JP2000281209A - 搬送装置 - Google Patents

搬送装置

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JP2000281209A
JP2000281209A JP11311932A JP31193299A JP2000281209A JP 2000281209 A JP2000281209 A JP 2000281209A JP 11311932 A JP11311932 A JP 11311932A JP 31193299 A JP31193299 A JP 31193299A JP 2000281209 A JP2000281209 A JP 2000281209A
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conveyor
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吉弘 西沢
Masami Mitsuhashi
政巳 三ツ橋
Keiichi Kubota
啓一 窪田
Koichi Ikeda
宏一 池田
Hideo Murakami
英夫 村上
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 ワークをパレットに載置して閉ループを構成
する搬送経路に沿って循環させながら部品の組み付けを
行うための搬送装置において、パレットの駆動装置を改
修することなく搬送経路の長さを任意に変更できるよう
にする。 【解決手段】 相互に平行に配置されてパレットPを搬
送する第1コンベアC1および第2コンベアC2 と、第
1コンベアC1 の終端から第2コンベアC2 の始端にパ
レットPを移載する第1トラバーサT1 と、第2コンベ
アC2 の終端から第1コンベアC1 の始端にパレットP
を移載する第2トラバーサT2 とから搬送経路Lを構成
する。第1、第2コンベアC1 ,C2 は、その始端に設
けたメインドライブローラ22を進行方向末尾のパレッ
トPの側面に当接させて駆動することにより、前記末尾
のパレットPの前方に接触状態で連なる複数のパレット
Pを押圧して一斉に駆動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、ワークをパレット
に搭載して閉ループを構成する搬送経路に沿って循環さ
せながら部品の組み付けを行うための搬送装置に関す
る。
【0002】
【従来の技術】ワークを載置したパレットを閉ループを
構成する搬送経路に沿って循環させながら部品の組み付
けを行う搬送装置は従来公知である(特公平4−575
55号公報参照)。上記従来の搬送装置は、ワークを載
置可能なパレット状の台車を四角形の搬送経路に沿って
設置したレール上を循環させるもので、駆動源によりレ
ールに沿って循環駆動される無端チェーンを台車に連結
・連結解除することにより該台車を走行させるか、駆動
源によりレールに沿って所定距離を往復駆動されるラッ
クに台車を係合・係合解除することにより該台車を1ピ
ッチずつ走行させるようになっていた。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら上記従来
のものは、搬送経路の長さを変更するような場合に、そ
の搬送経路に沿って設けられた前記無端チェーンの長さ
や前記ラックの長さを変更する必要があり、その改修工
事が大がかりになって多くの費用を要するという問題が
あった。
【0004】本発明は前述の事情に鑑みてなされたもの
で、ワークをパレットに載置して閉ループを構成する搬
送経路に沿って循環させながら部品の組み付けを行うた
めの搬送装置において、パレットの駆動装置を改修する
ことなく搬送経路の長さを任意に変更できるようにする
ことを目的とする。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に、請求項1に記載された発明によれば、搬入ステーシ
ョンおよび搬出ステーションを有して閉ループを構成す
る搬送経路に沿ってパレットを循環させながら、該パレ
ット上でワークに部品を組み付けるための搬送装置であ
って、相互に平行に配置されて複数のパレットを当接し
た状態で搬送する第1コンベアおよび第2コンベアと、
第1コンベアの終端から第2コンベアの始端にパレット
を個々に移載する第1トラバーサと、第2コンベアの終
端から第1コンベアの始端にパレットを個々に移載する
第2トラバーサとを同一水平面内に配置して前記搬送経
路を構成するとともに、第1、第2トラバーサの上また
は近傍に搬入ステーションおよび搬出ステーションを相
互に隣接して配置し、かつ前記第1、第2コンベアは、
固定側に設けられた駆動源により回転する摩擦ローラを
パレットに当接させることにより該パレットを駆動する
ことを特徴とする搬送装置が提案される。
【0006】上記構成によれば、第1コンベア、第1ト
