JP2000295592A - 防犯機能付テレビ電話装置 - Google Patents

防犯機能付テレビ電話装置

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JP2000295592A
JP2000295592A JP11101112A JP10111299A JP2000295592A JP 2000295592 A JP2000295592 A JP 2000295592A JP 11101112 A JP11101112 A JP 11101112A JP 10111299 A JP10111299 A JP 10111299A JP 2000295592 A JP2000295592 A JP 2000295592A
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JP
Japan
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sensor
monitoring device
ccd camera
monitoring
abnormality
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JP11101112A
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English (en)
Inventor
Hideaki Kobayashi
秀▲あき▼ 小林
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YAC Co Ltd
Original Assignee
YAC Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 双方向で監視できる防犯システムとして利用
でき、テレビ電話として使用でき、オートダイヤル先に
対応できる者がいない場合は、次に電話をかけ直すこと
ができる防犯機能付のテレビ電話装置を提供する。 【解決手段】 CCDカメラ(3)とマイク(5)とセンサー
(4)を備えたヘッド部(2)と本体(1)とからなる監視装置
を2台以上備える。本体(1)にはモニター(16)が接続可
能。テレビ電話器として相互に画像付きの通話に使用
可。センサー(3)が異常を検知した際には、オートダイ
ヤルにより画像と音声を電話回線(7a)を介して他の監視
装置に送信可。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、防犯機能付のテレ
ビ電話装置に関するものである。
【0002】
【従来の技術】近年では電話回線を使用して遠隔地の状
況をモニターで監視することのできる防犯システムが種
々考案されている。これらは、CCDカメラとセンサー
を備えた子機と、モニターを備えた親機からなる。
【0003】子機のセンサーが侵入者や異常状態を検知
すると、CCDカメラが作動開始すると共に、オートダ
イヤル機能によって親機に電話接続し、子機のCCDカ
メラが撮った部屋の状態等の映像を離れた位置の親機に
送り、親機のモニターに映し出すことができる。
【0004】親機のモニターを見た管理者等は警察や近
所の住人等に電話をし、異常事態に対する処置を依頼す
る。これらの防犯装置では親機と子機の役割と機能が限
定されており、子機が設置された場所を親機のモニター
で確認する以外の役割を果たすことができない。複数台
の親機と子機を備えたものもあるが、各所の親機が複数
台の子機を監視できるだけで、子機から親機を監視する
ことはできない。すなわち、一方通行の監視に限られ、
双方向の監視を行おうとすれば防犯システムを2セット
購入し、双方に親機と子機を設置する必要があった。
【0005】又、連絡先が留守の場合を想定して、親機
を複数とし、連絡先の親機の電話番号を複数登録してお
き、オートダイヤルしても相手が一定時間電話口に出な
い場合に自動的に次の順位の親機に電話をかけ直すもの
もある。しかしながら、親機を有する連絡先において、
子供や老人,病人など装置の操作や監視情報の意味がわ
からない者が受話器を取ってしまった場合でも、子機は
親機と繋がったことを確認し、その親機との間で通信を
続けることとなる。しかしながら、この場合は親機を扱
っている人では監視情報の意味がわからないか装置の操
作がわからないので、この監視情報を見聞きして正確に
通報等の判断や装置の操作を行うことが困難である。
【0006】しかも次の順位で連絡を受けるはずの親機
には全く連絡が無いので、次の順位の親機を持つ者は異
常事態の発生すらも知ることができず、せっかく検知,
送信された監視情報が無駄になるおそれがある。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】そこで本発明は、双方
向で監視できる防犯システムとして利用できると共にテ
レビ電話としても使用でき、緊急時にオートダイヤルで
電話をかけた際に連絡先に対応できる者がいない場合
は、次の連絡先に電話をかけ直すことができる防犯機能
付のテレビ電話装置を提供することを課題とする。更に
は、使用に適した各種機能を付加し、装置の操作性や有
用性を大きく向上させることも課題とする。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】本発明の請求項1記載
の防犯機能付テレビ電話装置は、CCDカメラ(3)とマ
イク(5)とセンサー(4)を備えたヘッド部(2)と、モデム
又はTAの機能(1c)を有し電話線(7a)及び電話器(8)が
