JP2000289623A - 自在車輪と自在車輪を備えた低床昇降運搬車 - Google Patents

自在車輪と自在車輪を備えた低床昇降運搬車

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JP2000289623A
JP2000289623A JP11142200A JP14220099A JP2000289623A JP 2000289623 A JP2000289623 A JP 2000289623A JP 11142200 A JP11142200 A JP 11142200A JP 14220099 A JP14220099 A JP 14220099A JP 2000289623 A JP2000289623 A JP 2000289623A
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Keizo Nakayama
慶三 中山
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Abstract

(57)【要約】 【課題】(1)連結材の作動を押しから引きに反転させ
連結材に強度をつける。(2)進行切替え時に偏芯位の
ある自在車輪が発生する旋回抵抗の解消と偏芯長分車体
の横振れ解消。(3)左右自在車輪の回転進行と平行に
連動して進行操作ができる手動と牽引が兼用できるハン
ドル構成。(4)駆動装置を備えた駆動部車体と荷受用
台車部を一体とする自走式の低床フォーク昇降重荷用運
搬車。 【課題を解決するための手段】(1)連結材の中間に動
作を引きにする反転レーバを介入する。(2)偏芯位の
ない自在車輪にして切替え時に車輪のみを逆回転さす。
(3)左右自在車輪より延長のアーム材と中央に設ける
ハンドルが平行に連動作動する構造にして、ハンドル材
の上面に手動用ハンドルを、下面に収納し必要時に引き
出せる構造にした牽引車による牽引捍を取り付ける。
(4)駆動装置を備えた駆動用車体枠の上面中央と、昇
降用車体の台枠下面中央で駆動用車体が回動するよう回
転軸で結合さす。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低床昇降運搬車に関
するもので、実用新案登録第1732028号リフト式
荷物運搬車の機能を向上させるものである。
【0002】
【従来の技術】図10(a)及び(b)は夫々この種の
自在車輪の構成を示す平面図及び正面図、図11(a)
及び(b)はこの種の自在車輪の動作を示す説明図であ
る。図10(b)に示すように、架台1に対して支持部
2が回転軸3を中心にして旋回自在に取り付け、支持部
2において回転軸3の垂直線XよりY方向にE間の端部
の位置に、車軸4を設け車軸4に回転自在の車輪5を取
り付けてある。
【0003】ところが図10(a)で示すように、台車
が矢印の方向に進行を切替えて移動するときに、自在車
輪の車輪5に横からの少しの外力によつて、車輪5は回
転軸を中心にして左右いづれかに180 旋回状態で回
動し、台車進行矢印方向に対して車輪5が直角状になる
と旋回.回動.車体.共に一時的に停止状態になり。
【0004】引き続き台車を矢印進行方向に始動力を加
えることにより、進行方向に対して直角状態で一時的に
停止している車輪5が旋回回動はじめる、それに要する
旋回始動力の抵抗は直進始動力に対して5〜7倍(偏芯
長.車輪の接地条件により)の力量が必要であり、また
車体が偏芯長分横振れする。
【0005】従来のリフト式荷物運搬車はハンドル34
で前記の条件等を手動力量で無理矢理に解決している図
11(a)。
【0006】荷受用台車部と昇降用車体部とが上下2本
の平行にして等長のリンクレバーのうちL状の先端と、
車輪上下作動用レバーに連動連結する連結桿7が押しの
