JP2000287755A - ブラシ製品の製造方法 - Google Patents

ブラシ製品の製造方法

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JP2000287755A
JP2000287755A JP11102133A JP10213399A JP2000287755A JP 2000287755 A JP2000287755 A JP 2000287755A JP 11102133 A JP11102133 A JP 11102133A JP 10213399 A JP10213399 A JP 10213399A JP 2000287755 A JP2000287755 A JP 2000287755A
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bristle
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Takao Kato
孝夫 加藤
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    • BPERFORMING OPERATIONS; TRANSPORTING
    • B29WORKING OF PLASTICS; WORKING OF SUBSTANCES IN A PLASTIC STATE IN GENERAL
    • B29LINDEXING SCHEME ASSOCIATED WITH SUBCLASS B29C, RELATING TO PARTICULAR ARTICLES
    • B29L2031/00Other particular articles
    • B29L2031/42Brushes
    • B29L2031/425Toothbrush

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Abstract

(57)【要約】 【課題】 用毛束の断面が大きい場合はもちろん、用毛
束の断面が小さい場合や、用毛を1本づつ埋設する場合
などにおいても、射出成形時の射出圧力によってキャビ
ティ内の用毛または用毛束が曲がってしまうことを防止
する。 【解決手段】 射出成形用金型を固定側金型1と可動側
金型2によって構成し、固定側金型1と可動側金型2が
接した状態で挿通孔4a,4bに用毛束3を挿通し、次
いで、可動側金型2を所定距離Lだけ移動することによ
って固定側金型1と可動側金型2の間に用毛支持体10
に相当する厚さからなるキャビティ5を形成する。次い
で、該キャビティ5内に例えば熱可塑性合成樹脂の融液
6を充填して用毛支持体10を射出成形した後、用毛支
持体10の裏面側から突出する用毛束3の端部を加熱溶
融し、用毛支持体10の裏面に溶融肥大部8を形成す
る。さらに、必要に応じ、整形板9によって溶融肥大部
8を加圧整形し、整形すると当時に用毛支持体10の裏
面に溶着する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、用毛支持体に用毛
または用毛束を固設したブラシ製品の製造方法に関す
る。
【0002】
【従来の技術】一般に、歯ブラシ、ヘアーブラシ、フェ
ースブラシ、ボディーブラシ、清掃用ブラシなどのブラ
シ製品は、予め用毛支持体に形成した複数の植毛孔に、
例えばナイロン、ポリブチレンテレフタレートなどの合
成樹脂製モノフィラメントからなる用毛束を平線(へい
せん)と呼ばれる金属片で固定することによって製造さ
れる。しかしながら、この方法は用毛束の断面形状に制
約があり、例えば楕円形、星型といった複雑な形状や、
口径の大きな植毛孔といったブラシ製品の製造には適さ
なかった。
【0003】一方、より自由な断面形状を有するブラシ
