JP2000288671A - 略u字形線材の製造装置 - Google Patents

略u字形線材の製造装置

Info

Publication number
JP2000288671A
JP2000288671A JP11093058A JP9305899A JP2000288671A JP 2000288671 A JP2000288671 A JP 2000288671A JP 11093058 A JP11093058 A JP 11093058A JP 9305899 A JP9305899 A JP 9305899A JP 2000288671 A JP2000288671 A JP 2000288671A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
wire
manufacturing
winding member
cutter
shaped
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11093058A
Other languages
English (en)
Other versions
JP4078750B2 (ja
Inventor
Yukinori Sawada
幸典 澤田
Masayuki Asai
昌幸 浅井
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Denso Corp
Original Assignee
Denso Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Denso Corp filed Critical Denso Corp
Priority to JP09305899A priority Critical patent/JP4078750B2/ja
Publication of JP2000288671A publication Critical patent/JP2000288671A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP4078750B2 publication Critical patent/JP4078750B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Lifetime legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Wire Processing (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】 略U字形線材を一度に多数個製造することが
できる略U字形線材の製造装置の提供。 【解決手段】 略U字形線材の製造装置100は、基枠
10に回転自在に取り付けられた巻き付け部材2と、巻
き付け部材2の表面に形成された螺旋状ガイド23と、
巻き付け部材2の回転軸に沿って設けられた一対のカッ
ター溝25と、巻き付け部材2を回転させて、線材供給
源Sから供給された線材B、Bを螺旋状ガイド23に沿
って巻き付け部材2の表面に巻き付けるための回動機構
3と、一対のカッター溝25に沿ってカッターを移動さ
せ線材B、Bを各々のカッター溝内で切断するための切
断機構6とからなる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電動機、発電機等
のローター、ステータ、またはアーマチュアに組み付け
る電磁コイルの材料であって、製造工程の一部で線材を
所定の寸法を有する略U字形線材を多数個製造するのに
好適な略U字形線材の製造装置に関する。
【0002】
【従来の技術】自動車に搭載される大型のスタータのロ
ーターには大電流を流す必要があるため断面積の大きい
電磁コイルが使用されている。この電磁コイルは、まず
銅などの導電線材を2本重ねて略U字形線材に形成し、
つぎに、この略U字形線材の湾曲した連結部分を捩じり
変形させた捩じり線材を製造する。この捩じり線材は、
ヨークの溝に打ち込まれて組み付けられ、ヨークへの組
み付け後に両端部を更に変形させるとともに、溶接など
で接続させて電磁コイルとなる。
【0003】従来の略U字形線材は、図7の(イ)に示
す如く、所定の長さに切断した銅線などの線材101
を、1本づつ180度曲げて略U字形に曲げて大小の略
U字形線材102、103を形成し、これを重ねて略U
字形線材1を製造するか、または、図7の(ロ)に示す
如く、線材101、101を2本重ねて180度曲げて
U字形に成形して製造していた。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】従来の、所定長さに切
