JP2000304773A - コンタクトストラクチャのパッケージング・相互接続 - Google Patents

コンタクトストラクチャのパッケージング・相互接続

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JP2000304773A
JP2000304773A JP2000092982A JP2000092982A JP2000304773A JP 2000304773 A JP2000304773 A JP 2000304773A JP 2000092982 A JP2000092982 A JP 2000092982A JP 2000092982 A JP2000092982 A JP 2000092982A JP 2000304773 A JP2000304773 A JP 2000304773A
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Mark R Jones
マーク・アール・ジョーウンズ
Theodore A Khoury
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    • H01R4/04Electrically-conductive connections between two or more conductive members in direct contact, i.e. touching one another; Means for effecting or maintaining such contact; Electrically-conductive connections having two or more spaced connecting locations for conductors and using contact members penetrating insulation using electrically conductive adhesives

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 新規なコンタクトストラクチャを、プロー
ブカード又はその同等物に対して、パッケージング・相
互接続する技術を提供する。 【解決手段】 コンタクト基板上に導電材料で形成され
たコンタクトストラクチャと、そのコンタクト基板の底
表面に形成され上記コンタクトストラクチャに電気的に
接続されたコンタクトパッドと、そのコンタクトパッド
と電気的に接続するためにプリント回路基板上に設けら
れたコンタクトターゲットと、そのコンタクトパッドと
コンタクトターゲットを電気的に結合する導電部材と、
上記コンタクト基板の下部に設けられ、上記パッケージ
ング・相互接続に柔軟性を与えるためのエラストマと、
上記コンタクトストラクチャ、コンタクト基板およびエ
ラストマを支持するためのサポートストラクチャにより
構成される。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、コンタクト構造
(コンタクトストラクチャ)の、電気的パッケージング
・相互接続に関する。特に本発明は、コンタクトストラ
クチャを、半導体ウェハ、半導体チップ、半導体部品パ
ッケージ又はプリント回路基板などをテストするために
使用するプローブカードやその等価物に搭載するため
の、電気的パッケージング・相互接続を、高周波数帯
域、高集積度かつ高品質で実現する技術に関する。
【0002】
【従来の技術】LSIやVLSI回路のような、高密度
で高速度の電子部品をテストする場合には、高性能なプ
ローブコンタクタ、あるいはテストコンタクタを使用し
なくてはならない。本発明におけるコンタクトストラク
チャの電気的パッケージング・相互接続は、半導体ウェ
ハや半導体ダイのテスト、あるいはバーンインといった
応用を対象としているが、そのような技術のみに限定さ
れるものではなく、半導体パッケージ部品やプリント回
路基板等のテストやバーンインへの応用、あるいは試験
以外のより一般的で広範囲な応用にも実施可能である。
しかし、説明を容易にするために、以下における本発明
の開示では、主に半導体ウェハテストで使用するプロー
ブカードへの応用を基にして、本発明の説明をする。
【0003】被試験半導体部品が半導体ウェハである場
合、ICテスタのような半導体テストシステムは、一般
に自動ウェハプローバのような基板用ハンドラと接続し
て用いられる。そのような構成例を、第1図に示す。こ
の図において、半導体テストシステムは通常、別のハウ
ジングであるテストヘッド100を有しており、そのテ
ストヘッド100はケーブル束でテストシステム本体に
接続されている。テストヘッド100と基板用ハンドラ
400は、例えばマニピュレータ500と駆動モータ5
10により機械的に位置合わせされ、互いに機械的およ
び電気的に接続される。試験される半導体ウェハは、基
板用ハンドラ400によって、テストヘッド上のテスト
位置に自動的に供給される。
【0004】テストヘッド上で、被試験半導体ウェハ
は、半導体テストシステムが発生するテスト信号を受け
る。被試験半導体ウェハから、そのテスト信号の応答結
果として発生される出力信号は、半導体テストシステム
に送信され、そこで期待値と比較され、被試験半導体ウ
ェハ上のIC回路(チップ)が、正常に機能しているか
どうかが検証される。
【0005】第1図および第2図に示すように、テスト
ヘッド100と基板用ハンドラ400は、インターフェ
イス部140を介して接続されている。インターフェイ
ス部140は、テストヘッドの電気的回路配置に固有の
回路接続を有するプリント配線基板であるパフォーマン
スボード120と、同軸ケーブルと、ポゴピンと、コネ
クタ等で構成されている。テストヘッド100内には、
半導体テストシステムのテストチャンネル(テスタピ
ン)数に対応する多数のプリント回路基板150が設け
られている。これらのプリント回路基板150は、パフ
ォーマンスボード120の対応するコンタクトターミナ
ル121を受け入れるために、それぞれコネクタ160
を有している。
【0006】基板用ハンドラ400に対する接続位置を
正確に検知するために、第2図の例では、フロッグリン
グ130が、パフォーマンスボード120上に備え付け
られている。フロッグリング130は、ZIFコネクタ
ーやポゴピンのような接続ピン141を多数有してお
り、それら接続ピン141は、同軸ケーブル124を介
して、パフォーマンスボード120上の接続端子121
に接続されている。
【0007】第2図ではさらに、半導体ウェハのテスト
における構成として、基板用ハンドラ(ウェハプロー
バ)400や、テストヘッド100、およびインターフ
ェイス部140の構造をより詳細に示している。第2図
に示してあるように、テストヘッド100は、基板用ハ
ンドラ400上に設置され、インターフェイス部140
を介して、基板用ハンドラ400に、機械的かつ電気的
に接続される。基板用ハンドラ400では、被試験半導
体ウェハ300を、チャック180上に搭載する。プロ
ーブカード170は、被試験半導体ウェハ300の上部
に設けられている。プローブカード170は、テスト時
に回路端子、すなわち被試験半導体ウェハ300上のI
C回路の各コンタクトターゲットと接触するための、例
えばカンチレバーやニードル(針)のような、多数のプ
ローブコンタクタ(コンタクトストラクチャ)190を
有している。
【0008】プローブカード170の電気端子または接
触用リセプタクルは、フロッグリンク130に設置した
接続ピン141に、電気的に接続される。これら接続ピ
ン141はさらに、パフォーマンスボード120のコン
タクト端子121に接続され、そのコンタクト端子12
1は、それぞれテストヘッド100のプリント回路基板
150に、同軸ケーブル124を介して接続される。さ
らにプリント回路基板150は、例えば数百の内部ケー
ブルを有するケーブル束110を介して、半導体テスト
システム本体に接続されている。
【0009】このような構成において、プローブコンタ
クタ190は、被試験半導体ウェハにテスト信号を送
り、その応答結果としての出力信号を受けるために、チ
ャック180上にある半導体ウェハ300の表面と接触
する。被試験半導体ウェハ300が正常に機能している
かどうかを検証するために、半導体ウェハ300からの
出力信号は、半導体テストシステムが発生する期待値と
比較される。
【0010】第3図は、第2図のプローブカード170
の底面図である。この例では、プローブカード170に
は、ニードルまたはカンチレバーと呼ばれるプローブコ
ンタクタ190を上部に複数個設置した、エポキシリン
グが設けられている。第2図において、半導体ウェハ3
00を搭載したチャック180が上方に移動すると、カ
ンチレバー(プローブコンタクタ)190の先端は、半
導体ウェハ300の接続パッドや接続バンプ(突起)に
接触する。カンチレバー190の他端は、電線194に
接続され、更にその電線194は、プローブカード17
0に形成された伝送ラインに接続されている。プローブ
カード170の伝送ラインは、第2図のポゴピン141
に接触するための、電極197に接続されている。
【0011】一般に、プローブカード170は、アース
層、電源層、および複数の信号送信ライン層により構成
されたポリイミド多層基板で形成されている。周知のよ
うに、ポリイミドの例えば誘電率、プローブカード17
0内の信号のインダクタンスとキャパシタンスのような
様々なパラメータの平衡を保つようにすることで、例え
ば50オームのような、特性インピーダンスが得られる
ように、各伝送ラインは設計されている。従って、これ
ら信号伝送ラインはインピーダンス整合しており、被試
験ウェハ300に対する高周波数帯域での動作が実現で
きる。このため信号伝達ラインは、パルス信号の定常状
態では小さな電流を供給し、被試験部品の出力切り替え
時には、高電流ピークを供給することができる。またプ
ローブカード170には、ノイズ除去のために、電源層
とグラウンド層間に、キャパシタ193とキャパシタ1
95が設けられている。
【0012】従来技術によるプローブカードにおける、
周波数帯域の限界を説明するために、プローブカード1
70の等価回路を第4図に示す。第4図(A)と第4図
(B)に示すように、プローブカード170の信号伝送
ラインは、電極197から、ストリップライン196
(インピーダンス整合している)、電線194、そして
ニードル(カンチレバー)190に達している。第4図
(C)に示すように、電線194とニードル190はイ
ンピーダンス整合していないので、高周波数帯域ではこ
れらの部分は、インダクターLとして作用する。電線1
94とニードル190の長さは、全体として20−30
mm程度であるから、被試験部品を高周波数帯域でテス
トする場合には、そのテスト可能周波数が大きく制限さ
れる。
【0013】プローブカード170の周波数帯域を制限
する他の要素としては、第4図(D)と第4図(E)に
示すように、電源用ニードルとグラウンド用ニードルに
ある。テスト時に電源ラインが充分な電流を高速に被試
験部品に供給できるのであれば、部品テストにおける動
作帯域の制限は深刻ではない。しかし、電源を被試験部
品に供給するために直列に接続された電線194とニー
ドル190は、第4図(D)に示すようにインダクタと
等価であるので、電源ラインの高速の電流動作を妨げ
る。同様に、電源と信号をグラウンド接続するために直
列で接続される電線194とニードル190は、第4図
(E)に示すように等価的にインダクターとなるため、
高速の電流動作は大きく制限される。
【0014】また、電源ラインへのノイズやサージパル
スを除去することにより、テスト時の被試験部品の適切
な機能が確保できるように、キャパシタ193とキャパ
シタ195が、電源ラインとグラウンドラインの間に接
続されている。キャパシタ193は、例えば10マイク
ロファラッドのような比較的大きな値をとり、必要に応
じてスイッチを用いて切り離しできる。キャパシタ19
5は、例えば0.01マイクロファラッドのような比較
的小さな値をとり、DUTの近くに固定的に設けられて
いる。これらのキャパシタは、電源ラインに対する高周
波数除去(デカップリング)として作用し、このため信
号と電源ラインの高速電流を制限する結果となる。
【0015】従って、もっとも広く使用されている上記
のプローブコンタクタにおいては、その周波数帯域が2
00MHz程度に制限されてしまい、最近の半導体部品
のテストには不十分となっている。半導体試験の業界で
は、現在では1GHz以上の動作帯域となっているIC
テスターの周波数帯域機能に、少なくとも等しい程度の
周波数帯域が、近い将来のプローブコンタクタに必要に
なるであろうと見られている。また、業界では、テスト
処理量を向上させるために、並列に例えば32個以上の
ような、多数の半導体部品、特にメモリーのような半導
体部品を取り扱えるプローブカードが望まれている。
【0016】上述した次世代テストの要求を満たすため
に、本特許出願の発明者は、1998年6月19日提出
の米国特許出願番号09/099,614「フォトリソグラフィ行
程により作成するプローブコンタクタ」において、コン
タクトストラクチャの新概念を提示している。この特許
出願において、コンタクトストラクチャはシリコン基板
上又は誘電体基板上に、フォトリソグラフィのプロセス
によって形成される。第5図と第6図(A)−第6図
(C)は上述特許出願における発明の概要を示してい
る。第5図では、フォトリソグラフィ製法を用いて、コ
ンタクトストラクチャ30の全てがシリコン基板20上
に形成されている。コンタクトストラクチャ30を有す
るシリコン基板20を、第2図と第3図に示すようにプ
ローブカード上に搭載してもよい。テスト時に半導体ウ
ェハ300が上方に移動すると、コンタクトストラクチ
ャ30は、ウェハ300上の対応するコンタクトターゲ
ット(エレクトロード或いはパッド)320に接触す
る。
【0017】このシリコン基板20上の新規なコンタク
トストラクチャ30は、第3図に示すように、プローブ
カード上に直接搭載することもできるし、またリードの
ついた従来のICパッケージなどのようなパッケージに
モールドし、そのパッケージをプローブカード上に搭載
するように形成することもできる。本件の発明者による
上記特許出願では、プローブカード又はその同等物とコ
ンタクトストラクチャ30との間の、そのようなパッケ
ージング・相互接続については言及していない。
【0018】
【発明が解決しようとする課題】したがって、本発明の
目的は、新規なコンタクト構造(コンタクトストラクチ
ャ)を、半導体ウェハ,LSIパッケージその他をテス
トするために用いるプローブカード又はその同等物に対
して、パッケージング・相互接続する技術を提供するこ
とにある。
【0019】また、本発明の他の目的は、新規なコンタ
クト構造を、プローブカード又はその等価物に対して、
パッケージング・相互接続を施すことにより、高速かつ
高周波数で半導体ウェハ,LSIパッケージその他をテ
ストすることができる接続技術を提供することにある。
【0020】また、本発明のさらに他の目的は、プロー
ブカード又はその等価物に対し、コンタクトストラクチ
ャを搭載する基板の底(裏)表面から、パッケージング
