JP2000278922A - 回転電機のロータコイル曲げ装置 - Google Patents

回転電機のロータコイル曲げ装置

Info

Publication number
JP2000278922A
JP2000278922A JP11081413A JP8141399A JP2000278922A JP 2000278922 A JP2000278922 A JP 2000278922A JP 11081413 A JP11081413 A JP 11081413A JP 8141399 A JP8141399 A JP 8141399A JP 2000278922 A JP2000278922 A JP 2000278922A
Authority
JP
Japan
Prior art keywords
coil
bending
rotor
shaft
edgewise
Prior art date
Legal status (The legal status is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the status listed.)
Granted
Application number
JP11081413A
Other languages
English (en)
Other versions
JP3825578B2 (ja
Inventor
Yoshiharu Tokunaga
吉春 徳永
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Toshiba Corp
Original Assignee
Toshiba Corp
Priority date (The priority date is an assumption and is not a legal conclusion. Google has not performed a legal analysis and makes no representation as to the accuracy of the date listed.)
Filing date
Publication date
Application filed by Toshiba Corp filed Critical Toshiba Corp
Priority to JP08141399A priority Critical patent/JP3825578B2/ja
Publication of JP2000278922A publication Critical patent/JP2000278922A/ja
Application granted granted Critical
Publication of JP3825578B2 publication Critical patent/JP3825578B2/ja
Anticipated expiration legal-status Critical
Expired - Fee Related legal-status Critical Current

Links

Landscapes

  • Windings For Motors And Generators (AREA)
  • Manufacture Of Motors, Generators (AREA)

