JP2000301673A - 化粧シート - Google Patents

化粧シート

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JP2000301673A JP11112402A JP11240299A JP2000301673A JP 2000301673 A JP2000301673 A JP 2000301673A JP 11112402 A JP11112402 A JP 11112402A JP 11240299 A JP11240299 A JP 11240299A JP 2000301673 A JP2000301673 A JP 2000301673A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】真空成形適性に優れると共に、表面硬度や耐磨
耗性、耐溶剤性等の各種表面物性にも優れた化粧シート
を提供する。 【解決手段】非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シ
ート上に、熱可塑性オレフィン系樹脂からなる透明樹脂
層を有する化粧シートである。非晶質ポリエステル系樹
脂のガラス転移温度は60℃以上85℃以下、冷結晶化
温度は120℃以上であることが望ましい。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、住宅等の建築物の
内外装材や、造作材、建具等の建築資材、家具什器類、
住設機器や家電製品等の表面化粧に使用するための化粧
シートに関するものである。更に詳しくは、平面上基材
への貼付は勿論のこと、Vカット加工や凹凸基材へのラ
ッピング、真空成形等の立体成形も可能であり、燃焼時
に塩化水素ガス等の有害物質を発生しない環境に優しい
化粧シートに関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年、消費者の嗜好の高度化・多様化に
よって、各種の複雑な立体形状の化粧部材に対する需要
が高まっている。係る立体形状の化粧部材としては、例
えば合板やパーティクルボード、中密度繊維板(MD
F)等の木質系基材や、珪酸カルシウム板やスレート
板、木毛セメント板等の無機質系基材、繊維強化プラス
チック(FRP)等の合成樹脂系基材等の各種の基材の
表面に、適宜の化粧シートを貼着して得た化粧板に、V
カット加工等の折り曲げ加工を施したものもある。ま
た、表面に凹凸形状を有する柱状基材の表面に沿って、
化粧シートを巻き付けつつ貼着するラッピング加工によ
るものもある。
【0003】しかし、これらの手法による限り、製造可
能な立体形状の範囲は、平面状に展開可能な形状に限定
され、更に複雑な三次元立体形状には対応することがで
きない。そこで、予め複雑な三次元立体形状に成形した
各種の基材の表面に、熱可塑性樹脂製の化粧シートを、
真空成形法(圧空成形法、真空圧空成形法を含む)によ
り立体成形すると同時に貼着する手法も、既に広く採用
されている。そして、近年の消費者の嗜好の更なる高度
化・多様化によって、ますます複雑な三次元立体形状の
化粧部材に対する需要が高まっており、これに伴って、
より厳しい成形条件に耐える化粧シートの開発が、ます
ます強く要請される様になっている。
【0004】ところで、従来、一般的な熱可塑性樹脂製
の化粧シートを構成する熱組成樹脂としては、安価で加
工適性や各種物性にも優れたポリ塩化ビニル樹脂が最も
多く使用されて来た。ところが、近年になって、環境問
題に対する社会的な関心の高まりを受けて、燃焼時に塩
化水素ガスやダイオキシン等の有害物質を発生するおそ
れのあるポリ塩化ビニル樹脂が敬遠される様になってお
り、環境への悪影響の少ない非塩素系の樹脂を使用した
化粧シートが強く要請される様になっている。これを受
けて、ポリ塩化ビニル樹脂の代替材料として、例えば熱
可塑性オレフィン系樹脂を使用した化粧シートなどが既
に開発され、実用化されている(特開平6−16832
号公報等)。
【0005】しかるに、熱可塑性オレフィン系樹脂とし
て、例えば通常の汎用のポリプロピレン樹脂を使用した
化粧シートは、柔軟性が不足する為に、折り曲げ加工や
真空成形加工を行った際に、白化や亀裂、破断、ネッキ
