JP2000305475A - 表示装置 - Google Patents

表示装置

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JP2000305475A
JP2000305475A JP11109023A JP10902399A JP2000305475A JP 2000305475 A JP2000305475 A JP 2000305475A JP 11109023 A JP11109023 A JP 11109023A JP 10902399 A JP10902399 A JP 10902399A JP 2000305475 A JP2000305475 A JP 2000305475A
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cases
light
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JP11109023A
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English (en)
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Yukio Kashio
幸雄 樫尾
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Casio Computer Co Ltd
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Casio Computer Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 2枚の液晶表示パネルによって1つの合成画
像を表示する表示装置において、装置全体のサイズを小
さくする。 【解決手段】 ケースは、一対のケース1からなってい
る。一対のケース1は、その各表面側の上下部において
ヒンジ3により開閉可能に連結されている。各ケース1
内にはバックライトユニット12、液晶表示パネル1
1、導光体21及び拡散板25が収納されている。そし
て、使用しない場合には、一対のケース1を閉じると、
装置全体のサイズをほぼ半分と小さくすることができ
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、複数の表示パネ
ルを用いて1つの合成画像を表示する表示装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】表示装置には、複数の例えば2枚の液晶
表示パネルを用いて1つの合成画像を表示するようにし
たものがある。このような表示装置では、2枚の液晶表
示パネルをケース内の同一平面の左右に並べて配置する
構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来の
このような表示装置では、2枚の液晶表示パネルをケー
ス内の同一平面の左右に並べて配置する構造であるの
で、装置全体のサイズが大きくなり、例えばノートパソ
コンとして使用する場合、携帯性が損なわれてしまうと
いう問題があった。この発明の課題は、複数の表示パネ
ルによって1つの合成画像を表示することができる上、
装置全体のサイズを小さくすることができるようにする
ことである。
【0004】
【課題を解決するための手段】この発明は、一対のケー
スと、前記各ケース内に配置されたバックライト、表示
パネル及び導光体と、前記各ケースの表面側に配置され
た拡散板とを具備し、前記一対のケースを中心線が両ケ
ース表面と同じか両ケース表面よりも上側に位置する軸
を介して開閉可能に連結し、前記一対のケースを開いた
状態においては前記両拡散板が同一平面において互いに
ほぼ密接する状態となり、前記一対のケースを閉じた状
態においては前記一対のケースの各表面が互いにほぼ密
接する状態となるようにしたものである。この発明によ
れば、内部に表示パネルが配置された一対のケースを表
面側において開閉可能に連結しているので、使用する場
合には、一対のケースを開くと、複数の表示パネルによ
って1つの合成画像を表示することができ、使用しない
場合には、一対のケースを閉じると、装置全体のサイズ
を小さくすることができる。
【0005】
【発明の実施の形態】図1はこの発明の第1実施形態に
おける表示装置の要部の平面図を示し、図2はそのX−
X線に沿う一部を切り欠いた断面図を示したものであ
る。この表示装置は一対のケース1を備えている。両ケ
ース1の表面側のほぼ中央部には表示窓2が連続して設
けられている。一対のケース1は、その各表面側の上下
部においてヒンジ3により開閉可能に連結されている。
ヒンジ3は、図3(A)に示すように、各ケース1に設
