JP2000280126A - 部品供給装置 - Google Patents
部品供給装置Info
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- JP2000280126A JP2000280126A JP11086830A JP8683099A JP2000280126A JP 2000280126 A JP2000280126 A JP 2000280126A JP 11086830 A JP11086830 A JP 11086830A JP 8683099 A JP8683099 A JP 8683099A JP 2000280126 A JP2000280126 A JP 2000280126A
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Abstract
なくても大きな吸引力が得られるようにする。 【解決手段】 エアシリンダ用レバー80が反時計方向
に揺動してピストンロッド66がエアシリンダ62内に
押し込まれると、ロッド側シリンダ室68の容積が増
え、シュート12内の空気が部品吸着導管22、真空吸
引用チェック弁26、往動時真空吸引導管20を経てシ
リンダ室68内に流入される。また、その後、ロッド6
6がエアシリンダ62より突出するとヘッド側シリンダ
室70の容積が増え、シュート12内の空気が部品吸着
導管22、真空吸引用チェック弁33、復動時真空吸引
導管29を経てシリンダ室70内に流入され部品5の搬
送がなされる。
Description
移動してシリンダ内に発生する負圧によりシュート内に
整列した部品を吸引して部品取出し位置に搬送する部品
供給装置に関する。
ップ部品が実装されるが、このとき、プリント基板上に
チップ部品を搬送して装着(マウント)するためにチッ
プ部品自動装着装置(チップ部品自動マウント装置)が
使用されている。このチップ部品自動装着装置へのチッ
プ部品の供給するために、部品供給装置が必要である。
419号公報に記載されたものが知られている。この公
報に記載された部品供給装置は、バラ積み状態の多数の
チップ部品を一列に整列させた後、水平方向に延びる案
内溝内に設けられた部品搬送ベルトにより所定位置まで
送り出すようにしている。また、この装置においては、
案内溝の前端にストッパーを設け、ベルト上のチップ部
品がこのベルトと共に前方に移動するときにはストッパ
ーを案内溝の前端に当接させて先頭チップ部品を所定位
置に停止させ、先頭チップ部品がストッパーに当接して
部品全体の移動が停止したときには、2番目チップ部品
を部品保持ピンにより内壁に押し付けてその位置に保持
しつつ、先頭チップ部品をストッパーの永久磁石で吸着
したまま前方に移動させて2番目チップ部品との間に強
制的に間隔を形成し、先頭チップ部品の取り出しを良好
に行うようにしている。
従来の部品供給装置においては、以下のような問題があ
る。
−48419号公報に記載されたものにおいては、ベル
トの平面度を保つのが困難であり、このため、案内溝の
内壁の高さを精密に保つことが難しい。この結果、案内
溝内でチップ部品を精度良く保つことができなくなり、
部品立ち、部品重なり等が発生し易くなるという問題が
生じる。特に、極小チップ部品、例えば、1mm(長
さ)×0.5mm(幅)×0.35mm(厚み)のチッ
プ部品(通称1005サイズ)のように、非常に薄いチ
ップ部品を搬送する場合には、このような問題が生じ易
い。
田かす等が付着し易く、そのため、チップ部品を安定し
て搬送することが出来ず、また、保守メンテナンス上も
問題である。
遅れが生じた場合には、部品搬送ベルトは所定の一定速
度で移動しているため、この所定速度以上の速さで整列
速度の遅れを取り戻すことは出来ない。このため、この
タイプのものは、高速化に適していない。
連通させシュートに整列する部品を該シリンダ内に発生
する負圧により吸引して搬送する技術が考えられた。し
かし、所定の吸引力を得るためにはシリンダの容量はあ
る程度のものが必要になり、吸引する部品の大きさによ
ってはかなり大きなシリンダを用いることが必要であ
る。そこで、本発明は、部品供給の駆動源であるシリン
ダの容量が少なくても大きな吸引力が得られるようにす
ることを目的としている。
めに、本発明は、ピストンロッドが移動してシリンダ内
に発生する負圧によりシュート内に整列した部品を吸引
して部品取出し位置に搬送する部品供給装置において、
前記ピストンロッドの往動時に発生した負圧によりシュ
ート内の部品を部品取出し位置に供給できるように前記
シリンダに連通する往動時真空吸引導管と、前記ロッド
の復動時にシリンダ内に発生する負圧によりシュート内
の部品を供給できるように前記シリンダに連通する復動
時真空吸引導管とを設けたことを特徴としている。
