JP2000274790A - 換気装置 - Google Patents

換気装置

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JP2000274790A
JP2000274790A JP11079312A JP7931299A JP2000274790A JP 2000274790 A JP2000274790 A JP 2000274790A JP 11079312 A JP11079312 A JP 11079312A JP 7931299 A JP7931299 A JP 7931299A JP 2000274790 A JP2000274790 A JP 2000274790A
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JP
Japan
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ventilation
air passage
air
unit
suction
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JP11079312A
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English (en)
Inventor
Takeshi Takeda
剛 竹田
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Osaka Gas Co Ltd
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Osaka Gas Co Ltd
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 換気装置の設置状態での換気量検査を、簡単
に、しかも、換気風路の屋外への出口の位置にかかわら
ず行うことができるようにする。 【解決手段】 換気対象室Aに連通する吸引部3と、そ
の吸引部3に吸引作用する換気用送風機Fと、その換気
用送風機Fの通風空気を案内する換気風路REが設けら
れた換気装置において、換気風路REを形成する風路形
成部材Dに、換気量を検出する換気量検出手段の検出部
を挿入するための検査孔16が開閉自在に設けられてい
る。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、換気対象室に連通
する吸引部と、その吸引部に吸引作用する換気用送風機
と、その換気用送風機の通風空気を案内する換気風路が
設けられた換気装置に関する。
【0002】
【従来の技術】換気装置を設置したときには、所定の換
気量が得られているかを確認するために、換気装置を設
置した状態で、その換気装置による換気量を計測する換
気量検査を行う必要がある。換気量の計測は、例えば、
換気空気の風速を計測することにより行ったり、換気空
気の風量を計測することにより行うが、このように、換
気量を検出する換気量検出手段としては、例えば、風速
計や風量計がある。
【0003】従来では、換気量検査は、例えば、吸引部
の前方で、風量又は風速を計測して、換気量を計測する
ことにより行っていた。この場合、換気される空気の通
流範囲を画定する必要があるので、吸引部の前方に、そ
の開口部の全周を囲む状態で検査用の筒状体を配置し
て、その検査用の筒状体の内部に、換気量検出手段の検
出部を配置して行っていた。あるいは、換気風路の出口
の前方に、換気量検出手段の検出部を配置して行ってい
た。
【0004】
【発明が解決しようとする課題】しかしながら、従来で
は、換気量検査を、吸引部の前方に検査用の筒状体を配
置して行う場合、検査用の筒状体を換気装置の設置場所
に持参すると共に、その検査用の筒状体を所定の箇所に
適切に配置する必要があり、手間が掛かるため改善が望
まれていた。又、換気量検査を、換気風路の出口の前方
で行う場合は、高層住宅等、換気装置の設置場所によっ
ては、換気風路の屋外への出口が高所に位置することと