断した線材を1本または2本づつを曲げてU字形に成形
する技術は生産性が悪いため、多数の略U字形線材を必
要とするスタータなどの電動機や発電機を製造する際
に、製造コストの増大原因となっていた。本発明の目的
は、略U字形線材を一度に多数個製造することができる
略U字形線材の製造装置の提供にある。
【0005】
【課題を解決するための手段】(請求項1について)本
発明の略U字形線材の製造装置は、巻き付け部材に線材
を所定形状で巻き付け、巻き付け部材の表面に巻付けら
れた線材を切断機構により中間から切断する方法を採用
しているので、一度に多数の略U字形線材を製造するこ
とができ、生産性に優れる。このため、多数の略U字形
線材を必要とする、スタータなどの電動機や発電機を製
造する際の製造コストを低減することができる。
【0006】(請求項2について)線材ガイドを、巻き
付け部材の両外端に突設した複数のガイドピンと、巻き
付け部材の両表面に突設した複数のガイド条とで構成
し、ガイド条の中間位置に形成した欠落部でカッター溝
を構成している。このため、線材の供給源から引き出し
た線材を円滑に、巻取り部材へ巻き付けることが可能で
あるとともに、巻き付けられた線材を迅速に切断するこ
とができる。
【0007】(請求項3について)線材供給源から引き
出された線材にテンションを付与するテンション付与機
構と、回転に同期して巻き付け部材を回転軸方向に移動
するとともに、テンションが付与された線材を線材ガイ
ドに供給する線材中継機構とを付設している。これによ
り、線材の供給源から引き出した線材を円滑に、巻取り
部材へ巻き付けることが可能である。
【0008】(請求項4について)線材中継機構は、回
転軸に平行して配され巻き付け部材と同期して回転する
ボールネジを有し、該ボールネジによって移動する移動
機構と、該移動機構に設けられた一対の滑車を有する中
継手段とからなる。これにより、線材の供給源から引き
出した線材を正確に、巻取り部材へ巻き付けることが可
能である。
【0009】(請求項5について)切断機構は、カッタ
ー往復駆動手段と、該往復駆動手段により駆動される一
対の刃具台および該刃具台に固定された刃具を有する一
対のカッターとを備える。各刃具の切刃はカッター溝内
を移動してカッター溝内の線材を切断する。一対のカッ
ターは、刃具に固定されて、切断される線材の外面を押
圧する押圧具を具備することが望ましい。これらの構成
により、線材の切断が円滑になされる。
【0010】(請求項6について)一対のカッターは、
切断される線材の外面を押圧する、刃具台または刃具に
固定された押圧具を備える。これにより、線材のずれが
防止でき、線材を円滑に切断することができる。
【0011】
【発明の実施の形態】図1〜図4は、本発明にかかる略
U字形線材の製造装置100を示し、図7に示す略U字
形線材1を量産するために使用される。略U字形線材の
製造装置100は、基板11、右側壁12、および左側
壁13を有する基枠10を備える。
【0012】基枠10の内側には、導電線からなる線材
Bを偏平な螺旋状に巻き付けるための巻き付け部材2
が、右側壁12および左側壁13に回転自在に支持され
て水平に配されている。右側壁12には円形穴14が形
成され、巻き付け部材2の回動機構3が取り付けられて
いる。
【0013】基枠10内の上部には、線材供給源Sから
テンション付与機構Tを経て供給される線材Bを、巻き
付け部材2の回転軸に平行して同期移動させるための、
移動機構4により駆動される中継手段5が設けられてい
る。また、左側壁13には、巻き付け部材2に偏平な螺
旋状に巻き付けられた線材Bを中央で切断するための切
断機構6が装着されている。
【0014】図5、図6に示す如く、巻き付け部材2
は、矩形の平板状を呈し、上下側の折り曲げ縁2A、2
Bが、製造する略U字形線材の曲率に対応した曲率半径
の半円筒面となっている。また、左右の端面2C、2D
は平面になっている。巻き付け部材2の両面にはガイド
条21が所定の間隔で形成され、折り曲げ縁2A、2B
には所定のピッチでガイドピン22が列設されている。
【0015】ガイド条21は、幾分傾斜して設けられて
おり、ガイドピン22とともに偏平な螺旋状ガイド23
(線材ガイド)を形成している。ガイドピン22は、線
材Bを確実かつ円滑に螺旋状ガイド23内に嵌め込むた
めに有効である。なお、先端面を半球面または錐面にす
るのが好ましい。また、螺旋状ガイド23は、線材Bが
円滑に嵌まり込む幅と、重なった2本の線材Bが入り込
む深さDを有する。なお、深さDは、線材Bの直径また
は太さFに対して、1.5F<D<2.0Fの範囲にす
るのが好ましい。
【0016】螺旋状ガイドは、線材Bを円滑に巻き付け
部材2の表面に偏平な螺旋状に巻き付ける為のものであ
り、巻き付け部材2の表面に連続した突条を偏平な螺旋
