JP2000284579A - カートリッジ、及び、電子写真画像形成装置 - Google Patents

カートリッジ、及び、電子写真画像形成装置

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JP2000284579A
JP2000284579A JP11087073A JP8707399A JP2000284579A JP 2000284579 A JP2000284579 A JP 2000284579A JP 11087073 A JP11087073 A JP 11087073A JP 8707399 A JP8707399 A JP 8707399A JP 2000284579 A JP2000284579 A JP 2000284579A
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Hiroyuki Isobe
裕順 磯部
Kenji Matsuda
健司 松田
Akira Fujita
明良 藤田
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能であっ
て、前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤
補給容器から現像剤の補給を受けることのできるカート
リッジ、及び、電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
現像剤補給容器から現像剤の補給を受けることのできる
カートリッジを着脱可能な電子写真画像形成装置を提供
すること。 【解決手段】 カートリッジにあっては、カートリッジ
係合部9hが現像剤補給容器の補給容器開閉部材と係合
し、そのカートリッジ係合部9hを用いて開放部9gに
より現像剤補給容器の現像剤の排出開口を開放して、現
像剤が現像剤受入れ開口9cより補給される構成とす
る。電子写真画像形成装置にあっては、現像剤補給容器
を取り外し可能に装着するための容器装着手段と、カー
トリッジを取り外し可能に装着するためのカートリッジ
装着手段とを有する構成とする。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、電子写真画像形成
装置に用いられるプロセスカートリッジ、または現像カ
ートリッジなどのカートリッジ、及び、前記カートリッ
ジと前記カートリッジに現像剤を補給するための現像剤
補給容器とを有する電子写真画像形成装置に関する。
【0002】ここで、電子写真画像形成装置とは、電子
写真画像形成プロセスを用いて記録媒体に画像を形成す
るものである。そして、電子写真画像形成装置の例とし
ては、例えば、電子写真複写機、電子写真プリンター
(LEDプリンター、レーザービームプリンターな
ど)、電子写真ファクシミリ装置、および、電子写真ワ
ードプロセッサーなどが含まれる。
【0003】また、プロセスカートリッジとは、帯電手
段、現像手段またはクリーニング手段と電子写真感光ド
ラムとを一体的にカートリッジ化し、このカートリッジ
を電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能とするも
のである。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段
の少なくとも1つと電子写真感光体ドラムとを一体的に
カートリッジ化して電子写真画像形成装置本体に着脱可
能とするものである。更に、少なくとも現像手段と電子
写真感光体ドラムとを一体的にカートリッジ化して電子
写真画像形成装置本体に着脱可能とするものをいう。
【0004】また、現像カートリッジとは、現像剤収容
部と現像手段とを一体的にカートリッジ化し、このカー
トリッジを電子写真画像形成装置本体に対して着脱可能
とするものである。
【0005】
【従来の技術】従来、電子写真画像形成プロセスを用い
た電子写真画像形成装置においては、電子写真感光体ド
ラム及び前電子写真感光体ドラムに作用するプロセス手
段を一体的にカートリッジ化して、このカートリッジを
電子写真画像形成装置本体に着脱可能とするプロセスカ
ートリッジ方式が採用されている。このプロセスカート
リッジ方式によれば、装置のメンテナンスをサービスマ
ンによらずにユーザー自身で行うことができるので、格
段に操作性を向上させることができた。そこでこのプロ
セスカートリッジ方式は、電子写真画像形成装置におい
て広く行われている。
【0006】また、プロセス手段を、寿命が長いものと
短いものに分け、それぞれのプロセス手段をカートリッ
ジ化し、主要プロセス手段の寿命に則して使用できるカ
ートリッジ構成も実現されている。例えば、トナー収容
部と現像手段とを一体的に構成した現像カートリッジ、
または電子写真感光体と帯電手段とクリーニング手段と
を一体的に構成したプロセスカートリッジなどが採用さ
れている。
【0007】
【発明が解決しようする課題】ところで、近年、カラー
画像の形成を行うことができるカラー電子写真画像形成
装置の需要が増大しており、 (1)低ランニングコスト (2)小スペース (3)低電力 (4)高画質 (5)ハイスピード (6)操作性の向上 の6項目が達成できるカラー電子写真画像形成装置の投
入が期待されている。
【0008】このような要望の中の、例えば(3)の低
ランニングコストに対応する一つの方法として、前述し
たプロセス手段の寿命を更に延ばすことが考えられる。
【0009】しかし、プロセス手段の寿命に相当するト
ナー量は、前記寿命に比例倍した量となる。例えば、プ
ロセス手段の寿命が50000枚イメージの場合、必要
なトナー量は1.25〜1.5kgになってしまう。こ
の多量のトナーをカートリッジに一体的に収納すると、
カートリッジ全体の重量や容積が著しく大きくなり、操
作性が低下する懸念がある。
【0010】また、カートリッジ全体の占有スペースが
増えるため、装置本体の小サイズ化が困難になる恐れが
ある。更に、大重量のカートリッジを高精度に支持する
ためのフレーム構成などが必要になり、総合的にコスト
アップとなる可能性がある。
【0011】本発明は上記従来技術を更に発展させたも
のであり、その主要な目的は、電子写真画像形成装置本
体に着脱可能であって、前記電子写真画像形成装置本体
に着脱可能な現像剤補給容器から現像剤の補給を受ける
ことのできるカートリッジを提供することにある。
【0012】他の主要な目的は、電子写真画像形成装置
本体に着脱可能な現像剤補給容器から現像剤の補給を受
けることのできるカートリッジを着脱可能な電子写真画
像形成装置を提供することにある。
【0013】
【課題を解決するための手段】上記課題を達成するため
の本発明の代表的な構成は、電子写真画像形成装置本体
に着脱可能なカートリッジにおいて、電子写真感光体に
形成された静電潜像を現像剤を用いて現像するための現
像手段と、前記現像手段によって現像に用いられる現像
剤を収納するための現像剤収納部と、前記電子写真画像
形成装置本体に着脱可能な現像剤補給容器から前記現像
剤収納部に現像剤を補給するために、前記現像剤補給容
器に収納されている現像剤を受け入れるための現像剤受
入れ開口と、前記現像剤補給容器が有する排出開口を開
放可能に封止する補給容器開閉部材と係合するためのカ
ートリッジ係合部と、前記現像剤受入れ開口が前記現像
剤補給容器から現像剤を受入れるために、前記現像剤補
給容器が有する排出開口を開放するための開放部と、前
記カートリッジを前記電子写真画像形成装置本体に位置
決めするための位置決め部と、を有することを特徴とす
るカートリッジである。
【0014】また、カートリッジを着脱可能であって、
記録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置
において、(a)現像剤を収納している現像剤補給容器
を取り外し可能に装着するための容器装着手段と、
(b)電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を
用いて現像するための現像手段と、前記現像手段によっ
て現像に用いられる現像剤を収納するための現像剤収納
部と、前記容器装着手段に装着されている前記現像剤補
給容器から前記現像剤収納部に現像剤を補給するため
に、前記現像剤補給容器に収納されている現像剤を受け
入れるための現像剤受入れ開口と、前記現像剤補給容器
が有する排出開口を開放可能に封止する補給容器開閉部
材と係合するためのカートリッジ係合部と、前記現像剤
受入れ開口が前記現像剤補給容器から現像剤を受入れる
ために、前記現像剤補給容器が有する排出開口を開放す
るための開放部と、前記カートリッジを前記電子写真画
像形成装置本体に位置決めするための位置決め部と、を
有するカートリッジを取り外し可能に装着するためのカ
ートリッジ装着手段と、(c)前記記録媒体を搬送する
ための搬送手段と、を有することを特徴とする電子写真
画像形成装置である。
【0015】(作用)上記カートリッジは、電子写真画
像形成装置本体に位置決め部により位置決めされ、カー
トリッジ係合部が現像剤補給容器の補給容器開閉部材と
係合し、そのカートリッジ係合部を用いて開放部により
現像剤補給容器の排出開口を開放することよって、現像
剤補給容器の現像剤収納部に収納されている現像剤が現
像剤受入れ開口より補給される。
【0016】上記電子写真画像形成装置は、現像剤補給
容器が容器装着手段に着脱可能に装着され、カートリッ
ジがカートリッジ装着手段に着脱可能に装着される。そ
して、カートリッジは、電子写真画像形成装置本体に位
置決め部により位置決めされ、カートリッジ係合部が現