ング等を発生し易いという問題点があった。そこで、係
る問題点を解決する目的で、ポリプロピレン等の樹脂に
軟質モノマーとの共重合やエラストマー等の軟質成分の
配合等の手段により柔軟性を付与した、所謂軟質オレフ
ィン系樹脂を使用した化粧シートも、各種提案されてい
る(特開平9−300554号公報、特開平9−328
562号公報、特開平10−17679号公報等)。
【0006】しかしながら、係る如く柔軟性を付与した
軟質オレフィン系樹脂からなる化粧シートは、上記した
問題点は確かに解決出来たものの、シートが本質的に柔
軟であり、腰や耐熱性が低く、化学的にも弱い為に、基
材への貼着時のシワや、基材表面の不陸を拾う為の外観
不良、真空成形時の加熱によりシートが軟化し過ぎる為
のドローダウンや成形ムラ等の外観不良等が発生し易
く、表面硬度や耐磨耗性、耐溶剤性等の各種表面物性に
も劣る等の問題点があった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、従来の技術
における上記の様な問題点を解決する目的でなされたも
のであって、真空成形適性に優れると共に、表面硬度や
耐磨耗性、耐溶剤性等の各種表面物性にも優れた化粧シ
ートを提供しようとするものである。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は、非晶質ポリエ
ステル系樹脂からなる基材シート上に、熱可塑性オレフ
ィン系樹脂からなる透明樹脂層を有することを特徴とす
る化粧シートである。
【0009】また本発明は、前記非晶質ポリエステル系
樹脂のガラス転移温度が60℃以上85℃以下であり、
冷結晶化温度が120℃以上であることを特徴とする化
粧シートである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、図
面を参照しつつ詳細に説明する。図1及び図2は、本発
明の化粧シートの実施の形態を示す側断面図である。
【0011】本発明の化粧シートは、図1に示す様に、
非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シート1上に、
熱可塑性オレフィン系樹脂からなる透明樹脂層2が積層
されて構成されるものである。なお、基材シート1と透
明樹脂層2との層間には、木目等の所望の絵柄による意
匠性の付与の為の絵柄層3が設けられるのが通例であ
る。
【0012】基材シート1を構成する非晶質ポリエステ
ル系樹脂の種類には特に制限はないが、代表的なものは
通称A−PETシートとして市販されているもので、こ
れは汎用の熱可塑性ポリエステル系樹脂であるポリエチ
レンテレフタレート樹脂を結晶化させない成形条件でシ
ート状に押出成形したものである。
【0013】具体的には例えば、帝人株式会社製「テイ
ジンテトロンシート(A−PET)」、東洋紡績株式会
社製「東洋紡PETMAXシートAシリーズ」、鐘紡株
式会社製「カネボウA−PETシート」等として市販さ
れているものを挙げることができる。これらは、例えば
透明容器等の用途に既に広く使用されている。
【0014】非晶質ポリエステル樹脂としては、上記の
如く成形条件によるものの他、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂等の汎用の熱可塑性ポリエステル樹脂を基本骨
格としつつ、結晶化を抑制するための各種の共重合成分
を使用した共重合ポリエステル樹脂を使用することもで
きる。
【0015】これには例えば、テレフタル酸、ナフタレ
ンジカルボン酸等の芳香族ジカルボン酸又はジカルボン
酸エステルと、エチレングリコール、1,4−ブタンジ
オール等の脂肪族ジオールとの縮合重合反応において、
ジカルボン酸成分として例えばセバシン酸、エイコ酸、
ドデカンジオン酸、ダイマー酸、シクロヘキサンジカル
ボン酸等の長鎖脂肪族ジカルボン酸及び/又は脂環族ジ
カルボン酸を導入したり、及び/又は、ジオール成分と
してポリエチレングリコール、ポリテトラメチレングリ
コール等の両末端に水酸基を有するポリエーテル系ジオ
ールを導入したもの等がある。具体的には例えばイース
トマンコダック社製「Spectar」等として市販さ
れている。
【0016】本発明においては上記の他、各種の非晶質