構造である図11(b)(C)。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】前記従来の自在車輪で
は、進行切替え時に搬送物の質量が大きい場合や路面に
凹凸がある場合には、自在車輪が左右同時に同調して完
全な追従状態にならないことがあり、また車体に横振れ
が生じ蛇行したり、進行切替えに要する動力に大きな力
量が要求されので、旋回始動力を必要としない自在車輪
を提供することにある。
【0008】車体に取り付けた前記自在車輪の左右車輪
は、平行に回転しないので進行操作用のハンドルと一体
構成にして、車体の前後進時に要する始動力が同等の力
量で車体が移動できるハンドル構造にして、手動ハンド
ルと牽引用の牽引桿ハンドルとの兼用性あるハンドルを
提供することにある。
【0009】荷受用台車部と昇降用車体部とが上下2本
の平行にして等長のリンクレバーのうちL状の先端と、
車輪上下作動用レバーに連動連結する連結桿の中間に反
転在を介入させ引きの動作にして、反転材の支点位置に
比率をもたすことでその分積載量を増すこともできる。
【0010】
【課題を解決するための手段】車体の進行切替え時に、
自在車輪の車輪が旋回するに必要な旋回始動力を無くし
て、台車進行切替え時に車輪のみを逆回転させて旋回さ
せずに、直進始動力のみで解決できる車輪逆回転構成と
するため、回転軸を中心にして回動する支持部に取り付
ける車軸位置を、回転軸の垂直線上に位置して車輪を取
り付け偏芯位のない自在車輪とする。
【0011】左右の自在車輪を同方向に平行回転さすた
め、左右自在車輪の支持部に等長のアームを支持部と一
体にして、左右のアームを平行に揺動するよう両先端を
繋ぎ部材で締結し、繋ぎ部材の中心と左右の自在車輪を
取り付けの架台の中心とを揺動部材で締結し、繋ぎ部材
の上面に手動用のハンドルを、揺動部材の下面に牽引用
の連結桿を収納して必要時に引き出せる構成にして、ア
ーム部と揺動部材のすべてが平行作動する構造とする。
【0012】荷受用台車部と昇降用車体部とが上下2本
の平行にして、等長のリンクレバーのうち下側L状の先
端と、車輪上下作動用レバーに連動連結する連結桿の中
間に、連結桿の作動が反転するよう反転材を介入させて
引きの動作にして連結桿に強度をもたせて、反転材の支
点位置と反転材両端の締結位置間とに比率をもたせるこ
とにより、その分積載量を増すことができる。
【0013】
【発明の実施の形態】以下、本発明請求項1自在車輪の
実施例を図2(a)及び(c)を参照して説明する。図
2(A)は正面図.(b.C)は低面図である。本自在
車輪は重荷用の双輪車bとする架台1の左右に取り付け
の双輪自在車輪において、該自在車輪は回転軸3を中心
にして回動する支持部2に取り付ける車軸4の位置を、
回転軸3の垂直線X上の位置に車軸4を設け、車軸4の
両側に車輪5を取り付け、偏芯位のない双輪自在車輪と
する、支持部2にはアーム8を延長状に固定さす構造と
する。
【0014】前期左右の双輪自在車輪を平行に回転さす
ための、ハンドル構成を図3を参照して説明する図3
(a)はハンドル機能の透視図.(b)は同平面であ
る。架台1の左右に取付けの双輪自在車輪の支持部2に
固定されたアーム8は等長で平行にして、両先端を繋ぎ
部材9で締結し、繋ぎ部材9の中心と左右の自在車輪を
取付けの架台1の中心とを揺動部材10で締結し、繋ぎ
部材9の上面に手動用ハンドル11を、揺動部材10の
下面に牽引用の牽引桿12を収納して必要時に引き出し
牽引車に連結して使用する。
【0015】統括的に荷受用台車部を符号Aで示し、昇
降用車体部を符号Bで示す、荷受用台車部Aのフオーク
13がリフトする構造を図1及び図4(a)(b)を参
照して説明する、図4(a)は低床昇降運搬車の側断面
図、(b)はリフト状態の側断面図である。
【0016】荷受用台車部Aは、箱状にしたフレーム部