状に設けて形成しても良く、巻き付け部材2の表面に偏
平な螺旋状に溝を彫って形成しても良い。
【0017】各ガイド条21の中間の同一位置に、同一
形状の矩形欠落部24を形成し、回転軸に沿ったカッタ
ー溝25、25を構成している。線材Bの巻き始め側で
ある左側面2Cには、中心には水平の回転中心軸26を
突設し、所定の位置に線材Bの先端を左端のガイド条2
11の左面との間に挟んで係止させるための係止板27
を固定具28により固定している。
【0018】線材Bの先端を固定する手段は、確実に固
定できる固定手段であればどの様な構成であってもよ
い。本実施例の如く、係止板27の弾性を利用して左端
のガイド条211との間に挟み込む構成は、線材Bの先
端の着脱がワンタッチで行えるため便利である。線材B
の先端の固定は、線材Bの先端がカッター溝25内に幾
分突き出しているか(この場合は突出し部分がカッター
で切断される)、カッター溝25と面一に設定するのが
好ましい。
【0019】回転中心軸26は、左側壁13の内面に固
定された支持筒16にベアリング15、15を介して回
転自在に支持されている。回転中心軸26は、先端が径
大の鍔状部29となっており、左側壁13の内面と鍔状
部29との間に介装されたスプリング30により図示左
方に付勢されている。
【0020】回動機構3は、ブラケット31で右側壁1
2の外側面に締結されたモーター32と、モーター32
の出力軸33に連結されるとともに、前記円形穴14に
ベアリング34を介して回転自在に支持された駆動軸3
5とを備える。駆動軸35の左端面は、駆動ピン36、
36により巻き付け部材2の右端面2Dに連結されてい
る。
【0021】移動機構4は、両端が右側壁12および左
側壁13に、ベアリングサポートユニット41およびベ
アリング42を介して回転自在に支持されたボールネジ
43と、駆動軸35に取り付けられて右側壁12の内面
に配された駆動歯車44と、ボールネジ43の右端に取
り付けられた被動歯車45とからなる。
【0022】図1および図2に示す如く、中継手段5
は、並設された一対の滑車51、51を備える移動体5
2からなる。移動体52には、ボールネジ43とともに
ボール53の循環路を形成するネジ穴54が貫通して設
けられている。更に、移動体52にはレール溝55が形
成されており、右側壁12および左側壁13に架設され
たガイドレール56に摺動自在に嵌め込まれて回動防止
手段を構成している。
【0023】切断機構6は、図3、図4に示す如く、カ
ッター往復駆動手段60と、カッター往復駆動手段60
により往復駆動される一対のカッター7、7とからな
る。カッター往復駆動手段60は、左側壁13の外側面
にブラケット61を介して締結されたモーター62と、
モーターの出力軸に固定されたドライブギア63とを有
する。
【0024】左側壁13には、一対のボールネジサポー
トユニット64、64が取り付けられており、ボールネ
ジ65、65が巻き付け部材2を挟んで平行に配されて
いる。ボールネジ65、65の左端は左側壁13の左側
に突き出しており、ドライブギア63に噛み合ったドリ
ブンギア66、66が固定されている。
【0025】ボールネジ65、65には、刃具台71に
刃具72を固定したカッター7、7が取り付けられてい
る。各刃具台71には、ボールネジ65とともにボール
が遊動する閉循環路を形成する内ねじ(いずれも図示せ
ず)が貫通して設けられている。また、各刃具台71の
外側には、両端が右側壁12および左側壁13に固定さ
れたガイドレール73に摺動するレール溝74が形成さ
れて回動防止手段を構成している。
【0026】刃具72の切刃75は、巻き付け部材2の
カッター溝25に対応して取り付け位置および刃幅が設
定されている。刃具72の先端部の上下面には、カッタ
ー溝25の上下の螺旋状ガイド23に位置する線材Bの
外側面を押圧するための押圧具76、76が取り付けら
れている。押圧具76、76は、本実施例では内側に傾
斜面77を有する矩形板を刃具72の先端部の上下面に
固定具78で固定した構成を有する。
【0027】つぎに、略U字形線材の製造装置100の
使用方法を説明する。線材Bが巻かれたプーリーなどの
線材供給源Sからテンション付与機構Tを介して線材
B、Bを引出し、一対の滑車51、51の間を通して各
線材B、Bの先端を左端のガイド条211と係止板27
との間に挟んで係止させる。
【0028】つぎに、テンション付与機構Tにより線材
B、Bに所定のテンションを加えながらモーター32に
より巻取り部材2を回転させると、線材B、Bがガイド
ピン22、22の間に入り込み、折り曲げ縁2Aまたは
2Bに圧接されて折り曲げられ、ガイド条21、21の
間に嵌め込まれる。すなわち、偏平な螺旋状ガイド23
に嵌まり込み、線材B、Bは巻き付け部材2の表面に偏