なって、換気量検査を行えない場合があった。
【0005】本発明は、かかる実情に鑑みてなされたも
のであり、その目的は、換気装置の設置状態での換気量
検査を、簡単に、しかも、換気風路の屋外への出口の位
置にかかわらず行うことができるようにすることにあ
る。
【0006】
【課題を解決するための手段】〔請求項1記載の発明〕
請求項1に記載の特徴構成は、前記換気風路を形成する
風路形成部材に、換気量を検出する換気量検出手段の検
出部を挿入するための検査孔が開閉自在に設けられてい
ることにある。
【0007】請求項1に記載の特徴構成によれば、換気
量検査は、検査孔を開けて、その検査孔から換気量検出
手段の検出部を換気風路内に挿入することにより行う。
換気量検査が終了すると、検査孔を閉じれば、以後、正
常に換気対象室の換気を行うことができる。従って、換
気量検査を行うに当たって、従来の如き検査用の筒状体
が不要となるので、換気量検査を簡単に行うことができ
る。又、換気装置を設置した状態で検査孔が屋内に位置
するように、検査孔を設けることにより、換気量検査を
屋内にて行うことができるので、換気量検査を換気風路
の屋外への出口の位置にかかわらず行うことができる。
【0008】〔請求項2記載の発明〕請求項2に記載の
特徴構成は、前記吸引部及び前記換気用送風機を備えた
装置本体に、換気ダクトを接続自在な筒状の連結部が設
けられ、前記換気ダクトと前記連結部にて前記風路形成
部材が構成され、前記検査孔が前記連結部に設けられて
いることにある。
【0009】請求項2に記載の特徴構成によれば、装置
本体を所定の箇所に設置した後、装置本体に設けられて
いる筒状の連結部に換気ダクトを接続することになる。
そして、検査孔が連結部に設けられているので、装置本
体の設置作業を行った近傍にて、換気量検査を行うこと
ができるので、検査作業が一層簡単になる。又、装置本
体を天井裏に設けるような場合、装置本体の設置場所近
傍の天井に、装置の設置作業用や装置点検用の点検用開
口を開閉自在に設けるが、検査孔を装置本体に付設の連
結部に設けることで、点検用開口を利用して換気量検査
を行うことができるので、検査作業が一層簡単になる。
【0010】〔請求項3記載の発明〕請求項3に記載の
特徴構成は、前記連結部が、その周方向に回動調節自在
な状態で前記装置本体に設けられていることにある。
【0011】請求項3に記載の特徴構成によれば、連結
部の回動調節により、検査孔を換気量検出手段の検出部
の挿入がし易い位置に位置させることができる。従っ
て、装置本体の設置位置にかかわらず、換気量検出手段
の検出部を検査孔に容易に挿入することができるので、
検査作業が一層簡単になる。
【0012】〔請求項4記載の発明〕請求項4に記載の
特徴構成は、前記装置本体に、前記換気対象室に連通す
る前記吸引部、前記換気対象室に連通する吹出し部、前
記吸引部からの吸引空気を前記吹出し部に導く循環風
路、及び、その循環風路の通風空気を加熱する加熱手段
が設けられ、前記換気風路が、前記循環風路に連通する
状態で前記装置本体に接続され、前記換気用送風機が、
前記吸引部からの吸引空気を前記循環風路と前記換気風
路を通じて通風するように設けられていることにある。
【0013】請求項4に記載の特徴構成によれば、換気
用送風機の通風作用により、吸引部から吸引された換気
対象室の空気が循環風路と前記換気風路を通じて流れて
排出されて、換気対象室が換気される。又、換気対象室
の空気を循環風路を通じて循環させながら、循環風路の
通風空気を加熱手段にて加熱することにより、換気対象
室を暖房することができる。又、換気対象室の空気を循
環風路を通じて循環させながら、循環風路の通風空気を
加熱手段にて加熱することと並行して、換気用送風機に
より、循環風路の通風空気の一部を換気風路に通風させ
て排出することにより、換気対象室を乾燥することがで
きる。つまり、換気対象室の空気を循環させるために換
気対象室の空気を吸引するための吸引部と、換気対象室
を換気するために換気対象室の空気を吸引するために吸
引口とを兼用させて、構成の簡略化を図っているのであ
