JP2000301352A - 抵抗溶接電源装置 - Google Patents

抵抗溶接電源装置

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JP2000301352A
JP2000301352A JP11116749A JP11674999A JP2000301352A JP 2000301352 A JP2000301352 A JP 2000301352A JP 11116749 A JP11116749 A JP 11116749A JP 11674999 A JP11674999 A JP 11674999A JP 2000301352 A JP2000301352 A JP 2000301352A
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    • B23K11/00Resistance welding; Severing by resistance heating
    • B23K11/24Electric supply or control circuits therefor
    • B23K11/25Monitoring devices
    • B23K11/252Monitoring devices using digital means
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  • Mechanical Engineering (AREA)
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 定電流制御および定電圧制御の双方とも同時
設定可能とし、多種多用な溶接要求や溶接状況の変化に
フレキシブルに適応できるようにする。 【解決手段】 主制御部は、マイクロプロセッサ(CP
U)または専用ロジック回路等で構成されてよく、機能
的には、入力部46より入力された各種条件の設定値
(データ)を各部に与える設定部50と、通電時間の制
御を行うシーケンス制御部52と、定電流制御のための
電流誤差検出部54および定電圧制御のための電圧誤差
検出部56と、これらの誤差検出部54,56よりそれ
ぞれ得られる誤差検出値の1つを選択するためのセレク
タ部58と、このセレクタ部58で選択された誤差検出
値に応じた制御パルスCPを生成するPWMパルス生成
部60と、通電制御モード切換のために電流測定値IM
および電圧測定値VM の監視を行うモード切換用監視部
62と、選択されていない通電制御方式側の電気的パラ
メータをモニタするモニタ部64と、表示部48に表示
すべきデータを出力する表示制御部66とを有してい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、トランジスタ式ま
たはインバータ式の抵抗溶接電源装置に関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、金属箔や細線等を被溶接材と
する精密小型抵抗溶接にはトランジスタ式あるいはイン
バータ式の抵抗溶接電源装置が多く用いられている。
【0003】トランジスタ式は、溶接エネルギーを蓄え
るコンデンサと溶接電極との間に溶接トランスを介在さ
せることなく実質的にトランジスタのみを介在させ、コ
ンデンサの放電による溶接電流をトランジスタで制御し
て被溶接材に供給する方式である。インバータ式では、
商用周波数の電力をインバータによって高周波数の電力
に変換したのち溶接トランスを介して被溶接材に供給す
る。両電源方式とも、直流の溶接電流を流すことが可能
であり、溶接電流の立ち上がりが速く、精細な定電流制
御または定電圧制御を行うことができる。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】上記のように、トラン
ジスタ式またはインバータ式の抵抗溶接電源装置におい
て、定電流制御も定電圧制御もよく用いられる通電制御
方式である。従来のこの種抵抗溶接電源装置では、1つ
の溶接通電に対して定電流制御または定電圧制御のいず
れかが択一的に選択されるようになっている。したがっ
て、定電流制御が選択された場合は、所望の電流値が設
定入力され、定電圧制御のための電圧設定値は入力され
ない。反対に、定電圧制御が選択された場合は、所望の
電圧値が設定入力され、定電流制御のための電流設定値
は入力されない。
【0005】しかしながら、定電圧制御が選択され、所
望の溶接電流が流れても、被溶接材に印加される電圧が