像剤補給容器の補給容器開閉部材と係合し、そのカート
リッジ係合部を用いて開放部により現像剤補給容器の排
出開口を開放することよって、現像剤補給容器の現像剤
収納部に収納されている現像剤が現像剤受入れ開口より
補給される。
【0017】
【発明の実施の形態】以下、本実施の形態を図面に沿っ
て説明する。
【0018】以下の説明において、プロセスカートリッ
ジの長手方向とは、プロセスカートリッジを電子写真画
像形成装置本体に装着する方向であり、記録媒体の搬送
方向に交差(略直交)する方向であって、電子写真感光
体の軸線方向と同一な方向をいう。また、左右とは記録
媒体の搬送方向からみての左右である。さらに上、下は
プロセスカートリッジの装着状態における、上、下であ
る。
【0019】〔実施形態例1〕 [電子写真画像形成装置の全体の説明]まず本実施形態
例に係るカラー電子写真画像形成装置の全体構成につい
て、図1を参照して概略説明する。
【0020】図1はカラートナー電子写真画像形成装置
の一形態であるカラーレーザービームプリンタの全体構
成説明図である。
【0021】本実施形態例に示す電子写真画像形成装置
(カラーレーザービームプリンタ)の画像形成部は、ド
ラム形状の電子写真感光体(以下「感光ドラム」とい
う)7を備えた4つのプロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9K(イエロー色、マゼンタ色、シアン色、
ブラック色)と、このプロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kの上方に、各色に対応した露光手段1
Y,1M,1C,1K(レーザビーム光学走査系)が夫
々並列配置されて構成されている。
【0022】上記画像形成部の下方には、記録媒体2を
送り出す給送手段3と、感光ドラム7上に形成されたト
ナー像を転写する中間転写ベルト4a、及び中間転写ベ
ルト4a上のトナー像を記録媒体2に転写する2次転写
ローラ4dが配置されている。
【0023】更に、トナー画像を転写された記録媒体2
を定着する定着手段5、記録媒体2を装置外へ排出し積
載する排出手段3h,3jが配置されている。
【0024】ここで記録媒体2としては、例えば用紙、
OHPシート、あるいは布等である。
【0025】本実施形態例の画像形成装置はクリーナー
レスシステムの装置であり、感光ドラム7上に残存した
転写残トナーは後述の現像手段10に取り込んでおり、
転写残トナーを回収貯蔵する専用のクリーナーはプロセ
スカートリッジ9Y,9M,9C,9K内には配置して
いない。
【0026】次に上記画像形成装置の各部の構成につい
て順次詳細に説明する。
【0027】[給送部]給送部(給送手段)3は、画像
形成部へ記録媒体2を給送するものであり、複数枚の記
録媒体2を積載収納した給送カセット3aと、給送ロー
ラ3b、重送防止のリタードローラ3c、給送ガイド3
d、レジストローラ3gから主に構成される。
【0028】給送ローラ3bは画像形成動作に応じて駆
動回転し、給送カセット3a内の記録媒体2を一枚ずつ
分離給送する。記録媒体2は、給送ガイド3dによって
ガイドされ、搬送ローラ3e,3fを経由してレジスト
ローラ3gに搬送される。
【0029】記録媒体2が搬送された直後は、レジスト
ローラ3gは回転を停止しており、このレジストローラ
3gのニップ部に記録媒体2の先端が突き当たることに
より記録媒体2は斜行が矯正される。
【0030】画像形成動作中にレジストローラ3gは、
記録媒体2を静止待機させる非回転の動作と、記録媒体
2を中間転写ベルト4aに向けて搬送する回転の動作と
を所定のシーケンスで行い、次工程である転写工程時の
トナー像(現像剤像)と記録媒体2との位置合わせを行
う。
【0031】[プロセスカートリッジ]プロセスカート
リッジ9Y,9M,9C,9Kは、図2に示すように、
感光ドラム7の周囲に、帯電手段8と現像手段10とを
配置し、一体的に構成している。そして、このプロセス
カートリッジ9Y,9M,9C,9Kは電子写真画像形
成装置本体(以下「装置本体」という)100に対し
て、ユーザが容易に取り外しでき、感光ドラム7が寿命
に至った場合に交換する。
【0032】本実施形態例においては、例えば、感光ド
ラム7の回転回数をカウントし、所定カウント数を越え
た場合に、プロセスカートリッジが寿命に至ったことを
報知するようにしている。
【0033】本実施例の感光ドラム7は負帯電の有機感
光体で、直径約30mmのアルミニウム製のドラム基体
上に、通常用いられる感光体層を有しており、最表層に
電荷注入層を設けている。そして、所定のプロセススピ
ード、本実施例では約117mm/secで回転駆動さ
れる。
【0034】電荷注入層は、絶縁性樹脂のバインダーに
導電性微粒子として、例えばSnO 2 超微粒子を分散し
た材料の塗工層を用いている。
【0035】感光ドラム7の奥側端部にはドラムフラン
ジ7bが固定され(図10参照)、手前端部には非駆動
フランジ7dが固定されている。ドラムフランジ7bと
非駆動フランジ7dの中心にはドラム軸7aが貫通して
おり、ドラム軸7aとドラムフランジ7b及び非駆動フ
ランジ7dは一体となって回転される。すなわち、感光
ドラム7はドラム軸7aの軸を中心に回転される。
【0036】ドラム軸7aの手前側端部は軸受7eに回
転自在に支持され、軸受7eは軸受ケース7cに対して
固定されている。そして軸受ケース7cはプロセスカー
トリッジ9Y,9M,9C,9Kのフレーム9dに対し
て固定されている。
【0037】[帯電手段]帯電手段は接触帯電方法を用
いたものである。本実施形態例においては、帯電部材と
して磁性粒子を用いた磁気ブラシ帯電装置8を用いてい
る。
【0038】具体的には帯電部材として、導電性磁性粒
子を磁気拘束させて構成した磁気ブラシ部を有し、該磁
気ブラシ部を感光ドラム7に接触させ、これに電圧を印
加することによって感光体の帯電を行っている。
【0039】このような帯電方法(電荷の直接注入によ
る被帯電体の帯電)の事を「 注入帯電」 と称する。この
注入帯電方式を使用することによって、感光ドラム7上
の残留トナーをメカニカルに掻きとって除去するクリー
ナー機構(クリーニングブレード、クリーニングローラ
等)が不要となった。このクリーナレスシステムに関し
ては後述する。
【0040】また本実施形態例の注入帯電方法は、被体
電体への帯電がコロナ帯電器を用いて行われるような放
電現象を利用しないので、帯電に必要とされる印加帯電
バイアスは所望する被帯電体表面電位分のみであり、オ
ゾンの発生もない完全なオゾンレス、かつ低電力消費型
帯電である。
【0041】次に、本実施形態例の磁気ブラシ帯電装置
8に関して、図2に基づいて詳細に説明する。
【0042】[磁気ブラシ帯電装置]磁気ブラシ帯電装
置8は、マグネットローラ8bを内包した帯電スリーブ
8a上に磁性粒子の磁気ブラシ層を形成し、感光ドラム
7とのブラシの当接部にて感光ドラム7を所望電位に帯
電させている。
【0043】帯電スリーブ8aは、磁性粒子を収容する
帯電容器8eの開口部に長手方向にわたり、その左略半
周面を突入させ、右略半周面を外部に露出するように配
置している。帯電スリーブ8aの表面には磁性粒子の搬
送を良好に行うために表面を適度に粗し凹凸を形成して
いる。
【0044】帯電スリーブ8aの内部に設けられたマグ
ネットローラ8bは、周方向に4極着磁してある。そし
て、感光ドラム7に磁性粒子が付着し回転に伴い持って
いかれるのを防止するために、ひとつの磁極、具体的に
はS1極を感光ドラム7の中心方向に対向するようにマ
グネットローラ8bを固定している。
【0045】帯電スリーブ8aの表面と所定の間隙で非
磁性の板形状の規制ブレード8cが配置されている。規
制ブレード8cは帯電容器8eに支持板金8dを介して
支持されている。磁性粒子はマグネットローラ8bによ
り保持され帯電スリーブ8aの回転によって矢印方向へ
搬送される。そして磁性粒子は、規制ブレード8cによ
り所定量の厚みで帯電スリーブ8a上に磁気ブラシ部を
形成する。
【0046】帯電スリーブ8aは感光ドラム7に対して
所定の間隙を保って対向配置されており、磁気ブラシは
感光ドラム7表面と接触し帯電ニップ部を形成する。帯
電ニップ部の幅は感光ドラム7への帯電性に影響があ
り、本実施形態例においてそのニップ部の幅が約6mm
となるように間隙を調整している。
【0047】帯電スリーブ8aは不図示のモータによっ
て被帯電体である感光ドラム7に対して、対向部にてカ
ウンタ−方向である図中矢印B方向に回転駆動される。
本実施形態例においては、感光ドラム7の回転速度V1
に対し、帯電スリーブ8aはカウンター方向にV2
1.5×V1の速度比で回転させている。感光ドラム7
と磁気ブラシ部の相対回転速は速いほど接触機会が増え
るため、帯電均一性が良好となり、また転写残トナーの
磁気ブラシへの取り込み性が向上する傾向となる。
【0048】磁気ブラシ部は、帯電スリーブ8aを介し
て帯電バイアス電源(不図示)より所定の帯電バイアス
が印加され、感光ドラム7面は帯電ニップ部において所
定の極性、電位に接触帯電処理される。
【0049】磁気ブラシ部を構成する導電磁性粒子とし
ては、フェライト、マグネタイトなどの磁性金属粒子
や、これらの導電磁性粒子を樹脂で結着したものも使用
可能である。
【0050】攪拌部材8fは帯電スリーブ8aと略平行
とし、かつ帯電スリーブ8aの上方に配置するように帯
電容器8eの長手方向両端部の壁面間に回転可能に軸受
け支持されている。
【0051】帯電ブラシ8gは、感光ドラム面に対して
約1mmの侵入量で接触させ、所定の電圧を印加してい
る。帯電ブラシ8gの接触により、感光ドラム7面上の
