JP2000294315A - プリント配線基板用コネクタ - Google Patents

プリント配線基板用コネクタ

Info

Publication number
JP2000294315A
JP2000294315A JP9715199A JP9715199A JP2000294315A JP 2000294315 A JP2000294315 A JP 2000294315A JP 9715199 A JP9715199 A JP 9715199A JP 9715199 A JP9715199 A JP 9715199A JP 2000294315 A JP2000294315 A JP 2000294315A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
piece
connector
printed wiring
wiring board
female
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP9715199A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3401449B2 (ja
Inventor
Kiyoshi Asai
浅井  清
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
SMK Corp
Original Assignee
SMK Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by SMK Corp filed Critical SMK Corp
Priority to JP9715199A priority Critical patent/JP3401449B2/ja
Publication of JP2000294315A publication Critical patent/JP2000294315A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3401449B2 publication Critical patent/JP3401449B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Coupling Device And Connection With Printed Circuit (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 コネクタを低背化して雌接触片(9)の長さ
を充分に長くとっても、脚片(10)が導電パターンか
ら剥離しないプリント配線基板用コネクタを提供する。 【解決手段】 雌接触片(9)をその長手方向に沿って
L字状に形成し、雌接触片(9)と一側側壁(4)との
間に相手側コネクタ(30)を挿入させ、雄接触部(3
3a)に弾性接触させる。雌接触片(9)をL字状とす
るので、長いバネスパンが得られる。また、脚片(1
0)に、ソケットハウジング(2)に固定される固定突
片(11)を立設するので、長いバネスパンとすること
によって、比較的大きい曲げモーメントが脚片(10)
に加えられても、導電パターンとの半田接続部が影響を
受けることがない。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、プリント配線基
板の表面に実装され、プリント配線基板の導電パターン
に雌コンタクトが半田接続するプリント配線基板用コネ
クタに関する。
【0002】
【従来の技術】従来、2枚のプリント配線基板120、
140の導電パターン間の接続には、図10に示すよう
に、それぞれ雌コンタクト101と、雄コンタクト13
1が備えられた2種類のプリント配線基板用コネクタ1
00、130が用いられる。
【0003】雌コンタクト101が取り付けられる一方
のプリント配線基板用コネクタ100は、直方体状のソ
ケットハウジング102と、複数の雌コンタクト101
で構成されている。ソケットハウジング102の左右に
は、他のプリント配線基板用コネクタ130(以下、相
手側コネクタという)を挿入させる一組のプラグ挿入凹
部103が、上方から凹設されている。各プラグ挿入凹
部103の中央側側壁には、多数のコンタクト収容溝1
04が、ソケットハウジング102の長手方向(図中、
紙面の奥行き方向)に向けて、所定のピッチで凹設さ
れ、それぞれ、左右対称な2種類の雌コンタクト101
を収容している。
【0004】雌コンタクト101は、起立支持片105
と、起立支持片105と平行に立ち上がるように起立支
持片105の基端部105aに片持ち支持された雌接触