製品の製造方法として、平線を使用しない、インモール
ド法(例えば、特公平6−16725号公報、特開昭6
1−268208号公報、特表平2−503150号公
報、特表平9−512724号公報参照)と呼ばれる方
法がある。この方法によれば、平線を使用しないで用毛
束をヘッド部に固定できるため、色々な毛束断面の用毛
束を植毛することができるといった利点がある。
【0004】例えば、特表平9−512724号公報に
記載のインモールド法の場合、用毛束を射出成形用金型
のキャビティ内に案内して所定長さ突出させた後、この
突出する用毛束の先端部を熱源によって溶融することに
より、用毛束のグループ断面よりも大きな横断面形状か
らなる溶融肥大部(厚肉部)を所定深さ位置に形成し、
次いで、前記溶融肥大部を形成されたキャビティ内に用
毛支持体を形成する熱可塑性合成樹脂の融液を充填する
ことにより、用毛束を用毛支持体に埋設するようにした
ものである。
【0005】この方法は、射出成形用金型のキャビティ
内へ突出した用毛端部を溶融して溶融肥大部を形成する
ことにより、用毛束を用毛支持体に埋設して固定するも
のであるが、溶融肥大部の埋設深さが0、すなわち溶融
肥大部が用毛支持体の表面に接するように埋設した場
合、植毛強度が極端に低くなってしまうとともに、溶融
肥大部が外から見えてしまうために見栄えが悪くなり、
製品として使用することができない。また、埋設深さが
浅すぎる場合には、用毛支持体を形成する熱可塑性合成
樹脂の融液を充填しにくくなり、逆に、埋設深さが深過
ぎると、射出成形時の射出圧力によってキャビティ内に
突出した用毛束が融液流れの下流側に向かって曲がって
しまうという問題があった。
【0006】特に、埋設する用毛束の断面が小さい場合
や、用毛を1本づつ埋設する場合には、射出成形時の射
出圧力による用毛束や用毛の曲がりが大きくなり、満足
できるブラシ製品を製造できないといった問題があっ
た。さらに、用毛支持体に柔軟性のある軟らかい合成樹
脂を用いた場合、好ましい植毛強度が得られないといっ
た欠点もあった。
【0007】
【発明が解決しようとする課題】本発明は、上記のよう
な問題を解決するためになされたもので、用毛束の断面
が大きい場合はもちろん、用毛束の断面が小さい場合
や、用毛を1本づつ埋設する場合などにおいても、射出
成形時の射出圧力によってキャビティ内の用毛または用
毛束が曲がってしまうようなことのないブラシ製品の製
造方法を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するた
め、請求項1記載の製造方法は、用毛または用毛束を挿
通するための挿通孔を射出成形用金型の表裏を貫いて形
成し、該挿通孔に所定長さからなる用毛または用毛束を
挿通した後、金型のキャビティ内に合成樹脂の融液を充
填して用毛支持体を射出成形し、前記挿通孔に挿通され
た用毛または用毛束を用毛支持体の表裏両面から所定の
長さだけ外部へ突出させた状態で固設するようにしたも
のである。
【0009】このような構成とした場合、用毛束の断面
が大きい場合はもちろん、小さい場合や、用毛を1本づ
つ埋設する場合などにおいても、射出成形時の射出圧力
によってキャビティ内の用毛または用毛束に曲がりが発
生せず、高品質のブラシ製品を製造することができる。
また、予め用毛または用毛束の端部に溶融肥大部を形成
しておく必要がないので、射出成形時に合成樹脂の融液
の流れを阻害するようなこともなくなり、射出成形がし
やすくなる。
【0010】請求項2記載の製造方法は、前記用毛支持
体の表裏両面から外部に突出する用毛または用毛束のう
ち、用毛支持体の裏面側から突出する用毛または用毛束
の端部を加熱溶融し、用毛支持体の裏面に溶融肥大部を
形成するようにしたものである。このような構成とした
場合、用毛または用毛束の溶融肥大部が用毛支持体の裏