・相互接続が形成されるようにした接続技術を提供する
ことにある。
【0021】また、本発明のさらに他の目的は、コンタ
クトストラクチャを搭載する基板の底表面にて、ボンデ
ィングワイヤ、一層テープ自動ボンディング(TAB)
リード、または多層テープ自動ボンディング(TAB)
リードを用いて形成するパッケージング・接続技術を提
供することにある。
【0022】また、本発明のさらに他の目的は、コンタ
クトストラクチャを搭載する基板の底表面に設けられた
コンタクトパッドと、電気的コネクタとの間に形成する
パッケージング・相互接続を形成する技術を提供するこ
とにある。
【0023】また、本発明のさらに他の目的は、コンタ
クトストラクチャを搭載する基板の底表面に設けられた
コンタクトパッドと、プリント回路基板の接続パッドと
の間に半田バンプを介してパッケージング・相互接続を
形成する技術を提供することにある。
【0024】また、本発明のさらに他の目的は、コンタ
クトストラクチャを搭載する基板の底表面にて設けられ
たコンタクトパッドと、プリント回路基板の接続パッド
との間に導電ポリマーを介してパッケージング・相互接
続を形成する技術を提供することにある。
【0025】
【課題を解決するための手段】本発明では、半導体ウェ
ハ,半導体チップ、半導体パッケージ部品、プリント回
路基板その他をテストするためのプローブカード或いは
その等価物にて使用されるコンタクトストラクチャの、
電気的パッケージング・相互接続を、コンタクトストラ
クチャを搭載する基板の底面部に設けられたコンタクト
パッドとプローブカード上の各種の接続手段との間で形
成する。基板の底面部におけるコンタクトパッドは、基
板の上表面に形成されたコンタクトストラクチャに、バ
イアホールとコンタクトトレイスを介して接続されてい
る。
【0026】本発明の1の態様におけるパッケージング
・相互接続は、フォトリソグラフィ製法により、コンタ
クト基板上に導電材料で形成されたコンタクトストラク
チャであって、そのコンタクト基板に対して直立に形成
されたベース部と、一端がベース部上に形成された横方
向部と、その横方向部の他端に形成された接触部とによ
り構成されるコンタクトストラクチャを有し;そのコン
タクト基板の底表面上に形成され、バイアホールとコン
タクトトレイスを介して上記コンタクトストラクチャに
電気的に接続されるコンタクトパッドを有し;上記コン
タクトトレイスの上記他端と導電バンプ又はポリマを介
して電気的に接続するために、プリント回路基板(PC
B)上に設けられたコンタクトターゲットを有して構成
される。
【0027】本発明の別の態様におけるパッケージング
・相互接続は、フォトリソグラフィ製法により、コンタ
クト基板上に導電材料で形成されたコンタクトストラク
チャであって、そのコンタクト基板に対して直立に形成
されたベース部と、一端がベース部上に形成された横方
向部と、その横方向部の他端に形成された接触部とによ
り構成されるコンタクトストラクチャを有し;そのコン
タクト基板の底(裏)面に形成され、バイアホールとコ
ンタクトトレイスを介して上記コンタクトストラクチャ
に電気的に接続されるコンタクトパッドを有し;ボンデ
ィングワイヤを介してコンタクト基板上のコンタクトパ
ッドに電気的に接続するためのプリント回路基板上また
はリードフレーム上に設けられたコンタクトターゲット
と;上記コンタクトストラクチャと上記コンタクト基板
をサポートするためのサポート機構とにより構成され
る。
【0028】本発明のさらに別の態様におけるパッケー
ジング・相互接続は、フォトリソグラフィ製法により、
コンタクト基板上に導電材料で形成されたコンタクトス
トラクチャであって、そのコンタクト基板に対して直立
に形成されたベース部と、一端がベース部上に形成され
た横方向部と、その横方向部の他端に形成された接触部
とにより構成されるコンタクトストラクチャを有し;そ
のコンタクト基板の底(裏)表面上に形成され、バイア
ホールとコンタクトトレイスを介して上記コンタクトス
トラクチャに電気的に接続されるコンタクトパッドを有
し;テープ・オートメイテド・ボンディング(TAB)
を介してコンタクト基板上のコンタクトパッドに電気的
に接続するためのプリント回路基板上またはリードフレ
ーム上に設けられたコンタクトターゲットと;上記コン
タクト基板の下方に設けられて上記パッケージング・相
互接続に柔軟性をもたらすためのエラストマーと、上記
コンタクトストラクチャと上記コンタクト基板をサポー
トするためのサポート機構とにより構成される。
【0029】本発明の別の態様においては、電気的接続
を実現するために、コンタクトパッドに接続したTAB
リードを受け入れるためのコネクタが設けられている。
本発明の更に別の態様においては、コンタクトパッドに
接続されたTABリードとPCBパッド間で電気的接続
を実現するために、導電バンプが設けられている。本発
明の更に別の態様においては、コンタクトパッドに接続
されたTABリードとPCBパッドとの間で電気的接続
を確立するために、導電ポリマーが設けられている。
【0030】本発明の別の態様においては、コンタクト
ストラクチャの相互接続・パッケージングは、コンタク
ト基板上のコンタクトパッドとコンタクトターゲット間
に、ボンディングワイヤを介して形成される。本発明の
更に別の様態においては、コンタクトストラクチャの相
互接続・パッケージングは、コンタクト基板上のコンタ
クトパッドとコンタクトターゲット間にわたる単層TA
Bリードを介して形成する。本発明の更に別の態様にお
いては、コンタクトストラクチャの相互接続・パッケー
ジングは、コンタクト基板上のコンタクトパッドとコン
タクトターゲット間にわたる2層TABリードを介して
形成される。本発明のさらに別の態様においては、コン
タクトストラクチャの相互接続・パッケージングは、コ
ンタクト基板上のコンタクトパッドとコンタクトターゲ
ット間にわたる3層TABリードを介して形成される。
【0031】本発明によれば、パッケージング・相互接
続は非常に高い周波数帯域を有しており、次世代半導体
技術のテスト要求事項に対応できる。本発明のパッケー
ジング・相互接続は、コンタクトストラクチャを搭載す
るコンタクト基板の底表面を介してプローブカードある
いはその等価物上にコンタクトストラクチャを搭載する
ことができる。また、全体としての組立部品の数が比較
的少ないので、本発明の相互接続・パッケージングは低
価格で高信頼性さらに高生産性を実現できる。
【0032】
【発明の実施の形態】プローブカードとコンタクトスト
ラクチャとの間のパッケージング・相互接続を直接的に
実現するため、あるいは、ICパッケージを介して間接
的にプローブカードとコンタクトストラクチャとの間の
パッケージング・相互接続を形成するためのコンタクト
ストラクチャの基本形態を第6図(A)−第6図(C)
に示す。この例では、そのようなパッケージング・相互
接続を形成するために、コンタクトストラクチャから引
き出される電気的信号路の3種類の基本構成を示してい
る。
【0033】第6図(A)は、そのような電気的接続
を、基板の上部で形成するための構成例を示す。第6図
(B)は、そのような電気的接続を、基板の底部で形成
するための構成例を示す。第6図(C)は、そのような
電気的接続を、基板の端部で形成するための構成例を示
す。現存するほとんどのタイプのICパッケージやプロ
ーブカードにおいて、第6図(A)−第6図(C)の接
続形態のいずれか1つを採用することができる。
【0034】第6図(A)−第6図(C)の各例では、
符号aとしても示されているコンタクトトレイス32を
有している。このコンタクトトレイス32は、プローブ
カードとの電気的接続を形成するため、又はプローブカ
ードへ仲介物を経由して電気的接続を形成するためのも
のである。コンタクトストラクチャ30は、縦部bおよ
び縦部d、横部(横ビーム)cおよび先端部eで構成さ
れる。コンタクトストラクチャ30の先端部eは、第3
図に示したように、コンタクトターゲットに押されたと
きに削り付き(スクラビング)効果を達成するように、
鋭利な形状であることが望ましい。横部cのバネ力は、
コンタクトターゲット320に対し、適切なコンタクト
力(接触圧力)をもたらす。コンタクトストラクチャ3
0とコンタクトトレイス32の材料の例として、ニッケ
ル、アルミニウム、銅、その他の導電材料がある。本願
の発明者は、コンタクトストラクチャ30とコンタクト
トレイス32をシリコン基板20に形成するための製造
方法を、上記米国特許出願番号09/099,614に詳細に開示
している。この製造方法において、フォトリソグラフィ
技術を用いて、導電材料をデポジション、エバポレーシ
ョン、スパッタリング、あるいはメッキ行程を介してコ
ンタクトストラクチャ30やコンタクトトレイス32を
形成する。
【0035】本発明のコンタクトストラクチャのパッケ
ージング・相互接続は、第6図(B)に示すように、基
板20の底面(裏面)部に設けられたコンタクトパッド
36を用いる形態、すなわち底型コンタクトパッドを対
象とする。コンタクトパッド36は、バイアホール35
とコンタクトトレイス32を介してコンタクトストラク
チャ30に接続されている。コンタクトストラクチャ3
0は、コンタクト基板20の上表面に形成されている。
本発明の底型パッケージング・相互接続において、様々
な実施例が可能であり、図面を参照して以下に説明す
る。
【0036】第7図は、コンタクト基板の底面部に設け
られたコンタクトパッドとPCBパッド(プリント回路
基板)の間に導電バンプ又は導電ポリマーを介して、パ
ッケージング・相互接続を形成した、本発明の第1実施
例を示す概略図である。
【0037】第7図の例では、コンタクト基板20に形
成されたコンタクトストラクチャ30は、コンタクトト
レイス32とバイアホール35を介して、コンタクト基
板20の底(裏)表面に設けられたコンタクトパッド3
6に電気的に接続されている。コンタクトストラクチャ
30は、コンタクト基板20の上表面に形成されてい
る。コンタクト基板20の底部にあるコンタクトパッド
36は、プリント回路基板(PCB)62上のプリント
回路基板(PCB)接続パッド38に位置合わせされて
いる。導電バンプ56は、コンタクトパッドとPCBパ
ッドを電気的に接続する。コンタクト基板20は、シリ
コン基板が一般的であるが、例えば、ガラスエポキシ、
ポリイミド、セラミック、アルミナ基板のような、他の
誘電体基板も使用できる。
【0038】導電バンプ56は、代表的には標準の半田
ボール技術で使用する半田バンプである。導電バンプ5
6を加熱することにより、コンタクトパッド36とPC
Bパッド38間で導電バンプ56が溶解凝固(リフロ
ー)して両者が接続される。導電バンプ56の他の例と
しては、プラズマ支援(プラズマアシステド)ドライ半
田技術におけるフラックスレス半田ボールである。導電
バンプの更に他の例は、本発明の他の実施例に関して後
述する。
【0039】第8図の例では、導電ポリマー66が、コ
ンタクト基板20の底表面に設けられたコンタクトパッ
ド36と、PCB基板62上のPCBパッド38との間
で使用されている。コンタクト基板20はシリコン基板
が典型的であるが、例えば、ガラスエポキシ基板、ポリ
イミド基板、セラミック基板、アルミナ基板のような、
他の誘電体基板も使用できる。導電ポリマー66の例と
しては、導電エラストマーがあり、そのエラストマーに
は表面より延び出た導電ワイヤが充填されている。ほと
んどの導電ポリマーは、電極間の縦角度方向において導
通し、水平方向には導通しない。導電ポリマーの更に他
の例は、本発明の他の実施例に関して後述する。
【0040】第9図と第10図は、底型コンタクトパッ
ドが、プローブカード(図に無し)もしくはICパッケ
ージ(図に無し)に設けられたリードフレームまたはプ
リント回路基板にボンディングワイヤを介して接続され
る、本発明の第2の実施例を示している。第9図の例で
は、コンタクト基板20上に形成したコンタクトストラ
クチャ30は、コンタクトトレイス32とスルーホール
35を介してコンタクト基板20の底表面に設けられた
コンタクトパッド36に電気的に接続されている。コン
タクトストラクチャ30は、コンタクト基板20の上表
面上に形成されている。コンタクトパッド36は、例え
ばボンディングワイヤ72のような様々な接続手段を介
して、リードフレーム45のようなコンタクトターゲッ
トと電気接続を確立する。ボンディングワイヤ72は、
例えば金やアルミニウムで形成され直径15−25マイ
クロメータ(um)の細いワイヤである。
【0041】一般的には、コンタクト基板20はシリコ
ン基板であるが、例えば、ガラスエポキシ基板、ポリイ
ミド基板、セラミック基板、アルミナ基板のような、他
の誘電体基板も使用できる。第9図の例では、ボンディ
ングワイヤは、コンタクトパッド36と、例えばプロー
ブカード上のリードフレーム45とを接続する。コンタ
クト基板20とリードフレーム45は、例えば接着剤
(図に無し)を介して、サポートストラクチャ52上に
搭載されている。
【0042】コンタクトパッド36とコンタクトターゲ
ットとの間の接続を確立するためのワイヤボンディング
は、どのようなボンディング行程を用いてもよい。例え
ばボンディングワイヤ72は、最初にコンタクト基板の
コンタクトパッド36にボンドされ、そこからリードフ
レーム45に引き渡される。そこでボンディングワイヤ
72は、リードフレーム45に接続されてクリップさ
れ、上述の全ての行程が次のボンド位置で繰り返され
る。ワイヤボンディングは、金またはアルミニウムのワ
イヤを用いて行う。両材料とも、高い導電性と、ボンデ
ィング行程での変形に耐えうる柔軟性があり、かつその
後も強固で信頼性が維持できる。金のワイヤボンディン
グでは、一般的にサーモコンプレション(TC)とサー
モソニック法が使用される。アルミニウムワイヤボンデ
ィングにおいては、一般的にウルトラソニックとウェッ
ジボンディング法が使用される。
【0043】第10図の例では、コンタクト基板の底面
のコンタクトパッド36は、ボンディングワイヤ72を
介してPCB基板622上に設けられたプリント回路基
板(PCB)接続パッド38に接続されている。PCB
基板622は、例えば第3図に示すようなプローブカー
ドであり、またはコンタクトストラクチャとプローブカ
ードの間に設けられた中間回路部品である。PCB基板
は、サポートストラクチャ52に搭載されている。コン
タクト基板20とサポートストラクチャ52は、例えば
接着剤(図に無し)によって互いに固定されている。同
様に、PCB基板622とサポートストラクチャ52
は、接着剤(図に無し)によって互いに固定されてい
る。
【0044】第11図−第15図は、底型コンタクトパ
ッドが、テープ・オートメイテド・ボンディング(TA
B)行程で形成された単層TABリードを介してコンタ
クトターゲットに接続される、本発明の第3の実施例を
示している。第11図の例では、コンタクト基板20の
上表面に形成したコンタクトストラクチャ30は、コン
タクトトレイス32とスルーホール35を介して基板2
0の裏面にあるコンタクトパッド36に接続されてい
る。コンタクトパッド36は、その底面が単層TABリ
ード74の一端に接続され、その単層TABリード74
の他端はPCB基板62上に備えられたプリント回路基