Abstract

(57)【要約】 【課題】ロータコイルの部品点数を少なくし、且つロウ
付け作業やロウ付け位置決め作業及びロウ付け後のコイ
ル表面の仕上げ作業を少なくことにある。 【解決手段】回転電機のロータシャフトの円周上に形成
されたスロットに挿入されるロータコイルを曲げ成形す
る装置において、ロータシャフトのスロットに組込まれ
る複数本のコイルエンド部を各スロット毎に一括してエ
ッジワイズ方向に曲げ加工するエッジワイズ曲げ部20
と、このエッジワイズ曲げ部20により曲げられたコイ
ル端部をさらにフラットワイズ方向に曲げ加工するフラ
ットワイズ曲げ部40と、このフラットワイズ曲げ部4
0により曲げられたコイルエンド部を各スロットより円
周上の所定の位置でロータシャフトセンターに向って所
定の長さに切断するエンド切断加工部51とを備える。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、タービン発電機等
の回転電機で使用される矩形断面の導体をロータコイル
に曲げ成形するためのロータコイル曲げ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】タービン発電機等のロータシャフトに組
込まれる矩形断面を有するロータコイルは、タービン発
電機の容量が増大するにつれてロータシャフト長が長く
なると同時に、ロータコイル長さも非常に長くなる。
【0003】従来、このようなコイル巻線を製作するに
は図18に示すように直線部コイル1a、エンド部1
b、コーナピース1cより構成されるコイル部品をロウ
付けによりコイル接続してロータコイル1を製作した
り、或いは図19に示すように矩形断面コイル材を1本
づつエッジワイズ曲げおよびフラットワイズ曲げ成形し
て複数種類のコイルを組立てた後、図20に示すように
タービン発電機のロータシャフト2に形成されたスロッ
ト3に挿入して組立てている。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかし、図18に示す
ようなコイル巻線の製作方法では、直線部コイル1a、
エンド部1b、コーナピース1c等コイル巻線を成形す
る部品点数が多くなり、かつ部品相互をロウ付けするた
めの位置決め手段やロウ付け作業そのもの及びロウ付け
作業後の表面の仕上げ工程等により、その作業工数が極
めて多大となるという問題がある。
【0005】また、図示しないエッジワイズやフラット
ワイズを成形する装置により、1本づつエッジワイズ及
びフラットワイズの曲げをする場合には、タービン発電
機のロータシャフト2のスロット3に納めるロータコイ
ル1の全数分に対しエッジワイズ及びフラットワイズの
曲げ作業を繰返すことになり、多くの工数を必要とす
る。
【0006】さらに、上記作業において、エッジワイズ
及びフラットワイズ成形前にコイルエンド端部の接続方
法によって接続端に段加工を仕上げる場合があり、その
場合コイル成形作業以前に別工程で切離す必要がある等
の問題がある。
【0007】本発明は上記のような問題点を解消すべく
なされたもので、ロータコイルの部品点数を少なくし、
且つ製作工数が多い原因となっているロウ付け作業やロ
ウ付け位置決め作業及びロウ付け後のコイル表面の仕上
げ作業を少なくすると共に、1本づつエッジワイズ及び
フラットワイズ曲げをする非能率的な作業を排除し、且
つ曲げ成形後にコイルエンド接続部の端面加工する工程
を同一の装置で実施できる回転電機のロータコイル曲げ
装置を提供することを目的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】本発明は上記の目的を達
成するため、次のような手段により回転電機のロータコ
イル曲げ装置を構成するものである。
【0009】請求項1に対応する発明は、回転電機のロ
ータシャフトの円周上に形成されたスロットに挿入され
るロータコイルを曲げ成形する装置において、前記ロー
タシャフトのスロットに組込まれる複数本のコイルのエ
ンド部を各スロット毎に一括してエッジワイズ方向に曲
げ加工するエッジワイズ曲げ手段と、このエッジワイズ
曲げ手段により曲げられたコイルエンドをさらにフラッ
トワイズ方向に曲げ加工するフラットワイズ曲げ手段
と、このフラットワイズ曲げ手段により曲げられたコイ
ルエンド部を各スロットより円周上の所定の位置でロー
タシャフトセンターに向って所定の長さに切断するエン
ド切断加工手段とを備え、前記エッジワイズ曲げ手段
は、フレームに直線部コイルの挿入方向と直交する方向
に軸受を介して軸方向にスライド可能に取付けられたシ
ャフト、このシャフトに旋回可能に取付けられた旋回ベ
ース、前記フレームに取付けられた駆動源の駆動力を前
記旋回ベースに回転運動として伝達する駆動伝達機構及
び前記旋回ベースに取付けられ駆動源の作動により前記
直線部コイルのエッジワイズ曲げされる近傍を曲げ側の
幅方向にクランプすると共に、前記旋回ベースの回転力
により前記シャフトに前記直線部コイルを押付けてエッ
ジワイズ曲げする押し駒クランプから構成され、前記フ
ラットワイズ曲げ手段は、前記フレームに一端部が直線
部コイルの移動方向と直交する方向に移動可能に支持さ
れた支持アーム、この支持アームの他端部に支持され前
記エッジワイズ曲げされたコイルのコーナ部と幅方向と
厚み方向を固定する直線クランプ機構、このクランプ機
構の近傍に設置されたR型と、駆動源に連結され前記R
型の曲げ半径を中心に回動する回転軸に取付けられた直
線ガイド及びこの直線ガイドに直線移動可能に支持され
駆動源により前記コイルエンド部を前記R型に加圧する
複数個のローラが回転自在に取付けられた加圧成形体か
ら構成され、前記エンド切断加工手段は、前記R型近傍
に配設された固定台、この固定台に取付けられたモータ
により駆動される駆動軸に直線部コイルの移動方向と直
交する方向に旋回可能に支持された支持架台、この支持
架台の前記R型と対面する側に上下方向に移動可能に支
持された保持部材及びこの保持部材に回転自在に支持さ
れモータにより回転駆動される駆動軸に取付けられコイ
ルエンド部を切断するカッターから構成される。
【0010】請求項2に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の回転電機のロータコイル曲げ装置におい
て、エッジワイズ曲げ手段、フラットワイズ曲げ手段及
びエンド切断加工手段は、同一の移動テーブル上に載置
され、長尺ベース上を移動可能にしたものである。
【0011】請求項3に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の回転電機のロータコイル曲げ装置におい
て、エッジワイズ曲げ手段に、シャフトに向けてコイル
