JP2000274736A - 空気調和機の室外機 - Google Patents
空気調和機の室外機Info
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Abstract
(57)【要約】
【課題】 部品の共通化を図ると共に、異なる能力を持
つ機種の生産を可能とする構造とした空気調和機の室外
機を提供することを目的としている。 【解決手段】 機械室８側の側板を前記水平仕切板６の
位置で上下に分割形成したので、例えば、空気調和機の
能力を変える場合、圧縮機７は小型から中型まで共通と
しても、熱交換器３の大さの変更と、電気部品９の電流
容量を変更に伴う大きさの変更が必要であるが、水平仕
切板より下側の底板１ａおよび側板１ｄ１：１ｄ２およ
び上側の天板１ｂを共通に使用できる。また、垂直仕切
板２１：２２および前面板１ｅ３、１ｅ４を前記水平仕
切板の位置で上下に分割形成したので、水平仕切板より
下側の垂直仕切板２１および前面板１ｅ３も共通使用で
きる。そして、水平仕切板より上側の側板、垂直仕切板
および前面板を変更することにより能力の異なる空気調
和機の室外機を提供することが可能となる。
つ機種の生産を可能とする構造とした空気調和機の室外
機を提供することを目的としている。 【解決手段】 機械室８側の側板を前記水平仕切板６の
位置で上下に分割形成したので、例えば、空気調和機の
能力を変える場合、圧縮機７は小型から中型まで共通と
しても、熱交換器３の大さの変更と、電気部品９の電流
容量を変更に伴う大きさの変更が必要であるが、水平仕
切板より下側の底板１ａおよび側板１ｄ１：１ｄ２およ
び上側の天板１ｂを共通に使用できる。また、垂直仕切
板２１：２２および前面板１ｅ３、１ｅ４を前記水平仕
切板の位置で上下に分割形成したので、水平仕切板より
下側の垂直仕切板２１および前面板１ｅ３も共通使用で
きる。そして、水平仕切板より上側の側板、垂直仕切板
および前面板を変更することにより能力の異なる空気調
和機の室外機を提供することが可能となる。
Description
【０００１】
【発明の属する技術分野】本発明は、空気調和機の室外
機に係わり、とくに、多品種少量生産に適したものに関
する。
機に係わり、とくに、多品種少量生産に適したものに関
する。
【０００２】
【従来の技術】空気調和機の室外機は、例えば図５に示
すように、底板１ａと、天板１ｂと、側面および背面か
らなる両側板１ｃ、１ｄと、吹出口を形成した前面板１
ｅとからなる筐体１と、前記底板１ａに立設し前記筐体
１内を左右に仕切る垂直仕切板２と、同垂直仕切板２の
一方に設けられ熱交換器３及び送風機４を収容する熱交
換器室５と、他方を上下に区画する水平仕切板６と、同
水平仕切板６の下部に設けられ圧縮機７を収容する機械
室８と、上部に設けられ前記送風機４、圧縮機７等を制
御するための電気部品９を収容する電気部品室１０と、
前記底板１に立設し前記機械室８側の側板１ｄに設けた
切欠部１ｄ１に臨ませ操作弁１１を取付ける操作弁取付
板１２とで構成している。そして、従来は、この筐体１
を板金または合成樹脂にて形成し、品種毎にその寸法、
形状等の設計を変えて大量生産に適するような構成とし
ていた。近年、市場のさまざまな要求に応えるために
は、多品種少量生産へ移行が重要なテーマとなってい
る。一方、部品の共通化、シャーシの統合は、リードタ
イムの短縮、コスト競争に欠くことのできない事項であ
り、多品種少量生産とは逆行する動きとなっている。
すように、底板１ａと、天板１ｂと、側面および背面か
らなる両側板１ｃ、１ｄと、吹出口を形成した前面板１
ｅとからなる筐体１と、前記底板１ａに立設し前記筐体
１内を左右に仕切る垂直仕切板２と、同垂直仕切板２の
一方に設けられ熱交換器３及び送風機４を収容する熱交
換器室５と、他方を上下に区画する水平仕切板６と、同
水平仕切板６の下部に設けられ圧縮機７を収容する機械
室８と、上部に設けられ前記送風機４、圧縮機７等を制
御するための電気部品９を収容する電気部品室１０と、
前記底板１に立設し前記機械室８側の側板１ｄに設けた
