JP2000278893A - モータ及びモータの製造方法 - Google Patents

モータ及びモータの製造方法

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JP2000278893A
JP2000278893A JP11080167A JP8016799A JP2000278893A JP 2000278893 A JP2000278893 A JP 2000278893A JP 11080167 A JP11080167 A JP 11080167A JP 8016799 A JP8016799 A JP 8016799A JP 2000278893 A JP2000278893 A JP 2000278893A
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stator teeth
teeth
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core
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Yoshiyuki Shibata
由之 柴田
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Toyoda Koki KK
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Toyoda Koki KK
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 打ち抜き型の精度によらず、性能を一定にす
ることができるモータ及び該モータの製造方法を提供す
る。 【解決手段】 ステータティース30の先端部30a
と、当該先端部30aに接続するステータコア20の内
周のインボリュート20bとが、ステータの回転軸Cを
中心とする円周のインボリュートで形成されている。ス
テータティース30を回転させることで、ステータコア
20の内周のインボリュート20bと、ステータティー
ス30の先端部30aの隙間を小さくできるので、ステ
ータティースの精度が低くとも、ステータコア20に一
定の接合状態で組み付けられる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、鋼板を打ち抜い
てステータコアとステータティースとを形成し、積層し
たステータティース側に捲線を巻回した後、積層したス
テータコアに組み付けてなる分割コアを有するモータ及
び該モータの製造方法に関するものである。
【0002】
【従来の技術】ブラシレスDCモータ、DCモータで
は、捲線作業を容易にするとともに占積率を向上させる
ため、珪素鋼板を打ち抜く際に、ステータコアとステー
タティースとを分割して形成し、捲線を施した後に両者
を接続する分割コア方式を採用しているものがある。
【0003】この分割コアの製造工程について、図8を
参照して説明する。図8(A)は、打ち抜き前の珪素鋼
板210を示している。ここで、図8(A)中に破線で
示すように打ち抜き、図8(B)に示すステータコア2
20と、図8(C)に示すステータティース230とを
得る。そして、図示しない捲線をステータティース側に
巻回した後、図8(D)に示すようにステータコア22
0にステータティース230を組み付けることで、分割
コアを完成する。ここで、ステータコア220の内周に
は、ステータティース230の先端部230aを抜く際
にできた溝220aと、該先端部230aを組み付ける
ための溝220bとが形成されている。これは、該先端
部230aを抜く際に出来た溝220aには、組み付け
の際に先端部230aを入れることができない、即ち、
ダイとピンとからなる金型で打ち抜いた際に、ステータ
ティース230の先端部230aにバリと返しとができ
るためである。溝220bを溝220aよりも深くする
ことで、ステータコア220にステータティース230
を組み付けられるようにしている。そして、図8(D)
に示すように、ステータコア220にステータティース
230を組み付けた後、或いは、組み付ける際に、溶
接、モールド等を行い、ステータコア220とステータ
ティース230とを一体化している。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、上記分
割コアは、一体式のコアと比較して、モータの性能にば
らつきが出やすいという課題があった。即ち、分割コア
は、一般的に50枚以上のステータコア及びステータテ
ィースを重ねて作るため、珪素鋼板を50枚以上打ち抜
く必要がある。打ち抜きは、図8(E)に示すようなダ
イ252とピン250からなる金型を用いる。ダイ25
2は、下側に広がっており、珪素鋼板を打ち抜き続ける
と、金型の摩耗により精度が低下してステータティース
230が徐々に大きくなり、ステータティース230の
