JP2000296851A - 包装用容器 - Google Patents

包装用容器

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JP2000296851A
JP2000296851A JP11107948A JP10794899A JP2000296851A JP 2000296851 A JP2000296851 A JP 2000296851A JP 11107948 A JP11107948 A JP 11107948A JP 10794899 A JP10794899 A JP 10794899A JP 2000296851 A JP2000296851 A JP 2000296851A
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JP
Japan
Prior art keywords
container
decorative body
decorative
packaging container
manner
Prior art date
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Withdrawn
Application number
JP11107948A
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English (en)
Inventor
Takashi Kitayama
剛史 北山
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Mamiya OP Co Ltd
Original Assignee
Mamiya OP Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 店頭以外でも宣伝表示機能を発揮可能とする
ような構成とする包装用容器の提供。 【解決手段】 容器を構成する各面のいずれか1面、も
しくは、2面以上の複数面に装飾体4を容器から取り外
し可能、且つ、少なくとも装飾体の装飾部が容器面の表
面から視認可能とするように配設してなる包装用容器1
にする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、商品を包装する包
装用容器に関する。
【0002】
【従来背景】商品を包装する包装用容器は、出荷時や店
頭に並べたときの商品保護、商品整理のために用いられ
ているが、容器の表面に例えば商品の商標やイラスト、
さらには、その商品を生産したり販売したりする会社の
ハウスマーク等をデザインよく印刷して装飾することに
よって、商品を箱に収納した状態で購買者に対して他商
品と識別させると共に、その商品をアピールして当該商
品の購買意欲を高めさせるという点において大きく貢献
している。
【0003】すなわち、このような包装用容器は、生産
もしくは販売する会社が購買者に対して、会社やその商
品のブランド、コンセプトをアピールできる宣伝表示機
能を有する商品であるとされている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、この包装用
容器は、購買者が購入した後には、購買者自身が商品を
しまっておくために使用したり捨てたりされる。すなわ
ち、購買者が商品を購入した時点で、包装用容器におけ
る前記デザインは購買者以外の目に触れることはほとん
どなくなり、店頭以外での宣伝表示機能が事実上失われ
てしまっているのが現状である。
【0005】本発明は、上記した従来事情に鑑みてなさ
れたもので、その目的とするところは、店頭以外でも宣
伝表示機能を発揮可能とするような構成とする包装用容
器を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】本発明は上記した目的を
達成するために下記の技術的手段を採用した。
【0007】請求項1の技術的手段は、容器を構成する
各面のいずれか1面、もしくは、2面以上の複数面に装
飾体を容器から取り外し可能、且つ、少なくとも装飾体
の装飾部が容器面の表面から視認可能とするように配設
してなる包装用容器としたことである。
【0008】本発明における包装用容器とは、商品を包
装可能とする容器の全てを包含するものであり、例えば
容体と蓋体とを一体、もしくは、別体とする箱状、筒
状、球状のもの等どのような形態のものでもよいし、素
材についても紙、木、合成樹脂等問うものではない。
【0009】前記装飾体とは、包装用容器と別体、且つ
商標、イラスト、ハウスマーク等の従来容器に直接印刷
されていたデザインを施したものであり、例えば紙やフ
ィルム等を用いてなる薄状のステッカーや、合成樹脂等
を用いてなる厚肉状の成型品が挙げられる。また、これ
らステッカーや成形品は貼付けたり、ぶら下げたりする
ような機能を有するものであれば、例えば、自動車、オ