面外側に位置するため、用毛または用毛束が簡単に抜け
るようなことがなくなる。このため、用毛支持体の厚さ
や材質、やわらかさに影響されることなく十分な植毛強
度を得ることができる。
【0011】請求項3記載の製造方法は、前記射出成形
用金型を固定側金型と可動側金型によって構成し、固定
側金型と可動側金型が接した状態で、固定側金型と可動
側金型を貫いて形成された挿通孔に前記用毛または用毛
束を挿通し、次いで、可動側金型を所定距離だけ移動す
ることによって固定側金型と可動側金型の間に用毛支持
体に相当する厚さからなるキャビティを形成するように
したものである。このような構成とした場合、用毛また
は用毛束の挿通孔への挿通時には、固定側金型と可動側
金型がすきまを生じることなく接しているため、用毛ま
たは用毛束の挿通孔への挿入が容易となる。このため、
不良品の発生率を低減できる。
【0012】請求項4記載の製造方法は、前記いずれか
の方法によって製造されたブラシ製品をさらに二次成形
用の金型内に装填し、該金型のキャビティ内に合成樹脂
の融液を充填することによって、ヘッド部および/また
はハンドル部を備えたブラシ製品を射出成形するように
したものである。このような構成とした場合、歯ブラシ
やヘアーブラシなどの柄付きのブラシ製品を簡単に製造
することができる。
【0013】
【発明の実施の形態】図1に、本発明に係るブラシ製品
の製造方法の第1の実施の形態を示す。この第1の実施
の形態は、合成樹脂製モノフィラメントからなる用毛を
複数本束ねて構成された用毛束を用毛支持体に埋設する
場合の例を示すもので、(a)は用毛束の挿入工程を示
す図、(b)キャビティの形成工程を示す図、(c)は
射出成形工程を示す図、(d)は溶融肥大部の形成工程
を示す図、(e)は溶融肥大部の整形工程を示す図、
(f)は完成したブラシ製品の模式断面図である。
【0014】図においで、1は射出成形用の固定側金
型、2は固定側金型1と対をなす可動側金型、3は複数
本の用毛を束ねて構成された用毛束、4a,4bは固定
側金型1と可動側金型2の表裏を貫いて形成された用毛
束3の挿通孔、5はキャビティ、6はキャビティ5内に
射出充填された熱可塑性合成樹脂の融液、7はヒーター
などの熱源、8は溶融肥大部、9は整形板、10は熱可
塑性合成樹脂の融液6を冷却固化することによって形成
された用毛支持体、11は完成したブラシ製品である。
【0015】以下、図1(a)〜(f)を参照して、そ
の処理動作を説明する。 (1)用毛束の挿入工程(図1(a)参照) 図示しない用毛束スプールから送られてくる用毛束3を
定寸法に切断した後、図示しない挿入機構によって用毛
束3を固定側金型1と可動側金型2の挿通孔4a,4b
内に挿入する。これによって、用毛束3は、図示するよ
うに固定側金型1と可動側金型2を貫く挿通孔4a,4
b内に差し通された状態となる。なお、用毛束3を構成
する用毛の太さは特に限定はないが、例えば歯ブラシの
場合、5〜12ミル(1ミルは千分の1インチ)、より
好ましくは6〜10ミルがよい。
【0016】(2)キャビティの形成工程(図1(b)
参照) 次に、可動側金型2を、図示しない移動機構によって、
用毛支持体10の厚さL(図1(f)参照)に相当する
距離だけ移動する。これによって、固定側金型1と可動
側金型2との間に、用毛支持体10を形づくるためのキ
ャビティ5が形成される。なお、用毛支持体10の厚さ
Lは特に制限はないが、例えば歯ブラシの場合、1〜5
mm、より好ましくは2〜4mmがよい。
【0017】(3)射出成形工程(図1(c)参照) 次に、図示しない射出成形機から、キャビティ5内に熱
可塑性合成樹脂の融液6を所定圧力で充填し、射出成形
を行なう。なお、この射出成形時に挿通孔4a,4bか
ら融液6が浸出してバリになるのを防ぐため、挿通孔4
a(4b)の孔断面積に対する用毛束3の断面積(用毛