ポリエステル系樹脂から選ばれる任意の樹脂からなるシ
ートを、基材シートとして使用することができる。勿
論、同種又は異種の非晶質ポリエステル系樹脂からなる
複数層の積層体であってもよい。
【0017】非晶質ポリエステル系樹脂は、ポリ塩化ビ
ニル樹脂を使用していないことによって、焼却処分を行
っても塩化水素ガスやダイオキシン等の有害化学物質を
発生する危険性が極めて少ない他、ポリ塩化ビニル樹脂
よりも高融点であるので耐熱性(加熱時の耐破断性)に
優れ、また耐溶剤性の面でも優れるので、印刷インキや
接着剤等の選択範囲が広い。また、ポリオレフィン系樹
脂との比較では、非晶質ポリエステル系樹脂は結晶相と
非結晶相との海島構造が存在しないことにより、極めて
均一な成形性が得られ、ネッキングや絵柄歪、白化等の
成形不良を発生することがない。
【0018】基材シート1の厚みには特に制限はなく、
従来の化粧シートの基材シートと同様の厚さのものを使
用することができる。但し、あまり薄過ぎると真空成形
時に破断し易く、一方あまり厚過ぎても成形性に劣る
他、不経済でもあるので、一般的には20〜200μm
程度の範囲内とするのが良い。中でも50〜150μm
程度の範囲が最も推奨される。
【0019】なお、従来より用いられている一般的な化
粧材用の真空成形機の成形条件に適合させる為には、基
材シート1を構成する非晶質ポリエステル系樹脂として
は、ガラス転移温度(Tg)が60℃以上85℃以下で
あり、且つ、冷結晶化温度(Tc)が120℃以上であ
る樹脂を採用することが望ましい。
【0020】ガラス転移温度が85℃を越えると、真空
成形時の加熱温度を通常より高く設定する必要があり、
熱エネルギー効率や成形サイクル時間の面で不利である
他、樹脂が硬くなるので成形性の面でも不利である。一
方、60℃を下回ると、シートが耐熱性に劣る為にドロ
ーダウン等の成形不良が発生し易い他、製造された化粧
材の耐熱性や耐久性の面でも不利である。また、冷結晶
化温度が120℃に満たないと、真空成形時の加熱によ
り樹脂の結晶化が進行して樹脂が柔軟性を失い成形性が
低下する他、結晶相と非結晶相との海島構造が出現し、
両者の変形特性差に起因するネッキングや絵柄歪、両者
の屈折率差による白化等、成形不良が発生し易くなるか
らである。
【0021】ガラス転移温度や冷結晶化温度は、樹脂の
組成や分子量による他、樹脂のシート成形時の成形条件
にもよるので、市販の各種の非晶質ポリエステル系樹脂
シートの中から真空成形条件に適合したものを適宜選択
するか、又は適合する範囲となる様にシートの成形条件
を設定すれば良い。
【0022】その他、基材シート1を構成する非晶質ポ
リエステル系樹脂の物性としては、引張弾性率が100
kgf/mm2以上300kgf/mm2以下であること
が望ましい。引張弾性率が100kgf/mm2未満で
あると、樹脂が柔軟過ぎて傷付き易く腰も弱く、ラミネ
ート時のシワや傷、ドローダウンや、基材の表面の不陸
を拾う為の成形不良等の原因となり易く、一方、300
kgf/mm2を越えると、樹脂の柔軟性が不十分であ
る為に加工適性に劣り、基材の表面の三次元立体形状に
完全に追従できない為の成形不良や割れ、白化、成形後
に残留する応力による経時剥離等の原因となり易いから
である。
【0023】基材シート1を構成する非晶質ポリエステ
ル系樹脂には、必要に応じて例えば着色剤、充填剤、酸
化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可塑
剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤等の各種の添加剤の一種
以上を添加することもできる。
【0024】特に、目的とする化粧シートに被貼着基材
の表面に対する隠蔽性が要求される場合には、基材シー
ト1を構成する非晶質ポリエステル系樹脂に着色剤を添
加して着色し、隠蔽性とすることが望ましい。着色剤と
しては、例えば有機又は無機の染料又は顔料が挙げられ
るが、隠蔽力の観点からは無機顔料を少なくとも使用す
ることが望ましい。
【0025】具体的には、例えば酸化チタン、酸化亜
鉛、塩基性炭酸鉛等の白色無機顔料や、酸化鉄(弁柄、
黄色酸化鉄、鉄黒)、酸化クロム、コバルトブルー、カ
