JP2000298485A - 電磁型発音体 - Google Patents

電磁型発音体

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JP2000298485A
JP2000298485A JP11107312A JP10731299A JP2000298485A JP 2000298485 A JP2000298485 A JP 2000298485A JP 11107312 A JP11107312 A JP 11107312A JP 10731299 A JP10731299 A JP 10731299A JP 2000298485 A JP2000298485 A JP 2000298485A
Authority
JP
Japan
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coil spring
coil
terminal
spring
base cover
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Pending
Application number
JP11107312A
Other languages
English (en)
Inventor
Masato Asahina
正人 朝比奈
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Citizen Electronics Co Ltd
Original Assignee
Citizen Electronics Co Ltd
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Publication date
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  • Electrostatic, Electromagnetic, Magneto- Strictive, And Variable-Resistance Transducers (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コイルバネ組み込みにベースカバーを裏返し
て特殊治具を使用するがバネが小さいので位置決めが困
難、作業性が悪く、工数がかかる。 【解決手段】 電磁型発音体10は、ベースカバー2と
上面カバー1との間に、励磁コイル3、磁石4、振動板
5及び一対のコイルバネ(電極バネ端子)6等の要素部
品を収納し、コイルバネ6は端部にコイル部6bの径よ
り径大なコイルバネ端末接続部6aと、ベースカバー2
の下面から突出する電極端子6cとを備え、ベースカバ
ー2にモールドされているリードフレーム7とコイルバ
ネ端末接続部6aとを半田8で固定する。ベースカバー
2の上面側から全ての部品を組み込むことができ、バネ
の位置出しに複雑な治具を使用せず、作業性が向上し工
数が低減できる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電磁石で振動板を
振動させることにより発音する電磁発音体に係わり、特
に、プリント基板等に実装する際に小型、薄型で作業性
良く取り付けられる電極端子構造を具備した電磁型発音
体に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の小型電子部品の表面実装化に伴
い、小型ブザーである電磁発音体をプリント基板に直接
実装する表面実装型が主流になり、携帯電話やポケット
ベルなどページャーの呼び出しに多く使用されている。
【0003】従来の電磁発音体として、本出願人が先に
出願した特願平10−129683号(出願日、平成1
0年4月24日)「電磁型発音体」にその技術が開示さ
れている。図4に基づきその概要を説明する。
【0004】図4(a)は、ケース本体に電磁型発音体
の要素部品を組み立てる状態を示す展開図、図4(b)
は、図4(a)のA部を拡大したコイルバネ(電極バネ
端子)をベースカバーに半田付けする状態を示す正面図
である。図4(a)において、10は電磁型発音体であ
る。電磁型発音体10は、上面カバー1とベースカバー
2とで形成されるケース本体内に励磁コイル3、磁石
4、振動板5等の発音部材と、ベースカバー2から外部
に延びる電極バネ端子であるコイルバネ6とで構成され
る。
【0005】図4(b)において、ベースカバー2に
は、一対のリードフレーム7がインサートモールドされ