片106と、基端部105aからソケットハウジング1
02の底面側に水平に露出する脚片107とが、導電性
金属板を打ち抜いて一体に成形されている。この雌コン
タクト101は、起立支持片105をソケットハウジン
グ102の中央側側壁内に圧入してソケットハウジング
102に取り付けられるもので、取り付けた状態で、雌
接触片106は、プラグ挿入凹部103内に臨み、脚片
107はソケットハウジング102の底面に沿って露出
し、プリント配線基板120の対向する位置に印刷され
た導電パターン(図示せず)に半田接続する。
【0005】相手側コネクタ130は、ソケットハウジ
ング102と嵌合する嵌合凹部134が凹設されたプラ
グハウジング132と、複数の雄コンタクト131で構
成されている。雄コンタクト131は、雌コンタクト1
01と同様に、導電性金属板を、左右対称のL字状に打
ち抜いて、2種類の雄コンタクト131が形成されたも
ので、それぞれ、起立する雄接触部133が、嵌合凹部
134の対向する内壁面に露出するように、ソケットハ
ウジング102に取り付けられている。また、水平な脚
部135は、プラグハウジング132の底面に沿って露
出し、この相手側コネクタ130が実装される他のプリ
ント配線基板140の導電パターンに半田接続される。
【0006】相手側コネクタ130を、一方のプリント
配線基板用コネクタ100に嵌合させた状態で、各雌コ
ンタクト101の雌接触片106に、対応する位置に配
置されたに雄コンタクト131が当接し、雌接触片10
6はその打ち抜き方向と直交する方向(紙面と平行な方
向)に撓んで、雄コンタクト131と弾性接触する。従
って、二枚のプリント配線基板120、140の複数の
導電パターンは、それぞれ、対で配設された雌コンタク
ト101と雄コンタクト131を介して電気接続する。
【0007】このように、雌コンタクト101と雄コン
タクト131は、導電性金属板を打ち抜いたままの形状
で形成され、導電性金属板の厚みをその横幅(紙面の奥
行き方向の幅)とすることができるので、限られた大き
さのプリント配線基板用コネクタ100に多数のコンタ
クトを取り付けることができ、また、狭ピッチ化された
プリント配線基板120の導電パターンに対しても、対
応させて半田接続することができる。
【0008】
【発明が解決しようとする課題】このように、従来のプ
リント配線基板用コネクタ100によれば、コネクタ1
00自体の小型化と、プリント配線基板120の実装密
度を上げることによって、全体の小型化が可能となる。
【0009】しかしながら、雌接触片106は、導電性
金属板を打ち抜き、そのまま導電性金属板の表面と平行
に撓ませて、切断端面を雄コンタクト131に弾性接触
させる構造であるため、打ち抜いた後、曲げ加工した方
向に撓ませて、導電性金属板の表面を雄コンタクト13
1に弾性接触させる接触片に比べて、断面係数Zが大き
くなり、雄コンタクト131を挿入するための撓み量を
得るためには、雌接触片106に対しより大きい押圧
力、すなわち、相手側コネクタ130の挿入力が必要と
なる。
【0010】一方、上述のように、プリント配線基板用
コネクタ100には、多数の雌コンタクト101が取り
付けられるので、全体として大きい挿入力の差となって
あらわれ、相手側コネクタ130を無理なく嵌合接続す
る上で、取り付ける雌コンタクト101の本数に限界が
生じていた。
【0011】従来のプリント配線基板用コネクタ100
では、雌接触片106の長さ(バネスパン)をできるだ
け長くとり、曲げモーメントを大きくすることによって
この問題を解決しているが、その為に、図10に示すよ
うに、コネクタ100の高さhが高くなり、低背化の障
害となっていた。
【0012】また、雌接触片106のバネスパンを長く
とって、曲げモーメントを大きくすればするほど、一体
成形した雌コンタクト101全体に大きい曲げモーメン
トが発生し、脚片107が浮き上がり、導電パターンか
ら剥離してしまうという問題が生じた。
【0013】この発明は、以上の問題点を解決するため
になされたもので、低背化しても雌接触片の長さを充分
に長くとることができ、従って、多数の雌コンタクトを
取り付けても、相手側コネクタを無理なく嵌合接続する
ことができるプリント配線基板用コネクタを提供するこ
とを目的とする。
【0014】また、雌接触片の長さを充分に長くとって
も、脚片が導電パターンから剥離しないプリント配線基
板用コネクタを提供することを目的とする。
【0015】
【課題を解決するための手段】以上の目的を達成するた
めに、請求項1のプリント配線基板用コネクタは、プリ
ント配線基板上に配置され、平面側からプラグ挿入凹部
が凹設されたソケットハウジングと、プラグ挿入凹部の
一側側壁内に固定される起立支持片と、起立支持片に片
