JP3069496B2 - 宅配ボックスの捺印装置 - Google Patents

宅配ボックスの捺印装置

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Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【産業上の利用分野】本発明は、荷物受け取り確認印を
伝票に捺印することができる宅配ボックスの捺印装置に
関する。
【0002】
【従来の技術】従来より、例えば実開平3−9854号
公報、実開平3−114358号公報には、宅配ボック
ス内に受領用の印鑑を電動によるスイッチ操作により上
下方向に駆動自在に配置し、配達者が配達した後に伝票
を宅配ボックス内に差し込んでスイッチ操作を行なうこ
とによって伝票に捺印させる宅配ボックスの捺印装置が
知られている。そして、この捺印装置は、伝票の差込口
や印鑑を交換することができる部分と、印鑑を駆動する
ソレノイド等の機構部と、この機構部を電気的に制御す
る電気制御部とが1つのボックス内に一緒に組み込まれ
た構造となっている。
【0003】
【発明が解決しようとする課題】ところが、従来のよう
に、1つのボックスの中に伝票の差込口や印鑑を交換す
ることができる部分と、印鑑を駆動するソレノイド等の
機構部と、この機構部を電気的に制御する電気制御部と
を一緒に組み込んだ構造にあっては、捺印装置の組み立
て作業を1つのボックス内で行なう必要があり、作業性
が低下するという問題がある。特に捺印装置の小型化を
図った場合には、ボックスが小型化して狭い場所での組
み立てが必要となり、手作業による組み立て作業が一層
困難になるという問題がある。また、捺印装置を組み立
てるにあたり、分野の異なる板金の組み立てと、機構
部、電気制御部の組み立てとを分化して製品の精度を上
げようとしたときに、同じ本体(伝票の差込口や印鑑を
交換することができる部分)で機構部の機械的組み立て
と、電気制御部の電気的組み立との両方の作業をしなけ
ればならず、組み立て作業が複雑化して、コストアップ
を招くという問題もある。さらに、メンテナンス時にお
いて、特に故障し易い機構部、電気制御部を見る場合に
は、捺印装置全体を脱着しなければならず、作業が面倒
であり、特に小型の捺印装置の場合にはメンテナンス作
業に一層手間がかかるという問題がある。
【0004】本発明は、上記従来の課題に鑑みてなされ
たもので、その目的とするところは、小型の捺印装置で
あっても手作業による組み立てが容易であると共に、分
野の異なる前面プレートと背面プレートとの組み立て
と、機構部、電気制御部の組み立てとの専門分化により
組み立て精度を上げることができ、さらに、メンテナン
ス時には故障原因となる部分を簡単に脱着できるように
した宅配ボックスの捺印装置を提供するにあり、他の目
的とするところは、宅配ボックスの収納スペース数に応
じて捺印装置の数を簡単に増やせるようにした宅配ボッ
クスの捺印装置を提供するにあり、さらに他の目的とす
るところは、背面プレートに作動板をコンパクトに収め
て、装置全体の小型化を図ることができるようにした宅
配ボックスの捺印装置を提供するにある。
【0005】
【課題を解決するための手段】上記課題を解決するため
に、本発明は、宅配ボックス本体2内に受領用の印鑑が
電動によるスイッチ操作で駆動自在にセットされ、宅配
ボックス1の前面側から差し込まれる伝票に印鑑を捺印
する宅配ボックス1の捺印装置であって、印鑑が取付け
られる前面プレート7と、印鑑を駆動する部品が組み込
まれる背面プレート8とを備え、前面プレート7に、印
鑑が着脱自在に取付けられる取付け孔10と、伝票が差
込まれる差込孔11と、スイッチ孔12とを夫々穿孔
し、且つ背面プレート8に、通電時或いは通電停止時に
突出或いは後退動作をするソレノイド27と、該ソレノ
イド27の動きを印鑑に伝える作動板28と、該ソレノ
イド27を電気的に制御する電気制御部Bとを夫々組み
込むと共に、電気制御部Bのスイッチ31を前面プレー
ト7のスイッチ孔12から前面プレート7の前面7a側
に露出させて成ることに特徴を有している。
【0006】また、上記前面プレート7を上下方向に複
数個連成し、各前面プレート7の背面7b側に夫々対応
させて複数の背面プレート8を配置するのが好ましい。
また、上記背面プレート8は、略コ字状に屈曲した屈曲