る。従って、請求項4に記載の特徴構成によれば、換気
対象室を換気する機能に加えて暖房並びに乾燥する機能
を備えた換気装置において本発明を実施するに当たっ
て、実施コストを低減することができる。
【0014】
【発明の実施の形態】以下、図面に基づいて、本発明の
実施の形態を説明する。図1ないし図5に示すように、
換気装置の一例としての浴室暖房乾燥機は、換気対象室
としての浴室Aを換気、暖房並びに乾燥する機能等を備
えていて、浴室Aの天井部において、建物のスラブ面S
とユニットバスUの天井との間に設置される装置本体
M、及び、その装置本体Mに接続されて浴室Aの空気を
外部に導く換気ダクト21、浴室暖房乾燥機の各種制御
を司る制御装置19、その制御装置に各種制御情報を指
令するリモコン操作部20等を備えている。
【0015】図2ないし図5に基づいて、装置本体Mに
ついて説明を加える。装置本体Mは、下方側が開口し、
一側面に換気空気排出用の排気口2を形成した箱状のケ
ーシング1と、吸引部3及び吹出し部4を備えてケーシ
ング1の下方側を閉じるように配置されるグリル板5を
備えている。図5に詳細に示すように、ケーシング1内
部には、循環風路形成部材6にて、吸引部3と吹出し部
4とを接続し、且つ、経路の途中での排気口2に連通す
る循環風路RLを区画形成してある。循環風路RLの内
部に、吸引部3に吸引作用すると共に、吸引した空気を
吹出し部4及び排気口2に送るように通風作用する循環
換気兼用ファン7(換気用送風機Fに相当する)と、排
気口2よりも通風方向下流側に位置して、循環風路RL
を通風する空気を加熱する加熱手段としての熱交換器8
を設けてある。更に、熱交換器8よりも上流側にて、吸
引部3に対して循環風路RLを全開し且つ排気口2を閉
じる位置(以下、暖房位置と称する場合がある)aと、
吸引部3に対して循環風路RLを閉じ且つ排気口2を全
開する位置(以下、換気位置と称する場合がある)c
と、それら暖房位置aと換気位置cとの間に位置して、
吸引部3に対して循環風路RL及び排気口2夫々を部分
的に開く位置(以下、乾燥位置と称する場合がある)b
とに切り換え操作自在なダンパ9、及び、そのダンパ9
を切り換え操作するモータ10を設けてある。
【0016】更に、熱交換器8には、外部熱源機Hから
熱媒としての温水を循環供給するための温水循環路11
を接続すると共に、その温水循環路11に熱動弁12を
介装してある。
【0017】図4に詳細に示すように、一端の鍔部分に
周方向に等間隔で4個のボルト挿通孔を形成した円筒状
の連結部13を、排気口2に連通する状態で、環状のシ
ール材14を介在させて、4個のボルト15を用いてケ
ーシング1に着脱自在なようにしてある。つまり、連結
部13を、周方向に回動調節自在な状態でケーシング1
に取り付けることができるようにしてある。連結部13
の周壁には、風量検出手段としての風速計の検出部(図
示せず)の挿入用として、内面に雌ネジを備えた検査孔
16を形成すると共に、その検査孔16に、環状のシー
ル材17を介在させた状態で螺合自在な蓋用ボルト18
を設けてある。その蓋用ボルト18の着脱によって、検
査孔16は開閉自在になっている。そして、連結部13
をケーシング1に取り付ける際に、連結部13をその周
方向に回動調節することにより、検査孔16の位置を調
節することができるようにしてある。
【0018】ちなみに、検査孔16の大きさは、例え
ば、熱線式の風速計の検出部が挿入可能なように、5〜
10mmφ程度にする。
【0019】この連結部13には、換気ダクト21が接
続されて、これら連結部13と換気ダクト21により、
循環換気兼用ファン7の通風空気を案内する換気風路R
Eを形成する。従って、連結部13と換気ダクト21に
て、換気風路REを形成する換気風路形成部材Dを構成
してあり、その換気風路形成部材Dに、換気量検出手段
としての風速計の検出部を挿入するための検査孔16を
開閉自在に設けてある。
【0020】制御装置19は、マイクロコンピュータを
利用して構成してあり、装置本体Mに設けてある。リモ
コン操作部20は、制御装置19と有線や無線にて通信
