JP2000278193A - ダイバーシチアンテナ装置 - Google Patents

ダイバーシチアンテナ装置

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JP2000278193A
JP2000278193A JP11078483A JP7848399A JP2000278193A JP 2000278193 A JP2000278193 A JP 2000278193A JP 11078483 A JP11078483 A JP 11078483A JP 7848399 A JP7848399 A JP 7848399A JP 2000278193 A JP2000278193 A JP 2000278193A
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reception
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Hisao Iwasaki
久雄 岩崎
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Toshiba Corp
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Abstract

(57)【要約】 【課題】耐マルチパス性能の向上を図ったダイバーシチ
アンテナ装置を提供する。 【解決手段】3つの無指向性のアンテナ素子A〜Cを互
いに半波長間隔d(d=λ/2)で正三角形に配置す
る。これらのアンテナ素子A〜Cからの励振信号を分配
器11〜13にてそれぞれ2分岐し、合成器21〜23
に導く。合成器21〜23では、それぞれアンテナ素子
AとB、AとC、BとCからの信号を互いに逆相で合成
する。これにより正三角形の辺に沿ってローブを持つ3
つの受信ビームを形成し、これらの受信ビームを用いて
ダイバーシチ受信を行う。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、例えばMSB(Mo
bile Satellite Broadcast)システムなどに好適に用い
ることのできるダイバーシチアンテナ装置に関する。
【0002】
【従来の技術】近年の通信需要の増大に伴い、移動通信
分野の発展が著しい。最近では、地上側設備のみで完結
する従来のシステムだけでなく、人工衛星(以下、衛星
と称する)を利用した移動体向け放送システムが実用化
されつつある。
【0003】ところで、移動通信環境下においては通
常、マルチパスが存在する。特に都市圏内においては林
立する建物などから多数のマルチパス波が生じ、これら
が時間差をもって受信機のアンテナに到来する。これが
甚だしくなると通信品質が著しく阻害されることは良く
知られており、耐マルチパス性能を高めることは、セル
ラシステム、PHS(Personal Handyphone System)、
MSBなど、移動通信分野全般に渡って要望されてい
る。また、近年注目されているCDMA(Code Divisio
n Multiple Access)技術はマルチパスへの耐性が高い
として知られているが、プロセッサの処理時間よりも短
い間隔で到来するマルチパスをも抑圧することはでき
ず、このようなマルチパスに対しては依然として弱い。
このような事情から、耐マルチパス性能の向上のための
種々の努力がなされており、特に受信アンテナ部分に関
する研究・開発が盛んに行われている。
【0004】図8に、マルチパス環境下で使用される従
来のアンテナ装置の構成を示す。このアンテナ装置は、
図8(a)、(b)に示すように4つのアンテナ素子A
〜Dを正四角形に配置し、2枚のリフレクタR1,R2
により図8(c)のごとく4方向にビームを張ること
で、全方位の指向性を得る。この構成にて各アンテナ素
子A〜Dを切り替えることで指向性ダイバーシチを実現
でき、耐マルチパス性能を高めることができる。
【0005】また図9に、従来のアンテナ装置の別の構
成を示す。このアンテナ装置は、2つのアンテナ素子
A,Bを間隔d=λ/2(λは波長)で配置し、各アン