先端部230aとステータコア側の溝220bとの間隔
が狭まり、ステータコア220にステータティース23
0を入れられなくなる。このため、ステータティースを
小さめに製造するように金型を設計してあり、当該金型
での製造開始時と金型の寿命末期とで、ステータティー
スの大きさが変化して、ステータティースとステータコ
アとの接続条件が変化し、モータの性能にばらつきが生
じていた。
【0005】本発明は、上述した課題を解決するために
なされたものであり、その目的とするところは、打ち抜
き型の精度によらず、性能を一定にすることができるモ
ータ及び該モータの製造方法を提供することにある。
【0006】
【課題を解決するための手段】請求項1の発明は、上記
目的を達成するため、鋼板を打ち抜いてステータコアと
ステータティースとを形成し、積層したステータティー
ス側に捲線を巻回した後、積層したステータコアに組み
付けてなる分割コアを有するモータであって、ステータ
コアとステータティースとの接合部の形状が、ステータ
の回転軸を中心とする円周のインボリュートで形成さ
れ、且つ、ステータコアのインボリュートが、ステータ
ティース先端のインボリュートよりも長く形成されてい
ることを技術的特徴とする。
【0007】また、請求項2の発明では、鋼板を打ち抜
いてステータコアとステータティースとを形成し、積層
したステータティース側に捲線を巻回した後、積層した
ステータコアに組み付けてなる分割コアを有するモータ
であって、ステータコアの内周に形成された円弧形状と
接合するように、ステータティースの先端が円弧状に形
成され、該ステータコアの円弧及びステータティース先
端の円弧が、ステータの回転軸を中心とする円弧よりも
小径の円弧で形成され、且つ、ステータコアの円弧が、
ステータティース先端の円弧よりも長く形成されている
ことを技術的特徴とする。
【0008】請求項3の発明では、請求項2において、
前記ステータコアの内周の円弧とステータティースの先
端の円弧とが、同径の円弧で形成されていることを技術
的特徴とする。
【0009】請求項4の発明は、少なくとも以下の
(A)〜(D)の工程を備えるモータの製造方法にあ
る: (A)鋼板を打ち抜いてステータコアとステータティー
スとを形成する工程であって、ステータコアの内周に形
成されたインボリュート形状と接合するように、ステー
タティースの先端をインボリュートに形成する工程、
(B)積層したステータティースに捲線を巻回する工
程、(C)積層したステータコアの内周のインボリュー
トに、ステータティースの先端が対応するように位置決
めする工程、(D)ステータティースを、ステータコア
との隙間が小さくなる方向に回転させ、回転トルクが所
定値になったら回転を停止する工程。
【0010】請求項5の発明は、少なくとも以下の
(A)〜(D)の工程を備えるモータの製造方法にあ
る: (A)鋼板を打ち抜いてステータコアとステータティー
スとを形成する工程であって、ステータコアの内周に形
成された円弧形状と接合するように、ステータティース
の先端を円弧状に形成する工程、(B)積層したステー
タティースに捲線を巻回する工程、(C)積層したステ
ータコアの内周の円弧に、ステータティースの先端が対
応するように位置決めする工程、(D)ステータティー
スを、ステータコアとの隙間が小さくなる方向に回転さ
せ、回転トルクが所定値になったら回転を停止する工
程。
【0011】請求項1の発明では、ステータコアとステ
ータティースとの接合部の形状が、ステータの回転軸を
中心とする円周のインボリュートで形成されている。即
ち、ステータティースを回転させることで、ステータコ
アの内周のインボリュートと、ステータティースの先端
のインボリュートとの隙間を小さくできるので、ステー
タティースの精度が低くとも、ステータティースをステ
ータコアに一定の接合状態で組み付けれる。このため、
打ち抜き型の精度が低下しても、モータの性能を低下さ
せることがなくなる。
【0012】請求項2及び請求項3の発明では、ステー
タコアの内周に形成された円弧形状と接合するように、
ステータティースの先端が円弧状に形成され、該ステー
タコアの円弧及びステータティース先端の円弧が、ステ
ータの回転軸を中心とする円弧よりも小径の円弧で形成
され、且つ、ステータコアの円弧が、ステータティース
先端の円弧よりも長く形成されている。即ち、ステータ
ティースを回転させることで、ステータコアの内周の円
弧と、ステータティースの先端の円弧との隙間を小さく
できるので、ステータティースの精度が低くとも、ステ
ータティースをステータコアに一定の接合状態で組み付
けれる。このため、打ち抜き型の精度が低下しても、モ
ータの性能を低下させることがなくなる。
【0013】請求項4の発明では、積層したステータコ
アの内周のインボリュートに、ステータティースの先端
が対応するように位置決めし、ステータティースをステ
ータコアとの隙間が小さくなる方向に回転させ、回転ト
ルクが所定値になったら回転を停止することで、ステー