ートバイ、自転車、さらには、かばん等の収納器等に貼
付けたり、ぶら下げたりすることができる。
【0010】前記装飾体の配設位置は、包装用容器の表
面から視認できる位置であればどこでもよいが、各種表
示機能を発揮するには容器前面や上面が最適である。ま
た、配設構造については、容器の外側表面でもよいし、
装飾体を配設する位置の容器面に装飾体が嵌合可能な孔
を開孔し、その孔に装飾体を嵌合取り付けしてもよい。
【0011】請求項1の技術的手段によれば、通常店頭
に並べられるときには、装飾体は容器に配設されてお
り、容器自体が商品保護機能及び他商品との識別機能、
さらには宣伝表示機能を発揮している。
【0012】前記装飾体は容器に対して取り外せるの
で、装飾体と容器を夫々別に使用できる。すなわち、購
買者が商品を購入した後、外した装飾体を前記したよう
に、自動車、オートバイ、自転車やかばん等に貼り付け
たりぶら下げたりし、容器は購入者自身が商品をしまっ
たりするときに使用してもよいし、捨ててもよい。
【0013】また、前記装飾体の表面を請求項2のよう
に、前記装飾体の表面を凹凸面で構成した場合、従来印
刷では不可能であった立体的な装飾が可能となる。
【0014】また、請求項3のように前記装飾体の表面
における最上面を、容器表面と同面、もしくは、ほぼ同
面にした場合、容器を並べたときに容器間の隙間をなく
すことができると共に、積み上げたときのぐらつきをな
くすことができる。さらに、凹凸面で構成された装飾体
自身の損傷を防止することもできる。
【0015】
【発明の効果】本発明の包装用容器は上記の構成によ
り、商標、イラスト、ハウスマーク等のデザインが施さ
れた装飾体を容器から取り外し、購入者が自動車、オー
トバイ、自転車やかばん等に貼り付けたりぶら下げたり
するだけで、前記デザインが店頭以外の広い範囲で不特
定多数の購買者の目に触れ、それが自然と商品や会社の
宣伝表示が行われることになるので、特別な宣伝費用を
かけないでも計り知れないほどの宣伝効果が期待できる
し、宣伝費用が削減されれば商品価格を下げることもで
きる。
【0016】その上、購買者が購入する目的の商品に加
えて、取り外して使用できる装飾体が購買者に対する付
録的なサービス品としても機能するし、これが購買者の
購買心を高めることになるので販売促進に大きく貢献す
る。
【0017】しかも、商標、イラスト、ハウスマーク等
のデザインは装飾体に施されているので、極論すれば容
器自体には何ら装飾は必要ない。すなわち、商品をしま
うために使用されたり、捨てられてしまったりする容器
を安価のものにすることができるので、商品価格を抑え
る上で極めて有効である。
【0018】さらに、従来印刷では不可能な色出しや形
状等の装飾が可能となるので、店頭販売時に購買者へ大
きくアピールし、他商品との識別力を大きく向上させる
ことができる。
【0019】また、請求項2の発明では、前記装飾体の
表面を凹凸面で構成することによって、他商品との識別
力をさらに向上させることができるという優れた効果が
ある。
【0020】また、請求項3の発明では、容器を並べた
ときの容器間の隙間や積み上げたときのぐらつきをなく
したので、出荷時においても店頭においても整理よく並
べたり積み上げたりできる。すなわち、店内や倉庫内で
小売、保管業者が積み崩れの心配をすることなく並べら
れるし、店内や倉庫内のスペースの削減も可能となる。
しかも、凹凸面で構成されている装飾体自体の損傷が防
止されているので、商標やイラスト等が確認できなくな
るという不具合をなくすことができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態の1例
を図面に基づいて説明すると、図1は本発明の包装用容
器1を示しており、容体2と蓋体3を一体とする周知の
箱状を呈し、前面の出し入れ口21から商品(釣用リー
ル)Rを出し入れするものである。
【0022】符号4は、包装用容器1の上面中央部に取
り外し可能に配設された装飾体である。
【0023】装飾体4は、合成樹脂で成型したものであ
り、表面には凹凸で形成された装飾部41を有し、裏面
にはシール部(図示せず)を有している。尚、シール部
は被覆紙をはがすと貼付け部が現れる周知のものであ
る。
【0024】装飾体4は、図2に示すように、装飾部4
1を表側に向けて容体2の上面中央部に開孔された開孔
部22に適合すると共に、装飾部41の最上面が容体2
の上面と同面とするように形成されている。
【0025】このようにした装飾体4は、開孔部22に
嵌入されると共に、容体2の裏面側から開孔部22全体
を被せるように貼り付けられた抜止テープ5と、容体2
の表面側から開孔部22全体を被せるように貼り付けら
れた透明フィルム6とで、容体2に配設されている。
【0026】この装飾体4を取り外すには、図2(b)
に示すように抜止テープ5をはがして装飾体4を露出さ