テナ素子A,Bを同相および逆相で給電することによ
り、図の点線および実線で示す直交する指向性を得る。
これらの指向性を切り替えることにより指向性ダイバー
シチを実現し、耐マルチパス性能を高めることができ
る。
【0006】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら図8およ
び9に示す構成では、各アンテナ素子の指向性の中心が
同じ点に位置している。このため、指向性を切り替えた
としても複数のマルチパス信号間での相関は依然として
強く、ダイバーシチ効果は薄いと言わざるを得ない。
【0007】本発明は上記事情によりなされたもので、
その目的は、耐マルチパス性能の向上を図ったダイバー
シチアンテナ装置を提供することにある。
【0008】
【課題を解決するための手段】上記目的を達成するため
に本発明は、m個の辺を有する多角形の頂点にそれぞれ
配置されるm個のアンテナと、これらのアンテナのうち
互いに隣接するもの同士でアンテナ対を形成し、各アン
テナ対に属する二つのアンテナの受信ビームをそれぞれ
合成して互いに受信位置の異なるm個の合成受信ビーム
を形成する合成受信ビーム形成手段と、前記m個の合成
受信ビームのそれぞれに対応するm個の受信信号が与え
られ、これらの受信信号に対する品質評価を行い、この
品質評価の結果に基づき前記m個の受信信号をもとに最
も品質の高い受信出力を生成出力する出力手段とを具備
することを特徴とする。
【0009】前記出力手段における品質評価の基準とし
ては、各受信信号の受信レベルを用いても良いし、また
は各受信信号におけるS/N比またはC/N比を用いて
も良い。
【0010】また前記出力手段には、前記品質評価の結
果をもとに前記各受信信号を重み付け合成することで前
記受信出力を生成出力させるようにしても良いし、また
は前記品質評価の結果をもとに最も品質の高い受信信号
を選択させ、これを受信出力として出力させるようにし
ても良い。
【0011】また、受信すべき無線信号の波長をλとし
たとき、(λ/2)の自然数倍に相当する辺の長さを有
する正m角形の頂点に、m個の無指向性アンテナをそれ
ぞれ配置し、前記合成受信ビーム形成手段に、前記m個
の無指向性アンテナからの素子信号をそれぞれ2分配し
て2m個の分岐信号を生成するm個の分配器と、これら
の2m個の分岐信号のうち、互いに隣接する前記無指向
性アンテナから送出された素子信号に基づく2つの分岐
信号がそれぞれ与えられ、かつ与えられたこれらの分岐
信号を互いに逆相で合成して前記合成受信ビームを形成
するm個の合成器とを備えるようにしても良い。
【0012】このようにすると、それぞれ異なる点に位
相中心すなわち受信位置を有し、それぞれの指向性は互
いに異なる方向を向き、しかも共同で全方位をカバーす
るm個の合成受信ビームが形成される。よって、到来し
た無線信号は、これらの各合成受信ビームによりそれぞ
れ異なる場所で、かつ異なる指向性をもって受信され
る。
【0013】これらの受信信号は、出力手段により重み
付け合成または選択され、最も高品質の受信信号出力を
得ることが出来る。
【0014】すなわち、各受信信号を異なる場所で受信
していることから、到来する無線信号に対して空間ダイ
バーシチ効果を得ることが可能となる。さらに各受信信
号は、異なる指向性にて受信されるため、到来する無線
信号に対して指向性ダイバーシチ効果をも得ることが可
能となる。
【0015】このため、二つの効果が相俟って信号の選
択性をさらに高めることが可能となり、耐マルチパス性
能をさらに向上させることが可能となる。
【0016】
【発明の実施の形態】以下、図面を参照して本発明の実
施の形態を詳細に説明する。 (第1の実施形態)図1に、本発明の実施の形態に係わ
るダイバーシチアンテナ装置が使用されるMSBシステ
ムの構成を示す。図1において、放送衛星10から送出
される電波は、地上に存在する自動車30および複数の
再送局201〜20nにより受信される。各再送局20
1〜20nは、受信した電波に増幅、波形整形などの処
理を施したうえでこれを所定の領域に再放射して、地上
にサービスエリアを展開する。
【0017】自動車30は、放送衛星10への見通しの