高くなりすぎると、スプラッシュが発生して、結果的に
溶接不良となる場合がある。反対に、定電圧制御が選択
され、所望の溶接電圧が印加されても、溶接電流が過大
になると、やはり溶接不良となったり、電源回路が故障
する原因となることがある。
【0006】また、従来の電源装置では、溶接通電中は
所期の通電制御方式による通電を完遂することにフィー
ドバック制御が機能するだけであり、上記のように選択
しなかったパラメータ側(裏側)での異常な現象を検出
する機能や、異常時に適切な処置に迅速に移行する機能
を持ち合わせてはいなかった。
【0007】本発明は、かかる従来技術の問題点を解決
するものであり、定電流制御および定電圧制御の双方と
も同時設定可能とし、多種多用な溶接要求や溶接状況の
変化にフレキシプルに適応できるようにしたトランジス
タ式またはインバータ式の抵抗溶接電源装置を提供する
ことを目的とする。
【0008】また、本発明の別の目的は、定電流制御お
よび定電圧制御の双方とも同時設定可能で、かつ電流モ
ニタおよび電圧モニタの双方とも同時設定可能とし、選
択された通電制御モードに応じた有益なモニタ情報を得
るようにしたトランジスタ式あるいはインバータ式の抵
抗溶接電源装置を提供することにある。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記の目的を達成するた
めに、本発明の抵抗溶接電源装置は、トランジスタ式ま
たはインバータ式の抵抗溶接電源装置であって、所望の
電流設定値および電圧設定値を入力するための設定値入
力手段と、前記被溶接材に供給される電流の値を前記電
流設定値に一致させるための定電流制御手段と、前記一
対の溶接電極間の電圧の値を前記電圧設定値に一致させ
るための定電圧制御手段と、前記定電流制御手段による
第1の通電制御モードまたは前記定電圧制御手段による
第2の通電制御モードのいずれかを選択し、前記溶接電
極間電圧の値が所定の電圧臨界値になった時に前記第1
の通電制御モードから前記第2の通電制御モードに切り
換え、前記被溶接材に供給される電流の値が所定の電流
臨界値になった時に前記第2の通電制御モードから前記
第1の通電制御モードに切り換える通電制御モード選択
手段と、前記通電制御モード選択手段によって選択され
た通電制御モードで溶接通電を実行する通電シーケンス
制御手段とを具備する構成とした。
【0010】本発明において、通電制御モードの切り換
えは自動的に行なわれ、切換の方向(第1→第2、第2
→第1)や切換の回数に制限はない。
【0011】前記通電制御モード選択手段は、前記被溶
接材に供給される電流が前記電流臨界値に達しておら
ず、かつ前記溶接電極間電圧が前記電圧臨界値に達して
いない時は、予め設定された優先順位にしたがって前記
第1の通電制御モードまたは前記第2の通電制御モード
のいずれかを選択する優先モード選択手段を有するもの
であってよい。
【0012】また、本発明の抵抗溶接電源装置は、上記
構成に加えて、前記被溶接材に供給される電流をモニタ
するための電流モニタ手段と、前記一対の溶接電極間の
電圧をモニタするための電圧モニタ手段と、前記第1の
通電制御モードが選択されている時は前記電圧モニタ手
段による第1のモニタモードを選択し、前記第2の通電
制御モードが選択されている時は前記電流モニタ手段に
よる第2のモニタモードを選択するモニタモード選択手
段とをさらに具備してよい。さらには、溶接通電中に選
択された通電制御モードの履歴を記録する通電制御モー
ド履歴記録手段を具備してよい。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、添付図を参照して本発明の
実施例を説明する。
【0014】図1に、本発明の一実施例によるトランジ
スタ式抵抗溶接電源装置の回路構成を示す。
【0015】この抵抗溶接電源装置は、溶接エネルギー
を電荷として蓄える大容量コンデンサ20と、このコン
デンサ20を所定の電圧まで充電する充電部18と、コ
ンデンサ20と片側の溶接電極24との間に電気的に接
続され、かつ互いに並列接続された複数個のトランジス
タ(トランジスタ群)22と、溶接通電中にこのトラン
ジスタ群22を所定の周波数でスイッチング動作させて
溶接電流Iを制御する制御部30とを有している。
【0016】充電部18は、充電トランス14と整流回
路16を有している。充電トランス14は、一次側コイ
ルが主電源スイッチ12を介して商用周波数の交流電源
10(たとえば200V電圧)に接続されており、二次