残留トナーは均一に散らされ、さらに除電が行われるこ
とにより、次工程の帯電が均一に行われる。
【0052】次に、感光体をマイナスに帯電し、露光部
の低電位部にマイナス帯電されたトナーを現像させる反
転現像系におけるクリーナーレスシステムに関して説明
する。
【0053】[クリーナーレスシステム]まず転写後に
感光体上に若干残留した転写残トナーのうち、特にプラ
スの電荷を帯びているトナーは、一旦磁気ブラシ帯電装
置8に静電的に取り込み、またブラシによる強制的なか
きとりによりそれ以外のものも回収する。そして磁気ブ
ラシ帯電装置8内で磁性粒子との摩擦によりマイナス極
性に帯電したのち感光ドラム7上に吐き出している。
【0054】一方、前記転写残トナーのうちマイナス帯
電したままのトナーは、ほとんど磁気ブラシ帯電装置8
に取り込まれず、先の磁気ブラシ帯電装置8から吐き出
されたトナーとともに現像装置10に回収される。(現
像同時クリーニング)。
【0055】この現像同時クリーニングにおける現像装
置10へのトナーの取り込みは、現像時にかぶり取りバ
イアス(現像装置10に印加する直流電圧と感光ドラム
7の表面電位間の電位差であるカブリ取り電位差)によ
って行っている。
【0056】この方法によれば、転写残トナーは、一部
磁気ブラシ帯電装置8経由で、残りは直接現像装置10
に回収されて次行程以後用いられるため、廃トナーを無
くし、メンテナンスに手を煩わせることも少なくするこ
とが出来る。また、クリーナーレスであることでスペー
ス面のメリットも大きく、画像形成装置を大幅に小型化
することが出来る。
【0057】[露光手段]本実施形態例においては、上
記感光ドラム7への露光は、レーザー露光手段1Y,1
M,1C,1Kを用いて行っている。即ち、装置本体1
00から画像信号が送られてくると、この信号に対応し
て変調されたレーザー光L が、感光ドラム7の一様帯電
面に対して走査露光される(図6参照)。そして、感光
ドラム7面には画像情報に対応した静電潜像が選択的に
形成される。
【0058】レーザー露光手段1Y,1M,1C,1K
は、固体レーザー素子(不図示)、ポリゴンミラー1
a、結像レンズ1b、反射ミラー1c等から構成されて
いる。入力された画像信号に基づき発光信号発生器(不
図示)により固体レーザー素子が所定タイミングでON
/OFF発光制御される。固体レーザー素子から放射さ
れたレーザー光Lは、コリメーターレンズ系(不図示)
により略平行な光束に変換され、高速回転するポリゴン
ミラー1aにより走査される。そして、結像レンズ1
b、反射ミラー1cを介して感光ドラム7にスポット状
に結像される。
【0059】この様に感光ドラム7面上には、レーザー
光走査による主走査方向の露光と、更に感光ドラム7が
回転することによる副走査方向の露光がなされ、画像信
号に応じた露光分布が得られる。
【0060】即ち、レーザー光Lの照射及び非照射によ
り、表面電位が落ちた明部電位と、そうでない暗部電位
が形成される。そして、明部電位と暗部電位間のコント
ラストにより、画像情報に対応した静電潜像が形成され
る。
【0061】[現像手段]現像手段である現像装置10
は、2成分接触現像装置(2成分磁気ブラシ現像装置)
であり、マグネットローラ10bを内包した現像剤担持
体である現像スリーブ10a上にキャリアとトナーから
なる現像剤を保持している。現像スリーブ10aには所
定間隙を有して、規制ブレード10cが設けられ、現像
スリーブ10aの矢印C方向に回転に伴い、現像スリー
ブ10a上に薄層の現像剤を形成する。現像ブレード1
0cは現像容器10fに支持固定されている。
【0062】現像スリーブ10aは、感光ドラム7と所
定間隙を有するように平行に配置され、現像時において
は、現像スリーブ10a上に形成された現像剤が、感光
ドラム7に対して接触する状態で現像できるように設定
されている。現像スリーブ10aは現像部において感光
ドラム7の回転方向に対してカウンター方向である矢示
の反時計方向に所定の周速度で回転駆動される。
【0063】本実施形態例において用いたトナーは、平
均粒径6μmのネガ帯電トナーを用い、磁性キャリアと
しては飽和磁化が205emu/cm3の平均粒径35
μmの磁性キャリアを用いた。また、トナーとキャリア
を重量比6:94で混合したものを現像剤として用いて
いる。
【0064】現像剤が循環している現像剤収納部10h
は、図2及び図10に示すように、両端部を除いて長手
方向の隔壁10dで2つに仕切られている。そして、攪
拌スクリュー10eA, 10eBがこの隔壁10dを挟
んで配置されている。攪拌スクリュー10eA, 10e
Bはプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kのフ
レーム9dの両側面に軸受10jを介して回転可能に支
持されている。
【0065】現像剤補給容器としてのトナー補給容器1
2Y,12M,12C,12Kから補給されたトナー
は、攪拌スクリュー10eBの手前側に落下し、長手方
向の奥側に送られながら攪拌され、奥側端の隔壁10d
のない部分10d1を通過する。そして、攪拌スクリュ
10eAで更に長手方向の手前側に送られ、手前側の隔
壁10dのない部分10d2を通り、攪拌スクリュー1
0eBで送られながら攪拌され、循環を繰り返してい
る。
【0066】ここで感光ドラム7に形成された静電潜像
を、現像装置10を用いて2成分磁気ブラシ法により顕
像化する現像工程と現像剤の循環系について説明する。
【0067】現像スリーブ10aの回転に伴い、現像容
器10f内の現像剤がマグネットローラ10bのN3極
で現像スリーブ10a面に汲み上げられて搬送される。
【0068】その搬送される過程において、現像剤は現
像スリーブ10aに対して垂直に配置された規制ブレー
ド10cによって層厚が規制され、現像スリーブ10a
上に薄層現像剤が形成される。薄層現像剤が現像部に対
応する現像極N1極に搬送されると、磁気力によって穂
立ちが形成される。感光ドラム7面の静電潜像は、この
穂状に形成された現像剤中のトナーによってトナー像と
して現像される。本実施形態例においては静電潜像は反
転現像される。
【0069】現像部を通過した現像スリーブ10a上の
薄層現像剤は引き続き現像スリーブ10aの回転に伴い
現像容器10f内に入り、N2極・N3極の反発磁界に
よって現像スリーブ10a上から離脱して現像容器10
f内の現像剤溜りに戻される。
【0070】現像スリーブ10aには、不図示の電源か
ら直流(DC)電圧および交流(AC)電圧が印加され
る。本実施の形態では、−500Vの直流電圧と、周波
数2000Hzでピーク間電圧1500Vの交流電圧が
印加され、感光ドラム7の露光部にのみ選択的に現像し
ている。
【0071】一般に2成分現像法においては交流電圧を
印加すると現像効率が増し画像は高品位になるが、逆に
かぶりが発生しやすくなるという恐れも生じる。このた
め、通常、現像スリーブ10aに印加する直流電圧と感
光ドラム7の表面電位間に電位差を設けることによっ
て、かぶりを防止することを実現している。より具体的
には、感光ドラム7の露光部の電位と非露光部の電位と
の間の電位のバイアス電圧を印加している。
【0072】このかぶり防止のための電位差をかぶり取
り電位(Vback)と呼ぶが、この電位差によって現像時
に感光ドラム7面の非画像領域(非露光部)にトナーが
付着するのを防止するとともに、クリーナーレスシステ
ムの装置においては感光ドラム7面の転写残りトナーの
回収も行なっている(現像同時クリーニング)。
【0073】現像によりトナーが消費されると、現像剤
中のトナー濃度が低下する。本実施形態例では、攪拌ス
クリュー10eBの外周面に近接した位置にトナー濃度
を検知するセンサー10gを配置している。現像剤内の
トナー濃度が所定の濃度レベルよりも低下したことをセ
ンサー10gで検知すると、トナー補給容器12Y,1
2M,12C,12Kから現像装置10内にトナーを補
給する命令が出される。このトナー補給動作により現像
剤のトナー濃度が常に所定のレベルに維持管理される。
【0074】[トナー補給容器]次に、本実施形態例に
係わるトナー補給容器の構成について、図1、図3、図
5、図8、図9、図11を用いて説明する。
【0075】トナー補給容器12Y,12M,12C,
12Kは、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9
Kの上方に並列配置されており、装置本体100正面よ
り装着される(図11参照)。
【0076】トナー補給容器12Y,12M,12C,
12Kは、図3に示すように、フレーム12rの内部に
トナーを収納する現像剤収納部としてのトナー収容部1
2kを有する。トナー収容部12kの内部には、攪拌軸
12cに固定された送り部材としての攪拌板12bと、
回転部材としてのスクリュー12aとが配置され、容器
底面にはトナーを排出する開口12f1を有する排出開
口としての排出開口部12fが形成されている。スクリ
ュー12aと攪拌軸12cはその両端を軸受12dで回
転可能に支持され、片方の最端部には駆動カップリング
(凹)12eが配置されている。駆動カップリング
(凹)12eは装置本体100の駆動カップリング
(凸)24から駆動伝達を受け、回転駆動される。
【0077】スクリュー12aの外形部は、らせんリブ
形状となっており、排出開口部12fを中心に、らせん
のねじれ方向を反転させている(図9参照)。駆動カッ
プリング(凸)24の回転により、所定の回転方向にス
クリュー12aは回転される。そして、排出開口部12
fに向かってトナーは搬送され、排出開口部12fの開