ーボンブラック等の有色無機顔料、アルミニウム粉、ブ
ロンズ粉等の金属粉顔料、酸化チタン被覆雲母、酸化塩
化ビスマス等の真珠光沢顔料等を挙げることができる。
勿論、色彩調整を目的として、例えばフタロシアニン系
顔料等の耐候性に優れた有機顔料を併用することは差し
支えない。また、必要に応じて、例えば酸化珪素、炭酸
カルシウム、硫酸バリウム等の体質顔料を併用すること
もできる。
【0026】その他の添加剤として、酸化防止剤として
は例えばフェノール系、硫黄系、リン系等、紫外線吸収
剤としては例えばベンゾフェノン系、ベンゾトリアゾー
ル系、サリシレート系、シアノアクリレート系、ホルム
アミジン系、オキザニリド系等、光安定剤としては例え
ばヒンダードアミン系、ニッケル錯体系等、熱安定剤と
しては例えばヒンダードフェノール系、硫黄系、ヒドラ
ジン系等、可塑剤としては例えばフタル酸エステル系、
リン酸エステル系、脂肪酸エステル系、脂肪族二塩基酸
エステル系、オキシ安息香酸エステル系、エポキシ系、
ポリエステル系等、滑剤としては例えば脂肪酸エステル
系、脂肪酸系、金属石鹸系、脂肪族アミド系、高級アル
コール系、パラフィン系、シリコーン系等、帯電防止剤
としては例えばカチオン系、アニオン系、ノニオン系、
両イオン系等、難燃剤としては例えば臭素系、リン系、
塩素系、窒素系、アルミニウム系、アンチモン系、マグ
ネシウム系、硼素系、ジルコニウム系等、充填剤として
は例えば炭酸カルシウム、硫酸バリウム、滑石、蝋石、
カオリン等から選ばれる1種又は2種以上の混合系で使
用される。
【0027】透明樹脂層2は、化粧シートの表面に表面
硬度や耐磨耗性、耐溶剤性等の各種表面物性を付与する
目的で設けられるものであって、本発明の化粧シートで
はこれを熱可塑性オレフィン系樹脂から構成する。な
お、本発明の化粧シートにおいて、透明樹脂層2の「透
明」とは、必ずしも無色透明に限定されるものではな
く、半透明や着色透明をも包含する。
【0028】透明樹脂層2を構成する熱可塑性オレフィ
ン系樹脂の種類には特に制限はなく、例えば従来より化
粧シートの構成材料として使用されている任意の熱可塑
性オレフィン系樹脂を使用することができる。具体的に
は、例えばポリエチレン樹脂、ポリプロピレン樹脂、ポ
リブテン−1樹脂、ポリ−4−メチルペンテン−1樹脂
等を始めとする種々の単独重合体や、エチレン−αオレ
フィン共重合体樹脂、エチレン−酢酸ビニル共重合体樹
脂、エチレン−(メタ)アクリル酸(エステル)共重合
体樹脂、エチレン−ビニルアルコール共重合体樹脂等の
オレフィン系共重合体樹脂などを挙げることができる。
【0029】中でも本発明の目的に最も好適なのは、ポ
リプロピレン系樹脂、すなわちポリプロピレンを主成分
とする単独又は共重合体であり、具体的には、例えばホ
モポリプロピレン樹脂、ランダムポリプロピレン樹脂、
ブロックポリプロピレン樹脂、及び、ポリプロピレン結
晶部を有し、且つプロピレン以外の炭素数2〜20のα
−オレフィン、好ましくはエチレン、ブテン−1、4−
メチルペンテン−1、ヘキセン−1又はオクテン−1、
のコモノマーを15モル%以上含有するプロピレン−α
オレフィン共重合体などを例示することができる。ま
た、通常ポリプロピレン系樹脂の柔軟化に用いられてい
るエチレン−αオレフィン共重合体、エチレン−プロピ
レン共重合ゴム、エチレン−プロピレン−非共役ジエン
共重合体ゴム等の改質剤を添加することもできる。
【0030】勿論、透明樹脂層2を構成する熱可塑性オ
レフィン系樹脂の種類はこれらに限定されるものではな
い。また、同種又は異種の熱可塑性オレフィン系樹脂か
らなる複数層の積層体であっても良い。
【0031】また、前記熱可塑性オレフィン系樹脂に
は、目的の化粧シートの用途により必要に応じて、例え
ば酸化防止剤、紫外線吸収剤、光安定剤、熱安定剤、可
塑剤、滑剤、帯電防止剤、難燃剤、充填剤等の従来公知
の各種の添加剤の1種以上が添加されていても良い。こ
れらの添加剤として具体的には、例えば既に基材シート
1を構成する非晶質ポリエステル系樹脂に添加すべき添
加剤として例示したもの等を使用することができる。
【0032】熱可塑性オレフィン系樹脂からなる透明樹
脂層2の厚さには特に制限はなく、例えば従来の一般の
複層型の化粧シートにおける透明樹脂層の厚さと同等と