良い場所では放送衛星10からの電波を受信可能であ
る。これに対して影となる場所では、例えば再送局20
nにて再送信された電波を受信して放送衛星10との通
信を行うことになる。その際、地上側では多くのマルチ
パスを生じており、これに対処するため、本発明に係わ
るダイバーシチアンテナ装置40が自動車30の車体上
面に取り付けられている。
【0018】図2に、本実施形態に係わるダイバーシチ
アンテナ装置の構成を示す。このアンテナ装置は、3つ
の無指向性のアンテナ素子A〜Cを半波長間隔(d=λ
/2)で正三角形に配置し、各素子A〜Cからの信号を
分配器11〜13にてそれぞれ2分岐し、合成器21〜
23に導く。
【0019】合成器21は、アンテナ素子A,Bからの
信号を受け、このうち素子Bからの信号を反転して素子
Aの反転しない信号と合成し、合成出力abを与える。
ここでは信号反転を(−1)、反転せずを(1)で示
す。合成器22は、アンテナ素子A,Cからの信号を受
け、このうち素子Cからの信号を反転して素子Aの反転
しない信号と合成し、合成出力acを与える。合成器2
3は、アンテナ素子B,Cからの信号を受け、このうち
素子Cからの信号を反転して素子Bの反転しない信号と
合成し、合成出力bcを与える。各合成出力ab,a
c,bcは、切換/合成部3および制御部4に与えられ
る。
【0020】制御部4は、与えられた各合成出力ab,
ac,bcの信号レベルをもとに切換/合成部3を制御
し、既知のダイバーシチ制御により各合成出力ab,a
c,bcを切り換え出力させるか、または各合成出力a
b,ac,bcをいずれかの組み合わせでさらに合成し
てダイバーシチ出力を得る。
【0021】次に、上記構成における作用を説明する。
図3に、半波長間隔(d=λ/2)で設置されたダイポ
ールアンテナの指向特性を示す。アンテナ素子AとBと
を互いに逆相で給電すると、全体での指向性は図中実線
で示すように、素子の配列方向(x軸)に沿って形成さ
れる。このときy軸方向がヌル(null)となる。一
方、アンテナ素子AとBとを互いに同相で給電すると、
全体での指向性は図中点線で示すように、素子の配列と
直角方向(y軸)に沿って形成される。このときx軸方
向がヌルとなる。
【0022】さて、図3の指向特性を念頭に置くと、図
2のダイバーシチアンテナ装置では図4に示すような指
向特性が形成されることが判る。すなわち、各合成出力
ab,ac,bcの指向性パターンは、それぞれ対応す
るアンテナ素子の配列方向に沿った長8の字型となり、
これらの3つのパターンにより水平面内を全方位に渡り
カバーすることができる。また各指向性パターンの位相
中心(ヌル点)は、それぞれ異なる点に位置することに
なる。
【0023】また、例えばアンテナ素子A,Bによるパ
ターンabに着目すると、これはアンテナ素子C方向の
利得が0であり、すなわちパターンabによるアンテナ
ビームはアンテナ素子C方向を向いていない。これによ
り、アンテナ素子Cには相互結合による不要電流が励起
されないことになり、良好な受信特性を得ることができ
る。もちろん、素子B,Cに関しても同様の効果が有
る。
【0024】さらに、各指向性パターンab,ac,b
cの位相中心がそれぞれ異なる点に位置していることか
ら、これらのパターンを切り換え出力することにより空
間ダイバーシチ効果をも得ることができる。すなわちこ
の実施形態では、各指向性パターンab,ac,bcを
切り換え、または合成して出力することにより、マルチ
パスに対する指向性ダイバーシチ効果と空間ダイバーシ
チ効果とを、同時に得ることが可能となる。したがっ
て、特に大都市圏内のように、多数のマルチパスが短い
時間間隔で到来するような劣悪な環境下においても、信
号の選択性を高め、マルチパスによる悪影響を抑圧する
ことが可能となる。
【0025】このように本実施形態では、3つの無指向
性のアンテナ素子A〜Cを互いに半波長間隔d(d=λ
/2)で正三角形に配置する。これらのアンテナ素子A
〜Cからの励振信号を分配器11〜13にてそれぞれ2
分岐し、合成器21〜23に導く。合成器21〜23で
は、それぞれアンテナ素子AとB、AとC、BとCから
の信号を互いに逆相で合成する。これにより正三角形の