切欠部１ｄ１に臨ませ操作弁１１を取付ける操作弁取付
板１２とで構成している。そして、従来は、この筐体１
を板金または合成樹脂にて形成し、品種毎にその寸法、
形状等の設計を変えて大量生産に適するような構成とし
ていた。近年、市場のさまざまな要求に応えるために
は、多品種少量生産へ移行が重要なテーマとなってい
る。一方、部品の共通化、シャーシの統合は、リードタ
イムの短縮、コスト競争に欠くことのできない事項であ
り、多品種少量生産とは逆行する動きとなっている。
【０００３】
【発明が解決しようとする課題】本発明は以上述べた問
題点を解決し、部品の共通化を図ると共に、異なる能力
を持つ機種の生産を可能とする構造とした空気調和機の
室外機を提供することを目的としている。
題点を解決し、部品の共通化を図ると共に、異なる能力
を持つ機種の生産を可能とする構造とした空気調和機の
室外機を提供することを目的としている。
【０００４】
【課題を解決するための手段】本発明は上述の課題を解
決するため、底板と、側面および背面からなる両側板
と、吹出口を形成した前面板と、天板とからなる筐体
と、前記底板に立設し前記筐体内を左右に仕切る垂直仕
切板と、同垂直仕切板の一方に設けられ熱交換器及び送
風機を収容する熱交換器室と、他方を上下に区画する水
平仕切板と、同水平仕切板の下方に設けられ圧縮機を収
容する機械室と、上方に設けられ前記送風機、圧縮機等
を制御するための電気部品を収容する電気部品室と、前
記機械室側の側板に設けた切欠部に臨ませて前記底板に
立設した操作弁を取付ける操作弁取付板とでなるものに
おいて、前記機械室側の側板を前記水平仕切板の位置で
上下に分割形成した空気調和機の室外機としている。
決するため、底板と、側面および背面からなる両側板
と、吹出口を形成した前面板と、天板とからなる筐体
と、前記底板に立設し前記筐体内を左右に仕切る垂直仕
切板と、同垂直仕切板の一方に設けられ熱交換器及び送
風機を収容する熱交換器室と、他方を上下に区画する水
平仕切板と、同水平仕切板の下方に設けられ圧縮機を収
容する機械室と、上方に設けられ前記送風機、圧縮機等
を制御するための電気部品を収容する電気部品室と、前
記機械室側の側板に設けた切欠部に臨ませて前記底板に
立設した操作弁を取付ける操作弁取付板とでなるものに
おいて、前記機械室側の側板を前記水平仕切板の位置で
上下に分割形成した空気調和機の室外機としている。
【０００５】前記垂直仕切板を前記水平仕切板の位置で
上下に分割形成した空気調和機の室外機としている。
上下に分割形成した空気調和機の室外機としている。
【０００６】前記操作弁取付板を前記水平仕切板までの
高さとした空気調和機の室外機としている。
高さとした空気調和機の室外機としている。
【０００７】前記水平仕切板を前記下側垂直仕切板およ
び前記操作弁取付板に固定するようにした空気調和機の
室外機としている。
び前記操作弁取付板に固定するようにした空気調和機の
室外機としている。
【０００８】前記上下側板に内側に折曲されるフランジ
を設ける一方、前記水平仕切板に、同フランジを挿入し
て挟持する取付部を設けた空気調和機の室外機としてい
る。
を設ける一方、前記水平仕切板に、同フランジを挿入し
て挟持する取付部を設けた空気調和機の室外機としてい
る。
【０００９】前記フランジの先端に垂直に折曲される爪
を設け、他の側板のフランジを抑えて位置決めするよう
にした空気調和機の室外機としている。
を設け、他の側板のフランジを抑えて位置決めするよう
にした空気調和機の室外機としている。
【００１０】前記水平仕切板を前記上側垂直仕切板と一
体に形成した空気調和機の室外機としている。
体に形成した空気調和機の室外機としている。
【００１１】前記水平仕切板に前記電気部品を取付けた
空気調和機の室外機としている。
空気調和機の室外機としている。
【００１２】前記前面板を前記垂直仕切板の位置で左右
に分割形成した空気調和機の室外機としている。
に分割形成した空気調和機の室外機としている。
【００１３】前記機械室側の前面板を前記水平仕切板の
位置で上下に分割形成した空気調和機の室外機としてい
る。