板(PCB)接続パッド38に接続されている。
【0045】コンタクト基板20は、エラストマ42と
サポートストラクチャ522を介してPCB基板62上
に搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ4
2、サポートストラクチャ522、そしてPCB基板6
2は、それぞれ互いに、例えば接着剤(図に無し)で固
定されている。この例では、コンタクトパッド36とP
CBパッド38を接続するためのTABリード74は、
ガルウイング(アヒル羽)型をしており、ガルウイング
(下部)部は、PCBパッド38に接続されている。サ
ポートメンバ(支持部材)54は、TABリード74を
補助するために、サポートストラクチャ522に備えら
れている。
【0046】上述したように、TABリード74は、ガ
ルウイング型をしており、それはサーフェスマウント
(表面実装)技術で使用されている”標準ガルウイング
リード”と類似している。ガルウイング型のTABリー
ド74は下方向に曲がっているため、PCBパッド38
とTABリード74間で形成した接続部の上には、第1
1図の左側に示すように、垂直方向に十分な空間が得ら
れる。TABリード74のリードの形(下方への屈曲や
ガルウイングリード)は、その製造に特殊なツールを必
要としうる。半導体部品テストのような実際の応用での
コンタクトパッドとPCBパッド間の接続は多数であ
り、例えば数百といった接続がある。従って、そのよう
なツールは、多数のコンタクトパッドに対応して標準化
して用いても不合理ではない。
【0047】コンタクトパッド36とTABリード74
の間と、TABリード74とPCBパッド38の間の、
電気接続は、様々なボンディング技術で確立することが
可能である。そのようなボンディング技術として、サー
モソニック・ボンディング、サーモコンプレッション・
ボンディング、ウルトラソニック・ボンディング技術等
がある。別の様態においては、そのような電気接続は、
スクリーンプリント半田ペーストを用いたサーフェスマ
ウント(表面実装)技術(SMT)を介して確立する。
ハンダ付けの行程は、この技術分野で周知のような、ハ
ンダペーストや他のハンダ材料のリフロー特性に基づい
て行う。
【0048】PCB基板62自体は、第3図に示すよう
なプローブカードであってもよいし、プローブカード上
に直接あるいは間接的に搭載するために別個に設けられ
た基板であってもよい。前者の場合は、PCB62は、
第2図に示すようにICテスタのような半導体テストシ
ステムのインターフェイスに直接接触して用いられる。
後者の場合は、PCB基板62は、プローブカード上の
コンタクトメカニズムの次レベルの部材と電気的接続を
確立するようにピン結合されるか導電ポリマーを用いて
接続される。ピンまたは導電ポリマを介した、そのよう
なPCB基板62とプローブカードの間の電気的接続
は、フィールドでの修理を可能にする。
【0049】PCB基板62は多層構造でもよく、その
ような多層構造の場合は、高周波数信号の伝搬、分布定
数高周波数キャパシタンス、電源回路の高周波数除去用
(デカップリング)キャパシタ、さらに高ピンカウント
(I/Oピン数およびそれに伴う信号通路数)を実現で
きる。PCB基板62の材料の例として、標準高性能ガ
ラスエポキシ樹脂がある。他の材料例として、セラミッ
クがあり、これは例えば半導体ウェハやパッケージされ
たIC部品のバーンインのような高温度での応用時にお
いて、温度膨張(CTE)率係数のミスマッチを最小限
にできると期待される。
【0050】サポートストラクチャ522は、コンタク
トストラクチャのパッケージング・相互接続の強度を確
立するためのものである。サポートストラクチャ522
は、例えば、セラミック、モールドプラスチック、また
は金属で構成されている。エラストマ42は、表面不均
一性(プラナリゼイション)を克服するために、本発明
のパッケージング・相互接続に柔軟性を確立するための
ものである。また、エラストマ42は、コンタクト基板
20とPCB基板62間の温度膨張率のミスマッチを緩
和する機能も果たす。
【0051】コンタクトストラクチャ30、コンタクト
トレイス32、コンタクトパッド36、およびTABリ
ード74の全体の長さの例としては、数十マイクロメー
タから数百マイクロメータの範囲である。このように電
気信号通路が短いので、本発明のパッケージング・相互
接続は、容易に数GHzやそれ以上の高周波数帯域で機
能できる。また、全体の組立部品の数が比較的少ないの
で、本発明のパッケージング・相互接続は、低コスト且
つ高信頼性と高生産性を実現できる。
【0052】第12図は、本発明の第2実施例のさらに
他の例を示している。TABリード742は、直線的な
形状をしており、プリント回路基板(PCB)623
に設けられたPCBパッド38とコンタクト基板20の
裏面に設けられたコンタクトパッド36とを接続してい
る。PCBパッド38の垂直位置をマッチさせるため
に、PCB基板623は、左端部が***している。
【0053】TABリード742とPCBパッド38の
間の電気的接続は、スクリーンプリントハンダや各種の
ボンディングのようなサーフェスマウント(SMT)技
術により形成される。そのようなボンディング技術に
は、サーモソニック・ボンディング、サーモコンプレッ
ション・ボンディング、ウルトラソニック・ボンディン
グ等がある。コンタクトストラクチャ30、コンタクト
トレイス32、コンタクトパッド36、TABリード7
2の各部材とそれらによる信号通路が極めて小さいの
で、第12図の例では、数GHzのような高周波数帯域
で機能できる。さらに、組立部品の数が少なく単純な構
造であるから、本発明の相互接続・パッケージングは、
低コストかつ高い信頼性と生産性を実現できる。
【0054】第13図は、本発明の第3実施例の更に別
の変形例を示しており、底型コンタクトパッド36は、
プリント回路基板または他の機構上に設けられたコネク
タに接続されている。第13図の例では、コンタクト基
板20の底表面に設けられたコンタクトパッド36は、
1層TABリード742を介してコネクタ46に接続さ
れている。コネクタ46はサポートストラクチャ524
に設けられている。コンタクト基板20は一般にはシリ
コン基板であるが、例えばガラスエポキシ基板、ポリイ
ミド基板、セラミック基板、アルミナ基板のような誘電
体基板を用いることも可能である。
【0055】TABリード742は、第12図の例と同
様に直線的な形状となっている。第13図のほぼ中央
に、コンタクト基板20がエラストマ42を介してサポ
ートストラクチャ524上に搭載されている。コンタク
ト基板20、エラストマ42、サポートストラクチャ5
4は、互いに、例えば接着剤(図に無し)で固定され
ている。コネクタ46は、取り付け機構(図に無し)を
介してサポートストラクチャ524に機械的に固定され
ている。TABリード742の端部は、コネクタ46の
リセプタクル(図に無し)に挿入される。この技術では
周知のように、そのようなリセプタクルは、TABリー
ド742を受け入れる際に、十分なコンタクト力を発揮
するためのバネメカニズムを有している。TABリード
742とサポートストラクチャ524の間には、コンタク
トパッド36とコネクタ46間に引き渡されたTABリ
ード742を支持するためのサポート部材54が設けら
れている。またこの技術分野で知られているように、そ
のようなリセプタクルの内部表面は、金、銀、パラジウ
ム、またはニッケルのような導電金属被膜が施されてい
る。
【0056】コネクタ46は、直線形状ピンあるいは直
角のピンを一体的に有し、それらのピンは上述したリセ
プタクルを介してプリント回路基板(PCB)へ直接的
に接続される。コネクタ46を搭載するためのプリント
基板PCBは、フレキシブル(柔軟)基板あるいは堅牢
な基板でもよい。この技術分野では周知のように、フレ
キシブルPCBは、柔軟な基板材料により形成され、そ
の上にフラット(平面的)ケーブルを備えている。別な
構成として、コネクタ46は、同軸ケーブルアセンブリ
と一体的に構成することもできる。この場合、同軸ケー
ブルの内部コンダクタにリセプタクルが接続され、その
リセプタクルはTABリード742の端部を受け入れ
る。コネクタ46とTABリード743またはサポート
ストラクチャ524との間の接続は、永久的な接続では
ないので、フィールドにおける交換やコンタクト部の修
理を可能にしている。
【0057】一般に、コンタクト基板20はシリコン基
板であるが、例えばガラスエポキシ基板、ポリイミド基
板、セラミック基板、アルミナ基板のような他の種類の
基板を使うこともできる。サポートストラクチャ524
は、コンタクトストラクチャのパッケージング・相互接
続の強度を確立するためのものである。サポートストラ
クチャ524は、例えばセラミック、モールドプラスチ
ック、あるいは金属等で構成される。エラストマ42
は、表面の不均一性(プラナリゼイション)を克服する
ために、本発明の相互接続・パッケージングに柔軟性を
確保するためのものである。エラストマ42は、コンタ
クト基板20と、コネクタ46を搭載するためのPCB
基板との間の温度膨張率のミスマッチを緩和する役目も
果たす。
【0058】コンタクトストラクチャ30から、コンタ
クトトレイス32、コンタクトパッド36を経てTAB
リード742にいたる信号経路の長さの例としては、数
10マイクロメータから数百マイクロメータの範囲であ
る。このように信号通路が短いので、本発明のパッケー
ジング・相互接続は、数GHzやそれ以上の高周波数帯
域でも容易に機能できる。また、全体としての組立部品
の数が比較的少ないので、本発明のパッケージング・相
互接続は、低コストかつ高い信頼性と生産性により製造
できる。
【0059】第14図は、本発明の第3実施例の更に別
の変形例を示しており、底型コンタクトパッドが、導電
バンプを介してプリント回路基板上に設けられた接続パ
ッドに接続されている。第14図の例では、コンタクト
ストラクチャ30、コンタクトトレース32、バイアホ
ール35、コンタクトパッド36はコンタクト基板20
上に形成されている。コンタクトストラクチャ30はコ
ンタクト基板20の上表面に形成され、コンタクトパッ
ド36はコンタクト基板20の底(裏)表面に形成され
ている。一般にコンタクト基板20はシリコン基板であ
るが、例えばガラスエポキシ基板、ポリイミド基板、セ
ラミック基板、アルミナ基板のような他のタイプの誘電
体基板を用いることも可能である。コンタクトパッド3
6は、導電バンプ56および1層TABリード742
介して、PCB基板62上に設けられたPCB(プリン
ト回路基板)パッド38に接続される。
【0060】TABリード742は、第12図と第13
図に示すように直線的な形状を有している。コンタクト
基板20は、サポートストラクチャ522とエラストマ
42を介してPCB基板62に搭載されている。コンタ
クト基板20、エラストマ42、サポートストラクチャ
522、およびPCB基板62は、接着剤(図に無し)
により相互に固定されている。第14図においては、T
ABリード742とサポートストラクチャ522の間に
は、コンタクトパッド36とPCBパッド38との間に
わたるTABリード742を支持するためのサポート部
材54が備えられている。
【0061】導電バンプ56を加熱することによって、
TABリード742とPCBパッド38の間で導電バン
プ56が溶解凝固(リフロー)することにより両者が接
続される。導電バンプ56の例としては、標準的なハン
ダボール技術で用いられているハンダバンプがある。導
電バンプ56の他の例としては、プラズマ支援(プラズ
マアシステド)ドライハンダ技術におけるフラックス無
しのハンダボールがある。
【0062】導電バンプ56の他の例は、バンプにポリ
マーを使用した、導電ポリマーバンプとコンプライアン
トバンプである。これは、本発明のパッケージング・相
互接続における、プラナリゼイション(表面不均一性)
の問題やCTE(温度膨張係数)ミスマッチを最小限に
する役割も果たす。導電ポリマーバンプはスクリーンプ
リント導電接着剤で構成されている。コンプライアント
バンプは金属コーティングしてあるポリマーを核とした
導電バンプであり、典型的には金メッキが施され、柔軟
に圧縮されうる。導電バンプ56のさらに他の例は、半
田ボールが蒸発過程によって形成される、コントロール
ド・コラプス・チップ接続技術にて使用される導電バン
プである。
【0063】PCB基板62自体が、第3図に示すよう
なプローブカードであってもよいし、プローブカード上
に直接または間接的に搭載するために別個に設けられた
基板であってもよい。前者の場合は、PCB基板62
は、第2図に示すようにICテスタのようなテストシス
テムのインターフェイスに直接接触して構成される。後
者の場合は、PCB基板62は、プローブカード上のコ
ンタクトメカニズムの次レベルの部材と電気的接続を確
立するようにピン結合されるか導電ポリマーを用いて接
続される。PCB基板62とプローブカード間におけ
る、ピン結合あるいは導電ポリマーを介したそのような
電気接続の方法は、フィールドでの修理を可能にする。
【0064】PCB基板62は多層構造でもよく、その
ような多層構造の場合は、高周波数信号の伝搬、分布定
数高周波数キャパシタンス、電源回路の高周波数除去用
(デカップリング)キャパシタ、さらに高ピンカウント
(I/Oピン数およびそれに伴う信号通路数)を実現で
きる。PCB基板62の材料の例として、標準高性能ガ
ラスエポキシ樹脂がある。他の材料例として、セラミッ
クがあり、これは例えば半導体ウェハやパッケージされ
たIC部品のバーンインのような高温度での応用時にお
いて、温度膨張(CTE)率係数のミスマッチを最小限
にできると期待される。
【0065】サポートストラクチャ522は、コンタク
トストラクチャのパッケージング・相互接続の強度を確
立するためのものである。サポートストラクチャ522
は、例えば、セラミック、モールドプラスチック、また
は金属で構成されている。エラストマ42は、表面不均
一性(プラナリゼイション)を克服するために、本発明
のパッケージング・相互接続に柔軟性を確立するための
ものである。また、エラストマ42は、コンタクト基板
20とPCB基板62間の温度膨張率のミスマッチを緩
和する機能も果たす。
【0066】コンタクトストラクチャ30から、コンタ
クトトレイス32、コンタクトパッド36を経てTAB
リード742にいたる信号経路の長さの例としては、数
10マイクロメータから数百マイクロメータの範囲であ
る。このように信号通路が短いので、本発明のパッケー
ジング・相互接続は、数GHzやそれ以上の高周波数帯
域でも容易に機能できる。また、全体としての組立部品
の数が比較的少ないので、本発明のパッケージング・相
互接続は、低コストかつ高い信頼性と生産性により製造
できる。
【0067】第15図は、本発明の第2実施例における
更にもう1つの変形例を示し、底型のコンタクトパッド
がプリント回路基板上に設けられた接続パッドに、導電
ポリマーを介して接続されている。第15図の例では、
コンタクトストラクチャ30、コンタクトトレイス3
2、バイアホール35、およびコンタクトパッド36
は、コンタクト基板20上に形成されている。コンタク
トストラクチャ30はコンタクト基板20の上表面に形