口よりトナーを自由落下させ、プロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kにトナーを補給する。
【0078】攪拌板12bの回転半径方向の先端部は傾
斜しており(図8参照)、トナー補給容器12Y,12
M,12C,12Kの内壁面(トナー収容部12kの内
壁面)と摺接する際には、上記先端部はある角度をもっ
て当接される。具体的には、攪拌板12bの先端側はね
じられて、らせん状態になる。このように、攪拌板12
bの先端側がねじれ傾斜することにより、攪拌軸12c
の軸線方向への搬送力が発生し、トナーが長手方向に送
られる。
【0079】[転写手段]転写手段である中間転写ユニ
ット4は、感光ドラム7から順次に1次転写されて重ね
られた複数のトナー像を、一括して記録媒体2に2次転
写するものである。中間転写ユニット4は、図1に示す
ように、矢印方向に走行する中間転写ベルト4aを備え
ており、矢印の時計方向に感光ドラム7の外周速度と略
同じ周速度で走行している。この中間転写ベルト4a
は、周長約940mmの無端状ベルトであり、駆動ロー
ラ4b、2次転写対向ローラ4g、従動ローラ4cの3
本のローラにより掛け渡されている。さらに、中間転写
ベルト4a内には、転写帯電ローラ4fY,4fM,4
fC,4fKが夫々感光ドラム7の対向位置に回転可能
に配置され、感光ドラム7の中心方向に加圧されてい
る。
【0080】転写帯電ローラ4fY,4fM,4fC,
4fKは不図示の高圧電源より給電され、中間転写ベル
ト4aの裏側からトナーと逆極性の帯電を行い、感光ド
ラム7上のトナー像を順次中間転写ベルト4aの上面に
1次転写する。
【0081】2次転写部には転写部材として2次転写ロ
ーラ4dが、2次転写対向ローラ4gに対向した位置で
中間転写ベルト4aに圧接している。2次転写ローラ4
dは、図示上下に揺動可能で且つ回転する。この時同時
に2次転写ローラ4dには、バイアスが印加されるので
中間転写ベルト4a上のトナー像は記録媒体22に転写
される。
【0082】ここで中間転写ベルト4aと2次転写ロー
ラ4dは、各々駆動されている。記録媒体2が2次転写
部に突入すると、所定のバイアスが2次転写ローラ4d
に印加され、中間転写ベルト4a上のトナー像は記録媒
体2に2次転写される。
【0083】この時、両者に挟まれた状態の記録媒体2
は転写工程が行われると同時に、図示左方向に所定の速
度で搬送され次工程である定着器5にむけて搬送され
る。
【0084】転写工程の最下流側である中間転写ベルト
4aの所定位置には、中間転写ベルト4aの表面に接離
可能なクリーニングユニット11が設けてあり、2次転
写後に残った転写残トナーを除去する。
【0085】クリーニングユニット11内には、転写残
トナーを除去するためのクリーニングブレード11aが
配置されている。クリーニングユニット11は不図示の
回転中心で揺動可能に取りつけられており、クリーニン
グブレード11aは中間転写ベルト4aに食い込む方向
に圧接している。クリーニングユニット11内に取りこ
まれた転写残トナーは、送りスクリュー11bにより廃
トナータンク(不図示)へ搬送され貯蔵される。
【0086】ここで中間転写ベルト4aとしてはポリイ
ミド樹脂からなるものを用いることができる。その他の
材質としてはポリイミド樹脂に限定されるものではな
く、ポリカーボネイト樹脂や、ポリエチレンテレフタレ
ート樹脂、ポリフッ化ビニリデン樹脂、ポリエチレンナ
フタレート樹脂、ポリエーテルエーテルケトン樹脂、ポ
リエーテルサルフォン樹脂、ポリウレタン樹脂などのプ
ラスチックや、フッ素系、シリコン系のゴムを好適に用
いることができる。
【0087】[定着部]前記現像手段10によって感光
ドラム7に形成されたトナー像は、中間転写ベルト4a
を介して記録媒体2上に転写される。そして、定着器5
は、記録媒体2に転写されたトナー像を熱を用いて記録
媒体2に定着させる。
【0088】図1に示すように、定着器5は、記録媒体
2に熱を加えるための定着ローラ5aと記録媒体2を定
着ローラに圧接させるための加圧ローラ5bを備えてい
る。各ローラ5a,5bは中空ローラであり、その内部
にそれぞれヒータ(不図示)を有している。そして、回
転駆動されることによって同時に記録媒体2を搬送す
る。
【0089】即ちトナー像を保持した記録媒体2は定着
ローラ5aと加圧ローラ5bとにより搬送されると共
に、熱及び圧力を加えられることによりトナー像が記録
媒体2に定着される。定着後の記録媒体2は、排出ロー
ラ3h, 3jにより排出され、装置本体100上のトレ
ー6に積載される。
【0090】[プロセスカートリッジ及びトナー補給容
器の装着]次に、プロセスカートリッジ及びトナー補給
容器の装着手順を図6、図8、図10、図11を用いて
説明する。
【0091】図11に示すように、装置本体100の正
面には、開閉自在な前ドア27が配置されており、この
前ドア27を手前に開くと、プロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kとトナー補給容器12Y,12
M,12C,12Kとを個別に挿入する開口部100
a,100bが露出される。
【0092】プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kを挿入する開口部100bには、回転可能に支持さ
れた芯決め板25が配置されており、プロセスカートリ
ッジ9Y,9M,9C,9Kを出し入れする場合は、こ
の芯決め板25を開いた後に行う。
【0093】装置本体100内には、図6に示すよう
に、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kを取
り外し可能に装着するためのガイドとなるカートリッジ
装着手段としてのガイドレール21と、トナー補給容器
12Y,12M,12C,12Kを取り外し可能に装着
するためのガイドとなる容器装着手段としてのガイドレ
ール20が固定されている。
【0094】プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kの装着方向は、感光ドラム7の軸線方向と平行な方
向であり、またトナー補給容器12Y,12M,12
C,12Kの装着方向は、スクリュー12aの軸線方向
と平行な方向であり、ガイドレール21,20も該装着
方向と同じ方向に配置されている。プロセスカートリッ
ジ9Y,9M,9C,9K及びトナー補給容器12Y,
12M,12C,12Kは、一旦、上記ガイドレール2
1,20に沿って装置本体100内の手前から奥側にス
ライドされ挿入される。
【0095】プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kが最奥部まで挿入されると、図10に示すように、
ドラム軸7aの奥側端部が装置本体100の芯決め軸2
6に挿入され、感光ドラム7の奥側の回転中心位置が装
置本体100に対して決められる。またこれと同時にド
ラムフランジ7bと駆動カップリング(凸)24が連結
され、感光ドラム7の回転駆動が可能となる。さらに、
後側板23には、プロセスカートリッジ9Y,9M,9
C,9Kを位置決めする支持ピン22が配置されてお
り、この支持ピン22がプロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kのフレーム9dに設けられた凹部9d1
に挿入され、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kのフレーム9dの位置が固定される。
【0096】装置本体100の手前側には、回転可能な
芯決め板25が配置されており、この芯決め板25に対
してプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの軸
受ケース7cが支持固定される。これら一連の挿入動作
により、感光ドラム7とプロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kは装置本体100に対して位置決めされ
る。
【0097】従って、前記ドラム軸7a、ドラムフラン
ジ7b、凹部9d1、軸受ケース7cはプロセスカート
リッジ9Y,9M,9C,9Kを装置本体100に位置
決めするための位置決め部を構成する。
【0098】一方、トナー補給容器12Y,12M,1
2C,12Kは、図8に示すように、最奥部まで挿入さ
れると、後側板23から突出した支持ピン22がフレー
ム12rの奥側の壁面に設けられた凹部12r1に挿入
され、トナー補給容器12Y,12M,12C,12K
のフレーム12pの位置が固定される。またこれと同時
に駆動カップリング(凹)12eと駆動カップリング
(凸)24が連結され、スクリュー12aおよび攪拌軸
12cの回転駆動が可能となる。
【0099】また、図30、図31に示すように、トナ
ー補給容器12Y,12M,12C,12Kのフレーム
12pの手前側の壁面には突起部12pが複数箇所形成
されている。この突起部12pは、ガイドレール20の
開口部の内壁に対して係合される。そして、ガイドレー
ル20の開口部と突起部12pの係合により、トナー補
給容器12Y,12M,12C,12Kの手前側の位置
が決められる。
【0100】従って、前記支持ピン22、駆動カップリ
ング(凹)12e、突起部12pはトナー補給容器12
Y,12M,12C,12Kを装置本体100に位置決
めするための位置決め部を構成する。
【0101】[トナー補給構造の説明]まず、プロセス
カートリッジの補給開口部及びカートリッジ開閉部材の
構成について、図2、図4、図19、図20、図23を
用いて説明する。
