JP2000301583A - 形状の複雑な部材を精密に射出圧縮成形する方法及びこれを実施するための射出圧縮成形装置 - Google Patents

形状の複雑な部材を精密に射出圧縮成形する方法及びこれを実施するための射出圧縮成形装置

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JP2000301583A
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Hirofumi Yoshimitsu
洋文 善光
Masahiko Yamaki
政彦 山喜
Katsuyuki Morita
勝幸 盛田
Hideto Ogasawara
英人 小笠原
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  • Manufacturing & Machinery (AREA)
  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】厚み差のある複雑な形状の成形品を、ウェルド
ライン等を生じることなく高精度に製造し得る技術手段
を提供する。 【解決手段】本発明の射出圧縮成形方法は; 成形品の厚
肉部の厚さに相当する略均等な厚さ(d)を有するキャ
ビティ(1)と、成形品の薄肉部に対応する位置におい
てこのキャビティ内へそれぞれ独立に進退可能なよう設
けられ、それぞれが成形品の薄肉部の凹部形状に対応す
る外面形状を有する複数の可動コア(4A〜4C)と、
を備えた金型装置を用いて; 上記複数の可動コア(4A
〜4C)をすべて退行位置に保持し、キャビティ全体を
略均等な厚さ(d)にするステップと; キャビティの所
定箇所(2a)から溶融樹脂(8)を充填するステップ
と;キャビティ内における溶融樹脂(8)の流動状態を
検知し、樹脂で満たされた領域から順次各可動コアをキ
ャビティ内へそれぞれ独立に前進させ、その前進位置に
保持することにより、薄肉部の型の形状を順次画定する
ステップと; 一定の冷却時間経過後に成形品を取り出す
ステップと; を順次遂行することを特徴とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、射出圧縮成形方法
及びその方法を実施する装置に関し、特に、形状の複雑
な部材を精密に射出圧縮成形する方法及びこれを実施す
るための射出圧縮成形装置に関する。
【0002】
【従来の技術】プラスチック成形方法のひとつである射
出成形では、成形機で溶融混練した高温の樹脂を金型内
の成形空間(キャビテイ)に流し込み、金型内で冷却固
化することにより、プラスチックを所定の形状に賦形す
る。従って、厚い部分と薄い部分が多数存在する複雑な
形状の成形品を成形する場合、これにあわせて、キヤビ
ティに複雑な凹凸のある金型を用いる必要がある。しか
しながら、このように複雑な凹凸を有するキャビティに
樹脂を注入した場合、厚肉部を通過した樹脂は、薄肉部
(型内の凸部)を回りこんで流動するため、樹脂と樹脂
が再度合流する部分(ウェルド)に、樹脂密度の低い部
分ができ、外観不良(ウェルドラインの発生)や、成形
品強度の低下、成形品の反り、ひけなどの精度低下を引
き起こすという問題がある。これらの傾向は、繊維やフ
ィラーを充填した樹脂を用いた場合に、特に顕著とな
る。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記の問題
点を解決するためなされたものであり、その目的とする
ところは、厚み差のある複雑な形状の成形品を、ウェル
ドを作らず成形し、これにより外観、強度、寸法精度等
に優れた成形品を得ることのできる射出圧縮成形方法及
びこれを実施する装置を提供することにある。従って、
本発明は、例えばノート型パソコン用ハードディスクの
筐体などのように、狭いスペースに多くの部品を効率良
く組み込むための複雑な凹凸形状を有する成形品の製造
に特に有効な技術的手段を提供しようとするものであ
る。
【0004】
【課題を解決するための手段】上記の目的は、成形品の
厚肉部の厚さに相当する略均等な厚さを有するキャビテ
ィと、成形品の薄肉部に対応する位置においてこのキャ
ビティ内へそれぞれ独立に進退可能なよう設けられ、そ
れぞれが成形品の薄肉部の凹部形状に対応する外面形状