位置で上下に分割形成した空気調和機の室外機としてい
る。
【００１４】前記熱交換室側の前面板を前記水平仕切板
の位置で上下に分割形成した空気調和機の室外機として
いる。
の位置で上下に分割形成した空気調和機の室外機として
いる。
【００１５】
【発明の実施の形態】以上のように、本発明の空気調和
機の室外機においては、機械室側の側板を前記水平仕切
板の位置で上下に分割形成したので、例えば、空気調和
機の能力を変える場合、圧縮機は小型から中型まで共通
としても、熱交換器の大さの変更と、電気部品の電流容
量を変更に伴う大きさの変更が必要であるが、水平仕切
板より下側の底板および側板および上側の天板を共通に
使用できる。また、垂直仕切板および前面板を前記水平
仕切板の位置で上下に分割形成したので、水平仕切板よ
り下側の垂直仕切板および前面板も共通使用できる。そ
して、水平仕切板より上側の側板、垂直仕切板および前
面板を変更することにより能力の異なる空気調和機の室
外機を提供することが可能となる。
機の室外機においては、機械室側の側板を前記水平仕切
板の位置で上下に分割形成したので、例えば、空気調和
機の能力を変える場合、圧縮機は小型から中型まで共通
としても、熱交換器の大さの変更と、電気部品の電流容
量を変更に伴う大きさの変更が必要であるが、水平仕切
板より下側の底板および側板および上側の天板を共通に
使用できる。また、垂直仕切板および前面板を前記水平
仕切板の位置で上下に分割形成したので、水平仕切板よ
り下側の垂直仕切板および前面板も共通使用できる。そ
して、水平仕切板より上側の側板、垂直仕切板および前
面板を変更することにより能力の異なる空気調和機の室
外機を提供することが可能となる。
【００１６】
【実施例】以下、図面に基づいて本発明による空気調和
機の室外機を詳細に説明する。図１は本発明による空気
調和機の室外機の一実施例を示す外観斜視図、図２は同
要部分解斜視一部透視図、図３、図４は本発明による空
気調和機の室外機の他の実施例を示す要部分解斜視一部
透視図である。図において、１は筐体で、底板１ａと、
天板１ｂと、側面および背面からなり下側に配置される
下側側板１ｃ１、１ｄ１と、上側に配置される上側側板
１ｃ２、１ｄ２と、吹出口１ｅａを形成した下側前面板
１ｅ１と上側前面板１ｅ２と、吹出口のない下側前面板
１ｅ３と上側前面板１ｅ４とから構成されている。この
下側側板１ｄ１の上端、上側側板１ｄ２下端、下側前面
板１ｅ３の上端および上側前面板１ｅ４の下端にはそれ
ぞれ内側に折曲して形成されたフランジ１３が設けられ
ている。また、図４に示すように、前記フランジ１３の
先端には垂直に折曲して形成された爪１４が設けられて
いる。２は前記筐体１内を左右に仕切る垂直仕切板で、
下側垂直仕切板２１と上側垂直仕切板２２とで構成され
ている。３は熱交換器、４は送風機であり、前記垂直仕
切板２により区画された一方の熱交換室５内に収容され
ている。６は水平仕切板で、前記垂直仕切板２により区
画された他方の室（従来の電気機械室に対応する室）を
上下に仕切り、下部に圧縮機７を収容する機械室８と、
上部に前記送風機４、圧縮機７等を制御するための電気
部品９を収容する電気部品室１０とを設けている。１１
は図示されない室内機に接続するための操作弁である。
１２は前記操作弁１１を取付ける操作弁取付板で、前記
下側垂直仕切板２１、下側側板１ｃ１、１ｄ１および下
側前面板１ｅ１と同じ高さにしている。操作弁取付板１
２は前記機械室８側の下側側板１ｄ１と隣接して前記底
板１ａに立設され、その上部に前記水平仕切板６の一端
をネジで固定するようにしている。
機の室外機を詳細に説明する。図１は本発明による空気
調和機の室外機の一実施例を示す外観斜視図、図２は同
要部分解斜視一部透視図、図３、図４は本発明による空
気調和機の室外機の他の実施例を示す要部分解斜視一部
透視図である。図において、１は筐体で、底板１ａと、
天板１ｂと、側面および背面からなり下側に配置される
下側側板１ｃ１、１ｄ１と、上側に配置される上側側板
１ｃ２、１ｄ２と、吹出口１ｅａを形成した下側前面板
１ｅ１と上側前面板１ｅ２と、吹出口のない下側前面板