タコアとステータティースとの一定の接合状態を得るこ
とができる。このため、打ち抜き型の精度が低下して
も、モータの性能を低下させることがなくなる。
【0014】請求項5の発明では、積層したステータコ
アの内周の円弧に、ステータティースの先端が対応する
ように位置決めし、ステータティースをステータコアと
の隙間が小さくなる方向に回転させ、回転トルクが所定
値になったら回転を停止することで、ステータコアとス
テータティースとの一定の接合状態を得ることができ
る。このため、打ち抜き型の精度が低下しても、モータ
の性能を低下させることがなくなる。
【0015】
【発明の実施の形態】以下、本発明の実施形態に係るモ
ータについて図を参照して説明する。図6は、第1実施
形態のブラシレスモータの断面図を示している。モータ
ハウジング56に軸52が回転可能に支持され、該軸5
2に取り付けられたロータ60の外周に永久磁石62が
張り付けられている。該永久磁石62と対向するように
分割コア54が、モータハウジング46側に取り付けら
れている。
【0016】図1(A)は、図6に示すブラシレスDC
モータ50の分割コア54を形成するための珪素鋼板1
0を示し、図1(B)は、図示しない金型(ダイ及びピ
ン)により該珪素鋼板10から打ち抜いたステータコア
20を、図1(C)は打ち抜いたステータティース30
を示している。該ステータティース30の先端部30a
は、ステータの回転軸を中心とする円周のインボリュー
トで形成されている。一方、ステータコア20の内周に
は、該先端部30aを打ち抜いたインボリュート20a
と、当該先端部30aと対応するインボリュート20a
よりも長く形成されたインボリュート20bとが形成さ
れている。
【0017】図2(A)は、図1(C)に示すステータ
ティース30を複数枚積層してなるステータティース積
層体32を示している。一方、図2(C)は、図1
(B)に示すステータコア20を複数枚積層してなるス
テータコア積層体22を示している。本実施形態のブラ
シレスDCモータ50では、図2(B)に示すように、
ステータティース積層体32に、コイル34を巻回して
から、ステータコア積層体22に組み付ける。即ち、ス
テータティース30の先端部30aが開いた状態でコイ
ルを巻くため、捲線作業を容易にするとともにコイルの
占積率を向上させることができる。
【0018】このステータコア積層体22へのステータ
ティース積層体32の組み付けについて、図3及び図4
を参照して説明する。図3及び図4は、ステータコア積
層体22及びステータティース積層体32の平面図を示
している。なお、図中では、図示の便宜上コイルが省略
されている。先ず、図3に示すように、ステータティー
ス30の先端部30aが、ステータコア20の内周のイ
ンボリュート20bに対応するように、ステータコア積
層体22にステータティース積層体32を組み入れる。
【0019】引き続き、図4において、ステータティー
ス積層体32をステータコア積層体22との隙間が小さ
くなる反時計方向に回転させ、回転トルクが所定値にな
ったら、即ち、ステータコア20のインボリュート20
bにステータティース30の先端部30aが接合し、ス
テータティース積層体32を回転させる回転トルクが所
定値になった状態(θ’回転させた状態)で停止させ
る。その後、樹脂で該ステータティース積層体32とス
テータコア積層体22とを固めることで、或いは、溶接
することで、図6を参照して上述した分割コア54を完
成する。
【0020】このステータコア20内周のインボリュー
ト20a、20b、及び、ステータティース30の先端
部30aのインボリュート形状について、図5を参照し
て更に詳細に説明する。図5(A)に示すように、本実
施形態では、ステータコア20内周のインボリュート2
0a、20b、及び、ステータティース30の先端部3
0aは、全てステータの中心Cから半径rの円周による
インボリュート形状に形成されている。
【0021】図5(A)及び図5(B)に示す、半径r
の円の接線方向から先端部30aの図中左端までの距離
をl、半径rの円の接線方向から先端部30aの図中右
端までの距離をl’とする。ここで、例えば、図5
(A)に示す、該先端部30aを打ち抜いたステータコ
ア20側のインボリュート20aの長さaを4.4mm、
該先端部30aが当接するインボリュート20bの長さ
bを6.6mm(b≒1.5a)、lを35mmとし、円
の半径rを2.2mmとする。l’は、次の数1で表せ
る。
【数1】l’=l+2rπ×θ/360 一方、θ=2β=2・tan-1(r/l)となる。この
ため、l’は、 l’=l+tan-1(2.2/35)×2/360×2×2.2π =35.276
【0022】つまり、l’は、0.276mmだけlより
も長い。ここで、先端部30aがインボリュート20a
に沿って移動可能なストロークX(図5(C)参照)、
そして、ステータティースの公差を±0.05mmとする
と、金型の摩耗によるステータティースの大きさの変位