ラバーサ、第2コンベアおよび第2トラバーサを同一水
平面内に配置してパレットを搬送する閉ループの搬送経
路が構成されており、第1、第2コンベアは回転する摩
擦ローラをパレットに当接させて該パレットを駆動する
ので、摩擦ローラに何らの改修を施すことなく、第1、
第2コンベアの長さを変更するだけでパレットの数を増
減することができ、搬送装置の長さの変更が極めて容易
になる。しかも簡単で低コストな構造でありながら振動
や騒音の発生を防止してパレットをスムーズに駆動する
ことができる。またパレットに対してワーク等の搬入・
搬出を行う搬入ステーションおよび搬出ステーションが
第1、第2トラバーサの上または近傍に隣接して配置さ
れるので、搬送経路の大部分でワーク等を搬送して部品
の組み付けを行うための空間および時間を最大限に確保
しながら、空のパレットの返送に要する無駄な空間およ
び時間を最小限に抑えることができる。
【0007】また請求項2に記載された発明によれば、
請求項1に構成に加えて、パレットにワークを搬入する
搬入ステーションと、パレットからワークを搬出する搬
出ステーションとを第1、第2トラバーサの上または近
傍に相互に隣接して配置したことを特徴とする搬送装置
が提案される。
【0008】上記構成によれば、パレットにワークを搬
入・搬出する搬入・搬出ステーションが第1、第2トラ
バーサの上または近傍に相互に隣接して配置されるの
で、搬送経路の大部分でワークを搬送して部品の組み付
けを行うための空間および時間を最大限に確保しなが
ら、空のパレットの返送に要する無駄な空間および時間
を最小限に抑えることができる。
【0009】また請求項3に記載された発明によれば、
請求項1に構成に加えて、パレットに部品トレーを搬入
する搬入ステーションと、パレットから部品トレーを搬
出する搬出ステーションとを第1、第2トラバーサの上
または近傍に相互に隣接して配置したことを特徴とする
搬送装置が提案される。
【0010】上記構成によれば、パレットに部品トレー
を搬入・搬出する搬入・搬出ステーションが第1、第2
トラバーサの上または近傍に相互に隣接して配置される
ので、搬送経路の大部分で部品トレーを搬送して部品の
組み付けを行うための空間および時間を最大限に確保し
ながら、空のパレットの返送に要する無駄な空間および
時間を最小限に抑えることができる。
【0011】また請求項4に記載された発明によれば、
請求項1に構成に加えて、第1、第2トラバーサは、第
1、第2コンベアの何れか一方の終端のワークを該第
1、第2コンベアの何れか他方の始端に移載する搬送手
段を備えたことを特徴とする搬送装置が提案される。
【0012】上記構成によれば、トラバーサに設けた搬
送手段で第1、第2コンベアの何れか一方の終端のワー
クを該第1、第2コンベアの何れか他方の始端に移載す
るので、パレットのスムーズな移載を可能にすることが
できる。
【0013】また請求項5に記載された発明によれば、
請求項4に構成に加えて、搬送手段の搬送面は、第1、
第2コンベア上のパレットの底面よりも高い位置と低い
位置との間を、該底面に対して相対的に昇降可能である
ことを特徴とする搬送装置が提案される。
【0014】上記構成によれば、搬送手段の搬送面が、
第1、第2コンベア上のパレットの底面よりも高い位置
と低い位置との間を相対的に昇降するので、第1、第2
トラバーサおよび第1、第2コンベア間のパレットの移
載をスムーズに行うことができる。
【0015】また請求項6に記載された発明によれば、
請求項4に構成に加えて、第1、第2トラバーサの終端
から第1、第2コンベアの始端にパレットを押し出すシ
リンダを備えたことを特徴とする搬送装置が提案され
る。
【0016】上記構成によれば、第1、第2トラバーサ
の終端からシリンダで第1、第2コンベアの始端にパレ
ットを押し出すので、第1、第2トラバーサから第1、
第2コンベアへのパレットの移載をスムーズに行うこと
ができる。
【0017】また請求項7に記載された発明によれば、
請求項1に構成に加えて、エアー工具を駆動するエアー
を蓄積するエアータンクをパレットに設けるとともに、
エアータンクにエアーを供給するエアー供給手段を搬送
経路の少なくとも1か所に設けたことを特徴とする搬送
装置が提案される。
【0018】上記構成によれば、パレットに設けたエア
ータンクに蓄積したエアーでエアー工具を駆動すること
ができるので、パレットの外部からエアーを供給する場
合に比べてエアーホースの取り回しが簡素化されるだけ
でなく、エアー工具の操作性も良好になる。しかもパレ
ットが搬送経路を循環する間にエアータンクにエアーを
供給することができるので、エアータンクに対するエア
ーを供給を容易に行うことができる。
【0019】また請求項8に記載された発明によれば、
請求項1に構成に加えて、閉ループを構成する搬送経路
の内側に作業者が移動可能な作業スペースを設け、この
作業スペースにより作業者のパレットへの接近性を高め
