JP2000299551A - バンプ形成方法 - Google Patents

バンプ形成方法

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JP2000299551A
JP2000299551A JP11109273A JP10927399A JP2000299551A JP 2000299551 A JP2000299551 A JP 2000299551A JP 11109273 A JP11109273 A JP 11109273A JP 10927399 A JP10927399 A JP 10927399A JP 2000299551 A JP2000299551 A JP 2000299551A
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solder
substrate
bump
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electrode portion
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JP11109273A
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Junji Fujino
純司 藤野
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Original Assignee
Mitsubishi Electric Corp
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    • HELECTRICITY
    • H01ELECTRIC ELEMENTS
    • H01LSEMICONDUCTOR DEVICES NOT COVERED BY CLASS H10
    • H01L2224/00Indexing scheme for arrangements for connecting or disconnecting semiconductor or solid-state bodies and methods related thereto as covered by H01L24/00
    • H01L2224/01Means for bonding being attached to, or being formed on, the surface to be connected, e.g. chip-to-package, die-attach, "first-level" interconnects; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/10Bump connectors; Manufacturing methods related thereto
    • H01L2224/11Manufacturing methods

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  • Electric Connection Of Electric Components To Printed Circuits (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 電極部に充分な半田を供給することにより、
電極部に高さの大きなバンプを形成することができるバ
ンプ形成方法を提供する。 【解決手段】 半田槽3に、溶融半田4と2層になるよ
うに上層液6を注入し、基板1を電極部2が溶融半田4
に接触するように、上層液6に浸漬させてバンプ5を形
成する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、バンプ形成方法に
関する。詳細にはプリント基板の電極部にバンプを形成
するバンプ形成方法に関する。
【0002】
【従来の技術】電子部品の電極部にバンプを形成するバ
ンプ形成方法は、「ディップ法を用いた極微細ピッチバ
ンプの形成技術」(中岡由起子他、第25回マイクロ接合
研究委員会ソルダリング分科会、P51-61、98年7月、以
下、従来技術1と呼ぶ)で開示されている。従来技術1
は、図7(a)に示すようにるつぼ3で半田4を加熱し
溶解させ、図7(b)に示すようにプリント基板1の電
極部2をるつぼ3の溶解半田4に接触させ、図7(c)
に示すように、プリント基板1をるつぼ3から引き上げ
て、電極部2にボールバンプ5a(半田部)を形成する
ものであった。
【0003】また、特開平09−237963号公報で
は、プリント基板の電極部にバンプを形成するバンプ形
成方法が開示されている(以下、この技術を従来技術2
と呼ぶ)。従来技術2は、まず、貫通孔を有するマスク
を支持部材に重ねあわせ、貫通孔にソルダペーストを充