【0102】図2及び図4に示すように、プロセスカー
トリッジ9Y,9M,9C,9Kの一部を構成するフレ
ーム9dの上面には、トナー補給容器12Y,12M,
12C,12Kよりトナーを受け入れるための穴である
現像剤受入れ開口としての補給開口部9cが配置されて
いる。本実施形態例においては、補給開口部9cは、感
光ドラム7の駆動伝達側であるプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kの挿入方向の奥側(先頭寄り)に
配置されている。
【0103】補給開口部9cの周囲にはシール部材9a
がフレーム9dの上面に接着固定されており、シール部
材9aには補給開口部9cの穴と略同一形状の開口9a
1が形成されている。フレーム9dには前記現像装置1
0を駆動する駆動入力側(プロセスカートリッジの挿入
方向の奥側)にガイドリブ9e及びカートリッジ開閉部
材9bが配置されている。ガイドリブ9eは現像スリー
ブ10aの軸線方向と直交する方向に延びており、この
ガイドリブ9eに対して、カートリッジ開閉部材9bが
スライド可能に係合されている。
【0104】プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kの使用前は、補給開口部9cのシール部材9aがカ
ートリッジ開閉部材9bに密着しており、開口9a1は
塞がれている(図2参照)。
【0105】カートリッジ開閉部材9bには、図4及び
図23に示すように、第1のカートリッジ係合部(凹)
9h及び第2のカートリッジ係合部(凸)9jが形成さ
れている。
【0106】本実施形態例においては、最上面の凸リブ
が第2のカートリッジ係合部(凸)9jで、これに直交
する凹部が第1のカートリッジ係合部(凹)9hであ
る。ここで、第2のカートリッジ係合部(凸)9jは現
像スリーブ10aの軸線方向と直交する方向に延びてお
り、第1のカートリッジ係合部(凹)9hは現像スリー
ブ10aの軸線方向に延びている。
【0107】カートリッジ開閉部材9bには、前記補給
開口部9cとトナー補給容器12Y,12M,12C,
12Kの排出開口部12fの開口12f1とを連通させ
るための開口9fが設けられている。またカートリッジ
開閉部材9bには、開放部としてのラック9gが一体的
に形成されている。ラック9gは図20に示すように、
装置本体100に配置された駆動部材としての開閉ギア
(大)13bから駆動力を受けるようになっている。
【0108】図20に示すように、開閉ギア13bの回
転軸13aはプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kの上方に感光ドラム7の軸線と平行に配置され、奥
側の軸端には上記開閉ギア(大)13bが固定され、手
前側の軸端には回転レバー13cが固定されている。そ
して、回転軸13aは装置本体100に対して不図示の
軸受で回転可能に支持されている。
【0109】回転レバー13cを回転させると、開閉ギ
ア(大)13bは回転軸13aを介し連動して回転す
る。そして、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kが装置本体100に挿入されて所定の位置にセット
された際、図9に示すように、開閉ギア(大)13bと
ラック9gの歯は所定の位相でかみ合う。そして、開閉
ギア(大)13bの回転駆動に従って、ラック9gは駆
動力を受け、ガイドリブ9eの軸方向(現像スリーブ1
0aの軸線方向と直交する方向)にスライドする。
【0110】プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kを装置本体100にセットした状態で、回転レバー
13cを時計方向に回転させると、回転軸13a及び開
閉ギア(大)13bを介して、カートリッジ開閉部材9
bが左方向にスライドされる(図19参照)。この状態
から、回転レバー13cを反時計方向に回転させると、
カートリッジ開閉部材9bは右方向にスライドし、元に
戻る(図20参照)。すなわち、回転レバー13cの回
転に従って、カートリッジ開閉部材9bは現像スリーブ
10aの軸線方向と直交する方向にスライドして、補給
開口部9cを開放させる第1位置(開放位置(図19参
照))と封止させる第2位置(封止位置(図20参
照))との間を自由に移動する。
【0111】次に、トナー補給容器の排出開口及びトナ
ー補給容器開閉部材の構成について、図3、図5、図
9、図21、図22を用いて説明する。
【0112】トナー補給容器12Y,12M,12C,
12Kの底面の一部には、図3及び図5に示すように、
トナーを容器外に排出するための排出開口部12fが配
置され、その中心部に排出開口としての開口12f1が
形成されている。排出開口部12fには、上記開口12
f1の周囲を囲む形でシール部材12gが、トナー補給
容器12Y,12M,12C,12Kの底面部に接着さ
れている。本実施形態例においては、排出開口部12f
はスクリュー12aの駆動伝達側である、トナー補給容
器12Y,12M,12C,12Kの奥側(装置本体1
00への挿入方向の先頭側寄り)に配置されている。
【0113】図3、図5、図22に示すように、トナー
補給容器12Y,12M,12C,12Kの底面部で排
出開口部12fの周辺には、第1のトナー補給容器係合
部(凸)12hと、補給容器係合部としての第2のトナ
ー補給容器係合部(凹)12jとが形成されている。そ
れぞれのトナー補給容器係合部12h,12jは、凹凸
が組み合わされた一体のレールとなって現像スリーブ1
0aの軸線方向と直交する方向に延びている。本実施形
態例においては、最下面の凸リブが第1のトナー補給容
器係合部(凸)12hで、すぐ上の凹部が第2のトナー
補給容器係合部(凹)12jである。
【0114】排出開口部12fの下側、即ち、攪拌板1
2bを駆動する駆動入力側寄り(トナー補給容器の挿入
方向の奥側)には、補給容器開閉部材としてのトナー補
給容器開閉部材14が、排出開口部12fに開口12f
1を開閉可能に係合されており、排出開口部12fの開
口12f1を開放させる第1位置(開放位置)と、該開
口12f1を封止する第2位置(封止位置)に移動でき
るようになっている。
【0115】トナー補給容器開閉部材14には、図5に
示すように、駆動力受け部としての第1のトナー補給容
器開閉駆動力受け部(凸)14aと、第2のトナー補給
容器開閉駆動力受け部(凹)14bとが形成されてい
る。本実施形態例においては、最上面の凹リブが第2の
トナー補給容器開閉駆動力受け部(凹)14bで、これ
に直交する凸リブが第1のトナー補給容器開閉駆動力受
け部(凸)14aである。ここで、第2のトナー補給容
器開閉駆動力受け部(凹)14bはスクリュー12aの
軸線方向と直交する方向に延びており、第1のトナー補
給容器開閉駆動力受け部(凸)14aはスクリュー12
aの軸線方向に延びて下方(プロセスカートリッジ側)
に突出している。
【0116】トナー補給容器開閉部材14は、上記第2
のトナー補給容器開閉駆動力受け部(凹)14bがトナ
ー補給容器12Y,12M,12C,12Kの第1のト
ナー補給係合部(凸)12hに対して挿入されることに
より(図21、図22参照)、トナー補給容器12Y,
12M,12C,12Kの排出開口部12fに対してス
クリュー12aの軸線方向と直交する方向にスライドす
る。これによって、前記トナー補給容器開閉部材14
は、排出開口部12fの開口12f1を開放させる第1
位置と、該開口12f1を封止する第2位置とに移動で
きる。
【0117】次に、トナー補給容器からプロセスカート
リッジへのトナー補給について、図6、図7、図8、図
9、図21、図22、図23を用いて説明する。
【0118】ここでは、プロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kが装置本体100に挿入され、次にトナ
ー補給容器12Y,12M,12C,12Kを挿入する
場合を説明する(図8参照)。
【0119】図7、図23に示すように、トナー補給容
器12Y,12M,12C,12Kを装置本体100に
挿入すると、トナー補給容器開閉部材14の第1のトナ
ー補給容器開閉駆動力受け部(凸)14aは、カートリ
ッジ開閉部材9bの第1のカートリッジ係合部(凹)9
hに対して挿入され係合される。この係合関係は、トナ
ー補給容器12Y,12M,12C,12Kが先に装置
本体100に挿入され、次にプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kを挿入する順序でも同じである。
【0120】この係合状態、すなわち、プロセスカート
リッジ9Y,9M,9C,9Kとトナー補給容器12
Y,12M,12C,12Kの両者が装置本体100に
挿入された状態では、カートリッジ開閉部材9bは補給
開口部9cを封止する第2位置にあり、トナー補給容器
開閉部材14は排出開口部12fの開口12f1を封止
する第2位置にある。そして、前記カートリッジ開閉部
材9bが第2位置にある状態でラック9gは開閉ギア1
3bと噛み合う(図20参照)。この係合状態で、回転
レバー13cを時計方向に回転させると、カートリッジ
開閉部材9bとトナー補給容器開閉部材14が一体とな
って左方向(現像スリーブ10aの軸線方向と直交する
方向)に移動される(図6参照)。そして、カートリッ
ジ開閉部材9bとトナー補給容器開閉部材14が第2位
置から第1位置まで移動したとき、トナー補給容器12
Y,12M,12C,12Kの排出開口部12fの開口
12f1とプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9