辺に沿ってローブを持つ3つの受信ビームを形成し、こ
れらの受信ビームを用いてダイバーシチ受信を行うよう
にしている。
【0026】このようにしたので、位相中心すなわち受
信点を異なる場所に持ち、しかもそれぞれ指向性の異な
る複数の受信ビームを形成し、これらの受信ビームによ
り全方位をカバーすることが出来る。これらの受信ビー
ムにて受信された受信信号をもとにダイバーシチ受信を
行うことで、指向性ダイバーシチおよび空間ダイバーシ
チを同時に行うことができ、両者の効果が相俟って信号
の選択度をさらに向上させ、耐マルチパス性能の更なる
向上を図れる。
【0027】また上記実施形態では、複数の指向性アン
テナを異なる場所に設置して空間ダイバーシチを行って
いるのではなく、複数の無指向性アンテナからの励振信
号を合成することによって、指向性をもつ受信ビームを
形成するようにしている。このようにすることで、自動
車3の移動に係わらず、空間を常に均等な指向性でカバ
ーすることが可能となる。
【0028】(第2の実施形態)次に、本発明の第2の
実施形態を説明する。図6に、本実施形態に係わるダイ
バーシチアンテナ装置の構成を示す。なお図2と共通す
る部分には同一の符号を付して示し、ここでは異なる部
分についてのみ説明する。
【0029】図6のアンテナ装置は、4つの無指向性の
アンテナ素子A〜Dを半波長間隔(d=λ/2)で正四
角形に配置し、これらの素子A〜Dからの信号をそれぞ
れ2分岐して反転合成することで、図7に示す受信ビー
ムを形成するものである。
【0030】このようにしても、互いに異なる場所に位
相中心を持ち、全方位をカバーする指向性の異なる受信
ビームを形成することが出来る。これらの受信ビームに
より得られる信号をダイバーシチ受信することで、指向
性および空間ダイバーシチ効果を得られ、より高いマル
チパス抑圧効果を得られる。
【0031】なお、本発明は上記実施の形態に限定され
るものではない。例えば各上記実施形態ではアンテナ素
子の配置間隔を半波長としたが、一波長間隔d=λで配
置しても良い。例えば一波長間隔で設置された無指向性
アンテナ素子を同相または逆相で給電すると、図5に示
すクローバ状のパターンを得る。このような形状の受信
ビームを複数形成し、ダイバーシチ受信を行うことによ
っても上記と同様の効果を得られる。ただし、このパタ
ーンは直交する方向にローブを展開するので、不要な誘
導電流を避けるべくアンテナの設置の仕方に配慮する必
要がある。
【0032】また以上の議論をさらに拡張し、一般にd
=n・λ/2(nは自然数)なる間隔でアンテナ素子を
配置しても上記と同様の効果を得られる。ただし、移動
体などに搭載して使用されるアンテナ装置にあってはサ
イズが問題となるので、好ましくは半波長間隔で設置す
るのが望ましいであろう。
【0033】また上記各実施形態では、各アンテナ素子
から電波周波数(RF)の状態で与えられる信号に基づ
きダイバーシチ制御を行うようにしているが、これに限
らず、復調・検波後のベースバンド信号を用いてダイバ
ーシチ制御を行うようにしても良い。また上記各実施形
態では、信号のレベルに基づいてダイバーシチ制御を行
うようにしているが、これに限らず、各受信信号のS/
N比、またはC/N比を元にダイバーシチ制御を行うよ
うにしても良い。
【0034】また上記各実施形態ではMSBシステムを
念頭に置いた説明を行ったが、本発明の思想は他の例え
ばCDMAシステムなどの、無線通信分野全般に渡って
適用することが可能である。
【0035】その他、本発明の要旨を逸脱しない範囲で
種々の変形実施を行うことができる。
【0036】
【発明の効果】以上詳述したように本発明は、位相中心
と指向性とがそれぞれ異なる複数の受信ビームを形成
し、これらの受信ビームにて受信された信号に基づきダ
イバーシチ受信を行うようにしているので、耐マルチパ
ス性能の向上を図ったダイバーシチアンテナ装置を提供
することが可能となる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 本発明の実施の形態に係わるダイバーシチア
ンテナ装置が使用されるMSBシステムの構成を示すシ
ステム図。