を0.1mmまで許容し得る。概ね、0.1/0.276
≒X/aの関係が成り立ち、X=0.36aとなる。こ
こで、Xは、a/3程度であるため、上述したように、
b=1.5aに設定することで、ステータティース30
の大きさの変位が0.1mm程度までは、先端部30aを
インボリュート20bに収容可能で、図4を参照して上
述したようにステータティース30aを回転させること
で、ステータティース積層体32をステータコア積層体
22へ組み付けることができる。このため、金型の摩耗
によりステータティース30の寸法誤差が生じても、同
一性能のブラシレスDCモータを製造することができ
る。これにより、モータの性能を改善できるのに加え
て、金型が摩耗しても使用可能な期間を延ばすことがで
きる。
【0023】即ち、第1実施形態では、ステータティー
ス30の先端部30aと当該先端部30aに接続するス
テータコア20の内周のインボリュート20bとが、ス
テータの回転軸Cを中心とする半径rの円周のインボリ
ュートで形成されている。即ち、ステータティース30
を回転させることで、ステータコア20の内周のインボ
リュート20bと、ステータティース30の先端部30
aの隙間を小さくできるので、ステータティース30の
精度が低くとも、ステータティース30をステータコア
20に一定の接合状態で組み付けられる。このため、打
ち抜き型の精度が低下しても、モータの性能を低下させ
ることがなくなる。
【0024】引き続き、本発明の第2実施形態に係るモ
ータについて説明する。このモータは、分割コアの形状
を除き図6を参照して上述した第1実施形態のブラシレ
スDCモータと構造が同様であるため、分割コアの構成
についてのみ説明を行う。
【0025】図7は、第2実施形態の分割コアを形成す
るための珪素鋼板110を示している。図5を参照して
上述したように第1実施形態のステータコアの内周及び
ステータティースの先端は、インボリュート形状に形成
されていた。これに対して、第2実施形態では、ステー
タコア120の内周に円弧120a、120bが形成さ
れ、ステータティース130の先端部130aは、当該
ステータコア120の円弧120aを打ち抜いた円弧状
に形成されている。
【0026】該ステータコア120の円弧120a、1
20b及びステータティース130の先端部130aの
円弧が、ステータの回転軸Cを中心とする円弧よりも小
径の円弧で形成されている。即ち、円弧120a、12
0bは、回転軸Cを中心とする半径r1の円上に中心が
位置している。また、ステータコアの円弧120bが、
ステータティース130の先端部130aの円弧よりも
長く形成されている。
【0027】この第2実施形態のステータコア120と
ステータティース130とを、図2〜図4を参照して上
述した第1実施形態と同様に積層し、ステータティース
を積層した積層体を、ステータコアを積層した積層体と
の隙間が小さくなる方向に回転させ、回転トルクが所定
値になったら、即ち、ステータコア120の円弧120
bにステータティースの先端部130aが接合するまで
回転させた状態で停止する。これにより、ステータコア
120とステータティース130との一定の接合状態を
得ることができる。その後、該ステータティースの積層
体とステータコアの積層体とを樹脂で固めることで、コ
アを形成できる。
【0028】この第2実施形態において、ステータコア
120の内周に形成された円弧120bの形状と接合す
るように、ステータティース130の先端部130aが
円弧状に形成され、該ステータコア120の円弧120
b及びステータティース先端部130aの円弧が、ステ
ータの回転軸Cを中心とする円弧よりも小径の円弧で形
成され、且つ、ステータコア120の円弧120bが、
ステータティース130の先端部130aの円弧よりも
長く形成されている。このため、図7において、ステー
タティース130を反時計方向に回転させることで、ス
テータコア120の内周の円弧120bと、ステータテ
ィース130の先端部130aの円弧との隙間を小さく
できるので、ステータティース130の精度が低くと
も、ステータティース130をステータコア120に一
定の接合状態で組み付けることができる。従って、打ち
抜き型の精度が低下しても、モータの性能を低下させる
ことがなくなる。
【図面の簡単な説明】
【図1】図1(A)は、本発明の第1実施形態に係る分
割コアを形成する珪素鋼板の平面図であり、図1(B)
は、該珪素鋼板から打ち抜いたステータコアの平面図で
あり、図1(C)は、該珪素鋼板から打ち抜いたステー
タティースの平面図である。
【図2】図2(A)及び図2(B)は、図1(C)に示
すステータティースを積層した積層体を示す斜視図であ
り、図2(C)は、図1(B)に示すステータコアを積
層した積層体を示す斜視図である。
【図3】ステータコアとステータティースとの平面図で
ある。
【図4】ステータコアとステータティースとの平面図で
ある。
【図5】図5(A)、図5(B)、図5(C)は、ステ