成され、コンタクトパッド36はコンタクト基板20の
裏(底)表面に形成されている。コンタクトパッド36
は、TABリード742と導電ポリマー66を介して、
PCB基板62上に設けられたPCB(プリント回路基
板)パッド38に接続されている。典型的には、コンタ
クト基板20はシリコン基板であるが、ガラスエポキシ
基板、ポリミイド基板、セラミック基板、およびアルミ
ナ基板等も使用できる。
【0068】この例では、TABリード742は、第1
2図から第14図の例と同様に直線的な形状を有してい
る。コンタクト基板20は、サポートストラクチャ52
2とエラストマ42を介して、PCB基板62上に搭載
されている。コンタクト基板20、エラストマ42、サ
ポートストラクチャ522およびPCB基板62は、そ
れぞれ互いに、例えば接着剤(図には無い)で接着され
ている。
【0069】ほとんどの導電ポリマーは接続されるべき
エレクトロード間において垂直方向に導電性を有し、水
平方向には導電性を有しないように設計されている。導
電ポリマー66の例としては、導電エラストマーがあ
り、そのエラストマにはエラストマ表面より上に延びた
導電ワイヤーが充填されている。
【0070】導電ポリマー66は他の様々なタイプが可
能であり、例えばアニソトロピック(異方性)導電接着
剤、アニソトロピック導電フィルム、アニソトロピック
導電ペースト、アニソトロピック導電粒などが使用でき
る。アニソトロピック導電接着剤は、導電粒が互いに接
触しない状態で充填されている。導電通路は、所定位置
における2つのエレクトロード(電極)間で接着剤が押
しつけられることで形成される。アニソトロピック導電
フィルムは、互いに接触しない状態の導電粒が充填され
た薄い誘電性樹脂である。導電通路は、所定位置におけ
る2つのエレクトロード間で導電フィルムが押しつけら
れることにより形成される。
【0071】アニソトロピック導電ペーストは、互いに
接触しない状態で充填された伝導粒を有するスクリーン
プリント・ペーストである。導電通路は、所定位置にお
ける2つのエレクトロード間で導電ペーストが押しつけ
られることで形成される。アニソトロピック導電粒は、
絶縁性を向上するように非常に薄い誘電材料被膜により
コーティングされた伝導粒で満たされた薄い誘電体樹脂
である。導電通路は、所定位置における2つのエレクト
ロード間で、導電粒を覆っている誘電コーティングを破
裂させるのに十分な力で押しつけることで形成される。
【0072】PCB基板62自体が、第3図に示すよう
なプローブカードであってもよいし、プローブカード上
に直接または間接的に搭載するために別個に設けられた
基板であってもよい。前者の場合は、PCB基板62
は、第2図に示すようにICテスタのようなテストシス
テムのインターフェイスに直接接触して構成される。後
者の場合は、PCB基板62は、プローブカード上のコ
ンタクトメカニズムの次レベルの部材と電気的接続を確
立するようにピン結合されるか導電ポリマーを用いて接
続される。PCB基板62とプローブカード間におけ
る、ピン結合あるいは導電ポリマーを介したそのような
電気接続の方法は、フィールドでの修理を可能にする。
【0073】PCB基板62は多層構造でもよく、その
ような多層構造の場合は、高周波数信号の伝搬、分布定
数高周波数キャパシタンス、電源回路の高周波数除去用
(デカップリング)キャパシタ、さらに高ピンカウント
(I/Oピン数およびそれに伴う信号通路数)を実現で
きる。PCB基板62の材料の例として、標準高性能ガ
ラスエポキシ樹脂がある。他の材料例として、セラミッ
クがあり、これは例えば半導体ウェハやパッケージされ
たIC部品のバーンインのような高温度での応用時にお
いて、温度膨張(CTE)率係数のミスマッチを最小限
にできると期待される。
【0074】サポートストラクチャ522は、コンタク
トストラクチャのパッケージング・相互接続の強度を確
立するためのものである。サポートストラクチャ522
は、例えば、セラミック、モールドプラスチック、また
は金属で構成されている。エラストマ42は、表面不均
一性(プラナリゼイション)を克服するために、本発明
のパッケージング・相互接続に柔軟性を確立するための
ものである。また、エラストマ42は、コンタクト基板
20とPCB基板62間の温度膨張率のミスマッチを緩
和する機能も果たす。
【0075】このパッケージング・相互接続に関わる信
号通路の全体の長さの例としては、数百マイクロメータ
の範囲である。信号通路が短いので、本発明のパッケー
ジング・相互接続は、容易に数GHzやそれ以上の高周
波数帯域で機能できる。また全体の組み立て部品数が比
較的に少ないので、本発明のパッケージング・相互接続
は低コストと高信頼性で高生産性を実現できる。
【0076】第16図−第23図は、本発明の第4実施
例を示しており、底型コンタクトパッドが、テープ・オ
ートメイテド・ボンディング(TAB)行程で形成され
た2層リードを介してコンタクトターゲットに接続して
いる。第16図の例では、コンタクト基板20の上に形
成されたコンタクトストラクチャ30は、コンタクトト
レイス32とスルーホール35を介してコンタクトパッ
ド36に電気的に接続されている。コンタクトストラク
チャ30は、コンタクト基板20の上表面に形成され、
コンタクトパッド36は基板20の底(裏)表面に形成
されている。コンタクトパッド36はその裏表面におい
て、2層TABリード76の一端と接続され、2層TA
Bリード76の他端は、PCB基板62上に設けられた
プリント回路基板(PCB)接続パッド38に接続され
ている。
【0077】コンタクト基板20は、エラストマ42と
サポートストラクチャ523を介してPCB基板62に
搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ4
2、サポートストラクチャ523、そしてPCB基板6
2は互いに接着剤(図には無い)で固定されている。こ
の例では、コンタクトパッド36とPCBパッド38を
接続するための2層TABリード76は、上部リードA
と下部リードBとを有している。サポート部材54
2は、TABリード76の上部リードと下部リードの間
に設けられている。
【0078】TABリード76は、サーフェスマウント
技術で用いられる標準的な「ガルウイングリード」に類
似したガルウイング(カモメの羽)形状をしている。ガ
ルウイング型TABリード76が下向きに曲がっている
ので、PCBパッド38とTABリード76間の接続部
の上部に、第16図の左端にみられるような垂直方向の
空間が十分に確保できる。TABリード76のリード形
状は(下向き曲がりのガルウイングリード)は、その製
造のために特殊なツールを必要としうる。半導体テスト
のような応用例では、数百といった多数の相互接続がコ
ンタクトトレイスとPCBパッド間に使用されるので、
所定ピッチの多数のコンタクトトレイスをそのような形
状で作成するためのツールを標準化して用いても不都合
はない。
【0079】TABリード76は階層構造のリードAと
Bを有するので、2つのリードによって、低い抵抗の信
号通路を確立することができる。これは、例えば半導体
部品をテストするためのグラウンドラインやパワーライ
ンにおいて、テスト信号の波形を変形させないように多
大な電流を送るのに有利である。
【0080】コンタクトパッド36とTABリード76
間の電気的接続と、TABリード76とPCBパッド3
8間の電気的接続は、サーモソニック・ボンディング、
サーモコンプレッション・ボンディング、ウルトラソニ
ック・ボンディング等を含む各種のボンディング技術を
用いて形成することができる。他の見地からは、そのよ
うな電気的接続は、例えばスクリーンプリント・ハンダ
ペーストのような、サーフェスマウント技術(SMT)
を用いて確立される。ハンダ付け行程は、この技術分野
では周知であるハンダペーストや他のハンダ材料の溶解
凝固(リフロー)特性に基づいて実施される。
【0081】PCB基板62自体が、第3図に示すよう
なプローブカードであってもよいし、プローブカード上
に直接または間接的に搭載するために別個に設けられた
基板であってもよい。前者の場合は、PCB基板62
は、第2図に示すようにICテスタのようなテストシス
テムのインターフェイスに直接接触して構成される。後
者の場合は、PCB基板62は、プローブカード上のコ
ンタクトメカニズムの次レベルの部材と電気的接続を確
立するようにピン結合されるか導電ポリマーを用いて接
続される。PCB基板62とプローブカード間におけ
る、ピン結合あるいは導電ポリマーを介したそのような
電気接続の方法は、フィールドでの修理を可能にする。
【0082】PCB基板62は多層構造でもよく、その
ような多層構造の場合は、高周波数信号の伝搬、分布定
数高周波数キャパシタンス、電源回路の高周波数除去用
(デカップリング)キャパシタ、さらに高ピンカウント
(I/Oピン数およびそれに伴う信号通路数)を実現で
きる。PCB基板62の材料の例として、標準高性能ガ
ラスエポキシ樹脂がある。他の材料例として、セラミッ
クがあり、これは例えば半導体ウェハやパッケージされ
たIC部品のバーンインのような高温度での応用時にお
いて、温度膨張(CTE)率係数のミスマッチを最小限
にできると期待される。
【0083】サポートストラクチャ523は、コンタク
トストラクチャのパッケージング・相互接続の強度を確
立するためのものである。サポートストラクチャ523
は、例えば、セラミック、モールドプラスチック、また
は金属で構成されている。エラストマ42は、表面不均
一性(プラナリゼイション)を克服するために、本発明
のパッケージング・相互接続に柔軟性を確立するための
ものである。また、エラストマ42は、コンタクト基板
20とPCB基板62間の温度膨張率のミスマッチを緩
和する機能も果たす。
【0084】このパッケージング・相互接続に関わる信
号通路の全体の長さの例としては、数百マイクロメータ
の範囲である。信号通路が短いので、本発明のパッケー
ジング・相互接続は、容易に数GHzやそれ以上の高周
波数帯域で機能できる。また全体の組み立て部品数が比
較的に少ないので、本発明のパッケージング・相互接続
は低コストと高信頼性で高生産性を実現できる。
【0085】第17図は、本発明の第4実施例における
もう1つの例を示している。この例では、上部リードA
と下部リードBとを有する2層TABリード762が、
コンタクトストラクチャー30に接続されたコンタクト
パッド36に接続されている。上部リードAは、下部リ
ードBよりも第17図の上側でかつ外側に備えられてい
る。上部リードAはPCBパッド38に接続しており、
下部リードBはPCBパッド39に接続している。PC
Bパッド38と39を備えるために、PCB基板624
は端部がより大きな厚み部、例えばステップを有し、そ
こにPCBパッド38を搭載し、それに隣接した内部に
は小さな厚み部を有し、そこにPCBパッド39を搭載
するように構成されている。
【0086】TABリード762とPCBパッド38と
39の間の電気的接続は、スクリーンプリントハンダや
各種のボンディングのようなサーフェスマウント(SM
T)技術により形成される。そのようなボンディング技
術には、サーモソニック・ボンディング、サーモコンプ
レッション・ボンディング、ウルトラソニック・ボンデ
ィング等がある。コンタクトストラクチャ30、コンタ
クトトレイス32、コンタクトパッド36、およびTA
Bリード762の各部品と信号通路が極めて小さいの
で、第17図の例による構成は、容易に数GHzのよう
な高周波数帯域で機能できる。そのうえ、組立部品の数
が少なく単純な構造であるから、本発明の相互接続・パ
ッケージングは、低コストで高い信頼性と生産性を実現
できる。
【0087】TABリード762は2層リードAとBを
有する構造なので、垂直方向にファンアウトを実現でき
る。これは、2つ以上の通路に信号または電力を供給す
るのに便利である。ファンアウトの他の利点は、コンタ
クトパッドの数を増加すること、すなわち、コンタクト
パッド間の有効ピッチ(距離)を減少できることであ
る。
【0088】第18図は、本発明の第4実施例における
さらに別の変形例を示しており、この例では底型コンタ
クトパッド36が、プリント回路基板上あるいは他の構
造上に備えられたコネクタに接続される。第18図の例
では、コンタクト基板30に接続されたコンタクトパッ
ド36は、2層TABリード764を介してコネクタ4
2に接続されている。コネクタ462はサポートストラ
クチャ525上に設けられている。
【0089】一般に、コンタクトストラクチャ30、コ
ンタクトトレイス32、スルーホール35、コンタクト
パッド36は、フォトリソグラフィの行程によりコンタ
クト基板20上に形成される。コンタクトストラクチャ
30は、コンタクト基板20の上表面に形成され、コン
タクトパッド36は基板20の底(裏)表面に形成され
る。コンタクト基板20は一般的にはシリコン基板であ
るが、ガラスエポキシ基板、ポリイミド基板、セラミッ
ク基板、アルミナ基板のような他の誘電体基板を使用す
ることも可能である。
【0090】コネクタ462は、取り付け機構(図には
無い)を用いてサポートストラクチャ525に機械的な
手段で固定してもよい。TABリード764の端部が、
コネクタ462のリセプタクル(図には無い)に挿入さ
れている。この技術では周知のように、そのようなリセ
プタクルは、TABリード764の端部を受け入れると
きに十分な接触力を発揮できるようにバネ機構を有して
いる。コンタクトパッド36とコネクタ462間に延び
る2層TABリード764を支持するために、上部リー
ドAと下部リードBの間に、サポート部材542が設け
られている。また、この技術で知られているように、そ
のようなリセプタクルの内部表面には、金、銀、パラジ
ウム、ニッケルのような、導電金属被膜が施されてい
る。
【0091】TABリード764は階層構造によるリー
ドAとリードBを有するので、この2つのリードによっ
て、低い抵抗の信号通路を形成できる。これは、例えば
半導体部品をテストするためのグラウンドラインやパワ
ーラインにおいて、テスト信号の波形を変形させない
で、多大な電流を流すために有効である。
【0092】コネクタ462は、直線的なまたは直角の
ピンと一体的に形成されていてもよく、それらのピンは
プリント回路基板(PCB)への直接的接続のために上
述のリセプタクルに接続されている。コネクタを搭載す
るためのプリント回路基板(PCB)は、フレキシブル
基板でも固形的な基板でもよい。この技術では周知のよ
うに、フレキシブルPCBは、柔軟な基礎材料上により
構成され、その上にフラットケーブルが備えられる。あ
るいは、コネクタ462は、同軸ケーブルアセンブリと
一体的に構成され、TABリード764の端部を受け入
れるために同軸ケーブルの内部コンダクタがリセプタク
ルに接続されるように形成してもよい。コネクタ462
とTABリード764またはサポートストラクチャ525
との間の接続は、永久的ではないのでフィールドでの交
換やコンタクト部の修理を可能にする。
【0093】サポートストラクチャ525は、コンタク
トストラクチャのパッケージング・相互接続の強度を確
立するためのものである。サポートストラクチャ525
は、例えばセラミック、モールドプラスチック、あるい