接続された本体(1)とからなる監視装置を2台又は3台
以上備えた防犯機能付テレビ電話装置であって、本体
(1)にはモニター(16)が接続可能であり、ヘッド部(2)は
本体(1)から着脱して本体(1)から離れた位置に移動させ
ることができ、各監視装置はテレビ電話器として相互に
画像付きの通話に用いることができ、警戒モードの開始
中に各監視装置のヘッド部(1)に備えられたセンサー(3)
が異常を検知した際には、オートダイヤルにより該セン
サー(3)からの画像とマイク(4)からの音声を電話回線(7
a)を介して他の監視装置に連絡することが可能であるこ
とを特徴とする。
【0009】これによれば、ヘッド部(2)のセンサー(4)
が異常を検知すると自動的に電話回線を通じて同じ監視
装置を有する相互監視グループ内の他の監視装置にCC
Dカメラ(3)の撮した画像等が送信され受信側(通話
先)の監視装置に接続されたモニター(16)に表示され
る。
【0010】各監視装置は同じ装置を用いており親子関
係はなく、相互に監視可能な防犯システムとなる。監視
装置を有したグループは2人に限られず3人以上のグル
ープとすることもでき、グループを構成する各監視装置
が相互に監視できるので、安全性が高くなる。グループ
に新しいメンバーが増えた場合でも、監視装置を1式追
加するだけで良く安価である。
【0011】そして、センサー検知によるオートダイヤ
ルの他に、通常にグループに電話をかければテレビ電話
としても利用することができる。又、単なる防犯システ
ムとしてだけではなく、遠隔地の寝たきり老人や子供の
監視,緊急連絡システムとしても利用可能である。
【0012】ヘッド部(2)は本体から外して移動可能で
あるので、本体を動かさなくても監視場所やテレビ電話
として使用する際の場所を適宜移動させることができ
る。
【0013】請求項2記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1の装置において、オートダイヤルで他の監
視装置に電話をかけた際に、所定時間内に当該他の監視
装置から警戒受信確認信号を受信しない場合又は当該他
の監視装置が話し中の場合は、あらかじめ登録された次
の順位の各監視装置に電話をかけ直すことを特徴とす
る。
【0014】これによれば、オートダイヤルで連絡した
先に監視装置の意義や操作方法を知らない者がでれば、
警戒受信確認信号が送られてこないので、その通話を維
持し続けることなく次の順位の連絡先に電話をかけ直
す。したがって、操作がわかる者に確実に連絡をとるこ
とができる。
【0015】請求項3記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1又は請求項2記載の装置において、警戒モ
ードの「開始」と「解除」の切り替えは、ワイヤレスリ
モコン(10)及び電話を通じて操作できることを特徴とす
る。
【0016】これによれば、自動車のドア施錠用リモコ
ンのように、室外や室内の装置から離れた場所からでも
警戒モードを切り替えることができる。又、管理者は現
場にいなくても他の場所から電話回線を通じて監視装置
に指示を出して警戒モードを切り替えることができる。
【0017】請求項4記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1,請求項2は請求項3の装置において、監
視装置は相互監視を行うグループの暗唱番号となるID
の他に、小グループ毎の小IDを登録することにより、
異なる小グループ間では監視できないように設定可能で
あることを特徴とする。
【0018】これによれば、監視装置を持つ複数の小グ
ループに所属して各グループ内で相互監視することがで
きるが、異なる小グループ間は小IDが異なるので、監
視装置を操作することができず、相互監視することはで
きない。したがって、自分が所属していない他の小グル
ープのメンバーに勝手に監視装置を操作され、自分の様
子を覗き見等されることはなく、プライバシーが侵害さ
れることがない。
【0019】請求項5記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4の装置
において、監視装置の本体にはビデオ(13)が接続可能で
あり、少なくともセンサー(4)が異常を検知した際にC
CDカメラ(5)が撮影している画像を録画可能であるこ
とを特徴とする。マイク(5)からの音を録音するように
しても良い。
【0020】これによれば、異常が検出された時の現場
の状況をビデオ(13)に録画することかでき、証拠として
後日捜査の参考として利用できる。
【0021】請求項6記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4又は請求
項5の装置において、本体には通報ボタン(11)が接続さ
れており、通報ボタン(11)が押されると監視装置はセン
サー(3)が異常を検知した場合と同じ状態となることを
特徴とする。
【0022】これによれば、寝たきりの老人や留守番を
している子供が緊急時等に通報ボタンを押すだけで連絡
をとることができる。
【0023】請求項7記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項
5又は請求項6の装置において、センサー(3)が異常を
検知した際に、室内を照明するライト(14)又はアラーム
音を発するスピーカー(15)の少なくともいずれかがセン
サーに連動して作動することを特徴とする。
【0024】これによれば、異常時にライト(14)が点灯
するので夜でも部屋などの様子をCCDカメラ(3)に明
瞭に撮すことができる。又、ライト(14)の点灯や警告音