側コイルよりたとえば30Vに降圧した電圧を出力す
る。整流回路16は、2個のサイリスタSと2個のダイ
オードDをブリッジ接続してなる単相混合ブリッジ整流
回路であり、充電トランス14からの交流電圧を整流し
て直流電圧に変換し、コンデンサ20を所定の電圧たと
えば24Vまで充電する。なお、サイリスタSは、商用
交流電源10のサイクルに同期して充電用の点弧回路
(図示せず)により点弧制御される。
【0017】コンデンサ20は、低圧大容量型のコンデ
ンサを1個または複数個並列接続したもので、たとえば
1.2F程度の容量を有する。
【0018】トランジスタ群22は、複数個たとえば2
5個のFET(電界効果トランジスタ)またはIGBT
(絶縁ゲート・バイポーラ・トランジスタ)等の高速型
トランジスタTR1 ,TR2 ,…TRn を並列接続して
なる。各トランジスタTRiの第1の端子(たとえばコ
レクタまたはドレイン)はコンデンサ20の片側の端子
に電気的に接続され、第2の端子(エミッタまたはソー
ス)は片側の溶接電極24に電気的に接続されている。
また、各トランジスタTRi の制御端子(ベースまたは
ゲート)は駆動回路44の出力端子に接続されている。
【0019】溶接電極24,26は加圧機構(図示せ
ず)に結合されており、溶接中は被溶接材W1 ,W2 に
加圧接触するようになっている。なお、溶接電極26は
コンデンサ20の反対側の端子に電気的に接続されてい
る。
【0020】制御部30は、駆動回路44を介してトラ
ンジスタ群22のスイッチング動作を制御する主制御部
32を含むほか、溶接電流または電極間電圧についてフ
ィードバック制御を行うための各種センサ、測定回路ま
たは演算回路を含んでいる。
【0021】この構成では、溶接電流Iを流す導体に電
流センサたとえばトロイダルコイル34が取り付けら
れ、この電流センサ34の出力端子に電流測定回路36
が接続されている。また、両溶接電極24,26に電圧
センス線38を介して電圧測定回路40が接続されてい
る。
【0022】電流測定回路36は、電流センサ34の出
力信号を基にスイッチング周波数の各1サイクル毎に溶
接電流Iの実効値または平均値を電流測定値として求
め、各電流測定値IM を主制御部32に与える。
【0023】電圧測定回路40は、電圧センス線38を
介して得られる電極間電圧検出信号を基にスイッチング
周波数の各1サイクル毎に電極間電圧Vの実効値または
平均値を電極間電圧測定値として求め、各電圧測定値V
M を主制御部32に与える。
【0024】なお、電流測定回路36および電圧測定回
路40は、アナログ回路またはディジタル回路のいずれ
であってもよく、アナログ回路で構成した場合は、その
出力信号(測定値、演算値)をA−D変換器(図示せ
ず)でディジタル信号に変換したうえで主制御部32に
供給してよい。
【0025】主制御部32は、マイクロプロセッサ(C
PU)または専用ロジック回路等で構成されてよく、後
述するように設定部、シーケンス制御部、PWM制御
部、モード切換用監視部、モニタ部等の諸機能を含んで
いる。
【0026】入力部46は、キーボードやマウス等の入
力装置および所要のインタフェース回路で構成され、通
電時間、パルス幅初期値、溶接電流、電極間電圧等の各
種溶接条件や各種モニタ条件の設定値またはコマンド等
をデータとして入力する。入力部46より入力されたデ
ータは主制御部32内のメモリに保持される。
【0027】表示部48は、たとえば液晶ディスプレイ
からなり、ユーザ側より入力された設定値や指示値、あ
るいは装置側より提示(出力)すべきモニタ情報や警告
等を表示する。
【0028】図2に、主制御部32の機能的構成をブロ
ック図で示す。
【0029】主制御部32は、機能的には、入力部46
より入力された各種条件の設定値(データ)を各部に与
える設定部50と、通電時間の制御を行うシーケンス制
御部52と、定電流制御のための電流誤差検出部54お
よび定電圧制御のための電圧誤差検出部56と、これら
の誤差検出部54,56よりそれぞれ得られる誤差検出
値の1つを選択するためのセレクタ部58と、このセレ
クタ部58で選択された誤差検出値に応じた制御パルス
CPを生成するPWMパルス生成部60と、通電制御モ
ード切換のために電流測定値IM および電圧測定値VM
の監視を行うモード切換用監視部62と、選択されてい
ない通電制御方式側の電気的パラメータをモニタするモ
ニタ部64と、表示部48に表示すべきデータを出力す
る表示制御部66とを有している。
【0030】電流誤差検出部54は、電流測定回路36