填し、次に、貫通孔と電極部が接触するようにプリント
基板を配置する。続いて、貫通孔のソルダペーストを溶
解させ、電極部にソルダペーストを転写して電極部にバ
ンプを形成していた。また、従来技術2では、フリップ
チップボンダを用いて、マスクに対してプリント基板を
一つずつ位置決めした後、ボンダヘッドによって、基板
を1つずつ加圧・加熱していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来技
術1及び従来技術2には、以下に説明するような課題が
あった。
【0005】最初に従来技術1に関する課題について説
明する。プリント基板1をるつぼから引き上げた後、図
8に示すようにプリント基板1の電極部2に形成された
半田バンプ5aは大気11にさらされる。プリント基板
1に対する半田バンプ5の接触角αは、半田バンプ5a
と大気11との密度差(半田約10、大気約1.3×1
-3)による表面張力によって決定される。即ち、電極
部2に転写される半田量は、半田バンプ5と大気11と
の密度差に依存する。
【0006】半田バンプ5と大気11との密度差が大き
く、電極部2に供給される半田量が少ないので、このよ
うに形成されたバンプ5aの高さはわずか30μmであ
った。従って、従来技術1で形成した半田バンプ5a
は、FEGAデザインガイド(EIAJ EDR−73
16)を満たすことは不可能であった。
【0007】また、従来技術2では、ボンダヘッドが、
加圧・加熱の工程においても使用される。従って、複数
のプリント基板にバンプを形成して生産性を向上させる
ためには、ボンダヘッドを複数用意する必要があった。
しかしながら、フリップチップボンダの製造コストにお
いて、ボンダヘッドが占める割合は50%を越えるた
め、このようにボンダヘッドを複数個装備することは、
フリップチップボンダの高コスト化につながるといった
課題があった。
【0008】本発明の第1の目的は、電極部に充分な半
田を供給することにより、電極部に高さの大きなバンプ
を形成することができるバンプ形成方法を提供すること
である。
【0009】本発明の第2の目的は、低コストかつ生産
性の高いバンプ形成方法を提供することである。
【0010】
【課題を解決するための手段】本発明のバンプ形成方法
は、上記課題を鑑みてなされたものであり、具体的に
は、複数の電極部が形成された基板を半田槽の溶融半田
に接触させ、各電極部にバンプを形成するバンプ形成方
法であって、半田槽には、溶融半田と2層になるように
上層液が注入されていて、基板を上記電極部が溶融半田
に接触するように、上層液に浸漬させてバンプを形成す
ることを含むことを特徴とする。本発明の方法によれ
ば、電極部に形成された半田を、該半田との密度差が小
さい上層液に浸漬させることで電極部に充分な量の半田
を供給し、充分な高さのバンプを電極部に形成すること
ができる。
【0011】本発明のバンプ形成方法において、上層液
の比重を0.5以上とするのが好ましい。
【0012】また、本発明のバンプ形成方法において、
上層液の気化を抑制するように半田槽が密閉されている
のが好ましい。こうすることで上層液の沸点以上に半田
を加熱することができるので、融点の高い半田と沸点の
低い上層液とを組み合わせて用いることができる。具体
的には、半田をSn―3.5Ag共晶半田とし、上層液
をジエチレングリコールとするのが好ましい。
【0013】本発明の別のバンプ形成方法は、基板の電
極部に対応するように貫通孔が形成されたマスクに支持
部材に重ねて貫通孔の一方の開口端を塞いで凹部を形成
して、凹部にソルダペーストを充填する工程と、基板の
電極部が対応する凹部上に位置するように位置合わせを
して基板を板状部材に吸着させる吸着工程と、支持部材
と板状部材との間で、凹部に充填されたソルダペースト
と対応する電極部が接触するように基板とマスクとを密
着させる工程を含み、基板の電極部にバンプを形成する
バンプ形成方法であって、マスクに、複数の基板の電極
のそれぞれに対応する貫通孔を形成し、板状部材に複数
の基板を同時に吸着させることにより、複数の基板の各
電極部に同時にバンプを形成することを特徴とする。
【0014】本発明の別のバンプ形成方法において、板
状部材は一方の主面に各基板を吸着する基板吸着部と基
板吸着部の一部に貫通領域とを有し、吸着工程におい
て、ボンダヘッドを板状部材の他方の主面側から挿入し
て、一方の主面側にある各基板をボンダヘッドによって
移動させて位置合わせをした後、基板吸着部の所定の位
置に固定するのが好ましい。
【0015】
【発明の実施の形態】実施の形態1.最初に、図面を参
照して、本発明の実施の形態1にかかるバンプ形成方法
について説明する。図1及び図2に示すように、基板1
には複数の電極部2が形成されていて、各電極部2には
ボールバンプ5が形成される。本実施の形態で利用され
るプリント基板1は、例えばガラスエポキシ製であり、
例えばその外形寸法は16.0mm×16.0mm×1.