たことを特徴とする搬送装置が提案される。
【0020】上記構成によれば、作業者は搬送経路の内
側に設けた作業スペースを通って任意のパレットへに接
近することができるので、作業性の向上に寄与すること
ができる。
【0021】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施の形態を、添
付図面に示した本発明の実施例に基づいて説明する。
【0022】図1〜図8は本発明の第1実施例を示すも
ので、図1は自動車のドアを小組みするサブラインの平
面図、図2は図1の2−2線断面図、図3は図1の3−
3線矢視図、図4は図1の4−4線断面図、図5は図1
の5部拡大図、図6は図5の6方向矢視図、図7は図5
の7方向矢視図、図8はトラバーサの作用説明図であ
る。
【0023】図1に示すように、本実施例の搬送装置
は、自動車を組み立てるメインラインの側部に設けられ
たサブラインに適用されるもので、メインラインを流れ
る自動車の車体から取り外したワークとしての左右後部
のドアDL ,DR をパレットP上に搭載した状態で閉じ
た搬送経路L上を循環させながら、該パレットP上に乗
り込んだ作業員により部品の組み付けを行うためのもの
である。部品の組み付けを完了した左右後部のドア
L ,DR はメインラインに戻されて自動車の車体に再
び取り付けられる。
【0024】搬送装置の搬送経路Lは相互に平行に配置
された第1コンベアC1 および第2コンベアC2 と、第
1コンベアC1 の終端から第2コンベアC2 の始端に向
けて延びる第1トラバーサT1 と、第2コンベアC2
終端から第1コンベアC1 の始端に向けて延びる第2ト
ラバーサT2 とから構成されており、全体として第1、
第2コンベアC1 ,C2 の搬送方向に沿って長辺を有
し、第1、第2トラバーサT1 ,T2 の搬送方向に沿っ
て短辺を有する矩形状に形成されている。
【0025】第1コンベアC1 の側部にはワーク搬入ス
テーションS1 およびワーク搬出ステーションS2 が隣
接して配置される。ワーク搬入ステーションS1 にはメ
インラインから図示せぬ台車で搬送されてきたドア
L ,DR が一時的に貯留され、そこから左右一対のド
アDL ,DR が移載装置B1 で搬送装置の各パレットP
上に順次移載される。ワーク搬入ステーションS1 で左
右一対のドアDL ,DR を受け取ったパレットPは、第
1コンベアC1 の終端から第1トラバーサT1 、第2コ
ンベアC2 、第2トラバーサT2 および第1コンベアC
1 上を循環し、その間に部品の組み付けを終えたドアD
L ,DR がワーク搬出ステーションS2 に達すると、移
載装置B2 によってパレットPから払い出される。これ
らのドアDL,DR は所定個数ずつ台車に搭載されてメ
インラインに戻される。
【0026】次に、図5〜図7に基づいてパレットPの
構造を説明する。
【0027】パレットPは四角い板状に形成された基板
11を備えており、その下面に4個の車輪12…が設け
られる。第1コンベアC1 および第2コンベアC2 は、
それぞれ一対のレール13,13を備えており、これら
のレール13,13上に前記4個の車輪12…が案内さ
れる。またパレットPの左右一側の2個の車輪12,1
2の近傍にそれぞれ一対のガイドローラ14,14が設
けられており、これらガイドローラ14,14が何れか
一方のレール13の両側面に沿って転動することによ
り、車輪12…がレール13,13から脱輪するのを防
止している。
【0028】パレットPの上面には2個のドア支持治具
15,16が立設されており、一方のドア支持治具15
に設けられてシリンダ151 で昇降する支持腕152
左側のドアDL が起立姿勢で支持されるとともに、他方
のドア支持治具16に設けられてシリンダ161 で昇降
する支持腕162 に右側のドアDR が起立姿勢で支持さ
れる。またパレットPの左右一側には、トレー支持台1
7が横方向に張り出すように設けられており、パレット
Pに搭載したドアDL ,DR に組み付けるウインドガラ
ス、インナーパネル、小物部品等を予めセットした多段
の部品トレー18が前記トレー支持台17上に載置でき
るようになっている。パレットP上での部品の組み付け
作業はインパクトレンチ等のエアー工具を用いて行われ
るため、それらのエアー工具を駆動するエアーを充填す
るためのエアータンク19と、該エアータンク19に供
給するエアーの補給を受ける継ぎ手20とがトレー支持
台17の下部に設けられる。
【0029】次に、図1、図2および図4に基づいて第
1コンベアC1 および第2コンベアC2 の構造を説明す
る。第1、第2コンベアC1 ,C2 は搬送装置の中心に
対して点対称に配置されていて実質的に同一の構造を有
しているため、その代表として第1コンベアC1 の構造
を説明する。
【0030】第1コンベアC1 はパレットPの4個の車
輪12…を案内する前記左右一対のレール13,13を