からの溶接電流測定値IM を設定部50からの溶接電流
設定値IS と比較し、両者の差分を電流誤差検出値ER
I として出力する。電圧誤差検出部56は、電圧測定回
路40からの電極間電圧測定値VM を設定部50からの
電極間電圧設定値VS と比較し、両者の差分を電圧誤差
検出値ERV として出力する。両誤差検出値ERI ,E
RV はセレクタ部58に入力される。
【0031】設定部50より与えられる設定値IS ,V
S は、所望の値をとる一定値であってもよく、あるいは
所望の波形として時間的に値が任意に変化する波形値で
あってもよい。
【0032】シーケンス制御部52が定電流制御の通電
モードを選択している時は、セレクタ部58が電流誤差
検出部54からの電流誤差検出値ERI を選択してPW
Mパルス生成部60側に出力し、PWMパルス生成部6
0は溶接電流Iを溶接電流設定値IS に一致させるため
の制御パルスCPを生成する。
【0033】また、シーケンス制御部52が定電圧制御
の通電モードを選択している時は、セレクタ部58が電
圧誤差検出部56からの電圧誤差検出値ERV を選択し
てPWMパルス生成部60側に出力し、PWMパルス生
成部60は電極間電圧Vを電極間電圧設定値VS に一致
させるための制御パルスCPを生成する。
【0034】PWMパルス生成部60は、セレクタ部5
8より誤差検出値ERを受け取るだけでなく、制御パル
スCPの周波数(スイッチング周波数)を規定する高周
波数たとえば20kHzのクロックCKをクロック回路
(図示せず)より受け取り、シーケンス制御部52によ
る制御の下で通電期間だけ作動する。
【0035】図3に、本実施例におけるモード切換用監
視部62の構成例を示す。この例のモード切換用監視部
62は2つのコンパレータ68,70で構成される。
【0036】一方のコンパレータ68は、電流測定回路
36からの溶接電流測定値IM を設定部50からの比較
用電流基準値IJ と比較し、両者の大小関係を表す比較
判定信号CI を出力する。たとえば、IM <IJ のとき
はCI =0、IM ≧IJ のときはCI =1とする。
【0037】他方のコンパレータ70は、電圧測定回路
40からの電極間電圧測定値VM を設定部50からの比
較用電圧基準値VJ と比較し、両者の大小関係を表す比
較判定信号CV を出力する。たとえば、VM <VJ のと
きはCV =0、VM ≧VJ のときはCV =1とする。
【0038】両コンパレータ68,70の出力CI ,C
V はシーケンス制御部52に与えられる。比較用基準値
IJ ,VJ は、それぞれ電流設定値IS ,電圧設定値V
S に応じた値に選ばれてよく、たとえばIJ =IS +δ
i ,VJ =VS +δv に選ばれる。ここで、δi ,δv
はIS ,VS に対する適当なオフセット値(正または負
の値、零の場合を含む。時間的に変化してもよい。)で
ある。
【0039】正常な溶接通電では、定電流制御または定
電圧制御のいずれの通電制御モードが選択されている時
でも、コンパレータ68,70の出力はCI =0、CV
=0である。
【0040】溶接通電中、シーケンス制御部52は、選
択されていない通電制御方式の電気的パラメータまたは
測定値(IM もしくはVM )に対応するコンパレータ出
力Cを監視する。つまり、定電流制御方式を選択してい
る時は電圧比較のコンパレータ70の出力CV を監視
し、定電圧制御を選択している時は電流比較のコンパレ
ータ68の出力CI を監視する。そして、監視対象のコ
ンパレータ出力Cが0から1に転じた時は、選択されて
いない通電制御方式の電気的パラメータまたは測定値が
臨界値に達したものと判定し、その電気的パラメータ側
の通電制御方式に切り換えるようになっている。
【0041】たとえば、定電流制御の通電モード中に電
圧比較のコンパレータ出力CV が0から1に変わると、
シーケンス制御部52は、セレクタ部58を制御して定
電流制御から定電圧制御の通電モードに切り換えるよう
になっている。
【0042】図4に、本実施例におけるモニタ部64の
構成例を示す。この例のモニタ部64は、電圧モニタ部
80、電流モニタ部82およびモニタ情報出力部84か
らなる。
【0043】電圧モニタ部80は、シーケンス制御部5
2より通電制御モード選択信号SWを受け取り、定電流
制御方式が選択されている時、つまり選択信号SWが所
定の論理値たとえば0の時に、電圧測定回路40からの
電極間電圧測定値VM について電圧モニタリングを実行
する。
【0044】電流モニタ部82は、定電圧制御方式が選
択されている時、つまりシーケンス制御部52からの選