けられたほぼ円筒状部4を軸5で回転可能に連結した構
造となっている。この場合、各ケース1には、相手方の
ほぼ円筒状部4を逃げるための逃げ用凹部6が設けられ
ている。なお、ヒンジ3は、図3(B)に示すように、
左側のケース1に設けられた一対のほぼ円筒状部4と右
側のケース1に設けられた1つのほぼ円筒状部4とを軸
5で回転可能に連結した構造としてもよい。この場合
も、各ケース1には、相手方のほぼ円筒状部4を逃げる
ための逃げ用凹部6が設けられている。ところで、いず
れの場合も、軸5の中心線は両ケース1の表面と同じ位
置(もしくは両ケース1の表面よりも上側の位置)に配
置されている。これは、一対のケース1を開いたときも
閉じたときも、一対のケース1が互いにほぼ密接するよ
うにするためである。
【0006】一対のケース1内の各所定の箇所には液晶
表示パネル11が配置されている。この場合、図2に示
すように、一対のケース1を開いた状態においては、2
枚の液晶表示パネル11は同一平面において左右方向に
所定の間隔をおいて配置されている。2枚の液晶表示パ
ネル11の各裏面側にはエッジライト型のバックライト
ユニット12が配置されている。バックライトユニット
12は、面光源化用導光板13、蛍光管14、反射シー
ト15等を備えた構造となっている。
【0007】2枚の液晶表示パネル11の各表面側には
導光体21が配置されている。導光体21は、その形成
方法については後で説明するが、多数の光ファイバ(線
状導光素子)22を密集したものによって形成され、傾
斜部21aの裏面側及び表面側に裏面側直線部21b及
び表面側直線部21cが設けられ、裏面側直線部21b
の裏面からなる入射面23と表面側直線部21cの表面
からなる出射面24のサイズが同じで入射面23と出射
面24とが互いに平行とされた構造となっている。この
場合、左側の導光体21においては、傾斜部21aの傾
斜状態により、出射面24が入射面23に対して右側に
所定の距離だけずれている。右側の導光体21において
は、傾斜部21aの傾斜状態により、出射面24が入射
面23に対して左側に所定の距離だけずれている。そし
て、2つの導光体21の各入射面23は2枚の液晶表示
パネル11の各表面の表示領域上に配置されている。ま
た、図2に示すように、一対のケース1を開いた状態に
おいては、左側の導光体21の出射面24側の右端部と
右側の導光体21の出射面24側の左端部とは互いにほ
ぼ密接されるようになっている。
【0008】2つの導光体21の各出射面24側には拡
散板25が配置されている。拡散板25は、詳細には図
示していないが、樹脂シートの一方の面の全体に極めて
微小なレンズ部を多数密接させて形成したものからなっ
ている。2枚の拡散板25は一対のケース1の各表示窓
2の部分に配置されている。そして、図1及び図2に示
すように、一対のケース1を開いた状態においては、左
側の拡散板25の右端部と右側の拡散板25の左端部と
が互いにほぼ密接されることにより、全体として1枚の
拡散板を構成するようになっている。
【0009】次に、導光体21の形成方法の一例につい
て説明する。まず、図4(A)に示すように、全長に亘
り径が等しい多数の光ファイバ22を密集することによ
り、直方体形状の導光体形成用ブロック31を形成す
る。この場合、光ファイバ22は、高屈折率のアクリル
系樹脂からなるコアを低屈折率のフッ素系樹脂からなる
クラッドで被覆したものからなっている。次に、図示し
ていないが、導光体形成用ブロック31の各面に上面
(表面)加熱部材、下面(裏面)加熱部材、前面加熱部
材、後面加熱部材、左側面加熱部材及び右側面加熱部材
をそれぞれ接触させ、100〜120℃程度の温度で3
0分間程度加熱する。次に、両側面加熱部材を取り除
き、次いで図4(B)に示すように、対向面に所定の傾
斜面32aを有する左右点対称な形状の一対の加熱加圧
部材32を120〜150℃程度の温度に保持して、導
光体形成用ブロック31の両側面のいずれか一方からま
たは両方から横方向に所定の距離だけ加圧する(図4
(C)参照)。すると、導光体形成用ブロック31の表
面側は裏面側に対して右側に所定の距離だけずれた状態
となり、図1に示す導光体21が得られる。
【0010】このように、この導光体21の形成方法で
は、多数の光ファイバ22を密集して直方体形状の導光
体形成用ブロック31を形成し、この導光体形成用ブロ
ック31を横方向から加熱加圧して成形すればよく、各
光ファイバ22間は各々のクラッド部分が相互に溶融結
合した状態となり、各光ファイバ22のコア部分はクラ
ッド部分により相互に分離されている。したがって、導
光体21を比較的容易に形成することができる。
【0011】次に、図1に示す表示装置による画像表示
について説明する。バックライトユニット12の面光源
化用導光板13の表面から光が出射されると、液晶表示
パネル11の表示駆動に応じた画像光が液晶表示パネル
