JP2000268542A - 音楽情報の再生装置および再生方法 - Google Patents

音楽情報の再生装置および再生方法

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JP2000268542A JP11065907A JP6590799A JP2000268542A JP 2000268542 A JP2000268542 A JP 2000268542A JP 11065907 A JP11065907 A JP 11065907A JP 6590799 A JP6590799 A JP 6590799A JP 2000268542 A JP2000268542 A JP 2000268542A
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 チェンジャ型のCD再生装置などにおいて、
簡単な操作で多彩なシャッフル再生を実現する。 【解決手段】 音楽用CDにサブコードとして記録され
ているCDテキスト情報を不揮発性メモリ42に格納す
ると共に、CDテキスト規格に非対応のディスクについ
ては、使用者の入力による所要のテキスト情報を不揮発
性メモリに格納する。所望の演奏者名やジャンル名など
のテキスト情報をキーとして、不揮発性メモリ上のテキ
スト情報を検索し、演奏者ごとやジャンルごとに、検索
されたディスクや曲をシャッフル再生する順番を決め
て、マイクロコンピュータのRAMに格納する。検索さ
れたディスクや曲が連続しないように、演奏者ごとやジ
ャンルごとの、シャッフル再生の順番を決めることもで
きる。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】この発明は、例えばチェンジ
ャ型の光ディスク再生装置に好適な、音楽情報の再生装
置および再生方法に関する。
【0002】
【従来の技術】従来、音楽の再生には、コンパクトディ
スク(CD)が広く用いられている。周知のように、C
Dは、直径が12(または8)cmの光ディスクに、デ
ジタルオーディオ信号を記録したものである。
【0003】コンパクトディスクの普及に伴って、使用
者が所有するコンパクトディスクの枚数も増加してきて
おり、複数のディスクを収納して連続再生が可能な、チ
ェンジャ型のCD再生装置も、車載用などで用いられて
いる。
【0004】そして、従来のチェンジャ型のCD再生装
置には、 1枚のディスクに記録されている複数の楽曲を、乱数
を用いて順序不同に再生(以下、シャッフル再生とい
う)する、 装填されている例えば10枚のディスクの全てのディ
スクを、乱数を用いてシャッフル再生する、 装填されている全てのディスクから選択した複数の楽
曲を、シャッフル再生する、 機能が搭載されている。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】ところが、前述のよう
な、従来のチェンジャ型のCD再生装置では、全てのデ
ィスクのうち、特定の演奏者のディスクや特定のジャン
ルのディスクのような、特定のディスクに限定してシャ
ッフルする、あるいは、同じ演奏者の楽曲や、同じジャ
ンルの楽曲に限定してシャッフルするなどというよう
な、細かい制御ができないという問題があった。
【0006】また、同じ演奏者のディスクや、同じジャ
ンルのディスクの連続を禁止してシャッフルする、ある
いは、同じ演奏者の楽曲や、同じジャンルの楽曲の連続
を禁止してシャッフルするというような細かい制御もで
きず、使用者の様々な要求に答えることが困難であっ
た。
【0007】この発明は、以上の点にかんがみ、簡単な
操作で、使用者の様々な要求に応えることができるよう
な多彩なバリエーションのシャッフル再生を可能にした
音楽情報の再生装置および再生方法を提供することを目
的とする。
【0008】
【課題を解決するための手段】前記課題を解決するた
め、請求項1の発明による音楽情報の再生装置は、装填
された1または複数の記録媒体から、当該1または複数
の記録媒体に関連する、あるいは当該1または複数の記
録媒体に記録されている前記楽曲に関連する、テキスト
情報を読み出す読み出し手段と、前記テキスト情報によ