択信号SWが1の時に、電流測定回路36からの溶接電
流測定値IM について電流モニタリングを実行する。
【0045】モニタ情報出力部84は、両モニタ部8
0,82で得られたモニタ結果のデータをメモリに蓄積
し、所要の解析または統合処理を行った上で、表示項目
のモニタ情報を表示部48に出力する。表示出力するモ
ニタ情報としては、測定値、極大・極小値、良否判定等
の通常のモニタ情報のほか、本実施例により溶接通電中
に選択された通電制御モードの履歴すなわち通電制御方
式の切換時点、持続時間等のデータを含んでよい。
【0046】図5に、電圧モニタ部80の構成例を示
す。電圧モニタ部80は、たとえば良否判定部86、平
均値演算部88、極大値(ピーク値)検出部90等を含
んでいる。良否判定部86には、設定部50より良否判
定のための監視値QV が与えられる。電流モニタ部82
も、上記電圧モニタ部80と同様の構成を有していてよ
い。
【0047】次に、図6および図7につき本実施例の抵
抗溶接電源装置における作用の一例を説明する。図6に
主制御部32の処理手順を示し、図7に溶接通電中の溶
接電流Iおよび電極間電圧Vの波形を示す。なお、この
例では、モード切換用監視部62が図3の構成を有して
いるものとする。
【0048】加圧機構からの所定の加圧力で溶接電極2
4,26が被溶接材W1 ,W2 に加圧接触している状態
の下で溶接ロボット等の外部装置(図示せず)より起動
信号が送られてくると、この信号に応動して主制御部3
2は溶接通電を開始する。この際、起動信号が溶接通電
の開始を指示するだけでなく、今回の溶接通電の条件N
o.またはスケジュールNo.を指定してもよい。
【0049】主制御部32においては、先ず設定部50
が今回の溶接通電に関連する通電時間、電流設定値、電
圧設定値、比較用基準値、モニタ用監視値等の各種設定
値をメモリから読み出して、各々対応するレジスタ、カ
ウンタ等にセットする(ステップA1 )。
【0050】次に、主制御部32は、モード切換用監視
部62における電流比較用コンパレータ68の出力CI
が0であることを確認したうえで(ステップA2 )、セ
レクタ部58を電圧誤差検出部56側に切り換えて、定
電圧制御のモードで通電を開始する(ステップA3 )。
【0051】通常の抵抗溶接では、スプラッシュの発生
を防止するうえで通電開始直後は定電圧制御方式を選択
するのが望ましい。
【0052】そうすると、PWMパルス生成部60より
所定のスイッチング周波数(20kHz)で制御パルス
CPが出力され、この制御パルスCPに応動して駆動回
路44がトランジスタ群22の全トランジスタTR1 ,
TR2 ,…TRn を同時に、つまり同じタイミングでス
イッチング駆動する。
【0053】このようにして、トランジスタ群22の全
トランジスタTR1 ,TR2 ,…TRn がスイッチング
動作することにより、コンデンサ20がトランジスタ群
22を介して溶接電極24,26および被溶接材W1 ,
W2 側に放電し、直流の溶接電流Iが流れる。
【0054】スイッチング周波数の各サイクル毎に、電
流測定回路36より溶接電流Iの測定値IM が得られ、
電極間測定回路40より電極間電圧Vの測定値VM が得
られる。
【0055】定電圧制御の通電制御モードが選択されて
いるので、電極間電圧測定値VM をフィードバック信号
として電圧誤差検出部56、セレクタ部58およびPW
Mパルス生成部60により電極間電圧Vの値を電圧設定
値VS に一致させるための定電圧制御が行われる。
【0056】一方、モニタ部64では、電流モニタ部8
2がイネーブル状態となり、溶接電流Iをモニタする
(ステップA4 )。通電開始直後は溶接電流Iが立ち上
がるので、この立ち上げ特性を表す電流波形等がモニタ
されてよい。
【0057】こうして、通電開始直後は、定電圧制御に
よって電極間電圧Vが設定値VS 付近に維持されたま
ま、溶接電流Iが立ち上がる。そして、時間ta で溶接
電流Iが比較用基準値IJ に達すると、モード切換用監
視部62においてコンパレータ68の出力が1に変わり
(ステップA2 )、これに応動してシーケンス制御部5
2がセレクタ部58を切り換える。
【0058】この切換によって通電制御モードが定電圧
制御から定電流制御に移行し、それ以降は溶接電流測定
値IM をフィードバック信号として電流誤差検出部5
4、セレクタ部58およびPWMパルス生成部60によ
り溶接電流Iの値を電流設定値IS に一致させるための
定電流制御が行われる(ステップA7 )。
【0059】一方、モニタ部64では、選択信号SWが