持ち支持され、プラグ挿入凹部内に突出する雌接触片
と、起立支持片の基端部からソケットハウジングの底面
側に水平に露出し、プリント配線基板の導電パターンに
半田接続する脚片とが、導電性金属板を打ち抜いて一体
に形成された複数の雌コンタクトを備え、複数の雌コン
タクトは、互いに離間して、鉛直面に沿ってソケットハ
ウジングに取り付けられ、各雌コンタクトの雌接触片
が、打ち抜き方向と直交する方向に撓み、プラグ挿入凹
部に挿入される相手側コネクタの対応する雄接触部に弾
性接触するプリント配線基板用コネクタにおいて、雌接
触片は、その長手方向に沿ってL字状に形成され、雌接
触片と一側側壁との間に挿入される雄接触部に弾性接触
するとともに、プラグ挿入凹部の一側側壁と対向する他
側側壁内に固定される固定突片が、脚片より立設されて
いることを特徴とする。
【0016】導電性金属板を打ち抜いて形成される雌コ
ンタクトを、鉛直面に沿ってソケットハウジングに取り
付けるので、狭ピッチの導電パターンに対して、各雌コ
ンタクトを半田付け接続することができ、また、多数の
雌コンタクトを、高密度でソケットハウジングに取り付
けることができる。
【0017】雌接触片は、その長手方向に沿ってL字状
に形成されるので、充分長いバネスパンが得られ、相手
側コネクタの軽い挿入力で、雄接触部に弾性接触する。
【0018】雌コンタクトは、起立支持片と固定突片
が、プラグ挿入凹部の対向する側壁内に固定されるの
で、脚片が曲げモーメントを受けても、導電パターンか
ら浮き上がることがない。
【0019】また、請求項2のプリント配線基板用コネ
クタは、固定突片が、脚片の先端に立設されていること
を特徴とする。
【0020】脚片は、全体がソケットハウジング内に収
容されるので、雌コンタクトがショートすることなく、
同一構成のプリント配線基板用コネクタ、若しくは他の
電子部品を密接させてプリント配線基板上に実装させる
ことができる。
【0021】また、複数の雌コンタクトの配列方向と直
交する方向に、同一構成のプリント配線基板用コネクタ
を一体に連設することができるので、ソケットハウジン
グを細長とせずに、同一本数の雌コンタクトを取り付け
ることができる。従って、ソケットハウジングを成形す
る際のそり、うねり等を抑えることができ、プリント配
線基板の表面に密着させて、実装できる。
【0022】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施形態に係
るプリント配線基板用コネクタ1を図1乃至図3で説明
する。図1は、プリント配線基板用コネクタ1の縦断面
図、図2は、同コネクタ1の平面図、図3は、分解縦断
面図、図4は、プリント配線基板用コネクタ1と嵌合接
続する相手側コネクタ30の平面図、図5は、相手側コ
ネクタ30の縦断面図、図6は、コネクタ1、30間を
嵌合接続した状態を示す縦断面図である。
【0023】これらの図に示すように、本実施の形態に
係るプリント配線基板用コネクタ1は、嵌合接続する相
手側コネクタ30が、他のプリント配線基板40に実装
されたプリント配線基板用コネクタであって、2枚のプ
リント配線基板20、40間を接続する用途に用いられ
るものである。
【0024】このプリント配線基板用コネクタ1は、全
体が直方体状のソケットハウジング2と複数の雌コンタ
クト3、3・・・で構成されている。
【0025】ソケットハウジング2は、絶縁性合成樹脂
で成形されたもので、その平面側から中央突条4を挟ん
で左右に、プラグ挿入凹部5、5が凹設されている。こ
の左右のプラグ挿入凹部5、5は、相手側コネクタ30
の嵌合枠部31を挿入させるため、中央突条4の周囲を
囲むように上方と下方で連続し、嵌合枠部31と嵌合す
るリング状となっている。
【0026】このプラグ挿入凹部5と交差するように、
すなわちソケットハウジング2の鉛直面(図3において
紙面と平行な面)に沿って、雌コンタクト3を収容する
コンタクト収容部6が形成されている。コンタクト収容
部6は、中央突条4の底面側から平面側に貫通し、ま
た、中央突条4とプラグ挿入凹部5を隔てて対向するソ
ケットハウジング2の周壁7において、底面側に開口す
る凹部となっている。
【0027】このコンタクト収容部6は、中央突条4を
中心に左右対称形状に形成され、それぞれ、図2に示す
ように、左右のプラグ挿入凹部5、5の長手方向に沿っ
て、所定のピッチで、多数形成されている。
【0028】このコンタクト収容部6に収容される雌コ
ンタクト3は、導電性金属板を打ち抜いて、図3に示す
ように、起立支持片8と、起立支持片8の基端部8aに
片持ち支持された雌接触片9と、起立支持片8の基端部
8aからソケットハウジング2の底面側に水平に露出す
る脚片10と、脚片10の先端に立設された固定突片1
