JP2000278817A - 制御ボックスのパネル - Google Patents

制御ボックスのパネル

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JP2000278817A
JP2000278817A JP11076552A JP7655299A JP2000278817A JP 2000278817 A JP2000278817 A JP 2000278817A JP 11076552 A JP11076552 A JP 11076552A JP 7655299 A JP7655299 A JP 7655299A JP 2000278817 A JP2000278817 A JP 2000278817A
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JP
Japan
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panel
control box
component support
plate
disposed
Prior art date
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Pending
Application number
JP11076552A
Other languages
English (en)
Inventor
Takesuke Kondo
雄亮 近藤
Tsutomu Kato
勤 加藤
Kazuyoshi Kato
和義 加藤
Current Assignee (The listed assignees may be inaccurate. Google has not performed a legal analysis and makes no representation or warranty as to the accuracy of the list.)
Sanmei Electric Co Ltd
Original Assignee
Sanmei Electric Co Ltd
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Publication date
Application filed by Sanmei Electric Co Ltd filed Critical Sanmei Electric Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】コンパクトな制御ボックスを提供するために、
効率の良い電気部品の配置を構成できるパネルを提供す
ること。 【解決手段】パネル10Aは、底板11と側板12とを
有してコ字形に形成されている。側板12の前面側には
フランジ面14が形成され、中央部には2枚の部品支持
板13が隙間16を有して並設されている。前面側の部
品支持板13は電気部品Mが前面側に向かって装着さ
れ、背面側の部品支持板13は電気部品が背面側に向か
って装着されている。パネル10Aは本体ケースの横梁
に装着された滑車上を前後方向に摺動する。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、主に工作機械を
制御する制御ボックスのパネルに関する。
【0002】
【従来の技術】一般に、工作機械には、工作機械の各作
動部を制御するための制御ボックスが設置されている。
制御ボックスには、電源部、操作部、制御部等に区別さ
れて各電気部品が収納されている。工作機械の性能が増
加するに伴い、制御ボックス内に収納される電気部品は
増加され、制御ボックス自体のケースも大型化されてい
る。
【0003】従来の制御ボックスは、一体に形成された
筐体ケースからなり、筐体ケース内のスペースの中で、
特に、ケース背板に取り付けられ縦方向に立設された複
数枚のパネルや前面扉の裏側等に各電気部品が装着され
ていた。
【0004】また、これらの制御ボックスは、工作機械
の仕様に合わせてその大きさが決められるので専用化さ
れるとともに、その仕様に応じたケースの設計を都度行
ない、仕様に合わせて設計されたケースを溶接で一体的
に製作した後、ケース内で配線作業が行なわれていた。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】しかし、工場内に制御
ボックスを含めた工作機械を設置する場合、限られた範
囲の中でできるだけ工作機械を効率よく配置する必要が
あり、さらにはコンパクトな機械が求められる。従来の
制御ボックスは、大型化されているので工場内のスペー
スを広く占領するとともに、パネルが縦方向に配置され
ているのでケース内に無駄なスペースが多い。また、1
枚のパネルには数多くの電気部品が取り付けられるの
で、各電気部品から接続される配線が混在してわかりに
くく、電気配線作業やメンテナンス作業に手間がかか
る。
【0006】この発明は、上述の課題を解決するもので
あり、制御ボックスを極めてコンパクトに形成するとと
もに、電気部品を効率よくパネルに取り付けることによ
ってコンパクトなパネルを提供することを目的とする。
【0007】