は金属等で構成されている。エラストマ42は、表面の
不均一性(プラナリゼイション)を克服するために、本
発明の相互接続・パッケージングに柔軟性を確立するた
めのものである。エラストマ42は、コンタクト基板2
0と、コネクタ462を搭載するためのPCB基板との
間の温度膨張率のミスマッチを緩和する役目も果たす。
【0094】第19図は、本発明の第4実施例における
更にもう1つの変形例を示しており、底型コンタクトパ
ッド36がプリント回路基板あるいは他の構造上に設け
られたコネクタに接続している。第19図の例では、コ
ンタクトストラクチャ30に接続されたコンタクトパッ
ド36は、2層TABリード766を介してコネクタ4
3に接続している。2層TAB766は上部リードAと
下部リードBを有し、それらは端部が互いに分離してい
る。コネクタ463はサポートストラクチャ524上に設
けられている。
【0095】コネクタ463は、取り付け機構(図には
無い)を介してサポートストラクチャ524に機械的に
固定されている。TABリード766のリードAとリー
ドBの端は、コネクタ463のリセプタクル(図には無
い)に挿入されている。この技術で周知のように、その
ようなリセプタクルは、TABリード766の端部を受
け入れるときに十分な接触力を発揮できるようにするた
めにバネ機構を有している。2層TABリード76
6の、上部リードAと下部リードBの間に、サポート部
材544が設けられ、リードAとリードBを支持してい
る。
【0096】TABリード766は2層リードAとBを
有する構造なので、垂直方向にファンアウトを実現でき
る。これは、2つ以上の電気通路に信号や電力を供給す
るのに便利である。ファンアウトのもう一つの利点は、
コンタクトパッドの数を増加すること、すなわち、コン
タクトパッド間の有効ピッチ(距離)を減少できること
である。
【0097】第20図は本発明の第4実施例の更に他の
変形例を示しており、底型コンタクトパッドがプリント
回路基板上に設けらた接続パッドに導電バンプを介して
接続されている。第20図の例では、コンタクトストラ
クチャ30、コンタクトトレイス32、スルーホール3
5、コンタクトパッド36はコンタクト基板20上に形
成している。コンタクトストラクチャ30はコンタクト
基板20の上表面に形成され、コンタクトパッド36は
コンタクト基板20の裏面に形成されている。
【0098】一般的には、コンタクト基板20はシリコ
ン基板であるが、例えば、ガラスエポキシ基板、ポリイ
ミド基板、セラミック基板、アルミナ基板のような他の
種類の誘電体基板も使用できる。コンタクト基板20の
底にあるコンタクトパッド36は、2層TABリード7
4と導電バンプ56を介して、PCB基板62上に設
けられたPCB(プリント回路基板)パッド38に接続
される。
【0099】コンタクト基板20は、サポートストラク
チャ523とエラストマ42を介してPCB基板62上
に搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ4
2、サポートストラクチャ523、PCB基板62は、
それぞれ互いに、例えば接着剤(図には無い)により接
着されている。TABリード764の上部リードAと下
部リードBとの間には、上部リードAと下部リードBを
支持するために、サポート部材542が設けられてい
る。
【0100】導電バンプ56を加熱することによって、
TABリード764とPCBパッド38の間で導電バン
プ56が溶解凝固(リフロー)して両者が接続される。
導電バンプ56の例としては、標準的なハンダボール技
術で用いられているハンダバンプがある。導電バンプ5
6の他の例としては、プラズマ支援(プラズマアシステ
ド)ドライハンダ技術におけるフラックス無しのハンダ
ボールがある。
【0101】導電バンプ56のさらに他の例は、バンプ
にポリマーを使用した、導電ポリマーバンプとコンプラ
イアントバンプである。これは、本発明のパッケージン
グ・相互接続における、プラナリゼイション(表面不均
一性)の問題やCTE(温度膨張係数)ミスマッチを最
小限にする役割も果たす。導電ポリマーバンプはスクリ
ーンプリント導電接着剤で構成されている。コンプライ
アントバンプは金属コーティングしてあるポリマーを核
とした導電バンプであり、典型的には金メッキが施さ
れ、柔軟に圧縮されうる。導電バンプ56のさらに他の
例は、半田ボールが蒸発過程によって形成される、コン
トロールド・コラプス・チップ接続技術にて使用される
導電バンプである。
【0102】TABリード764は階層構造によるリー
ドAとリードBを有するので、この2つのリードによっ
て、低い抵抗の信号通路を形成できる。これは、例えば
半導体部品をテストするためのグラウンドラインやパワ
ーラインにおいて、テスト信号の波形を変形させない
で、多大な電流を流すために有効である。
【0103】第21図は、本発明の第4実施例における
更に他の変形例を示す。この例では、上部リードAと下
部リードBを有する2層TABリード762が、コンタ
クトストラクチャ30に接続されたコンタクトパッド3
6に接続されている。上部リードAは第21図の下部リ
ードBより上側でかつ外側に位置して備えられている。
上部リードAは導電バンプ56を介してPCBパッド3
8に接続され、下部リードBは導電バンプ57を介して
PCBパッド39に接続される。PCBパッド38と3
9を備えるために、PCB基板623は端部がより大き
な厚み部、例えばステップを有し、そこにPCBパッド
38を搭載し、それに隣接した内部には小さな厚み部を
有し、そこにPCBパッド39を搭載するように構成さ
れている。
【0104】導電バンプ56を加熱することによって、
TABリード762とPCBパッド38の間で導電バン
プ56が溶解凝固(リフロー)することにより両者が接
続される。導電バンプ56の例としては、標準的なハン
ダボール技術で用いられているハンダバンプがある。導
電バンプ56の他の例としては、プラズマ支援(プラズ
マアシステド)ドライハンダ技術におけるフラックス無
しのハンダボールがある。
【0105】TABリード762は2層リードAとBを
有する構造なので、垂直方向にファンアウトを実現でき
る。これは、2つ以上の電気通路に信号や電力を供給す
るのに便利である。ファンアウトのもう一つの利点は、
コンタクトパッドの数を増加すること、すなわち、コン
タクトパッド間の有効ピッチ(距離)を減少できること
である。
【0106】第22図は、本発明の第4実施例における
更にもう1つの変形例を示しており、この例では底型コ
ンタクトパッドが、導電ポリマーを介してプリント回路
基板に設けられた接続パッドに接続されている。第22
図の例では、コンタクトストラクチャ30、コンタクト
トレイス32、スルーホール35、コンタクトパッド3
6はコンタクト基板20上に形成される。コンタクトス
トラクチャ30はコンタクト基板20の上表面に形成さ
れ、コンタクトパッド36は基板20の底(裏)表面に
形成されている。一般的にコンタクト基板20はシリコ
ン基板であるが、例えば、ガラスエポキシ基板、ポリイ
ミド基板、セラミック基板、アルミナ基板のような、他
の種類の誘電体基板も使用できる。コンタクトパッド3
6は、導電ポリマー66と2層TABリード764を介
して、PCB基板62上に備えられたPCB(プリント
回路基板)パッド38に接続される。
【0107】コンタクト基板20は、サポートストラク
チャ523とエラストマ42を介してPCB基板62上
に搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ4
2、サポートストラクチャ523、およびPCB基板6
2は、それぞれ互いに、例えば接着剤(図には無い)で
接着されている。TABリード764の上部リードAと
下部リードBの間には、上部リードAと下部リードBを
支持するためのサポート部材542が備えられている。
【0108】ほとんどの導電ポリマーは接続されるべき
2つの電極間において垂直方向に導電性を有し、水平方
向には導電性を有しないように設計されている。導電ポ
リマー66の例としては、導電エラストマーがあり、そ
のエラストマにはエラストマ表面より上に延びた導電ワ
イヤーが充填されている。
【0109】導電ポリマー66は他の様々なタイプが可
能であり、例えばアニソトロピック(異方性)導電接着
剤、アニソトロピック導電フィルム、アニソトロピック
導電ペースト、アニソトロピック導電粒などが使用でき
る。アニソトロピック導電接着剤は、導電粒が互いに接
触しない状態で充填されている。導電通路は、所定位置
における2つのエレクトロード(電極)間で接着剤が押
しつけられることで形成される。アニソトロピック導電
フィルムは、互いに接触しない状態の導電粒が充填され
た薄い誘電性樹脂である。導電通路は、所定位置におけ
る2つのエレクトロード間で導電フィルムが押しつけら
れることにより形成される。
【0110】アニソトロピック導電ペーストは、互いに
接触しない状態で充填された伝導粒を有するスクリーン
プリント・ペーストである。導電通路は、所定位置にお
ける2つのエレクトロード間で導電ペーストが押しつけ
られることで形成される。アニソトロピック導電粒は、
絶縁性を向上するように非常に薄い誘電材料被膜により
コーティングされた伝導粒で満たされた薄い誘電体樹脂
である。導電通路は、所定位置における2つのエレクト
ロード間で、導電粒を覆っている誘電コーティングを破
裂させるのに十分な力で押しつけることで形成される。
【0111】TABリード764は、階層的構造により
段式のリードAとBを有するので、この2つのリードに
よって、低い抵抗の信号通路を形成することができる。
これは、例えば半導体部品をテストするためのグラウン
ドラインやパワーラインにおいて、テスト信号の波形を
変形させないで多大な電流を流すのに有効である。
【0112】第23図は、本発明の第4実施例における
もう1つの変形例を示している。この例では、上部リー
ドAと下部リードBを有する2層TABリード76
2は、コンタクトトレイス32とコンタクトストラクチ
ャ30に接続されたコンタクトパッド36に接続されて
いる。上部リードAは、第23図の下部リードBより上
側でかつで外側に位置して設けられている。上部リード
Aは、導電ポリマー66を介してPCB(プリント回路
基板)パッド38に接続されており、下部リードBは、
導電ポリマー67を介してPCBパッド39に接続され
ている。PCBパッド38と39を備えるために、PC
B基板623は端部がより大きな厚み部、例えばステッ
プを有し、そこにPCBパッド38を搭載し、それに隣
接した内部には小さな厚み部を有し、そこにPCBパッ
ド39を搭載するように構成されている。
【0113】TABリード762とPCBパッド38と
39の間の電気的接続は、スクリーンプリントハンダ技
術や各種のボンディング技術のようなサーフェスマウン
ト技術(SMT)を用いて形成される。ボンディング技
術には、サーモソニック・ボンディング、サーモコンプ
レッション・ボンディング、ウルトラソニック・ボンデ
ィング等がある。
【0114】2層リードAとBを有するTABリード7
2の階層構造により、垂直方向にファンアウトを形成
できる。これは、2つ以上の通路に信号または電力を供
給するのに便利である。ファンアウトの他の利点は、コ
ンタクトパッドの数を増加できること、すなわち、コン
タクトパッド間の有効ピッチ(距離)を減少できること
である。
【0115】第24図−第31図は、本発明の第5実施
例を示しており、底型コンタクトパッドが、テープ自動
ボンディング(TAB)プロセスにより形成する3層T
ABリードを介して、コンタクトターゲットに接続され
ている。第24図の例では、コンタクト基板20上に形
成されたコンタクトストラクチャ30が、コンタクトト
レイス32とスルーホール35を介してコンタクトパッ
ド36に電気的に接続されている。コンタクトストラク
チャ30はコンタクト基板20の上面に形成され、コン
タクトパッド36は基板20の裏面に形成されている。
コンタクトパッド36はその底表面が、3層TABリー
ド78と接続しており、その3層TABリードは、他端
がPCB基板62に設けられたプリント回路基板(PC
B)接続パッド38に接続されている。
【0116】コンタクト基板20は、エラストマ42と
サポートストラクチャ523を介してPCB基板62上
に搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ4
2、サポートストラクチャ523、PCB基板62は互
いに、例えば接着剤(図には無い)を介してで固定され
ている。この例では、コンタクトパッド36とPCBパ
ッド38を接続するための3層TABリード78は、上
部リードA,中間リードB、下部リードCを有する。サ
ポートメンバ(部材)544は、3層TABリード78
の上部リードAと中間リードBの間に備えられている。
サポートメンバ(部材)545は、3層TABリード7
8の中間リードBと下部リードCの間に備えられてい
る。
【0117】TABリード78は、全体としてガルウイ
ング(カモメの羽)の形状をしており、この形状、サー
フェスマウント(表面実装)技術で用いられる標準ガル
ウイングリードと類似している。ガルウイング型TAB
78が下向きに曲がっているので、第24図の左端に示
すように、PCBパッド38とTABリード78の間の
接続部の上部に、十分な空間が得られる。TABリード
78のリードの形状(下向きのガルウイングリード)
は、特殊なツールを必要としうる。半導体テストのよう
な応用においては、コンタクトトレイスとPCBパッド
の間に多数の相互接続が使用されるので、そのようなツ
ールは、そのようなリードの作成用に標準化して用いて
も不利ではない。
【0118】TABリード78は階層式のリードA、
B、Cを有する構造をしているので、3つの導電リード
によって、信号経路における抵抗値の減少と大きな電流
容量を実現できる。これは、例えば半導体部品をテスト
するためのグラウンドラインやパワーラインにおいて、
テスト信号の波形を変形させないで多大な電流を流すの
に有利である。
【0119】第25図は、本発明の第5実施例の更に他
の例を示す。この例では、上部リードA、中間リード
B、下部リードCを有する3層TABリード782が、
コンタクトトレース32、スルーホール35、コンタク
トストラクチャ30に接続されたコンタクトパッド36
との接続のために用いられている。コンタクトストラク
チャ30はコンタクト基板20の上表面に形成され、コ
ンタクトパッド36は基板20の底(裏)表面に形成さ
れている。
【0120】上部リードAは、中間リードBより、第2
5図の上側でかつ外側の位置に設けられ供給され、中間
リードBは、下部リードCより、第25図の上側でかつ
外側の位置に設けられている。上部リードAはPCBパ
ッド38に接続し、中間リードBはPCBパッド39に
接続し、下部リードCはPCBパッド40に接続する。
PCBパッド38、39、40を搭載するために、PC
B基板624はそれぞれ縦方向に異なる位置にPCBパ
ッド38、39、40を搭載するようにアレンジした段
を有している。サポートメンバ546は、上部リードA
と中間リードBの間に設けられ、サポートメンバ547
は中間リードBと下部リードCの間に設けられている。