14と、該フレーム部14の下部から荷受台として水平
に張り出してリフトする左右2本のフオーク13.13
を有し、夫々の先端にダブル構成の固定車輪15.15
を設ける。
【0017】上記フレーム部14はフオーク13.13
の端部から立設した左右の側板16.16と両側板16
を固定する張板17と、これらの上部に張設したジャツ
キ用の受部材18で形成し、一方を開口した凸型の箱状
に構成されている。
【0018】上記固定車輪15.15は夫々がフオーク
13.13に設けた固定軸19.19で回動するリフト
作動用レバー20.20の先端で揺動する車輪固定枠2
1.21に取り付けられ、接地する車輪に対してリフト
作動用レバー20.20の固定軸19.19を支点にし
て力点部22を引くことにより、先端に取り付けの車体
固定枠21.21が上下することによってその分、フオ
ーク13.13が昇降する構造とする。
【0019】昇降用車体部Bは、荷受用台車部の側板1
6.16の下部立ち上がりの間隔より狭い巾の水平な平
板状の架台1を、架台1の中央上面に油圧シリンダ.ジ
ャツキを収納する保持用枠23を設け、架台1の下面左
右の両端に本請求項1の自在車輪を取り付ける。
【0020】荷受用台車部Aのフレーム部14と昇降用
車体部Bとを2本の平行にして等長のリンクレバー上2
4.L状にしたリンクレバー下25で連結してあり、具
体的には次のように構成してある。
【0021】荷受用台車部Aのフレーム部14の左右側
板16.16間には間隔をおいて上下2本の平行な支軸
上26.支軸下27を設け、支軸上26には図5に示す
ようリンクレバー上24.24の基部を一体として支軸
上26に回動するように組み入れ、先端を昇降用車体部
Bの保持用枠23の両側にボルト上28で締結する。
【0022】支軸下27には図6に示すようL状のリン
クレバー25の中央部を一体として支軸下27に回動す
るように組み入れ、先端を昇降用車体部の架台1の両側
をボルト下29で締結する。
【0023】上記構成によりリンクレバー上24とリン
クレバー下25間において、夫々支軸26.27間とボ
ルト位置28.29間とは等間隔で平行にして、同じく
リンクレバー上下の支軸位置とボルト位置間26.28
と27.29間も等間隔で平行四辺形状であるので、上
下のボルト位置28.29を支点にして上下リンクレバ
ー24.25が回動して図4の(a)の状態からジヤッ
キ操作で荷受用台車部Aが(b)の状態に変動しても、
荷受用台車部Aと昇降用車体部Bとが、相互間の連結間
隔を若干変動するだけで、相互間の連結角度を何ら変化
しないものである。
【0024】したがつて床面に対して昇降用車体部Bが
傾斜して角度を変えることなく常に一定の姿勢に保た
れ、これに設けられる自在車輪が床面に対する角度を変
えることのなく垂直姿勢に保たれるものである。
【0025】荷受用台車部Aのフオーク13の先端に設
ける車輪固定枠21に取り付け作動するリフト作動用レ
バー20の力点部22と、L状にしたリンクレバー下2
5の一方の先端と連動さす連結桿7の先端間に、連結桿
7が引きの動作に変換する反転レバー30を介入させて
反転レバー30が回動する図6に示す構成にし、軸31
の両端をフオーク13に固定させ、反転レバー30の夫
々の先端部を連結桿7の先端とリンクレバー下25の先
端に回動するよう締結する。
【0026】図7の正面図に示すよう、本請求項1の自
在車輪と本請求項2のハンドル構造とを組み合わせて重
荷用の手押車とする。架台1の下面前後いづれかの左右
に図2(a)〜(c)に示す構成の自在車輪を取り付
け、左右の自在車輪を平行に回転さすためのハンドル構
成を図3を参照して説明する、自在車輪の支持部2に固
定されたアーム8は等長で平行にして、両先端を繋ぎ部
材9で締結し繋ぎ部材9の中心と自在車輪を取り付けの
架台1の中心とを、揺動部材10で締結し、繋ぎ部材9