0になることで、電圧モニタ部80がイネーブル状態と
なり、電極間電圧Vをモニタする(ステップA8 )。一
般的には、定電流制御によって溶接電流が設定値に維持
されると、図7の実線Lで示すように電極間電圧Vはい
ったん低下して極小点Vmin に達した後に上昇に転じて
極大値Vmax に達し、以後通電終了まで低下し続ける。
このような電極間電圧Vの動的特性(波形)は、極大値
検出部90等によってモニタされる。
【0060】定電流制御の下では電極間電圧Vの波形パ
ターンと溶接品質との間に一定の相関関係があり、たと
えばスプラッシュが発生するときは図7の鎖線L’で示
すように電極間電圧Vが異常に高くなる。
【0061】モード切換用監視部62に与える比較用電
圧基準値VJ を相当高い値に選ぶことで、溶接電流Iが
立ち上がった後は溶接品質の如何に関係なく通電時間の
終了まで定電流制御を続行させることができ、電極間電
圧Vの特性についてモニタ情報が得られる。したがっ
て、或る設定電流値IS において良好な溶接結果が得ら
れたときは、それに対応する電極間電圧Vの特性が知れ
るので、定電圧制御で溶接通電を実行する場合の設定値
を選ぶうえでの参考となるデータを得ることができる。
また、反対に溶接不良となったときも、そのときの電極
間電圧Vの特性は溶接現象を解析するうえで役立つデー
タとなり得る。いずれの場合でも、フィードバック制御
部からは見えない重要な電気的パラメータについてのモ
ニタ情報なので、有益である。
【0062】また、比較用電圧基準値VJ を電圧設定値
VS より幾らか高い適当な値VJ'に選ぶことで、定電流
制御下における電極間電圧Vの異常上昇を早期に(図7
の例では時間tb で)検出して(ステップA9 )、直ち
に定電圧制御に切り換えることもできる(ステップA1
3)。
【0063】図6の処理手順は一例であり、モード切換
用監視部62の構成およびこの監視部62に与えられる
基準値の設定にしたがって種々の変形が可能である。
【0064】図1に示す構成のトランジスタ式抵抗溶接
電源装置は一例であり、他の種々の抵抗溶接電源装置に
も本発明は適用可能である。
【0065】図8に、本発明の別の実施例によるトラン
ジスタ式抵抗溶接電源装置の構成を示す。図中、上記第
1の実施例における電源装置と同様の構成・機能を有す
る部分には同一の符号を付してある。
【0066】この抵抗溶接電源装置は、4組の複数個の
トランジスタ(トランジスタ群)22A,22A’,2
2B,22B’を有している。
【0067】第1のトランジスタ群22A’は、所定数
たとえば25個のFETまたはIGBT等の高速トラン
ジスタTRA1' 〜TRAn' を並列接続してなる。各トラ
ンジスタTRAi' の第1の端子は一方の溶接電極26に
電気的に接続され、第2の端子はコンデンサ20の一方
の端子に電気的に接続されている。また、各トランジス
タTRAi' の制御端子は駆動回路44Aの出力端子に接
続されている。
【0068】第2のトランジスタ群22Aは、所定数た
とえば25個のFETまたはIGBT等の高速トランジ
スタTRA1〜TRAnを並列接続してなる。各トランジス
タTRAiの第1の端子はコンデンサ20の他方の端子に
電気的に接続され、第2の端子は他方の溶接電極24に
電気的に接続されている。また、各トランジスタTRAi
の制御端子は駆動回路44Aの出力端子に接続されてい
る。
【0069】第3のトランジスタ群22B’は、所定数
たとえば25個のFETまたはIGBT等の高速トラン
ジスタTRB1' 〜TRBn' を並列接続してなり、各トラ
ンジスタTRBi' の第1の端子は他方の溶接電極24に
電気的に接続され、第2の端子はコンデンサ20の一方
の端子に電気的に接続されている。また、各トランジス
タTRBi' の制御端子は駆動回路44Bの出力端子に接
続されている。
【0070】第4のトランジスタ群22Bは、所定数た
とえば25個のFETまたはIGBT等の高速トランジ
スタTRB1〜TRBnを並列接続してなり、各トランジス
タTRBiの第1の端子はコンデンサ20の他方の端子に
電気的に接続され、第2の端子は一方の溶接電極26に
電気的に接続されている。また、各トランジスタTRBi
の制御端子は駆動回路44Bの出力端子に接続されてい
る。
【0071】この抵抗溶接電源装置において、主制御部
32は、第1および第2のトランジスタ群(22A’,
22A)と第3および第4のトランジスタ群(22
B’,22B)とを別個の駆動回路44A,44Bを介
して選択的にスイッチング動作させるような制御を行