1とを一体に成形していなるものである。この雌コンタ
クト3は、対称形状に形成されたコンタクト収容部6の
形状に合わせ、左右対称となった2種類の雌コンタクト
3が、コンタクト収容凹部6の数に合わせて用いられ
る。
【0029】雌接触片9は、中央突条4との間で、プラ
グ挿入凹部5に挿入される相手側コネクタ30の嵌合枠
部31を挟持するために、その長手方向に沿ってL字状
(若しくは逆L字状)に形成され、自由端側が上方に起
立する形状となっている。
【0030】この雌コンタクト3は、起立支持片8を、
コンタクト収容部6の中央突条4に形成された貫通孔
に、固定突片11をコンタクト収容部6の周壁7に形成
された凹部へ圧入することによって、コンタクト収容部
6に収容され、ソケットハウジング2に取り付けられ
る。
【0031】図1に示すように、雌コンタクト3をソケ
ットハウジング2に取り付けると、脚片10は、ソケッ
トハウジング2の底面に沿って露出し、プリント配線基
板20の対向する表面位置に印刷された導電パターン
(図示せず)に半田接続される。また、この取り付けら
れた状態で、雌接触片9の自由端部内側に突出する形状
に形成された接触突起9aは、プラグ挿入凹部5内で中
央突条4の内壁面に対向する。
【0032】相手側コネクタ30は、図4と図5に示す
ように、絶縁性合成樹脂で形成されたプラグハウジング
32と、雌コンタクト3の数と同数の雄コンタクト33
によって構成されている。
【0033】プラグハウジング32には、ソケットハウ
ジング2のプラグ挿入凹部5と嵌合する矩形枠状の嵌合
枠部31が基台32a上に一体に形成され、嵌合枠部3
1をプラグ挿入凹部5に挿入自在としている。
【0034】雄コンタクト33は、雌コンタクト3と同
様に、導電性金属板を打ち抜いて、雄接触部33aと固
定部33bと脚部33cが一体に形成されたもので、脚
部33cと直交する二股の一方が雄接触部33aと、他
方が固定部33bとなっている。複数の雄コンタクト3
3は、嵌合枠部31の長手方向に沿った左右2列の突部
31a、31bにそれぞれ左右対称に取り付けられるも
ので、左右対称形状に2種類の雄コンタクト33が形成
されている。
【0035】雄コンタクト33は、基台32aの底面側
から突部31a、31bの両側面にかけて連通する取り
付け溝に、固定部33cを圧入することによって取り付
けられ、図5に示す取り付けた状態で、雄接触部33a
は、突部31a、31bの内側面に露出し、脚部33c
はプラグハウジング32の底面に沿って露出し、この相
手側コネクタ30が実装される他のプリント配線基板4
0の導電パターン(図示せず)に半田接続される。
【0036】複数の雄コンタクト33は、嵌合枠部31
をプラグ挿入凹部5へ挿入した際に、各雌コンタクト3
と弾性接触するように、雌コンタクト3と対応する部位
に、雌コンタクト3の取り付けピッチと同ピッチでプラ
グハウジング32に取り付けられている。
【0037】図6は、このように構成されたプリント配
線基板用コネクタ1と相手側コネクタ30を嵌合接続さ
せた状態を示すもので、プラグハウジング32の突部3
1a、31bが雌接触片9と中央突条4の間に挿入さ
れ、各雌接触片9は、その打ち抜き方向と直交する方向
(紙面と平行な方向)で外方に撓み、接触突起9aが各
雄コンタクト33の雄接触部33aへ弾性接触する。従
って、二枚のプリント配線基板20、40の複数の導電
パターンは、それぞれ、対で配設された雌コンタクト3
と雄コンタクト33を介して電気接続する。
【0038】この接続において、雌接触片9はL字状に
形成されているので、プリント配線基板用コネクタ1を
低背化しても、充分なバネスパンをとることができ、多
数の雌コンタクト3と雄コンタクト33を、大きい挿入
力を要することなく、弾性接触させることができる。
【0039】このとき、雌接触片9が撓むことによって
雌コンタクト3には、曲げモーメントが生じるが、曲げ
モーメントは、脚片10に対しプリント配線基板20側
に撓むように作用するとともに、その先端にソケットハ
ウジング2内に固定された固定突片11が連設されてい
るので、半田接続部が影響を受けることはなく、導電パ
ターンから剥離することはない。
【0040】また、脚片10の先端に立設された固定突
片11を周壁7に形成された凹部へ圧入する構造である
ため、ソケットハウジング2の側方から脚片10が突出
することがなく、プリント配線基板20の表面へ実装す
ると、脚片10の全体がソケットハウジング2によって
覆われる。従って、脚片10が露出して他の電子部品と
誤ってショートすることがなく、また、同様に構成した
プリント配線基板用コネクタ1を、隙間なく連結するこ
とができ、プリント配線基板20の実装密度をより上げ
ることができる。