部品の吸引が可能となる。
吸引導管及び復動時真空吸引導管の夫々に真空吸引用チ
ェック弁を接続させると共に、各真空吸引導管の真空吸
引用チェック弁よりシリンダ側に大気開放用チェック弁
が接続された大気開放用導管を連通させたものである。
吸引導管及び復動時真空吸引導管は連結して1本の部品
吸引導管として前記シュートの部品取出し位置の近傍に
開口するものである。
つとでき、安定した部品の搬送ができる。
基づき説明する。
実施形態による部品供給装置であり、この部品供給装置
1は、ハウジング2を備えている。このハウジング2の
内部の上方には、3次元的空間内にバラ積み状態のチッ
プ部品5を貯溜する第1部品貯溜室4が形成されてい
る。この第1部品貯溜室4の上端側には開口が形成さ
れ、この開口が蓋6により閉じられている。第1部品貯
留室4内には、部品収納ケース(図示せず)から多数個
(一般には数千〜数万個)のチップ状電子部品5が蓋6
を開いて予め収納されている。ここで、チップ部品5
は、一般的には直方体形状の部品であり、例として、チ
ップコンデンサやチップ抵抗器(例えば、長さL×幅W
×厚さT=1.0mm ×0.5mm ×0.35mm)がある。
2の前面側に沿って、部品厚さ方向に部品が互いに重な
らない状態の2次元的空間内に多数個のチップ部品5を
貯溜する第2部品貯溜室8が形成されている。さらに、
この第2部品貯溜室8の下方で且つハウジング2の前面
側に沿って、部品の横断面形状に見合うように形成され
た空間内にチップ部品5を1列に整列させて下方に移動
させるシュート10が形成されている。このシュート1
0の下端部には、チップ部品5を所定位置まで水平方向
に移動させるシュート12が接続して設けられている。
1部品貯溜室4の底面部14は、チップ部品5が自重で
滑り落ちることができる程度に傾斜して形成されてい
る。
シュート10に連通し且つチップ部品5の送り出し方向
と直交する面に沿って形成された空間内には、上下方向
に往復運動をする整列板16が設けられている。
は、ハウジング2内に取り付けられ、チップ部品5の姿
勢をチップ部品送出方向に沿って捩じることなく下方に
自重により移動させ、シュート12に導くようになって
いる。
6及び下側ブロック58により形成されている。後述す
る真空吸引時は、外部に空気が漏れないようにシールさ
れている。
1のチップ部品5の供給側には、チップ部品自動装着装
置(自動マウント装置)74が配置されている。この自
動マウント装置74の本体の下部には、チップ部品5を
受け取るためのノズル76が設けられている。また、チ
ップ部品自動装着装置74の本体の下部にはアクチュエ
ータアーム78が設けらている。このアクチュエータア
ーム78は、チップ部品自動装着装置74の作動と同期
させて上述した整列板16及び後述の真空吸引機構60
を駆動させるためのものである。
ーム78の下方には、後述するエアシリンダ用レバー8
0が設けられ、さらに、このエアシリンダ用レバー80
の下方には、整列板16を上下移動させるための整列板
用レバー160が設けられている。この整列板用レバー
160は、支点162を中心に回動する。整列板用レバ
ー160の右側端部には、上下移動するスライドガイド
164の下端部が連結されている。このスライドガイド
164の上端部は、整列板16と連結されている。
のノズル76の上下動に同期してアクチュエータアーム
78も上下動し、このアクチュエータアーム78の上下
動からエアシリダ用レバー80を介して整列板用レバー
160が回動し、これにより、スライドガイド164が
上下移動し、この結果、整列板16が上下移動するよう
になっている。
5を真空吸引力によりシュート12から部品取出し位置
まで送り出す真空吸引機構60を説明する。
2を備えている。このエアシリンダ62は、ピストンヘ
ッド64とこのピストンヘッド64に結合されたピスト
ンロッド66と、ピストンヘッド64により仕切られた
ロッド側シリンダ室68と、ヘッド側シリンダ室70
と、ピストンロッド66がシリンダ室から外へ伸びるよ
うに付勢するスプリング72とを備えている。ピストン
ロッド66は、ヘッド側とは反対方向である先端に、先
端部66aを有している。
は、ほぼT字状のエアシリンダ用レバー80がハウジン
グ2に支点82を介して取り付けられ、この支点82を
中心にして回動できるようになっている。このエアシリ
ンダ用レバー80の下方側にはスプリング84が取り付
けられ、時計周り方向に付勢している。また、86はス
トッパーであり、このストッパー86により、スプリン
グ84の付勢力によりエアシリンダ用レバー80が所定
位置以上に回動しないようになっている。
8には、往動時真空吸引導管20の一端が接続され、こ
の往動時真空吸引導管20の他端は、シュート12の部
品取出し位置の近傍に設けられた吸引口21によりシュ