Kの補給開口部9cがカートリッジ開閉部材9bの開口
9fを介して連通され、トナー補給容器12Y,12
M,12C,12Kからプロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kへのトナー補給が可能となる。
【0121】一方、このトナー補給容器開閉部材14の
移動と同時若しくは少し遅れて、カートリッジ開閉部材
9bの第2のカートリッジ係合部(凸)9jが、トナー
補給容器12Y,12M,12C,12Kの排出開口部
12fの第2のトナー補給容器係合部(凹)12jに対
して挿入され係合される(図21、図22参照)。
【0122】すなわち、第2のカートリッジ係合部
(凸)9jと第2のトナー補給容器係合部(凹)12j
が係合されることにより、カートリッジ開閉部材9bは
トナー補給容器12Y,12M,12C,12Kの排出
開口部12fに対してその高さ方向の位置が正確に決め
られる。そして、トナー補給容器12Y,12M,12
C,12K側に配置されたシール部材12gがしっかり
とカートリッジ開閉部材9bに対して密着される。これ
によって、トナー補給時のトナー漏れが好適に防止され
る。
【0123】〔実施形態例2〕次に実施形態例2のトナ
ー補給構造について、図12、図13、図14、図15
を用いて説明する。ここで、実施形態例1と同一の構成
部分については同一の記号を付し、実施形態例1と異な
る構成部分について説明する。
【0124】本実施形態例が実施形態例1と大きく異な
る点は、実施形態例1においてはカートリッジ開閉部材
9bを開口9fに対し開閉させる開閉ギア(大)13b
や開閉レバー13cなどの駆動伝達手段は、装置本体1
00側に配置されていたが、本実施形態例においては、
該駆動伝達手段がトナー補給容器12Y,12M,12
C,12K側に配置されたものである。
【0125】これらの配置構成について詳しく説明す
る。
【0126】本実施形態例においてはプロセスカートリ
ッジ9Y,9M,9C,9Kの補給開口部9cは、感光
ドラム7の非駆動側であるプロセスカートリッジ9Y,
9M,9C,9Kの挿入方向の手前側に配置されている
(図12参照)。一方、トナー補給容器12Y,12
M,12C,12Kの排出開口部12fも、これに対応
してプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの挿
入方向の手前側に配置されており(図13参照)、さら
に、トナー補給容器12Y,12M,12C,12Kの
手前側面に回転レバー12mが回転可能に配置されてい
る。そして、回転レバー12mには駆動部材としてのギ
ア12nが設けられている。
【0127】ここで、例えば、プロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kが既に装置本体100内に挿入さ
れている状態で、次にトナー補給容器12Y,12M,
12C,12Kを挿入する場合を説明する。
【0128】トナー補給容器12Y,12M,12C,
12Kを装置本体100に挿入すると、図15に示すよ
うに、トナー補給容器開閉部材14の第1のトナー補給
容器開閉駆動力受け部(凸)14aは、補給開口部9c
を封止した第2位置にあるカートリッジ開閉部材9bの
第1のカートリッジ係合部(凹)9hに対して挿入され
係合される。この係合関係は、トナー補給容器12Y,
12M,12C,12Kが先に装置本体100に挿入さ
れ、次にプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9K
を挿入する順序でも同じである。また、このとき、トナ
ー補給容器12Y,12M,12C,12Kの回転レバ
ー12mに設けられたギア12nが、カートリッジ開閉
部材9bのラック9gに対して挿入され、かみ合い可能
となる。
【0129】この状態で、回転レバー12mを時計方向
に回転させると、ギア12nの回転駆動がラック9gを
介してカートリッジ開閉部材9bに対して伝えられる。
【0130】この時、実施形態例1で説明したと同様
に、カートリッジ開閉部材9bとトナー補給容器開閉部
材14が一体となって左方向に移動される(図14参
照)。そして、カートリッジ開閉部材9bとトナー補給
容器開閉部材14が第2位置から第1位置まで移動した
とき、図14に示すように、トナー補給容器12Y,1
2M,12C,12Kの排出開口部12fの開口12f
1とプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの補
給開口部9cがカートリッジ開閉部材9bの開口9fを
介して連通され、トナー補給容器12Y,12M,12
C,12Kからプロセスカートリッジ9Y,9M,9
C,9Kへのトナー補給が可能となる。
【0131】〔実施形態例3〕次に実施形態例3のトナ
ー補給構造について、図16、図17、図18、図24
を用いて説明する。ここで、実施形態例1と同一の構成
部分については同一の記号を付し、実施形態例1と異な
る構成部分について説明する。
【0132】本実施形態例が実施形態例1と大きく異な
る点は、実施形態例1においてはカートリッジ開閉部材
9bを開口9fに対して開閉させる開閉ギア(大)13
bや開閉レバー13cなどの駆動伝達手段は、装置本体
100側に配置されていたが、本実施形態例において
は、該駆動伝達手段がトナー補給容器12Y,12M,
12C,12K側に配置されたものである。また、本実
施形態例が実施形態例2と大きく異なる点は、プロセス
カートリッジ9Y,9M,9C,9Kの補給開口部9c
とトナー補給容器12Y,12M,12C,12Kの排
出開口部12fは、実施形態例2においては、プロセス
カートリッジ9Y,9M,9C,9Kの挿入方向の手前
側に配置されていたが、本実施形態例は実施形態例1と
同様の、プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9K
の挿入方向の奥側に配置されたものである。
【0133】これらの配置構成について詳しく説明す
る。
【0134】図16に示すように、トナー補給容器12
Y,12M,12C,12Kの手前側面には回転レバー
12mが回転可能に配置されている。そして、回転レバ
ー12mにはギア12nが設けられている。一方、装置
本体100側には、図24に示すように、回転軸13a
がプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの上方
に感光ドラム7の軸線と平行に配置され、奥側の軸端に
は開閉ギア(大)13bが固定され、手前側の軸端には
開閉ギア(小)13dが固定されている。そして、回転
軸13aは装置本体100に対して不図示の軸受で回転
可能に支持されている。
【0135】ここで、例えば、プロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kが既に装置本体100内に挿入さ
れている状態で、次にトナー補給容器12Y,12M,
12C,12Kを挿入する場合を説明する。
【0136】トナー補給容器12Y,12M,12C,
12Kを装置本体100に挿入すると、トナー補給容器
開閉部材14の第1のトナー補給容器開閉駆動力受け部
(凸)14aは、補給開口部9cを封止した第2位置に
あるカートリッジ開閉部材9bの第1のカートリッジ係
合部(凹)9hに対して挿入され係合される(図18参
照)。この係合関係は、トナー補給容器12Y,12
M,12C,12Kが先に装置本体100に挿入され、
次にプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kを挿
入する順序でも同じである。また、このとき、トナー補
給容器12Y,12M,12C,12Kの回転レバー1
2mに設けられたギア12nが、装置本体100側の開
閉ギア(小)13dに対して挿入され、かみ合い可能と
なる。
【0137】この状態で、回転レバー12mを反時計方
向に回転させると、ギア12nの回転駆動が開閉ギア
(小)13d、回転軸13a、開閉ギア(大)13bを
介してカートリッジ開閉部材9bに対して伝えられる。
【0138】この時、実施形態例1で説明したと同様
に、カートリッジ開閉部材9bとトナー補給容器開閉部
材14が一体となって左方向に移動される(図17参
照)。そして、カートリッジ開閉部材9bとトナー補給
容器開閉部材14が第2位置から第1位置に移動したと
き、図18に示すように、トナー補給容器12Y,12
M,12C,12Kの排出開口部12fの開口12f1
とプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの補給
開口部9cがカートリッジ開閉部材9bの開口9fを介
して連通され、トナー補給容器12Y,12M,12
C,12Kからプロセスカートリッジ9Y,9M,9
C,9Kへのトナー補給が可能となる。
【0139】〔実施形態例4〕次に実施形態例4のトナ
ー補給構造について、図25、図26、図27を用いて
説明する。ここで、実施形態例1と同一の構成部分につ
いては同一の記号を付し、実施形態例1と異なる構成部
分について説明する。
【0140】本実施形態例が実施形態例1と大きく異な
る点は、実施形態例1においてはカートリッジ開閉部材
9bにはラック9gが形成され、このラック9gが装置
本体100側の開閉ギア(大)13bとかみ合うことに
より移動されていた。本実施形態例においては、装置本
体100側の開閉スライド部材13e(図26参照)
が、カートリッジ開閉部材9bに対して係合し、開閉ス
ライド部材13eがスライドすることにより移動される
ものである。
【0141】これらの配置構成について詳しく説明す
る。