は侵入者を驚かせ、窃盗などの犯罪を未然に防ぐことが
できる。
【0025】請求項8記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項
5,請求項6又は請求項7の装置において、監視装置の
本体にはセンサー(12b)とCCDカメラ(12a)を備えたセ
ンサーユニット(12)が有線又は無線により1個又は複数
個接続されており、いずれかのセンサーユニット(12)の
センサー(12b)が異常を検知すると、監視装置はヘッド
部(2)に備えたセンサー(4)が異常を検知した場合と同じ
状態となり、通話状態にある監視装置に取り付けられた
電話器から電話回線を介してCCDカメラの切り替え指
示を送ることにより、任意のCCDカメラの画像を見る
ことが可能であることを特徴とする。
【0026】これによれば、センサーユニット(12)を配
置することによりヘッド部(2)と併せて複数箇所の監視
が可能となり、いずれかのセンサーが異常を検知すれば
登録された連絡先にオートダイヤルして異常を知らせる
ことができる。
【0027】又、通話状態にある他の監視装置は複数箇
所に配置されたCCDカメラを切り替えて見ることによ
り、広範囲の監視、又は異なった角度からの監視を行う
ことができ死角が少なくなる。
【0028】請求項9記載の防犯機能付テレビ電話装置
は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項
5,請求項6,請求項7又は請求項8の装置において、
電話回線を介して他の監視装置のCCDカメラが使用し
ている画素の領域を変更させる指示を送ることにより、
該他の監視装置のCCDカメラの画角を変更可能である
ことを特徴とする。
【0029】これによれば、遠隔地からCCDカメラの
画角を変更することが可能となり、見ることのできる範
囲を変化させることができる。CCDカメラはヘッド部
(2)に備えられたものでも、センサーユニット(12)に備
えられたものも同様に操作することができる。
【0030】請求項10記載の防犯機能付テレビ電話装
置は、請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求
項5,請求項6,請求項7,請求項8又は請求項9の装
置において、電話回線を介して他の監視装置のCCDカ
メラに指示を送ることにより、該他の監視装置のCCD
カメラのズームを変更可能であることを特徴とする。
【0031】これによれば、遠隔地からCCDカメラの
ズーム状態を変えることができ、大きく表示させたり、
小さいが鮮明に表示させる切り替えを行うことができ
る。CCDカメラはヘッド部(2)に備えられたもので
も、センサーユニット(12)に備えられたものも同様に操
作することができる。
【0032】
【発明の実施の形態】以下、本発明を好適な実施例を用
いて説明する。 [実施例]図1は本実施例に用いた監視装置を示した図
である。図中(1)は監視装置の本体、(1a)は本体の上部
カバー、(2)はヘッド部である。ヘッド部(2)は本体(1)
から着脱可能であり、本体から分離する際は本体(1)の
カバー開ボタン(1b)を押して上部カバー(1a)を開けて取
り出すことができる。
【0033】図2は本体(1)から分離した状態のヘッド
部(2)を示した図であり、(3)はCCDカメラ、(4)はセ
ンサー、(5)はマイクである。本実施例ではセンサー(4)
として赤外線センサーを使用した。又、CCDカメラ
(3)は転送速度やモニターでの表示を考慮してカラーで
35万画素のものを使用した。
【0034】(6)はヘッド部(2)と本体(1)とをつなぐ配
線である。本実施例ではこのようにヘッド部(2)と本体
(1)を有線で接続したが、無線により接続するようにし
ても良い。
【0035】警戒モード開始後にセンサー(4)が侵入者
等の異常事態を検知すると、CCDカメラ(3)及びマイ
ク(5)が作動を開始する。警戒モードが開始されている
間はセンサー(4)は常に稼働状態となるが、CCDカメ
ラ(3)及びマイク(5)は省エネのために通常は電源OFF
状態で、センサー(4)が検知した際に電源がONとなる
ようにしている。
【0036】センサー(4)から検知信号を受けた本体(1)
は、オートダイヤルにより予め登録されている連絡先に
電話をかけ、連絡先に設置された監視装置のモニターに
CCDカメラ(3)からの映像を表示し、スピーカー(17)
にマイク(5)からの音声を流すことができる。
【0037】本発明の防犯機能付テレビ電話装置は2台
又は3台以上の監視装置がグループを形成するが、各監
視装置は親子関係のない同等の装置である。そのため、
グループ内でメンバーが双方向で緊急時の監視を行うこ
とができる。
【0038】又、通常はグループ内でテレビ電話として
利用できる。センサーが検知して連絡する場合と異な
り、使用者は本体(1)に接続された電話器(8)を用いて通
常の電話と同様に電話をかければ通話先の相手と顔を見
ながら話をすることができる。このときヘッド(2)を本
体(1)から分離すれば監視装置の真正面から離れた位置
でも通話が可能である。
【0039】又、相手が電話口に出ない場合でも、自分
でIDを送ることにより相手側の監視装置を操作し、相
手側のCCDカメラの映像やマイクからの音声を見聞き
したり、各種設定を行うことができる。これにより留守
中の家や寝たきり老人や子供の居る家に電話をかけて異
常がないかを確認することができる。
【0040】監視装置を有する者は、同じ監視装置を有
する複数の小グループに所属して各小グループ内で相互
監視及びテレビ電話として使用するすることができる。