ている。また、ベースカバー2に形成されたコイルバネ
収納孔2aにコイルバネ6がベースカバー2の下面側か
ら収納され、且つ、コイルバネ端末接続部6aがリード
フレーム7に半田8で半田付けされた状態で電極端子部
6cがベースカバー2の下面から突出している。
【0006】図5〜図8は、コイルバネを装着する説明
図である。図5は、バネ半田付け治具の表側の平面図、
図6は、図5の裏面側の平面図、図7(a)は図6のA
−A線断面図、図7(b)はコイルバネを装着した図7
(a)のB部拡大図、図8(a)は図6と同様治具の裏
面側の平面図、図8(b)はバネ固定用プレートの断面
図である。先ず、図5において、バネ半田付け治具11
に所定個数(図5では5個)のベースカバー2をセット
する。図6に示すように、前記治具11をひっくり返
し、コイルバネ6の先端を入れるバネ挿入孔11a(図
6では10個)にコイルバネ6の先端部のコイルバネ端
末接続部6aを挿入する。次に、バネ固定プレート12
で挿入したコイルバネ6を押さえた後、治具11をひっ
くり返すと図7(b)に示すように、コイルバネ6のコ
イルバネ端末接続部6aがリードフレームバネ挿入穴7
aから突出する。その後、図4(b)に示すようにコイ
ルバネ6のコイルバネ端末接続部6aをリードフレーム
7に半田8で固定する。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、前述し
た電磁型発音体には次のような問題点がある。即ち、電
磁型発音体のベースカバーにコイルバネを半田付けする
のに、コイルバネ自体が小さいため位置決め治具等を使
用してもベースカバーにバネを装着するのが困難であ
り、プレートでバネを押さえ後、治具を裏返しする等作
業性が悪く、工数が掛かる等の問題があった。
【0008】本発明は上記従来の課題に鑑みなされたも
のであり、その目的は、コイルバネを組み立てる際に他
の要素部品と同様に上面部から順次組み込むことが可能
であり、更に、治具等を使用することなくコイルバネの
位置出しが容易で作業性が向上し工数が低減できる電磁
型発音体を提供するものである。
【0009】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、本発明の電磁発音体は、上面カバーとベースカバー
を固着し放音孔を有するケース本体と、前記ケース本体
内に収納されるヨークと、該ヨークの中央部に設けられ
た鉄芯と、前記ヨーク上の周囲に配置された磁石と、前
記ケース本体の内部にあって前記磁石と前記鉄芯と前記
ヨークにより磁気回路を形成するように、前記磁石に対
向し、ベースカバース受面に配置された振動板と、前記
鉄芯の周囲に配置された励磁コイルと、前記励磁コイル
の端末を結線し、外部との接続を図るための外部接続端
子とを有する電磁型発音体において、前記外部接続端子
は一対のコイルバネ状の電極バネ端子よりなり、前記電
極バネ端子は端部にコイル径より径大なコイルバネ端末
接続部と、ベースカバーの下面から突出するバネ性を有
するコイル状の電極端子とを備え、励磁コイルの端末を
リードフレームを介して前記電極バネ端子のコイルバネ
端末接続部に半田等の固着手段で接続したことを特徴と
するものである。
【0010】
【発明の実施の形態】以下図面に基づいて本発明におけ
る電磁発音体について説明する。図1〜図4は本発明の
実施の形態である電磁型発音体に係わり、図1(a)
は、ケース本体に電磁型発音体の要素部品を組み込む状
態を示す展開図、図1(b)は、図1(a)のC部を拡
大したコイルバネをリードフレームに半田付けする状態
を示す正面図である。図2(a)は、コイルバネの上面
からの平面図、図2(b)はコイルバネの正面図、図3
は、リードフレームにコイルバネを半田付けする他の状
態を示す正面図である。図において従来技術と同一部材
は同一符号を示す。
【0011】図1において、10は電磁型発音体であ
る。電磁型発音体10は、従来技術で説明したと同様
に、上面カバー1とベースカバー2とで形成されるケー
ス本体内に励磁コイル3、磁石4、振動板5等の発音部
材と、ベースカバー2から外部に突出するコイルバネ6
とで構成される。
【0012】図2に示す様に、コイルバネ6の形状は、
端部にコイル部6bの径より径大な螺旋状のコイルバネ
端末接続部6aが形成されている。この形状は螺旋状に
限るものではなく、コイル径より径大であれば他の形状
でも良い。
【0013】上記した構成により、コイルバネ6の装着
は、図1に示す様に、従来使用した特殊な治具は用いる
ことなく、電磁型発音体10を構成する全ての要素部品