が挿入される方向に長手方向に適宜の間隔を存して複数
個の穴を有するテンプレートを配設し、このテンプレー
トのコイルの形状に応じて選択された位置の穴にコイル
に有する穴を通してガイドバーを挿入してコイルの曲げ
位置を決定するようにしたものである。
【0012】請求項4に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の回転電機のロータコイル曲げ装置におい
て、ロータコイルはコイル断面で見たときに縦長となる
ように、且つ厚み方向に複数本のコイルを一括曲げが可
能なように重ねてセッティングするものである。
【0013】請求項5に対応する発明は、請求項1に対
応する発明の回転電機のロータコイル曲げ装置におい
て、R型はフラットワイズ曲げ及びコイルエンド部切断
時に各コイルの形状に合わせて段取替えに必要最小限の
部分のみをカセット式にしたものである。
【0014】
【発明の実施の形態】以下本発明の実施の形態を図面を
参照して説明する。
【0015】本発明による回転電機のロータコイル曲げ
装置の第1の実施の形態として、発電プラントにおける
タービン発電機のロータコイルの曲げ、エンド部の切断
加工に適用した場合について述べる。
【0016】本実施の形態で使用するタービン発電機の
ロータシャフトについて、図17により説明する。本実
施の形態で対象とするタービン発電機は、大別して図示
しないフレームと固定子のステータ及び回転子のロータ
シャフトとから構成され、図16に示すように曲げ成形
されたロータコイル1'はロータシャフト2の円周上に
形成されたスロット3に挿入して組立てられ、ロータシ
ャフト中央部でロー付け溶接される。
【0017】次に図1乃至図4によってロータコイル曲
げ装置の主要構成を説明する。
【0018】図1は装置全体の構成を示す正面図であ
り、図2は図1の平面図を示し、図3は図1の片側のロ
ータコイル曲げ装置を拡大した正面図を示し、図4はそ
の側面図を示している。
【0019】本実施の形態のロータコイル曲げ装置10
は、図1乃至図4に示すようにエッジワイズ曲げ部20
とフラットワイズ曲げ部40及びエンド切断加工部51
から構成され、これらは同一の移動テーブル11上に載
置され、長尺ベース12a及び12b上を移動可能にな
っている。
【0020】この場合、ロータコイル曲げ装置10は図
示するように左勝手のものと右勝手のものがあるため、
2台の長尺ベース12aと12bとをベース連結部17
により連結している。
【0021】まず、図5及び図6によりロータコイル曲
げ装置10の移動機構を説明する。
【0022】図5はロータコイル曲げ装置10の長手方
向の駆動部及びベース部の構造を説明するための平面
図、図6は図5の側面図で、いずれも図1の右半部につ
いて示している。
【0023】図5及び図6において、前述した長尺のベ
ース12aは、それぞれ一対の角パイプを溶接して構成
された条体13を床面上に平行に配設すると共に、その
間に長手方向に適宜の間隔を存して連結部材13aによ
り連結し、また各条体13に固定部材13bを介して直
線ガイド14を取付け、且つ条体13の一方の基端部と
なる連結部材13aにネジ軸15aの一端を軸継手19
を介して連結すると共に、軸端部にサーボモータ18を
連結して回転駆動可能にし、またネジ軸15aの他端部
を他方の基端部となる連結部材13aに連結する構成と
なっている。
【0024】また、このネジ軸15aにはナット15b
が螺合され、このナット15bは移動テーブル11の下
面に取付け固定されている。
【0025】さらに、移動テーブル11の直線ガイド1
4に対応させてリニアベアリング14aが取付けられて
いる。
【0026】従って、サーボモータ18によりネジ軸1
5aが回転駆動されると、ナット15bがネジ軸15a
のネジ溝に沿って直線移動することで、移動テーブル1
1はリニアベアリング14aを介して直線ガイド14に
支持されながら移動することになる。
【0027】この場合、片側の直線ガイド14側の固定
部材13bに長手方向に沿って例えばスリットが等間隔
を存して形成された測長器16が取付けられ、また移動
テーブル11側にはこの測長器16に対応させてスリッ
トを光学的に読取る読取りヘッド16aが取付けられ、
ベース連結部17を中心位置としてその位置からの距離
を測定可能にしてある。この測長器16で測定された中
心からの位置をエッジワイズ曲げ型と兼用された後述す
るシャフトの端の位置(曲げ後の内径側の点)を図示し
ないディジタル表示器に表示させ、図17に示すロータ
2の各スロット3により変化する曲げ位置の確認が行え
るようにしてある。
【0028】なお、図中5は移動テーブル11に支持さ
れ、各種駆動源に電源を供給するためのケーブルベアで
ある。
【0029】次にロータコイルのエッジワイズ曲げ部2
0の構成を図7乃至図9により説明する。図7は図1乃
至図4に示すエッジワイズ曲げ部20の正面図を示し、
図8は側面図を示し、図9は図7、図8の要部を示す詳
細図である。
【0030】図7乃至図9に示すように、移動テーブル
11上にフレーム6が移動テーブルの移動方向と直交す
る方向に取付けられた直線ガイド32(図3に示す)に
沿って移動可能に支持されている。
【0031】このフレーム6にコイルのエッジワイズ曲
げを形成するためのシャフト25が移動テーブルの移動
方向と直交する方向に挿通させて直線軸受7を介してス
ライド移動可能に取付けられ、このシャフト25の一端
部側に旋回アーム26aが回転すべり軸受8を中心に回
動可能に取付けられ、フレーム6の上部に支持された油
圧シリンダ27aの駆動により旋回可能になっている。
【0032】また、シャフト25の他端部側にはシャフ
ト25を軸方向に移動させるための油圧シリンダー27
がフレーム5に支持部材を介して取付けられている。
【0033】さらに、シャフト25上に主旋回ベース2
6bが回転すべり軸受8を介して回動可能に取付けられ
ている。この主旋回ベース26bには、その周面に旋回
ベース部26b1がフレーム6の下部より外側に臨ませ
て設けられ、さらにこの旋回ベース部26b1の端面に
基面をシャフト25側に向けて旋回ベース部26b2が
設けられ、これらは一体的に構成されている。
【0034】上記旋回ベース部26b2の基面には、コ
イルの幅方向をクランプする押し駒クランプ31が取付
けられ、また旋回アーム26aと対向する面に連結ピン
26cが捩じ込まれ、この連結ピン26cの頭部が旋回
アーム26aに設けられた係合穴に挿脱可能になってい
る。この場合、押し駒クランプ31はその後方に設けら
れた油圧シリンダ31aによりコイルを曲げ側の幅方向
に駆動される。
【0035】また、旋回アーム26aを回動可能に取付
けた回転すべり軸受7の内端にはコイルを厚み方向にク