片25と、屈曲片25の両端部において前面プレート7
に夫々取付けられる取付片26とから成り、上記屈曲片
25の内側に作動板28が回動自在に収納されて成るの
が好ましい。
【0007】
【作用】本発明によれば、印鑑が取付けられる前面プレ
ート7と、印鑑を駆動する部品が組み込まれる背面プレ
ート8とを設け、前面プレート7に印鑑が着脱自在に取
付けられる取付け孔10と、伝票が差込まれる差込孔1
1と、スイッチ孔12とを夫々穿孔するようにしたか
ら、前面プレート7において印鑑の保持と伝票の差込み
の両方を行なうことができる。また、背面プレート8
に、通電時或いは通電停止時に突出或いは後退動作をす
るソレノイド27と、該ソレノイド27の動きを印鑑に
伝える作動板28と、該ソレノイド27を電気的に制御
する電気制御部Bとを夫々組み込むようにしたから、前
面プレート7とは別の独立した背面プレート8において
印鑑を駆動制御できるようになる。従って、前面プレー
ト7に背面プレート8を取付けるだけで捺印装置6を容
易に組み立てることができ、しかも、従来のように1つ
のボックス内にソレノイド27や電気制御部B等を組み
込む必要がないので、捺印装置6の小型化を図る場合に
おいても狭い場所での手作業を行なう必要がなくなる。
また、分野の異なる前面プレート7と背面プレート8と
の組み立てと、ソレノイド27、作動板28及び電気制
御部Bの組み立ての夫々の専門分化ができるので、性質
の違う各々の部材の組み立て精度を上げることができ
る。さらに、メンテナンス時においては、前面プレート
7から背面プレート8を取外すだけで、特に故障し易い
機構部A、電気制御部Bを一目瞭然で見ることができる
のでメンテナンスが容易となり、たとえ小型の捺印装置
6の場合であっても、メンテナンス作業を楽に行なえる
ものである。
【0008】
【実施例】以下、本発明の実施例を図面に基づいて詳述
する。本実施例の宅配ボックス1は、図2に示すよう
に、施錠可能な荷物投函扉5で開閉自在に覆われた上下
3個の荷物の収納スペースと、上下3個の捺印機能を有
する捺印装置6を収納するための1個の収納スペース4
とを備えている。
【0009】捺印装置6は、図3に示すように、板金加
工部品より成る前面プレート7と、背面プレート8とを
備えている。先ず、前面プレート7には、印鑑が着脱自
在に取付けられる取付け孔10と、取付け孔10の真下
に位置する横長スリット状の差込孔11と、取付け孔1
0の一側方に位置するスイッチ孔12とが夫々穿孔され
ている。本実施例では、捺印装置6は上下3個連設さ
れ、これに伴い前面プレート7には、上下3組の取付け
孔10、差込孔11及びスイッチ孔12が夫々形成され
ている。そして、各取付け孔10には、市販されている
印鑑を保持するための印鑑脱着カセット13(図1)が
着脱自在に夫々取付けられる。この印鑑脱着カセット1
3は、印鑑の印面を一定高さに位置決めした状態で印鑑
を保持する印鑑保持用スプリング14を備え、寸法の異
なる多種類の印鑑に対処できるようになっている。
【0010】前面プレート7には、一対の側面プレート
15、2枚の横長状の化粧カバー取付けブラケット1
6、及び3個の受け台17が夫々固着されるようになっ
ており、これらはいずれも板金加工部品より構成されて
いる。先ず一対の側面プレート15は、前面プレート7
の前後方向に突出した状態で、前面プレート7の両側の
折曲部7bに溶接により夫々固着されると共に、各側面
プレート15の前端縁には捺印装置取付けパネル19に
ネジ止めされるネジ孔20が穿孔され、後端縁には背面
プレート8にネジ止めされるネジ孔21が穿孔されてい
る。また、横長状の化粧カバー取付けブラケット16
は、前面プレート7の前面7aのデッドスペース(本実
施例では差込孔11とその下側に位置する取付け孔10
との間のスペース)に溶接により夫々固着されると共
に、この化粧カバー取付けブラケット16には化粧カバ
ー18にネジ止めされるネジ孔22が穿孔されている。
さらに、3個の受け台17は、各差込孔11に夫々対応
して前面プレート7の背面側に固着されるものであり、
差込孔11より差し込まれた伝票を受け台17にて下方
から支持すると共に、受け台17の中央に設けた弾性体
23に印鑑の印面を圧着させることで、印鑑のがたつき
や弛みを防止しながら伝票に捺印できるようになってい
る。
【0011】一方、背面プレート8は、図4及び図5に