平な螺旋状に巻かれる。
【0029】この際に、巻き付け部材2の回転に同期し
てボールネジ43が回転し移動体52が図示右方向に移
動する。これにより線材B、Bは、巻取り部材2の螺旋
状ガイド23に円滑に嵌まり込む。巻き付け部材2の右
端まで線材B、Bを巻き取ったら巻き付け部材2を垂直
に停止させる。
【0030】つぎに、モーター62を回転させると、ボ
ールネジ65、65が回転してカッター7、7が右方向
に前進し、切刃75はカッター溝25を線材B、Bを切
断しながら移動する。切断時において、線材B、Bは、
螺旋状ガイド23により3方を支持され、外方からは押
圧具76で押圧されて固定された状態にあり、ガイド条
21の矩形欠落部24の縁と切刃75との挟み切り作用
で円滑に切断される。
【0031】カッター溝25内の全ての線材B、Bの切
断が終了したのちに、モーター62を逆回転させてカッ
ター7、7を元の位置に戻す。この切断によりカッター
溝25内の線材B、Bは切屑となって下方に落下し、下
側の略U字形線材1も下方に落下する。巻き付け部材2
を180度回転させると残りの略U字形線材1も下方に
落下し、ガイド条211と係止板27との間に挟まれた
略U字形線材1は別途に取り外す。これにより、略U字
形線材1を一度に多数個製造できる。
【0032】なお、移動機構4およびカッター往復駆動
手段60は、中継手段5または刃具72を往復駆動させ
ることのできる駆動手段であれば、モーターとボールネ
ジとの組合せ以外のアクチュエータを使用してもよいこ
とは当然である。
【0033】本実施例の、略U字形線材の製造装置10
0は、以下の利点を有する。 [ア]上述した使用方法に示す様に、略U字形線材の製
造装置100は、略U字形線材を一度に多数個製造する
ことができるので生産性に優れる。このため、多数の略
U字形線材を必要とする、スタータなどの電動機や発電
機を製造する際の製造コストを低減することができる。
【0034】[イ]偏平螺旋状ガイド23を、巻き付け
部材2の両外端に突設した複数のガイドピン22と、巻
き付け部材2の両表面に突設した複数のガイド条21と
で構成し、ガイド条21の中間位置に形成した欠落部2
4でカッター溝25を構成している。このため、線材供
給源Sから引き出した線材B、Bを円滑に、巻取り部材
2へ偏平な螺旋状に巻き付けることが可能であるととも
に、偏平な螺旋状に巻き付けた線材B、Bを迅速に切断
することができる。
【0035】[ウ]線材供給源Sから引き出した線材
B、Bにテンションを付与するテンション付与機構T
と、回転に同期して巻き付け部材2を回転軸方向に移動
するとともに、テンションが付与された線材B、Bを偏
平螺旋状ガイド23に供給する中継手段5とを付設して
いる。また、中継手段5は、回転軸に平行して配され巻
き付け部材2と同期して回転するボールネジ43を有
し、ボールネジ43によって移動する移動機構4と、移
動機構4に設けられた一対の滑車51、51とからな
る。これにより、線材供給源Sから引き出した線材B、
Bを、円滑且つ正確に巻き取り部材2へ偏平な螺旋状に
巻き付けることが可能である。
【0036】[エ]切断機構6は、カッター往復駆動手
段60と、往復駆動手段60により駆動される一対の刃
具台71および刃具台71に固定された刃具72を有す
る一対のカッター7とを備える。そして、一対のカッタ
ー7は、切断される線材B、Bの外面を押圧する、刃具
72に固定された押圧具76を備える。このため、線材
B、Bのずれが防止できるとともに、線材B、Bの切断
が円滑になされる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一実施例に係る略U字形線材の製造装
置の正面図(図2のB−B断面図)である。
【図2】その略U字形線材の製造装置の右側面図(図1
のA−A断面図)である。
【図3】その略U字形線材の製造装置の平面図(図2の
D−D断面図)である。
【図4】その略U字形線材の製造装置の左側面図(図3
のC−C断面図)である。
【図5】その略U字形線材の製造装置に使用される巻き
枠の斜視図である。
【図6】その略U字形線材の製造装置に使用される、巻
き枠およびカッターの斜視図である。
【図7】従来技術に係る、略U字形線材の製造工程図で
ある。
【符号の説明】
2 巻き付け部材 3 回動機構 4 移動機構 5 中継手段(線材中継機構) 6 切断機構 7 カッター 10 基枠 21 ガイド条 22 ガイドピン 23 螺旋状ガイド(線材ガイド) 24 欠落部 25 カッター溝 2A 折り曲げ縁 2B 折り曲げ縁 43 ボールネジ 51 滑車 60 カッター往復駆動手段 71 刃具台 72 刃具 76 押圧具 100 略U字形線材の製造装置 B 線材 S 線材供給源 T テンション付与機構