【0142】図26に示すように、回転軸13aはプロ
セスカートリッジ9Y,9M,9C,9Kの上方に感光
ドラム7の軸線と平行に配置され、奥側の軸端には開閉
ギア(大)13bが固定され、手前側の軸端には回転レ
バー13cが固定されている。そして、回転軸13aは
装置本体100に対して不図示の軸受で回転可能に支持
されている。
【0143】装置本体100の奥側には、フレーム13
dが配置されており、フレーム13dには該フレーム1
3dに対してプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kの現像スリーブ10aの軸線方向と直交する方向に
水平移動する開閉スライド部材13eが配置されてい
る。開閉スライド部材13eは、フレーム13dに形成
されたガイドリブ13fに沿って移動する。
【0144】開閉スライド部材13eの上面には、ラッ
ク13gが形成されており、開閉ギア(大)13bとか
み合っている。また、開閉スライド部材13eの手前側
には凹状の開閉溝13hが形成されている。
【0145】一方、プロセスカートリッジ9Y,9M,
9C,9Kのカートリッジ開閉部材9bには、図25及
び図26に示すように、上記開閉溝13hと係合される
第3のカートリッジ係合部(凸)9kを有している。
【0146】プロセスカートリッジ9Y,9M,9C,
9Kを装置本体100に挿入すると、図27に示すよう
に、補給開口部9cを封止した第2位置にあるカートリ
ッジ開閉部材9bの第3のカートリッジ係合部(凸)9
kは開閉スライド部材13eの開閉溝13hに対して係
合され、該開閉スライド部材13eと一体的に移動可能
となる。
【0147】そして、トナー補給容器12Y,12M,
12C,12Kを装置本体100に挿入すると、前述し
たように、トナー補給容器開閉部材14の第1のトナー
補給容器開閉駆動力受け部(凸)14aは、上記カート
リッジ開閉部材9bの第1のカートリッジ係合部(凹)
9hに対して挿入され係合される。この係合関係は、ト
ナー補給容器12Y,12M,12C,12Kが先に装
置本体100に挿入され、次にプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kを挿入する順序でも同じである。
【0148】次に、回転レバー13cを時計方向に回転
させると、開閉ギア(大)13bは回転軸13aを介し
て回転し、開閉スライド部材13eが現像スリーブ10
aの軸線方向と直交する方向に移動し、カートリッジ開
閉部材9b及びトナー補給容器開閉部材14も同時に同
方向に移動する(図26参照)。そして、カートリッジ
開閉部材9bとトナー補給容器開閉部材14が第2位置
から第1位置まで移動したとき、トナー補給容器12
Y,12M,12C,12Kの排出開口部12fの開口
12f1とプロセスカートリッジ9Y,9M,9C,9
Kの補給開口部9cがカートリッジ開閉部材9bの開口
9fを介して連通され、トナー補給容器12Y,12
M,12C,12Kからプロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kへのトナー補給が可能となる。
【0149】〔実施形態例5〕次に実施形態例5のトナ
ー補給構造について、図28、図29を用いて説明す
る。ここで、実施形態例4と同一の構成部分については
同一の記号を付し、実施形態例4と異なる構成部分につ
いて説明する。
【0150】本実施形態例が実施形態例1と大きく異な
る点は、実施形態例4においては開閉スライド部材13
eは、4個所に独立に配置されていた。本実施形態例に
おいては、開閉スライド部材13eは一つであり(図2
9参照)、開閉スライド部材13eの移動に連動して、
4個所のカートリッジ開閉部材9bがすべて同時に開閉
できるように構成したものである。
【0151】すなわち、プロセスカートリッジ9Y,9
M,9C,9Kを装置本体100に挿入すると、図29
に示すように、プロセスカートリッジ9Y,9M,9
C,9Kの補給開口部9cを封止した第2位置にある各
カートリッジ開閉部材9bの第3のカートリッジ係合部
(凸)9kは開閉スライド部材13eの開閉溝13hに
対して係合され、該開閉スライド部材13eと一体的に
移動可能となる。
【0152】そして、トナー補給容器12Y,12M,
12C,12Kを装置本体100に挿入すると、前述し
たように、トナー補給容器開閉部材14の第1のトナー
補給容器開閉駆動力受け部(凸)14aは、上記カート
リッジ開閉部材9bの第1のカートリッジ係合部(凹)
9hに対して挿入され係合される。この係合関係は、ト
ナー補給容器12Y,12M,12C,12Kが先に装
置本体100に挿入され、次にプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kを挿入する順序でも同じである。
【0153】次に、回転レバー13cを時計方向に回転
させると、開閉ギア(大)13bは回転軸13aを介し
て回転し、開閉スライド部材13eが現像スリーブ10
aの軸線方向と直交する方向に移動し、すべてのカート
リッジ開閉部材9b及びトナー補給容器開閉部材14も
同時に同方向に移動する(図28参照)。そして、すべ
てのカートリッジ開閉部材9b及びトナー補給容器開閉
部材14が第2位置から第1位置まで移動したとき、ト
ナー補給容器12Y,12M,12C,12Kの排出開
口部12fの開口12f1とプロセスカートリッジ9
Y,9M,9C,9Kの補給開口部9cがカートリッジ
開閉部材9bの開口9fを介して連通され、トナー補給
容器12Y,12M,12C,12Kからプロセスカー
トリッジ9Y,9M,9C,9Kへのトナー補給が可能
となる。
【0154】〔他の実施の形態〕前述した実施の形態で
示したトナー補給容器は、2成分現像法に限らず、1成
分現像法を用いるプロセスカートリッジまたは現像カー
トリッジにおいても補給可能であり、またトナー補給容
器に内に収納される粉体は、トナーだけに限らず、トナ
ー及び磁性キャリアが混合された、いわゆる現像剤であ
ってもよいことは言うまでもない。
【0155】また、前述した実施の形態においては、2
成分現像剤を用いたカラートナー電子写真画像形成装置
を一例にして説明を進めてきたが、1成分現像剤を用い
たカラートナー電子写真画像形成装置及びモノクロの電
子写真画像形成装置においても本発明は好適に適用する
ことができ、同様の効果が得られることは、言うまでも
ない。
【0156】また、電子写真感光体としては、前記感光
ドラムに限定されることはなく、例えば次のものが含ま
れる。先ず、感光体としては光導電体が用いられ、光導
電体としては例えばアモルファスシリコン、アモルファ
スセレン、酸化亜鉛、酸化チタン及び有機光導電体(O
PC)等が含まれる。また感光体を搭載する形状として
は、例えばドラム形状またはベルト状のものが用いられ
ており、例えばドラムタイプの感光体にあっては、アル
ミ合金等のシリンダ上に光導電体を蒸着或いは塗工等を
行ったものである。
【0157】また、前述したプロセスカートリッジと
は、例えば電子写真感光体と、少なくともプロセス手段
の1つを備えたものである。従って、そのプロセスカー
トリッジの態様としては、前述した実施形態のもの以外
にも、例えば、電子写真感光体と現像手段と帯電手段と
を一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能とす
るもの。電子写真感光体と現像手段とを一体的にカート
リッジ化し、装置本体に着脱可能にするもの。電子写真
感光体とクリーニング手段とを一体的にカートリッジ化
し、装置本体に着脱可能とするもの。更には電子写真感
光体と、前記プロセス手段の2つ以上のものを組み合わ
せて一体的にカートリッジ化し、装置本体に着脱可能に
するもの等がある。
【0158】即ち、前述したプロセスカートリッジと
は、帯電手段、現像手段又はクリーニング手段と電子写
真感光体とを一体的にカートリッジ化し、このカートリ
ッジを画像形成装置本体に対して着脱可能とするもので
ある。及び帯電手段、現像手段、クリーニング手段の少
なくとも一つと電子写真感光体とを一体的にカートリッ
ジ化して画像形成装置本体に着脱可能とするものであ
る。更に少なくとも現像手段と現像手段と電子写真感光
体とを一体的にカートリッジ化して画像形成装置本体に
着脱可能とするものをいう。そして、このプロセスカー
トリッジは、使用者自身が装置本体に着脱することがで
きる。そこで、装置本体のメンテナンスを使用者自身で
行うことができる。
【0159】更に、前述した実施の形態では、電子写真
画像形成装置としてカラーレーザービームプリンタを例
示したが、本発明はこれに限定する必要はなく、例えば
電子写真複写機、ファクシミリ装置、或いはワードプロ
セッサ等の他の電子写真画像形成装置に使用することも
当然可能である。
【0160】
【発明の効果】以上、説明したように、本発明のカート
リッジは、電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像
剤補給容器から現像剤の補給を受けることができる。
【0161】また、本発明の電子写真画像形成装置は、
電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤補給容器
から現像剤の補給を受けることのできるカートリッジを
着脱可能に装着することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態例1の電子写真画像形成装置の断面図
【図2】実施形態例1のプロセスカートリッジの断面図
【図3】実施形態例1のトナー補給容器の断面図
【図4】実施形態例1のプロセスカートリッジの外観略