備えており、これらレール13,13の両端は第1、第
2トラバーサT1 ,T2 の内部に延びている。第1コン
ベアC1 の始端側には左右一対の搬入ドライブローラ2
1,21および左右一対のメインドライブローラ22,
22が設けられるとともに、第1コンベアC1 の終端側
には左右一対のブレーキローラ23,23および左右一
対の搬出ドライブローラ24,24が設けられる。本発
明の摩擦ローラを構成する前記各ローラ21,21;2
2,22;23,23;24,24はゴム等の弾性材で
構成されており、その下部にそれぞれ設けたモータ25
…によって駆動され、パレットPの左右の長辺に当接し
て駆動力あるいは制動力を発生させる。このように弾性
材で構成されたローラ21,21;22,22;23,
23;24,24を当接させてパレットP…を移動させ
るので、第1、第2コンベアC1 ,C2 の駆動系の構造
が極めて簡単になるだけでなく、振動や騒音の発生を最
小限に抑えてパレットP…をスムーズに駆動することが
できる。
【0031】第1コンベアC1 上には複数のパレットP
…が隙間無く配置されており、メインドライブローラ2
2,22は、第1コンベアC1 の始端に位置する1個の
パレットPを低速で連続的に駆動することにより、該第
1コンベアC1 上の複数のパレットP…を後方から押圧
して同時に移動させる。ブレーキローラ23,23は、
前記メインドライブローラ22,22によって移動する
複数のパレットPのうち、第1コンベアC1 の終端に位
置する1個のパレットPに制動力を加えることにより、
該パレットPが第1トラバーサT1 上にオーバーランす
るのを防止する。搬出ドライブローラ24,24はメイ
ンドライブローラ22,22よりも高速で駆動され、第
1コンベアC1 の終端に位置する1個のパレットPを後
続のパレットPから切り離して第1トラバーサT1 の始
端に移動させる際に駆動される。搬入ドライブローラ2
1,21はメインドライブローラ22,22よりも高速
で駆動され、第2トラバーサT1 の終端に位置する1個
のパレットPを第1コンベアC1 の始端に移動させ、該
第1コンベアC1 上の末尾のパレットPに追い付かせる
際に駆動される。
【0032】尚、第2コンベアC2 の始端部には、パレ
ットPに搭載したドアDL ,DR に組み付ける部品をッ
トした前記部品トレー18を供給する実トレー搬入ステ
ーションS3 が設けられる。
【0033】次に、図1、図3および図4に基づいて第
1トラバーサT1 および第2トラバーサT2 の構造を説
明する。第1、第2トラバーサT1 ,T2 は搬送装置の
中心に対して点対称に配置されていて実質的に同一の構
造を有しているため、その代表として第1トラバーサT
1 の構造を説明する。
【0034】第1トラバーサT1 は、パレットPの下面
を支持可能な3個のローラコンベア26,27,28を
備えており、これらのローラコンベア26,27,28
は第1コンベアC1 の終端側から第2コンベアC2 の始
端側C2 に向けて直列に配置される。各ローラコンベア
26,27,28はそれぞれシリンダ29…によって同
期して昇降可能であり、その上昇位置における搬送面の
高さは第1、第2コンベアC1 ,C2 上のパレットPの
下面よりも高くなり、その下降位置における搬送面の高
さは第1、第2コンベアC1 ,C2 上のパレットPの下
面の高さよりも低くなる。
【0035】ローラコンベア26,27,28のローラ
は駆動源を持たないフリーローラであって、パレットP
の移動は第1トラバーサT1 の一側に沿って配置された
ロッドレスシリンダ30によって行われる。ロッドレス
シリンダ30に沿って往復移動する出力部材31は起立
・倒伏自在であり、起立した出力部材31はパレットP
の一方の短辺に係合するとともに、倒伏した出力部材3
1はパレットPと干渉にないように下方に退避する。
【0036】第1コンベアC1 から第1トラバーサT1
の始端に移動したパレットPを停止させるべく、第1ト
ラバーサT1 の始端にパレットPの進行方向前側の短辺
に当接可能な2個のストッパ32,32が設けられる。
また第1トラバーサT1 の始端から終端に移動したパレ
ットPを停止させるべく、第1トラバーサT1 の終端に
パレットPの進行方向前側の長辺に当接可能な2個のス
トッパ33,33が設けられる。第1トラバーサT1
一側には、パレットPの進行方向右側の短辺を案内する
2個のガイドローラ34,34と、1本のガイドレール
35とが設けられる。
【0037】また第1トラバーサT1 の終端と第2コン
ベアC2 の始端との間にはロッドレスシリンダ36が設
けられており、そのロッドレスシリンダ36に沿って往
復動する出力部材37は、パレットPの下面に係合する
位置とパレットPの下面に干渉しない位置との間を起立
・倒伏自在である。
【0038】第1トラバーサT1 の終端には、空の部品
トレー18をパレットPから排出する空トレー搬出ステ