ート12と接続されている部品吸引導管22に連通して
いる。
分岐し大気開放導管24となっている。往動時真空吸引
導管20のこの分岐よりシュート12側には、空気をシ
ュート12からロッド側シリンダ室68に流すと共に空
気がシュート12に逆流しないようにするための真空吸
引用チェック弁26が設けられている。大気開放導管2
4には、空気をロッド側シリンダ室68から大気側に排
出しその逆方向には流れないようするための大気開放用
チェック弁27が設けられている。さらに、ヘッド側シ
リンダ室70には、復動時真空吸引導管30が接続され
ており、この導管98により、ヘッド側シリンダ室70
内に空気を導入しまた大気側に空気を排出するようにし
ている。この復動時真空吸引導管29の他端も、シュー
ト12の部品取出し位置の近傍に設けられた吸引口21
によりシュート12と接続されている部品吸引導管22
に連通している。
分岐し大気開放導管31となっている。復動時真空吸引
導管29のこの分岐よりシュート12側には、空気をシ
ュート12からヘッド側シリンダ室70に流すと共に空
気がシュート12に逆流しないようにするための真空吸
引用チェック弁33が設けられている。大気開放導管3
1には、空気をヘッド側シリンダ室70から大気側に排
出しその逆方向には流れないようするための大気開放用
チェック弁34が設けられている。
作を説明する。
整列板用レバー160及びスライドガイドを介して、整
列板16は上下移動し、チップ部品5を整列させて第1
部品貯溜室4からシュート10まで移動させる。
5は、シュート10内を自重により落下し、シュート1
2に載り移る。
動作する。
チュエータアーム78が、図2に示す位置から下降する
と、アクチュエータアーム78の下端部がエアシリンダ
用レバー80の上方端に接触して下方に押し下げられ、
これによりレバー80が半時計周りに回動し、レバー8
0の下方端がピストンロッド66の先端部66aを押
す。これにより、ピストンロッド66は、スプリング7
2に抗して、図2において、右方に移動する。このと
き、ヘッド側シリンダ室70内の空気は、導管29から
導管31の大気開放用チェック弁34を介して大気側に
排出される。ロッド側シリンダ室68は、容積が増大す
ることにより、その内部が真空(負圧)となり、これに
より、シュート12内の空気が吸引口21を介して吸引
され部品吸引導管22、チェック弁26及び往動時真空
吸引導管20を経てロッド側シリンダ室68内に導入さ
れる。このようにして、シュート12内の空気が吸引さ
れることにより、この空気に流動により、シュート12
内のチップ部品5が取出し位置近傍まで送り出される。
その後、アクチュエータアーム78が上昇することによ
り、エアシリンダ用レバー80は、スプリング84の付
勢力により時計周り方向に回動し、ストッパー86によ
り所定の位置で停止する。このレバー80が時計周り方
向に回動して戻ることにより、スプリング72の付勢力
によりピストンロッド66が左方に移動する。このと
き、ロッド側シリンダ室68内の空気はピストンヘッド
64により押圧され、チェック弁27及び導管24を経
て大気側に排出される。一方、ヘッド側シリンダ室70
は、容積が増大することにより、その内部が真空(負
圧)となり、これにより、シュート12内の空気が吸引
口21を介して吸引され部品吸引導管22、チェック弁
33及び復動時真空吸引導管29を経てヘッド側シリン
ダ室70内に導入される。このようにして、シュート1
2内の空気が吸引されることにより、この空気に流動に
より、シュート12内のチップ部品5が取出し位置近傍
まで送り出される。
によりエアシリンダ用レバー80が反時計方向に揺動し
て、さらにストッパー86に規制される位置まで時計方
向に揺動している間、シュート12内に整列するチップ
部品5が吸引され続けることとなる。
74のアクチュエータアーム78が上下動をすることに
より、真空吸引機構60により、シュート12内のチッ
プ部品5が連続的に取出し位置近傍まで送り出される。
空吸引で部品5の搬送を行なう場合に比較して、2倍の
時間搬送を行なうことが可能となり、大きな部品5の吸
引にも対応できる。または、同じ時間吸引するのでよけ
ればシリンダ室68、70の容積を小さくすることがで
きる。
チップ部品5がノズル76の下降により取り出され、該
部品5は図示しないプリント基板の所望の位置に装着さ
れる。
装置によれば、チップ部品を最適且つ高速に搬送してチ
ップ部品自動装着装置に供給することが出来ると共に保
守メンテナンスが易しく低コストとなる。さらに、追加
の駆動源を用いることなく、チップ部品自動装着装置の
作動を利用してチップ部品を供給することができる。
を大きくしなくても大きな吸引力が得られる。
を示す構成図である。
ある。
Claims (3)