束を構成する用毛の総断面積)の割合を、65〜100
%に設定することが好ましい。
【0018】(4)溶融肥大部の形成工程(図1(d)
参照) 次に、キャビティ5内に充填された熱可塑性合成樹脂の
融液6を冷却固化して用毛支持体10とした後、可動側
金型2を移動して用毛束3から引き抜き、この可動側金
型2を引き抜いた後の用毛束3の端部をヒーターや遠赤
外線、熱風、レーザー、超音波などの熱源7で溶融し、
用毛束3の端部に溶融肥大部8を形成する。
【0019】なお、製造するブラシ製品の種類によって
は、上記溶融肥大部8を形成することなく、熱可塑性合
成樹脂の融液6が冷却固化して用毛支持体10が形成さ
れた時点で用毛支持体10を金型1,2から取り出し、
完成品としてのブラシ製品とする場合もある。このよう
なブラシ製品としては、例えば爪磨き用ブラシなどを挙
げることができる。このように溶融肥大部8を形成しな
い場合には、用毛束3の左右の端部は用毛支持体10の
表裏両面からそれぞれ外部へ突出したままの状態となっ
ているが、逆にこれを利用し、用毛束の突出長さを表裏
で長短変えることにより毛腰や硬さを変えることが可能
となり、爪を磨く部位や磨き方に応じて表裏の用毛を使
い分けることができ、使用性に優れたブラシ製品とする
ことができる。
【0020】(5)溶融肥大部の整形工程(図1(e)
参照) 次に、溶融肥大部8が固化する前に、溶融肥大部8に整
形板9を押し当てて用毛支持体10側に向けて加圧する
ことにより、溶融肥大部8の形状を整形すると同時に、
溶融肥大部8を用毛支持体10の裏面に溶着する。これ
によって、用毛束3を用毛支持体10に対してさらに強
固に固設することが可能となる。なお、この溶融肥大部
8の整形工程はブラシ製品によっては必ずしも必要では
なく、必要に応じて付加されるものである。
【0021】(6)完成品(図1(f)参照) 上記のようにして溶融肥大部8を形成した後、用毛3を
埋設された用毛支持体10を固定側金型1から取り出
す。これによって、図1(f)に示すようなブラシ製品
11が完成する。
【0022】上記説明から明らかなように、第1の実施
の形態の場合、図1(c)に示すように、射出成形時、
各用毛束3は固定側金型1と可動側金型2の挿通孔4
a,4bによってその両端部を保持されるので、熱可塑
性合成樹脂の融液6の射出圧力によってキャビティ5内
で曲がるようなことがなくなる。
【0023】また、従来方法のように、射出成形前にキ
ャビティ5内に位置して溶融肥大部8を形成しておく必
要がないので、溶融肥大部8が熱可塑性合成樹脂の融液
6の流れを阻害するようなこともなくなり、射出成形が
しやすくなる。このため、高品質のブラシ製品を製造す
ることができる。
【0024】図2に、本発明に係るブラシ製品の製造方
法の第2の実施の形態を示す。この第2の実施の形態
は、前述した第1の実施の形態と同様な処理工程におい
て、固定側金型1と可動側金型2のそれぞれに、挿通孔
4に挿入された剛毛束3を挟持して定位置に保持するた
めの保持板12、13を設け、射出成形時における剛毛
束3の定位置保持をより強固にしたものである。
【0025】図2において、(a)は用毛束の挿入工程
を示す図、(b)キャビティの形成工程を示す図、
(c)は射出成形工程を示す図である。なお、(c)の
射出成形工程に続く、溶融肥大部の形成工程、溶融肥大
部の整形工程は、前述した第1の実施の形態における溶
融肥大部の形成工程(図1(d))、溶融肥大部の整形
工程(図1(e))と同じであるので、これらの工程に
ついては図示を省略した。また、第1の実施の形態と同
一部分には同一の符号を付して示した。
【0026】以下、図2(a)〜(c)を参照して、そ
の処理動作を説明する。 (1)用毛束の挿入工程(図2(a)参照) 固定側金型1と可動側金型2の挿通孔4a,4bに用毛
束3を挿通した後、固定側金型1の保持板12を矢印