ーションS4 が設けられる。また空トレー搬出ステーシ
ョンS4 には、パレットP側に設けた継ぎ手20に接続
されてエアーを供給するエアー供給手段38が設けられ
る。
【0039】次に、前述の構成を備えた本発明の実施例
の作用を説明する。
【0040】第1コンベアC1 上を低速で移動する複数
のパレットP…の進行方向先頭の空のパレットPがワー
ク搬入ステーションS1 を通過する際に、その空のパレ
ットPのドア支持治具15,16に移載装置B1 で左右
一対のドアDL ,DR を移載する。このとき、第1コン
ベアC1 上には複数のパレットP…が相互に密着した状
態で連なっており、かつ前記複数のパレットP…の進行
方向末尾に位置するパレットP1 (つまり第1コンベア
1 の始端に位置するパレットP)の進行方向後方に
は、第2トラバーサT2 の終端に位置するパレットPが
連なっている。
【0041】ワーク搬入ステーションS1 でドアDL
R を移載されたパレットPが高速で回転する搬出ドラ
イブローラ24,24の位置に達すると、後続のパレッ
トP…から切り離されて第1トラバーサT1 に始端に移
動する。このとき、第1トラバーサT1 の3個のローラ
コンベア26,27,28は下降位置にあり、第1コン
ベアC1 の2本のレール13,13の間に位置するロー
ラコンベア26とパレットPとが干渉することはない。
尚、新たに第1コンベアC1 のワーク搬入ステーション
1 に達したパレットPは、制動力を発生するブレーキ
ローラ23,23に接触して制動され、そのパレットP
が第1トラバーサT1 の始端にオーバーランするのが抑
制される。上記した第1コンベアC1 の作動と並行し
て、第2コンベアC2 の進行方向先頭のパレットPが後
続のパレットP…から切り離されて第2トラバーサT2
の始端に移動する。
【0042】さて、第1コンベアC1 の終端から第1ト
ラバーサT1 の始端に移動したパレットPがストッパ3
2,32に当接して停止すると、シリンダ29…が伸長
して3個のローラコンベア26,27,28が同期して
上昇し、始端側のローラコンベア26によってパレット
Pが持ち上げられる。続いて出力部材31が起立してパ
レットPの一方の長辺に係合すると、ロッドレスシリン
ダ30により駆動される前記出力部材31に押されたパ
レットPがローラコンベア26,27,28上を移動
し、第1トラバーサT1 の終端においてストッパ33,
33に当接して停止する。このとき、ローラコンベア2
6,27,28が上昇位置にあるために、パレットPが
第1、第2コンベアC1 ,C2 のレール13…と干渉す
る虞はない。
【0043】パレットPが第1トラバーサT1 の終端に
達すると、シリンダ29…が収縮してローラコンベア2
6,27,28が下降し、ローラコンベア28に支持さ
れたパレットPが第2コンベアC2 のレール13,13
上に移載される。このようにして第1トラバーサT1
始端から終端にパレットPが移動するとき、これと並行
して第1トラバーサT2 の始端から終端にパレットPが
同様の作用で移動する。
【0044】このように、第1、第2トラバーサT1
2 のローラコンベア26,27,28を昇降させて第
1、第2コンベアC1 ,C2 との間でパレットP…の受
け渡しを行うので、パレットP…が第1、第2コンベア
1 ,C2 と干渉するのを防止して該パレットP…を第
1、第2コンベアC1 ,C2 および第1、第2トラバー
サT1 ,T2 間でスムーズに移載することができる。
尚、中央のローラコンベア27は必ずしも昇降する必要
はなく、上昇位置に固定しておいても良い。
【0045】第1トラバーサT1 の終端には空トレー搬
出ステーションS4 が設けられており、自動排出コンベ
ア39によりパレットPのトレー支持台17に支持され
た空の部品トレー18を取り外して空トレー搬出ステー
ションS4 に排出する。これと同時に、空トレー搬出ス
テーションS4 に設けられたエアー供給手段38にパレ
ットPの継ぎ手20に接続し、エアータンク19にエア
ーを充填する。
【0046】このように、パレットPにエアータンク1
9を設けたので、パレットPの外部からエアーを供給す
る場合に比べてエアーホースの取り回しを簡素化するこ
とができ、しかもパレットPが移動しても同じエアー工
具を継続的に使用することができるので操作性が向上す
る。またパレットPが搬送経路Lを循環する間にエアー
タンク19にエアーを供給することができるので、エア
ータンク19に対するエアーを供給が極めて容易であ
る。
【0047】続いて搬入ドライブローラ21,21によ
って第1トラバーサT1 の終端のパレットPが第2コン
ベアC2 の始端に移動し、該第2コンベアC2 を低速で
移動する複数のパレットP…の進行方向末尾のパレット
Pに接続する。このとき、ロッドレスシリンダ36が作
動して出力部材37がパレットPを押圧することによ
り、前記搬入ドライブローラ21,21の作用をアシス