図6は小グループを説明する図である。図中X及びYは
それぞれ小グループである。x1,x2は小グループXの
メンバーであり、y1,y2は小グループYのメンバーで
ある。Iは小グループX及び小グループYの両方に所属
しているメンバーである。
【0041】Iはいずれの小グループのメンバーとも相
互監視やテレビ電話による通話を行うことができるが、
例えばx1は小グループYには所属していないので、x2
及びIとは相互監視等できるが、y1,y2とは相互監視
等することができない。同様にy1はx1,x2と相互監
視することができない。すなわち、異なる小グループの
メンバーは間は相互監視やテレビ電話による通話はでき
ない。
【0042】監視装置は相互監視を行うグループの暗唱
番号となるIDの他に、小グループ毎の小IDを登録と
して各小グループを認識可能とし、接続時に小IDを入
力しないと監視や通話ができないようにしている。小グ
ループに小IDを設定するのは、主にプライバシーの問
題を考慮したためである。
【0043】例えば図6のIが自分であり、小グループ
Xは親戚の小グループであり、小グループYは業務関係
の小グループであるような場合、業務関係者が親戚を監
視できるとプライバシーが侵害となることがあり、反対
に親戚が業務関係者を監視できるのとプライバシー侵害
や営業機密漏洩の原因となりかねないからである。自分
Iは監視装置を1台有していれば、いずれの小グループ
とも相互監視ができる。
【0044】尚、小IDの設定は任意行為であり、小グ
ループが1つしかない場合は、小IDは設定せずに空白
にしておけばよい。小IDを設定しない場合は接続時に
小IDの照合は省略される。
【0045】以下、本発明を更に詳細に説明する。
【0046】図3は本実施例の監視装置と周辺機器の接
続を示した概略図である。尚、説明を容易にするために
装置間の電源ライン等は省略している。
【0047】ヘッド部の配線(6)は、画像用配線(6a),
音声用配線(6b),センサー用配線(6c)を備えており、そ
れぞれヘッド部(2)のCCDカメラ(3),マイク(5),セ
ンサー(4)と接続されている。
【0048】(1c)は本体のモデム部であり、電話線(外
部ライン)(7a)が接続されていると共に、接続線(7b)を
介して電話器(8)と接続されている。
【0049】(9)は警戒モードの「開始」と「解除」を
切り替えるスイッチ盤であり、本体(1)と一体に設けて
も良いし、図に示したように別体で設けて本体(1)と接
続しても良い。
【0050】警戒モードの「開始」/「解除」の切り替
えは監視装置本体(1)又はこのスイッチ盤(9)のスイッチ
ングにより行われ、これらは直接手でスイッチングする
こともできるが、スイッチング用のワイヤレスリモコン
(10)を備えておくと実用性が向上する。
【0051】ワイヤレスリモコン(10)として赤外線式の
ものが好適であるが、他の形式のもの、例えば微弱FM
発信タイプのものでも良い。実施例では紛失しにくいよ
うにワイヤレスリモコン自体をキーホルダーとしてい
る。
【0052】ワイヤレスリモコン(10)により警戒モード
を切り変えることができるようにすると、スイッチ盤
(9)を手の届きにくい箇所に設置することができる。こ
れにより、いたずら等で警戒モードが不測に切り替えら
れてしまうことがない。
【0053】尚、警戒スイッチは切替後一定時間経過後
に切り替えられたモードが有効となる。一定時間の遅延
を設けたのは、警戒の「開始」後退室するまで、又は入
室後「解除」にするまでの1〜2分程度の短時間に自分
自身がセンサーに検知され誤って通報されてしまうのを
防止するためである。
【0054】ここで、ワイヤレスリモコン(10)を使用
し、室外から窓を通して本体又はスイッチ盤(9)の受光
部(9a)に指示を送り、モードを切り替えるようにする
と、所定時間内に退室したりスイッチを切り替えようと
してあわてる必要がなく便利である。
【0055】ところで、セキュリティー上の問題から、
ワイヤレスリモコン(10)は責任者が管理しているため、
責任者は社員の誰よりも早く出勤し、社員が全員帰宅す
るまで帰ることができなくなる。
【0056】更に、責任者が警戒モードを「開始」にし
て帰宅した後に従業員が忘れ物を取りに帰ったり、休日
や夜中に急用ができる等して室内に入る必要が生じる場
合がある。その場合も、責任者以外はワイヤレスリモコ
ン(10)を持っていないので管理者を呼び出して警戒モー
ドを「解除」にしてもらう必要があり不便である。
【0057】このような状態であると管理者は勤務時間
が必要以上に長くなり、帰宅してもいつ呼び出されるか
わからないので落ち着くことができない。
【0058】そこで、本発明では電話回線を通じて警戒
モードの「開始」と「解除」の切り替えを電話により行
うこともできるようにしている。
【0059】これによれば、責任者が現場にいない場
合、部屋に入ろうとした従業員は管理者の自宅電話又は
携帯電話に電話して、管理者に警報装置に電話をかけて
もらい警戒モードを「解除」にしてもらうことができ
る。管理者は正規の管理者であることを装置に了解させ
るためのID(パスナンバー)を入力すると共に、警戒
モードを「解除」とするようなコマンドを入力するだけ
でよい。ID及びモードの切り替えコマンドは全て電話
のプッシュボタンにより行うことができる。管理者が監
視装置から電話した場合には、自動的にIDの確認が行
われるので、管理者自らはIDを押す必要はなく、モー
ド切替コマンドだけ送ればよい。
【0060】同様に、残業などで部屋に最後まで残って
いた従業員は帰宅に際して管理者に電話をして警戒モー
ドを「開始」に切り替えてもらうことができる。したが