【0041】図7は、他の実施の形態に係るプリント配
線基板用コネクタ50を示す斜視図であり、同一に構成
したソケットハウジング2を側方に一体に連結して、第
一実施の形態に係るプリント配線基板用コネクタ1の2
倍の雌コンタクト3を備えたものである。尚、以下、図
7乃至図9において、第一の実施の形態と同一の構成に
ついては、同一の番号を付する。
【0042】この実施の形態のように、側方にソケット
ハウジング2を一体に連結することによって、同一数の
雌コンタクト3であれば、その長手方向に沿った長さを
短くした正方形状に近い形状のソケットハウジング51
へ収容することができる。従って、細長状のソケットハ
ウジング2に比べて、成形時に生じる長手方向に沿った
うねり、そり等の影響を減じることができ、プリント配
線基板20の表面により密着させることができる。
【0043】図8は、このプリント配線基板用コネクタ
50と嵌合接続する相手側コネクタ70を示す斜視図で
あり、相手側コネクタ70についても、雄コンタクト3
3がプラグハウジング32内に完全に収容されるため、
同様に同一構成のプラグハウジング32を側方に一体に
連結したプラグハウジング71とすることができる。
【0044】図9は、プリント配線基板用コネクタ50
と相手側コネクタ70を嵌合接続させた状態を示す縦断
面図であり、図に示すように、複数列に配設された多数
の雌コンタクト3と雄コンタクト33間を、同時に弾性
接触させることができる。
【0045】また、この接続した状態で、コンタクト
3、33は露出しないので、他の電子部品と完全に絶縁
させることができる。
【0046】尚、上述の実施の形態において、雌コンタ
クト3と雄コンタクト33は、それぞれ圧入によって、
ソケットハウジング2、プラグハウジング32へ取り付
けたが、これらのハウジング2、32を成形する際に一
体成形して固定するものであってもよい。
【0047】また、プリント配線基板用コネクタ1、5
0と嵌合接続する相手側コネクタも、他のプリント配線
基板に実装されるプリント配線基板用コネクタ30、7
0で説明したが、相手側コネクタは、リード線の端末に
接続された内部配線接続用コネクタ等であってもよい。
【0048】また、第二実施の形態では、2個のプリン
ト配線基板用コネクタ1を側方に連続させた例で説明し
たが、3個以上を連続させてもよい。
【0049】
【発明の効果】以上説明したように、本発明によれば、
多数の雌コンタクトを、高密度でソケットハウジングに
取り付け、狭ピッチの導電パターンに対して半田接続さ
せることができる。
【0050】また、雌接触片は、コネクタを低背化して
も充分長いバネスパンが得られ、相手側コネクタを軽い
挿入力で嵌合接続させることができる。
【0051】また、雌コンタクトの脚片が固定突片で支
持されるので、脚片が曲げモーメントを受けても、導電
パターンから浮き上がることがない。
【0052】また、請求項2の発明によれば、脚片が、
全体がソケットハウジング内に収容されるので、他の電
子部品とショートする恐れがない。
【0053】また、複数の雌コンタクトの配列方向と直
交する方向に、同一構成のプリント配線基板用コネクタ
を一体に連設することができるので、細長のソケットハ
ウジングを成形せずに、同一本数の雌コンタクトを取り
付けることができる。従って、ソケットハウジングを成
形する際のそり、うねり等を抑えることができ、プリン
ト配線基板の表面に密着させて、実装できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本実施の形態に係るプリント配線基板用コネク
タ1の縦断面図である。
【図2】プリント配線基板用コネクタ1の平面図であ
る。
【図3】プリント配線基板用コネクタ1の分解縦断面図
である。
【図4】プリント配線基板用コネクタ1と嵌合接続する
相手側コネクタ30の平面図である。
【図5】相手側コネクタ30の縦断面図である。
【図6】プリント配線基板用コネクタ1、30間を嵌合
接続した状態を示す縦断面図である。
【図7】他の実施の形態に係るプリント配線基板用コネ
クタ50を示す斜視図である。
【図8】プリント配線基板用コネクタ50と嵌合接続す
る相手側コネクタ70の斜視図である。
【図9】プリント配線基板用コネクタ1、30間を嵌合
接続した状態を示す縦断面図である。
【図10】従来のプリント配線基板用コネクタ100と
相手側コネクタ130を示す縦断面図である。
【符号の説明】
1 プリント配線基板用コネクタ 2 ソケットハウジング 3 雌コンタクト 4 中央突条(一側側壁) 5 プラグ挿入凹部 7 周壁(他側側壁) 8 起立支持片 8a 基端部 9 雌接触片 10 脚片 11 固定突片 30 相手側コネクタ 33a 雄接触部