り、順序不同再生の対象を指定するための操作入力手段
と、前記操作入力手段で指定された前記テキスト情報を
検索子として、前記読み出し手段により読み出された前
記付随情報について検索を行うことにより、前記順序不
同再生の対象にする1〜複数の記録媒体あるいは複数の
楽曲を選択する検索手段と、前記検索手段で選択された
1〜複数の記録媒体あるいは複数の楽曲について、順序
不同に再生を行う順序不同再生手段と、を備えることを
特徴とする。
【0009】上記のような構成の請求項1の発明によれ
ば、ユーザが、操作入力手段を用いて、順序不同再生の
対象を指定するテキスト情報として、例えば演奏者名を
指定入力すると、検索手段により、再生装置に装填され
ている記録媒体の中から、その演奏者名の楽曲が記録さ
れている記録媒体や、その演奏者名の楽曲が検索され
て、選択抽出される。
【0010】そして、その選択抽出された記録媒体に記
録されている楽曲や、その選択抽出された演奏者名の楽
曲が、順序不同に再生される。
【0011】以上のように、請求項1の発明によれば、
テキスト情報を用いて順序不同の再生をする対象を指定
することにより、当該テキスト情報により指定される楽
曲が記録されている記録媒体や、その楽曲自身が、装填
されている記録媒体から選択されて、順序不同の再生が
実行される。したがって、特定の演奏者や、特定のジャ
ンルの楽曲のみを抽出して順序不同の再生が行えるな
ど、多彩な順序不同再生を行うことができる。
【0012】また、請求項2の発明による音楽情報の再
生装置は、装填された1または複数の記録媒体に関連す
る、あるいは前記1または複数の記録媒体に記録されて
いる前記楽曲に関連する、テキスト情報を格納するテキ
スト情報格納部と、テキスト情報を、順序不同再生の対
象を指定するための情報として指定するための操作入力
手段と、前記操作入力手段で指定された前記テキスト情
報を検索子として、前記テキスト情報格納部の前記テキ
スト情報について検索して、前記順序不同再生の対象に
する1〜複数の記録媒体あるいは複数の楽曲を選択する
検索手段と、前記検索手段で選択された1〜複数の記録
媒体あるいは複数の楽曲について、順序不同に再生を行
う順序不同再生手段と、を備えることを特徴とする。
【0013】この請求項2の発明においては、請求項3
の発明のように、前記テキスト情報を、前記1または複
数の記録媒体から読み出して、前記テキスト情報格納部
に格納する手段を備えるようにするとよい。
【0014】また、請求項4の発明のように、前記テキ
スト情報を入力するためのテキスト情報入力手段と、前
記テキスト情報入力手段で入力された前記テキスト情報
を前記テキスト情報格納部に格納する手段と、を備える
ようにしてもよい。
【0015】以上のような構成の請求項2や、請求項
3、請求項4の発明による音楽情報の再生装置において
は、テキスト情報格納部に格納されたテキスト情報に基
づいて選択された、順序不同再生の対象となる属性の音
楽情報だけが順序不同に再生される。この場合には、請
求項3のように、記録媒体にテキスト情報が記録されて
いる場合だけでなく、請求項4のように、ユーザが記録
媒体に対応して登録したテキスト情報を、検索対象とす
ることができる。
【0016】また、請求項5の発明による音楽情報の再
生装置は、請求項1〜請求項4のいずれかに記載の音楽
情報の再生装置において、前記順序不同再生手段は、前
記検索手段で検索の結果選択されなかった記録媒体ある
いは楽曲を用いて、前記検索手段で選択された記録媒体
あるいは複数の楽曲の連続を禁止して、順序不同に再生
を行うことを特徴とする。
【0017】このような構成の請求項5の発明による音
楽情報の再生装置においては、テキスト情報に基づいて
選択された記録媒体や、複数の楽曲情報が、連続しない
ように再生されて、変化に富んだ順序不同再生が実現さ
れる。
【0018】
【発明の実施の形態】以下、図1〜図8を参照しなが
ら、この発明による音楽情報の再生装置をチェンジャ型
のCD再生装置に適用した実施の形態について説明す
る。
【0019】この発明では、次に述べるような、CDテ
キストなどの付随的テキスト情報を利用することによ
り、後述のように、多彩なシャッフル再生を実現する。
【0020】[CDのデータ構成]まず、この発明の理