って、責任者はモード切替のためだけに現場に居る必要
はなくなる。
【0061】(11)は監視装置本***置に接続された通報
ボタン(ナースコール)であり、寝たきり老人,留守番
の子供等が体調不良時や緊急時に緊急連絡用スイッチを
押せば、監視装置はセンサー(4)が異常を検知したのと
同じ状態になり、CCDカメラ(3)が作動開始し、連絡
先にオートダイヤルを行う。これにより、連絡先に異常
状態を知らせることができる。
【0062】体調が悪くて起きあがれないような場合で
も、ヘッド部(2)を近くに設置していれば受話器を取り
上げず寝たままの状態でハンドフリーの通話ができ、連
絡先の相手も自分の監視装置のモニターに表示された姿
を見て状態を知ることができる。
【0063】(12)はセンサーユニットであり、図では2
つのセンサーユニット(12)が本体(1)に有線で接続され
ているが、センサーユニット(12)の数はこれに限定され
るものではなく、無線による接続でも良い。センサーユ
ニット(12)はCCDカメラ(12a)とセンサー(12b)を有し
ており、ヘッド部(2)とは別の位置に配して広い範囲で
監視可能とすることができる。例えば、ガレージや裏
口、窓際などに設置することが考えられる。
【0064】又、ヘッド部(2)と同じ部屋に配置する場
合でも、設置場所が異なれば設置角度も異なるので、別
の角度からの様子を確認することができる。実施例では
ヘッド部(2)又はセンサーユニット(12)のいずれかが異
常を検知すると、全てのCCDカメラ(3),(12a)が作動
開始するようにしている。これは、後述するようにCC
Dカメラは電話が繋がっている他の監視装置からの指示
で切り替えて見ることができるように設定されているか
らである。
【0065】尚、実施例では取り付けなかったが、セン
サーユニット(12)にヘッド部同様にマイク(4)を取り付
けることも可能である。又、センサーユニット(12)は主
として防犯用であり、テレビ電話として使用することは
少ないので、そのCCDカメラ(12a)は特にカラーであ
る必要はなく、暗い場所でもよく見えるように感度の高
い白黒カメラや赤外線カメラ等を使用しても良い。
【0066】(13)はビデオであり、センサー(4) ,(12
b)と連動して始動し、センサー(4),(12b)が侵入者等を
検知するとビデオは(13)は自動的に録画を開始し、CC
Dカメラ(3)からの画像を録画し始め、マイク(5)からの
オーディオ入力も同時に録音される。
【0067】したがって、連絡先が全て留守のような場
合でも、最低限ビデオ(13)による録画は続けられるの
で、犯行現場の様子を証拠として残すことができ、後日
の警察による捜査等に役立てることができる。このビデ
オ(13)は始動のタイミングが管理できるものであれば特
別なものでなく通常の市販のビデオテープレコーダーを
使用することができる。
【0068】(14)は室内又はガレージ等のセンサーユニ
ット設置個所を照明するためのライトであり、(15)はア
ラーム音を発するスピーカーである。通常は留守中の場
合には室内の電灯は消しているため、夜間に侵入者があ
った場合には室内が暗く、センサー(4)が反応してCC
Dカメラ(3)が作動しても画像が暗く、室内の様子がわ
かりにくい。
【0069】そこで、センサー(3)が侵入者を検知する
と、それに連動してライト(14)が点灯するようにしてい
る。ライト(14)は通常使用している天井に備えられたも
のでも良いし、防犯目的専用に設けたライトでも良い。
又、その数は単数でも複数でも良い。このライト(14)の
点灯は室内の様子をカメラでとらえやすくすると共に、
侵入者を驚かせて窃盗などの犯罪を未然に防ぐという効
果も併せ持っている。
【0070】又、侵入者に対する警告としてアラーム音
を発するスピーカ(15)をセンサーと連動して作動させて
も良い。
【0071】(16)はモニターであり、他の監視装置から
送られてきた画像を表示すると共に、監視装置操作時の
コマンドの表示をさせたり、テレビ電話として使用する
際に相手を表示したり、自分がCCDカメラにどのよう
に写っているのかを確認するための表示に用いられる。
(17)はモニター(16)に備えられたモニター用スピーカー
であるが、前述のアラーム用のスピーカーと兼用しても
良い。
【0072】モニター(16)は特殊なものを使用する必要
はなく、通常のテレビを利用すればよい。監視用やテレ
ビ電話として使用しないときには、テレビ番組を楽しむ
こともでき、ビデオ(13)を備えていればテレビ番組の録
画やビデオ再生もすることができる。
【0073】(18)は本体(1)に接続可能なセンサーであ
る。このセンサー(18)はCCDカメラとセットにはなっ
ていないが、侵入者等の異常を検知するとヘッド部(2)
やセンサーユニット(12)のセンサーが異常を検知したの
と同様に装置を稼働させることができる。
【0074】次に、通報の手順と監視装置のコマンドに
ついて説明する。
【0075】図4は通報の手順を説明する図である。セ
ンサーが検知すると全CCDカメラが作動開始し、オー
トダイヤルにより1件目の登録先に電話をかける(尚、
センサー反応に起因する通報は全てオートダイヤルであ
るので、以降オートダイヤルである旨の説明は省略す
る)。
【0076】連絡先の相手と接続ができた場合は図中の
に進むが、45秒経過しても電話が繋がらない場合はオ
ートカットにより一旦回線を切断後、2件目の相手に電
話をかけ直す。但し、1件目が通話中の場合は待つこと
なく直ちに2件目にかけ直す。
【0077】ここで、2件目以降の連絡先が登録されて
いない場合は3分間のインターバルの後に再度1件目に