することができる。一般に、厚い程耐磨耗性や耐溶剤性
等の表面物性や耐候性、塗装感や深み感、エンボス深さ
等の意匠性の面などで有利であるが、反面化粧シートと
しての柔軟性や可撓性、真空成形時の基材表面の三次元
立体形状への追従性等の面で不利となるので、両者のバ
ランスの取れる厚み範囲が選ばれる。具体的には、化粧
シートの用途やそれに応じた要求品質、使用する熱可塑
性オレフィン系樹脂の種類等にもよるが、一般に20〜
200μm程度の範囲から選ばれ、特に好ましい範囲は
50〜150μm程度である。
【0033】上記透明樹脂層2の形成方法には特に制限
はなく、従来公知の任意の方法を適宜採用することがで
きる。具体的には例えば、予めフィルム状乃至シート状
に成形された透明樹脂層2をドライラミネート接着剤、
感熱接着剤又は電離放射線硬化型接着剤等の適宜の接着
剤を介して接着する方法や、或いは接着剤を介さずに熱
圧着、高周波溶着又は超音波溶着等の手段によって直接
接着する方法、透明樹脂層2を形成すべき熱可塑性オレ
フィン系樹脂を加熱溶融しフィルム乃至シート状に押し
出し成形すると同時に基材シート1の表面上に積層し接
着させる方法等、従来公知の各種の方法の中から、樹脂
の特性に合致した方法を適宜選択して採用することがで
きる。
【0034】なお、後者の方法(押し出しラミネート
法)において、基材シート1と透明樹脂層2との接着性
が劣る場合には、これも公知の様に、基材シート1上に
予め感熱接着性のアンカー層5を設けておくか、及び/
又は、透明樹脂層2の構成樹脂と別途容易した熱接着性
樹脂とを共押し出しラミネートして、基材シート1と透
明樹脂層2との間に接着性樹脂層6を挟持させることに
よって、接着性の向上を図ることもできる。
【0035】上記とは逆に、予めシート状に成形されて
いる透明樹脂層2の裏面に、非晶質ポリエステル系樹脂
をシート状に押し出しラミネートすることにより、基材
シート1を成形すると同時に透明樹脂層2と積層するこ
とも、勿論可能である。
【0036】本発明の化粧シートは、上記した非晶質ポ
リエステル系樹脂からなる基材シート1と、熱可塑性オ
レフィン系樹脂からなる透明樹脂層2との他、基材シー
ト1の裏面及び/又は基材シート1と透明樹脂層2との
層間に、適宜の熱可塑性樹脂からなる裏面層及び/又は
中間層を具備していても良い。
【0037】本発明の化粧シートには、前述した様に、
木目等の所望の絵柄による意匠性を付与する目的で、絵
柄層3が設けられるのが通例である。絵柄層3の位置
は、要するに化粧シートの表面から透視可能であれば良
いのであって、透明樹脂層2の表面、基材シート1と透
明樹脂層2との層間、或いは、基材シート1が透明であ
る場合には基材シート1の裏面であっても良く、これら
の複数箇所に同一又は異なる絵柄層3を設けても良い。
しかし一般的には、表面及び裏面からの絵柄層の保護の
目的で、絵柄層3は基材シート1と透明樹脂層2との層
間に設けられるのが通例である。なお、この場合、図1
に示す例では、絵柄層は基材シート1の表面側の面上に
設けられているが、透明樹脂層2の裏面側の面上に設け
ることもできる。
【0038】絵柄層3の絵柄の種類には特に制限はな
く、例えば従来より係る化粧シートの分野において広く
採用されている木目柄を始め、石目柄、布目柄、抽象
柄、幾何学模様等、或いは単なる着色乃至色彩調整を目
的とする場合には単色無地であっても良く、要するに、
目的の化粧シートの用途に応じて任意の所望の絵柄を採
用することができる。
【0039】絵柄層3の構成材料や形成方法には特に制
限はなく、従来より係る化粧シートの絵柄層に適用され
て来た任意の画像形成材料や画像形成方法を適宜採用す
ることができる。具体的には例えば、染料又は顔料等の
着色剤を、適当な結着剤樹脂と共に、適当な溶剤中に溶
解又は分散してなる印刷インキ又はコーティング剤等を
使用することができる。但し、三次元立体形状への真空
成形に追従可能な柔軟性を有する材料を選択する必要が
ある。
【0040】前記着色剤としては、例えばカーボンブラ
ック、チタン白、亜鉛華、弁柄、紺青、カドミウムレッ
ド等の無機顔料や、アゾ顔料、レーキ顔料、アントラキ
ノン顔料、キナクリドン顔料、フタロシアニン顔料、イ
ソインドリノン顔料、ジオキサジン顔料等の有機顔料、