１ｅ３と上側前面板１ｅ４とから構成されている。この
下側側板１ｄ１の上端、上側側板１ｄ２下端、下側前面
板１ｅ３の上端および上側前面板１ｅ４の下端にはそれ
ぞれ内側に折曲して形成されたフランジ１３が設けられ
ている。また、図４に示すように、前記フランジ１３の
先端には垂直に折曲して形成された爪１４が設けられて
いる。２は前記筐体１内を左右に仕切る垂直仕切板で、
下側垂直仕切板２１と上側垂直仕切板２２とで構成され
ている。３は熱交換器、４は送風機であり、前記垂直仕
切板２により区画された一方の熱交換室５内に収容され
ている。６は水平仕切板で、前記垂直仕切板２により区
画された他方の室（従来の電気機械室に対応する室）を
上下に仕切り、下部に圧縮機７を収容する機械室８と、
上部に前記送風機４、圧縮機７等を制御するための電気
部品９を収容する電気部品室１０とを設けている。１１
は図示されない室内機に接続するための操作弁である。
１２は前記操作弁１１を取付ける操作弁取付板で、前記
下側垂直仕切板２１、下側側板１ｃ１、１ｄ１および下
側前面板１ｅ１と同じ高さにしている。操作弁取付板１
２は前記機械室８側の下側側板１ｄ１と隣接して前記底
板１ａに立設され、その上部に前記水平仕切板６の一端
をネジで固定するようにしている。
【００１７】また、この水平仕切板６の他端は前記下側
垂直仕切板２１の上部にネジ５０で固定されるようにし
ている。また、図３に示すように、この水平仕切板６に
は前記前面板１ｅ（下側前面板１ｅ３および上側前面板
１ｅ４）および機械室８側の側板１ｄ（下側側板１ｄ１
および上側側板１ｄ２）のフランジ１３を挿入して挟持
固定する取付部６ａが設けられている。
垂直仕切板２１の上部にネジ５０で固定されるようにし
ている。また、図３に示すように、この水平仕切板６に
は前記前面板１ｅ（下側前面板１ｅ３および上側前面板
１ｅ４）および機械室８側の側板１ｄ（下側側板１ｄ１
および上側側板１ｄ２）のフランジ１３を挿入して挟持
固定する取付部６ａが設けられている。
【００１８】図２に示すように、前記水平仕切板６を上
方に折曲して前記上側垂直仕切板２２を一体に形成して
部品点数を減らすようにしてもよいが、図３に示すよう
に、前記水平仕切板６と前記上側垂直仕切板２２を別体
としてもよい。また、前記水平仕切板６に前記電気部品
９を直接取付けてもよい。
方に折曲して前記上側垂直仕切板２２を一体に形成して
部品点数を減らすようにしてもよいが、図３に示すよう
に、前記水平仕切板６と前記上側垂直仕切板２２を別体
としてもよい。また、前記水平仕切板６に前記電気部品
９を直接取付けてもよい。
【００１９】以上の構成において、つぎにその組立手順
を説明する。まず、底板１ａ上に下側垂直仕切板２１お
よび操作弁１１を取付けた操作弁取付板１２を立設し、
機械室８側に所定の圧縮機７、熱交換室５側に熱交換器
３および送風機４を固定し所定の配管を行う。次に、前
記下側垂直仕切板２１と操作弁取付板１２に電気部品を
取付けた水平仕切板６をネジ止めし、所定の配線を行
う。次に、機械室８側の下側側板１ｄ１、下側前面板１
ｅ３を底板１ａおよび水平仕切板６の取付部６ａに取付
けて固定すると共に、熱交換室５側の下側側板１ｃ１を
底板１ａおよび熱交換器３に固定した後、下側前面板１
ｅ１を底板１ａおよび下側垂直仕切板２１に固定する。
次に、上側側板１ｃ２、上側側板１ｄ２、上側前面板１
ｅ２、上側前面板１ｅ４をそれぞれ固定した後、天板１
ｂを嵌着固定して完成する。
を説明する。まず、底板１ａ上に下側垂直仕切板２１お
よび操作弁１１を取付けた操作弁取付板１２を立設し、
機械室８側に所定の圧縮機７、熱交換室５側に熱交換器
３および送風機４を固定し所定の配管を行う。次に、前
記下側垂直仕切板２１と操作弁取付板１２に電気部品を
取付けた水平仕切板６をネジ止めし、所定の配線を行
う。次に、機械室８側の下側側板１ｄ１、下側前面板１
ｅ３を底板１ａおよび水平仕切板６の取付部６ａに取付
けて固定すると共に、熱交換室５側の下側側板１ｃ１を
底板１ａおよび熱交換器３に固定した後、下側前面板１