う。
【0072】図9に示すように、第1および第2のトラ
ンジスタ群(22A’,22A)を選択的にスイッチン
グ動作させるときは、溶接電極24,26および被溶接
材W1 ,W2 に正方向の溶接電流IA が流れる。このモ
ードは、上記した第1の実施例における電源装置に相当
する。また、第3および第4のトランジスタ群(22
B’,22B)を選択的にスイッチング動作させるとき
は、逆(負)方向の溶接電流IB が流れる。
【0073】図10に、本発明の一実施例による直流イ
ンバータ式抵抗溶接電源装置の構成を示す。この抵抗溶
接電源装置におけるインバータ90は、GTR(ジャイ
アント・トランジスタ)またはIGBT等からなる4つ
のトランジスタ・スイッチング素子92,94,96,
98を有している。
【0074】これら4つのスイッチング素子92〜98
のうち、第1組(正極側)のスイッチング素子92,9
4は主制御部32からの第1の制御パルスCPA により
同時にオン・オフ制御され、第2組(負極側)のスイッ
チング素子96,98は駆動回路40からの第2の制御
パルスCPB によって同時にオン・オフ制御される。
【0075】インバータ90の入力端子(La ,Lb )
は整流回路16の出力端子に接続されており、出力端子
(Ma ,Mb )は溶接トランス100の一次側コイルに
接続されている。溶接トランス100の二次側コイルは
一対のダイオードからなる整流回路102を介して溶接
電極24,26に電気的に接続されている。
【0076】このインバータ式抵抗溶接電源装置では、
主制御部32からの第1および第2の制御パルスCPA
,CPB にしたがって正極側のスイッチング素子9
2,94と負極側のスイッチング素子96,98とが所
定の高周波数(たとえば10kHz)で交互にオン・オ
フすることにより、出力端子Ma ,Mb に高周波の交流
矩形波パルス電圧が得られる。
【0077】インバータ90より出力された高周波の矩
形波交流パルス電圧は溶接トランス100の一次側コイ
ルに供給され、溶接トランス100の二次側コイルに低
電圧・大電流の交流パルスが得られる。この二次側の交
流パルスが整流回路102で直流に変換され、この直流
の二次電流(溶接電流)I2 が溶接電極24,26およ
び被溶接材W1 ,W2 に流れる。
【0078】図11に、本発明の一実施例による交流イ
ンバータ式抵抗溶接電源装置の構成を示す。この電源装
置は、図10の電源装置において二次側の整流回路10
2を省いて溶接トランス100の二次側コイルを溶接電
極24,26に直接接続したものである。
【0079】主制御部32は、インバータ90の正極側
のスイッチング素子92,94と負極側のスイッチング
素子96,98とを二次側の交流溶接電流について設定
される周期TW の半周期TW /2に相当する通電期間T
A 毎に交互に高周波数でスイッチング制御する。
【0080】より詳細には、図12に示すように、交流
溶接電流の正極の半周期に対応する通電期間TA では、
負極側のスイッチング素子96,98をオフ状態に保っ
たまま正極側のスイッチング素子92,94を高周波数
たとえば10kHzでスイッチング制御し、交流溶接電
流の負極の半周期に対応する通電期間TA では、正極側
のスイッチング素子92,94をオフ状態に保ったまま
負極側のスイッチング素子96,98を同じ高周波数
(10kHz)でスイッチング制御する。
【0081】これにより、インバータ90の出力端子よ
り通電期間TA 毎に極性が反転する高周波パルスが溶接
トランス100の一次側コイルに供給され、溶接トラン
ス100の二次側回路では周期TW を有する交流の溶接
電流I2 が一対の溶接電極24,26を介して被溶接材
W1 ,W2 に流れ、被溶接材W1 ,W2 の溶接部が抵抗
溶接される。
【0082】
【発明の効果】以上説明したように、本発明のトランジ
スタ式またはインバータ式抵抗溶接電源装置において
は、定電流制御および定電圧制御の双方について同時に
設定可能であり、溶接要求や溶接状況に応じて両通電制
御方式を適切に選択・切換することで、多種多用な溶接
要求や溶接状況の変化にフレキシプルに適応することが
可能である。
【0083】また、本発明の抵抗溶接電源装置において
は、定電流制御方式で通電が行われている時は自動的に
電圧のモニタリングが行われ、定電圧制御方式で通電が
行われている時は自動的に電流のモニタリングが行われ
るようにしたので、フィードバック制御部には見えない
重要な電気的パラメータについて、ひいては溶接通電中
の溶接部の状態について有益なモニタ情報を得ることが
できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例によるトランジスタ式抵抗溶
接電源装置の回路構成を示すブロック図である。
【図2】実施例における主制御部の機能的な構成を示す
ブロック図である。
【図3】実施例におけるモード切換用監視部の構成例を
示すブロック図である。
【図4】実施例におけるモニタ部の構成例を示すブロッ
ク図である。
【図5】実施例における電圧モニタ部の構成例を示すブ
ロック図である。
【図6】実施例における溶接通電のための主制御部の処
理手順を示すフローチャートである。
【図7】実施例における溶接通電中の溶接電流および溶
接電極間電圧の波形を示す波形図である。
【図8】別の実施例によるトランジスタ式抵抗溶接電源
装置の回路構成を示すブロック図である。
【図9】図8の抵抗溶接電源装置におけるスイッチング
方式の作用を示す図である。
【図10】本発明の一実施例による直流インバータ式抵
抗溶接電源装置の回路構成を示すブロック図である。
【図11】本発明の一実施例による交流インバータ式抵
抗溶接電源装置の回路構成を示すブロック図である。
【図12】図11の抵抗溶接電源装置におけるスイッチ
ング方式の作用を示す図である。
【符号の説明】
16 整流回路 20 コンデンサ 22 トランジスタ群 24,26 溶接電極 W1 ,W2 被溶接材 32 主制御部 34 電流センサ 36 電流測定回路 40 電圧測定回路 46 入力部 48 表示部 50 設定部 52 シーケンス制御部 54 電流誤差生成部 56 電圧誤差生成部 58 セレクタ部 60 PWMパルス生成部 62 モード切換用監視部 64 モニタ部 66 表示制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) H02M 7/48 H02M 7/48 J 9/00 9/00 B

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 トランジスタ式またはインバータ式の抵
    抗溶接電源装置において、 所望の電流設定値および電圧設定値を入力するための設
    定値入力手段と、 前記被溶接材に供給される電流の値を前記電流設定値に
    一致させるための定電流制御手段と、 前記一対の溶接電極間の電圧の値を前記電圧設定値に一
    致させるための定電圧制御手段と、 前記定電流制御手段による第1の通電制御モードまたは
    前記定電圧制御手段による第2の通電制御モードのいず
    れかを選択し、前記溶接電極間電圧の値が所定の電圧臨
    界値になった時に前記第1の通電制御モードから前記第
    2の通電制御モードに切り換え、前記被溶接材に供給さ
    れる電流の値が所定の電流臨界値になった時に前記第2
    の通電制御モードから前記第1の通電制御モードに切り
    換える通電制御モード選択手段と、 前記通電制御モード選択手段によって選択された通電制
    御モードで溶接通電を実行する通電シーケンス制御手段
    とを具備することを特徴とする抵抗溶接電源装置。
  2. 【請求項2】 前記通電制御モード選択手段が、前記被
    溶接材に供給される電流が前記電流臨界値に達しておら
    ず、かつ前記溶接電極間電圧が前記電圧臨界値に達して
    いない時は、予め設定された優先順位にしたがって前記
    第1の通電制御モードまたは前記第2の通電制御モード
    のいずれかを選択する優先モード選択手段を有すること
    を特徴とする請求項1に記載の抵抗溶接電源装置。
  3. 【請求項3】 前記被溶接材に供給される電流をモニタ
    するための電流モニタ手段と、 前記一対の溶接電極間の電圧をモニタするための電圧モ
    ニタ手段と、 前記第1の通電制御モードが選択されている時は前記電
    圧モニタ手段による第1のモニタモードを選択し、前記
    第2の通電制御モードが選択されている時は前記電流モ
    ニタ手段による第2のモニタモードを選択するモニタモ
    ード選択手段とを具備することを特徴とする請求項1ま
    たは2に記載の抵抗溶接電源装置。
  4. 【請求項4】 溶接通電中に選択された通電制御モード
    の履歴を記録する通電制御モード履歴記録手段を具備す
    ることを特徴とする請求項1ないし3のいずれかに記載
    の抵抗溶接電源装置。
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