トする。これと並行して、第2トラバーサT2 の終端の
パレットPも搬入ドライブローラ21,21およびロッ
ドレスシリンダ36によって第1コンベアC1 上に移動
し、該第1コンベアC1 を低速で移動する複数のパレッ
トP…の進行方向末尾のパレットPに接続する。
【0048】第2トラバーサT2 の終端から第2コンベ
アC2 の始端に移動したパレットPが実トレー搬入ステ
ーションS3 を通過する際に、ドアDL ,DR に組み付
けるべき部品をセットした部品トレー18を、自動供給
コンベア40によりパレットPのトレー支持台17に載
置する。
【0049】而して、このパレットPに乗り込んだ作業
者は、該パレットPが第1コンベアC1 から第2トラバ
ーサT2 を経て第2コンベアC2 のワーク搬出ステーシ
ョンS2 に移動するまでの間に、部品トレー18上の部
品をドアDL ,DR に組み付ける作業を完了させる。そ
の間、インパクトレンチ等のエアー工具を作動させるエ
アーは、パレットPに設けたエアータンク19から供給
される。そしてパレットPが第1コンベアC1 のワーク
搬出ステーションS2 に達すると、組み付けの完了した
ドアDL ,DR をパレットPからワーク搬出ステーショ
ンS2 に排出し、1サイクルの工程を終了する。
【0050】以上のように、第1コンベアC1 および第
2コンベアC2 は、メインドライブローラ22,22で
最後尾のパレットPを駆動することにより、その前方に
接触状態で連なる複数のパレットP…を一括して駆動す
ることができる。従って、第1コンベアC1 および第2
コンベアC2 の長さを延長する必要がある場合には、そ
のレール13…の長さだけを延長すれば良く、メインド
ライブローラ22,22や他のローラ21,21;2
3,23;24,24に何らの変更を加える必要がない
ため、搬送経路Lの長さの改修が極めて容易である。
【0051】またパレットP…が循環する閉じた搬送経
路Lの大部分を部品の組み付け作業に利用するので、空
のパレットP…の返送だけに費やされる部分が殆ど無く
なってスペースの有効利用が図られる。これに対して、
空パレットPを返送する返送ラインをドアDL ,DR
搭載した実パレットPを搬送する作業ラインと別個に設
けた従来のものでは、返送ラインを設けるスペースが無
駄になってしまい、またスペースの無駄を回避するため
に床面を掘り下げたピットの内部に返送ラインを設けた
ものでは、ピットの掘削が大がかりになるために工事費
が大幅に増加してしまう問題がある。而して、本実施例
の搬送装置によれば、搬送経路Lの長さの変更が極めて
容易であるばかりか、最小限のスペースおよび最小限の
設備費で作業性の高い組立ラインを構築することができ
る。
【0052】更に、第1、第2コンベアC1 ,C2 およ
び第1、第2トラバーサT1 ,T2で囲まれた搬送経路
Lの内側に作業スペースW0 が設けられているので(図
1、図2参照)、この作業スペースW0 を通して作業者
は搬送経路L上の任意のパレットP…に容易に接近する
ことが可能となり、作業性が一層向上する。
【0053】以上、本発明の実施例を詳述したが、本発
明はその要旨を逸脱しない範囲で種々の設計変更を行う
ことが可能である。
【0054】例えば、図9の第2実施例は、中央に設け
たワークや部品の搬送路の左右両側に複数の搬送装置を
振り分けて配置し、左上の搬送装置を後部ドアの組立
用、左下の搬送装置をテールゲートの組立用、右上の搬
送装置を前部ドアの組立用、右下の搬送装置をボンネッ
トフードの組立用としている。そして中央に設けたワー
クや部品の搬送路に臨む各搬送装置の端部に、ワークの
搬入・搬出ステーションおよび部品の搬入・搬出ステー
ションが設けられる。このレイアウトを採用することに
より、中央の搬送路を共有してスペースの一層の有効利
用が図れるだけでなく、必要に応じて搬送装置の長さを
増加あるいは減少できるので、機種変更等に容易に対応
することができる。また斜線で示した搬入ステーション
および搬出ステーションをリフタで構成し、オーバーヘ
ッドコンベアを介してワークや部品の搬入・搬出を行え
ば、搬送路の面積を縮小することができる。
【0055】そして本第2実施例においても、4個の搬
送経路Lの内側に作業スペースW1〜W4 を設けたの
で、この作業スペースW1 〜W4 を通して作業者は任意
のパレットP…に容易に接近することが可能になって作
業性が更に向上する。
【0056】また本発明は自動車のドア、テールゲー
ト、ボンネットフード以外の他の任意のワークの組み立
てラインに対して適用することができる。
【0057】またワーク搬入ステーションS1 、ワーク
搬出ステーションS2 、部品トレー搬入ステーションS
3 および部品トレー搬出ステーションS4 の位置は実施
例に限定されず、第1、第2トラバーサT1 ,T2 の上
または近傍に相互に隣接して配置されていれば良い。
【0058】また実施例では第1、第2トラバーサ