解を助けるために、図7および図8を参照しながら、音
楽用CD(CD−DA)のデータ構成について説明す
る。
【0021】音楽用CDにおいては、内周側のリードイ
ン領域にTOC(Table Of Contents )情報が記録され
ると共に、リードイン領域の外側のプログラム領域にメ
インのオーディオデータが記録されている。
【0022】メインのオーディオデータは、24バイト
の音のデータと8バイトのパリティとをひとまとめにし
た、フレームと呼ぶ単位のデータ列である。
【0023】図7Aに示すように、リードイン領域にお
いては、各フレームには、フレーム同期部101の後
に、8ビットのサブコード部102が続いており、更
に、データ&パリティ部103が続く。
【0024】また、図8Aに示すように、プログラム領
域においては、各フレームには、フレーム同期部105
の後に、8ビットのサブコード部106が続いており、
更に、データ&パリティ部107が続く。
【0025】サブコードのP、Q、R‥‥Wの各チャン
ネルは98フレームで1つの意味を持つような構造にな
っているため、アクセスは98フレーム単位となる。
【0026】リードイン領域では、図7Aに示したデー
タ&パリティ部103のデータはゼロであり、また、サ
ブコードのPチャンネルもゼロである。そして、サブコ
ードのQチャンネルのデータ部104には、図7Bに示
すようなフォーマットで、TOCデータが記録される。
【0027】一方、プログラム領域では、図8Bに示す
ようなフォーマットで、サブコードのQチャンネルのデ
ータ部108に、プログラム番号(トラック番号)、楽
章番号(インデックス)、各プログラムの時間情報、C
D上の絶対時間情報などの情報が記録される。
【0028】CDの再生時、このようなQチャンネルの
情報を表示することによって、演奏中のプログラムが光
ディスク上の何番目のプログラムであるのか、演奏の経
過時間や始めからの絶対時間などを確認することができ
る。
【0029】なお、サブコードのPチャンネルは、プロ
グラムスタートの2〜3秒間は“1”で、2〜3秒後に
“0”となると共に、トラック番号の間では“1”とな
る。プログラムの頭出しなどに用いられる。
【0030】サブコードのR〜Wチャンネルの6チャン
ネル分のデータは、例えば静止画や、楽曲の歌詞の表示
などに用いることが可能である。このようなR〜Wチャ
ンネルを用いた再生装置は、CD−グラフィックスとし
て、既に知られている。
【0031】更に、「CDテキスト」という規格では、
CDのリードイン領域のR〜Wチャンネルに、付随的な
テキスト情報が記録されている。このCDテキストの場
合、6500バイト程度のテキスト情報を記録すること
が可能であり、8カ国の言語に対応して、それぞれ80
0バイト以下の記録をしてよいことになっている。
【0032】テキスト情報は、CD名(アルバム名、ま
たはプログラム名)、演奏者、指揮者名またはオーケス
トラ名、作詞者名、作楽曲者名、編楽曲者名、メッセー
ジ、検索用キーワード、ディスク識別コードなどとなっ
ている。
【0033】また、検索用キーワードは、例えば、2バ
イトのジャンルコードと、ディスク全体を代表する人物
名ないしキーワードで決められる。
【0034】[実施の形態の構成]この発明の実施の形
態の構成を図1に示す。
【0035】図1の実施の形態において、CD再生装置
は、再生系10とシステム制御系30とを備えると共
に、チェンジャ機能を備える。
【0036】このチェンジャは、複数のコンパクトディ
スク(以下、単にディスクと略称する)1a〜1nが収
納されるディスク収納部(マガジン)2と、このマガジ
ン2と再生系10との間で、ディスクの入れ替えを行な
う搬送機構(鎖線で示す)3とからなり、後述のよう
に、使用者の操作に応じて、複数のディスク1a〜1n
が選択再生される。
【0037】マガジン2から搬送された任意のディスク
1jが、再生系10のスピンドル(図示は省略)に装着
されて、スピンドルモータ11により、所定の線速度で
回転駆動される。また、ディスク1jに対向するように
光学ピックアップ12が配設される。
【0038】この光学ピックアップ12は、例えばレー
ザダイオードなどのレーザ光源、コリメータレンズ、対