ランプするコーナクランプ26が設けられ、このコーナ
クランプ26は前述した油圧シリンダー27により駆動
されるものである。
【0036】更に、主旋回ベース26bの胴部にはピニ
オン30が一体的に取付けられ、このピニオン30に噛
合し且つ直線上に移動するラック29が設けられてい
る。このラック29は、フレーム6内の上部に支持部材
を介して支持された油圧シリンダ28の操作ロッドに連
結され、油圧シリンダ28の動作により操作ロッドの直
線移動がラック29に伝達されると、このラック29の
直線運動がピニオン30により回転運動に変換されて主
クランプ26bに伝達可能な構成になっている。
【0037】一方、シャフト25に向けてコイル1'が
挿入される方向にテンプレート21が配設され、このテ
ンプレート21はフレーム6に取付けられている。この
テンプレート21には適宜の間隔を存して複数個の長穴
が長手方向に沿って設けられ、コイルの形状に応じて選
択された位置の長穴にコイルに有する長穴を通してガイ
ドバー22を挿入することにより、コイルの曲げ位置が
決定される。
【0038】また、テンプレート21に沿って固定ブロ
ック36aがフレーム6に取付けられ、この固定ブロッ
ク36aのほぼ中央部にストッパー24が回動可能に取
付けられている。さらに、固定ブロック36aの下方に
配設されるクランププレート36bを支持し、且つコイ
ルを曲げる際に発生する力に対抗させるための一対のエ
ッジワイズ(EW)直線クランプ部23がストッパー2
4を中心にコイル挿入方向に適宜の間隔を存して設けら
れ、フレーム6にそれぞれ取付けられている。
【0039】この直線クランプ部23は直線部コイル1
a'の幅方向をクランプするもので、クランプ時にはス
トッパー24を旋回してEW直線クランプ部23の中央
部に設けられたブロック36に連結させて門型構造にし
て用いられる。
【0040】次にロータコイルのフラットワイズ曲げ部
40の構成を図10乃至図12により説明する。図10
はフラットワイズ曲げ部の構成を示す正面図であり、図
11は図10のフラットワイズ直線クランプ部の側面図
であり、図12は図10の油圧揺動シリンダ及びR型の
側面図である。
【0041】図10乃至図12に示すように、フレーム
6の上部壁面に移動テーブル11の移動方向と直交する
方向に一対の直線ガイド39が平行に取付けられてい
る。この直線ガイド39に支持アーム71の一端部に取
付けられた移動体72がリニア軸受73を介して移動可
能に支持されている。この移動体72はクランプを行う
ときに直線ガイド39の一端部に設けられた油圧シリン
ダ37の駆動により移動可能になっている。
【0042】また、支持アーム71の他端部にエッジワ
イズ曲げされたコイルのコーナ部と幅方向を固定する第
1のフラットワイズ(FW)直線クランプ41と厚み方
向を固定する第2のFW直線クランプ42が支持されて
いる。
【0043】上記第1のFW直線クランプ41は油圧シ
リンダ41aの駆動によりクランププレート41bをコ
イルのコーナ部と幅方向に押付けて固定するものであ
り、また第2のFW直線クランプ42は油圧シリンダ4
2aの駆動によりクランププレート42bをコイルの厚
み方向に押付けて固定するものである。この場合、第2
のFW直線クランプ42は第1のFW直線クランプ41
に対して着脱可能なリンク機構により構成され、このリ
ンク機構の一片の内側に第1のFW直線クランプ41の
クランププレート41bに対応させてクランププレート
50が固定ピン48により着脱可能に取付けられてい
る。
【0044】従って、クランププレート50はロータコ
イル1‘の本数及び厚みの違いからくる一括曲げの高さ
に応じて交換する場合には、固定ピン48を抜き差しす
ることで、簡単に交換できる。
【0045】また、リンク機構は一端が支持アーム71
に取付けられた油圧シリンダ74の操作ロッドに取付け
られている。
【0046】一方、支持アーム71に近接する移動テー
ブル11上に固定台75が載置され、この固定台75に
分割カセット式のR型49がR型ベース53を介して固
定されている。
【0047】また、固定台75と隣接する移動テーブル
11に載置された固定台76上に旋回軸を回転自在に支
持する支持ブロック77が取付けられ、この支持ブロッ
ク77の両側に旋回軸を駆動する油圧揺動シリンダ43
が取付けられている。また、この旋回軸には直線ガイド
44が取付けられている。この直線ガイド44にはネジ
軸45が設けられ、このネジ軸45に加圧成型体78が
螺合し、軸方向に移動可能に支持されている。
【0048】この加圧成型体78は油圧シリンダ38と
この油圧シリンダ38によりコイルのエンド部をR型に
加圧する複数個のローラ46が回転自在に取付けられ、
また外周面には曲げガイド47が取付けられている。
【0049】次にコイルのエンド切断加工部51の構成
を図13乃至図14により説明する。
【0050】図13はコイルエンド切断部の構成を示す
正面図であり、図14は図13の側面図である。
【0051】図13及び図14に示すように、移動テー
ブルに載置された固定台上に支持架台79が移動テーブ
ルの移動方向と直交する方向に旋回可能に駆動軸86を
介して支持されている。この駆動軸86はその端部が軸
受により回転自在に支持されると共に、支持架台79の
下部に支持部材を介して取付けられたサーボモータ84
に減速機85を介して連結されている。
【0052】また、支持架台79のR型49と対面する
側に油圧制御送りをかけるための直線ガイド54が鉛直
に取付けられ、この直線ガイド54にチップソー保持部
材79aが上下方向に移動可能に支持されている。この
チップソー保持部材79aは支持架台79の上部に取付
けられた油圧シリンダ55の駆動により上下方向に移動
可能になっている。
【0053】さらに、カッター保持部材79aの下部を
貫通させて駆動軸58が軸受により回転自在に支持さ
れ、その一方の軸端部に制振材の基板からなる複合刃ま
たはチップソー56が取付けられると共に、これを覆う
ように円筒状のカバー60が設けられている。このカバ
ー60の内部には図示しない反射板が設けられると共
に、この反射板の手前に集塵装置の吸込口61が設けら
れ、またカバー60の開口部に耐熱透明シート62が貼
り付けられている。
【0054】また、駆動軸58の他端部とカッター保持
部材79aの上部に取付けられた駆動モータ57の回転
軸との間を駆動ベルトにより連結して駆動モータ57の
回転を駆動軸58に伝達可能な構成にしてある。
【0055】さらに、R型49側には一括エッジワイズ
曲げ及びフラットワイズ曲げ成型されたロータコイルの
エンド部1e'をR型49に密着させる複数個の専用ク
ランプ52が設けられている。
【0056】一方、図15はロータコイル曲げ装置に成