【0121】TABリード782と、PCBパッド3
8、39、40の間の電気的接続は、サーフェスマウン
ト技術(SMT)により形成される。サーフェスマウン
ト技術には、スクリーンプリント・ハンダペーストや、
サーモソニック・ボンディング、サーモコンプレッショ
ン・ボンディング、ウルトラソニック・ボンディング等
の各種のボンディング技術を含む。使用部品のサイズが
微小であり、かつコンタクトストラクチャ30とコンタ
クトトレイス32、TABリード782の信号経路が短
いので、第25図の例は、容易に数GHzのような高周
波数領域で機能できる。そのうえ、組み立てに要する部
品数が少なく単純な構造であるので、本発明のパッケー
ジング・相互接続は、低コスト、高性能性、且つ高信頼
性を実現できる。
【0122】TABリード782は3層リードA、Bお
よびCを有する階層構造となっているので、垂直方向に
ファンアウト(信号通路の分散)を形成できる。これ
は、2つ以上の通路に信号または電力を供給するのに便
利である。ファンアウトの他の利点は、コンタクトパッ
ドの数を増大できること、すなわち、コンタクトパッド
間の有効ピッチ(距離)を減少できることである。
【0123】第26図は、本発明の第5の実施例におけ
る更にもう1つの変形例を示しており、底型コンタクト
パッド36が、プリント回路基板または他のストラクチ
ャ上に設けられたコネクタに接続されている。第26図
の例では、コンタクトストラクチャ30に接続されたコ
ンタクトパッド36は、3層TABリード78を介して
コネクタ462に接続している。3層タブリード78
は、第24図に示したものと同じ形状をしている。コネ
クタ462は、サポートストラクチャ524上に設けられ
ている。
【0124】コネクタ462は、アタッチメント機構
(図には無い)を用いてサポートストラクチャ524
機械的に固定してもよい。TABリード78の端部は、
コネクタ462のリセプタクル(図には無い)に挿入さ
れている。この技術では周知のように、そのようなリセ
プタクルは、TABリード78の端部を受け入れるとき
に十分な接触力を発揮できるようにするためにバネ機構
を有している。3層TABリード78の、上部リードA
と中間リードBの間に、サポート部材544が、リード
AとリードBを支持するために備えられている。3層T
ABリード78の、中間リードBと下部リードCの間
に、サポート部材545が、リードBとリードCを支持
するために備えられている。
【0125】TABリード78は3層のリードA、B、
Cを有する構造なので、3個の導電リードによって、信
号通路における小さな抵抗と大きな電流キャパシティー
を実現できる。これは、例えば半導体部品をテストする
ためのグラウンドラインやパワーラインにおいて、テス
ト信号の波形を変形させないで多大な電流を流すのに有
利である。
【0126】第27図は、本発明の第5実施例における
さらに他の変形例を示す。この例では、底型コンタクト
パッド36はプリント回路基板又は他のストラクチャ上
に設けられたコネクタに接続されている。第27図の例
では、コンタクト基板20の底(裏)表面に設けられた
コンタクトパッド36が、3層TABリード782を介
してコネクタ464に接続している。3層TABリード
782は、上部リードA、中間リードB、下部リードC
とを有しており、それらの端部は互いに分離している。
コネクタ464はサポートストラクチャ524に備えられ
ている。
【0127】コネクタ464は、アタッチメント機構
(図には無い)を用いてサポートストラクチャ524
機械的な手段により固定してもよい。TABリード78
2の各リードA、B、Cの先端部が、コネクタ464のリ
セプタクル(図に無し)に挿入されている。この技術分
野では周知のように、そのようなリセプタクルは、TA
Bリード782の端部を受け入れるときに十分な接触力
を発揮できるようにバネ機構を有している。3層TAB
リード782の上部リードAと中間リードBの間に、サ
ポート部材546が設けられている。また3層TABリ
ード782の中間リードBと下部リードCの間に、サポ
ート部材547が設けられている。
【0128】TABリード782は3層リードA、B、
Cを有する構造なので、垂直方向にファンアウトを形成
できる。これは、2つ以上の通路に信号または電力を供
給するのに便利である。ファンアウトの他の利点は、コ
ンタクトパッドの数を増大できること、すなわち、コン
タクトパッド間の有効ピッチ(距離)を減少できること
である。
【0129】第28図は、本発明の第5実施例の更にも
う1つの例を示しており、底型コンタクトパッドは、導
電バンプを介してプリント回路基板上の接続パッドに接
続されている。第28図の例では、コンタクトストラク
チャ30、コンタクトトレイス32、スルーホール3
5、コンタクトパッド36がコンタクト基板20上に形
成されている。コンタクトストラクチャ30はコンタク
ト基板20の上表面に形成され、コンタクトパッド36
は基板20の底(裏)表面に形成されている。一般的に
は、コンタクト基板20はシリコン基板であるが、例え
ば、ガラスエポキシ基板、ポリイミド基板、セラミック
基板、アルミナ基板のような、他の誘電体基板も使用で
きる。コンタクトパッド36は、3層TABリード78
を介して、PCB基板62に備えられたPCB(プリン
ト回路基板)パッド38に接続される。
【0130】コンタクト基板20は、サポートストラク
チャ523とエラストマ42とを介してPCB基板62
上に搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ
42、サポートストラクチャ523、およびPCB基板
62は、それぞれ互いに、例えば接着剤(図には無い)
を介して固定している。3層TABリード78の上部リ
ードAと中間リードBの間には、リードAとBを支持す
る為のサポート部材544が設けられている。また3層
TABリード78の中間リードBと下部リードCの間に
は、リードBとCを支持する為のサポートメンバ545
が設けられている。
【0131】TABリード78は階層構造のリードA、
B、Cを有するので、3個の導電リードによって、信号
経路における小さな抵抗と大きな電流キャパシティーを
実現できる。これは、例えば半導体部品をテストするた
めのグラウンドラインやパワーラインにおいて、テスト
信号の波形を変形させないで多大な電流を流すの有利で
ある。
【0132】導電バンプを加熱することにより、導電バ
ンプ56がPCBパッド38に溶解凝固(リフロー)し
て、TABリード78とPCBパッド38の間を接続す
る。導電バンプ56の例としては、標準ハンダボール技
術で用いられるハンダバンプがある。導電バンプ56の
他の例としては、プラズマ支援によるドライハンダに用
いられるフラックスレスのハンダボールがある。
【0133】第29図は、本発明の第5実施例の更に他
の例を示す。この例では、上部リードA,中部リード
B,下部リードCを有する3層TABリード782がコ
ンタクトストラクチャ30に接続されたコンタクトパッ
ド36に接続されている。上部リードAは、中間リード
Bより、第29図の上側でかつ外側の位置に設けらてい
る。中間リードBは下部リードCよりも、第29図の上
側でかつ外側の位置に設けられている。上部リードAは
導電バンプ56を介してPCBパッド38に接続してお
り、中間リードBは導電バンプ57を介してPCBパッ
ド39に接続しており、下部リードCは導電バンプ58
を介してPCBパッド40に接続している。PCBパッ
ド38、39、40を搭載するために、PCB基板62
4はその端部において、それぞれ縦方向の異なる位置で
PCBパッド38、39、40を搭載できるような段を
有するように構成されている。サポート部材546は、
上部リードAと中間リードBの間に設けられ、サポート
部材547は中間リードBと下部リードCとの間に設け
られている。
【0134】導電バンプを加熱することにより、導電バ
ンプ56、57、58がPCBパッド38、39、40
に溶解凝固(リフロー)して、TABリード782とP
CBパッド38、39、40の間を接続する。導電バン
プ56、57、58の例としては、標準ハンダボール技
術で用いられるハンダバンプがある。導電バンプ56、
57、58の他の例としては、プラズマ支援によるドラ
イハンダ技術に用いられるフラックスレス・ハンダボー
ルがある。
【0135】TABリード782は階層構造のリード
A、B、Cを有するので、垂直方向にファンアウト(信
号通路の分配)を形成できる。これは、2つ以上の経路
に信号や電力を供給するのに便利である。ファンアウト
の他の利点としては、コンタクトパッドの数を増大でき
ること、すなわち、コンタクトパッド間の有効ピッチ
(距離)を減少できることである。
【0136】第30図は、本発明の第5実施例の更にも
う一つの例を示しており、底型コンタクトパッドは、導
電ポリマーを介して、プリント回路基板上に設けられた
接続パッドに接続されている。第30図の例では、コン
タクトストラクチャ30、コンタクトトレイス32、ス
ルーホール、コンタクトパッド36はコンタクト基板2
0上に形成されている。コンタクトストラクチャ30は
コンタクト基板20の上表面に形成されており、コンタ
クトパッド36は基板20の底(裏)表面上に形成され
ている。一般的には、コンタクト基板20はシリコン基
板であるが、例えば、ガラスエポキシ基板、ポリイミド
基板、セラミック基板、アルミナ基板のような、他の誘
電体基板も使用できる。コンタクトパッド36は、3層
TABリード78を介して、PCB基板62に備えられ
たPCB(プリント回路基板)パッド38に接続してい
る。
【0137】コンタクト基板20は、サポートストラク
チャ523とエラストマ42とを介してPCB基板62
上に搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ
42、サポートストラクチャ523、およびPCB基板
62は、互いに、例えば接着剤(図には無い)で接着し
ている。3層TABリード78の上部リードAと中間リ
ードBの間には、リードAとBを支持する為のサポート
部材544が設けられている。また3層TABリード7
8の中間リードBと下部リードCの間には、リードBと
Cを支持する為のサポート部材545が設けられてい
る。
【0138】ほとんどの導電ポリマーは接続されるべき
エレクトロード間において垂直方向に導電性を有し、水
平方向には導電性を有しないように設計されている。導
電ポリマー66の例としは、導電エラストマーがあり、
そのエラストマにはエラストマ表面より上に延びた導電
ワイヤーが充填されている。
【0139】導電ポリマー66は他の様々なタイプが可
能であり、例えばアニソトロピック(異方性)導電接着
剤、アニソトロピック導電フィルム、アニソトロピック
導電ペースト、アニソトロピック導電粒などが使用でき
る。アニソトロピック導電接着剤は、導電粒が互いに接
触しない状態で充填されている。導電通路は、所定位置
における2つのエレクトロード(電極)間で接着剤が押
しつけられることで形成される。アニソトロピック導電
フィルムは、互いに接触しない状態の導電粒が充填され
た薄い誘電性樹脂である。導電通路は、所定位置におけ
る2つのエレクトロード間で導電フィルムが押しつけら
れることにより形成される。
【0140】アニソトロピック導電ペーストは、互いに
接触しない状態で充填された伝導粒を有するスクリーン
プリント・ペーストである。導電通路は、所定位置にお
ける2つのエレクトロード間で導電ペーストが押しつけ
られることで形成される。アニソトロピック導電粒は、
絶縁性を向上するように非常に薄い誘電材料被膜により
コーティングされた伝導粒で満たされた薄い誘電体樹脂
である。導電通路は、所定位置における2つのエレクト
ロード間で、導電粒を覆っている誘電コーティングを破
裂させるのに十分な力で押しつけることで形成される。
【0141】TABリード78は階層構造のリードA、
B、Cを有するので、3個の導電リードによって、信号
経路の抵抗を減少し、電流キャパシティーを増大するこ
とができる。これは、例えば半導体部品をテストするた
めのグラウンドラインやパワーラインにおいて、テスト
信号の波形を変形させないで多大な電流を流すために有
効である。
【0142】第31図は、本発明の第5実施例の更にも
う1つの例を示している。この例では、上部リードA、
中部リードB、下部リードCを有する3層TABリード
782は、コンタクトトレイス32とコンタクトストラ
クチャ30に接続されたコンタクトパッド36に接続さ
れている。上部リードAは、第31図の中間リードBよ
り上側でかつ外側に設けられている。中間リードBは、
第31図の下部リードCより上側でかつ外側に設けられ
ている。上部リードAは、導電ポリマー66を介してP
CBパッド38に接続されており、中間リードBは、導
電ポリマー67を介してPCBパッド39に接続してお
り、下部リードCは導電ポリマ68を介してPCBパッ
ド40に接続されている。PCBパッド38、39、4
0を搭載するために、PCB基板624の端部は、PC
Bパッド38、39、40を異なる縦方向位置で搭載す
るためのステップを有するように構成されている。サポ
ート部材546は、上部リードAと中間リードBの間に
設けられており、サポート部材547は中間リードBと
下部リードCとの間に設けられている。
【0143】TABリード782は階層構造のリード
A、B、Cを有するので、垂直方向にファンアウト(信
号通路の分配)を形成できる。これは、2つ以上の経路
に信号や電力を供給するのに便利である。ファンアウト
の他の利点としては、コンタクトパッドの数を増大でき
ること、すなわち、コンタクトパッド間の有効ピッチ
(距離)を減少できることである。
【0144】第32図は、本発明の第6実施例を示して
おり、トップ型コンタクトトレイスが、単層TABリー
ドを介して第1コンタクトターゲットに接続され、底型
コンタクトパッドが、2層TABリードを介して第2コ
ンタクトターゲットに接続されている。第32図の例で
は、コンタクト基板20上に形成されたコンタクトスト
ラクチャ30は、コンタクトトレイス32とスルーホー
ル35を介してコンタクトパッド36に電気的に接続さ
れている。コンタクトストラクチャ30とコンタクトト
レイス32は、コンタクト基板20の上部表面に形成さ
れ、コンタクトパッド36は基板20の底(裏)表面に
形成されている。
【0145】コンタクトトレイス32は、その上部表面
が単層TABリード79に接続され、その単層TABリ
ード79の他端は導電ポリマ66を介してPCB基板6
3 上のプリント回路基板(PCB)に接続されてい
る。コンタクトパッド36は2層TABリード764
底表面で接続され、その2層TABリード764の他端
は導電ポリマ67を介してPCB基板623上のPCB
パッド39に接続されている。
【0146】コンタクト基板20は、エラストマ42と
サポートストラクチャ523を介してPCB基板623
に搭載されている。コンタクト基板20、エラストマ4
2、サポートストラクチャ523、PCB基板623は、
それぞれ互いに、例えば接着剤(図には無い)で固定さ
れている。この例では、コンタクトトレイス32とコン
タクトパッド38を接続するための単層TABリード7
9は、TABリード79とTABリード764間に設け