物レンズ、偏光ビームスプリッタ、円筒レンズなどの光
学部品および光検出器などから構成されており、送りモ
ータ13により、ディスク1jの半径方向に移動できる
ように構成されている。
【0039】ディスク1jの再生時、光学ピックアップ
12は、ディスク1jの目的トラックに照射したレーザ
光の反射光を検出することにより、例えば非点収差法に
よりフォーカスエラーを検出し、また、例えばプッシュ
プル法によりトラッキングエラーを検出すると共に、目
的トラックからの反射光量の違いを検出して、再生RF
信号を出力する。
【0040】光学ピックアップ12の出力は、RF信号
処理回路14に供給される。RF信号処理回路14で
は、光学ピックアップ12の出力からフォーカスエラー
信号やトラッキングエラー信号が抽出されてサーボ制御
回路15に供給されると共に、再生信号が2値化されて
再生処理回路16に供給される。
【0041】サーボ制御回路15では、フォーカスエラ
ーがゼロになるように、光学ピックアップ12の光学系
のフォーカス制御が行われると共に、トラッキングエラ
ーがゼロになるように、光学ピックアップ12の光学系
のトラッキング制御が行われる。
【0042】再生処理回路16では、EFM復調、デイ
ンターリーブ、エラー訂正、D−A変換などの処理が行
われて、ディスク1jから再生されたオーディオ信号
は、一体もしくは別体のオーディオ増幅回路17を通じ
て、左右のスピーカ18L,18Rに供給され、両スピ
ーカ18L,18Rから再生音声が放音される。
【0043】また、再生処理回路16のEFM復調部に
おいて分離されたサブコードがサブコード処理回路21
に供給されて、P,QチャンネルとR〜Wチャンネルと
に分離され、このR〜WチャンネルのサブコードがCD
テキストデコーダ22に入力されて、復号されることに
より、CDテキストデータが取り出される。
【0044】一方、システム制御系30は、CPU3
1、ROM32およびRAM33を備え、それぞれがシ
ステムバス34に接続されて、マイクロコンピュータが
構成される。ROM32には、後述のようなシャッフル
再生処理ルーチンなど、各種の制御プログラムが格納さ
れ、RAM33は主に演算のための作業領域や、後述の
ようなシャッフル再生のための一時記憶領域として利用
される。
【0045】システムバス34には、インターフェイス
回路35を介して、操作部36が接続されると共に、ビ
デオRAMを含む駆動回路37を介して、液晶表示素子
を用いたディスプレイ38が接続される。
【0046】操作部36は、CDを再生するためのキ
ー、プログラムの選択、サーチのためのキー、使用者入
力情報を登録するためのキー、使用者入力情報、CDテ
キスト情報などを選択して表示するためのキーなどを含
んでいる。
【0047】このような操作部36からの操作結果に応
じて、CPU31により生成された制御データが、シス
テムバス34に接続されたポート39を通じて、サーボ
制御回路15に供給され、ディスク1における再生位置
が制御されると共に、トラック番号や再生時間などがデ
ィスプレイ38に表示される。
【0048】また、ポート39を通じて、ディスクの入
れ替えのための制御信号がCPU31からマガジン2に
供給される。
【0049】この実施の形態では、システムバス34に
ポート41および不揮発性メモリ42が接続される。こ
こで、不揮発性メモリ42は、電池でバックアップされ
るメモリも含む概念である。上述のサブコード処理回路
21で分離されたPおよびQチャンネルのサブコード
と、CDテキストデコーダ22により取り出されたCD
テキストデータが、ポート41を介して、CPU31に
取り込まれる。
【0050】CPU31において、システムにとって必
要なデータが選択され、例えば、TOC情報、アルバム
名、演奏者名、トラック名、ジャンルデータなどが不揮
発性メモリ42のCDテキスト記録領域42tに格納さ
れる。
【0051】また、この実施の形態では、CDテキスト
規格に対応していないディスクに対しても、後述のよう
に多彩なシャッフル再生を適用可能とするため、不揮発
性メモリ42内に、使用者入力情報の登録領域42uが
設けられる。
【0052】CDテキスト規格に対応していない個々の
ディスクに応じて、使用者が入力する情報は、例えば、