1 ,T2 の3個のローラコンベア26,27,28を
昇降させて第1、第2コンベアC1 ,C2 に対するパレ
ットPの受け渡しを行っているが、逆に3個のローラコ
ンベア26,27,28の高さを固定し、それら3個の
ローラコンベア26,27,28と交差する第1、コン
ベアC1 ,C2 のレール13,13の一部を昇降させて
第1、第2トラバーサT1,T2 に対するパレットPの
受け渡しを行うことも可能である。
【0059】
【発明の効果】以上のように請求項1に記載された発明
によれば、第1コンベア、第1トラバーサ、第2コンベ
アおよび第2トラバーサを同一水平面内に配置してパレ
ットを搬送する閉ループの搬送経路が構成されており、
第1、第2コンベアは回転する摩擦ローラをパレットに
当接させて該パレットを駆動するので、摩擦ローラに何
らの改修を施すことなく、第1、第2コンベアの長さを
変更するだけでパレットの数を増減することができ、搬
送装置の長さの変更が極めて容易になる。しかも簡単で
低コストな構造でありながら振動や騒音の発生を防止し
てパレットをスムーズに駆動することができる。またパ
レットに対してワーク等の搬入・搬出を行う搬入ステー
ションおよび搬出ステーションが第1、第2トラバーサ
の上または近傍に隣接して配置されるので、搬送経路の
大部分でワーク等を搬送して部品の組み付けを行うため
の空間および時間を最大限に確保しながら、空のパレッ
トの返送に要する無駄な空間および時間を最小限に抑え
ることができる。
【0060】また請求項2に記載された発明によれば、
パレットにワークを搬入・搬出する搬入・搬出ステーシ
ョンが第1、第2トラバーサの上または近傍に相互に隣
接して配置されるので、搬送経路の大部分でワークを搬
送して部品の組み付けを行うための空間および時間を最
大限に確保しながら、空のパレットの返送に要する無駄
な空間および時間を最小限に抑えることができる。
【0061】また請求項3に記載された発明によれば、
パレットに部品トレーを搬入・搬出する搬入・搬出ステ
ーションが第1、第2トラバーサの上または近傍に相互
に隣接して配置されるので、搬送経路の大部分で部品ト
レーを搬送して部品の組み付けを行うための空間および
時間を最大限に確保しながら、空のパレットの返送に要
する無駄な空間および時間を最小限に抑えることができ
る。
【0062】また請求項4に記載された発明によれば、
トラバーサに設けた搬送手段で第1、第2コンベアの何
れか一方の終端のワークを該第1、第2コンベアの何れ
か他方の始端に移載するので、パレットのスムーズな移
載を可能にすることができる。
【0063】また請求項5に記載された発明によれば、
搬送手段の搬送面が、第1、第2コンベア上のパレット
の底面よりも高い位置と低い位置との間を相対的に昇降
するので、第1、第2トラバーサおよび第1、第2コン
ベア間のパレットの移載をスムーズに行うことができ
る。
【0064】また請求項6に記載された発明によれば、
第1、第2トラバーサの終端からシリンダで第1、第2
コンベアの始端にパレットを押し出すので、第1、第2
トラバーサから第1、第2コンベアへのパレットの移載
をスムーズに行うことができる。
【0065】また請求項7に記載された発明によれば、
パレットに設けたエアータンクに蓄積したエアーでエア
ー工具を駆動することができるので、パレットの外部か
らエアーを供給する場合に比べてエアーホースの取り回
しが簡素化されるだけでなく、エアー工具の操作性も良
好になる。しかもパレットが搬送経路を循環する間にエ
アータンクにエアーを供給することができるので、エア
ータンクに対するエアーを供給を容易に行うことができ
る。
【0066】また請求項8に記載された発明によれば、
作業者は搬送経路の内側に設けた作業スペースを通って
任意のパレットへに接近することができるので、作業性
の向上に寄与することができる。
【図面の簡単な説明】
【図1】自動車のドアを小組みするサブラインの平面図
【図2】図1の2−2線断面図
【図3】図1の3−3線矢視図
【図4】図1の4−4線断面図
【図5】図1の5部拡大図
【図6】図5の6方向矢視図
【図7】図5の7方向矢視図
【図8】トラバーサの作用説明図
【図9】本発明の第2実施例を示すもので、後部ドア、
テールゲート、前部ドアおよびボンネットフードを小組
みする4つのサブラインの組み合わせを示す図
【符号の説明】
1 第1コンベア C2 第2コンベア DL ドア(ワーク) DR ドア(ワーク) L 搬送経路 P パレット S1 ワーク搬入ステーション(搬入ステーショ
ン) S2 ワーク搬出ステーション搬出ステーション S3 実トレー搬入ステーション(搬入ステーシ
ョン) S4 実トレー搬出ステーション(搬出ステーシ