られたサポート部材548によって支持されている。コ
ンタクトパッド36とPCBパッド39を接続するため
の2層TABリード764は、上部リードAと下部リー
ドBを有している。サポート部材542は、2層TAB
リード764の上部リードAと下部リードBの間に備え
られている。この実施例では、コンタクトストラクチャ
をPCBパッド38と39に接続するための導電ポリマ
66および67を、半田ボールのような導電バンプと置
き換えることもできる。さらに、上記のTABリード7
9と764は、PCBパッド38と39に直接に接続す
るように構成してもよい。
【0147】単相リードを有するTABリード79と階
層的なリードAおよびBを有する2層TABリード76
4とによる構成により、信号経路の抵抗を減少し、電流
キャパシティーを増大することができる。これは、例え
ば半導体部品をテストするためのグラウンドラインやパ
ワーラインにおいて、テスト信号の波形を変形させない
で多大な電流を流すために有効である。さらにこの第3
2図の構成により、コンタクトパッドの数を増大できる
等の柔軟性を実現できる。
【0148】好ましい実施例しか明記していないが、上
述した開示に基づき、添付した請求の範囲で、本発明の
精神と範囲を離れることなく、本発明の様々な形態や変
形が可能である。
【0149】
【発明の効果】本発明によれば、パッケージング・相互
接続は、次世代半導体技術のテストの必要事項を満たし
た高周波帯域を実現できる。本発明のパッケージング・
相互接続は、コンタクトストラクチャを搭載したコンタ
クト基板の裏面部を介して電気接続をすることで、プロ
ーブカード上あるいはそれの等価物上に、そのコンタク
トストラクチャを搭載することができる。さらに、組み
立てに用いる部品が全体的として比較的少ないので、本
発明のパッケージング・相互接続は低コスト、高信頼
性、且つ高生産性で構成することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】テストヘッドを有する半導体テストシステムと
基板用ハンドラとの間の構造的関係を示す概略図であ
る。
【図2】半導体テストシステムのテストヘッドを、基板
用ハンドラに接続する際の、接続部の構成例を示す概念
図である。
【図3】カンチレバーをプローブコンタクタとして複数
個搭載するためのエポキシリングを有したプローブカー
ドの構成例を示す底面図である。
【図4】(A)から(E)は、第3図のプローブカード
の等価回路を示す回路図である。
【図5】フォトリソグラフィープロセスを用いて製造し
た、本発明に関するコンタクトストラクチャを示す概略
図である。
【図6】(A)から(C)は、シリコン基板上に形成さ
れた本発明のコンタクトストラクチャを示す概略図であ
る。
【図7】コンタクトストラクチャを搭載したコンタクト
基板の底面部に設けられたコンタクトパッドとPCBパ
ッド(プリント回路基板)の間に導電バンプを介して、
パッケージング・相互接続を形成した、本発明の第1実
施例を示す概略図である。
【図8】コンタクトパッドとPCBパッドの間に導電ポ
リマを使用した、本発明の第1実施例の変形例を示す概
略図である。
【図9】コンタクトストラクチャを搭載したコンタクト
基板の底面に設けられたコンタクトパッドとプローブカ
ード上あるいはデバイスパッケージ上のコンタクトター
ゲットとの間に、ボンディングワイヤを介してパッケー
ジング・相互接続を形成した、本発明の第2実施例を示
す概念図である。
【図10】コンタクトターゲットがPCBパッドであ
る、本発明の第2実施例における変形実施例を示す概略
図である。
【図11】コンタクトストラクチャを搭載したコンタク
ト基板の底面に設けられたコンタクトパッドとプローブ
カード上あるいはデバイスパッケージ上のコンタクトタ
ーゲットとの間に、1層TAB(テープ・オートメイテ
ド・ボンディング)リードを介してパッケージング・相
互接続を形成した、本発明の第3実施例を示す概念図で
ある。
【図12】直線的形状のTABリードが相互接続・パッ
ケージング部として組み入れられている、本発明の第3
実施例における変形実施例を示す概略図である。
【図13】コンタクトターゲットがコネクタである、本
発明の第3実施例における更に別の変形実施例を示す概
略図である。
【図14】導電バンプがTABリードとコンタクトター
ゲットとの間に、相互接続・パッケージング部として組
み入れられている、本発明の第3実施例における更に別
の変形例を示す概略図である。
【図15】導電ポリマーがTABリードとコンタクトタ
ーゲットとの間に、相互接続・パッケージング部として
組み入れられている、本発明の第3実施例における更に
別の変形例を示す概略図である。
【図16】コンタクトストラクチャを搭載したコンタク
ト基板の底面に設けられたコンタクトパッドとプローブ
カード上あるいはデバイスパッケージ上のコンタクトタ
ーゲットとの間に、2層TAB(テープ・オートメイテ
ド・ボンディング)リードを介してパッケージング・相
互接続を形成した、本発明の第4実施例を示す概念図で
ある。
【図17】直線的形状の2層TABリードが1対のコン
タクトターゲットに接続するように、相互接続・パッケ
ージング部に組み入れられている、本発明の第4実施例
における変形実施例を示す概略図である。
【図18】コンタクトターゲットが2層TABリードに
接続するコネクタである、本発明の第4実施例における
別の変形実施例を示す概略図である。
【図19】コンタクトターゲットが直線形状の2層TA
Bリードに接続するコネクタである、本発明の第4実施
例における更に別の変形実施例を示す概略図である。
【図20】導電バンプがTABリードとコンタクトター
ゲットとの間に相互接続・パッケージング部品として組
み込まれている、本発明の第4実施例における更に別の
変形実施例を示す概略図である。
【図21】1対の導電バンプが2層TABリードとコン
タクトターゲットとの間に相互接続・パッケージング部
品として組み込まれている、本発明の第4実施例におけ
る更に別の変形実施例を示す概略図である。
【図22】導電ポリマーが2層TABリードとコンタク
トターゲットとの間に相互接続・パッケージング部品と
して組み込まれている、本発明の第4実施例における更
に別の変形実施例を示す概略図である。
【図23】1対の導電ポリマーが2層TABリードとコ
ンタクトターゲットとの間に相互接続・パッケージング
部品として組み込まれている、本発明の第4実施例にお
ける更に別の変形実施例を示す概略図である。
【図24】コンタクトストラクチャを搭載したコンタク
ト基板の底面に設けられたコンタクトパッドとプローブ
カード上あるいはデバイスパッケージ上のコンタクトタ
ーゲットとの間に、3層TAB(テープ・オートメイテ
ド・ボンディング)リードを介してパッケージング・相
互接続を形成した、本発明の第5実施例を示す概念図で
ある。
【図25】直線的形状の3層TABリードが、3個のコ
ンタクトターゲットに接続するための相互接続・パッケ
ージング部品の1つとして組み込まれている、本発明の
第5実施例における変形実施例を示す概略図である。
【図26】コンタクトターゲットが3層TABリードに
接続するコネクタである、本発明の第5実施例における
別の変形実施例を示す概略図である。
【図27】コンタクトターゲットが直線的形状の3層T
ABリードに相互接続するコネクタである、本発明の第
5実施例における更に別の変形実施例を示す概略図であ
る。
【図28】導電バンプがTABリードとコンタクトター
ゲットとの間に相互接続・パッケージング部品の1つと
して組み込まれている、本発明の第5実施例における更
に別の変形実施例を示す概略図である。
【図29】3個の導電バンプが3層TABリードとコン
タクトターゲットとの間に相互接続・パッケージング部
品の1つとして組み込まれている、本発明の第5実施例
における更に別の変形実施例を示す概略図である。
【図30】導電ポリマーが3層TABリードとコンタク
トターゲットとの間に相互接続・パッケージング部品の
1つとして組み込まれている、本発明の第5実施例にお
ける更に別の変形実施例を示す概略図である。
【図31】3個の導電ポリマーが3層TABリードとコ
ンタクトターゲットとの間に相互接続・パッケージング
部品として組み込まれている、本発明の第5実施例にお
ける更に別の変形実施例を示す概略図である。
【図32】コンタクト基板の上表面に設けられたコンタ
クトトレイスと第1のコンタクトターゲットとの間に、
1層TAB(テープ・オートメイテド・ボンディング)
リードを用いてパッケージング・相互接続を形成すると
ともに、コンタクト基板の底表面に設けられたコンタク
トパッドと第2のコンタクトターゲットとの間に2層T
ABリードを用いて、パッケージング・相互接続を形成
する、本発明の第6実施例を示す概略図である。
【符号の説明】
20 コンタクト基板 30 コンタクトストラクチャ 32 コンタクトトレイス 35 バイアホール 36 コンタクトパッド 38 プリント回路基板接続パッド 56 導電バンプ 62 プリント回路基板

Claims (52)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 コンタクトストラクチャ(接触構造)の
    パッケージング・相互接続において、 マイクロファブリケーションの行程を用いて、コンタク
    ト基板上に導電材料で形成され、そのコンタクト基板に
    対して直立に形成されたベース部と、一端がそのベース
    部上に形成された水平部と、その水平部の他端に形成さ
    れた接触部とにより構成されるコンタクトストラクチャ
    と、 上記コンタクト基板の裏面に形成され、一端がバイアホ
    ールとコンタクトトレースを介して上記コンタクトスト
    ラクチャに電気的に接続されているコンタクトパッド
    と、 導電部材を介して上記コンタクト基板上のコンタクトパ
    ッドと電気的に接続するためのコンタクトターゲット
    と、 により構成されるコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  2. 【請求項2】 上記コンタクト基板の下部に設けられ、
    上記パッケージング・相互接続に柔軟性を与えるための
    エラストマと、 上記エラストマの下部に設けられ、上記各コンタクトス
    トラクチャ、コンタクト基板およびエラストマを支持す
    るためのサポートストラクチャとを有し、 上記導電部材は上記コンタクトパッドの下面と上記コン
    タクトターゲットを電気的に接続するためのボンディン
    グワイヤである、請求項1に記載のコンタクトストラク
    チャのパッケージング・相互接続。
  3. 【請求項3】 上記コンタクト基板はシリコン基板であ
    り、上記コンタクトストラクチャはフォトリソグラフィ
    製法により、そのシリコンによるコンタクト基板上に直
    接的に形成される請求項1に記載のコンタクトストラク
    チャのパッケージング・相互接続。
  4. 【請求項4】 上記コンタクト基板は誘電体基板であ
    り、上記コンタクトストラクチャはフォトリソグラフィ
    製法により、その誘電体によるコンタクト基板上に直接
    的に形成される請求項1に記載のコンタクトストラクチ
    ャのパッケージング・相互接続。
  5. 【請求項5】 上記コンタクトターゲットはプリント回
    路基板(PCB)上に設けられている請求項1に記載の
    コンタクトストラクチャのパッケージング・相互接続。
  6. 【請求項6】 コンタクトストラクチャ(接触構造)の
    パッケージング・相互接続において、 フォトリソグラフィ製法により、コンタクト基板上に導
    電材料で形成され、そのコンタクト基板に対して直立に
    形成されたベース部と、一端がベース部上に形成された
    水平部と、その水平部の他端に形成された接触部とによ
    り構成されるコンタクトストラクチャと、 上記コンタクト基板の裏面に形成され、一端がバイアホ
    ールとコンタクトトレースを介して上記コンタクトスト
    ラクチャに電気的に接続されているコンタクトパッド
    と、 上記コンタクトパッドと電気的に接続するために、プリ
    ント回路基板(PCB)上に設けられたプリント回路基
    板(PCB)パッドと、 上記コンタクトパッドの底表面と上記PCBパッドを電
    気的に接続するための単層リードと、 上記コンタクト基板の下部に設けられ、上記パッケージ
    ング・相互接続に柔軟性を与えるためのエラストマと、 上記エラストマと上記PCB基板の間に設けられ、上記
    各コンタクトストラクチャ、コンタクト基板およびエラ
    ストマを支持するためのサポートストラクチャ、 とにより構成されるコンタクトストラクチャのパッケー
    ジング・相互接続。
  7. 【請求項7】 上記プリント回路基板はガラスエポキシ
    樹脂あるいはセラミックで構成される請求項6に記載の
    コンタクトストラクチャのパッケージング・相互接続。
  8. 【請求項8】 上記プリント回路基板は多層プリント回
    路基板である請求項6に記載のコンタクトストラクチャ
    のパッケージング・相互接続。
  9. 【請求項9】 上記サポートストラクチャはセラミッ
    ク、モールドプラスチック、または金属で構成される請
    求項6に記載のコンタクトストラクチャのパッケジング
    ・相互接続。
  10. 【請求項10】 上記単層リードは相互接続に用いるた
    めのテープ・オートメイテド・ボンディング(TAB)
    構造を有している請求項6に記載のコンタクトストラク
    チャのパッケージング・相互接続。
  11. 【請求項11】 上記単層リードの一端は上記プリント
    回路基板パッドに導電バンプを介して接続されている請
    求項6に記載のコンタクトストラクチャのパッケージン
    グ・相互接続。
  12. 【請求項12】 上記導電バンプはハンダボールであ
    り、加熱により溶解凝固して、上記接続用パッドと上記
    プリント回路基板パッド間を電気的に接続する請求項1
    1に記載のコンタクトストラクチャのパッケージング・
    相互接続。
  13. 【請求項13】 上記導電バンプは導電ポリマーバンプ
    またはコンプライアントバンプであり、上記接続用パッ
    ドと上記プリント回路基板パッド間を電気的に接続する
    請求項11に記載のコンタクトストラクチャのパッケー
    ジング・相互接続。
  14. 【請求項14】 上記単層リードの一端は上記プリント
    回路基板パッドに導電ポリマーを介して接続されている
    請求項6に記載のコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  15. 【請求項15】 上記導電ポリマーは導電接着剤、導電
    フィルム、導電ペースト、または導電粒子である請求項
    14に記載のコンタクトストラクチャのパッケジング・
    相互接続。
  16. 【請求項16】 上記導電ポリマーは導電エラストマで
    あり、その導電エラストマはアニソトロピック(異方
    性)導電接着剤、アニソトロピック導電フィルム、アニ