アルミニウム粉、ブロンズ粉等の金属粉顔料、酸化チタ
ン被覆雲母、酸化塩化ビスマス等の真珠光沢顔料、蛍光
顔料、夜光顔料等、又はこれらから選ばれる2種以上の
混合物等を使用することができる。
【0041】また、前記結着剤樹脂としては、例えばア
クリル系樹脂、スチレン系樹脂、ポリエステル系樹脂、
ウレタン系樹脂、塩素化ポリオレフィン系樹脂、塩化ビ
ニル−酢酸ビニル共重合体系樹脂、ポリビニルブチラー
ル樹脂、アルキド系樹脂、石油系樹脂、ケトン樹脂、エ
ポキシ系樹脂、メラミン系樹脂、フッ素系樹脂、シリコ
ーン系樹脂、繊維素誘導体、ゴム系樹脂等の各種合成樹
脂類、又はそれらの2種以上の混合物等を使用すること
ができる。
【0042】また、前記溶剤としては、例えばヘキサ
ン、ヘプタン、オクタン、トルエン、キシレン、エチル
ベンゼン、シクロヘキサン、メチルシクロヘキサン等の
石油系有機溶剤や、酢酸エチル、酢酸ブチル、酢酸−2
−メトキシエチル、酢酸−2−エトキシエチル等のエス
テル系有機溶剤、メチルアルコール、エチルアルコー
ル、ノルマルプロピルアルコール、イソプロピルアルコ
ール、イソブチルアルコール、エチレングリコール、プ
ロピレングリコール等のアルコール系有機溶剤、アセト
ン、メチルエチルケトン、メチルイソブチルケトン、シ
クロヘキサノン等のケトン系有機溶剤、ジエチルエーテ
ル、ジオキサン、テトラヒドロフラン等のエーテル系有
機溶剤、ジクロロメタン、四塩化炭素、トリクロロエチ
レン、テトラクロロエチレン等の塩素系有機溶剤等の各
種有機溶剤や、水等の無機溶剤、又はそれらの2種以上
の混合物等を使用することができる。
【0043】その他、必要に応じて例えば体質顔料や可
塑剤、分散剤、界面活性剤、粘着賦与剤、接着助剤、乾
燥剤、安定剤、硬化剤、硬化促進剤又は硬化遅延剤等の
各種の添加剤を適宜添加することもできる。
【0044】絵柄層3の形成方法には特に制限はなく、
例えばグラビア印刷法やオフセット印刷法、スクリーン
印刷法、フレキソ印刷法、静電印刷法、インクジェット
印刷法等の従来公知の各種の印刷方法を使用することが
できる。また、例えば全面ベタ状の場合には上記した各
種の印刷方法の他、例えばロールコート法やナイフコー
ト法、エアーナイフコート法、ダイコート法、リップコ
ート法、コンマコート法、キスコート法、フローコート
法、ディップコート法等の各種のコーティング方法によ
ることもできる。その他、例えば手描き法、墨流し法、
写真法、転写法、レーザービーム又は電子ビーム描画
法、金属等の部分蒸着法やエッチング法等、またはこれ
らの各種の方法から選ばれる2種以上を適宜組み合わせ
て行うことも勿論可能である。
【0045】なお、絵柄層3の形成に先立ち、必要に応
じて、基材シート1又は透明樹脂層2の被印刷面に例え
ばコロナ処理、オゾン処理、プラズマ処理、電離放射線
処理、重クロム酸処理、アンカー又はプライマー処理等
の表面処理を施すことによって、基材シート1又は透明
樹脂層2と絵柄層3との密着性を向上することもでき
る。
【0046】また、目的とする化粧シートが隠蔽性を必
要とする場合、基材シート1が透明であるか又は基材シ
ート1の隠蔽性が不足している時には、絵柄層3と併せ
て隠蔽層4を設けることもできる(図2)。隠蔽層4の
形成材料や形成方法は、上記した絵柄層3の場合に準ず
るが、良好な隠蔽性を得る為には、酸化チタン系顔料又
は酸化鉄系顔料等の隠蔽性の無機顔料を少なくとも使用
することが好ましい。また、適宜の色彩に着色すること
により、絵柄層3の背景色としての機能を兼ねさせるこ
ともできる。なお、隠蔽層4の形成位置は、絵柄層3よ
りも裏面側であれば良く、基材シート1の表面側であっ
ても裏面側であっても良い。
【0047】透明樹脂層2の表面には、従来公知の如
く、必要に応じて所望の適宜の模様のエンボス7を設け
ることもできる。エンボス7の種類にも特に制限はな
く、例えば木目調(特に導管模様状)、石目調、布目
調、和紙調、幾何学模様状等の各種模様状であっても良
いし、或いは例えば砂目調等の艶消状や、ヘアライン
状、スウェード調等であっても良い。また、これらのエ
ンボス7の模様を絵柄層3の絵柄と同調させることによ
って更なる意匠性の向上を図ることもできるが、その必