0mmである。また、プリント基板1の一方の面には、
例えば直径0.25mmの電極部2が、ピッチ0.5m
mで1024個形成されている。電極部2は、厚さ16
μmのCuからなり、Cuの表面には、厚さ0.5μm
のNiと厚さ0.1μmのAuとがメッキで形成されて
いる。
【0016】バンプを形成するためには、最初に図1
(a)に示すように、寸法100mm×100mm×5
0mmのるつぼ3(半田槽)に組成63%のSn―Pb
の共晶半田4(比重約9.6、融点183℃)と上層液
としてジエチレングリコール6(比重1.1、沸点244
℃)とを注入する。さらに、るつぼ3を210℃に加熱
し、半田4及びジエチレングリコール6を210℃に加
熱する。上述したように、半田の融点は183℃であ
り、ジエチレングリコール6の沸点は244℃であるか
ら、るつぼ3内では、半田4は融解するが、エチレング
リコール6は沸騰することはない。さらに、半田4の比
重は、エチレングリコール6の比重よりも大きいので、
エチレングリコール6と半田4とは混合することなく、
図1(a)に示すように、エチレングリコール6は溶融
状態の半田4に積み重なり、るつぼ3において、エチレ
ングリコール6と半田4とは二層をなす。
【0017】本実施の形態1では、溶融半田4に積み重
なる上層液6としてエチレングリコールを用いたが、本
発明はこれに限定されるものではなく、比重が半田4よ
りも小さい液体であればよい。具体的に検証したとこ
ろ、比重が0.5以上の液体を上層液6として用いる
と、充分な高さのバンプを得たことから、比重が0.5
以上である液体を上層液とするのが好ましい。
【0018】さらに、本実施の形態1では、るつぼ3を
210℃に加熱したが、本発明はこれに限定されるもの
ではなく、半田4の融点よりも高い温度に半田4及び上
層液6を保持し、るつぼ3内で液体状態の上層液6が溶
解した半田4表面を覆うような状態、即ち、上層液6と
半田4とが二層をなす状態にすれば、本実施の形態と同
様の作用・効果を得ることができる。
【0019】次に、図1(b)に示すように、プリント
基板1をエチレングリコール6に浸漬させ、プリント基
板1の電極部2と溶融半田4の表面とを接触させ、電極
部2に溶融半田4を付着させる。こうすることで、電極
部2にボールバンプを形成することができる。さらに、
基板1をるつぼ3から引き上げる際、基板1はエチレン
グリコール6の液中を通過する。つまり、図2(a)に
示すように、エチレングリコール6と電極部2に形成さ
れたボールバンプ5とが接触するように、基板1はエチ
レングリコール6に浸漬される。
【0020】ボールバンプ(半田)5と大気との密度差
に比較して、ボールバンプ5とエチレングリコール6と
の密度差は極めて小さいので、ボールバンプ5のプリン
ト基板1に対する表面張力は大きくなり、図3に示すよ
うに、ボールバンプ5とプリント基板1とでなす接触角
αは大きくなる。つまり、電極部2に付着する半田の量
が増大しするので、ボールバンプ5の高さが大きくな
る。詳細には、半田バンプ高さは200μm以上とな
り、FBGAデザインガイド(EIAJ EDR−73
16)を満たすものとなった。
【0021】図2(b)に示すように、このように形成
されたボールバンプ5を備えている基板1をるつぼ3か
ら引き上げることでボールバンプ形成工程は終了する。
【0022】実施の形態2.さらに、近年Pb使用の規
制に備えて、Pbを含有しない半田を利用する方法が検
討されている。具体的にはSn―3.5Ag半田等を利
用することが検討されている。しかしながら、上述した
Sn―Pb半田と比較して、Sn―3.5Ag半田の融
点は221℃と高温である。従って、実施の形態1にお
いて、半田としてSn―3.5Ag半田を利用し、上層
液として沸点が比較的低いジエチレングリコールを利用
して、Sn―3.5Ag半田が実質的に融解する温度ま
で加熱すると、ジエチレングリコールが沸騰し気化する
ので上層液の役割を果たさない。このため、半田の融点