【図2】 本発明の第1の実施形態に係わるダイバーシ
チアンテナ装置の構成を示すブロック図。
【図3】 半波長間隔(d=λ/2)で設置されたダイ
ポールアンテナの指向特性を示す図。
【図4】 図2の構成における合成出力ab,ac,b
cの指向性パターンを示す図。
【図5】 1波長間隔(d=λ)で設置されたダイポー
ルアンテナの指向特性を示す図。
【図6】 本発明の第2の実施形態に係わるダイバーシ
チアンテナ装置の構成を示すブロック図。
【図7】 図6の構成における合成出力ab,ac,c
d,bdの指向性パターンを示す図。
【図8】 マルチパス環境下で使用される従来のアンテ
ナ装置の構成を示す図。
【図9】 マルチパス環境下で使用される従来のアンテ
ナ装置の別の構成を示す図。
【符号の説明】
10…放送衛星 201〜20n…再送局 30…自動車 40…ダイバーシチアンテナ装置 A〜D…アンテナ素子 11〜14…分配器 21〜23、51〜54…合成器 3…切換/合成部 4…制御部

Claims (6)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 m個の辺を有する多角形の頂点にそれぞ
    れ配置されるm個のアンテナと、 これらのアンテナのうち互いに隣接するもの同士でアン
    テナ対を形成し、各アンテナ対に属する二つのアンテナ
    の受信ビームをそれぞれ合成して互いに受信位置の異な
    るm個の合成受信ビームを形成する合成受信ビーム形成
    手段と、 前記m個の合成受信ビームのそれぞれに対応するm個の
    受信信号が与えられ、これらの受信信号に対する品質評
    価を行い、この品質評価の結果に基づき前記m個の受信
    信号をもとに最も品質の高い受信出力を生成して出力す
    る出力手段とを具備することを特徴とするダイバーシチ
    アンテナ装置。
  2. 【請求項2】 前記出力手段は、前記品質評価の結果を
    もとに、前記各受信信号を重み付け合成することで前記
    受信出力を生成することを特徴とする請求項1に記載の
    ダイバーシチアンテナ装置。
  3. 【請求項3】 前記出力手段は、前記品質評価の結果を
    もとに、前記与えられるm個の受信信号のうち最も品質
    の高い受信信号を選択してこれを前記受信出力として出
    力することを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチ
    アンテナ装置。
  4. 【請求項4】 前記出力手段は、各信号の受信レベルを
    評価の基準として前記m個の受信信号に対する品質評価
    を行うことを特徴とする請求項1に記載のダイバーシチ
    アンテナ装置。
  5. 【請求項5】 前記出力手段は、各信号におけるS/N
    比またはC/N比を評価の基準として前記m個の受信信
    号に対する品質評価を行うことを特徴とする請求項1に
    記載のダイバーシチアンテナ装置。
  6. 【請求項6】 前記m個のアンテナは、受信すべき無線
    信号の波長をλとしたとき、(λ/2)の自然数倍に相
    当する辺の長さを有する正m角形の頂点にそれぞれ配置
    されるm個の無指向性アンテナであり、 前記合成受信ビーム形成手段は、 前記m個の無指向性アンテナからの素子信号をそれぞれ
    2分配して2m個の分岐信号を生成するm個の分配器
    と、 これらの2m個の分岐信号のうち、互いに隣接する前記
    無指向性アンテナから送出された素子信号に基づく2つ
    の分岐信号がそれぞれ与えられ、かつ与えられたこれら
    の分岐信号を互いに逆相で合成して前記合成受信ビーム
    を形成するm個の合成器とを備えることを特徴とする請
    求項1に記載のダイバーシチアンテナ装置。
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Cited By (5)

* Cited by examiner, † Cited by third party
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