の上面に手動ハンドル11をもうける構造とする手押
車。
【0027】図8の正面図(a)及び(b)に示すよ
う、本請求項1と請求項2のハンドル講造とを組み合わ
せて重荷用の被牽引台車とする。架台1の下面前後いづ
れかの左右に図2(a)〜(c)に示す構成の自在車輪
を取り付け、左右の自在車輪を平行に回転さすためのハ
ンドル構成を図3を参照して説明する、自在車輪の支持
部2に固定されたアーム8は等長で平行にして、両先端
を繋ぎ部材9で締結し、繋ぎ部材9の中心と自在車輪を
取り付けの架台1の中心とを、揺動部材10で締結し、
繋ぎ部材9の下面に牽引用の牽引桿12を収納して必要
時に引きだし牽引車に連結して使用する、架台1のハン
ドル取り付けの後ろ側面に図8の(b)に示すよう被牽
引台車を複数台、牽引車で連結して牽引するときに前記
連結桿12を固定連結するための止め具36を設ける被
牽引台車。
【0028】図9(a)及び(b)に示すよう、荷受用
台車部Aと昇降用車体Bのリフト構成は前記実施形態と
同構造にして、駆動部車体Cを一体とする自走式の低床
昇降運搬車とする。昇降用車体部Bの架台1の下面中央
に駆動部車体Cを連結する駆動車用回転軸32を取り付
け、駆動部車体Cの駆動輪33の上面で駆動部車体Cが
回動するように駆動車用回転軸32に装着する、駆動部
車体Cの車体内には油圧装置.動力装置.操作盤を装備
し、操行用のハンドル34と従来の自在車輪35を左右
に取り付ける自走式低床昇降運搬車。
【0029】
【発明の効果】重荷用の荷台が低床にして昇降する運搬
車であるので、従来の三輪構造のハンド.パレット.ト
ラックでは対応できない重量物でも、本発明の運搬車は
四輪構造のため高荷でも急カーブで安心して搬送がで
き、運搬車の進行切替え時に自在車輪が従来のように車
輪が旋回せずに、車輪が逆回転するだけの構造と左右の
車輪を平行回転さすハンドル構成のため、従来のような
直発進始動力に比べて車輪が旋回に要する5〜7倍の抵
抗旋回始動力が解消でき、そのぶん搬送に要する力量が
省力でき、また進行切替え時に運搬車が横振れしない。
本運搬車には手動力量では対応できない重量用搬送には
牽引車用の牽引桿が収納されており、手動による搬送と
牽引車による牽引搬送の兼用性がある。従来の手押車及
び台車に上記構造を取り付けることにより数倍の積載が
可能である。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の透視図
【図2】 自在車輪の正面図(a)双輪底面図(b)単
輪底面図(C)
【図3】 ハンドル構造の透視図(a)平面図(b)
【図4】 低床昇降運搬車の側断面図(a)リフト状態
の側断面図(b)
【図5】 リンクレバー上の透視図
【図6】 リンクレバー下の透視図
【図7】 手押車の正面図(a)低面図(b)
【図8】 被牽引台車の正面図(a)低面図(b)
【図9】 自走式低床昇降運搬車の正面図(a)リフト
状態の正面図
【図10】 従来の自在車輪の動作を示す平面図(a)
正面図(b)
【図11】 従来の運搬車の透視図(a)動作を示す側
断面図(b)(c)
【符号の説明】
B 昇降用車体部 15 固定車輪 30
反転レバー C 駆動車体部 16 側板 31
軸 1 架台 17 張板 32
駆動車用回転軸 2 支持部 18 受部材 33
駆動輪 3 回転軸 19 固定軸 34
ハンドル 4 車軸 20 作動用レバー 35
従来の自在車輪 5 車輪 21 車輪固定枠 36
止め具 6 手動ハンドル 22 力点部 7 連結桿 23 保持用枠 8 アーム 24 リンクレバー上 9 繋ぎ部材 25 リンクレバー下 10 揺動部材 26 支軸上 12 牽引桿 27 支軸下 13 フオーク 28 ボルト上 14 フレーム部 29 ボルト下
─────────────────────────────────────────────────────