示すように、略コ字状に屈曲した屈曲片25と、屈曲片
25の両端部から連出されて前面プレート7にネジ止め
される一対の取付片26とが一体形成されて成り、機構
部Aと電気制御部Bの取付けフレームとして機能する。
機構部Aは、印鑑を駆動するソレノイド27と、このソ
レノイド27の動きを印鑑に伝える作動板28とを備え
ると共に、上記ソレノイド27は通電時(又は通電停止
時)にプランジャ29を押し下げ、通電停止時(又は通
電時)にはプランジャ29を突出状態で保持するもので
あり、プランジャ29の押し下げ時のみに作動板28が
下降して印鑑が押し下げられる構造となっている。ま
た、作動板28の基端部28aが背面プレート8の屈曲
片25の内側に回動自在に支持されており、長寸の作動
板28が背面プレート8の屈曲部25内にコンパクトに
組み込まれている。
【0012】上記電気制御部Bは、図4に示すように、
ケーブル29を介してAC100Vの商用交流電源に接
続されるトランス30と、スイッチ31からの操作信号
を受けてソレノイド27に出力信号を送る制御回路を構
成する電気部品32と、この電気部品32が実装される
回路基板33等で構成されると共に、スイッチ31は前
面プレート7のスイッチ孔12より前面プレート7の前
面7a側に露出するようにして保持される。本実施例で
は、前面プレート7の上下3組の取付け孔10、差込孔
11及びスイッチ孔12に夫々対応して、背面プレート
8には、上下3組のソレノイド27、作動板28等の機
構部Aと電気制御部Bが夫々組み込まれている。
【0013】また、前面プレート7の前面7a側には、
図1及び図2に示すように、宅配ボックス本体2の捺印
装置6の収納スペース4の入口と略同じ大きさの捺印装
置取付けパネル19が固定される。この捺印装置取付け
パネル19には、前面プレート7を露出させる窓孔40
が穿孔されており、この窓孔40の両側端40aにネジ
孔(図示せず)が形成され、側面プレート15の前端縁
のネジ孔20から取付けネジを締め付けることによって
捺印装置取付けパネル19は前面プレート7側に取付け
可能とされる。また、捺印装置取付けパネル19の窓孔
40には、前面プレート7の差込孔11とスイッチ31
とを前面側に露出させることができる化粧カバー18が
配置されると共に、この化粧カバー18は前面プレート
7の化粧カバー取付けブラケット16にネジ止めにより
固定されるようになっている。
【0014】次に、捺印装置6を組み立てるに際して
は、図3に示す前面プレート7の両側縁に側面プレート
15、前面プレート7の前面7aに化粧カバー取付けブ
ラケット16、前面プレート7の背面に受け台17をス
ポット溶接によって夫々固着して、前面プレート7を組
み立てる。一方、背面プレート8の屈曲片25の内側に
作動板28を回動自在に支持すると共に、作動板28の
側方にソレノイド27を取付け、また背面プレート8の
背面側には、電気制御部B(トランス30、回路基板3
3等)を夫々取付けることにより、機構部A及び電気制
御部Bを背面プレート8に一体的に組み込むことができ
る(図4の状態)。その後、電気制御部Bのスイッチ3
1を前面プレート7のスイッチ孔12に前面プレート7
の前面7a側に露出するようにして取付けると共に、背
面プレート8の取付片26のネジ孔44に背後からネジ
を挿通して側面プレート15の後端縁のネジ孔21に螺
合させることにより、前面プレート7に背面プレート8
が固定され、最後に印鑑脱着カセット13を前面プレー
ト7の取付け孔10に装着することによって図1に示す
捺印装置6が完成する。
【0015】従って、前面プレート7に背面プレート8
を取付けるだけで、前面プレート7において印鑑の保持
と伝票の差込みとスイッチ操作とを行なうことができ、
且つ前面プレート7とは別の独立した背面プレート8に
おいて、スイッチ操作に応答して印鑑を駆動制御できる
ので、捺印装置6の組み立てが容易となる。また、従来
のように1つのボックス内に機構部Aや電気制御部B等
を組み込む必要がないので、捺印装置6の小型化を図る
場合においても手作業による組み立て作業の容易化を図
ることができる。さらに、分野の異なる板金加工品(前
面プレート7、背面プレート8等)の組み立てと、ソレ
ノイド27、作動板28及び電気制御部Bの組み立ての
夫々の専門分化ができるので、性質の違う各々の部材の
組み立て精度を上げることができ、捺印装置6の高品位