11の表示領域の表面から出射される。この出射された
画像光は、導光体21の光ファイバ22を通った後、導
光体21の出射面24から出射される。この出射された
画像光は、拡散板25を透過すると共にこの拡散板25
の微小なレンズ部で拡散される。そして、この拡散され
た画像光が視認されることになる。この場合、2枚の液
晶表示パネル11の各画像は互いにほぼ密接された2枚
の拡散板25によって拡散されるので、2枚の液晶表示
パネル11によって1つの合成画像を表示することがで
きる。
【0012】ところで、この表示装置を使用しない場合
には、例えば左側のケース1を右側のケース1に対して
ヒンジ3を介して図2において時計方向にほぼ180°
回動させると、図5に示すように、一対のケース1が互
いに重ね合わされて閉じられた状態となる。したがっ
て、装置全体のサイズをほぼ半分と小さくすることがで
き、携帯性を良くすることができる。
【0013】なお、上記第1実施形態では、導光体21
の形成方法として、図4に示すように、多数の光ファイ
バ22を密集してなる1つの直方体形状の導光体形成用
ブロック31を横方向から加熱加圧して成形する場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではない。例
えば、まず図6(A)に示すように、複数列・複数行の
多数の光ファイバ22を密集して各ファイバのクラッド
を溶融結合してなる複数の例えば6個の直方体形状の導
光体形成用小ブロック31Aを用意し、次いで図4に示
す場合と同様の形成方法により、6個の導光体形成用小
ブロック31Aを個々に横方向から加熱加圧して成形
し、次いで図6(B)に示すように、加熱加圧して成形
された6個の導光体形成用小ブロック31Aを積層接着
するようにしてもよい。また、加熱加圧して成形された
複数の導光体形成用小ブロック31Aを積層後、加熱加
圧して各小ブロック31Aのクラッド部分を相互に溶融
結合して成形するようにしてもよい。いずれの場合にお
いても、各小ブロック31A内のコア部分は各々のクラ
ッド部分によって分離されているため、各小ブロック3
1A間に分離のためのスペーサ等を設ける必要はない。
また、前記小ブロック31Aは複数列・複数行の多数の
光ファイバ22を密集して各ファイバのクラッドを溶融
結合して成形した板状の形状であってもよい。また、導
光体形成用小ブロック31Aとして、上記のように多数
の光ファイバ22を密集して形成したものに限らず、入
射面及び出射面を除く面が低屈折率の樹脂からなるクラ
ッドで被覆された高屈折率の樹脂からなる平板状導光板
を用いるようにしてもよい。この場合も、各小ブロック
31間は各々のクラッド部分によって分離されているた
め、各小ブロック31A間に分離のためのスペーサ等を
設ける必要はない。これらの場合も、導光体21を比較
的容易に形成することができる。
【0014】また、上記第1実施形態では、一対の導光
体21を左右対称な形状とした場合について説明した
が、左右対称な形状でなくてもよく、要は、左側の導光
体21の出射面24側の右端部と右側の導光体21の出
射面24側の左端部とが互いに密接されて配置されてい
ればよい。このようなことは、図6に示す場合も同様で
ある。
【0015】次に、図7はこの発明の第2実施形態にお
ける表示装置の図2同様の断面図を示したものである。
この図において、図2と同一名称部分には同一の符合を
付し、その説明を適宜省略する。この表示装置における
導光体21は、図2に示す導光21とほぼ同じ形成方法
によって形成された直線状の傾斜部のみを有する構造と
なっている。この場合、導光体21の裏面からなる入射
面23には第1の屈折板26が貼り付けられ、表面から
なる出射面24には第2の屈折板27が貼り付けられて
いる。そして、2つの第1の屈折板26の各裏面は2枚
の液晶表示パネル11の各表面の表示領域上に配置され
ている。2つの第2の屈折板27の各表面には拡散板2
5が配置されている。また、図7に示すように、一対の
ケース1を開いた状態においては、左側の導光体21の
出射面24側の右端部と右側の導光体21の出射面24
側の左端部とは互いにほぼ密接されると共に、左側の第
2の屈折板27の右端部と右側の第2の屈折板27の左
端部とは互いにほぼ密接されるようになっている。第1
の屈折板26は、液晶表示パネル11の表面から出射さ
れた画像光を屈折させてその進行方向を導光体21の光
ファイバ22の光軸に沿う方向とするためのものであ
る。第2の屈折板27は、導光体21の出射面24から
光ファイバ22の光軸に沿う方向に出射された画像光を
屈折させてその進行方向を拡散板25に直交する方向と
するためのものである。
【0016】ところで、この表示装置を使用しない場合
には、例えば左側のケース1を右側のケース1に対して
ヒンジ3を介して図7において時計方向にほぼ180°
回動させると、図8に示すように、一対のケース1が互