TOC情報、アルバム名、演奏者名、トラック名、ジャ
ンルデータなどであって、これらの情報の入力は、前述
の操作部36の、入力情報を登録するためのキーにより
行われる。
【0053】上述のような、使用者入力情報の登録済み
のCDを再生した場合には、総プログラム数および総演
奏時間に関する照合が行われ、ディスクの識別が行われ
る。すなわち、総プログラム数および総演奏時間の情報
は、通常、各CDに固有のものとなるので、これらの情
報がディスク識別子として用いられるものである。
【0054】更に、この実施の形態では、図1に点線で
示すように、外部記憶装置としてのハードディスク43
が、インターフェイス回路44を介して、システムバス
34に接続可能とされる。
【0055】ハードディスクは、高速アクセスが可能
で、近年、その記憶容量が飛躍的に増大しており、例え
ば、マガジン2に収納された複数のディスク1a〜1n
にそれぞれ収録されている、全ての楽曲の音楽データと
CDテキストデータとをまとめて、1台のハードディス
クに記録することも可能である。
【0056】なお、この明細書においては、前述のよう
なCDテキスト情報と、CDテキスト規格に非対応のデ
ィスクについて、使用者が入力した所要のテキスト情報
とを「付随情報」と総称する。
【0057】[シャッフル再生処理の第1の実施の形
態]次に、図2〜図4をも参照しながら、この発明によ
るシャッフル再生処理の第1の実施の形態について説明
する。
【0058】図1に示すようなチェンジャ型再生装置の
ディスクの装着に応じて、図3に示すような付随情報の
格納処理ルーチン210がスタートする。この実施の形
態では、このルーチン210により取り込まれて不揮発
性メモリ42に格納された付随情報が用いられて、後述
するシャッフル再生処理が行われる。
【0059】図3に示すように、上述の付随情報の格納
処理では、まず、ステップ211において、再生装置に
現に装着中のディスクと、マガジンに格納されているデ
ィスクとに対して、各ディスクがCDテキスト規格に対
応しているか否かが判断される。
【0060】各ディスクがCDテキスト規格に対応して
いる場合は、各ディスクからCDテキスト情報が取り込
まれて、不揮発性メモリ42(図1参照)のCDテキス
ト記録領域に、図4に示すように記録される(ステップ
212,213)。
【0061】また、各ディスクがCDテキスト規格に非
対応の場合には、CDテキスト規格に非対応のディスク
番号が表示されて、使用者に対して、所要のテキスト情
報の入力が促される。使用者により、図4に示すような
所要のテキスト情報が入力されると、そのテキスト情報
は、不揮発性メモリ42の使用者入力情報登録領域に登
録される(ステップ214〜216)。
【0062】上述のようなステップ211〜216の処
理は、ステップ217において、全ディスクのチェック
が済んだと判断されるまで、各ディスクに対して順次に
実行され、全ディスクのチェックが済んで終了する。
【0063】なお、使用者入力情報は、例えば、ジャン
ル例を表示し、あるいは、数の多い順に演奏者を表示す
るなどして、使用者に選択させるようにしてもよい。
【0064】また、前述のように、大容量のハードディ
スクが接続された場合、このハードディスクに記録され
た全ての曲の音楽データに対応するCDテキストデータ
も、付随情報の格納の対象として、上述と同様に処理さ
れる。
【0065】そして、この実施の形態では、一度読み込
んだディスクの付随情報、即ち、CDテキストデータや
使用者入力データは、不揮発性メモリ42の対応領域4
2t,42uに蓄積されるので、同じディスクが再び装
置に装填された場合には、そのディスクのTOC情報の
一部分を読み込むだけで、付随情報を呼び出すことがで
きて、後述するシャッフル再生処理を実行する際に、そ
の開始までの時間が短縮される。
【0066】次に、シャッフル再生処理の処理ルーチン
200を、図2のフローチャートについて説明する。
【0067】最初のステップ201では、使用者による
所定のキー入力に基づいて、次のようなモード1〜モー
ド3から、所望のシャッフルモードが選択される。
【0068】この実施の形態では、モード1がテキスト