(イ)方向に下降させ、用毛束3を保持板12によって
挟持し、用毛束3の左側半部を該位置に固定する。な
お、この時点では、右側の保持板13は下降されておら
ず、用毛束3の右半部は固定されていない。
【0027】(2)キャビティの形成工程(図2(b)
参照) 次に、可動側金型2を、図示しない移動機構によって、
用毛支持体10の厚さL(図1(f)参照)に相当する
距離だけ移動する。これによって、固定側金型1と可動
側金型2との間に、用毛支持体10を形づくるためのキ
ャビティ5が形成される。
【0028】(3)射出成形工程(図2(c)参照) 次に、図示しない射出成形機から、キャビティ5内に熱
可塑性合成樹脂の融液6を所定圧力で充填し、射出成形
を行なう。この後、第1の実施の形態と同様に、溶融肥
大部の形成工程(図1(d))、溶融肥大部の整形工程
(図1(e))を経て、図1(f)に示すようなブラシ
製品11を完成する。
【0029】この第2の実施の形態の場合、図2(c)
に示されるように、射出成形時、用毛束3は左右の保持
板12、13によって定位置に強固に保持固定すること
ができる。このため、熱可塑性合成樹脂の融液6の射出
圧力によって用毛束3が曲がったり、位置ずれを起こす
ことがなくなり、より高品質のブラシを製造することが
できる。
【0030】図3に、本発明に係るブラシ製品の製造方
法の第3の実施の形態を示す。この第3の実施の形態
は、合成樹脂製のモノフィラメントからなる用毛を1本
づつ用毛支持体に埋設する場合の例を示すもので、
(a)は用毛の挿入工程を示す図、(b)キャビティの
形成工程を示す図、(c)は射出成形工程を示す図、
(d)は溶融肥大部の形成工程を示す図、(e)は完成
したブラシ製品の模式断面図である。
【0031】図3において、20は糸巻状のコイルに巻
かれた用毛スプール、21は射出成形用の固定側金型、
22は固定側金型21と対をなす可動側金型、23は用
毛、24a,24bは固定側金型21と可動側金型22
の表裏を貫いて形成された用毛23の挿通孔、25はキ
ャビティ、26は射出された熱可塑性合成樹脂の融液、
27はヒーターなどの熱源、28は溶融肥大部、30は
熱可塑性合成樹脂26を冷却固化することによって形成
された用毛支持体、31は完成したブラシ製品、32は
用毛整列板、33,34はカッターである。
【0032】以下、図3(a)〜(e)を参照して、そ
の処理動作を説明する。 (1)用毛の挿入工程(図3(a)参照) 用毛スプール20から送られてくる1本1本の用毛23
を、用毛整列板32などを用いて固定側金型21と可動
側金型22の挿通孔24a,24b内に挿入する。これ
によって、用毛23は、図示するように固定側金型1と
可動側金型2を貫く挿通孔4内に差し通された状態とな
る。
【0033】(2)キャビティの形成工程(図3(b)
参照) 次に、可動側金型22を、図示しない移動機構によっ
て、用毛支持体30の厚さL(図3(e)参照)に相当
する距離だけ移動する。これによって、固定側金型21
と可動側金型22との間に、用毛支持体30を形づくる
ためのキャビティ25が形成される。
【0034】(3)射出成形工程(図3(c)参照) 次に、図示しない射出成形機から、キャビティ25内に
熱可塑性合成樹脂の融液26を所定圧力で充填し、射出
成形を行なう。その後、可動側金型22から外側にはみ
出している用毛23の先端をカッター33などで切断
し、端面を切り揃える。なお、この射出成形時に、挿通
孔24a,24bから熱可塑性合成樹脂の融液26が浸
出してバリになるのを防ぐため、挿通孔24a(24
b)の孔断面積に対する用毛23の断面積の割合を、6
5〜100%に設定することが好ましい。
【0035】(4)溶融肥大部の形成工程(図3(d)
参照) 次に、キャビティ25内に充填された熱可塑性合成樹脂
の融液26を冷却固化して用毛支持体30とした後、可