いに重ね合わされて閉じられた状態となる。したがっ
て、装置全体のサイズをほぼ半分と小さくすることがで
き、携帯性を良くすることができる。
【0017】次に、図9はこの発明の第3実施形態にお
ける表示装置の図2同様の断面図を示したものである。
この図において、図2と同一名称部分には同一の符合を
付し、その説明を適宜省略する。この表示装置における
導光体21は、その形成方法については後で説明する
が、多数の光ファイバ22を密集したものによって形成
され、側面ほぼ逆台形状部21dの裏面側及び表面側に
裏面側直線部21e及び表面側直線部21fが設けら
れ、裏面側直線部21eの裏面からなる入射面23と表
面側直線部21fの表面からなる出射面24とを互いに
平行とされた構造となっている。そして、2つの導光体
21の各入射面23は2枚の液晶表示パネル11の各表
面の表示領域上に配置されている。また、図9に示すよ
うに、一対のケース1を開いた状態においては、左側の
導光体21の出射面24側の右端部と右側の導光体21
の出射面24側の左端部とは互いにほぼ密接されるよう
になっている。
【0018】次に、この場合の導光体21の形成方法の
一例について説明する。まず、図10(A)に示すよう
に、全長に亘り径が等しい多数の光ファイバ22を密集
することにより、直方体形状の導光体形成用ブロック4
1を形成する。この場合も、光ファイバ22は、高屈折
率のアクリル系樹脂からなるコアを低屈折率のフッ素系
樹脂からなるクラッドで被覆したものからなっている。
次に、図示していないが、導光体形成用ブロック41の
各面に上面(表面)加熱部材、下面(裏面)加熱部材、
前面加熱部材、後面加熱部材、左側面加熱部材及び右側
面加熱部材をそれぞれ接触させ、100〜120℃程度
の温度で30分間程度加熱する。次に、両側面加熱部材
及び下面加熱部材を取り除き、次いで図10(B)に示
すように、対向面に所定の傾斜面42aを有する左右対
称な形状の一対の加熱加圧部材42を120〜150℃
程度の温度に保持して、導光体形成用ブロック41の両
側面から横方向に所定の距離だけ均等に加圧する(図1
0(C)参照)。
【0019】すると、導光体形成用ブロック41の表面
側は変形されずに直線部41aとなり、中央部は変形さ
れて側面ほぼ逆台形状部41bとなり、裏面側は延ばさ
れて直方体形状部41cとなる。この場合、直線部41
aを構成する各光ファイバ22の光軸に垂直方向におけ
る断面は、全体に亘ってほぼ円形またはほぼ正多角形と
なる。側面ほぼ逆台形状部41bを構成する各光ファイ
バ22の光軸に垂直方向における断面は、出射面側でほ
ぼ円形またはほぼ正多角形であるが、入射面側で横方向
を短軸とするほぼ楕円形またはほぼ多角形となる。直方
体形状部41cを構成する各光ファイバ22の光軸に垂
直方向における断面は、全体に亘って横方向を短軸とす
るほぼ楕円形またはほぼ多角形となる。次に、直方体形
状部41cを所定の箇所で切断すると、図9に示す導光
体21が得られる。
【0020】このように、この導光体21の形成方法で
は、多数の光ファイバ22を密集して直方体形状の導光
体形成用ブロック41を形成し、この導光体形成用ブロ
ック41を横方向から加熱加圧して成形すればよく、し
たがって導光体21を比較的容易に形成することができ
る。
【0021】ところで、この表示装置における導光体2
1は、側面ほぼ逆台形状部21dの裏面側及び表面側に
裏面側直線部21e及び表面側直線部21fが設けられ
た構造となっているので、表面側直線部21fの表面か
らなる出射面24の横方向の長さが裏面側直線部21e
の裏面からなる入射面23の横方向の長さよりも適宜に
大きくなっている。この結果、この表示装置では、導光
体21の出射面24の横方向の長さが入射面23の横方
向の長さに対して大きくなっている分に応じて、2枚の
液晶表示パネル11による1つの合成画像を横方向に拡
大することができる。
【0022】そこで、液晶表示パネル11の表示画像の
縦・横の比が例えばほぼ3:4である場合、図11に示
すように、2枚の液晶表示パネル11を90°回転させ
て左右に配置する。そして、導光体21の出射面24の
横方向の長さを入射面23の横方向の長さの9/8倍と
すると、2つの導光体21による1つの合成画像の縦・
横の比をほぼ3:4とすることができる。また、導光体
21の出射面24の横方向の長さを入射面23の横方向
の長さの32/27倍とすると、2つの導光体21によ
る1つの合成画像の縦・横の比をほぼ9:16とするこ
とができる。
【0023】ところで、この表示装置を使用しない場合
には、例えば左側のケース1を右側のケース1に対して
ヒンジ3を介して図9において時計方向にほぼ180°
回動させると、図12に示すように、一対のケース1が
互いに重ね合わされて閉じられた状態となる。したがっ
て、装置全体のサイズをほぼ半分と小さくすることがで