- 【請求項1】 ピストンロッドが移動してシリンダ内に
発生する負圧によりシュート内に整列した部品を吸引し
て部品取出し位置に搬送する部品供給装置において、 前記ピストンロッドの往動時に発生した負圧によりシュ
ート内の部品を部品取出し位置に供給できるように前記
シリンダに連通する往動時真空吸引導管と、前記ロッド
の復動時にシリンダ内に発生する負圧によりシュート内
の部品を供給できるように前記シリンダに連通する復動
時真空吸引導管とを設けたことを特徴とする部品供給装
置。 - 【請求項2】 前記往動時真空吸引導管及び復動時真空
吸引導管の夫々に真空吸引用チェック弁を接続させると
共に、各真空吸引導管の真空吸引用チェック弁よりシリ
ンダ側に大気開放用チェック弁が接続された大気開放用
導管を連通させたものであることを特徴とする請求項1
に記載の部品供給装置。 - 【請求項3】 前記往動時真空吸引導管及び復動時真空
吸引導管は連結して1本の部品吸引導管として前記シュ
ートの部品取出し位置の近傍に開口するものであること
を特徴とする請求項1または2に記載の部品供給装置。
Priority Applications (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11086830A JP2000280126A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 部品供給装置 |
Applications Claiming Priority (1)
Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
---|---|---|---|
JP11086830A JP2000280126A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 部品供給装置 |
Publications (1)
Publication Number | Publication Date |
---|---|
JP2000280126A true JP2000280126A (ja) | 2000-10-10 |
Family
ID=13897742
Family Applications (1)
Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
---|---|---|---|
JP11086830A Pending JP2000280126A (ja) | 1999-03-29 | 1999-03-29 | 部品供給装置 |
Country Status (1)
Country | Link |
---|---|
JP (1) | JP2000280126A (ja) |
Cited By (1)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108296733A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-07-20 | 布朗科汽车制动***(镇江)有限公司 | 一种单向阀工件的零件安装*** |
-
1999
- 1999-03-29 JP JP11086830A patent/JP2000280126A/ja active Pending
Cited By (2)
Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
---|---|---|---|---|
CN108296733A (zh) * | 2018-01-16 | 2018-07-20 | 布朗科汽车制动***(镇江)有限公司 | 一种单向阀工件的零件安装*** |
CN108296733B (zh) * | 2018-01-16 | 2023-08-25 | 布朗科汽车制动***(镇江)有限公司 | 一种单向阀工件的零件安装*** |
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Legal Events
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A131 | Notification of reasons for refusal |
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A521 | Written amendment |
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A02 | Decision of refusal |
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