を有する複数の可動コアと、を備えた金型装置を用い
て;上記複数の可動コアをすべて退行位置に保持し、キ
ャビティ全体を略均等な厚さにするステップと;キャビ
ティの所定箇所から溶融樹脂を充填するステップと;キ
ャビティ内における溶融樹脂の流動状態を検知し、樹脂
で満たされた領域から順次各可動コアをキャビティ内へ
それぞれ独立に前進させ、その前進位置に保持すること
により、薄肉部の型の形状を順次画定するステップと;
一定の冷却時間経過後に成形品を取り出すステップと;
を順次遂行することを特徴とする形状の複雑な部材を精
密に射出圧縮成形する方法によって達成できる。
【0005】また、この射出圧縮成形方法は、型を閉じ
たとき、成形品の厚肉部の厚さに相当する略均等な厚さ
を有するキャビティが形成されるよう構成された可動側
金型及び固定側金型と;成形品の薄肉部に対応する位置
において上記キャビティ内へそれぞれ独立に進退可能な
よう設けられ、それぞれが成形品の薄肉部の凹部形状に
対応する外面形状を有する複数の可動コアと;各可動コ
アに対応して設けられ、その可動コアが存在する部分の
キャビティ内に溶融樹脂が充填されたことを検出する圧
力センサーと;型の開閉動作、キャビティ内への溶融樹
脂の供給動作、複数の可動コアの進退動作、成形品の取
出し動作を統括制御する制御装置と;を備え、上記制御
装置による制御が、型を閉じ、すべての可動コアを退行
位置に保持した状態でキャビティ内に溶融樹脂を充填し
つつ、各可動コアに対応して設けた圧力センサーの出力
に基づき、樹脂で満たされた領域の可動コアをキャビテ
ィ内へ順次それぞれ独立に前進させ、その前進位置に保
持することにより薄肉部の型の形状を順次画定し、一定
の冷却時間経過後に、型開き前又は型開き後に可動コア
を後退させて成形品より抜き取り、次いで、成形品を取
り出す操作を順次遂行するよう構成されたこと;を特徴
とする射出圧縮成形装置によって好適に実施し得る。
【0006】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照しつゝ本発明を
具体的に説明する。図1は、本発明に係る射出圧縮成形
方法を実施するための装置の一実施例の要部を、そのキ
ャビティ内に溶融樹脂を充填する前の状態において示す
概略断面図、図2は、キャビティに溶融樹脂を充填する
初期の段階を概略断面図、図3は、その中期の段階を示
す概略断面図、図4は、その終期の段階を示す概略断面
図である。
【0007】図1ないし図4中、1はキャビティ、2は
固定側金型、2aは樹脂注入ゲート、3は可動側金型、
4A,4B,4Cはその先端がキャビティ1内へそれぞ
れ進退可能なよう設けられた可動コア、5A,5B,5
Cは可動コアの後端に設けた圧力センサー、6A,6
B,6Cは各可動コアを個別に進退駆動させる駆動装
置、7は装置全体の動作を統括制御する制御装置、8は
キャビティに充填される溶融樹脂である。
【0008】固定側金型2と可動側金型3は、これを閉
じたとき、成形品の厚肉部の厚さに相当する略均等な厚
さdを有するキャビティ1が形成され、ゲート2aから
溶融樹脂が注入、充填されるように構成されている。図
示した例においては、キャビティ1の厚さdが全体にわ
たって一定なように描かれているが、急激な凹凸ではな
く緩やかに変化する程度であればdは完全に一定である
必要はなく、本発明において「略均等な厚さ」というと
きは、そのような緩やかに変化する形状をも含むもので
ある。
【0009】複数の可動コア4A,4B,4Cは、それ
ぞれ成形品の薄肉部に対応する位置に設けられ、その先
端がキャビティ1内へそれぞれ独立に進退、突出可能な
ように構成されている。各可動コアの外面形状は、図示
した例においては、いずれも円筒状に描かれているが、
実際には、それぞれが成形品の薄肉部の凹部形状に対応
する形状に作製されている。具体的には、例えば成形品
の薄肉部が矩形の凹部であるときは、軸直角断面が矩形
の可動コアを用い、また、成形品の薄肉部が半月形の凹
部であるときは、軸直角断面が半月形の可動コアを用い
る。また、可動コアの頂部は、図示した例においては、
いずれも完全に平坦に描かれているが、成形品の薄肉部
となる凹部の底面に更に凹凸を設ける必要がある場合に
は、可動コアの頂部にこれと対応した凹凸を形成してお