に対応する沸点を有する上層液を用意する必要がある。
つまり、半田の融点に対応して上層液を交換する必要が
あるので、工程が煩わしくなる。本発明の実施の形態2
にかかるバンプ形成方法は、このような課題を対処する
ものである。
【0023】本実施の形態2にかかるバンプ形成方法
は、図4に示すよう密閉型のるつぼ3aを用いるもので
ある。密閉型るつぼ3aは、るつぼ本体3bと蓋3cか
らなり、るつぼ本体3bを蓋3cで閉じることで、るつ
ぼ本体3bの気相部7は密閉される。本実施の形態は、
るつぼ本体3bに、Sn―3.5Ag共晶半田(融点2
21℃)とジエチレングリコール6とを注入し、半田4
aとジエチレングリコール6とを250℃に加熱して、
実施の形態1同様のバンプ形成を行うものである。
【0024】半田4aの融点は221℃であるから、る
つぼ3a内で半田4aは溶融する。また、ジエチレング
リコール6の沸点は244℃であるから、るつぼ3aに
おいて、ジエチレングリコール6は沸騰して気化する。
さらに、加熱を続けると気化したジエチレングリコール
は気相部7を充満し、気相部7は大気圧以上に加圧され
る。このように、気相部7の圧力が大気圧以上になる
と、ジエチレングリコール6の気化が停止する。従っ
て、半田4aとジエチレングリコール6とを、ジエチレ
ングリコール6の沸点以上である250℃に加熱して
も、図4に示すように、液体状態のジエチレングリコー
ル6は、溶融した半田4aに重なるように残存する。即
ち、密閉型るつぼ3aを利用することで、ジエチレング
リコール6の気化は抑制されるので液体状態のジエチレ
ングリコール6を残存した状態で、ジエチレングリコー
ル6の沸点よりも高い温度に半田4aを加熱し溶解させ
ることができる。
【0025】即ち、本実施の形態2によれば、半田の融
点によって上層液を変更する必要が不用になる。具体的
には、63%Sn―Pb共晶半田及びSn―3.5Ag
共晶半田のいずれに対しても、ジエチレングリコールを
上層液として利用することができる。
【0026】実施の形態3.本発明の実施の形態3にか
かるバンプ形成方法は、以下に図5及び図6を参照して
説明するように、複数の基板に同時に電極を形成するも
のである。
【0027】本実施の形態では、SUS製のマスク部材
8(厚さ0.15mm)と支持部材10とを用いる。マ
スク部材8には、複数のプリント基板1の電極部2に対
応する貫通孔9(φ0.4mm)が形成されている。バ
ンプを形成するため、まず、図5(a)に示すように、
支持部材10とマスク部材8とを重ね合わせ、貫通孔9
の一方の開口端を塞いで、貫通孔9と支持部材10の表
面とで凹部11を形成する。上述したように、貫通孔9
は、基板1の電極部2に対応するように形成されたもの
であるから、凹部11も複数の基板1の電極部2に対応
するように形成される。さらに、このように形成された
凹部11にスキージ12によってソルダペースト13を
充填する。
【0028】次に、図5(b)に示すように、マスク部
材8の上方に複数のプリント基板(本実施の形態では1
6個、但し、図示するのは4つ)をトレイ14で搬送す
る。さらに、プリント基板1の上方に板状部材15を配
置する。板状部材15は、マスク8の所定の位置に複数
の基板1を一括して配置するものであり、基板1を1つ
ずつ吸着固定する基板固定部20を備えている。基板固
定部20は、板状部材10の基板1側の表面(以下、第
1の主面と呼ぶ)に形成されている。さらに、吸着装置
(図示せず)でプリント基板1を吸着して固定するよう
に、各基板固定部20には吸着装置に接続された吸着溝
17が形成されている。また、各基板固定部20には、
板状部材側貫通孔16が形成されている。
【0029】次に、各プリント基板1を板状部材15に
吸着固定する。図6(a)に示すように、ハーフミラー
18でソルダペースト13が充填された凹部11の位置
と電極部2の位置とを検出し、凹部11の直上に電極部
2が位置するように、プリント基板1を水平方向に移動
させ、板状部材15の基板固定部16の直下にプリント