【課題を解決するための手段】この発明にかかわる制御
ボックスのパネルでは、上記の課題を解決するために以
下のように構成するものである。即ち、筐体状に形成さ
れた本体ケース内に、水平方向に複数段のパネルが配設
され、前記パネルは前後方向に移動可能に配設されると
ともに、少なくとも1個のパネルは電気部品を装着する
ための2枚の部品支持板が、隙間を有して左右方向に並
設され、前面側に配設される部品支持板は前面側に向か
って電気部品が装着され、背面側に配設される部品支持
板は背面側に向かって電気部品が装着されることを特徴
とするものである。
【0008】好ましくは、前記パネルが、底板と、前記
底板の両横部端面から立設する側板と、を含んで形成さ
れ、前記側板は前面側に外方に折曲するフランジ面を有
し、前記フランジ面が前記本体ケースのおもて面側に配
置するように構成されることを特徴とするものであれば
よい。
【0009】またこの制御ボックスのパネルは、前記2
枚の部品支持板間に形成される隙間に、前記部品支持板
に装着された電気部品のリード線が挿通されることを特
徴とするものであればなおよい。
【0010】さらにこの制御ボックスのパネルは、前記
本体ケースに前後方向に横架する横梁が配設され、前記
横梁に装着される滑車上に、前記パネルが摺動可能に配
設されることを特徴とするものであってもよい。
【0011】
【発明の実施の形態】以下、この発明の一実施の形態を
図面に基づいて説明する。
【0012】図1は、本発明のパネルを組み込んでコン
パクトに形成された制御ボックス1を示すものであり、
制御ボックス1は、4隅に立設される4本の支柱2及び
支柱2を連結する上梁3、下梁4と前後方向の支柱2に
横架される複数段(本形態では5段)のL字形の横梁5
とを含んで筐体状に形成される本体ケース6と、本体ケ
ース6の横梁5上に配置されたパネル10と、パネル1
0に装着される複数個の電気部品Mと、を含んで構成さ
れている。各支柱2には横梁5が高さ調整できるように
上下方向に等間隔に多数の取り付け孔が形成されてい
る。
【0013】それぞれのパネル10は、装着される電気
部品によってそれぞれ異なって形成され、本発明の特徴
的なパネル10Aは、本形態では図1において下から3
段目に配置され、図2〜3に示すように、底板11と、
底板11の両横部端縁から立設される側板12、12
と、両横側板12、12の中央部に両横側板12、12
に挟持され隙間16を有して並設される2枚の部品支持
板13、13と、を有して形成されている。側板12の
前面側には側板12から外方に折曲するフランジ面14
が形成されている。フランジ面14は、前面側の支柱2
より前方(おもて面側)に配置されてパネル10Aが本
体ケース6より手前側に移動できるように構成されると
ともに、パネル10Aが後方(背面側)へ移動する際に
フランジ面14が前面側の支柱2に当接することによっ
てその移動を規制される。つまり、パネル10Aの後方
への移動ストッパとして形成される。
【0014】部品支持板13は、正面視、左右方向に長
手状に形成されるとともに、側面視L字状に折曲するよ
うに形成され、折曲部13aが底板11に取り付けられ
る。2枚の各部品支持板13は、お互いに折曲部13a
を外側に向けて対向するように配置され、前面側の部品
支持板13は前面側に向かって電気部品Mが装着され、
背面側の部品支持板13は背面側に向かって電気部品M
が装着されている。
【0015】さらに、各部品支持板13の両端部には通
し孔13bが形成され、装着される電気部品Mのリード
線が挿通される。電気部品Mに接続されるリード線は、
前述の通し孔13bを通ってそのまま背面側からパネル
10A外部に配線してもよく、2枚の部品支持板13間
の隙間16を挿通してパネル10A外部に配線してもよ
い。さらに側板12の中央部に通し孔を形成してパネル
10A外部に配線してもよい。また、電気部品Mの裏面
にリード線が配線されているものは、装着される部品支
持板13に孔を形成して2枚の部品支持板13間の隙間
16を挿通するように配線することもできる。パネル1
0A外に配線されたリード線は各側図示しない1個のコ
ネクタに収納して、外部のリード線と脱着可能に接続す
る。
【0016】上記のように、水平方向に移動可能に配置
されたパネル10Aにおいて、中央部に装着された部品
支持板13に前面側と背面側に向かって電気部品Mを装
着することによって、コンパクトな制御ボックス1を形
成するための効率の良い部品配置を構成するパネル10
Aを形成することができる。
【0017】特に、このパネル10Aに装着する電気部
品Mは、比較的大きな容積を有して縦方向に取り付ける
ものが適し、例えば、リレーユニットやシーケンサユニ
ットあるいは各種のPC板等がよい。また、各電気部品
Mのリード線は、部品支持板13間に形成される隙間1
6を挿通したり部品支持板13の端部に形成された通し
孔13bを通すことによって、リード線の配線状態を混
雑させることなくまとめることができる。
【0018】他のパネル10は、例えば、端子台や小さ
いリレー等を配置する場合には、図4に示すように、底
板21に中空部を形成するとともに左右方向に中空部2
2、22を横架する2本のレール23、23が設けられ
各レール23を跨ぐようにリレーや端子台M1が装着さ
れる。
【0019】また、1個辺りの容積が大きなリレーやマ
グネットスイッチあるいはトランスM2等を装着するパ
ネル10の場合には、図5に示すように、底板31に直
接ねじ止めしたりL形の部品支持板32を背面側に1枚
取り付けたりする。いずれにしてもパネル10は底板と
側板を有してコ字形に形成され、前面側にフランジ面を
有して前後方向に移動可能に形成される。
【0020】各パネル10(以下、10Aを含む)は、
図6〜7に示すように、左右の横梁5に各2個前後方向
に間隔を有して配置される滑車40の上面を摺動するよ
うに前後方向に移動される。滑車40は取り付け部41
とレール部42を有して構成され、横梁5に形成された
孔部5aにレール部42の上部が横梁5の上面より突出
するように挿入され、取り付け部41が横梁5の下面側
に装着される。そして、パネル10が最前進位置に移動
すると、ロックピン43をパネル10と横梁5とを挿通
するようにパネル10と横梁5に穿設された孔に挿入し
てパネル10を横梁5にロックする。
【0021】上記のパネル10は、制御ボックス1本体
内に装着する前に単体で配線を行ない、電気部品Mが取
り付けられたパネル10を上方あるいは下方から順に装
着し、制御ボックス1本体内でそれぞれのコネクタを接
続して配線を行なう。従って、従来のように制御ボック
ス1内での複雑な配線作業を行なう必要はない。
【0022】すべての電気部品Mが一旦装着された上記
の制御ボックスを運搬する際には、摺動可能なそれぞれ
のパネル10のコネクタ接続を外して、それぞれのパネ
ル10を制御ボックス本体から取り外してそれぞれ別々
に運搬する。そして、使用工場に設置した後、取り外し
たパネル10を再び制御ボックス1本体に収納して各パ
ネル10のコネクタを接続する。
【0023】工場内での運転中に異常が生じて電気のテ
ックを行なう際には、いずれかのパネル10を前方に移
動させて作業が容易な状態でチェックすることができ
る。この場合、パネル10のコネクタは必要に応じて取
り外すことができる。
【0024】なお、本発明の制御ボックスのパネルやパ
ネルを前後方向に摺動する構成は上記に限るものではな
い。例えば、パネルに配置される2枚の部品支持板を2
組以上設けてもよく、また、パネルの下方にスライドプ
レートを取り付けて、スライドプレートを滑車上に摺動
可能に配置させてもよい。さらに、滑車の代わりにボー
ルねじや直動式リニアガイドを装着するようにしてもよ
い。
【0025】
【発明の効果】本発明によれば、制御ボックスのパネル
は、筐体状に形成された本体ケース内に、水平方向に複
数段のパネルが配設され、前記パネルは前後方向に移動
可能に配設されるとともに、少なくとも1個のパネルは
電気部品を装着するための2枚の部品支持板が、隙間を
有して左右方向に並設され、前面側に配設される部品支
持板は前面側に向かって電気部品が装着され、背面側に
配設される部品支持板は背面側に向かって電気部品が装
着されている。そのため、比較的大きな容積を有する電
気部品を効率よくパネルに装着することができ、その結
果、制御ボックスをコンパクトに構成することが可能と
なる。
【0026】またこの制御ボックスのパネルは、前記パ
ネルが、底板と、前記底板の両横部端面から立設する側
板と、を含んで形成され、前記側板は前面側に外方に折
曲するフランジ面を有し、前記フランジ面が前記本体ケ
ースのおもて面側に配置するように構成されている。フ
ランジ面はパネルが最後端位置にあるときに、本体ケー
スのおもて面に当接して後方への移動を規制され、その
ためストッパとしての役割を果たすことになる。
【0027】さらにこの制御ボックスのパネルは、前記
2枚の部品支持板間に形成される隙間に、前記部品支持
板に装着された電気部品のリード線が挿通されている。
そのため、電気配線を混雑させることなくきれいにまと
めることができる。
【0028】また、この制御ボックスのパネルは、前記
本体ケースに前後方向に横架する横梁が配設され、前記
横梁に装着される滑車上に、前記パネルが摺動可能に配
設されているので、パネルを容易な構成で摺動させるこ
とができ制御ボックスをコンパクトに構成することがで
きる。
【図面の簡単な説明】
【図1】本発明の一形態のパネルが装着された制御ボッ
クスの正面図
【図2】本発明の一形態のパネルを示す斜視図
【図3】図2における正面図
【図4】他のパネルを示す斜視図
【図5】他のパネルを示す斜視図
【図6】パネルの摺動構成を示す一部正面図
【図7】図6におけるVII −VII 断面図
【符号の説明】
1…制御ボックス 2…支柱 5…横梁 6…本体ケース 10、10A…パネル 11、21、31…底板 12…側板 13…部品支持板 14…フランジ面 16…隙間 40…滑車 M、M1、M2…電気部品
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (72)発明者 加藤 和義 愛知県名古屋市瑞穂区牛巻町6番10号 三 明電機株式会社内 Fターム(参考) 4E360 AB02 AB17 AB22 AB23 EA24 EC12 FA02 GA03 GA47 GA49 GA53 GB99 5G016 AA03 CD26

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 筐体状に形成された本体ケース内に、水
    平方向に複数段のパネルが配設され、 前記パネルは前後方向に移動可能に配設されるととも
    に、少なくとも1個のパネルは電気部品を装着するため
    の2枚の部品支持板が、隙間を有して左右方向に並設さ
    れ、 前面側に配設される部品支持板は前面側に向かって電気
    部品が装着され、 背面側に配設される部品支持板は背面側に向かって電気
    部品が装着されることを特徴とする制御ボックスのパネ
    ル。
  2. 【請求項2】 前記パネルが、底板と、前記底板の両横
    部端面から立設する側板と、を含んで形成され、前記側
    板は前面側に外方に折曲するフランジ面を有し、前記フ
    ランジ面が前記本体ケースのおもて面側に配置するよう
    に構成されることを特徴とする請求項1記載の制御ボッ
    クスのパネル。
  3. 【請求項3】 前記2枚の部品支持板間に形成される隙
    間に、前記部品支持板に装着された電気部品のリード線
    が挿通されることを特徴とする請求項1記載の制御ボッ
    クスのパネル。
  4. 【請求項4】 前記本体ケースに前後方向に横架する横
    梁が配設され、前記横梁に装着される滑車上に、前記パ
    ネルが摺動可能に配設されることを特徴とする請求項
    1,2または3記載の制御ボックスのパネル。
JP11076552A 1999-03-19 1999-03-19 制御ボックスのパネル Pending JP2000278817A (ja)

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Cited By (1)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
JP2008022673A (ja) * 2006-07-14 2008-01-31 Meidensha Corp コントロールセンタユニット

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Legal Events

Date Code Title Description
A02 Decision of refusal

Free format text: JAPANESE INTERMEDIATE CODE: A02

Effective date: 20030902