動側金型22を移動して用毛23から引き抜き、この引
き抜いた後の用毛23の端部をヒーターなどの熱源27
で溶融し、用毛先端に溶融肥大部8を形成した後、固定
側金型21から外側にはみ出している用毛23の端部を
カッター34などで切断し、端面を切り揃える。
【0036】なお、この第3の実施の形態のように用毛
23を用毛支持体30に一本づつ埋設する場合において
は、通常、用毛23の植毛密度が極めて大きいため、隣
合う用毛同士の溶融部が網の目のようにつながった溶融
肥大部28となる。しかも、この網の目のようにつなが
った溶融肥大部28は、その厚さも平らで薄く、用毛支
持体30の裏面にぴったりと溶着する。したがって、前
述した第1実施の形態における溶融肥大部の整形工程
(図1(e))を省略することが可能である。もし、図
1(e)に示すような溶融肥大部の整形工程が必要な場
合には、この図3(d)の工程の後に引き続いて行なえ
ばよい。
【0037】(5)完成品(図3(e)参照) 上記のようにして溶融肥大部28を形成するとともに用
毛23のはみ出し端部を切断した後、用毛支持体20を
固定側金型1から取り出す。これによって、図3(e)
に示すようなブラシ製品11が完成する。
【0038】上記説明から明らかなように、この第3の
実施の形態の場合、図3(c)に示すように、射出成形
時、各用毛23は固定側金型21と可動側金型22の挿
通孔24a,24bによってその両端部を保持されるの
で、熱可塑性合成樹脂の融液26の射出圧力によってキ
ャビティ25内で曲がるようなことがなくなる。
【0039】また、従来方法のように、射出成形前にキ
ャビティ25内に位置して溶融肥大部28を形成してお
く必要がないので、溶融肥大部28が熱可塑性合成樹脂
の融液26の流れを阻害するようなこともなくなり、射
出成形がしやすくなる。このため、高品質のブラシ製品
を製造することができる。
【0040】なお、この第3の実施の形態は、用毛23
を挿通孔24a,24bに挿入した後においてその両端
をカッター33,34で切断したが、一定の長さに切断
した後、挿通孔24a,24bに挿入してもよいもので
ある。また、各用毛23を定位置にさらに強固に固定す
るために、必要に応じて、図2に示したと同様な保持板
12,13を設けてもよいものである。
【0041】本発明方法で製造された前記ブラシ製品を
さらに二次加工することによって、柄付きの歯ブラシを
製造した場合の例を図4および図5に示す。
【0042】図4は、本発明方法で製造された前記ブラ
シ製品11を、さらに、ヘッド部41およびこれに続く
首部42、ハンドル部43を形どった二次成形用の別の
金型に装填して射出成形し、ブラシ製品11をヘッド部
41に埋め込んだ一体型歯ブラシとした場合の例であ
る。
【0043】また、図5は、本発明方法によってブラシ
製品11を製造する際に、用毛支持体10の底面部に嵌
合用ピン14を同時に形成しておき、この嵌合用ピン1
4を、別の工程で成形した歯ブラシハンドルのヘッド部
51の嵌合凹部52に形成した嵌合孔53内に嵌め合わ
せることにより、ヘッド部51にブラシ製品11を嵌着
したカセット式歯ブラシとした場合の例である。
【0044】このように、本発明方法で製造されたブラ
シ製品をさらに二次加工することによって、歯ブラシや
ヘアーブラシなどの柄付きのブラシ製品を簡単に製造す
ることができる。
【0045】以上、本発明の実施の形態について説明し
たが、本発明方法を実施するに当たり、用毛または用毛
束を用毛支持体に固設する前に、予め毛先の丸め加工を
施してもよい。この毛先丸めは、グラインダーにより研
磨することにより実現できる。さらに、この研磨加工の
後、用毛端部をバフやゴムを用いて琢磨してもよいもの
である。
【0046】また、特開平2−111305号公報や特
願平9−240256号に記載のような方法を適宜組み
合わせることによって、用毛束の端部に高低差を付ける