形されたロータコイルを所定の場所に搬送するロータコ
イル搬送台80を示すものである。このロータコイル搬
送台80は、摩擦抵抗の少ない樹脂82aを塗布した摺
動面にロータコイルを載置するための天板82が前後そ
れぞれ一対の支持脚81により支持され、また各支持脚
81の下端部には移動を容易にするためのキャスタ83
を取付けられ、さらに支持脚81と天板82との間には
コイルのパスラインに合せて高さ調整が可能なレベリン
グ84が設けられている。
【0057】以上は図1において、一方のロータコイル
曲げ装置10の各部の構成であるが、これとは勝手違い
に設けられた他方のロータコイル曲げ装置10について
も前述した構成と全く同じである。
【0058】次に上記のように構成されたロータコイル
曲げ装置10の作用について述べるに、エッジワイズ曲
げ加工、フラットワイズ曲げ加工及びエッジ切断加工の
3工程を1台の装置に集約するため、各工程に最適なコ
イルの置き方としてコイル断面で見たときに縦長となる
ように、且つ厚み方向に複数本のコイルが一括曲げでき
るように重ねられて装置上にセッティングされる。
【0059】まず、エッジワイズ曲げ部20による加工
手順について図3及び図7乃至図9により説明する。
【0060】第1にエッジワイズ曲げ部20の位置決め
を行う。即ち、移動テーブル11上に載置されたエッジ
ワイズ曲げ部20において、エッジワイズ曲げ位置とな
る曲げ型を兼ねたシャフト25の位置決めを移動テーブ
ル11の移動時に測長器16により測定された位置が表
示される図示しないディジタル表示器の表示値を見て行
う。
【0061】第2にエッジワイズ曲げ部20に対してワ
ークの位置決めを行う。まず、1スロット分の直線部コ
イル1a'を両側のエッジワイズ直線部クランプ部23
に載せ、隣接するテンプレート21の長穴に直線部コイ
ル1a長穴を介してガイドバー22を挿入し、1スロッ
ト分の直線部コイル1a'の長手方向の位置決めをす
る。
【0062】第3に3種類のクランプを行う。まず、ス
トッパー24を旋回し、長いEW直線クランプ部23の
中央に存するブロック36と連結させ、門型にする。そ
の後で、エッジワイズ直線クランプ部23を油圧シリン
ダ23aで動作させ、1スロット分の直線部コイル1a
の幅方向をクランプする。次に直線部コイル1aのエッ
ジワイズ曲げされる部位の近傍を押し駒クランプ31を
油圧シリンダ31aで動作させ、曲げ側の幅方向のクラ
ンプをする。次に油圧シリンダ27を動作させてシャフ
ト25を軸方向に移動させ、コーナクランプ26をコイ
ル側に動作させて厚み方向のクランプを行い、このとき
旋回アーム26aと旋回ベース26bとを連結ピン26
cにより連結させ、3種類のクランプを終了する。
【0063】次にエッジワイズ曲げを行う。まず、油圧
シリンダ28を動作させると、これに伝達機構を介して
連結されたラック29が直線運動し、これと噛合するピ
ニオン30により主旋回ベース26b、旋回ベース部2
6b1、旋回ベース部26b2及び押し駒クランプ31
に回転運動として伝達し、この押し駒クランプ31の回
転力により直線部コイル1aをシャフト25に押付けて
エッジワイズ曲げを行う。この場合、エッジワイズ曲げ
後にコイルのコーナ部内径側に生じる膨らみを修正する
ため、油圧シリンダ27によりコーナクランプ26に通
常のクランプ時の3〜4倍の高い油圧をかける。
【0064】このようにエッジワイズ曲げ部20におい
て、コーナクランプ26を動作させて直線部コイル1
a'をシャフト25に押付けながらエッジワイズ曲げを
行う場合、コーナクランプ26によりコイルを曲げる際
は低圧でクランプを行なうようにしたので、コイル面に
クランプの圧痕を付けることなく、曲げ後に生じるコー
ナ部内径側の膨らみを最小に押さえることが可能であ
る。また、エッジワイズ曲げ後のコイルコーナ部の膨ら
み修正は、コーナクランプ26の押し圧力を高圧にする
ことにより仕上げることができる。
【0065】次にフラットワイズ曲げ部40によるフラ
ットワイズ曲げ加工を図10乃至図12により説明す
る。
【0066】フラットワイズ曲げを行うに当たり、まず
一括エッジ曲げされたコイル1d‘はそのままの位置で
移動テーブル11上に載置されたエッジワイズ曲げ部2
0及びフラットワイズ曲げ部40を移動させる必要があ
る。
【0067】そこで、図示しない操作盤のR曲げ移動ス
イッチを操作することにより、フラットワイズ曲げを行
う一括エッジワイズ曲げ成形されたエンド部1d‘の位
置にフラットワイズ曲げ部40が自動的に移動する。
【0068】加工手順として、第1に2種類のクランプ
を行う。まず、作業者から見てフラットワイズ曲げ部4
0の側面奥に設置された第1のFW直線クランプ41と
第2のFW直線クランプ42を油圧シリンダ37により
移動体72を介して支持アーム71を作業者手前に移動
させることによりコイル曲げ位置に押し出す。この状態
で一括エッジワイズ曲げ成形されたエンド部1d'のコ
ーナ部と幅方向を固定する第1のFW直線クランプ41
を油圧シリンダ41aで作動させる。次に厚み方向を固
定する第2のFW直線クランプ42を油圧シリンダ42
aで作動させて2種類のクランプを終了する。
【0069】第2にフラットワイズ曲げ加工を行う。通
常コイルとの干渉を防ぐため、下方に逃げているローラ
46を油圧揺動シリンダ43によりコイルの曲げ位置に
水平に旋回移動させる。次にローラ46を曲げ半径に合
せてネジ軸45でコイルの近傍まで移動させる。次に曲
げガイド47をコイルの重ね枚数または総厚みに合せて
出入りを調整しセットする。その後、ローラ46を油圧
シリンダ38で加圧し、油圧揺動シリンダ43を作動さ
せながらR型49にエンド部1d'を押付けてフラット
ワイズ曲げを行う。
【0070】このようにフラットワイズ曲げ部40にお
いては、複数のローラ46は単独で油圧シリンダ48に
よりストロークできる機能を持ち、フラットワイズ曲げ
をする際にローラ46によりコイルをR型49に加圧し
ているので、成型精度向上させることができる。また、
エンド部の一方の形状はRと直線の直線の複合形状であ
るが、ストロークするローラ46がロータコイル1d'
を型に押付けてR型49の形状にロータコイル1d'を
形成するようにしているので、コイルのフラットワイズ
曲げの成形精度を向上させることができる。
【0071】次にエンド切断部51によるエンド切断加
工を図13及び図14により説明する。まず、一括曲げ
成形されたロータコイルのエンド部1e'をR型49に
成形した状態で、専用クランプ52により2〜3か所ク
ランプして密着させる。
【0072】次に加工手順として、第1に切断位置にセ
ラミック製複合刃または超硬製複合刃チップソー56を