Claims (2)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 プリント配線基板(1)上に配置され、
    平面側からプラグ挿入凹部(5)が凹設されたソケット
    ハウジング(2)と、 プラグ挿入凹部(5)の一側側壁(4)内に固定される
    起立支持片(8)と、起立支持片(8)に片持ち支持さ
    れ、プラグ挿入凹部(5)内に突出する雌接触片(9)
    と、起立支持片(8)の基端部(8a)からソケットハ
    ウジング(2)の底面側に水平に露出し、プリント配線
    基板(1)の導電パターンに半田接続する脚片(10)
    とが、導電性金属板を打ち抜いて一体に形成された複数
    の雌コンタクト(3)を備え、 複数の雌コンタクト(3)は、互いに離間して、鉛直面
    に沿ってソケットハウジング(2)に取り付けられ、 各雌コンタクト(3)の雌接触片(9)が、打ち抜き方
    向と直交する方向に撓み、プラグ挿入凹部(5)に挿入
    される相手側コネクタ(30)の対応する雄接触部(3
    3a)に弾性接触するプリント配線基板用コネクタにお
    いて、 雌接触片(9)は、その長手方向に沿ってL字状に形成
    され、雌接触片(9)と一側側壁(4)との間に挿入さ
    れる雄接触部(33a)に弾性接触するとともに、 プラグ挿入凹部(5)の一側側壁(4)と対向する他側
    側壁(7)内に固定される固定突片(11)が、脚片
    (10)より立設されていることを特徴とするプリント
    配線基板用コネクタ。
  2. 【請求項2】 固定突片(11)は、脚片(10)の先
    端に立設されていることを特徴とする請求項1記載のプ
    リント配線基板用コネクタ。
JP9715199A 1999-04-05 1999-04-05 プリント配線基板用コネクタ Expired - Fee Related JP3401449B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9715199A JP3401449B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 プリント配線基板用コネクタ