ｅ１を底板１ａおよび下側垂直仕切板２１に固定する。
次に、上側側板１ｃ２、上側側板１ｄ２、上側前面板１
ｅ２、上側前面板１ｅ４をそれぞれ固定した後、天板１
ｂを嵌着固定して完成する。
【００２０】いま、空気調和機の容量を変えた機種を生
産使用とする場合は、熱交換器３、圧縮機７および電気
部品９を所定の容量のものに変更すると共に、天板１ｂ
を除く前記水平仕切板６より上側の各部（上側側板１ｃ
２、上側側板１ｄ２、上側前面板１ｅ２、上側前面板１
ｅ４）を高さの異なるものに変更することにより実現で
き、他の下側の各部（下側側板１ｃ１、下側側板１ｄ
１、下側前面板１ｅ１、下側前面板１ｅ３）を共通に使
用することができる。
産使用とする場合は、熱交換器３、圧縮機７および電気
部品９を所定の容量のものに変更すると共に、天板１ｂ
を除く前記水平仕切板６より上側の各部（上側側板１ｃ
２、上側側板１ｄ２、上側前面板１ｅ２、上側前面板１
ｅ４）を高さの異なるものに変更することにより実現で
き、他の下側の各部（下側側板１ｃ１、下側側板１ｄ
１、下側前面板１ｅ１、下側前面板１ｅ３）を共通に使
用することができる。
【００２1】近年圧縮機は小型化され、小型から中型ま
でが略同一の高さとなり、共通の収容スペースで取付が
可能となている。このため、圧縮機の容量変更に伴う高
さの変更は不要とすることが可能である。仮に、高さが
多少異なるとしても、その最も高さの大きな圧縮機を収
容できる高さとしても全体の大きさに影響することがな
く、共通化は可能である。従って、容量の変化に対して
寸法の変化するものは、熱交換器、送風機、電気部品と
なる。また、上記送風ファンについても、回転数の変更
により風量を補うことができるので共通化することが可
能である。
でが略同一の高さとなり、共通の収容スペースで取付が
可能となている。このため、圧縮機の容量変更に伴う高
さの変更は不要とすることが可能である。仮に、高さが
多少異なるとしても、その最も高さの大きな圧縮機を収
容できる高さとしても全体の大きさに影響することがな
く、共通化は可能である。従って、容量の変化に対して
寸法の変化するものは、熱交換器、送風機、電気部品と
なる。また、上記送風ファンについても、回転数の変更
により風量を補うことができるので共通化することが可
能である。
【００２2】
【発明の効果】以上説明したように、本発明による空気
調和機の室外機によれば、機械室側の側板を前記水平仕
切板の位置で上下に分割形成したので、例えば、空気調
和機の能力を変える場合、圧縮機は小型から中型まで共
通としても、熱交換器の大さの変更と、電気部品の電流
容量を変更に伴う大きさの変更が必要であるが、水平仕
切板より下側の底板および側板および上側の天板を共通
に使用できる。また、垂直仕切板および前面板を前記水
平仕切板の位置で上下に分割形成したので、水平仕切板
より下側の垂直仕切板および前面板も共通使用できる。
そして、水平仕切板より上側の側板、垂直仕切板および
前面板を変更することにより能力の異なる空気調和機の
室外機を提供することが可能となる。
調和機の室外機によれば、機械室側の側板を前記水平仕
切板の位置で上下に分割形成したので、例えば、空気調
和機の能力を変える場合、圧縮機は小型から中型まで共
通としても、熱交換器の大さの変更と、電気部品の電流
容量を変更に伴う大きさの変更が必要であるが、水平仕
切板より下側の底板および側板および上側の天板を共通
に使用できる。また、垂直仕切板および前面板を前記水
平仕切板の位置で上下に分割形成したので、水平仕切板
より下側の垂直仕切板および前面板も共通使用できる。
そして、水平仕切板より上側の側板、垂直仕切板および
前面板を変更することにより能力の異なる空気調和機の
室外機を提供することが可能となる。
【図１】本発明による空気調和機の室外機の一実施例を
示す外観斜視図である。
示す外観斜視図である。
【図２】本発明による空気調和機の室外機の一実施例を
示す要部分解斜視一部透視図である。
示す要部分解斜視一部透視図である。
【図３】本発明による空気調和機の室外機の他の実施例
を示す要部分解斜視一部透視図である。
を示す要部分解斜視一部透視図である。
【図４】本発明による空気調和機の室外機の他の実施例
を示す要部分解斜視一部透視図である。
を示す要部分解斜視一部透視図である。
【図５】従来の空気調和機の室外機を示す要部分解斜視
図である。
図である。
１ 筐体 １ａ 底板 １ｂ 天板 １ｃ１、１ｄ１ 下側側板 １ｃ２、１ｄ２ 上側側板 １ｅ１、１ｅ３ 下側前面板 １ｅ２、１ｅ４ 上側前面板 １ｅａ 吹出口 ２ 垂直仕切板 ２１ 下側垂直仕切板 ２２ 上側垂直仕切板 ３ 熱交換器 ４ 送風機 ５ 熱交換室 ６ 水平仕切板 ６ａ 取付部 ７ 圧縮機 ８ 機械室 ９ 電気部品 １０ 電気部品室 １１ 操作弁 １２ 操作弁取付板 １３ フランジ １４ 爪
Claims (11)
- 【請求項１】 底板と、側面および背面からなる両側板
と、吹出口を形成した前面板と、天板とからなる筐体
と、前記底板に立設し前記筐体内を左右に仕切る垂直仕
切板と、同垂直仕切板の一方に設けられ熱交換器及び送
風機を収容する熱交換器室と、他方を上下に区画する水
平仕切板と、同水平仕切板の下方に設けられ圧縮機を収
容する機械室と、上方に設けられ前記送風機、圧縮機等
を制御するための電気部品を収容する電気部品室と、前
記機械室側の側板に設けた切欠部に臨ませて前記底板に
立設した操作弁を取付ける操作弁取付板とでなるものに
おいて、前記機械室側の側板を前記水平仕切板の位置で
上下に分割形成してなることを特徴とする空気調和機の
室外機。 - 【請求項２】 前記垂直仕切板を前記水平仕切板の位置
で上下に分割形成したことを特徴とする請求項１記載の
空気調和機の室外機。 - 【請求項３】 前記操作弁取付板を前記水平仕切板まで
の高さとしたことを特徴とする請求項１記載の空気調和
機の室外機。 - 【請求項４】 前記水平仕切板を前記下側垂直仕切板お
よび前記操作弁取付板に固定するようにしたことを特徴
とする請求項１乃至請求項３記載の空気調和機の室外
機。 - 【請求項５】 前記上下側板に内側に折曲されるフラン
ジを設ける一方、前記水平仕切板に、同フランジを挿入
して挟持する取付部を設けたことを特徴とする請求項１
記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項６】 前記フランジの先端に垂直に折曲される
爪を設け、他の側板のフランジを抑えて位置決めするよ
うにしたことを特徴とする請求項５記載の空気調和機の
室外機。 - 【請求項７】 前記水平仕切板を前記上側垂直仕切板と
一体に形成したことを特徴とする請求項２記載の空気調
和機の室外機。 - 【請求項８】 前記水平仕切板に前記電気部品を取付け
たことを特徴とする請求項１記載の空気調和機の室外
機。 - 【請求項９】 前記前面板を前記垂直仕切板の位置で左
右に分割形成したことを特徴とする請求項１記載の空気
調和機の室外機。 - 【請求項１０】 前記機械室側の前面板を前記水平仕切
板の位置で上下に分割形成したことを特徴とする請求項
１０記載の空気調和機の室外機。 - 【請求項１１】 前記熱交換室側の前面板を前記水平仕
切板の位置で上下に分割形成したことを特徴とする請求
項１１記載の空気調和機の室外機。
Priority Applications (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7532399A JP2000274736A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気調和機の室外機 |
Applications Claiming Priority (1)
| Application Number | Priority Date | Filing Date | Title |
|---|---|---|---|
| JP7532399A JP2000274736A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気調和機の室外機 |
Publications (1)
| Publication Number | Publication Date |