可能なように接続される。リモコン操作部20には、図
示は省略するが、浴室Aを換気する換気運転を指令する
換気スイッチ、浴室Aを暖房する暖房運転を指令する暖
房スイッチ、浴室Aを乾燥する乾燥運転を指令する乾燥
スイッチ、及び、浴槽Aの空気を循環させる涼風運転を
指令する涼風スイッチ等を備えてある。
【0021】次に、制御装置19による制御作動につい
て説明する。リモコン操作部20の換気スイッチにて換
気運転が指令されると、熱動弁12を閉弁し、モータ1
0をダンパ9が換気位置cに位置するように作動させ、
並びに、循環換気兼用ファン7を作動させる。すると、
図5において、実線矢印にて示すように、吸引部3から
吸引された浴室Aの空気の全てが、循環風路RL及び排
気口2を経て、換気風路REを通流して屋外等に排出さ
れるので、浴室Aが換気される。
【0022】リモコン操作部20の乾燥スイッチにて乾
燥運転が指令されると、熱動弁12を開弁し、モータ1
0をダンパ9が乾燥位置bに位置するように作動させ、
並びに、循環換気兼用ファン7を作動させる。すると、
熱交換器8を温水が通流し、吸引部3から吸引されて循
環風路RLを通流する浴室Aの空気の一部は、図5にお
いて実線矢印にて示すように、排気口2を経て、換気風
路REを通流して屋外等に排出され、並びに、残部は、
図5において一点鎖線矢印にて示すように、熱交換器8
を通過して加熱された後、吹出し口4から浴室Aに戻さ
れる。
【0023】リモコン操作部20の暖房スイッチにて暖
房運転が指令されると、熱動弁12を開弁し、モータ1
0をダンパ9が暖房位置aに位置するように作動させ、
並びに、循環換気兼用ファン7を作動させる。すると、
熱交換器8を温水が通流し、吸引部3から吸引された浴
室Aの空気の全てが、図5において一点鎖線矢印にて示
すように、熱交換器8を通過して加熱された後、吹出し
口4から浴室Aに戻される。
【0024】リモコン操作部20の涼風スイッチにて涼
風運転が指令されると、熱動弁12を閉弁し、モータ1
0をダンパ9が暖房位置aに位置するように作動させ、
並びに、循環換気兼用ファン7を作動させる。すると、
熱交換器8には温水が通流していないので、吸引部3か
ら吸引された浴室Aの空気の全てが、加熱されること無
く、図5において一点鎖線矢印にて示すように、吹出し
口4から浴室Aに戻される。
【0025】次に、上述のように構成した浴室暖房乾燥
機を設置する際の作業方法について説明する。図1ない
し図3に示すように、ユニットバスUの天井に、装置本
体Mの取付用の取付用開口Uaが形成されると共に、そ
の取付用開口Uaの近くに、浴室暖房乾燥機の設置作業
や点検を行うための点検用開口Ubが開閉自在に形成さ
れる。予め、連結部13の周方向での回動調節により、
検査孔16が、後述する換気量検査の作業がし易い位置
に位置するように調節しておく。そして、装置本体M
を、その下方側の開口を取付用開口Uaに臨ませた状態
で配置して、スラブ面Sに予め埋め込み固定した4本の
吊り下げボルトBにて吊り下げ支持する。換気ダクト2
1を、その一端を装置本体Mの連結部13に接続すると
共に、他端を建物の外壁から屋外に臨ませる等、所定の
位置に位置させて設ける。リモコン操作部20を、ユニ
ットバスUの入口付近等、使用者が操作し易い位置に、
制御装置19と通信可能なように設ける。温水循環路1
1を外部熱源機Hに接続する。
【0026】次に、換気量検査を行う方法について説明
する。リモコン操作部20の乾燥スイッチにて乾燥運転
を指令して、浴室暖房乾燥機を換気運転にて運転させ
る。そして、点検用開口Ubを利用して、蓋用ボルト1
8を外して、検査孔16を開ける。続いて、点検用開口
Ubを利用して、熱線式の風速計の検出部(図示せず)
を検査孔16から挿入して、換気風路RE内の所定の位
置に位置させて、風速を計測し、その計測値に基づいて
換気量を求める。続いて、前記検出部を検査孔16から
抜き、検査孔16に蓋用ボルト18をシール材17を介
在させた状態で締め付けて、検査孔16を気密状に閉
じ、点検用開口Ubを閉じて、換気量検査を終了する。