こともできる。
【0047】なお、前記実施の形態では、用毛支持体を
形成するための素材として、熱可塑性合成樹脂を用いた
場合を例にとったが、用毛支持体の素材としてはこれに
限られるものではなく、例えばシリコーンゴムなどの熱
硬化性合成樹脂を用いることもできる。熱硬化性のシリ
コーンゴムを用いる場合には、液状シリコーンゴムを特
殊な射出成形機を用いて金型内に注入した後、加熱硬化
させることにより成形することができる。このような成
形方法として、例えば、信越化学工業株式会社開発のL
IMS法などを挙げることができる。
【0048】熱可塑性合成樹脂としては、ポリプロピレ
ン、ポリエステル、ABS、PMMA、ポリカーボネー
ト、セルロースプロピオネート、ポリアセタールといっ
た樹脂が用いられるが、コストおよび成形性の点からポ
リプロピレンがより好ましい。
【0049】用毛支持体に弾力性を付与する場合には、
前述したシリコーンゴムや、熱可塑性エラストマーを用
いればよい。特に、ハンドルの一部分に熱可塑性エラス
トマーを用いたいわゆる2色成形品とした場合、デザイ
ン的に優れるとともに、歯ブラシハンドルの弾力性を大
きくして歯茎への当たり心地のよい歯ブラシとすること
ができる。
【0050】用毛支持体に埋設される用毛の材質として
は、ナイロンまたはポリエステルが好ましいが、特に限
定されるものではない。また、ナイロンとポリエステル
を組み合わせてもよい。
【0051】
【発明の効果】以上説明したように、請求項1記載の本
発明は、用毛または用毛束を挿通するための挿通孔を射
出成形用金型の表裏を貫いて形成し、該挿通孔に所定長
さからなる用毛または用毛束を挿通した後、金型のキャ
ビティ内に合成樹脂の融液を充填して用毛支持体を射出
成形し、前記挿通孔に挿通された用毛または用毛束を用
毛支持体の表裏両面から所定の長さだけ外部へ突出させ
た状態で固設するようにしたので、用毛束の断面が大き
い場合はもちろん、小さい場合や、用毛を1本づつ埋設
する場合などにおいても、射出成形時の射出圧力によっ
てキャビティ内の用毛または用毛束に曲がりが発生する
ことのないブラシ製品を得ることができる。
【0052】また、予め用毛または用毛束の端部に溶融
肥大部を形成しておく必要がないため、溶融肥大部が合
成樹脂の融液の流れを阻害することがなくなり、品質の
優れたブラシ製品を製造することができる。
【0053】請求項2記載の発明は、用毛支持体の表裏
両面から外部に突出する用毛または用毛束のうち、用毛
支持体の裏面側から突出する用毛または用毛束の端部を
加熱溶融し、用毛支持体の裏面に溶融肥大部を形成した
ので、用毛または用毛束の溶融肥大部が用毛支持体の裏
面外側に位置し、用毛または用毛束が簡単に抜けるよう
なことがなくなる。このため、用毛支持体の厚さや材
質、やわらかさに影響されることなく十分な植毛強度を
得ることができる。
【0054】請求項3記載の発明は、射出成形用金型を
固定側金型と可動側金型によって構成し、固定側金型と
可動側金型が接した状態で、固定側金型と可動側金型を
貫いて形成された挿通孔に前記用毛または用毛束を挿通
し、次いで、可動側金型を所定距離だけ移動することに
よって固定側金型と可動側金型の間に用毛支持体に相当
する厚さからなるキャビティを形成するようにしたの
で、用毛または用毛束の挿通孔への挿入が容易となり、
不良品の発生率を低減することができる。このため、製
造コストを低減することが可能となる。
【0055】請求項4記載の発明は、本発明方法によっ
て製造されたブラシ製品をさらに二次成形用の金型内に
装填し、この金型のキャビティ内に合成樹脂の融液を充
填することによって、ヘッド部および/またはハンドル
部を備えたブラシ製品を射出成形するようにしているの
で、歯ブラシやヘアーブラシなどの柄付きのブラシ製品