電話をかけ直す。ここで、インターバルを3分としたの
は通信規約上同じ電話番号への再ダイヤルは3分のイン
ターバルを設けることが規定されているからである。
【0078】2件目に電話をかけて接続が相手と接続が
できた場合は図中のに進むが、45秒経過しても電話が
繋がらない場合又は通話中の場合は一旦回線を切断後、
3件目の相手に電話をかけ直す。ここで、3件目以降の
連絡先が登録されていない場合はオートカットの後に再
度1件目に電話をかけ直す。
【0079】このようにして、連絡先の相手と電話が繋
がらない場合は、次の連絡先に順次電話をかけ直すこと
となる。実施例では連絡先の登録件数を3件としたが、
必要により4件以上の連絡先を登録できるようにしても
良い。
【0080】電話が繋がると図中の状態となり、次に
自動ID確認を行う。自動ID確認は監視装置相互が自
動的に相手側に予め登録されたIDを送信するものであ
り、IDが一致しない場合には一旦電話回線を切断し、
図中の状態になり、再び1件目の連絡先から電話をか
け直す。
【0081】IDの一致が確認されると、CCDカメラ
からの画像とマイクからの音声が転送開始される。連絡
を受けた側(受信側)の管理者は受信していることを送
信側に知らせるために回線接続後1分以内に所定の警戒
受信確認信号、例えば「*11」を自分の監視装置に接
続された電話器により入力する。1分経過しても警戒受
信確認信号の入力がない場合は電話回線はオートカット
され、次の連絡先に電話をかけ直す。
【0082】このように受信確認を行い、警戒受信確認
信号を受信できない場合は次に電話をかけ直すようにし
たのは、オートダイヤルで連絡した先に老人,子供等の
監視装置の意義や操作方法を知らない者が出た場合はそ
のまま映像や音声を送り続けても適切な措置をとること
が困難であると考えられるためである。そこで、その通
話を維持し続けることなく次の順位の連絡先に電話をか
け直すことにより、操作がわかる者に確実に連絡をとる
ことができるようにしている。
【0083】「#7」を入力すると、送信側に録音され
た音声メッセージを聞くことができる。録音装置として
はテープやICメモリー等が利用できる。使い方として
は、留守にする際にメッセージを残したり、グループ内
に店舗が多数あるような場合にどの店舗に電話が繋がっ
ているのかを確認するために「こちらは東京1号店で
す。」等のメッセージを聞けるようにしておくこと等が
考えられる。
【0084】受信側の管理者が送られてきた映像や音声
を確認して異常がないと判断した場合には電話回線が切
断し、送信側の監視装置に警戒モード「開始」状態を継
続させるが、受信側の管理者が電話回線の切断を忘れて
も、何の操作もないまま所定時間(例えば15分)経過
すると自動的に警戒モード「開始」状態の継続を指示す
る信号「8#」を送信した後に回線が切断される。
【0085】異常が認められた場合は、受信側の管理者
は警察に連絡する等の措置をとるが、後述するように受
信側の監視装置から送信側の監視装置を操作できるの
で、送信側のスピーカー(15)からアラームを発して侵入
者を驚かせ退散させることもできる。
【0086】[コマンド]以下にコマンドについて説明
する。図5は本実施例におけるコマンドを説明する図で
ある。コマンドは全て電話のプッシュボタンにより送る
ことができ、具体的な指示のボタンを押すことで、指示
が警報装置に送られ、警報装置はそれに基づいて設定,
操作される。
【0087】接続前は主に各種の設定を行う。接続前に
「#」を押すと自己のモニターに接続設定画面が表示さ
れ、「1」を押すと回線接続され、「2」を押すと自動
受信設定画面が表示され、「1」を押すと呼び出しのベ
ル回数を設定することができ、「2」を押すとID及び
小IDの設定をすることができる。
【0088】また、接続前に「*」を押すと自己のモニ
ターに登録画面が表示され、その後「99」を押すとI
Dの登録をすることができ、「01」で最初に連絡する
1番目の連絡先、「02」で2番目の連絡先、「03」
で3番目の連絡先の電話番号を登録できる。
【0089】尚、図示はしていないが、電話回線のトー
ン式とパルス式の切り替えは、本体にスイッチを設けて
切り替え可能としても良いが、別途そのためのスイッチ
を設けることなく、切り替えのためのコマンドを設けて
切り替えられるようにしても良い。
【0090】次に動作中のコマンドによる各種の操作に
ついて説明する。動作中に「*」を押すと、警告,機能
選択メニューが表示される。「1:警告」を選択すると
警告メニューとなり、この状態で「1」を押すと他の監
視装置から電話があった際に、受信していることを知ら
せる警戒受信確認信号を発することができる。「4」を
押すと警戒モードの「開始」を設定し、「6」は警戒モ
ードの「解除」を設定することができる。
【0091】警告,機能選択メニューで「2:機能」を
選択すると機能メニューが表示され、「1」〜「5」で
送信先の監視装置の各CCDカメラを切り替えることが
できる。ヘッド部(2)のCCDカメラ(3)以外に1台又は
複数台のCCDカメラを備えている場合は、カメラを切
り替えにより任意のCCDカメラのとらえた画像をみる
ことができる。通常は、異常を検知したセンサーとセッ
トで設けられているCCDカメラの画像が自動的に選択
されて表示されるように設定しているが、他の場所の様
子を見たり、異なった角度で画像を見ることができる。
【0092】「6」は内蔵スピーカーのON/OFFを
切り替えることができる。「7」を押すと送信先の監視
装置に接続されたアラーム用のスピーカー(15)をならし
て侵入者を驚かせることができる。
【0093】同様に「8」を押すと通信先の監視装置で