ョン) T1 第1トラバーサ T2 第2トラバーサ W0 〜W4 作業スペース 18 部品トレー 19 エアータンク 21 搬入ドライブローラ(摩擦ローラ) 22 メインドライブローラ(摩擦ローラ) 23 ブレーキローラ(摩擦ローラ) 24 搬出ドライブローラ(摩擦ローラ) 25 モータ(駆動源) 26 ローラコンベア(搬送手段) 27 ローラコンベア(搬送手段) 28 ローラコンベア(搬送手段) 36 シリンダ 38 エアー供給手段
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) (72)発明者 窪田 啓一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所狭山工場内 (72)発明者 池田 宏一 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所狭山工場内 (72)発明者 村上 英夫 埼玉県狭山市新狭山1丁目10番地の1 本 田技研工業株式会社埼玉製作所狭山工場内

Claims (8)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 搬入ステーション(S1 ,S3 )および
    搬出ステーション(S2 ,S4 )を有して閉ループを構
    成する搬送経路(L)に沿ってパレット(P)を循環さ
    せながら、該パレット(P)上でワーク(DL ,DR
    に部品を組み付けるための搬送装置であって、 相互に平行に配置されて複数のパレット(P)を当接し
    た状態で搬送する第1コンベア(C1 )および第2コン
    ベア(C2 )と、第1コンベア(C1 )の終端から第2
    コンベア(C2 )の始端にパレット(P)を個々に移載
    する第1トラバーサ(T1 )と、第2コンベア(C2
    の終端から第1コンベア(C1 )の始端にパレット
    (P)を個々に移載する第2トラバーサ(T2 )とを同
    一水平面内に配置して前記搬送経路(L)を構成すると
    ともに、第1、第2トラバーサ(T1,T2 )の上また
    は近傍に搬入ステーション(S1 ,S3 )および搬出ス
    テーション(S2 ,S4 )を相互に隣接して配置し、か
    つ前記第1、第2コンベア(C 1 ,C2 )は、固定側に
    設けられた駆動源(25)により回転する摩擦ローラ
    (21〜24)をパレット(P)に当接させることによ
    り該パレット(P)を駆動することを特徴とする搬送装
    置。
  2. 【請求項2】 パレット(P)にワーク(DL ,DR
    を搬入する搬入ステーション(S1 )と、パレット
    (P)からワーク(DL ,DR )を搬出する搬出ステー
    ション(S2 )とを第1、第2トラバーサ(T1
    2 )の上または近傍に相互に隣接して配置したことを
    特徴とする、請求項1に記載の搬送装置。
  3. 【請求項3】 パレット(P)に部品トレー(18)を
    搬入する搬入ステーション(S3 )と、パレット(P)
    から部品トレー(18)を搬出する搬出ステーション
    (S4 )とを第1、第2トラバーサ(T1 ,T2 )の上
    または近傍に相互に隣接して配置したことを特徴とす
    る、請求項1に記載の搬送装置。
  4. 【請求項4】 第1、第2トラバーサ(T1 ,T2
    は、第1、第2コンベア(C1 ,C2 )の何れか一方の
    終端のワーク(DL ,DR )を該第1、第2コンベア
    (C1 ,C2 )の何れか他方の始端に移載する搬送手段
    (26,27,28)を備えたことを特徴とする、請求
    項1に記載の搬送装置。
  5. 【請求項5】 搬送手段(26,27,28)の搬送面
    は、第1、第2コンベア(C1 ,C2 )上のパレット
    (P)の底面よりも高い位置と低い位置との間を、該底
    面に対して相対的に昇降可能であることを特徴とする、
    請求項4に記載の搬送装置。
  6. 【請求項6】 第1、第2トラバーサ(T1 ,T2 )の
    終端から第1、第2コンベア(C1 ,C2 )の始端にパ
    レット(P)を押し出すシリンダ(36)を備えたこと
    を特徴とする、請求項4に記載の搬送装置。
  7. 【請求項7】 エアー工具を駆動するエアーを蓄積する
    エアータンク(19)をパレット(P)に設けるととも
    に、エアータンク(19)にエアーを供給するエアー供
    給手段(38)を搬送経路(L)の少なくとも1か所に
    設けたことを特徴とする、請求項1に記載の搬送装置。
  8. 【請求項8】 閉ループを構成する搬送経路(L)の内
    側に作業者が移動可能な作業スペース(W0 〜W4 )を
    設け、この作業スペース(W0 〜W4 )により作業者の
    パレット(P)への接近性を高めたことを特徴とする、
    請求項1に記載の搬送装置。
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