化を図ることができるという利点がある。
【0016】また、完成した捺印装置6の側面プレート
15の前端縁に捺印装置取付けパネル19をネジ止め
し、且つ化粧カバー18を前面プレート7の化粧カバー
取付けブラケット16にネジ止めしたものを宅配ボック
ス本体2の捺印装置6の収納スペース4内に収納するこ
とにより、捺印装置6を宅配ボックス本体2に組み込む
ことができる。
【0017】次に、捺印装置6を使用するにあたって
は、宅配業者が上段の荷物の収納スペースに荷物を投函
した場合には、前面プレート7の上段に位置する差込孔
11に伝票を差し込み、上段に位置するスイッチ31を
押圧操作すると、上段に位置するソレノイド27が励磁
されて、プランジャ29によって作動板28が押し下げ
られて印鑑が下降し、伝票に捺印がされる。その後、ス
イッチ31から手を離すと、ソレノイド27が消磁され
て作動板28による押し下げが解除され、印鑑が上昇し
て伝票から離れ、伝票が差込孔11から取り出し可能と
なる。また、中段の荷物の収納スペースに荷物を投函し
た場合には、前面プレート7の中段に位置する差込孔1
1に伝票を差し込み、中段のスイッチ31を押圧操作す
る。同様にして、下段の荷物の収納スペースに荷物を投
函した場合には、前面プレート7の下段に位置する差込
孔11に伝票を差し込み、上段のスイッチ31を押圧操
作する。これにより、荷物の収納スペースごとに受領用
の印鑑を捺印することができるものである。
【0018】一方、捺印装置6のメンテナンス時におい
ては、宅配ボックス本体2の捺印装置6の収納スペース
4内から捺印装置6を取り出し、さらに背面プレート8
を前面プレート7から取外すだけで、特に故障し易い機
構部A、電気制御部Bを一目瞭然で見ることができるの
でメンテナンスが容易となり、たとえ小型の捺印装置6
の場合であっても、メンテナンス作業を楽に行なえるよ
うになる。また、印鑑を交換する時には、前面プレート
7から化粧カバー18を取外すだけで、印鑑脱着カセッ
ト13を前面プレート7の取付け孔10より簡単に脱着
できるので、背面プレート8を前面プレート7から取外
すことなく、印鑑の交換を楽に行なうことができる。
【0019】上記実施例では、3個の捺印装置6を備え
た宅配ボックス1を例示したが、これに限定されるもの
ではなく、捺印装置6の数は宅配ボックス1の収納スペ
ース数に応じて任意に変更可能である。つまり、前面プ
レート7、側面プレート15、背面プレート8のような
簡単な曲げ、穴加工部品を伸縮させると共に、前面プレ
ート7の取付け孔10、差込孔11及びスイッチ孔12
の孔数と、背面プレート8の機構部A、電気制御部Bの
数を変えることによって、図7に示す1個の収納スペー
ス数に対しては1個の捺印機能を有する捺印装置6、ま
た図8に示す2個の収納スペース数に対しては2個の捺
印機能を有する捺印装置6を夫々容易に形成することが
できる。
【0020】
【発明の効果】上述のように、請求項1記載の発明によ
れば、印鑑が取付けられる前面プレートと、印鑑を駆動
する部品が組み込まれる背面プレートとを備え、前面プ
レートに、印鑑が着脱自在に取付けられる取付け孔と、
伝票が差込まれる差込孔と、スイッチ孔とを夫々穿孔
し、且つ背面プレートに、通電時或いは通電停止時に突
出或いは後退動作をするソレノイドと、該ソレノイドの
動きを印鑑に伝える作動板と、該ソレノイドを電気的に
制御する電気制御部とを夫々組み込むと共に、電気制御
部のスイッチを前面プレートのスイッチ孔から前面プレ
ートの前面側に露出させて成るから、前面プレートに背
面プレートを取付けるだけで捺印装置を容易に組み立て
ることができ、しかも、従来のように1つのボックス内
に機構部や電気制御部等を組み込む必要がないので、捺
印装置の小型化を図る場合においても手作業による組み
立て作業の容易化を図ることができる。また、分野の異
なる前面プレートと背面プレートとの組み立てと、ソレ
ノイド、作動板及び電気制御部の組み立ての夫々の専門
分化ができるので、性質の違う各々の部材の組み立て精
度を上げることができる。さらに、メンテナンス時にお
いては、前面プレートから背面プレートを取外すだけ
で、特に故障し易い機構部、電気制御部を一目瞭然で見
ることができるのでメンテナンスが容易となり、たとえ
小型の捺印装置の場合であっても、メンテナンス作業を
楽に行なうことができる。その結果、小型の捺印装置で