サーボモータ84で位置決めする。第2に油圧シリンダ
55でセラミック製複合刃または超硬製複合刃チップソ
ー56に送りをかけてバリの無い良好な切断面を得る。
【0073】この場合、セラミック製複合刃または超硬
製複合刃チップソー56を覆うように円筒状のカバー6
0が設けられているので、チップソーに対して最小限の
隙間にでき、また内部に切り屑が一回転してカバーの開
口部〜飛び出さないように図示しない反射板を設けら
れ、反射板の手前に集塵装置の吸込み口61が設けられ
ているので、エンド切断時に発生する切り屑を高能率で
回収することができる。また、カバー60の開口部に耐
熱透明シート62が貼ってあるので、カバー60とロー
タコイル1'の機密性が高められ、集塵能力が低下する
ようなこともない。
【0074】このようなエンド切断部51において、ロ
ータコイル材は銅材であり、一般に切り屑の排出性が悪
いほか、コイルを重ねた一括切断方式のために使用され
るチップソーが大型化すると共に、薄い形状なって極め
て能率の悪い切削条件となるが、前述したセラミック製
複合刃または超硬製複合刃チップソー56は制震材の基
板からなるチップソーであり、油圧制御によりエンド部
を切断することにより、複数のロータコイル1'が多段
上に重ねられた状態でもバリのない良好な切断面を得る
ことが可能である。
【0075】このように本実施の形態では、エッジワイ
ズ曲げ部20において、コーナクランプ26を動作させ
て直線部コイル1a'をシャフト25に押付けながらエ
ッジワイズ曲げを行う場合、コーナクランプ26により
コイルを曲げる際は低圧でクランプを行なうようにした
ので、コイル面にクランプの圧痕を付けることなく、曲
げ後に生じるコーナ部内径側の膨らみを最小に押さえる
ことが可能である。また、エッジワイズ曲げ後のコイル
コーナ部の膨らみ修正は、コーナクランプ26の押し圧
力を高圧にすることにより仕上げることができる。
【0076】また、フラットワイズ曲げ部40において
は、複数のローラ46は単独で油圧シリンダ48により
ストロークできる機能を持ち、フラットワイズ曲げをす
る際にローラ46によりコイルをR型49に加圧してい
るので、成型精度向上させることができる。また、エン
ド端の一方の形状はRと直線の直線の複合形状である
が、ストロークするローラ46がロータコイル1d'を
型に押付けてR型49の形状にロータコイル1d'を形
成するようにしているので、コイルのフラットワイズ曲
げの成形精度を向上させることができる。
【0077】さらに、エンド切断部51においては、セ
ラミック製複合刃または超硬製複合刃チップソー56は
制震材の基板からなるチップソーであり、油圧制御によ
りエンド部を切断するようにしているので、複数のロー
タコイル1'多段上に重ねられた状態でもバリのない良
好な切断面を得ることが可能である。また、エンド切断
部において、切断方向が上から下へとなるため、切り屑
の処理がし易くなる。
【0078】一方、ロータコイル1'1台の装置上に複
数本厚み方向に重ねて縦長に配置することによりコイル
を水平方向から滑らせて搬出入できるようにしたので、
クレーンレスとすることができると共に、生産性を向上
させることができる。また、この置き方でフラットワイ
ズ曲げを行うとエンド部が上方向となり、曲げ範囲が限
定されないことから、コイルのパスラインが作業し易い
高さに設定できる。
【0079】
【発明の効果】以上述べたように本発明によれば、ロー
タコイルの部品点数を少なくし、且つ製作工数が多い原
因となっているロウ付け作業やロウ付け位置決め作業及
びロウ付け後のコイル表面の仕上げ作業を少なくすると
共に、1本づつエッジワイズ及びフラットワイズ曲げを
する非能率的な作業をなくし、且つ曲げ成形後にコイル
エンド接続部の端面加工する工程を同一の装置で実施で
きる回転電機のロータコイル曲げ装置が提供できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明による回転電機のロータコイル曲げ装置
の実施の形態の全体構成を示す正面図。
【図2】同実施の形態の全体構成を示す平面図。
【図3】図1の片側のロータコイル曲げ装置を拡大した
正面図。
【図4】図3の側面図。
【図5】同実施の形態の移動機構の構造を説明するため
の平面図。
【図6】図5の側面図。
【図7】図1乃至図4のエッジワイズ曲げ部の構成を示
す正面図。
【図8】同じく側面図。
【図9】図7および図8の要部を示す詳細図。
【図10】図1乃至図4のフラットワイズ曲げ部の構成
を示す正面図。
【図11】図10のフラットワイズ直線クランプ部を示
す側面図。
【図12】図10の油圧揺動シリンダ及びR型を示す側
面図
【図13】図1乃至図4のコイルエンド切断部の構成を
示す正面図。
【図14】図13の側面図。
【図15】同実施の形態におけるコイル搬送台を説明す
るための構成図。
【図16】同実施の形態で曲げ成形されたロータコイル
を示す斜視図。
【図17】同実施の形態で使用するタービン発電機のロ
ータシャフトを示す斜視図。
【図18】従来技術により製作されたロータコイルの部
品構成を示す図。
【図19】従来技術により製作された一本曲げによるロ
ータコイルの斜視図。
【図20】従来技術により製作されたロータコイルをロ
ータシャフトに組み込むときの状態を示す斜視図。
【符号の説明】
1':ロータコイル 2:ロータシャフト 3:シャフト 10:ロータコイル曲げ装置 11:移動テーブル 18:サーボモータ 20:エッジワイズ曲げ部 21:テンプレート 22:ガイドバー 23:エッジワイズ直線クランプ部 23a:油圧シリンダ 24:ストッパー 25:シャフト 26:コーナクランプ 26a:旋回アーム 26b:旋回ベース 27,28,31a,37,38,41a42a,5
5:油圧シリンダ 29:ラック 30:ピニオン 31:押し駒クランプ 32:直線ガイド 33:ネジ軸 34:サーボモータ 35:測長器 36:ブロック 39:直線ガイド 40:フラットワイズ曲げ部 41:フラットワイズ曲げ部 42:フラットワイズ直線クランプ 43:油圧揺動シリンダ 45:ネジ軸 46:ローラ 47:曲げガイド 48:固定ピン 49:R型 50:クランププレート 51:エンド切断加工部 52:専用クランプ 53:R型のベース 54:直線クランプ 56:セラミック製複合刃または超硬複合刃チップソー 57:駆動モータ 58:駆動軸 60:カバー 61:吸込み口 62:耐熱透明シート 71:支持アーム 72:移動体 73:リニア軸受 74:油圧シリンダ 75,76:固定台 77:支持ブロック 78:加圧成型体 79:支持架台 80:ロータコイル搬送架台 81:支持脚 82:天板 82a:樹脂 83:キャスタ 84:レベリング 85:減速機 86:駆動軸