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP9715199A JP3401449B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 プリント配線基板用コネクタ

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000294315A true JP2000294315A (ja) 2000-10-20
JP3401449B2 JP3401449B2 (ja) 2003-04-28

Family

ID=14184581

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP9715199A Expired - Fee Related JP3401449B2 (ja) 1999-04-05 1999-04-05 プリント配線基板用コネクタ

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3401449B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050843A (ko) * 2001-12-19 2003-06-25 권영택 기판대 기판 연결용 컨넥터
KR100610386B1 (ko) * 2004-06-17 2006-08-10 최영대 커넥터
KR100803026B1 (ko) 2006-08-11 2008-02-14 주식회사 포콘스 보드 대 보드 커넥터

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
KR20030050843A (ko) * 2001-12-19 2003-06-25 권영택 기판대 기판 연결용 컨넥터
KR100610386B1 (ko) * 2004-06-17 2006-08-10 최영대 커넥터
KR100803026B1 (ko) 2006-08-11 2008-02-14 주식회사 포콘스 보드 대 보드 커넥터

Also Published As

Publication number Publication date
JP3401449B2 (ja) 2003-04-28

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US7074085B2 (en) Shielded electrical connector assembly
JP3150303U (ja) 電気コネクタ
US6375508B1 (en) Electrical connector assembly having the same circuit boards therein
KR0125456B1 (ko) 전기 커넥터
US6863572B1 (en) Electrical connector with shock support
JP4592462B2 (ja) 基板接続用コネクタ
US20080311793A1 (en) Low profile receptacle connector straddle-mounded on the PCB
US20050112952A1 (en) Power jack connector
JPH04370677A (ja) 可動型コネクタ
JP2001006771A (ja) コネクタ
WO2006081439A1 (en) Board mounted electrical connector
JP2014170726A (ja) 電気コネクタ組立体及びそれに用いる電気コネクタ
KR0122783Y1 (ko) 인쇄 회로 기판용 연부 접속기
JP2017073355A (ja) 電気コネクタ組立体
JP2000058161A (ja) コネクタ
JP2567484Y2 (ja) コネクタ装置
JPH08124638A (ja) 表面実装型コネクタ及びその電気コンタクト
US7604500B1 (en) Board-to-board connector
JP5108710B2 (ja) 電気コネクタ
JP2003092168A (ja) モジュールコネクタ
JPH11144823A (ja) プリント基板用コネクタ及びその実装構造
JPH0322380A (ja) ターミナル及びそれを使用するコネクタ
JP2004527069A (ja) 小型基板対基板コネクタ
JPH0414873Y2 (ja)
JP3401449B2 (ja) プリント配線基板用コネクタ

Legal Events

Date Code Title Description
FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090221

Year of fee payment: 6

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees