JP2000293157A - 画像表示方法および装置並びに画像表示処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体 - Google Patents

画像表示方法および装置並びに画像表示処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能な記録媒体

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JP2000293157A
JP2000293157A JP11102664A JP10266499A JP2000293157A JP 2000293157 A JP2000293157 A JP 2000293157A JP 11102664 A JP11102664 A JP 11102664A JP 10266499 A JP10266499 A JP 10266499A JP 2000293157 A JP2000293157 A JP 2000293157A
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Tomoaki Umeda
知昭 梅田
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Fuji Photo Film Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 画像表示装置において、同一被写体について
時系列的に取得された複数の画像を、それらの画像にお
ける変化をより把握しやすいものとして表示させる。 【解決手段】 時系列的に撮影された16枚の化学発光
光の分布を示す画像P1,…を表す画像データS1,…
が記憶された画像データ記憶手段10から、これらの画像
データS1等を読み出し、各画像データS1等が表す各
画像P1等を、画像表示部50の表示領域Aに縮小して一
覧的に表示させる一覧表示手段20と、表示領域Aに一覧
表示された画像から選択された2以上の画像についての
画像データを画像データ記憶手段10から読み出して、画
像表示部50の表示領域Bに、短時間に時系列的に切り換
えて動画表示させる動画表示手段30とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は画像表示方法および
画像表示装置、並びに画像表示処理プログラムを記録し
たコンピュータ読取り可能な記録媒体に関し、詳細に
は、同一被写体について時系列的に取得された複数の画
像の表示方法・装置等の改良に関するものである。
【0002】
【従来の技術】従来より、同一の被写体について時系列
的に多数の画像を取得することが各種の分野において行
われている。例えば医療分野においては同一被検体の疾
病部位を時間間隔をあけて撮影し、これらを対照観察す
ることで疾病の進行経過や治癒経過を確認し、適切な治
療の判断材料として用いられている。
【0003】また、生化学・分子生物学分野において
は、化学発光物質と化学反応して化学発光光を発生させ
る特定の生体由来物質が分布する試料から、化学発光光
をCCD等で光電的に検出し、得られた化学発光光の分
布画像に基づいて定量分析等を行う化学発光法が知られ
ているが、この化学発光法では微弱な化学発光光を1回
の長時間露光で画像データ化する代わりに、短時間露光
を複数回繰り返し各露光ごとに得られた画像データを累
積加算することで最終的に長時間露光と同等の画像デー
タを取得する逐次露光方式の採用が検討されており、こ
の逐次露光方式においても、同一被写体(試料)につい
ての経時的な多数の画像データが取得される。ここで逐
次露光方式は、1回の長時間露光方式では長時間に亘る
露光が完了するまで可視画像を再生することができない
ため露光量の適否を判断することができないという問題
を解決するものであり、短時間の露光ごとに画像データ
を取得し、それまでの累積画像データに累積加算するこ
とで、長時間露光と同等の画像データを取得しつつ、短
時間の露光が終了する度に累積画像データに基づく可視
画像を再生することができるため、露光時間の適否を随
時判断することができるものである。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】ところで、上述した化
学発光法における逐次露光方式をはじめとして、同一の
被写体について時系列的に僅かずつ異なる多数の画像が
取得される各種のシステムにおいては、上述したよう
に、それらの複数の画像を一覧的に表示等して比較・対
照することにより画像の時系列的な変化を把握できる
が、変化が微差である場合には単にそれら複数の画像を
一覧表示させただけでは、その変化を見逃すこともあ
り、画像の変化をより把握し易い形式で表示することが
望まれている。
【0005】一方、複数の画像中における各画像の位置
づけを把握することも求められている。
【0006】本発明は上記事情に鑑みなされたものであ
って、同一被写体について時系列的に取得された複数の
画像を、それらの画像における変化をより把握しやすい
ものとして表示させることを可能にするとともに、それ
ら複数の画像中における各画像の位置づけを把握するこ
とも可能にした画像表示方法、画像表示装置および画像
表示処理プログラムを記録したコンピュータ読取り可能
な記録媒体を提供することを目的とするものである。
【0007】
【課題を解決するための手段】本発明の画像表示方法お
よび画像表示装置並びに画像表示処理プログラムを記録
したコンピュータ読取り可能な記録媒体は、同一被写体
について時系列的に取得された複数の画像を、一覧表示
させるとともに動画的に表示させ、または一覧表示と動
画表示とを選択的に切り換えることにより、動画表示で
時系列的変化を視覚的に把握し易くしつつ、一覧表示さ
れた複数の画像中における各画像の位置づけを把握する
ことができるようにしたものである。
【0008】すなわち本発明の第1の画像表示方法は、
同一被写体について時系列的に取得された複数の画像を
画像表示装置に表示させる画像表示方法において、前記
画像表示装置の表示領域の一部に、前記取得された複数
の画像の全部または一部を一覧的に表示させるととも
に、前記表示領域の他の一部に、前記全部または一部の
画像を時系列的に切り換えて動画的に表示させることを
特徴とするものである。
【0009】ここで、画像を時系列的に切り換えて動画
的に表示させるとは、複数の画像を同一表示領域に短時
間(例えば0.1秒以下の間隔、望ましくは0.01秒
以下の間隔)で順次切り換えて表示させることにより動
画的に視認させるような、擬似的な動画表示を意味す
る。
【0010】一覧表示に供される複数の画像は、取得さ
れている全ての画像であってもよいし、それらのうちの
一部であってもよい。一部の画像を一覧表示させる場合
は、予め設定された方法にしたがって所定の枚数だけ自
動的に選択して表示させるようにしてもよい。予め設定
された方法とは、例えば、時系列的に新しいものから順
に所定の枚数選択する方法などを適用すればよい。また
一覧表示させる画像の枚数などは予め選択できるように
してもよい。
【0011】一方、動画表示については、取得された複
数の画像の全てを用いてもよいし、一覧表示される画像
のみを用いてもよいし、またはこれら一覧表示された画
像のうちの一部の画像のみを用いてもよい。一覧表示さ
れた画像のうちの一部の画像のみを用いて動画表示する
場合は、動画的に画像を表示させるのに先だってまず一
覧的な表示を行い、その一覧的に表示された全部または
一部の画像の中から、動画的に表示させようとする少な
くとも2以上の画像を選択し、選択された2以上の画像
を時系列的に切り換えて動画的に表示させるようにして
もよい。
【0012】なお画像表示装置の表示領域に一覧表示さ
れる各画像の大きさと、動画表示される画像との大きさ
は、同一であってもよいし、動画表示の方を一覧表示の
各画像よりも相対的に大きくしてもよい。動画表示を相
対的に大きく表示する場合は、一覧表示の方を縮小して
表示してもよいし、動画表示の方を拡大して表示しても
よい。
【0013】取得された複数の画像としては、同一の被
写体について時系列的に取得されたものであれば被写体
の種類や用途に限定されるものではなく、人体等の一部
または全部を撮影した医用画像(放射線画像や断層像
等)の他、所定の試料から発光した化学発光光や蛍光、
輝尽発光光等を時系列的に撮影して得られた複数の画像
等、種々のものを適用することができるものである。
【0014】本発明の第1の画像表示装置は、上記本発
明の第1の画像表示方法を実施するための装置であっ
て、同一被写体について時系列的に取得された複数の画
像を画像表示装置に表示させる画像表示装置において、
前記複数の画像を表す複数の画像データを記憶する画像
データ記憶手段と、前記画像表示装置の表示領域の一部
に、前記複数の画像の全部または一部を一覧的に表示さ
せる一覧表示手段と、前記表示領域の他の一部に、前記
全部または一部の画像を時系列的に切り換えて動画的に
表示させる動画表示手段とを備えたことを特徴とするも
のである。
【0015】ここで、一覧表示手段により表示領域に一
覧表示された2以上の画像のうち、動画的に表示させよ
うとする少なくとも2以上の画像の選択を入力する入力
手段をさらに備え、動画表示手段が、この入力手段に入
力された2以上の画像について、前記動画的に表示させ
るものとしてもよい。
【0016】本発明の第2の画像表示方法は、同一被写
体について時系列的に取得された複数の画像を画像表示
装置に表示させる画像表示方法において、前記取得され
た複数の画像の全部または一部を一覧的に表示させる一
覧表示と、前記全部または一部を時系列的に切り換えて
動画的に表示させる動画表示とを、選択的に切り換える
ことを特徴とするものである。
【0017】なお、本発明の第2の画像表示方法におい
ても、前記動画的に表示させるのに先だって、前記取得
された複数の画像の全部または一部を前記画像表示装置
に一覧的に表示させ、該一覧的に表示された前記全部ま
たは一部の画像の中から、前記動画的に表示させようと
する少なくとも2以上の画像を選択し、該選択された2
以上の画像について前記動画的に表示させるようにして
もよい。
【0018】本発明の第2の画像表示装置は本発明の第
2の画像表示方法を実施するための装置であって、同一
被写体について時系列的に取得された複数の画像を画像
表示装置に表示させる画像表示装置において、前記複数
の画像を表す複数の画像データを記憶する画像データ記
憶手段と、前記画像表示装置の表示領域に、前記複数の
画像の全部または一部を一覧的に表示させる一覧表示手
段と、前記表示領域に、前記全部または一部の画像を時
系列的に切り換えて動画的に表示させる動画表示手段
と、前記一覧表示手段による一覧表示と前記動画表示手
段による動画表示とのうち、所望とする表示の指示が入
力される表示指示入力手段と、前記表示指示入力手段に
入力された表示指示にしたがって、前記表示領域に前記
一覧表示または前記動画表示がなされるように、前記一
覧表示手段による一覧表示と前記動画表示手段による動
画表示とを切り換える切換手段とを備えたことを特徴と
するものである。
【0019】本発明の第3の画像表示装置は、本発明の
第2の画像表示方法において動画表示に先だって一覧表
示を行う場合の実施装置であって、同一被写体について
時系列的に取得された複数の画像を画像表示装置に表示
させる画像表示装置において、前記複数の画像を表す複
数の画像データを記憶する画像データ記憶手段と、前記
画像表示装置の表示領域に、前記複数の画像の全部また
は一部を一覧的に表示させる一覧表示手段と、前記表示
領域に表示された一覧表示の複数の画像のうち、動画的
に表示させようとする2以上の画像の選択を入力する入
力手段と、前記入力手段に入力された2以上の画像を時
系列的に切り換えて前記表示領域に動画的に表示させる
動画表示手段とを備えたことを特徴とするものである。
【0020】本発明の第1のコンピュータ読取り可能な
記録媒体は、本発明の第1の画像表示方法をコンピュー
タに実行させる画像表示処理プログラムを記録してなる
コンピュータ読取り可能な記録媒体であって、同一被写
体について時系列的に取得された複数の画像の全部また
は一部を、画像表示装置の表示領域の一部に一覧的に表
示させる手順と、前記表示領域の他の一部に、前記全部
または一部の画像を時系列的に切り換えて動画的に表示
させる手順とをコンピュータに実行させる画像表示処理
プログラムを記録してなることを特徴とするものであ
る。
【0021】ここで上記本発明の第1の記録媒体に記録
された画像表示処理プログラムによる、コンピュータに
実行させる手順は、より具体的なハードウェア資源に対
する制御として、同一被写体について時系列的に取得さ
れた複数の画像に係る複数の画像データが記憶された画
像データ記憶手段から、前記複数の画像データの全部ま
たは一部を読み出す手順と、前記読み出された前記全部
または一部の画像データが表す画像が、画像表示装置の
表示領域の一部に一覧的に表示されるように、前記全部
または一部の画像データを、前記表示領域の一部に対応
するフレームメモリに格納する手順と、前記表示領域の
他の一部に、前記全部または一部の画像が時系列的に切
り換えられて動画的に表示されるように、前記読み出さ
れた前記全部または一部の画像データを、前記表示領域
の他の一部に対応するフレームメモリに順次切り換えて
格納する手順とするのが好ましい。
【0022】本発明の第2のコンピュータ読取り可能な
記録媒体は、本発明の第2の画像表示方法をコンピュー
タに実行させる画像表示処理プログラムを記録してなる
コンピュータ読取り可能な記録媒体であって、同一被写
体について時系列的に取得された複数の画像の全部また
は一部を画像表示装置に一覧的に表示させる一覧表示、
および前記全部または一部の画像を時系列的に切り換え
て動画的に表示させる動画表示のうち、いずれか一方の
表示方式が表示指示入力手段に入力されるのを待機する
手順と、前記表示指示入力手段に入力された表示方式に
したがって、前記画像表示装置に前記画像の全部もしく
は一部を、前記一覧表示させまたは前記動画表示させる
手順とをコンピュータに実行させる画像表示処理プログ
ラムを記録してなることを特徴とするものである。
【0023】ここで上記本発明の第2の記録媒体に記録
された画像表示処理プログラムによる、コンピュータに
実行させる手順は、より具体的なハードウェア資源に対
する制御として、同一被写体について時系列的に取得さ
れた複数の画像の全部または一部を画像表示装置に一覧
的に表示させる一覧表示と、前記画像表示装置に前記全
部または一部の画像を時系列的に切り換えて動画的に表
示させる動画表示との2つの表示方式のうち、いずれか
一方の表示方式が表示指示入力手段に入力されるのを待
機する手順と、前記表示指示入力手段への前記表示方式
の入力により、前記複数の画像データが記憶された画像
データ記憶手段から、前記複数の画像データの前記全部
または前記一部を読み出す手順と、前記表示指示入力手
段に入力された表示方式にしたがって、前記画像表示装
置に前記画像の全部または一部を前記一覧表示させるよ
うに、前記全部または一部の画像データを、前記画像表
示装置の表示領域に対応するフレームメモリに格納し、
または、前記表示領域に、前記全部または一部の画像が
時系列的に切り換えられて動画的に表示されるように、
前記読み出された前記全部または一部の画像データを、
前記表示領域の他の一部に対応するフレームメモリに順
次切り換えて格納する手順とするのが好ましい。
【0024】
【発明の効果】本発明の画像表示方法および画像表示装
置並びに画像表示処理プログラムを記録したコンピュー
タ読取り可能な記録媒体によれば、同一被写体について
時系列的に取得された複数の画像を、一覧表示させると
ともに動画的に表示させ、または一覧表示と動画表示と
を選択的に切り換えることにより、動画表示で時系列的
変化を視覚的に把握し易くしつつ、一覧表示された複数
の画像中における各画像の位置づけを把握することがで
きる。
【0025】
【発明の実施の形態】以下、本発明の画像表示方法・装
置の具体的な実施の形態について図面を用いて説明す
る。
【0026】図1は本発明の第1の画像表示方法の一態
様を示すフローチャートであり、図2は図1に示した画
像表示方法を実施する、本発明の第1の画像表示装置の
一実施形態を示す図、図3は図2に示した画像表示装置
によって表示される画像の概念図を示すものである。
【0027】図示の画像表示装置は、画像を表示する画
像表示部50と、所定の化学物質と反応して化学発光を呈
する特定の物質が分布した試料を被写体として、同一撮
影条件下において時系列的に撮影された16枚の化学発
光光の分布を示す画像P1,P2,…,P16を表す16
個の画像データS1,S2,…,S16が記憶された画像
データ記憶手段10と、画像データ記憶手段10に記憶され
た16個の画像データS1,…,S16を読み出し、各画
像データS1等が表す各画像P1等を、画像表示部50の
表示領域の略半分である表示領域A(図2,3参照)に
縮小して、一覧的に表示させる一覧表示手段20と、後述
する入力手段40に入力された、選択された2以上の画像
についての画像データを画像データ記憶手段10から読み
出して、その読み出された2以上の画像を、画像表示部
50の表示領域の略半分である表示領域B(図2,3参
照)に、短時間(0.01秒以下)の間に時系列的に切
り換えて擬似的に動画表示させる動画表示手段30と、一
覧表示手段20により表示領域Aに一覧表示された16個の
画像P1,…,P16のうち、表示領域Bに動画表示させ
ようとする少なくとも2以上の画像の選択を入力する入
力手段40とを備えた構成である。
【0028】次に本実施形態の画像表示装置の作用につ
いて説明する。
【0029】まず一覧表示手段20が、画像データ記憶手
段10に記憶されている16個の画像データS1,…,S
16を読み出し、これら各画像データS1,…,S16が表
す16個の画像P1,…,P16を、画像表示部50の表示
領域Aに一覧的に表示させるように縮小処理して画像表
示部50に入力する。
【0030】画像表示部50は、一覧表示手段20から入力
された各画像データS1,…,S16が表す16個の画像
P1,…,P16を、その表示領域Aに一覧的に表示する
(図3参照)。
【0031】ここでオペレータは、表示部50の表示領域
Aに一覧表示された16個の画像P1,…,P16を観察
し、これらのうち動画表示させようとする2以上の画像
を選択し、この選択を入力手段40に入力する。この入力
手段40としては、表示部50の表示領域Aに表示された1
6個の各画像P1,…,P16をそれぞれ特定できる手段
であれば、タッチパネルとタッチペンとの組合せによる
ものや、カーソルとマウスとの組合せ等如何なる態様の
ものであってもよく、またP1,P2,P5,P16とい
うように1つずつ指定して入力するのではなく、P5〜
P12というように時系列的な範囲で指定するものであっ
てもよい。
【0032】次に動画表示手段30は、入力手段40に入力
された2以上の画像に対応する画像データを、画像デー
タ記憶手段10から読み出し、この読み出された画像デー
タが表す画像を短時間のうちに時系列的に順次切り換え
て、画像表示部50の表示領域Bに表示し、これにより表
示領域Bに擬似的な動画が再生される。
【0033】このように動画的な表示がなされることに
より、複数の画像間の時系列的変化が視覚的に把握し易
くなり、単に静止画を並べて比較対照した場合に見逃し
てしまうような微妙な変化であっても、オペレータに容
易に認識させることができる。また、動画表示された画
像を観察して把握された画像間の変化について、その変
化部の推移、経過や変化部周辺の状態等を、一覧表示さ
れた個々の画像である静止画を観察することで十分に時
間をかけて把握することができ、また関心のある変化に
ついての、一覧表示された16個の画像における位置づ
けすなわち時系列的な位置づけをも認識することができ
る。
【0034】以上説明したように本実施形態の画像表示
装置によれば、同一被写体について時系列的に取得され
た複数の画像を動画表示させることでそれらの画像にお
ける変化をより把握しやすいものとなり、しかも、それ
ら複数の画像中における各画像(例えば関心画像)の位
置づけを容易に把握することができる。
【0035】なお本実施形態の画像表示装置は、画像デ
ータ記憶手段10に記憶されている画像データの数と表示
領域Aに表示する画像の数とが一致するものとして説明
したが、本発明の画像表示方法および画像表示装置はこ
のような態様のものに限るものではなく、例えば、画像
データ記憶手段10には、同一被写体について時系列的に
取得された50個の画像データが記憶されている場合
に、一覧表示手段20は表示部50の表示領域Aにこれら5
0個の画像データが表す50個の画像を表示させるよう
にしてもよいし、時系列的に新しいものまたは古いもの
から順に16個だけ表示させるようにしてもよいし、時
系列的に適当に間引いて16個だけ表示さあせるように
してもよい。
【0036】また必ずしも表示領域Aに表示された一覧
画像のうちから、表示領域Bに動画表示させようとする
画像を選択して入力するものに限定されるものでもな
く、表示領域Aに表示される一覧画像を構成する全画像
を常に使用して、表示領域Bに動画表示させるようにし
てもよく、この場合には、入力手段40を備える必要はな
く、また一覧表示処理と動画表示処理とを同時並行して
行うようにしてもよい。
【0037】図4は本発明の第2の画像表示方法の一実
施態様を示すフローチャートであり、図5は図4に示し
た画像表示方法を実施する、本発明の第2の画像表示装
置の一実施形態を示す図である。
【0038】図示の画像表示装置は、画像を表示する画
像表示部50と、所定の化学物質と反応して化学発光を呈
する特定の物質が分布した試料を被写体として、同一撮
影条件下において時系列的に撮影された16枚の化学発
光光の分布を示す画像P1,P2,…,P16を表す16
個の画像データS1,S2,…,S16が記憶された画像
データ記憶手段10と、画像データ記憶手段10に記憶され
た16個の画像データS1,…,S16を読み出し、各画
像データS1等が表す各画像P1等を、画像表示部50の
表示領域全体に縮小して、一覧的に表示させる一覧表示
手段20′と、画像データ記憶手段10に記憶された16個
の画像データS1,…,S16を読み出し、各画像データ
S1等がそれぞれ表す16個の画像P1等を短時間
(0.01秒以下)の間に時系列的に順次切り換えて、
同じく画像表示部50の表示領域全体に表示させて、擬似
的動画を表示させる動画表示手段30′と、一覧表示手段
20′による一覧表示と動画表示手段30′による動画表示
とのうち、所望とする表示の指示が入力される表示指示
入力手段60と、表示指示入力手段60に入力された表示指
示にしたがって、画像表示部50の表示領域に一覧表示ま
たは動画表示がなされるように、一覧表示手段20′によ
る一覧表示と動画表示手段30′による動画表示とを切り
換える切換手段70とを備えた構成である。
【0039】次に本実施形態の画像表示装置の作用につ
いて説明する。
【0040】まずオペレータが所望とする表示方法とし
て、一覧表示または動画表示のいずれかを選択して表示
指示入力手段60にその選択の指示を入力する。表示指示
入力手段60は入力された表示種別の指示を切換手段70に
入力する。ここで、表示指示入力手段60に入力された表
示種別が一覧表示であったときは、切換手段70が一覧表
示手段20′に対して、画像表示部50に画像を表示するよ
うに切り換える。これにより一覧表示手段20′は、画像
データ記憶手段10に記憶されている16個の画像データ
S1,…,S16を読み出し、これら各画像データS1,
…,S16が表す16個の画像P1,…,P16を、画像表
示部50の表示領域全面に一覧的に表示させるように縮小
処理して画像表示部50に入力する。
【0041】画像表示部50は、一覧表示手段20から入力
された各画像データS1,…,S16が表す16個の画像
P1,…,P16を、その表示領域全面に一覧的に表示す
る。
【0042】一方、表示指示入力手段60に入力された表
示種別が動画表示であったときは、切換手段70が動画表
示手段30′に対して、画像表示部50に画像を表示するよ
うに切り換える。これにより動画表示手段30′は、画像
データ記憶手段10に記憶されている16個の画像データ
S1,…,S16を読み出し、これら各画像データS1,
…,S16が表す16個の画像P1,…,P16を、短時間
に時系列的に順次切り換えて画像表示部50の表示領域全
体に表示させ、擬似的動画を表示させる。
【0043】画像表示部50の表示領域全面に、上述した
一覧表示がなされた後に、さらに表示指示入力手段60に
動画表示の指示が入力されたときは、上述した動画表示
の作用にしたがって画像表示部50には動画表示がなさ
れ、一方、動画表示がなされた後に、さらに表示指示入
力手段60に一覧表示の指示が入力されたときは、上述し
た一覧表示の作用にしたがって画像表示部50には一覧表
示がなされる。
【0044】このように本実施形態の画像表示装置によ
れば、複数の画像の一覧表示と動画表示とを切り換えて
画像表示部に表示することができるため、動画表示によ
り、複数の画像間の時系列的変化が視覚的に把握し易く
なり、単に静止画を並べて比較対照した場合に見逃して
しまうような微妙な変化であっても、オペレータに容易
に認識させることができ、しかも動画表示された画像を
観察して把握された画像間の変化について、その変化部
の推移、経過や変化部周辺の状態等を、一覧表示された
個々の画像である静止画を観察することで十分に時間を
かけて把握することができ、また関心のある変化につい
ての、一覧表示された16個の画像における位置づけす
なわち時系列的な位置づけをも認識することができる。
【0045】なお本実施形態の画像表示装置は、画像デ
ータ記憶手段10に記憶されている画像データの数と画像
表示部50の表示領域全面に一覧表示する画像の数とが一
致するものとして説明したが、本発明の画像表示方法お
よび画像表示装置もこのような態様のものに限るもので
はなく、画像データ記憶手段10に記憶されている画像デ
ータ数の一部に対応する画像だけを、画像表示部50の表
示領域に一覧表示するようにしてもよい。また動画表示
に使用される画像の数についても同様である。
【0046】また本実施形態の画像表示装置において
も、図2に示した画像表示装置と同様に、動画表示しよ
うとする2以上の画像について、一覧表示された画像の
中から選択できるように構成することもできる。この場
合、例えば図6に示す構成を採用すればよく、一覧表示
手段20′により画像表示部50の表示領域に一覧表示され
た画像のうち、擬似的動画表示させようとする2以上の
画像をオペレータが選択して、その選択を入力手段40に
入力し、入力手段40は入力された選択画像を動画表示手
段30′に入力し、動画表示手段30′は表示指示入力手段
60への表示指示に拘わらず、入力手段40から入力された
選択画像を画像データ記憶手段10から読み出し、その読
み出された2以上の画像を上述した作用により画像表示
部50の表示領域に動画表示するものとすればよい。な
お、一覧表示の前に動画表示の表示指示が表示指示入力
手段60に入力された場合は、動画表示手段30′は、画像
データ記憶手段10に記憶されている画像データの全部ま
たは予め設定されている一部を読み出して、その読み出
された画像データについて動画表示を行えばよい。この
場合の処理のフローチャートを図7に示す。
【0047】図8は本発明の第2の画像表示方法の他の
態様を示すフローチャート、図9は図8に示した画像表
示方法を実施する、本発明の第3の画像表示装置の一実
施形態を示す図である。
【0048】図示の画像表示装置は、図5,6に示した
画像表示装置と同様に、画像表示部50の表示領域全面
に、一覧表示または動画表示を行うものであるが、図8
のフローチャートから解されるように、動画表示に先立
って一覧表示を先行して表示するように構成されたもの
であり、画像を表示する画像表示部50と、所定の化学物
質と反応して化学発光を呈する特定の物質が分布した試
料を被写体として、同一撮影条件下において時系列的に
撮影された16枚の化学発光光の分布を示す画像P1,
P2,…,P16を表す16個の画像データS1,S2,
…,S16が記憶された画像データ記憶手段10と、画像デ
ータ記憶手段10に記憶された16個の画像データS1,
…,S16を読み出し、各画像データS1等が表す各画像
P1等を、画像表示部50の表示領域全面に縮小して、一
覧的に表示させる一覧表示手段20′と、後述する入力手
段40に入力された、選択された2以上の画像についての
画像データを画像データ記憶手段10から読み出して、そ
の読み出された2以上の画像を、画像表示部50の表示領
域の全面に、短時間(0.01秒以下)の間に時系列的
に切り換えて擬似的に動画表示させる動画表示手段30″
と、一覧表示手段20′により画像表示部50の表示領域に
一覧表示された16個の画像P1,…,P16のうち動画表
示させようとする少なくとも2以上の画像の選択を入力
する入力手段40とを備えた構成である。
【0049】次に本実施形態の画像表示装置の作用につ
いて説明する。
【0050】まず一覧表示手段20′が、画像データ記憶
手段10に記憶されている16個の画像データS1,…,
S16を読み出し、これら各画像データS1,…,S16が
表す16個の画像P1,…,P16を、画像表示部50の表
示領域全面に一覧的に表示させるように縮小処理して画
像表示部50に入力する。
【0051】画像表示部50は、一覧表示手段20から入力
された各画像データS1,…,S16が表す16個の画像
P1,…,P16を、その表示領域に一覧的に表示する。
【0052】ここでオペレータは、表示部50の表示領域
に一覧表示された16個の画像P1,…,P16を観察
し、これらのうち動画表示させようとする2以上の画像
を選択し、この選択を入力手段40に入力する。
【0053】次に動画表示手段30″は、入力手段40に入
力された2以上の画像に対応する画像データを、画像デ
ータ記憶手段10から読み出し、この読み出された画像デ
ータが表す画像を短時間のうちに時系列的に順次切り換
えて、画像表示部50の表示領域に表示し、これにより画
像表示部に擬似的な動画が再生される。
【0054】このように本実施形態の画像表示装置によ
れば、動画表示により複数の画像間の時系列的変化が視
覚的に把握し易くなり、単に静止画を並べて比較対照し
た場合に見逃してしまうような微妙な変化であっても、
オペレータに容易に認識させることができる。また動画
表示前に一覧表示された個々の画像である静止画を観察
することで、個々の画像を十分に時間をかけて観察する
こともできる。
【0055】なお本実施形態の画像表示装置は、画像デ
ータ記憶手段10に記憶されている画像データの数と画像
表示部50の表示領域全面に一覧表示する画像の数とが一
致するものとして説明したが、本発明の画像表示方法お
よび画像表示装置もこのような態様のものに限るもので
はなく、画像データ記憶手段10に記憶されている画像デ
ータ数の一部に対応する画像だけを、画像表示部50の表
示領域に一覧表示するようにしてもよい。
【0056】図10は、本発明の第1のコンピュータ読取
り可能な記録媒体に記憶された、コンピュータに実行さ
せる画像表示処理プログラムの一実施態様を示すフロー
チャート、図11は図10に示した画像表示処理プログラム
により制御されるコンピュータを含むハードウエア構成
の一実施形態を示す図であり、中央処理装置 110、所定
の化学物質と反応して化学発光を呈する特定の物質が分
布した試料を被写体として、同一撮影条件下において時
系列的に撮影された複数枚の化学発光光の分布を示す画
像P1,P2,…,Pnを表すn個の画像データS1,
S2,…,Snが記憶された画像データ記憶手段10、画
像表示部50に画像を表示するためのフレームメモリ51な
どから構成される。
【0057】図示の画像表示処理プログラムは、コンピ
ュータに読み取られて中央処理装置110により実行され
るものであり、複数枚の化学発光光の分布を示す画像P
1,P2,…,Pnを表すn個の画像データS1,S
2,…,Snが記憶された画像データ記憶手段10から、
これらの画像データS1,…,Snを読み出す手順と、
この読み出された画像データS1,…,Snを縮小処理
する手順と、これら縮小処理された画像データS1,
…,Snが表す画像P1,…,Pnが、画像表示部50の
表示領域の略半分の領域である表示領域Aに一覧的に表
示されるように、これらの画像データを表示領域Aに対
応するフレームメモリ51に格納する手順と、画像データ
記憶手段10から読み出された画像データS1,…,Sn
を、画像表示部50の表示領域の他の略半分の領域である
表示領域Bに、これらの画像データが表す画像P1,
…,Pnが時系列的に順次切り換えられて動画的に表示
されるように、表示領域Bに対応するフレームメモリ51
に順次切り換えて格納する手順とからなる。
【0058】次に、このプログラムによる制御処理の作
用について以下に説明する。
【0059】まず中央処理装置 110が、画像データ記憶
手段10から画像データS1,…,Snを読み出し、この
読み出された画像データS1,…,Snを縮小処理し、
これら縮小処理された画像データS1,…,Snが表す
画像P1,…,Pnが、画像表示部50の表示領域Aに一
覧的に表示されるように、これらの画像データを表示領
域Aに対応するフレームメモリ51に格納する。一方中央
処理装置 110は、この処理と並行して、画像データ記憶
手段10から読み出された画像データS1,…,Snを、
画像表示部50の表示領域Bに、これらの画像データが表
す画像P1,…,Pnが時系列的に順次切り換えられて
動画的に表示されるように、表示領域Bに対応するフレ
ームメモリ51に順次切り換えて格納する。
【0060】以上の制御作用により、画像表示部50の表
示領域Aには、複数枚の化学発光光の分布を示す画像P
1,P2,…,Pnが縮小されて一覧表示され、表示領
域Bには、これらの画像P1,P2,…,Pnが時系列
的に順次切り換えられて動画的に表示されるため、表示
領域Bの動画的表示により、複数の画像間の時系列的変
化が視覚的に把握し易くなり、単に静止画を並べて比較
対照した場合に見逃してしまうような微妙な変化であっ
ても、オペレータに容易に認識させることができ、一
方、動画表示された画像を観察して把握された画像間の
変化について、その変化部の推移、経過や変化部周辺の
状態等を、表示領域Aに一覧表示された個々の画像であ
る静止画を観察することで十分に時間をかけて把握する
ことができ、また関心のある変化についての、一覧表示
された画像中における位置づけすなわち時系列的な位置
づけをも認識することができる。
【0061】図12は、本発明の第2のコンピュータ読取
り可能な記録媒体に記憶された、コンピュータに実行さ
せる画像表示処理プログラムの一実施態様を示すフロー
チャート、図13は図12に示した画像表示処理プログラム
により制御されるコンピュータを含むハードウエア構成
の一実施形態を示す図であり、中央処理装置 110、所定
の化学物質と反応して化学発光を呈する特定の物質が分
布した試料を被写体として、同一撮影条件下において時
系列的に撮影された複数枚の化学発光光の分布を示す画
像P1,P2,…,Pnを表すn個の画像データS1,
S2,…,Snが記憶された画像データ記憶手段10、画
像表示部50に画像を表示するためのフレームメモリ51、
表示方式の種別の指示が入力される表示指示入力手段60
などから構成される。
【0062】図示の画像表示処理プログラムは、コンピ
ュータに読み取られて中央処理装置110により実行され
るものであり、複数の画像を画像表示部50に一覧表示さ
せる一覧表示または複数の画像を時系列的順次に切り換
えて動画表示させる動画表示のうちいずれか一方の表示
方式が表示指示入力手段60に入力されるのを待機する手
順と、表示指示入力手段60への表示方式の入力により、
複数枚の化学発光光の分布を示す画像P1,P2,…,
Pnを表すn個の画像データS1,S2,…,Snが記
憶された画像データ記憶手段10から、これらの画像デー
タS1,…,Snを読み出す手順と、表示指示入力手段
60に入力された表示方式が一覧表示のときは、読み出さ
れた画像データS1,…,Snを縮小処理して画像表示
部50に一覧表示させるようにフレームメモリ51に格納す
る手順と、表示指示入力手段60に入力された表示方式が
動画表示のときは、読み出された画像データS1,…,
Snを時系列的に順次切り換えてフレームメモリ51に格
納する手順とからなる。
【0063】次に、このプログラムによる制御処理の作
用について以下に説明する。
【0064】まず中央処理装置 110が、表示指示入力手
段60にオペレータからの表示指示が入力されるのを待機
する。オペレータが表示指示入力手段60に一覧表示を指
示する入力をしたときは、中央処理装置 110はこの一覧
表示指示を表示指示入力手段60から受け、画像データ記
憶手段10から画像データS1,…,Snを読み出し、こ
の読み出された画像データS1,…,Snを縮小処理
し、これら縮小処理された画像データS1,…,Snが
表す画像P1,…,Pnが、画像表示部50に一覧的に表
示されるように、これらの画像データをフレームメモリ
51に格納する。
【0065】一方、オペレータが表示指示入力手段60に
動画表示を指示する入力をしたときは、中央処理装置 1
10はこの動画表示指示を表示指示入力手段60から受け、
画像データ記憶手段10から画像データS1,…,Snを
読み出し、これらの読み出された画像データS1,…,
Snが表す画像P1,…,Pnが時系列的に順次切り換
えられて動画的に画像表示部50に表示されるように、画
像データS1,…,Snをフレームメモリ51に順次切り
換えて格納する。
【0066】以上の制御作用により、オペレータが一覧
表示の指示を入力したときは、画像表示部50には複数枚
の化学発光光の分布を示す画像P1,P2,…,Pnが
縮小されて一覧表示され、一方、オペレータが動画表示
の指示を入力したときは、画像表示部50にはこれらの画
像P1,P2,…,Pnが時系列的に順次切り換えられ
て動画的に表示されるため、この動画表示により、複数
の画像間の時系列的変化が視覚的に把握し易くなり、単
に静止画を並べて比較対照した場合に見逃してしまうよ
うな微妙な変化であっても、オペレータに容易に認識さ
せることができ、一方、動画表示された画像を観察して
把握された画像間の変化について、その変化部の推移、
経過や変化部周辺の状態等を、一覧表示により表示され
た個々の画像である静止画を観察することで十分に時間
をかけて把握することができ、また関心のある変化につ
いての、一覧表示された画像中における位置づけすなわ
ち時系列的な位置づけをも認識することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の第1の画像表示方法の一態様を示すフ
ローチャート
【図2】図1に示した画像表示方法を実施する、本発明
の第1の画像表示装置の一実施形態を示す図
【図3】図2に示した画像表示装置によって表示される
画像の概念図
【図4】本発明の第2の画像表示方法の一態様を示すフ
ローチャート
【図5】図4に示した画像表示方法を実施する、本発明
の第2の画像表示装置の一実施形態を示す図
【図6】本発明の第2の画像表示装置の他の実施形態を
示す図
【図7】本発明の第2の画像表示方法の他の態様を示す
フローチャート(その1)
【図8】本発明の第2の画像表示方法の他の態様を示す
フローチャート(その2)
【図9】図8に示した画像表示方法を実施する、本発明
の第3の画像表示装置の一実施形態を示す図
【図10】本発明の第1のコンピュータ読取り可能な記
録媒体に記憶された、コンピュータに実行させる画像表
示処理プログラムの一実施態様を示すフローチャート
【図11】図10に示した画像表示処理プログラムにより
制御されるコンピュータを含むハードウエア構成の一実
施形態を示す図
【図12】本発明の第2のコンピュータ読取り可能な記
録媒体に記憶された、コンピュータに実行させる画像表
示処理プログラムの一実施態様を示すフローチャート
【図13】図12に示した画像表示処理プログラムにより
制御されるコンピュータを含むハードウエア構成の一実
施形態を示す図
【符号の説明】
10 画像データ記憶手段 20 一覧表示手段 30 動画表示手段 40 入力手段 50 画像表示部

Claims (9)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 同一被写体について時系列的に取得され
    た複数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示方法
    において、 前記画像表示装置の表示領域の一部に、前記取得された
    複数の画像の全部または一部を一覧的に表示させるとと
    もに、前記表示領域の他の一部に、前記全部または一部
    の画像を時系列的に切り換えて動画的に表示させること
    を特徴とする画像表示方法。
  2. 【請求項2】 同一被写体について時系列的に取得され