【手続補正書】
【提出日】平成11年9月3日(1999.9.3)
【手続補正2】
【補正対象書類名】明細書
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【書類名】 明細書
【発明の名称】低床フォーク昇降重荷用運搬車
【特許請求の範囲】
【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は低床フォーク昇降重
荷用運搬機に関するものである。
【0002】
【従来の技術】(1)昇降用車体部のL形状にしたレバ
ーの一端と、荷受用台車部のフォークを押し上げる車輪
取付用の作動板の一端と連動さす連結材が押しの作動を
している。 (2)昇降用車体部の台枠下面左右に取付けの自在車輪
が偏芯のある自在車輪を使用している。 (3)手動ハンドルのみで牽引車の牽引装置がない。 (4)自走用の駆動部車体が昇降用車体と合体できな
い。
【0003】
【発明が解決しょうとする課題】(1)連結材の作動を
押しから引きに反転させ連結材に強度をつける。 (2)運搬車が進行切替え時に偏芯位のある自在車輪が
発生する旋回抵抗の解消、偏芯長分車体の横振れ解消。 (3)左右自在車輪の回転進行と平行に連動して進行操
作ができる手動と牽引が兼用できるハンドル構成。 (4)駆動装置を備えた駆動部車体と荷受用台車部を一
体とする自走式の低床フォーク昇降重荷用運搬車。
【課題を解決するための手段】(1)連結材が押しの動
作から引きに反転動作するレバーを介入する。 (2)偏芯のない自在車輪構成にして進行切替え時に車
輪のみ逆回転さす。 (3)自在車輪の車軸取付板に平行してアーム材を延長
し、左右のアーム材が平行に作動するよう車輪取付台枠
の下面中央にハンドル部材を設け平行に連動作動する構
造にして、ハンドル部材の上面に手動用のハンドルを下
面に牽引用の連結捍が必要時に引きだせる手動と牽引兼
用ののハンドル構造とする。 (4)バッテリ及び駆動装置.駆動輪.制御一式を備え
た駆動用車体の駆動輪を取付る位置の車体枠上面中央
と、昇降用車体部の台枠下面中央で車体が回動するよう
車体回転軸で結合さす。
【発明の実施の形態】
【0004】総括的に荷受用台車部を符号Aで、昇降用
車体部を符号Bで、進行操作用ハンドル部を符号Cで、
駆動用車体部を符号Dで示す。
【0005】(図1)は本運搬車は荷受用台車部A.昇
降車体部B.進行操作用ハンドル部Cを示す斜視図であ
る。
【0006】荷受用台車部Aは、一方を開口した凸型の
箱状にしたフレーム1の側板23の下部左右から荷受台
として水平に張り出し昇降するフォーク2を有し、夫々
の先端よりにダブル構成の固定車輪3を設けた荷受用台
車部である。
【0007】昇降用車体部Bは、台枠4の中央上面に油
圧シリンダー29を収納する保持枠5を取付、台枠4の
下面左右に偏芯位のない自在車輪6を取り付ける、自在
車輪6は荷重によつて(図3)単輪又は双輪を使用す
る。
【0008】(図2〜3)偏芯位のない自在車輪6は車
軸取付板8に設ける車軸7の位置がハウジング回転軸9
の垂直線上に設け、車軸取付板8の片側から車輪に平行
してアーム材10を取り付ける。
【0009】(図4〜5)進行操作用ハンドル部Cは、
車軸取付板8より延長した左右のアーム材10の両先端
を直角状に繋ぎ材11で回動するよう構成し、繋ぎ材1
1の中間位と左右の自在車輪を取り付ける台枠4の中間
支点位12をハンドル材13で連結し左右のアーム材1
0と連動作動する構成にして、ハンドル材13の上面に
手動ハンドル14を下面に必要時に引き出せる牽引用捍
15を収納する構造とする。
【0010】(図6〜7)フォーク2の先端よりに取り
付ける固定車輪3は、フォーク2に設ける固定軸16で
回動する作動板17の先端に揺動する車輪固定枠18を
取付、固定軸16を支点にして作動板17の作用点19