き、携帯性を良くすることができる。
【0024】なお、この表示装置では、導光体21の出
射面24の横方向の長さが液晶表示パネル11の表示画
像の横方向の長さよりも大きくなる。そこで、まず、2
つの導光体21による1つの合成画像のサイズ(つまり
拡散板25のサイズ)を図2に示す場合と同じとする
と、液晶表示パネル11の表示画像のサイズ(つまり液
晶表示パネル11のサイズ)を図2に示す場合よりも小
さくすることができ、ひいては一対のケース1(つまり
装置全体)をより一層小型化することができる。一方、
液晶表示パネル11として図2に示す場合と同じものを
用いると、2つの導光体21による1つの合成画像のサ
イズ(つまり2枚の拡散板25の合計サイズ)が図2に
示す場合よりも大きくなり、より大型の合成画像を表示
することができる。
【0025】なお、上記第3実施形態では、導光体21
の形成方法として、図10に示すように、多数の光ファ
イバ22を密集してなる1つの直方体形状の導光体形成
用ブロック41を横方向から加熱加圧して成形する場合
について説明したが、これに限定されるものではない。
例えば、まず図13(A)に示すように、複数列・複数
行の多数の光ファイバ22を密集して各ファイバのクラ
ッドを溶融結合してなる複数の例えば6個の直方体形状
の導光体形成用小ブロック41Aを用意し、次いで図1
0に示す場合とほぼ同様の形成方法により、6個の導光
体形成用小ブロック41Aを個々に横方向から加熱加圧
して成形し、次いで図13(B)に示すように、加熱加
圧して成形された6個の導光体形成用小ブロック41A
を積層接着するようにしてもよい。また、加熱加圧して
成形された複数の導光体形成用小ブロック41Aを積層
後、加熱加圧して各小ブロック41Aのクラッド部分を
相互に溶融結合して成形するようにしてもよい。いずれ
の場合においても、各小ブロック41A内のコア部分は
各々のクラッド部分によって分離されているため、各小
ブロック41A間に分離のためのスペーサ等を設ける必
要はない。また、前記小ブロック41Aは複数列・複数
行の多数の光ファイバ22を密集して各ファイバのクラ
ッドを溶融結合して成形した板状の形状であってもよ
い。また、導光体形成用小ブロック41Aとして、上記
のように多数の光ファイバ22を密集して形成したもの
に限らず、入射面及び出射面を除く面が低屈折率の樹脂
からなるクラッドで被覆された高屈折率の樹脂からなる
平板状導光板を用いるようにしてもよい。この場合も、
各小ブロック31間は各々のクラッド部分によって分離
されているため、各小ブロック41A間に分離のための
スペーサ等を設ける必要はない。これらの場合も、導光
体21を比較的容易に形成することができる。
【0026】なお、上記第3実施形態では、導光体21
の出射面24の横方向の長さのみを入射面23の横方向
の長さに対して大きくした場合について説明したが、こ
れに限らず、導光体21を多数の光ファイバ22を密集
してなる1つの直方体形状の導光体形成用ブロック41
あるいは複数の導光体形成用小ブロック41Aにより形
成した場合、例えば図14に示すように、導光体21の
中央部を両側面的にほぼ逆台形状部21gとし、導光体
21の出射面24の縦方向及び横方向の長さが入射面2
3の縦方向及び横方向の長さよりも大きくなるようにし
てもよい。この場合の導光体21の形成方法としては、
例えば図10(C)に示す工程後に、前後方向から図1
0(B)及び図10(C)に示す場合と同様に加熱加圧
して成形するようにすればよい。
【0027】また、上記第3実施形態では、導光体21
を左右対称な形状とした場合について説明したが、左右
対称な形状でなくてもよく、要は、導光体21の出射面
24の横方向の長さが入射面23の横方向の長さよりも
大きくなっていればよい。このようなことは、図13及
び図14にそれぞれ示す場合も同様である。
【0028】また、上記各実施形態では、各1枚の液晶
表示パネルを左側及び右側のケース内に配置した場合に
ついて説明したが、これに限定されるものではない。例
えば、2枚の液晶表示パネルを左側のケース内の上下に
配置し、同じく2枚の液晶表示パネルを右側のケース内
の上下に配置するようにしてもよい。また、同じサイズ
の2枚の液晶表示パネルを左側のケース内の上下に配置
し、その2倍のサイズの1枚の液晶表示パネルを右側の
ケース内に配置するようにしてもよい。さらに、表示パ
ネルとしては、液晶表示パネルの他に、EL表示パネ
ル、LED表示パネル、プラズマ表示パネル等を用いて
もよい。
【0029】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、内部に表示パネルが配置された一対のケースを表面
側において開閉可能に連結しているので、使用する場合
には、一対のケースを開くと、複数の表示パネルによっ
て1つの合成画像を表示することができ、使用しない場
