内に設け
た連結部材の係止部に係止した後、ビスのねじ込みによ
り連結部材の係止部を壁パネルの折り曲げ係止部に係止
するものである。
【0007】しかしながら、上記接続構造のものでは、
支柱とは別体の連結部材を用いて壁パネルの折り曲げ係
止部に係止するため、部品点数の増加を招くとともに構
造も複雑になり、支柱への連結部材の組付け作業に時間
を要し作業効率が悪いという問題があった。
【0008】本発明は、上記問題点に鑑みてなされたも
ので、簡単な構造で組立作業が容易に且つ効率よく行
え、これにより壁パネルを工場などで組み立てて現場に
運び込むことのできる壁パネルの接続構造を提供するも
のである。
【0009】
【課題を解決するための手段】請求項1に係る発明の壁
パネルの接続構造は、左右側端縁に折り曲げ係止部が形
成された壁パネルと、この壁パネルの幅に相当する間隔
をおいて立設された支柱と、この支柱に設けられ、隣接
する一対の壁パネルの折り曲げ係止部を係止可能な左右
一対の係止部と、支柱に取り付けられるベース材とから
なり、上記支柱及びベース材には、その対応する位置に
ビス孔がそれぞれ設けられ、壁パネルの隣接する一対の
折り曲げ係止部を支柱の係止部間に挿入配置した後、こ
の支柱側からベース材に上記ビス孔を通じてビスをねじ
込んで、該支柱の係止部を壁パネルの折り曲げ係止部に
係止する方向に押圧するように構成されたものである。
【0010】請求項2に係る発明の壁パネルの接続構造
は、前記ベース材には、バックアップ材が設けられ、壁
パネルの隣接する一対の折り曲げ係止部が支柱の係止部
にそれぞれ係止された際、上記バックアップ材がそれら
の壁パネルの側端面に密着して壁パネル間の隙間を密閉
するようになされたものである。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を図面
を参照して説明する。
【0012】なお、説明の便宜上、図5に示した部材と
同一の部材については、同一の符号を用いるものとす
る。
【0013】図1は、本発明の壁パネルの接続構造を示
している。この接続構造は、防水パン3の周縁部に立設
可能な支柱5と、この支柱5の内部に固定されたベース
材6と、上記支柱5及ベース材6によって接続可能な壁
パネル4とを備えてなる。
【0014】支柱5は、図1及び図2に示すように、上
下方向に開口部51を有する断面略矩形状に形成された
もので、防水パン3の周縁部の辺部に立設される。支柱
5の前記開口部51を形成する左右一対の腕片52の先
端には、それぞれ内方に向けて突出する係止部53が形
成されている。
【0015】左右の係止部53は、壁パネル4の後述す
る折り曲げ係止部411に係脱させるためのもので、そ
の先端をそれぞれ連なる支柱5の側面側に湾曲させて形
成している。
【0016】また、支柱5の左右両側面には、複数のビ
ス孔54が上下方向に所定の間隔で形成されている。
【0017】そして、支柱5は、壁パネル4に接続しな
い状態では、当該支柱5自体が持つ弾性力により、図3
に示すように前記左右の係止部53が若干開き気味にな
るようになされている。
【0018】前記壁パネル4は、図2に示すように例え
ば塩ビ鋼板41の裏面に裏打材である石膏ボード42を
貼り合わせて形成されており、その塩ビ鋼板41の左右
側端縁には、背面側に折曲されて折り曲げ係止部411
が形成されている。
【0019】具体的には、折り曲げ係止部411は、塩
ビ鋼板41の側端縁部がユニット室外方向に直角に折曲
され、さらに、壁パネル4の内方に向けてく字状に折曲
されたもので、全体として断面三角形状に形成されてい
る。
【0020】ベース材6は、壁パネル4の高さに相当す
る長さを有し、前述した支柱5の内部において、支柱5
に支柱固定用ビス7を利用して固定され、その先端に
は、予めバックアップ材61が取り付けられている。
【0021】バックアップ材61は、後述するように支
柱5に隣接する一対の壁パネル4を接続固定した際にお
いて、隣接する一対の壁パネル4の左右側端面間に形成
された隙間を埋めるものである。
【0022】ベース材6の左右両側面には、前記支柱5
のビス孔54に対応して複数のビス孔62が形成されて
おり、それぞれ合致する前記ビス孔54と当該ビス孔6
2とに接合用ビス8を螺入することで、後述するように
支柱5に壁パネル4を接合することができる。
【0023】次に、壁パネル4を接続する施工要領につ
いて説明する。まず、工場において、支柱5の内部にベ
ース材6をそれぞれ挿入し、支柱5から支柱固定用ビス
7をねじ込んで両者を連結する。そして、このようにベ
ース材6を固定した支柱5を壁パネル4の幅に相当する
間隔をおいて立設する。この際、防水パン3に対応する
治具を予め用意し、この治具に合わせて支柱5を立設す
ればよい。
【0024】この後、壁パネル4を把持し、壁パネル4
の隣接する一対の折り曲げ係止部411、411でバッ
クアップ材61を挟むように、当該折り曲げ係止部41
1、411を支柱5の開口部51を通じて当該支柱5の
内部に挿入配置する(図4参照)。
【0025】続いて、合致する前記ビス孔54と当該ビ
ス孔62とに接合用ビス8を螺入する。この接合用ビス
8の螺入により支柱5の左右の係止部53は、両者の間
隔が狭まる方向に押圧され、これによって係止部53で
壁パネル4の折り曲げ係止部411を強固に押さえ込
み、壁パネル4が接続される。
【0026】このようにして壁パネル4の接続を、少な
い部品点数で簡単な作業によって、工場などの広い空間
で行うことができることから、効率よく作業することが
できる。
【0027】ところで、上述した接続構造は、壁パネル
4を平面状に連続して接続する際の構造であるが、壁パ
ネルをコーナ部で接続する場合には、支柱5等を当該コ
ーナ部に対応した形状に形成する必要があるものの、基
本的構成は上記接続構造と同様である。
【0028】この後、接続固定された壁パネル4を支柱
5とともに吊り上げて現場に運び込み、予め設置された
防水パン3の周縁部に載置して固定すればよい。次い
で、壁パネル4の上方開口部に天井パネルを搭載した
後、隣接する壁パネル4,4の左右側端面間、防水パン
3の周縁部と壁パネル4の下端縁との接合部および壁パ
ネル4の上端縁と天井パネルとの接合部などにシリコン
コーキングを充填すればよい。
【0029】なお、本実施の形態においては、浴室ユニ
ットを構成する壁パネルを接続するものについて例示し
たが、本発明の壁パネルの接続構造は浴室ユニットに限
定するものではない。
【0030】
【発明の効果】以上述べたように、本発明によれば、左
右側端縁に折り曲げ係止部が形成された壁パネルと、こ
の壁パネルの幅に相当する間隔をおいて立設された支柱
と、この支柱に設けられ、隣接する一対の壁パネルの折
り曲げ係止部を係止可能な左右一対の係止部と、支柱に
取り付けられるベース材とからなり、上記支柱及びベー
ス材には、その対応する位置にビス孔がそれぞれ設けら
れ、壁パネルの隣接する一対の折り曲げ係止部を支柱の
係止部間に挿入配置した後、この支柱側からベース材に
上記ビス孔を通じてビスをねじ込んで、該支柱の係止部
を壁パネルの折り曲げ係止部に係止する方向に押圧する
ことにより、少ない部品点数で簡単な構造の壁パネルの
接続構造を提供でき、これにより工場などでの壁パネル
の接続を効率よく短時間で行うことができる。また、壁
パネルの抜け出しを確実に防止することができることか
ら、組み立てた壁パネルを現場に運び込んで据え付ける
ことが可能となり、現場作業を軽減することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の壁パネルの接続構造を示す平面図であ
る。
【図2】壁パネルと支柱との関係を一部省略して示す分
解斜視図である。
【図3】ベース材が固定された状態の支柱を示す平面図
である。
【図4】隣接する壁パネルを支柱に接合する初期の作業
状態を説明するための一部破断の平面図である。
【図5】浴室ユニットを一部省略して示す斜視図であ
る。
【符号の説明】
4 壁パネル 411 折り曲げ係止部 5 支柱 53 係止部 54 ビス孔 6 ベース材 61 バックアップ材 62 ビス孔 8 接合用ビス(ビス)

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 左右側端縁に折り曲げ係止部が形成され
    た壁パネルと、この壁パネルの幅に相当する間隔をおい
    て立設された支柱と、この支柱に設けられ、隣接する一
    対の壁パネルの折り曲げ係止部を係止可能な左右一対の
    係止部と、支柱に取り付けられるベース材とからなり、
    上記支柱及びベース材には、その対応する位置にビス孔
    がそれぞれ設けられ、壁パネルの隣接する一対の折り曲
    げ係止部を支柱の係止部間に挿入配置した後、この支柱
    側からベース材に上記ビス孔を通じてビスをねじ込ん
    で、該支柱の係止部を壁パネルの折り曲げ係止部に係止
    する方向に押圧するように構成されたことを特徴とする
    壁パネルの接続構造。
  2. 【請求項2】 前記ベース材には、バックアップ材が設
    けられ、壁パネルの隣接する一対の折り曲げ係止部が支
    柱の係止部にそれぞれ係止された際、上記バックアップ
    材がそれらの壁パネルの側端面に密着して壁パネル間の
    隙間を密閉するようになされたことを特徴とする請求項
    1記載の壁パネルの接続構造。
JP11119876A 1999-04-27 1999-04-27 壁パネルの接続構造 Pending JP2000309995A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN105952095A (zh) * 2016-05-10 2016-09-21 广东英特沃新型建材实业有限公司 一种干挂式装饰板材的安装结构

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* Cited by examiner, † Cited by third party
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