予め録音されているメッセージを再生させることができ
る。メッセージとしては「コラッ!誰だ!」,「泥棒が
いるぞ!」等の侵入者を驚かせるメッセージが考えられ
る。録音装置は別途接続しても良いが、留守番電話で用
いられるような小型のテープレコーダーやICメモリー
を本体(1)に組み込んでも良い。
【0094】動作中に「#」を押すと画像関係メニュー
が表示される。「1」を押すとモニター(16)に表示する
画像を「自分側のみ表示」,「相手側のみ表示」,「双
方表示」の3通りに変えることができる。自分のモニタ
ーに自分のCCDカメラが撮っている画像を表示させる
ようにできるようにしたのは、自分の顔が相手側のモニ
ターにどのように表示されているかを確認するためであ
る。
【0095】画像関係メニューで「2」を選ぶと画面サ
イズを変更することができる。画面サイズを切り替える
ことができる。画面が小さい場合は画質が鮮明であり、
画面を大きくするほど画質が劣化する。実施例ではフル
サイズの「大画面」、1/4サイズの「標準」、最小の
「小」の3段階に切り替えることができる。画像関係メ
ニューで「3」を選ぶと通信速度を調整することができ
る。
【0096】画像関係メニューで「4」をCCDカメラ
の画角調整メニューが表示される。このメニューから電
話回線を介して相手先のCCDカメラの撮影範囲を変更
できる。
【0097】画角調整メニューにおいて「1」を押すと
左右調整、「2」を押すと上下調整を行うことができ
る。CCDカメラはCCDの全画素を使用しているわけ
ではなく、その内の一部を用いている。したがって、C
CDカメラが使用する画素の範囲を変更することによ
り、その方向にずらした画像を見ることができる。
【0098】例えば通常は中央部の画素を使ってカメラ
の真正面を撮影し、カメラの正面より上又は下にずれた
位置を見たい場合には、「2」の上下調整をおした後に
画面が上又は下に動くような番号のボタンを押すとよ
く、同様に左右にずれた位置を見たい場合には、「1」
の左右調整を押してから画面が左又は右に動くような番
号のボタンを押すとよい。カメラ自体の向きを変えるこ
とはモーターやギヤ等の機械的な機構が必要となり装置
が複雑になるが、上記のような画角の変更は容易に行う
ことができる。
【0099】画角調整メニューにおいて「3」を押すと
ズームを変更することができる。これによればデジタル
ズーム機能により、広角にして広範囲を映し出したり、
ズームにより狭い範囲を大きく映し出すことができる。
【0100】画角調整メニューにおいて「4」を押すと
静止画と動画を選択することができる。
【0101】又、画角調整メニューにおいて「5」を押
すと画像の転送の有無を選択することができる。これ
は、テレビ電話時に通話相手にこちらの状態を見られた
くない場合を考慮したものであり、例えば化粧をしてい
ない場合や、風呂上がりできちんとした服装をしていな
い場合や、来客者がいる場合等に利用することができ
る。「画像無し」に設定すれば、通話は音声のみとな
り、相手側はこちらの画像を見ることができなくなる。
【0102】尚、上記ではコマンド入力のメニューや入
力値はモニター(16)に表示されるとして説明したが、本
体(1)に液晶パネル(LCD)等の表示部を設けて、そ
の表示部に表示するようにしても良い。
【0103】本発明の防犯機能付のテレビ電話装置の利
用形態としては、店舗と自宅との間の監視や、会社の支
店間の監視、親戚間や友人同士のコミニュケーション等
が考えられるが、本発明の利用はこれに限定されるもの
ではない。
【0104】例えば、夜間や休日に担当者がいなくなる
特定郵便局と郵便局長宅や24時間担当者が居る中央郵
便局と接続すれば、防犯のみならず客への案内等を行う
ことができる。
【0105】又、パトロール中で留守となる交番に設置
して、用がある人と警察署との情報交換に役立てること
も考えられる。この場合、テレビ電話として画像も見る
ことができるので、地図を示して道を教えること等も容
易である。
【0106】更に、農家とビニールハウスとに設置し、
ビニールハウスで農作業をしている人と自宅とで連絡が
とれるようにしても良い。この場合、防犯システムとし
て利用すればメロン等の高価な作物の盗難を防止するこ
とができ、又、センサーとして温度センサーを用い所定
温度より温度が高いあるいは低い場合に通報するように
したり、CCDカメラの前に温度計,湿度計を置いて適
宜電話回線を通じてモニターで確認するようにすれば自
宅に居ながらにしてビニールハウスの温度,湿度等が適
切であるかどうか確認することができ、頻繁にビニール
ハウスに出向いて温度等を確認をする必要がなくなる。
本発明はこの他にも様々な用途が考えられる。
【0107】
【発明の効果】以上述べたように本発明により、双方向
で監視できる防犯システムとして利用できると共にテレ
ビ電話としても使用でき、緊急時にオートダイヤルで電
話をかけた際に連絡先に対応できる者がいない場合は、
次の連絡先に電話をかけ直すことができる防犯機能付の
テレビ電話装置を提供することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施例の監視装置を示した図。
【図2】実施例のヘッド部を示した図。
【図3】実施例の監視装置と周辺機器の接続を示した概
略図。
【図4】実施例の通報の手順を説明する図。
【図5】実施例のコマンド入力を説明する図。
【図6】小グループを説明する図。
【符号の説明】