ータコアとステータティースとのインボリュートの説明
図である。
【図6】第1実施形態に係るブラシレスDCモータの断
面図である。
【図7】第2実施形態に係るステータコアとステータテ
ィースとの平面図である。
【図8】図8(A)は、従来技術に係る分割コアを形成
する珪素鋼板の平面図であり、図8(B)は、該珪素鋼
板を打ち抜いたステータコアの平面図であり、図8
(C)は、該珪素鋼板を打ち抜いたステータティースの
平面図であり、図8(D)は、ステータコアとステータ
ティースとを組み付けた状態の平面図であり、図8
(E)は、珪素鋼板の打ち抜きの説明図である。
【符号の説明】
10 珪素鋼板 20 ステータコア 20a、20b インボリュート 30 ステータティース 30a 先端部 50 ブラシレスDCモータ 54 分割コア 110 珪素鋼板 120 ステータコア 120a、120b 円弧 130 ステータティース 130a 先端部

Claims (5)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 鋼板を打ち抜いてステータコアとステー
    タティースとを形成し、積層したステータティース側に
    捲線を巻回した後、積層したステータコアに組み付けて
    なる分割コアを有するモータであって、 ステータコアとステータティースとの接合部の形状が、
    ステータの回転軸を中心とする円周のインボリュートで
    形成され、且つ、ステータコアのインボリュートが、ス
    テータティース先端のインボリュートよりも長く形成さ
    れていることを特徴とするモータ。
  2. 【請求項2】 鋼板を打ち抜いてステータコアとステー
    タティースとを形成し、積層したステータティース側に
    捲線を巻回した後、積層したステータコアに組み付けて
    なる分割コアを有するモータであって、 ステータコアの内周に形成された円弧形状と接合するよ
    うに、ステータティースの先端が円弧状に形成され、該
    ステータコアの円弧及びステータティース先端の円弧
    が、ステータの回転軸を中心とする円弧よりも小径の円
    弧で形成され、且つ、ステータコアの円弧が、ステータ
    ティース先端の円弧よりも長く形成されていることを特
    徴とするモータ。
  3. 【請求項3】 前記ステータコアの内周の円弧とステー
    タティースの先端の円弧とが、同径の円弧で形成されて
    いることを特徴とする請求項2のモータ。
  4. 【請求項4】 少なくとも以下の(A)〜(D)の工程
    を備えるモータの製造方法: (A)鋼板を打ち抜いてステータコアとステータティー
    スとを形成する工程であって、ステータコアの内周に形
    成されたインボリュート形状と接合するように、ステー
    タティースの先端をインボリュートに形成する工程、
    (B)積層したステータティースに捲線を巻回する工
    程、(C)積層したステータコアの内周のインボリュー
    トに、ステータティースの先端が対応するように位置決
    めする工程、(D)ステータティースを、ステータコア
    との隙間が小さくなる方向に回転させ、回転トルクが所
    定値になったら回転を停止する工程。
  5. 【請求項5】 少なくとも以下の(A)〜(D)の工程
    を備えるモータの製造方法: (A)鋼板を打ち抜いてステータコアとステータティー
    スとを形成する工程であって、ステータコアの内周に形
    成された円弧形状と接合するように、ステータティース
    の先端を円弧状に形成する工程、(B)積層したステー
    タティースに捲線を巻回する工程、(C)積層したステ
    ータコアの内周の円弧に、ステータティースの先端が対
    応するように位置決めする工程、(D)ステータティー
    スを、ステータコアとの隙間が小さくなる方向に回転さ
    せ、回転トルクが所定値になったら回転を停止する工
    程。
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* Cited by examiner, † Cited by third party
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US7583003B2 (en) 2005-10-06 2009-09-01 Sanyo Denki Co., Ltd. Stator for motors

Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US7583003B2 (en) 2005-10-06 2009-09-01 Sanyo Denki Co., Ltd. Stator for motors

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