要がなければ非同調であっても良く、また絵柄層3の絵
柄と同調した模様と同調しない模様との両者を含む模様
のエンボス7を設けることもできる。
【0048】エンボス7の形成方法にも特に制限はない
が、金属製のエンボス版を使用した機械エンボス法が最
も一般的である。またエンボス7の形成時期にも特に制
限はなく、透明樹脂層2の基材シート1との積層前、積
層と同時又は積層後の中から任意の時期を選択すること
ができる。また、これらの中から選ばれる複数の時期に
同一又は異なる模様のエンボス7を複数回に亘って施す
こともできる。なお、エンボス7の凹陥部には、必要に
応じてワイピング法等の手法により着色剤8を充填して
も良く、これによって表面の凹凸模様と同調した色彩模
様を有する意匠性に優れた化粧シートを得ることができ
る。
【0049】また、化粧シートの表面に更に優れた表面
物性を付与する目的で、透明樹脂層2の表面にトップコ
ート層9を設けることもできる。トップコート層9の構
成材料としては、従来より係る化粧シートのトップコー
ト層の構成材料として使用されている公知の各種のトッ
プコート剤の中から選ばれる任意のものを使用すること
ができる。一般的には、少なくとも下地を透視可能な透
明性を有する必要がある他、化粧シートの用途により要
求される耐磨耗性や耐擦傷性、耐溶剤性、耐汚染性等の
表面物性を具備させるべく、硬化性樹脂を主成分とする
材料から構成することが好ましい。
【0050】上記トップコート層9の構成材料として具
体的には、例えばメラミン系樹脂、フェノール系樹脂、
尿素系樹脂、エポキシ系樹脂、アミノアルキド系樹脂、
ウレタン系樹脂、ポリエステル系樹脂、シリコーン系樹
脂等の熱硬化性樹脂や、(メタ)アクリレート系樹脂等
の電離放射線硬化性樹脂等を、好適に使用することがで
きる。また必要に応じて、例えば艶調整剤、滑剤、帯電
防止剤、結露防止剤、抗菌剤、防黴剤等の各種添加剤を
適宜添加することもできる。
【0051】トップコート層9の形成方法にも特に制限
はなく、例えばグラビアコート法、ロールコート法、デ
ィップコート法、エアーナイフコート法、ナイフコート
法、コンマコート法、ダイコート法、リップコート法、
キスコート法、ロッドコート法、スプレーコート法、フ
ローコート法等の従来公知の任意のコーティング法を適
宜適用することができる。
【0052】なお、透明樹脂層2とトップコート層9と
の密着性が不十分である場合には、トップコート層9の
塗工形成に先立ち、透明樹脂層2の表面に例えばコロナ
処理、オゾン処理、プラズマ処理、電離放射線処理、重
クロム酸処理、アンカー又はプライマー処理等の表面処
理を施すことによって、透明樹脂層2とトップコート層
9との間の密着性を向上することができる。
【0053】本発明の化粧シートは、既に説明した様
に、従来の化粧シートと同様、木質系基材や無機質系基
材等の各種の基材の表面に貼着(ラミネート)して使用
するものであり、一般的には該貼着の際に例えばウレタ
ン系や酢酸ビニル系等の適宜の接着剤が使用される。し
かし、係る接着剤の種類によっては、基材シート1を構
成する非晶質ポリエステル系樹脂との接着性が不十分で
ある場合もある。係る場合に備えて、基材シート1の裏
面に、汎用のラミネート用接着剤との接着性に優れた樹
脂からなるプライマー層10を設けておくことが望まし
い。
【0054】プライマー層10としては例えばウレタン
系、アクリル系、エチレン−酢酸ビニル共重合体系、塩
化ビニル−酢酸ビニル共重合体系等の各種のプライマー
剤が知られており、これらの中から基材シート1に合わ
せたものを選んで使用する。なお、プライマー層9に例
えばシリカ、アルミナ、炭酸カルシウム、硫酸バリウム
等の粉末を添加しておくと、プライマー層9の表面が粗
面化することによって化粧シートの巻取保存時のブロッ
キングが防止できる他、投錨効果による前記ラミネート
用接着剤との接着性の向上を図ることもできる。
【0055】
【実施例】以下に本発明の化粧シートの具体的な実施例
を挙げ、本発明をより詳細に説明する。
【0056】実施例1 厚さ100μmの非晶質ポリエステル系着色フィルムを
基材シートとして、その表面に建材用ウレタン系グラビ
ア印刷インキにて木目柄を印刷し、該印刷面上に、厚さ
20μmのエチレン−エチルアクリレート系接着性樹脂