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 製造する略U字形線材の形状に対応した
    形状の折り曲げ縁に両外端がなっており、基枠に回転自
    在に取り付けられた偏平形状の巻き付け部材と、 線材が巻き付け部材に所定形状で巻き付く様に前記線材
    をガイドする線材ガイドと、 前記巻き付け部材の回転軸に沿って、前記巻き付け部材
    の表面に背向して設けられた一対のカッター溝と、 前記巻き付け部材を回転させて、線材供給源から供給さ
    れた前記線材を前記線材ガイドに沿って前記巻き付け部
    材の表面に巻き付けるための回転駆動手段と、 前記一対のカッター溝に沿ってカッターを移動させ、巻
    き付けられた線材を前記各々のカッター溝内で切断する
    ための切断機構とからなる略U字形線材の製造装置。
  2. 【請求項2】 請求項1に記載の略U字形線材の製造装
    置において、 前記巻き付け部材の両外端に突設した複数のガイドピン
    と、前記巻き付け部材の両表面に突設した複数のガイド
    条とにより前記線材ガイドを構成し、 前記ガイド条の中間位置に形成した欠落部で前記カッタ
    ー溝を構成したことを特徴とする略U字形線材の製造装
    置。
  3. 【請求項3】 請求項1または請求項2に記載の略U字
    形線材の製造装置において、 前記線材供給源から引き出された線材にテンションを付
    与するテンション付与機構と、 回転に同期して前記巻き付け部材を回転軸方向に移動す
    るとともに、テンションが付与された線材を前記線材ガ
    イドに供給する線材中継機構とを付設したことを特徴と
    する略U字形線材の製造装置。
  4. 【請求項4】 請求項1乃至請求項3のいずれかに記載
    の略U字形線材の製造装置において、 前記線材中継機構は、前記回転軸に平行して配され前記
    巻き付け部材と同期して回転するボールネジを有し、該
    ボールネジによって移動する移動機構と、 該移動機構に設けられた一対の滑車を有する中継手段と
    からなることを特徴とする略U字形線材の製造装置。
  5. 【請求項5】 請求項1〜4のいずれかに記載の略U字
    形線材の製造装置において、 前記切断機構は、カッター往復駆動手段と、該往復駆動
    手段により駆動される一対の刃具台と、該刃具台に固定
    される刃具を有する一対のカッターとを備え、各刃具の
    切刃は前記カッター溝内を移動してカッター溝内の線材
    を切断することを特徴とする略U字形線材の製造装置。
  6. 【請求項6】 請求項5に記載の略U字形線材の製造装
    置において、 前記一対のカッターは、切断される前記線材の外面を押
    圧する、前記刃具台または前記刃具に固定された押圧具
    を備えることを特徴とする略U字形線材の製造装置。
JP09305899A 1999-03-31 1999-03-31 略u字形線材の製造装置 Expired - Lifetime JP4078750B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09305899A JP4078750B2 (ja) 1999-03-31 1999-03-31 略u字形線材の製造装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP09305899A JP4078750B2 (ja) 1999-03-31 1999-03-31 略u字形線材の製造装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000288671A true JP2000288671A (ja) 2000-10-17
JP4078750B2 JP4078750B2 (ja) 2008-04-23