あっても手作業による組み立てが容易であると共に、分
野の異なる前面プレートと背面プレートとの組み立て
と、機構部、電気制御部の組み立てとの専門分化により
組み立て精度を上げることができ、さらに、メンテナン
ス時には故障原因となる部分を簡単に脱着できるという
効果を奏する。
【0021】請求項2記載の発明によれば、請求項1記
載の前面プレートを上下方向に複数個連成し、各前面プ
レートの背面側に夫々対応させて複数の背面プレートを
配置するものであるから、請求項1の効果に加えて、宅
配ボックスの収納スペース数に応じて捺印装置の数を簡
単に増減できるという効果を奏する。請求項3記載の発
明によれば、請求項1記載の背面プレートは、略コ字状
に屈曲した屈曲片と、屈曲片の両端部において前面プレ
ートに夫々取付けられる取付片とから成り、上記屈曲片
の内側に作動板が回動自在に収納されて成るから、請求
項1の効果に加えて、背面プレートに作動板をコンパク
トに収めて、装置全体の小型化を図ることができるとい
う効果を奏する。
【図面の簡単な説明】
【図1】(a)は本発明の一実施例の分解斜視図、
(b)は組み立て後の平面図である。
【図2】(a)は捺印装置に捺印装置取付けパネルを取
付けた状態の斜視図、(b)は宅配ボックス本体の斜視
図である。
【図3】同上の前面プレート及び背面プレートの分解斜
視図である。
【図4】(a)(b)は印鑑を駆動する部品が組み込ま
れた背面プレートの平面図及び斜視図である。
【図5】同上の前面プレートと背面プレートの組み立て
状態を示す分解斜視図である。
【図6】同上の受け台の取付け状態を示す平面図であ
る。
【図7】(a)は収納スペース数が1個の場合の宅配ボ
ックスの斜視図、(b)は捺印装置の斜視図である。
【図8】(a)は収納スペース数が2個の場合の宅配ボ
ックスの斜視図、(b)は捺印装置の斜視図である。
【符号の説明】
2 宅配ボックス本体 9 印鑑 7 前面プレート 7a 前面 8 背面プレート 10 取付け孔 11 差込孔 12 スイッチ孔 27 ソレノイド 28 作動板 28a 基端部 25 屈曲片 26 取付片 31 スイッチ B 電気制御部
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (56)参考文献 特開 平6−64297(JP,A) 特開 平6−183120(JP,A) 実開 平3−114358(JP,U) 実開 平1−106262(JP,U) (58)調査した分野(Int.Cl.7,DB名) B41K 3/00 - 3/04 A47G 29/12 B65D 91/00

Claims (3)

    (57)【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 宅配ボックス本体内に受領用の印鑑が電
    動によるスイッチ操作で駆動自在にセットされ、宅配ボ
    ックスの前面側から差し込まれる伝票に印鑑を捺印する
    宅配ボックスの捺印装置であって、印鑑が取付けられる
    前面プレートと、印鑑を駆動する部品が組み込まれる背
    面プレートとを備え、前面プレートに、印鑑が着脱自在
    に取付けられる取付け孔と、伝票が差込まれる差込孔
    と、スイッチ孔とを夫々穿孔し、且つ背面プレートに、
    通電時或いは通電停止時に突出或いは後退動作をするソ
    レノイドと、該ソレノイドの動きを印鑑に伝える作動板
    と、該ソレノイドを電気的に制御する電気制御部とを夫
    々組み込むと共に、電気制御部のスイッチを前面プレー
    トのスイッチ孔から前面プレートの前面側に露出させて
    成ることを特徴とする宅配ボックスの捺印装置。
  2. 【請求項2】 複数の前面プレートを上下方向に複数個
    連成し、各前面プレートの背面側に夫々対応させて複数
    の背面プレートを配置することを特徴とする請求項1記
    載の宅配ボックスの捺印装置。
  3. 【請求項3】 背面プレートは、略コ字状に屈曲した屈
    曲片と、屈曲片の両端部において前面プレートに夫々取
    付けられる取付片とから成り、上記屈曲片の内側に作動
    板が回動自在に収納されて成ることを特徴とする請求項
    1記載の宅配ボックスの捺印装置。
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