基板1を配置する。さらに、第1の主面と対向する主面
(以下第2の主面と呼ぶ)からボンダヘッド19を板状
部材側貫通孔16に貫通させ、基板固定部20の直下に
配置され、第1の主面側に位置するプリント基板1をボ
ンダヘッド19で吸着させ、プリント基板1を上方に移
動させ、基板固定部16に配置する。続いて、基板固定
部16に配置されたプリント基板1を吸着溝17で真空
吸着することで、プリント基板1は、板状部材15の基
板固定部20に固定される。プリント基板1を基板固定
部20に固定させた後、ハーフミラー18とボンダヘッ
ド19は水平方向に移動し、上述した方法で別のプリン
ト基板1を板状部材15の基板固定部20に固定する。
このような吸着固定工程を繰り返し、トレイ14に配置
されたプリント基板は板状部材15に同時に吸着固定さ
れる。
【0030】さらに、図6(b)に示すように、プリン
ト基板1が固定された板状部材15を直下に移動させ、
板状部材15とマスク部材8と密着させる。こうするこ
とで、貫通孔11に充填されたソルダペースト13とプ
リント基板1の電極部2とを接触させることができる。
続いて、板状部材15、マスク部材8及び支持部材10
を加圧しながら加熱することで、貫通孔11に充填され
たソルダペースト13を融解させて、融解したソルダペ
ースト13を電極部2に転写する。
【0031】最後に、プリント基板1と吸着している板
状部材15を上方に移動させ、マスク部材8と板状部材
15とを分離することにより、図6(c)に示すよう
に、16個のプリント基板1の電極部2にバンプ5を同
時に形成することができる。
【0032】本実施の形態は、複数の基板1に対応する
マスク部材8を用いるものであるから、同時に複数の基
板1にバンプを形成することができる。また、本実施の
形態においては、ソルダペースト13を基板1の電極部
2に転写する際、ボンダヘッドを必要としないから、多
数のボンダヘッド19を必要とせず、安価に複数の基板
1にバンプ5を形成することができる。
【0033】
【発明の効果】本発明の方法によれば、電極部に形成さ
れた半田を、この半田との密度差が小さい上層液に浸漬
させることで電極部に充分な量の半田を供給し、FBG
Aデザインガイド(EIAJ EDR−7316)を満
足する充分な高さのバンプを電極部に形成することがで
きる。
【0034】本発明のバンプ形成方法において、上層液
の比重を0.5以上とすることで、より高さの高いバン
プを形成することができる。
【0035】本発明のバンプ形成方法において、上層液
の気化を抑制するように半田槽を密閉することで、融点
の高い半田と沸点の低い上層液とを組み合わせて用いる
ことができる。即ち、低融点の半田と高融点の半田のい
ずれに対しても、同じ上層液を利用することができる。
【0036】本発明のバンプ形成方法においては、ジエ
チレングリコールを上層液として用いつつ、脱Pb半田
であるSn―3.5Ag共晶半田を用いることができ
る。
【0037】本発明の別のバンプ形成方法は、複数の基
板の電極部に対応するように形成された貫通孔を有する
マスク及び支持部材を用いることで、生産性高く複数の
基板に同時にバンプを形成することができる。
【0038】本発明の別のバンプ形成方法において、板
状部材の貫通領域からボンダヘッドを挿入して、基板の
位置合わせを行い、ボンダヘッドの個数を低減させるこ
とでバンプ形成のコストを低減させる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態1にかかるバンプ形成方
法を示すもので、(a)は半田を溶解させる工程を示
し、(b)は電極部と溶融半田とを接触させる工程を示
す。
【図2】 本発明の実施の形態1にかかるバンプ形成方
法を示すもので、(a)はバンプが形成された基板を上
層液に浸漬させる工程を示し、(b)はバンプが形成さ
れた基板を上層液から引き上げる工程を示す。
【図3】 バンプが形成された基板を上層液に浸漬させ