Family

ID=14071924

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP09305899A Expired - Lifetime JP4078750B2 (ja) 1999-03-31 1999-03-31 略u字形線材の製造装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP4078750B2 (ja)

Cited By (6)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104815925A (zh) * 2015-05-08 2015-08-05 宁波保税区明德工业设计有限公司 断线机
CN104858341A (zh) * 2015-05-19 2015-08-26 上海大学 用于电烤箱异形云母板的单面绕丝机构
CN107020339A (zh) * 2017-05-27 2017-08-08 江苏本格自动化科技有限公司 一种悬挂式夹剪线机构
CN108889884A (zh) * 2018-07-27 2018-11-27 巨力自动化设备(浙江)有限公司 新能源汽车电机用铜线的自动化成型一体设备
CN113084052A (zh) * 2021-03-22 2021-07-09 苏州法兰克曼医疗器械有限公司 吻合器缝合钛钉生产用切断设备
CN114496557A (zh) * 2022-04-18 2022-05-13 江苏悦成变压器有限公司 一种变压器铁芯三相绕组制作组装设备

Cited By (9)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
CN104815925A (zh) * 2015-05-08 2015-08-05 宁波保税区明德工业设计有限公司 断线机
CN104858341A (zh) * 2015-05-19 2015-08-26 上海大学 用于电烤箱异形云母板的单面绕丝机构
CN104858341B (zh) * 2015-05-19 2017-03-01 上海大学 用于电烤箱异形云母板的单面绕丝机构
CN107020339A (zh) * 2017-05-27 2017-08-08 江苏本格自动化科技有限公司 一种悬挂式夹剪线机构
CN108889884A (zh) * 2018-07-27 2018-11-27 巨力自动化设备(浙江)有限公司 新能源汽车电机用铜线的自动化成型一体设备
CN108889884B (zh) * 2018-07-27 2023-11-17 巨力自动化设备(浙江)有限公司 新能源汽车电机用铜线的自动化成型一体设备
CN113084052A (zh) * 2021-03-22 2021-07-09 苏州法兰克曼医疗器械有限公司 吻合器缝合钛钉生产用切断设备
CN113084052B (zh) * 2021-03-22 2022-06-03 苏州法兰克曼医疗器械有限公司 吻合器缝合钛钉生产用切断设备
CN114496557A (zh) * 2022-04-18 2022-05-13 江苏悦成变压器有限公司 一种变压器铁芯三相绕组制作组装设备

Also Published As

Publication number Publication date
JP4078750B2 (ja) 2008-04-23

Similar Documents

Publication Publication Date Title
US4282056A (en) Both-surface adhesive tape producing apparatus
US20080155808A1 (en) Manufacturing method for winding assembly of rotating electrical machine and manufacturing apparatus for the winding assembly
KR20030074248A (ko) 권선 방법 및 권선 장치
JP2000288671A (ja) 略u字形線材の製造装置
HU178193B (en) Punching and coiling machine for producing cores particularly for electromechanical devices
JP2005116657A (ja) コイル巻線機
JPS5829352A (ja) フラツトモ−タのア−マチユアコイル巻線装置
KR100523564B1 (ko) 포밍장치를 이용한 정류자 금구 제조장치 및 그 방법
JPH0815635B2 (ja) バネ切断機構
JPH06168736A (ja) 渦巻電極体の製造方法
US6807719B2 (en) Automatic variable shear for bridged and unbridged terminal insertion
JP2000176584A (ja) スライド装置及びこれを用いたバネ製造装置
TW202110047A (zh) 繞線裝置及繞線方法
JP3761367B2 (ja) 巻線切断装置
JPH10178767A (ja) ステータコアへの巻線装置
CN113674989B (zh) 双轴剥皮绕线包胶机
JP2000116076A (ja) 自動巻線機
JPH10284334A (ja) コイル巻線機
KR0159844B1 (ko) 코일선의 커터장치 및 절단방법
JP2011125143A (ja) 分割コアの巻線装置
CN220087121U (zh) 一种电机转子胶纸的自动缠绕装置
CN100423415C (zh) 分割型定子铁心的绕线装置
CN218769090U (zh) 一种绕线裁剪机构
JP4163466B2 (ja) ステータコアへの巻線装置
JP3720013B2 (ja) 帯体の巻取方法及び巻取装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20050511

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20070627

A131 Notification of reasons for refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A131

Effective date: 20071022

A521 Written amendment

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A523

Effective date: 20071212

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20080115

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20080128

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110215

Year of fee payment: 3

R150 Certificate of patent or registration of utility model

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R150

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120215

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130215

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20140215

Year of fee payment: 6

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

R250 Receipt of annual fees

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: R250

EXPY Cancellation because of completion of term