【0027】尚、建物の関係で、換気ダクト21を下り
勾配を付けて設置することができない場合があるが、そ
のような場合、発生したドレインが逆流する虞がある。
そこで、そのような場合、連結部13の回動調節によ
り、検査孔16が連結部13の最下部に位置するように
調節しておくと、検査孔16をドレイン抜きにも使用す
ることができるので、便利である。
【0028】〔別実施形態〕次に別実施形態を説明す
る。 (イ) 上記の実施形態においては、浴室Aの空気の循
環用と排出用とを兼用する循環換気兼用ファン7を設け
る場合について例示した。これに代えて、図6に示すよ
うに、上記の実施形態の構成において、ダンパ9を省略
し、循環換気兼用ファン7に代えて、循環専用の循環フ
ァン31と排出専用の換気ファン32(換気用送風機F
に相当する)を設けても良い。この場合は、循環ファン
31は循環風路RL内に設け、換気ファン32は、その
ファンボックス33の吸気口34が排気口2に連通する
状態で、ケーシング1に対して付設する。ファンボック
ス33の吐出口35に対して、上記の実施形態と同様
に、連結部13を取り付ける。又、吐出口35には、換
気ファン32が作動していないときは自重で閉じ、換気
ファン32作動するとその通風力によって開くように構
成したシャッタ36を設ける。
【0029】この場合の制御装置19の制御作動を説明
すると、換気運転においては、循環ファン31を停止さ
せ、熱動弁12を閉弁し、換気ファン32を作動させ
る。乾燥運転においては、熱動弁12を開弁し、循環フ
ァン31及び換気ファン32の両方を作動させる。暖房
運転においては、換気ファン32を停止させ、熱動弁1
2を開弁し、循環ファン31を作動させる。涼風運転に
おいては、換気ファン32を停止させ、熱動弁12を閉
弁し、循環ファン31を作動させる。
【0030】(ロ) 図6に示す別実施形態において、
浴室A以外の室(脱衣室等)に連通する吸引部と、その
吸引部と換気ファン31のファンボックス33の吸気口
34とを接続する換気ダクトを設け、浴室A以外の室も
換気対象室として換気するように構成しても良い。この
場合、浴室以外の換気対象室に連通する吸引部と吸気口
34とを接続する換気ダクトにも、検査孔16を設け
て、各室の換気量を計測することができるようしても良
い。
【0031】(ハ) 上記の実施形態において、連結部
13の鍔部分に、周方向に等間隔で4の倍数の個数のボ
ルト挿通孔を形成すると、連結部13の周方向での回動
調節を細かく行うことができるので、一層好ましい。
【0032】(ニ) 風路形成部材Dに、周方向に連続
的に回動自在な部分を設けて、その部分に検査孔16を
形成すると、検査孔16の位置調節を一層細かく行うこ
とができる。又、風路形成部材Dに、その長手方向に移
動自在な部分を設けて、その部分に検査孔16を設ける
と、風路形成部材Dの長手方向に検査孔16の位置調節
を行うことができる。又、風路形成部材Dに、周方向に
回動自在で且つ長手方向に移動自在な部分を設けて、そ
の部分に検査孔16を設けると、風路形成部材Dの周方
向及び長手方向の両方において、検査孔16の位置調節
を行うことができるので、検査作業が一層行い易くな
る。
【0033】(ホ) 換気対象室に連通する吸引部3と
換気用送風機Fの吸気口とを接続する換気風路REが設
けられるときは、その換気風路REを形成する風路形成
部材Dに、検査孔16を設けても良い。
【0034】(ヘ) 検査孔16を複数個設けても良
い。この場合、複数個の検査孔16を、風路形成部材D
の周方向に沿って設けたり、長手方向に沿って設ける。
周方向に沿って複数個の検査孔16を設ける場合、その
うちの1個は風路形成部材Dの最下部に位置するように
設けると、ドレイン抜きにも用いることができるので好
ましい。
【0035】(ト) 検査孔16を開閉するための構成
は、上記の実施形態において例示した蓋用ボルト18に
限定されるものではなく、例えば、開閉扉でも良い。
【0036】(チ) 検査孔16の設置箇所は、上記の
実施形態において例示した連結部13に限定されるもの