る工程の拡大断面図を示す。
【図4】 本発明の実施の形態2のバンプ形成方法を示
す。
【図5】 本発明の実施の形態3にかかるバンプ形成方
法を示すもので、(a)はマスク部材と支持部材とを重
ね合わせる工程を示し、(b)は基板と板状部材とを配
置する工程を示す。
【図6】 本発明の実施の形態3にかかるバンプ形成方
法を示すもので、(a)は板状部材に基板を固定する工
程を示し、(b)は板状部材とマスクとを接触させる工
程を示し、(c)は板状部材とマスクとを分離する工程
を示す。
【図7】 従来技術にかかるバンプ形成方法を示すもの
で、(a)は半田を溶解させる工程を示し、(b)は電
極部と溶融半田とを接触させる工程を示し、(c)はバ
ンプが形成された基板を溶融半田に接触させる工程を示
す。
【図8】 従来技術にかかるバンプ形成方法を示すもの
で、基板に形成されたバンプを大気にさらす工程を示す
拡大断面図である。
【符号の説明】
1 基板、 2 電極部、 3 半田槽、3a 半田
槽、 3b 半田槽本体、3c 蓋 4 半田、 4a
半田、 6 上層液、 8 マスク部材、 9貫通
孔、 10 支持部材、11 凹部、12 スキージ、
13 ソルダペースト、 15 板状部材。

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 複数の電極部が形成された基板を半田槽
    の溶融半田に接触させ、該各電極部にバンプを形成する
    バンプ形成方法であって、 上記半田槽には、上記溶融半田と2層になるように上層
    液が注入されていて、 上記基板を上記電極部が上記溶融半田に接触するよう
    に、上記上層液に浸漬させて上記バンプを形成すること
    を含むことを特徴とするバンプ形成方法。
  2. 【請求項2】 上記上層液の比重が0.5以上であるこ
    とを特徴とする請求項1記載のバンプ形成方法。
  3. 【請求項3】 上記上層液の気化を抑制するように上記
    半田槽が密閉されていることを特徴とする請求項1又は
    2のいずれか一つに記載のバンプ形成方法。
  4. 【請求項4】 上記半田がSn―3.5Ag共晶半田で
    あり、上記上層液がジエチレングリコールであることを
    特徴とする請求項3記載のバンプ形成方法。
  5. 【請求項5】 基板の電極部に対応するように貫通孔が
    形成されたマスクに支持部材に重ねて上記貫通孔の一方
    の開口端を塞いで凹部を形成して、該凹部にソルダペー
    ストを充填する工程と、上記基板の電極部が対応する凹
    部上に位置するように位置合わせをして上記基板を板状
    部材に吸着させる吸着工程と、上記支持部材と上記板状
    部材との間で、上記凹部に充填されたソルダペーストと
    対応する電極部が接触するように上記基板と上記マスク
    とを密着させる工程を含み、上記基板の電極部にバンプ
    を形成するバンプ形成方法であって、 上記マスクに、複数の基板の電極のそれぞれに対応する
    貫通孔を形成し、上記板状部材に上記複数の基板を同時
    に吸着させることにより、上記複数の基板の各電極部に
    同時にバンプを形成することを特徴とするバンプ形成方
    法。
  6. 【請求項6】 上記板状部材は一方の主面に上記各基板
    を吸着する基板吸着部と該基板吸着部の一部に貫通領域
    とを有し、 上記吸着工程において、ボンダヘッドを上記板状部材の
    他方の主面側から挿入して、上記一方の主面側にある上
    記各基板を上記ボンダヘッドによって移動させて位置合
    わせをした後、上記基板吸着部の所定の位置に固定する
    ことを特徴とする請求項5記載のバンプ形成方法。
JP11109273A 1999-04-16 1999-04-16 バンプ形成方法 Pending JP2000299551A (ja)

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