に取り付けた連結材20の引きの動きにより、固定軸1
6と同時にフォーク2が持ち上がる。
【0011】(図9)に示すように、L形状にした下リ
ンクレバー22の先端と作動板17間に設ける連結材2
0を引きの動きとするため、下リンクレバー22の先端
長穴と連結材20の間にフォーク2に設ける支軸30で
回転する反転レバー28を介入させることにより連結材
20は引きの動きとなる。
【0012】荷受用台車部Aの側板23と昇降用車体部
Bの保持枠5間に、上下平行にして等長の上リンクレバ
ー21とL形状にした下リンクレバー22で連動動作が
できるよう連結されている。
【0013】荷受用台車部Aのフレーム1の側板23に
上下2本の平行な上支軸24.下支軸25をもうけ両端
を側板23に固定する。
【0014】(図8)に示すよう、上リンクレバー21
の基部をパイプ材で一体にして上軸24で回動するよう
に組み入れ、先端を昇降車体部Bの保持枠5にボルト上
26で締結する。
【0015】(図9)に示すよう、L形状にした下リン
クレバー22の基部をパイプ材で一体にして下支軸25
で回動するよう組み入れ、先端を昇降用車体部Bの台枠
4に下ボルト27で締結する、一方の先端に長穴を設け
反転レバー28と結合さす。
【0016】上記構造により、(図6)上下リンクレバ
ーの上支軸24と下軸25間と上ボルト26と下ボルト
27間とは平行にして等間隔で、同じく上下リンクレバ
ーの上支軸24下支軸25とボルト上26下ボルト27
の間も平行で等間隔にした平行四辺形である。
【0017】(図7)昇降車体部Bの油圧シリンダー2
9の上昇により上下ボルト26.27を支点にして、同
時に荷受用台車部Aの側板23に固定された上下支軸2
4.25が上昇し上下リンクレバー21.22が回動し
て図6より図7の状態になる。
【0018】図6より図7の状態に変動しても、荷受用
台車部Aと昇降用車体部Bとの間隔が車体が多少前後に
移動するも、昇降用車体部Bは常に上記の構造平行四辺
形の変形により垂直角度は変わらず、台枠4に取付の自
在車輪6の回転に支障はない。
【0019】(図10.図11)荷受用台車部Aと昇降
用車体部Bの台枠4までは前記実施の形態と同構造にし
て、駆動用車体部Dを一体とする自走式の低床フォーク
昇降重荷用運搬車。
【0020】駆動用車体部Dの車体内部にはバツテリ3
3.駆動装置34.駆動輪35.油圧装置36.を装備
し駆動用車体枠の駆動輪35の取付位の上面中央と、昇
降用車体部Bの自在車輪6の取付台枠4下面中央て車体
回転軸41で結合する。
【0021】駆動用車体部Dの車体枠の上部に進行操作
用の手動用のハンドル39.車体枠側面に油圧及び進行
の操作盤37.制御装置38を、車体下部左右に旋回自
在車輪40を取り付けた歩行式で自走する低床フォーク
昇降重荷用運搬車。
【発明の効果】(1)従来の三輪車構造のハンドパレッ
トトラックでは対応できない重荷用の低床フォーク昇降
運搬車で高荷でも四輪構造のため安定性があり安心して
急カーブもきれる。 (2)進行切替え時に自在車輪が逆回転するだけで、従
来の旋回する自在車輪での旋回時に発生する旋回抵抗の
解消。 (3)進行切替時に従来のような車体の横振れが発生し
ない。 (4)中央ハンドルと左右自在車の平行構成により、手
動による小人数での搬送が可能である。 (5)中央ハンドルの下面に取り付け収納する連結捍を
引き出して必要時、牽引車による牽引も可能。
【図面の簡単な説明】
【図1】 車体の斜視図
【図2】 自在車輪の正面図
【図3】 自在車輪の平面図(a)単輪 (b)双輪
【図4】 ハンドル部の斜視図
【図5】 ハンドル部の平面図
【図6】 車体の正面断面図
【図7】 車体のフォーク上昇時の正面断面図
【図8】 上リンクレバーの斜視図
【図9】 下リンクレバーの斜視図
【図10】 自走式車体の正面図
【図11】 自走式車体のフォーク上昇時の正面図