をベースカバー2の上面側から順次挿入して組み立て
る。コイルバネ6のコイル部6bはベースカバー2のコ
イルバネ収納部2aに収納され、コイルバネ端末接続部
6aはコイル部6bの径より径大なためベースカバー2
の段部2bが抜け止めとなり、ベースカバー2にインサ
ートモールドされているリードフレーム7に半田8で半
田付けされる。コイルバネ6の電極端子部6cはベース
カバー2の下面から突出している。
【0014】図3においては前記ベースカバー2にイン
サートモールドされているリードフレーム7の上面にコ
イルバネ6のコイルバネ端末接続部6aが当接した状態
で半田8で半田付けされる。
【0015】
【発明の効果】以上説明したことから明らかのように、
本発明によれば、電磁型発音体の外部接続端子は一対の
コイルバネ状の電極バネ端子よりなり、コイルバネ端末
接続部はコイル径より径大に構成することにより、電磁
型発音体の要素部品を組み立てる際に、ベースカバーの
上面側から組み込むことが可能になり、バネの位置出し
等を行うのに複雑な治具を使用せず、また、治具を裏返
しすることもなく容易に組み込むことができる。従っ
て、組立て作業性が向上し工数が削減できる電磁型発音
体を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の実施の形態に係わり、図1(a)は電
磁型発音体の要素部品を組み立てる状態を示す展開図、
図1(b)は図1(a)のC部を拡大したコイルバネを
リードフレームに半田付けする状態を示す正面図であ
る。
【図2】図1のコイルバネで、図2(a)はコイルバネ
を上面側から見た平面図、図2(b)はその正面図であ
る。
【図3】図2のコイルバネをリードフレームに半田付け
する他の状態を示す正面図である。
【図4】図4(a)は従来の電磁型発音体の要素部品を
組み立てる状態を示す展開図、図4(b)は図4(a)
のA部を拡大したコイルバネをリードフレームに半田付
けする状態を示す正面図である。
【図5】半田付け治具の表面側の平面図である。
【図6】図5の半田付け治具の裏面側の平面図である。
【図7】図7(a)は図6のA−A線断面図、図7
(b)は図7(a)のB部拡大断面図である。
【図8】図8(a)は図5の半田付け治具の裏面側の平
面図、図8(b)はバネ固定用プレートの断面図であ
る。
【符号の説明】
1 上面カバー 2 ベースカバー 2a コイルバネ収納部 3 励磁コイル 4 磁石 5 振動板 6 コイルバネ(電極バネ端子) 6a コイルバネ端末接続部 6b コイル部 6c 電極端子 7 リードフレーム 8 半田 10 電磁型発音体

Claims (1)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 上面カバーとベースカバーを固着し放音
    孔を有するケース本体と、前記ケース本体内に収納され
    るヨークと、該ヨークの中央部に設けられた鉄芯と、前
    記ヨーク上の周囲に配置された磁石と、前記ケース本体
    の内部にあって前記磁石と前記鉄芯と前記ヨークにより
    磁気回路を形成するように、前記磁石に対向し、ベース
    カバース受面に配置された振動板と、前記鉄芯の周囲に
    配置された励磁コイルと、前記励磁コイルの端末を結線
    し、外部との接続を図るための外部接続端子とを有する
    電磁型発音体において、前記外部接続端子は一対のコイ
    ルバネ状の電極バネ端子よりなり、前記電極バネ端子は
    端部にコイルバネのコイル径より径大なコイルバネ端末
    接続部と、ベースカバーの下面から突出するバネ性を有
    するコイル状の電極端子とを備え、励磁コイルの端末を
    リードフレームを介して前記電極バネ端子のコイルバネ
    端末接続部に半田等の固着手段で接続したことを特徴と
    する電磁型発音体。
JP11107312A 1999-04-14 1999-04-14 電磁型発音体 Pending JP2000298485A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2005048652A1 (en) * 2003-11-14 2005-05-26 Koninklijke Philips Electronics N.V. Electro-acoustic transducer comprising an rfid circuit

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