斜視図
【図5】実施形態例1のトナー補給容器の外観略斜視図
【図6】実施形態例1のプロセスカートリッジとトナー
補給容器との係合状態の断面図(開放状態)
【図7】実施形態例1のプロセスカートリッジとトナー
補給容器との係合状態の断面図(封止状態)
【図8】実施形態例1のプロセスカートリッジとトナー
補給容器との係合状態の長手方向断面図(開放状態)
【図9】カートリッジ開閉部材とトナー補給容易開閉部
材の開放状態の詳細図(図8の拡大図)
【図10】実施形態例1のプロセスカートリッジの長手
方向断面図
【図11】実施形態例1の電子写真画像形成装置本体の
外観略斜視図
【図12】実施形態例2のプロセスカートリッジの外観
略斜視図
【図13】実施形態例2のトナー補給容器の外観略斜視
【図14】実施形態例2のプロセスカートリッジとトナ
ー補給容器との係合状態の断面図(開放状態)
【図15】実施形態例2のプロセスカートリッジとトナ
ー補給容器との係合状態の断面図(封止状態)
【図16】実施形態例3のトナー補給容器の外観略斜視
【図17】実施形態例3のプロセスカートリッジとトナ
ー補給容器との係合状態の断面図(開放状態)
【図18】実施形態例3のプロセスカートリッジとトナ
ー補給容器との係合状態の断面図(封止状態)
【図19】実施形態例1のプロセスカートリッジの外観
略斜視図(開放状態)
【図20】実施形態例1のプロセスカートリッジの外観
略斜視図(封止状態)
【図21】カートリッジ開閉部材、トナー補給容器開閉
部材及び排出開口部の係合状態の説明図(開放状態)
【図22】トナー補給容器開閉部材及び排出開口部の係
合前の状態の説明図(封止状態)
【図23】カートリッジ開閉部材及びトナー補給容器開
閉部材の係合前の状態の説明図
【図24】実施形態例2のプロセスカートリッジの外観
略斜視図(封止状態)
【図25】実施形態例4のプロセスカートリッジの外観
略斜視図
【図26】実施形態例4のプロセスカートリッジ外観略
斜視図(開放状態)
【図27】実施形態例4のプロセスカートリッジの外観
略斜視図(封止状態)
【図28】実施形態例5のプロセスカートリッジの外観
略斜視図(開放状態)
【図29】実施形態例5のプロセスカートリッジの外観
略斜視図(封止状態)
【図30】実施形態例1のトナー補給容器の位置決めの
略斜視図
【図31】実施形態例1のトナー補給容器の位置決めの
略図
【符号の説明】
7:感光ドラム 7c:軸受ケース 9b:カートリッジ開閉部材 9c:補給開口部 9d1:凹部 9g:ラック 9h:第1のカートリッジ係合部(凹) 9j:第2のカートリッジ係合部(凸) 9Y,9M,9C,9K:プロセスカートリッジ 10:現像装置 10a:現像スリーブ 10h:現像剤収納部 12f:排出開口部 12f1:開口 12Y,12M,12C,12K:トナー補給容器 14:トナー補給容器開閉部材 24:駆動カップリング(凸) 100:装置本体
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 藤田 明良 東京都大田区下丸子3丁目30番2号 キヤ ノン株式会社内 Fターム(参考) 2H071 BA13 BA14 BA16 BA29 DA08 DA21 EA18 2H077 AA05 AA09 AA18 AA33 AB02 AD02 AD13 AD18 AD36 BA02 BA07 DA10 DA42 DB02 EA03 EA11 FA01 FA19 FA26 GA13 GA17

Claims (14)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 電子写真画像形成装置本体に着脱可能な
    カートリッジにおいて、 電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて
    現像するための現像手段と、 前記現像手段によって現像に用いられる現像剤を収納す
    るための現像剤収納部と、 前記電子写真画像形成装置本体に着脱可能な現像剤補給
    容器から前記現像剤収納部に現像剤を補給するために、
    前記現像剤補給容器に収納されている現像剤を受け入れ
    るための現像剤受入れ開口と、 前記現像剤補給容器が有する排出開口を開放可能に封止
    する補給容器開閉部材と係合するためのカートリッジ係
    合部と、 前記現像剤受入れ開口が前記現像剤補給容器から現像剤
    を受入れるために、前記現像剤補給容器が有する排出開
    口を開放するための開放部と、 前記カートリッジを前記電子写真画像形成装置本体に位
    置決めするための位置決め部と、 を有することを特徴とするカートリッジ。
  2. 【請求項2】 前記開放部はスライド移動することによ
    って、前記補給容器開閉部材を前記排出開口の封止位置
    から開放位置へ移動することを特徴とする請求項1に記
    載のカートリッジ。
  3. 【請求項3】 前記カートリッジは、前記現像剤受入れ
    開口を開放可能に封止するためのカートリッジ開閉部材
    を有することを特徴とする請求項1に記載のカートリッ
    ジ。
  4. 【請求項4】 前記開放部は前記カートリッジ係合部と
    一体に構成されている、そして、前記カートリッジ開閉
    部材は、前記開放部の移動に連動して、前記現像剤受入
    れ開口の封止位置から開放位置へ移動することを特徴と
    する請求項3に記載のカートリッジ。
  5. 【請求項5】 前記カートリッジ係合部は前記現像剤補
    給容器が有する補給容器係合部と係合して前記カートリ
    ッジ開閉部材を前記現像剤受入れ開口の封止位置から開
    放位置へ移動させることを特徴とする請求項3に記載の
    カートリッジ。
  6. 【請求項6】 前記カートリッジと前記現像剤補給容器
    は、前記電子写真画像形成装置本体に装着された際に、
    前記カートリッジ開閉部材と前記補給容器開閉部材と
    は、連動して前記現像剤受入れ開口及び前記排出開口を
    開閉可能であることを特徴とする請求項3に記載のカー
    トリッジ。
  7. 【請求項7】 前記カートリッジと前記現像剤補給容器
    は、前記電子写真画像形成装置本体に対して、各々単独
    で着脱可能であることを特徴とする請求項1に記載のカ
    ートリッジ。
  8. 【請求項8】 前記カートリッジは、更に、電子写真感
    光体を有する、そして、前記電子写真感光体と前記現像
    手段は一体にユニット化されたプロセスカートリッジを
    構成することを特徴とする請求項1に記載のカートリッ
    ジ。
  9. 【請求項9】 前記カートリッジ係合部は前記カートリ
    ッジ開閉部材と一体に構成されている、そして、前記カ
    ートリッジ開閉部材は、前記開放部の移動に連動して、
    前記現像剤受入れ開口の封止位置から開放位置へ移動す
    ることを特徴とする請求項3に記載のカートリッジ。
  10. 【請求項10】 前記カートリッジ係合部はカートリッ
    ジ凹凸部を有している、そして、前記現像剤補給容器が
    有する補給容器凹凸部と係合して前記カートリッジ開閉
    部材を前記現像剤受入れ開口の封止位置から開放位置へ
    移動することを特徴とする請求項5に記載のカートリッ
    ジ。
  11. 【請求項11】 前記カートリッジ開閉部材は、前記カ
    ートリッジの長手方向において前記現像手段を駆動する
    駆動入力側寄りに配置されていることを特徴とする請求
    項3に記載のカートリッジ。
  12. 【請求項12】 前記カートリッジの前記現像手段には
    現像剤担持体が配置されている、そして、前記開放部
    は、前記現像剤担持体の軸線方向と直交する方向に移動
    されることを特徴とする請求項1に記載のカートリッ
    ジ。
  13. 【請求項13】 前記カートリッジ係合部は前記補給容
    器開閉部材と係合する第1のカートリッジ係合部と、前
    記補給容器係合部と係合する第2のカートリッジ係合部
    とを有することを特徴とする請求項1または請求項5に
    記載のカートリッジ。
  14. 【請求項14】 カートリッジを着脱可能であって、記
    録媒体に画像を形成するための電子写真画像形成装置に
    おいて、(a)現像剤を収納している現像剤補給容器を
    取り外し可能に装着するための容器装着手段と、(b)
    電子写真感光体に形成された静電潜像を現像剤を用いて
    現像するための現像手段と、 前記現像手段によって現像に用いられる現像剤を収納す
    るための現像剤収納部と、 前記容器装着手段に装着されている前記現像剤補給容器
    から前記現像剤収納部に現像剤を補給するために、前記
    現像剤補給容器に収納されている現像剤を受け入れるた
    めの現像剤受入れ開口と、 前記現像剤補給容器が有する排出開口を開放可能に封止
    する補給容器開閉部材と係合するためのカートリッジ係
    合部と、 前記現像剤受入れ開口が前記現像剤補給容器から現像剤
    を受入れるために、前記現像剤補給容器が有する排出開
    口を開放するための開放部と、 前記カートリッジを前記電子写真画像形成装置本体に位
    置決めするための位置決め部と、を有するカートリッジ
    を取り外し可能に装着するためのカートリッジ装着手段
    と、(c)前記記録媒体を搬送するための搬送手段と、 を有することを特徴とする電子写真画像形成装置。
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