【符号の説明】 A 荷受用台車部 13 ハンドル部材
29 油圧シリンダー B 昇降用車体部 14 手動ハンドル
30 支軸 C 進行操作用ハンドル部 15 牽引捍
33 バッテリ D 駆動用車体部 16 固定軸
34 駆動装置 1 フレーム 17 作動板
35 駆動輪 2 フォーク 18 車軸固定板
36 油圧装置 3 固定車輪 19 車輪固定枠
37 操作盤 4 台枠 20 連結材
38 制御装置 5 保持枠 21 上リンクレバー
39 ハンドル 6 自在車輪 22 下リンクレバー
40 旋回自在車輪 7 車軸 23 側板
41 車体回転軸 8 車軸取付板 24 上支軸 9 ハウジング用回転軸 25 下支軸 10 アーム材 26 ボルト上 11 繋ぎ材 27 ボルト下 12 支点 28 反転レバー
【手続補正3】
【補正対象書類名】図面
【補正対象項目名】全文
【補正方法】変更
【補正内容】
【図1】
【図2】
【図3】
【図4】
【図5】
【図6】
【図7】
【図8】
【図9】
【図10】
【図11】

Claims (3)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 昇降される固定車輪を有する荷受用台車
    部と、前記車輪の昇降用油圧装置と自在車輪を備えた昇
    降用車体部とからなり、路面を走行する低床昇降運搬車
    で、昇降用車体部に取り付ける右左の自在車輪におい
    て、該自在車輪は、回転軸を中心にして回動する支持部
    に取り付ける車輪が単輪または双輪にして、回転軸の垂
    直線上に位置して偏芯位を有しないことを特徴とする自
    在車輪。
  2. 【請求項2】 左右の自在車輪の車輪を同方向に平行回
    転さすため、前記左右の自在車輪の支持部に等長のアー
    ムを支持部と一体にして、左右のアームを平行に揺動す
    るよう両先端を繋ぎ部材で締結し、繋ぎ部材の中心と左
    右の自在車輪を取り付けの架台の中心とを揺動部材で締
    結し、繋ぎ部材の上面に手動用のハンドルを、揺動部材
    の下面に牽引用の連結桿を収納して必要時に引き出せる
    ハンドル構成にして、部材が平行作動する構造とを一体
    にしたことを特徴とする自在車輪。
  3. 【請求項3】 前記荷受用台車部と昇降用車体部とが上
    下2本の平行にして、等長のリンクレバーのうち一方
    と、荷受用台車部の車輪上下作動用レバーに連動連結す
    る連結桿を引きの動作とすることを特徴とする請求項1
    に記載の低床昇降運搬車。
JP11142200A 1999-04-12 1999-04-12 自在車輪と自在車輪を備えた低床昇降運搬車 Pending JP2000289623A (ja)

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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008012982A (ja) * 2006-07-04 2008-01-24 Meidensha Corp ハンドパレットトラック、ハンドパレットトラック牽引台車及びその牽引方法
KR101800429B1 (ko) * 2016-12-21 2017-11-22 주식회사 오토기기 차량의 로딩 및 언로딩이 용이한 이동식 트레이를 갖는 차량 운반용 핸드 파레트 장치.
CN110450835A (zh) * 2019-08-29 2019-11-15 青岛田润食品有限公司 一种用于鸡腿分级机的移动设备
CN113479823A (zh) * 2021-09-08 2021-10-08 山东明宇重工机械有限公司 托盘车用的起升机构

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