    た複数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示方法
    において、 前記取得された複数の画像の全部または一部を一覧的に
    表示させる一覧表示と、前記全部または一部を時系列的
    に切り換えて動画的に表示させる動画表示とを、選択的
    に切り換えることを特徴とする画像表示方法。
  3. 【請求項3】 前記動画的に表示させるのに先だって、
    前記取得された複数の画像の全部または一部を前記画像
    表示装置に一覧的に表示させ、該一覧的に表示された前
    記全部または一部の画像の中から、前記動画的に表示さ
    せようとする少なくとも2以上の画像を選択し、該選択
    された2以上の画像について前記動画的に表示させるこ
    とを特徴とする請求項1または2記載の画像表示方法。
  4. 【請求項4】 同一被写体について時系列的に取得され
    た複数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示装置
    において、 前記複数の画像を表す複数の画像データを記憶する画像
    データ記憶手段と、 前記画像表示装置の表示領域の一部に、前記複数の画像
    の全部または一部を一覧的に表示させる一覧表示手段
    と、 前記表示領域の他の一部に、前記全部または一部の画像
    を時系列的に切り換えて動画的に表示させる動画表示手
    段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  5. 【請求項5】 前記一覧表示手段により前記表示領域に
    一覧表示された2以上の画像のうち、前記動画的に表示
    させようとする少なくとも2以上の画像の選択を入力す
    る入力手段をさらに備え、 前記動画表示手段が、前記入力手段に入力された2以上
    の画像について、前記表示領域に前記動画的に表示させ
    るものであることを特徴とする請求項4記載の画像表示
    装置。
  6. 【請求項6】 同一被写体について時系列的に取得され
    た複数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示装置
    において、 前記複数の画像を表す複数の画像データを記憶する画像
    データ記憶手段と、 前記画像表示装置の表示領域に、前記複数の画像の全部
    または一部を一覧的に表示させる一覧表示手段と、 前記表示領域に、前記全部または一部の画像を時系列的
    に切り換えて動画的に表示させる動画表示手段と、 前記一覧表示手段による一覧表示と前記動画表示手段に
    よる動画表示とのうち、所望とする表示の指示が入力さ
    れる表示指示入力手段と、 前記表示指示入力手段に入力された表示指示にしたがっ
    て、前記表示領域に前記一覧表示または前記動画表示が
    なされるように、前記一覧表示手段による一覧表示と前
    記動画表示手段による動画表示とを切り換える切換手段
    とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  7. 【請求項7】 同一被写体について時系列的に取得され
    た複数の画像を画像表示装置に表示させる画像表示装置
    において、 前記複数の画像を表す複数の画像データを記憶する画像
    データ記憶手段と、 前記画像表示装置の表示領域に、前記複数の画像の全部
    または一部を一覧的に表示させる一覧表示手段と、 前記表示領域に表示された一覧表示の複数の画像のう
    ち、動画的に表示させようとする2以上の画像の選択を
    入力する入力手段と、 前記入力手段に入力された2以上の画像を時系列的に切
    り換えて前記表示領域に動画的に表示させる動画表示手
    段とを備えたことを特徴とする画像表示装置。
  8. 【請求項8】 同一被写体について時系列的に取得され
    た複数の画像の全部または一部を、画像表示装置の表示
    領域の一部に一覧的に表示させる手順と、前記表示領域
    の他の一部に、前記全部または一部の画像を時系列的に
    切り換えて動画的に表示させる手順とをコンピュータに
    実行させる画像表示処理プログラムを記録してなること
    を特徴とするコンピュータ読取り可能な記録媒体。
  9. 【請求項9】 同一被写体について時系列的に取得され
    た複数の画像の全部または一部を画像表示装置に一覧的
    に表示させる一覧表示、および前記全部または一部の画
    像を時系列的に切り換えて動画的に表示させる動画表示
    のうち、いずれか一方の表示方式が表示指示入力手段に
    入力されるのを待機する手順と、 前記表示指示入力手段に入力された表示方式にしたがっ
    て、前記画像表示装置に前記画像の全部もしくは一部
    を、前記一覧表示させまたは前記動画表示させる手順と
    をコンピュータに実行させる画像表示処理プログラムを
    記録してなることを特徴とするコンピュータ読取り可能
    な記録媒体。
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Cited By (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2002140429A (ja) * 2000-11-02 2002-05-17 Japan Science & Technology Corp 識別・反応計測方法、識別・反応計測プログラムを記録したコンピュータ読み取り可能な記録媒体及び識別・反応計測装置
JP2008292719A (ja) * 2007-05-24 2008-12-04 Yazaki Corp 動画表示装置

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