合には、一対のケースを閉じると、装置全体のサイズを
小さくすることができ、携帯性を良くすることができ
る。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明の第1実施形態における表示装置の要
部の平面図。
【図2】図1のX−X線に沿う一部を切り欠いた断面
図。
【図3】(A)は図1に示すヒンジの部分の分解斜視
図、(B)はヒンジの部分の他の例の分解平面図。
【図4】(A)〜(C)はそれぞれ図2に示す導光体の
形成方法の一例を説明するために示す斜視図。
【図5】図2に示す表示装置を閉じた状態の断面図。
【図6】(A)及び(B)はそれぞれ導光体の形成方法
の他の例を説明するために示す斜視図。
【図7】この発明の第2実施形態における表示装置の図
2同様の断面図。
【図8】図7に示す表示装置を閉じた状態の断面図。
【図9】この発明の第3実施形態における表示装置の図
2同様の断面図。
【図10】(A)〜(C)はそれぞれ図9に示す導光体
の形成方法の一例を説明するために示す斜視図。
【図11】図9に示す表示装置において画像の拡大の一
例を説明するために示す平面図。
【図12】図8に示す表示装置を閉じた状態の断面図。
【図13】(A)及び(B)はそれぞれ導光体の形成方
法の他の例を説明するために示す斜視図。
【図14】導光体のさらに他の例の斜視図。
【符号の説明】
1 ケース 3 ヒンジ 11 液晶表示パネル 12 バックライトユニット 21 導光体 25 拡散板
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) G09F 9/40 301 G02F 1/1335 530 Fターム(参考) 2H042 BA04 BA20 2H091 FA23Z FA32X FA41Z FA44Z FA45Z LA11 5C094 AA15 AA48 BA43 DA01 DA04 ED01 ED13 FA01 FA02 JA01 5G435 AA18 BB12 BB15 EE00 EE27 EE49 FF06 FF08 GG22 GG24 GG41 LL07

Claims (7)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 一対のケースと、前記各ケース内に配置
    されたバックライト、表示パネル及び導光体と、前記各
    ケースの表面側に配置された拡散板とを具備し、前記一
    対のケースは中心線が両ケース表面と同じか両ケース表
    面よりも上側に位置する軸を介して開閉可能に連結さ
    れ、前記一対のケースを開いた状態においては前記両拡
    散板が同一平面において互いにほぼ密接する状態とな
    り、前記一対のケースを閉じた状態においては前記一対
    のケースの各表面が互いにほぼ密接する状態となること
    を特徴とする表示装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の発明において、前記導光
    体は、多数の線状導光素子を密集してなるものによって
    形成され、且つ、入射面と出射面のサイズが同じで入射
    面と出射面とが互いに平行すると共に出射面が入射面に
    対して平行な方向にずれたものからなることを特徴とす
    る表示装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の発明において、前記導光
    体は、多数の線状導光素子を密集してなるものによって
    形成され、且つ、入射面と出射面とが互いに平行すると
    共に出射面の所定の方向の長さが入射面の所定の方向の
    長さよりも大きくなったものからなることを特徴とする
    表示装置。
  4. 【請求項4】 請求項3記載の発明において、前記複数
    の導光体による1つの合成画像の縦・横の比はほぼ3:
    4またはほぼ9:16であることを特徴とする表示装
    置。
  5. 【請求項5】 請求項2〜4のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体は、多数の線状導光素子が密集され
    た成形品であることを特徴とする表示装置。
  6. 【請求項6】 請求項2〜4のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体は、各々が多数の線状導光素子から
    なる複数の小ブロックの成形品であることを特徴とする
    表示装置。
  7. 【請求項7】 請求項2〜4のいずれかに記載の発明に
    おいて、前記導光体は、複数の平板状の導光体の成形品
    であることを特徴とする表示装置。
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