(1) 監視装置の本体 (1c) モデム部 (2) ヘッド部 (3) CCDカメラ (4) センサー (5) マイク (6) ヘッド部の配線 (6a) 画像用配線 (6b) 音声用配線 (6c) センサー用配線 (7a) 電話線(外部ライン) (8) 電話器 (9) スイッチ盤 (9a) 受光部 (10) ワイヤレスリモコン (11) 通報ボタン(ナースコール) (12) センサーユニット (12a) CCDカメラ (12b) センサー (13) ビデオ (14) ライト (15) スピーカー (16) モニター(テレビ) (17) モニター用スピーカー
フロントページの続き Fターム(参考) 5C022 AA05 AB01 AB15 AB65 AB68 AC42 AC69 AC72 5C054 AA02 BA01 CA04 CA05 CC02 DA08 DA09 EA01 EA03 EA05 FE02 FE22 FE26 FF01 FF03 GA01 GB01 GB02 GD03 GD06 HA18 5C064 AA01 AC02 AC04 AC06 AC07 AC12 AC16 AC18 AC22 AD06 AD08

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 CCDカメラとマイクとセンサーを備え
    たヘッド部と、モデム又はTAの機能を有し電話線及び
    電話器が接続された本体とからなる監視装置を2台又は
    3台以上備えた防犯機能付テレビ電話装置であって、 本体にはモニターが接続可能であり、ヘッド部は本体か
    ら着脱して本体から離れた位置に移動させることがで
    き、 各監視装置はテレビ電話器として相互に画像付きの通話
    に用いることができ、警戒モード開始中に各監視装置の
    ヘッド部に備えられたセンサーが異常を検知した際に
    は、オートダイヤルにより該センサーからの画像とマイ
    クからの音声を電話回線を介して他の監視装置に連絡す
    ることが可能であることを特徴とする防犯機能付テレビ
    電話装置。
  2. 【請求項2】 オートダイヤルで他の監視装置に電話を
    かけた際に、所定時間内に当該他の監視装置から警戒受
    信確認信号を受信しない場合又は当該他の監視装置が話
    し中の場合は、あらかじめ登録された次の順位の各監視
    装置に電話をかけ直すことを特徴とする請求項1記載の
    防犯機能付テレビ電話装置。
  3. 【請求項3】 警戒モードの「開始」と「解除」の切り
    替えは、ワイヤレスリモコン及び電話回線を通じて操作
    できることを特徴とする請求項1又は請求項2記載の防
    犯機能付テレビ電話装置。
  4. 【請求項4】 監視装置は相互監視を行うグループの暗
    唱番号となるIDの他に、小グループ毎の小IDを登録
    することにより、異なる小グループ間での監視ができな
    いように設定可能であることを特徴とする請求項1,請
    求項2又は請求項3記載の防犯機能付テレビ電話装置。
  5. 【請求項5】 監視装置の本体にはビデオが接続可能で
    あり、少なくともセンサーが異常を検知した際にCCD
    カメラが撮影している画像を録画可能であることを特徴
    とする請求項1,請求項2,請求項3又は請求項4記載
    の防犯機能付テレビ電話装置。
  6. 【請求項6】 本体には通報ボタンが接続されており、
    通報ボタンが押されると監視装置はセンサーが異常を検
    知した場合と同じ状態となることを特徴とする請求項
    1,請求項2,請求項3,請求項4又は請求項5記載の
    防犯機能付テレビ電話装置。
  7. 【請求項7】 センサーが異常を検知した際に、室内を
    照明するライト又はアラーム音を発するスピーカーの少
    なくともいずれかがセンサーに連動して作動することを
    特徴とする請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,
    請求項5又は請求項6記載の防犯機能付テレビ電話装
    置。
  8. 【請求項8】 監視装置の本体にはセンサーとCCDカ
    メラを備えたセンサーユニットが有線又は無線により1
    個又は複数個接続されており、いずれかのセンサーユニ
    ットのセンサーが異常を検知すると、監視装置はヘッド
    に備えたセンサーが異常を検知した場合と同じ状態とな
    り、 電話回線を介してCCDカメラの切り替え指示を送るこ
    とにより、任意のCCDカメラの画像を見ることが可能
    であることを特徴とする請求項1,請求項2,請求項
    3,請求項4,請求項5,請求項6又は請求項7記載の
    防犯機能付テレビ電話装置。
  9. 【請求項9】 電話回線を介して他の監視装置のCCD
    カメラが使用している画素の領域を変更させる指示を送
    ることにより、該他の監視装置のCCDカメラの画角を
    変更可能であることを特徴とする請求項1,請求項2,
    請求項3,請求項4,請求項5,請求項6,請求項7又
    は請求項8記載の防犯機能付テレビ電話装置。
  10. 【請求項10】 電話回線を介して他の監視装置のCC
    Dカメラに指示を送ることにより、該他の監視装置のC
    CDカメラのズームを変更可能であることを特徴とする
    請求項1,請求項2,請求項3,請求項4,請求項5,
    請求項6,請求項7,請求項8又は請求項9記載の防犯
    機能付テレビ電話装置。
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Cited By (6)

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