情報に基づいて選択対象を限定したディスクシャッフル
のモードとされると共に、モード2およびモード3は、
それぞれ従来と同様のディスク内シャッフルモードおよ
び全ディスクシャッフルモードとされる。
【0069】ステップ202では、使用者により選択さ
れたシャッフルモードが、モード1,モード2またはモ
ード3のいずれであるかが判断される。ここで、モード
2またはモード3が選択された場合は、それぞれステッ
プ203またはステップ204に進み、従来と同様にし
てディスク内シャッフルモードの再生または全ディスク
シャッフルモードの再生が実行される。
【0070】また、ステップ202で、モード1、即
ち、選択対象限定のディスクシャッフル再生のモードが
選択された場合、処理はステップ221に進んで、限定
シャッフル再生の対象を特定するテキスト情報の、使用
者による選択のキー入力を受け付ける。この例では、限
定シャッフル再生の対象は、「対象1;ジャンルを特
定」および「対象2;演奏者を特定」とされ、いずれか
一方の対象が使用者により選択されるとともに、その対
象について、特定のジャンル名や演奏者名のテキスト情
報の指定入力がなされる。
【0071】この例の場合、テキスト情報の指定入力
は、対象1または対象2が使用者に選択されると、その
対象について選択可能なジャンル名あるいは演奏者名の
一覧データがディスプレイ38の画面に表示され、その
画面から使用者が所望のジャンル名あるいは演奏者名を
選択指定することにより、行うことができる。
【0072】なお、使用者が、所望のジャンル名あるい
は演奏者名を直接に入力することによっても、限定シャ
ッフル再生の対象を特定するテキスト情報の指定入力が
できることは言うまでもない。
【0073】次のステップ222では、使用者により選
択された対象が、対象1または対象2のいずれであるか
が判断され、対象1が選択された場合、即ち、特定のジ
ャンルが選択されたと判断された場合は、ステップ22
3に進み、上述のようにして不揮発性メモリ42に格納
された、全ディスクの付随情報について、使用者により
指定入力されたジャンル名についてのテキスト情報を検
索子として、検索が行われて、指定入力されたジャンル
と同じジャンルのディスクが選択される。
【0074】一方、ステップ222で、対象2が選択さ
れた場合、即ち、特定の演奏者が選択されたと判断され
た場合は、ステップ224に移行して、上述と同様に、
不揮発性メモリに格納された、全ディスクの付随情報に
ついて、使用者により指定入力された演奏者名について
のテキスト情報を検索子として、検索が行われて、指定
入力された演奏者と同じ演奏者のディスクが選択され
る。
【0075】そして、ステップ223とステップ224
のいずれからも、ステップ225に進んで、検索により
選択された特定のジャンルまたは特定の演奏者の複数の
ディスクに限定して、モード1のシャッフルの順序が決
定され、この順番決定の配列情報がマイクロコンピュー
タのRAM33(図1参照)に格納される。しかる後、
このシャッフル再生処理ルーチン200が終了する。
【0076】この際のシャッフル再生は、複数枚のディ
スクの再生順序が、乱数にしたがって定められるもので
ある。しかし、前記複数枚のディスクに記録されている
全ての楽曲を、乱数にしたがって定めるようにして、シ
ャッフル再生するようにすることもできる。
【0077】なお、上述のようなルーチン200が終了
した後は、図示は省略するが、シャッフル演奏開始のキ
ー操作を待ち、シャッフル演奏開始のキー操作があれ
ば、マイクロコンピュータのRAM33に格納した情報
の順番で、シャッフル演奏を行う。
【0078】上述のように、この実施の形態では、不揮
発性メモリ42に格納された付随情報、即ち、CDテキ
スト情報や、使用者が入力した所要のテキスト情報に基
づいて、チェンジャのマガジンに収納された複数のディ
スクのうち、特定の演奏者や特定のジャンルのディスク
だけを選択して、シャッフル再生を行うようにすること
ができる。
【0079】また、この実施の形態では、CDテキスト
規格に非対応のディスクについては、使用者が入力した
所要のテキスト情報を不揮発性メモリ42に登録するこ
とにより、CDテキスト規格に非対応のディスクがマガ