ではなく、換気ダクト21に設けても良い。 (リ) 上記の実施形態において、連結部13を溶接等
の方法でケーシング1に固定し、検査孔16を個定位置
に設けるようにしても良い。
【0037】(ヌ) 換気量検出手段の具体例として
は、上記の実施形態において例示した熱線式の風速計以
外に、種々のものを用いることができる。例えば、熱線
式以外に、ピトー管式等、種々の風速計を用いることが
できる。あるいは、風量計を用いても良い。検査孔16
の大きさは、使用する換気量検出手段の検出部に応じて
適宜設定すれば良い。
【0038】(ル) 上記の実施形態においては、換気
対象室を換気する機能に加えて暖房並びに乾燥する機能
を備えた換気装置に本発明を適用する場合について例示
したが、本発明は、この他にも種々の換気装置に適用す
ることができる、例えば、換気対象室に連通する吸引部
3と、その吸引部3に吸引作用する換気用送風機Fと、
その換気用送風機Fの通風空気を案内する換気風路RE
のみを備えて、換気対象室を換気する機能のみを備えた
換気装置に適用しても良い。
【図面の簡単な説明】
【図1】実施形態にかかる換気装置の設置状態を示す斜
視図
【図2】実施形態にかかる換気装置の設置状態を示す側
面図
【図3】実施形態にかかる換気装置の設置状態を示す底
面図
【図4】実施形態にかかる換気装置の分解斜視図
【図5】実施形態にかかる換気装置の縦断面図
【図6】別実施形態にかかる換気装置の縦断面図
【符号の説明】
3 吸引部 4 吹出し部 8 加熱手段 13 連結部 16 検査孔 21 換気ダクト A 換気対象室 D 風路形成部材 F 換気用送風機 M 装置本体 RE 換気風路 RL 循環風路
───────────────────────────────────────────────────── フロントページの続き (51)Int.Cl.7 識別記号 FI テーマコート゛(参考) F26B 9/02 F26B 9/02 A 3L113 Fターム(参考) 3L056 BF01 3L058 BE05 BG01 3L061 BA01 BA02 3L071 AA01 AB03 AD02 AE03 AF01 AG02 3L072 AA05 AB06 AE05 3L113 AB01 AC51 BA39 CB01 CB24 DA09

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 換気対象室に連通する吸引部と、その吸
    引部に吸引作用する換気用送風機と、その換気用送風機
    の通風空気を案内する換気風路が設けられた換気装置で
    あって、 前記換気風路を形成する風路形成部材に、換気量を検出
    する換気量検出手段の検出部を挿入するための検査孔が
    開閉自在に設けられている換気装置。
  2. 【請求項2】 前記吸引部及び前記換気用送風機を備え
    た装置本体に、換気ダクトを接続自在な筒状の連結部が
    設けられ、 前記換気ダクトと前記連結部にて前記風路形成部材が構
    成され、 前記検査孔が前記連結部に設けられている請求項1記載
    の換気装置。
  3. 【請求項3】 前記連結部が、その周方向に回動調節自
    在な状態で前記装置本体に設けられている請求項2記載
    の換気装置。
  4. 【請求項4】 前記装置本体に、前記換気対象室に連通
    する前記吸引部、前記換気対象室に連通する吹出し部、
    前記吸引部からの吸引空気を前記吹出し部に導く循環風
    路、及び、その循環風路の通風空気を加熱する加熱手段
    が設けられ、 前記換気風路が、前記循環風路に連通する状態で前記装
    置本体に接続され、 前記換気用送風機が、前記吸引部からの吸引空気を前記
    循環風路と前記換気風路を通じて通風するように設けら
    れている請求項2又は3記載の換気装置。
JP11079312A 1999-03-24 1999-03-24 換気装置 Pending JP2000274790A (ja)

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