層と、光安定剤0.2重量%及び紫外線吸収剤0.3重
量%を添加した厚さ120μmのランダム重合ポリプロ
ピレン樹脂層とを、共押し出しラミネート法にて順次積
層して透明樹脂層を形成し、最後に該透明樹脂層の表面
に2液硬化型ウレタン系樹脂をグラビア塗工法にて乾燥
後の塗布量4g/m2に形成してトップコート層を形成
し、本発明の化粧シートを作製した。
【0057】得られた化粧シートを、予め表面に水性2
液ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の塗布量10g/m2
に塗工して乾燥させた、曲率半径5Rの三次元立体形状
を有する木質基材の表面に、真空成形機にてシート温度
60℃の条件で三次元成形ラミネートしたところ、ネッ
キング、白化、柄伸び等の成形不良のない良好なラミネ
ート製品を得ることができた。また、表面硬度や耐擦傷
性、耐溶剤性等の表面物性も、実用上全く支障のないも
のであった。
【0058】実施例2 厚さ100μmの非晶質ポリエステル系透明フィルムを
基材シートとしてその表面に、まず隠蔽性の無機顔料
(酸化チタン系及び酸化鉄系)を主体とした顔料組成物
を含有するウレタン樹脂系インキにてグラビア印刷法に
より隠蔽層を印刷形成し、次に建材用ウレタン系グラビ
ア印刷インキにて木目柄を印刷し、該印刷面上に、2液
ウレタン樹脂系接着剤を介して、光安定剤0.2重量%
及び紫外線吸収剤0.3重量%を含有する厚さ120μ
mのランダム重合ポリプロピレン樹脂透明フィルムをド
ライラミネートして透明樹脂層を形成し、最後に該透明
樹脂層の表面に2液硬化型ウレタン系樹脂をグラビア塗
工法にて乾燥後の塗布量4g/m2に形成してトップコ
ート層を形成し、本発明の化粧シートを作製した。
【0059】得られた化粧シートを、予め表面に水性2
液ウレタン樹脂系接着剤を乾燥後の塗布量10g/m2
に塗工して乾燥させた、曲率半径5Rの三次元立体形状
を有する木質基材の表面に、真空成形機にてシート温度
60℃の条件で三次元成形ラミネートしたところ、ネッ
キング、白化、柄伸び等の成形不良のない良好なラミネ
ート製品を得ることができた。また、表面硬度や耐擦傷
性、耐溶剤性等の表面物性も、実用上全く支障のないも
のであった。
【0060】
【発明の効果】以上詳述の如く、本発明の化粧シート
は、非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シートを具
備することにより、真空成形時にネッキングや白化、柄
伸び等の成形不良を発生することなく均一に成形可能で
あり、しかも、その表面に熱可塑性オレフィン系樹脂か
らなる透明樹脂層を具備することにより、表面硬度、耐
擦傷性、耐磨耗性、耐溶剤性等の各種表面物性にも優れ
た化粧シートを、容易に実現することができるという優
れた効果を奏するものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【図2】本発明の化粧シートの実施の形態を示す側断面
図である。
【符号の説明】
1 基材シート 2 透明樹脂層 3 絵柄層 4 隠蔽層 5 アンカー層 6 接着性樹脂層 7 エンボス 8 着色剤 9 トップコート層 10 プライマー層
フロントページの続き Fターム(参考) 4F100 AK03B AK07 AK41A AK51C AK71G BA02 BA03 BA07 BA10A BA10C BA15 CB00 EH46C GB08 GB48 GB81 HB00 JA05A JA12A JB07 JB16B JK09 JK12 JL01 JN01 JN01B YY00A

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】非晶質ポリエステル系樹脂からなる基材シ
    ート上に、熱可塑性オレフィン系樹脂からなる透明樹脂
    層を有することを特徴とする化粧シート。
  2. 【請求項2】前記非晶質ポリエステル系樹脂のガラス転
    移温度が60℃以上85℃以下であり、冷結晶化温度が
    120℃以上であることを特徴とする請求項1に記載の
    化粧シート。
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