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 回転電機のロータシャフトの円周上に形
    成されたスロットに挿入されるロータコイルを曲げ成形
    する装置において、 前記ロータシャフトのスロットに組込まれる複数本のコ
    イルのエンド部を各スロット毎に一括してエッジワイズ
    方向に曲げ加工するエッジワイズ曲げ手段と、このエッ
    ジワイズ曲げ手段により曲げられたコイルエンドをさら
    にフラットワイズ方向に曲げ加工するフラットワイズ曲
    げ手段と、このフラットワイズ曲げ手段により曲げられ
    たコイルエンド部を各スロットより円周上の所定の位置
    でロータシャフトセンターに向って所定の長さに切断す
    るエンド切断加工手段とを備え、 前記エッジワイズ曲げ手段は、フレームに直線部コイル
    の挿入方向と直交する方向に軸受を介して軸方向にスラ
    イド可能に取付けられたシャフト、このシャフトに旋回
    可能に取付けられた旋回ベース、前記フレームに取付け
    られた駆動源の駆動力を前記旋回ベースに回転運動とし
    て伝達する駆動伝達機構及び前記旋回ベースに取付けら
    れ駆動源の作動により前記直線部コイルのエッジワイズ
    曲げされる近傍を曲げ側の幅方向にクランプすると共
    に、前記旋回ベースの回転力により前記シャフトに前記
    直線部コイルを押付けてエッジワイズ曲げする押し駒ク
    ランプから構成され、 前記フラットワイズ曲げ手段は、前記フレームに一端部
    が直線部コイルの移動方向と直交する方向に移動可能に
    支持された支持アーム、この支持アームの他端部に支持
    され前記エッジワイズ曲げされたコイルのコーナ部と幅
    方向と厚み方向を固定する直線クランプ機構、このクラ
    ンプ機構の近傍に設置されたR型と、駆動源に連結され
    前記R型の曲げ半径を中心に回動する回転軸に取付けら
    れた直線ガイド及びこの直線ガイドに直線移動可能に支
    持され駆動源により前記コイルエンド部を前記R型に加
    圧する複数個のローラが回転自在に取付けられた加圧成
    形体から構成され、 前記エンド切断加工手段は、前記R型近傍に配設された
    固定台、この固定台に取付けられたモータにより駆動さ
    れる駆動軸に直線部コイルの移動方向と直交する方向に
    旋回可能に支持された支持架台、この支持架台の前記R
    型と対面する側に上下方向に移動可能に支持された保持
    部材及びこの保持部材に回転自在に支持されモータによ
    り回転駆動される駆動軸に取付けられコイルエンド部を
    切断するカッターから構成されたことを特徴とする回転
    電機のロータコイル曲げ装置。
  2. 【請求項2】 請求項1記載の回転電機のロータコイル
    曲げ装置において、エッジワイズ曲げ手段、フラットワ
    イズ曲げ手段及びエンド切断加工手段は、同一の移動テ
    ーブル上に載置され、長尺ベース上を移動可能にしたこ
    とを特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  3. 【請求項3】 請求項1記載の回転電機のロータコイル
    曲げ装置において、エッジワイズ曲げ手段に、シャフト
    に向けてコイルが挿入される方向に長手方向に適宜の間
    隔を存して複数個の穴を有するテンプレートを配設し、
    このテンプレートのコイルの形状に応じて選択された位
    置の穴にコイルに有する穴を通してガイドバーを挿入し
    てコイルの曲げ位置を決定するようにしたことを特徴と
    する回転電機のロータコイル曲げ装置。
  4. 【請求項4】 請求項1記載の回転電機のロータコイル
    曲げ装置において、ロータコイルはコイル断面で見たと
    きに縦長となるように、且つ厚み方向に複数本のコイル
    を一括曲げが可能なように重ねてセッティングすること
    を特徴とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
  5. 【請求項5】 請求項1記載の回転電機のロータコイル
    曲げ装置において、R型はフラットワイズ曲げ及びコイ
    ルエンド部切断時に各コイルの形状に合わせて段取替え
    に必要最小限の部分のみをカセット式にしたことを特徴
    とする回転電機のロータコイル曲げ装置。
JP08141399A 1999-03-25 1999-03-25 回転電機のロータコイル曲げ装置 Expired - Fee Related JP3825578B2 (ja)