を簡単に製造することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明方法の第1の実施の形態を示すもので、
(a)は用毛束の挿入工程を示す図、(b)キャビティ
の形成工程を示す図、(c)は射出成形工程を示す図、
(d)は溶融肥大部の形成工程を示す図、(e)は溶融
肥大部の整形工程を示す図、(f)は完成したブラシ製
品の模式断面図である。
【図2】本発明方法の第2の実施の形態を示すもので、
(a)は用毛束の挿入工程を示す図、(b)キャビティ
の形成工程を示す図、(c)は射出成形工程を示す図で
ある。
【図3】本発明方法の第3の実施の形態を示すもので、
(a)は用毛の挿入工程を示す図、(b)キャビティの
形成工程を示す図、(c)は射出成形工程を示す図、
(d)は溶融肥大部の形成工程を示す図、(e)は完成
したブラシ製品の模式断面図である。
【図4】本発明方法で得られたブラシ製品をさらに二次
加工することによって製造された一体形歯ブラシの縦断
面図である。
【図5】本発明方法で得られたブラシ製品をさらに二次
加工することによって製造されたカセット式歯ブラシの
縦断面図である。
【符号の説明】
1 固定側金型 2 可動側金型 3 用毛束 4a,4b 挿通孔 5 キャビティ 6 熱可塑性合成樹脂の融液 7 熱源 8 溶融肥大部 9 整形板 10 用毛支持体 11 ブラシ製品 12,13 保持板(保持機構) 20 用毛スプール 21 固定側金型 22 可動型金型 23 用毛 24a,24b 挿通孔 25 キャビティ 26 熱可塑性合成樹脂の融液 27 熱源 28 溶融肥大部 30 用毛支持体 31 ブラシ製品 32 用毛整列板 33 ,34 カッター

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 合成樹脂製モノフィラメントからなる用
    毛または用毛束を用毛支持体に1つまたは複数埋設した
    ブラシ製品を製造するための方法であって、 前記用毛または用毛束を挿通するための挿通孔を射出成
    形用金型の表裏を貫いて形成し、 該挿通孔に所定長さからなる用毛または用毛束を挿通し
    た後、金型のキャビティ内に合成樹脂の融液を充填して
    用毛支持体を射出成形し、 前記挿通孔に挿通された用毛または用毛束を用毛支持体
    の表裏両面から所定の長さだけ外部へ突出させた状態で
    固設することを特徴とするブラシ製品の製造方法。
  2. 【請求項2】 請求項1記載のブラシ製品の製造方法に
    おいて、 前記用毛支持体の表裏両面から外部に突出する用毛また
    は用毛束のうち、用毛支持体の裏面側から突出する用毛
    または用毛束の端部を加熱溶融し、用毛支持体の裏面に
    溶融肥大部を形成することを特徴とするブラシ製品の製
    造方法。
  3. 【請求項3】 請求項1または2記載のブラシ製品の製
    造方法において、 前記射出成形用金型を固定側金型と可動側金型によって
    構成し、 固定側金型と可動側金型が接した状態で、固定側金型と
    可動側金型を貫いて形成された挿通孔に前記用毛または
    用毛束を挿通し、 次いで、可動側金型を所定距離だけ移動することによっ
    て固定側金型と可動側金型の間に用毛支持体に相当する
    厚さからなるキャビティを形成することを特徴とするブ
    ラシ製品の製造方法。
  4. 【請求項4】 前記請求項1〜3のいずれかに記載の方
    法によって製造されたブラシ製品をさらに二次成形用の
    金型内に装填し、 該金型のキャビティ内に合成樹脂の融液を充填すること
    によって、ヘッド部および/またはハンドル部を備えた
    ブラシ製品を射出成形することを特徴とするブラシ製品
    の製造方法。
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