くことは何ら差支えない。これら複数の可動コア4A,
4B,4Cは、それぞれに設けた駆動装置6A,6B,
6Cによって、それぞれ独立に進退駆動せしめ得るよう
になっている。
【0010】圧力センサー5A,5B,5Cは、それぞ
れ可動コア4A,4B,4Cの後端と適宜の固定部材と
の間に取り付けられ、キャビティ1内に溶融樹脂が注入
され、その溶融樹脂の圧力によって可動コアが押し下げ
られる方向の力が加わったとき、その圧力を検出し、こ
れが所定値に達したときは、キャビティ内の当該可動コ
アが存在する領域に溶融樹脂が充分に充填されたことを
検知し得るようになっている。なお、図示した実施例に
おいては、圧力センサー5A,5B,5Cを、可動コア
4A,4B,4Cのそれぞれの後端に取り付けたが、キ
ャビティ内に充填されてゆく溶融樹脂の圧力を検出し得
る位置であれば、その取付け箇所は適宜変更可能であ
る。
【0011】制御装置7は、予め定められたプログラム
に従い、可動側金型3の開閉動作、キャビティ1内への
溶融樹脂の供給動作、圧力センサー5A,5B,5Cの
出力に基づく可動コア4A,4B,4Cの進退動作、成
形品の取出し動作等々を統括制御する。
【0012】以下、この装置により本発明方法を実施す
るプロセスについて説明する。まず、図1に示すよう
に、可動側金型3を固定側金型2へ向けて移動させ、型
を閉じることにより、キャビティ1を形成する。このと
き、すべての可動コア4A,4B,4Cは退行させ、そ
の先端がキャビティ1内へ突出しないようにしておく。
【0013】次いで、図2に示すように、ゲート2aか
らキャビティ内へ溶融樹脂8を充填する。溶融樹脂8
が、図示する如く、例えば可動コア4Aの存在する領域
に充分に充填されると、これが圧力センサー5Aの出力
として制御装置7において検知される。然るときは、制
御装置7は駆動装置6Aに駆動信号を送り、図3に示す
如く、可動コア4Aをキャビティ1内へ前進、突出させ
る。このとき、可動コア4Aが突出することにより画定
される成形品の薄肉部の厚さがd1であるとすれば、可
動コア4Aの先端とこれに対向するキャビティ内壁面と
の距離がd1になる位置まで可動コア4Aを突出させ、
その後、樹脂の冷却期間を通じてその突出位置を保持す
るようにする。このように、予め充填された溶融樹脂の
中へ可動コアを押し出すことにより、当該可動コアの周
囲で一種の圧縮成形が行われると共に、最初から突出さ
せた部分の後側へ溶融が回り込むことによるウェルドラ
インの発生等が防止できる。
【0014】以下同様に、可動コア4Bの領域に溶融樹
脂8が充填された時点で可動コア4Bを突出させ、可動
コア4Cの領域に溶融樹脂8が充填された時点で可動コ
ア4Cを突出させる。その場合、成形品の薄肉部の厚さ
d2、d3に適合するよう、図4に示す如く、可動コア
4B、4Cの先端とキャビティ内壁面との距離がd2、
d3となった位置で可動コアの前進動作を停止し、樹脂
の冷却期間中その突出位置を保持するようにする。この
ように、可動コア4A,4B,4Cをそれぞれ個別に駆
動し、それぞれの領域に溶融樹脂が充填される都度、そ
れぞれの可動コアを他の可動コアとはタイミングをずら
せて独立に突出させることにより、キャビティ1全体に
溶融樹脂が充填されてから可動コア4A,4B,4Cを
同時に突出させるときに生じるような溶融樹脂の流動制
限を回避でき、均質で高精度の成形品を得ることが可能
となるものである。
【0015】その後、所定の冷却時間を経た後、可動側
金型3を開く前(直前)又は開いた後に可動コア4A,
4B,4Cを後退させて成形品より抜き出す。次いで、
図では省略したイジェクターピン等を作動させて金型よ
り成形品を取り出す。型開きの前又は型開き後に可動コ
アを後退させることにより、金型から成形品を取り出す
際の離型抵抗を減少させることができ、成形品の取出し
時に発生する反り、変形等を防止することが可能とな
る。また、成形品を突き出すためのイジェクターピン等
の数を削減できるメリットもある。
【0016】
【発明の効果】本発明は、上記の如く構成されるから、
本発明によるときは、厚み差のある複雑な成形品をウェ
ルドを作らず成形し、これにより外観、強度、寸法精度
に優れた成形品を得ることのできる射出圧縮成形方法及
びこれを実施する装置を提供し得るものであり、例え
ば、ノート型パソコン用ハードディスクの筐体などのよ