せた後、開孔部22から抜き出して行う。尚、装飾体4
の取り出しは、透明フィルム6をはがして行ってもよ
い。
【0027】図3及び図4は、装飾体4及び装飾体4の
配設形態の他の例を示している。
【0028】本例の装飾体4は、薄状シートでなるいわ
ゆるステッカーと称されるものであり、その表面に装飾
部41が印刷されている。
【0029】このようにした装飾体4は、容体2の上面
中央部に三辺を貼り付けて装飾体4を抜き取る抜き取り
口61を設けた透明フィルム6内に挿入することで容体
2に配設されている。すなわち、装飾体4を容体2から
取り外すときに、抜き取るだけで行えるようになってい
る。
【0030】前記容体の上面に直接配設した他の例とし
ては、前記透明フィルムの四辺を貼り付けて、装飾体を
その透明フィルム内に密閉状に配設し、取り外すときに
は透明フィルムをはがして行うものが挙げられる。(図
示せず)
【0031】また、袋状に形成した透明フィルムを容体
に貼り付けて、その中に装飾体を入れて配設したもので
もよい。(図示せず)
【0032】図5は、装飾体4の配設形態の他の例を示
している。
【0033】本例の配設形態は、容体2の上面に凹部2
3を設け、その凹部23に装飾体4を適合状に嵌合し、
容体2の表面側から凹部23全体を被せるように透明フ
ィルム6を貼り付けて配設している。
【0034】本例の装飾体4は、基本的には前記図2に
示したものと同様の形態をなすものであり、具体的に
は、装飾体4のシール部7における剥離紙71の裏面に
粘着部72を有して前記凹部23の底面に貼り付けられ
ている。この粘着部72は凹部に対してある程度の固定
力を備えながら、簡単に剥がせる程度の粘着力を有する
ものである。
【0035】このような配設形態では図5(b)に示す
ように、透明フィルム6を剥がした後、凹部23から装
飾体4を剥がすことで取り外される。また、シール部7
の剥離紙71を剥がすことによって粘着部73が露出し
て装飾体4が取付け可能状態となる。
【0036】前記した全ての例の透明フィルム6は、図
面上では作成の都合上多少の厚みを有して現されている
が、実際には容体2の上面とほぼ同面になる程度の薄い
ものであり、容体2の上面をほとんど平坦状にしてい
る。
【0037】前記装飾体4は、例示したような形態のも
ののほかに、布製のワッペンのようなものでもよい。
(図示せず)この装飾体によれば、衣類などに逢着して
取り付けることができる。また、この装飾体はアイロン
で加熱して衣類等に貼り付けるアップリケと称されるも
のでもよい。(図示せず)
【0038】このようにした包装用容器1は、店頭に並
べられるときには装飾体4が、そのまま容器自体の装
飾、他商品との識別、宣伝表示として機能する。装飾体
4は、購買者が商品購入後取り外し、自動車、オートバ
イ、自転車やかばん等に貼り付けたりぶら下げたりでき
る。容器自体は購買者自身が使用してもよいし、捨てて
もよい。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の包装用容器の斜視図である。
【図2】(a)は図1の(2)―(2)線断面図であ
り、(b)は装飾体を取り外した断面図である。
【図3】装飾体の他の例及び配設形態の他の例を示す要
部断面図である。
【図4】図3の(4)―(4)線断面図である。
【図5】(a)は装飾体の他の例及び配設形態の他の例
を示す要部断面図である。(b)は装飾体を取り外した
断面図である。
【符号の説明】
1:包装用容器 2:容体 3:蓋体 4:装飾体 6:透明フィルム 41:装飾部

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 容器を構成する各面のいずれか1面、も
    しくは、2面以上の複数面に装飾体を容器から取り外し
    可能、且つ、少なくとも装飾体の装飾部が容器の表面か
    ら視認可能とするように配設してなることを特徴とする
    包装用容器。
  2. 【請求項2】 前記装飾体の表面が凹凸面で構成されて
    いることを特徴とする請求項1に記載の包装用容器。
  3. 【請求項3】 前記装飾体の表面における最上面が容器
    の表面と同面、もしくは、ほぼ同面であることを特徴と
    する請求項1、又は、請求項2に記載の包装用容器。
JP11107948A 1999-04-15 1999-04-15 包装用容器 Withdrawn JP2000296851A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
WO2007088844A1 (ja) * 2006-01-31 2007-08-09 Ps Japan Corporation ゴム変性スチレン系樹脂及びその樹脂を含んでなる光拡散板

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Effective date: 20060704