Priority Applications (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08141399A JP3825578B2 (ja) 1999-03-25 1999-03-25 回転電機のロータコイル曲げ装置

Applications Claiming Priority (1)

Application Number Priority Date Filing Date Title
JP08141399A JP3825578B2 (ja) 1999-03-25 1999-03-25 回転電機のロータコイル曲げ装置

Publications (2)

Publication Number Publication Date
JP2000278922A true JP2000278922A (ja) 2000-10-06
JP3825578B2 JP3825578B2 (ja) 2006-09-27

Family

ID=13745662

Family Applications (1)

Application Number Title Priority Date Filing Date
JP08141399A Expired - Fee Related JP3825578B2 (ja) 1999-03-25 1999-03-25 回転電機のロータコイル曲げ装置

Country Status (1)

Country Link
JP (1) JP3825578B2 (ja)

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178168A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Toshiba Corp 回転電機のロータコイル曲げ装置及びコイル成形方法
JP2009153291A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Sumitomo Electric Ind Ltd コイル部材,ステータおよびコイル部材の組立方法
CN109834197A (zh) * 2019-03-29 2019-06-04 河南瑞发电气集团有限公司 一种模块化风电单层异形定子绕组线圈的折弯成型装置

Families Citing this family (2)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP6096460B2 (ja) * 2012-10-05 2017-03-15 株式会社東芝 コイル製造システム
CN110268609B (zh) * 2017-03-28 2021-06-18 爱信艾达株式会社 线圈的形成方法及定子的制造方法

Cited By (3)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008178168A (ja) * 2007-01-16 2008-07-31 Toshiba Corp 回転電機のロータコイル曲げ装置及びコイル成形方法
JP2009153291A (ja) * 2007-12-20 2009-07-09 Sumitomo Electric Ind Ltd コイル部材,ステータおよびコイル部材の組立方法
CN109834197A (zh) * 2019-03-29 2019-06-04 河南瑞发电气集团有限公司 一种模块化风电单层异形定子绕组线圈的折弯成型装置

Also Published As

Publication number Publication date
JP3825578B2 (ja) 2006-09-27

Similar Documents

Publication Publication Date Title
CN103264426B (zh) 全自动力木加工机
CN113968016A (zh) 一种柔性折弯中心
JP2000278922A (ja) 回転電機のロータコイル曲げ装置
CN208931837U (zh) 一种电池箱拆箱设备
CN214154299U (zh) 一种六轴绕线机
CN207496180U (zh) 一种三层贴合分条机
JP4284139B2 (ja) 突極形回転電機のロータコイル曲げ成形装置及びロータコイル曲げ成形方法
CN110281518B (zh) 贴膜机及贴膜***
CN215848507U (zh) 一种定位精准的高效铸造用泡沫切割机
CN211003718U (zh) 胶带裁切装置
CN211266719U (zh) 一种定子自动嵌线机
CN113579781A (zh) 基于数控机床的数控夹具自动更换装置及其使用方法
TWI505905B (zh) 金屬件加工方法
CN207914621U (zh) 一种六面顶压机用镗床
CN215239443U (zh) 一种涡旋盘型线多工位精加工气动夹具
CN219666814U (zh) 一种便于调节切割尺寸的平切机
CN218169382U (zh) 一种无线充线圈自动裁切焊线设备
CN216989689U (zh) 一种全自动线束加工高效组装装置
CN217776144U (zh) 一种转位机构
CN217749034U (zh) 一种冲压机旋转定位装置
JP4526150B2 (ja) マルチブレード切削装置
CN217223307U (zh) 一种模具加工用夹持装置
CN215183520U (zh) 电子元件转台式绕线装置
CN220840381U (zh) 一种线路板双向切削装置
CN221064249U (zh) 一种弹簧生产用钢丝切割装置

Legal Events

Date Code Title Description
A621 Written request for application examination

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A621

Effective date: 20040811

A977 Report on retrieval

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A971007

Effective date: 20060623

TRDD Decision of grant or rejection written
A01 Written decision to grant a patent or to grant a registration (utility model)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A01

Effective date: 20060627

A61 First payment of annual fees (during grant procedure)

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A61

Effective date: 20060630

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20090707

Year of fee payment: 3

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20100707

Year of fee payment: 4

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20110707

Year of fee payment: 5

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20120707

Year of fee payment: 6

FPAY Renewal fee payment (event date is renewal date of database)

Free format text: PAYMENT UNTIL: 20130707

Year of fee payment: 7

LAPS Cancellation because of no payment of annual fees