    ソトロピック導電ペースト、またはアニソトロピック導
    電粒子であり、上記接続用パッドと上記プリント回路基
    板パッド間を電気的に接続する請求項14に記載のコン
    タクトストラクチャのパッケージング・相互接続。
  17. 【請求項17】 コンタクトストラクチャ(接触構造)
    のパッケージング・相互接続において、 フォトリソグラフィ製法により、コンタクト基板上に導
    電材料で形成され、そのコンタクト基板に対して直立に
    形成されたベース部と、一端がベース部上に形成された
    水平部と、その水平部の他端に形成された接触部とによ
    り構成されるコンタクトストラクチャと、 上記コンタクト基板の裏面に形成され、一端がバイアホ
    ールとコンタクトトレースを介して上記コンタクトスト
    ラクチャに電気的に接続されているコンタクトパッド
    と、 上記コンタクトパッドと電気的に接続するために、プリ
    ント回路基板(PCB)上に設けられたプリント回路基
    板(PCB)パッドと、 上記コンタクトパッドの底表面と上記PCBパッドを電
    気的に接続するための2層リードと、 上記コンタクト基板の下部に設けられ、上記パッケージ
    ング・相互接続に柔軟性を与えるためのエラストマと、 上記エラストマと上記PCB基板の間に設けられ、上記
    各コンタクトストラクチャ、コンタクト基板およびエラ
    ストマを支持するためのサポートストラクチャ、 とにより構成されるコンタクトストラクチャのパッケー
    ジング・相互接続。
  18. 【請求項18】 上記プリント回路基板はガラスエポキ
    シ樹脂あるいはセラミックで構成される請求項17に記
    載のコンタクトストラクチャのパッケージング・相互接
    続。
  19. 【請求項19】 上記プリント回路基板は多層プリント
    回路基板である請求項17に記載のコンタクトストラク
    チャのパッケージング・相互接続。
  20. 【請求項20】 上記サポートストラクチャはセラミッ
    ク、モールドプラスチック、または金属で構成される請
    求項17に記載のコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  21. 【請求項21】 上記2層リードは相互接続に用いるた
    めのテープ・オートメイテド・ボンディング(TAB)
    構造を有している請求項17に記載のコンタクトストラ
    クチャのパッケージング・相互接続。
  22. 【請求項22】 上記2層リードの一端は上記プリント
    回路基板パッドに導電バンプを介して接続されている請
    求項17に記載のコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  23. 【請求項23】 上記導電バンプはハンダボールであ
    り、加熱により溶解凝固して、上記接続用パッドと上記
    プリント回路基板パッド間を電気的に接続する請求項2
    2に記載のコンタクトストラクチャのパッケージング・
    相互接続。
  24. 【請求項24】 上記導電バンプは導電ポリマーバンプ
    またはコンプライアントバンプであり、上記接続用パッ
    ドと上記プリント回路基板パッド間を電気的に接続する
    請求項22に記載のコンタクトストラクチャのパッケー
    ジング・相互接続。
  25. 【請求項25】 上記2層リードの一端は上記プリント
    回路基板パッドに導電ポリマーを介して接続されている
    請求項17に記載のコンタクトストラクチャのパッケー
    ジング・相互接続。
  26. 【請求項26】 上記導電ポリマーは導電接着剤、導電
    フィルム、導電ペースト、または導電粒子である請求項
    25に記載のコンタクトストラクチャのパッケジング・
    相互接続。
  27. 【請求項27】 上記導電ポリマーは導電エラストマで
    あり、その導電エラストマはアニソトロピック(異方
    性)導電接着剤、アニソトロピック導電フィルム、アニ
    ソトロピック導電ペースト、またはアニソトロピック導
    電粒子であり、上記接続用パッドと上記プリント回路基
    板パッド間を電気的に接続する請求項25に記載のコン
    タクトストラクチャのパッケージング・相互接続。
  28. 【請求項28】 上記2層リードの一端は上部リードと
    下部リードに構成され、その上部リードと下部リードは
    上記プリント回路基板に設けられた対応するプリント回
    路基板パッドにそれぞれ接続されている請求項17に記
    載のコンタクトストラクチャのパッケージング・相互接
    続。
  29. 【請求項29】 上記上部リードと下部リードは、上記
    プリント回路基板に設けられた対応するプリント回路基
    板パッドに、対応する導電バンプを介してそれぞれ接続
    されている請求項28に記載のコンタクトストラクチャ
    のパッケージング・相互接続。
  30. 【請求項30】 上記上部リードと下部リードは、上記
    プリント回路基板に設けられた対応するプリント回路基
    板パッドに、対応する導電ポリマーを介してそれぞれ接
    続されている請求項28に記載のコンタクトストラクチ
    ャのパッケージング・相互接続。
  31. 【請求項31】 コンタクトストラクチャ(接触構造)
    のパッケージング・相互接続において、 フォトリソグラフィ製法により、コンタクト基板上に導
    電材料で形成され、そのコンタクト基板に対して直立に
    形成されたベース部と、一端がベース部上に形成された
    水平部と、その水平部の他端に形成された接触部とによ
    り構成されるコンタクトストラクチャと、 上記コンタクト基板の裏面に形成され、一端がバイアホ
    ールとコンタクトトレースを介して上記コンタクトスト
    ラクチャに電気的に接続されているコンタクトパッド
    と、 上記コンタクトパッドと電気的に接続するために、プリ
    ント回路基板(PCB)上に設けられたプリント回路基
    板(PCB)パッドと、 上記コンタクトパッドの底表面と上記PCBパッドを電
    気的に接続するための3層リードと、 上記コンタクト基板の下部に設けられ、上記パッケージ
    ング・相互接続に柔軟性を与えるためのエラストマと、 上記エラストマと上記PCB基板の間に設けられ、上記
    各コンタクトストラクチャ、コンタクト基板およびエラ
    ストマを支持するためのサポートストラクチャと、 により構成されるコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  32. 【請求項32】 上記プリント回路基板はガラスエポキ
    シ樹脂あるいはセラミックで構成される請求項31に記
    載のコンタクトストラクチャのパッケージング・相互接
    続。
  33. 【請求項33】 上記プリント回路基板は多層プリント
    回路基板である請求項31に記載のコンタクトストラク
    チャのパッケージング・相互接続。
  34. 【請求項34】 上記サポートストラクチャはセラミッ
    ク、モールドプラスチック、または金属で構成される請
    求項31に記載のコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  35. 【請求項35】 上記3層リードは相互接続に用いるた
    めのテープ・オートメイテド・ボンディング(TAB)
    構造を有している請求項31に記載のコンタクトストラ
    クチャのパッケージング・相互接続。
  36. 【請求項36】 上記3層リードの一端は上記プリント
    回路基板パッドに導電バンプを介して接続されている請
    求項31に記載のコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  37. 【請求項37】 上記導電バンプはハンダボールであ
    り、加熱により溶解凝固して、上記接続用パッドと上記
    プリント回路基板パッド間を電気的に接続する請求項3
    6に記載のコンタクトストラクチャのパッケージング・
    相互接続。
  38. 【請求項38】 上記導電バンプは導電ポリマーバンプ
    またはコンプライアントバンプであり、上記接続用パッ
    ドと上記プリント回路基板パッド間を電気的に接続する
    請求項36に記載のコンタクトストラクチャのパッケー
    ジング・相互接続。
  39. 【請求項39】 上記3層リードの一端は上記プリント
    回路基板パッドに導電ポリマーを介して接続されている
    請求項31に記載のコンタクトストラクチャのパッケー
    ジング・相互接続。
  40. 【請求項40】 上記導電ポリマーは導電接着剤、導電
    フィルム、導電ペースト、または導電粒子である請求項
    39に記載のコンタクトストラクチャのパッケジング・
    相互接続。
  41. 【請求項41】 上記導電ポリマーは導電エラストマで
    あり、その導電エラストマはアニソトロピック(異方
    性)導電接着剤、アニソトロピック導電フィルム、アニ
    ソトロピック導電ペースト、またはアニソトロピック導
    電粒子であり、上記接続用パッドと上記プリント回路基
    板パッド間を電気的に接続する請求項39に記載のコン
    タクトストラクチャのパッケージング・相互接続。
  42. 【請求項42】 上記3層リードの一端は上部リードと
    中間リードと下部リードに構成され、その各上部リード
    と中間リードと下部リードは、上記プリント回路基板に
    設けられた対応するプリント回路基板パッドにそれぞれ
    接続されている請求項31に記載のコンタクトストラク
    チャのパッケージング・相互接続。
  43. 【請求項43】 上記上部リードと中間リードと下部リ
    ードは、上記プリント回路基板に設けられた対応するプ
    リント回路基板パッドに、対応する導電バンプを介して
    それぞれ接続されている請求項42に記載のコンタクト
    ストラクチャのパッケージング・相互接続。
  44. 【請求項44】 上記上部リードと中間リードと下部リ
    ードは、上記プリント回路基板に設けられた対応するプ
    リント回路基板パッドに、対応する導電ポリマーを介し
    てそれぞれ接続されている請求項42に記載のコンタク
    トストラクチャのパッケージング・相互接続。
  45. 【請求項45】 コンタクトストラクチャ(接触構造)
    のパッケージング・相互接続において、 フォトリソグラフィ製法により、コンタクト基板上に導
    電材料で形成され、そのコンタクト基板に対して直立に
    形成されたベース部と、一端がベース部上に形成された
    水平部と、その水平部の他端に形成された接触部とによ
    り構成されるコンタクトストラクチャと、 上記コンタクト基板の裏面に形成され、一端がバイアホ
    ールとコンタクトトレースを介して上記コンタクトスト
    ラクチャに電気的に接続されているコンタクトパッド
    と、 上記コンタクトパッドと電気的に接続するためのコネク
    タと、 上記コンタクトパッドの底表面と上記コネクタを電気的
    に接続するための導電リードと、 上記コンタクト基板の下部に設けられ、上記パッケージ
    ング・相互接続に柔軟性を与えるためのエラストマと、 上記エラストマの下部に設けられ、上記各コンタクトス
    トラクチャ、コンタクト基板およびエラストマを支持す
    るためのサポートストラクチャと、 により構成されるコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  46. 【請求項46】 上記コンタクト基板はシリコン基板で
    あり、上記コンタクトストラクチャはフォトリソグラフ
    ィ製法により、そのシリコンによるコンタクト基板上に
    直接的に形成される請求項45に記載のコンタクトスト
    ラクチャのパッケージング・相互接続。
  47. 【請求項47】 上記コンタクト基板は誘電体基板であ
    り、上記コンタクトストラクチャはフォトリソグラフィ
    製法により、その誘電体によるコンタクト基板上に直接
    的に形成される請求項45に記載のコンタクトストラク
    チャのパッケージング・相互接続。
  48. 【請求項48】 上記コンタクトトレイスは導電材料に
    より、デポジション、エバポレーション、スパッタリン
    グ、またはメッキの行程により形成される請求項45に
    記載のコンタクトストラクチャのパッケージング・相互
    接続。
  49. 【請求項49】 上記サポートストラクチャはセラミッ
    ク、モールドプラスチック、または金属で構成される請
    求項45に記載のコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
  50. 【請求項50】 上記導電リードは垂直方向に配置され
    た複数のリードを有しその複数のリードは上記コネクタ
    に接続されている請求項45に記載のコンタクトストラ
    クチャのパッケージング・相互接続。
  51. 【請求項51】 上記導電リードは、相互接続に用いる
    ためのテープ・オートメイテド・ボンディング(TA
    B)構造を有した垂直方向に配置された複数のリードを
    有している請求項45に記載のコンタクトストラクチャ
    のパッケージング・相互接続。
  52. 【請求項52】 コンタクトストラクチャ(接触構造)
    のパッケージング・相互接続において、 フォトリソグラフィ製法により、コンタクト基板上に導
    電材料で形成され、そのコンタクト基板に対して直立に
    形成されたベース部と、一端がベース部上に形成された
    水平部と、その水平部の他端に形成された接触部とによ
    り構成されるコンタクトストラクチャと、 上記コンタクト基板の裏面に形成され、一端がバイアホ
    ールとコンタクトトレースを介して上記コンタクトスト
    ラクチャに電気的に接続されているコンタクトパッド
    と、 上記コンタクトストラクチャと電気的に接続するために
    プリント回路基板(PCB)に設けられた第1および第
    2のプリント回路基板(PCB)パッドと、 上記コンタクト基板の上表面に設けられた上記コンタク
    トトレイスと電気的に接続するための第1の導電リード
    と、 上記コンタクト基板の底表面に設けられたコンタクトパ
    ッドと電気的に接続するための第2の導電リードと、 上記コンタクト基板の下部に設けられ、上記パッケージ
    ング・相互接続に柔軟性を与えるためのエラストマと、 上記エラストマの下部に設けられ、上記各コンタクトス
    トラクチャ、コンタクト基板およびエラストマを支持す
    るためのサポートストラクチャと、 により構成されるコンタクトストラクチャのパッケージ
    ング・相互接続。
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