うに狭いスペースに多くの部品を効率良く組み込むため
の複雑な凹凸形状を有する成形品の製造に特に好適な技
術的手段を提供し得る。
【0017】なお、本発明は上記実施例に限定されるも
のでなく、その目的の範囲内において上記の説明から当
業者が容易に想到し得るすべての変更実施例を包摂する
ものである。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明に係る射出圧縮成形方法を実施するため
の装置の一実施例の要部を、そのキャビティ内に溶融樹
脂を充填する前の状態において示す概略断面図である。
【図2】キャビティに溶融樹脂を充填する初期の段階を
概略断面図である。
【図3】その中期の段階を示す概略断面図である。
【図4】その終期の段階を示す概略断面図である。
【符号の説明】
1 キャビティ 1a ゲート 2 固定側金型 3 可動側金型 4A〜4C 可動コア 5A〜5C 圧力センサー 6A〜6C 駆動装置 7 制御装置 8 溶融樹脂
フロントページの続き (72)発明者 盛田 勝幸 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井化学株式会社内 (72)発明者 小笠原 英人 愛知県名古屋市南区丹後通2丁目1番地 三井化学株式会社内 Fターム(参考) 4F206 AM36 JA03 JM04 JN14 JQ81

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】成形品の厚肉部の厚さに相当する略均等な
    厚さ(d)を有するキャビティ(1)と、成形品の薄肉
    部に対応する位置においてこのキャビティ内へそれぞれ
    独立に進退可能なよう設けられ、それぞれが成形品の薄
    肉部の凹部形状に対応する外面形状を有する複数の可動
    コア(4A〜4C)と、を備えた金型装置を用いて;上
    記複数の可動コア(4A〜4C)をすべて退行位置に保
    持し、キャビティ全体を略均等な厚さ(d)にするステ
    ップと;キャビティの所定箇所(2a)から溶融樹脂
    (8)を充填するステップと;キャビティ内における溶
    融樹脂(8)の流動状態を検知し、樹脂で満たされた領
    域から順次各可動コアをキャビティ内へそれぞれ独立に
    前進させ、その前進位置に保持することにより、薄肉部
    の型の形状を順次画定するステップと;一定の冷却時間
    経過後に成形品を取り出すステップと;を順次遂行する
    ことを特徴とする形状の複雑な部材を精密に射出圧縮成
    形する方法。
  2. 【請求項2】型を閉じたとき、成形品の厚肉部の厚さに
    相当する略均等な厚さ(d)を有するキャビティ(1)
    が形成されるよう構成された可動側金型(2)及び固定
    側金型(3)と;成形品の薄肉部に対応する位置におい
    て上記キャビティ内へそれぞれ独立に進退可能なよう設
    けられ、それぞれが成形品の薄肉部の凹部形状に対応す
    る外面形状を有する複数の可動コア(4A〜4C)と;
    各可動コアに対応して設けられ、その可動コアが存在す
    る部分のキャビティ内に溶融樹脂が充填されたことを検
    出する圧力センサー(5A〜5C)と;型の開閉動作、
    キャビティ内への溶融樹脂の供給動作、複数の可動コア
    の進退動作、成形品の取出し動作を統括制御する制御装
    置(7)と;を備え、上記制御装置(7)による制御
    が、型(2,3)を閉じ、すべての可動コア(4A〜4
    C)を退行位置に保持した状態でキャビティ(1)内に
    溶融樹脂(8)を充填しつつ、各可動コアに対応して設
    けた圧力センサー(5A〜5C)の出力に基づき、樹脂
    で満たされた領域の可動コアをキャビティ内へ順次それ
    ぞれ独立に前進させ、その前進位置に保持することによ
    り薄肉部の型の形状を順次画定し、一定の冷却時間経過
    後に、型開き前又は型開き後に可動コアを後退させて成
    形品より抜き取り、次いで、成形品を取り出す操作を順
    次遂行するよう構成されたこと;を特徴とする射出圧縮
    成形装置。
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