|---|---|
| JP2000274736A true JP2000274736A (ja) | 2000-10-06 |
Family
ID=13572954
Family Applications (1)
| Application Number | Title | Priority Date | Filing Date |
|---|---|---|---|
| JP7532399A Pending JP2000274736A (ja) | 1999-03-19 | 1999-03-19 | 空気調和機の室外機 |
Country Status (1)
| Country | Link |
|---|---|
| JP (1) | JP2000274736A (ja) |
Cited By (6)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008133986A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Daikin Ind Ltd | 空調ユニット、そのフレーム構造体およびその製造方法 |
| JP2008138896A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の室外ユニット |
| JP2009121764A (ja) * | 2007-11-15 | 2009-06-04 | Daikin Ind Ltd | 温調装置の室外ユニット |
| JP2011102671A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室外ユニット及びこの室外ユニットを備えた空気調和機 |
| WO2018193520A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | 三菱電機株式会社 | 室外機、空気調和機、及び、室外機の製造方法 |
| JP2019143880A (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
-
1999
- 1999-03-19 JP JP7532399A patent/JP2000274736A/ja active Pending
Cited By (7)
| Publication number | Priority date | Publication date | Assignee | Title |
|---|---|---|---|---|
| JP2008133986A (ja) * | 2006-11-28 | 2008-06-12 | Daikin Ind Ltd | 空調ユニット、そのフレーム構造体およびその製造方法 |
| JP2008138896A (ja) * | 2006-11-30 | 2008-06-19 | Daikin Ind Ltd | 空気調和装置の室外ユニット |
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| JP2011102671A (ja) * | 2009-11-11 | 2011-05-26 | Mitsubishi Electric Corp | 空気調和機の室外ユニット及びこの室外ユニットを備えた空気調和機 |
| WO2018193520A1 (ja) * | 2017-04-18 | 2018-10-25 | 三菱電機株式会社 | 室外機、空気調和機、及び、室外機の製造方法 |
| JP2019143880A (ja) * | 2018-02-21 | 2019-08-29 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
| JP7121900B2 (ja) | 2018-02-21 | 2022-08-19 | 株式会社富士通ゼネラル | 空気調和機の室外機 |
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