ジン内に混在している場合も、上述のように、特定の演
奏者や特定のジャンルのディスクだけを選択して、ディ
スクシャッフルを行うことができる。
【0080】なお、上述の実施の形態では、モード1の
シャッフル再生において、特定の演奏者や特定のジャン
ルのディスクだけを選択して、ディスクシャッフルを行
うようにしたが、装填されている全てのディスクに記録
されている全ての特定の演奏者や特定のジャンルの楽曲
を選択して、選択した楽曲だけのシャッフルを行うよう
にすることもできる。
【0081】また、選択の対象は演奏者やジャンルに限
定されるものではなく、例えば、作詞者や作曲者などを
選択の対象とすることも、勿論できる。
【0082】[シャッフル再生処理の第2の実施の形
態]次に、この発明によるシャッフル再生処理の第2の
実施の形態について説明する。この第2の実施の形態で
は、同じジャンルや同じ演奏者などを検索子として選択
したディスクや複数の楽曲が、連続して再生されないよ
うにして、変化のあるシャッフル再生を行うようにした
場合である。この実施の形態のシャッフル再生処理ルー
チン300の例を図5に示す。
【0083】図5に示すように、最初のステップ301
では、使用者による所定のキー入力に基づいて、次のよ
うなモード1〜モード3から、所望のシャッフルモード
が選択される。
【0084】すなわち、この第2の実施の形態では、モ
ード1が選択対象の連続の再生を禁止したディスクシャ
ッフルのモードとされると共に、モード2およびモード
3は、それぞれ従来と同様のディスク内シャッフルモー
ドおよび全ディスクシャッフルモードとされる。
【0085】次のステップ302では、使用者により選
択されたシャッフルモードがモード1,モード2または
モード3のいずれであるかが判断される。ここで、モー
ド2またはモード3が選択された場合は、それぞれステ
ップ303またはステップ304に進み、従来と同様に
して、ディスク内シャッフルモードの再生または全ディ
スクシャッフルモードの再生が実行される。
【0086】また、ステップ302で、モード1、即
ち、選択対象の連続を禁止したディスクシャッフルモー
ドが選択された場合、ステップ321に進み、不揮発性
メモリ42に格納されている付随情報であるテキスト情
報を用いて、シャッフル対象を特定する処理に移行す
る。
【0087】なお、前述のように、大容量のハードディ
スクが接続された場合、このハードディスクに記録され
た全ての曲の音楽データに対応するCDテキストデータ
も、付随情報の格納の対象として、上述と同様に処理さ
れる。
【0088】ステップ321においては、シャッフル対
象を特定するテキストの、使用者による選択のキー入力
を受け付ける。この例では、このモードでの指定シャッ
フル対象は、「対象1;ジャンルを特定」および「対象
2;演奏者を特定」とされ、いずれか一方の対象が使用
者により選択される。そして、その対象について、特定
のジャンル名や演奏者名のテキスト情報の指定入力がな
される。
【0089】この例の場合も、テキスト情報の指定入力
は、対象1または対象2が使用者に選択されると、その
対象について選択可能なジャンル名あるいは演奏者名の
一覧データがディスプレイ38の画面に表示され、その
画面から使用者が所望のジャンル名あるいは演奏者名を
選択指定することにより、行うことができる。
【0090】なお、使用者が、所望のジャンル名あるい
は演奏者名を直接に入力することによっても、限定シャ
ッフル再生の対象を特定するテキスト情報の指定入力が
できる。
【0091】次のステップ322では、使用者により選
択された対象が1または2のいずれであるかが判断さ
れ、対象1が選択された場合、即ち、特定のジャンルが
選択されたと判断された場合は、ステップ323に進
み、上述のようにして不揮発性メモリ42に格納され
た、全ディスクの付随情報について、使用者により指定
入力されたジャンルについてのテキスト情報を検索子と
して、検索が行われて、指定入力されたジャンルと同じ
ジャンルのディスクが選択される。
【0092】一方、ステップ322で、対象2が選択さ
れた場合、即ち、特定の演奏者が選択されたと判断され
た場合は、ステップ324に移行して、上述と同様に、
不揮発性メモリに格納された、全ディスクの付随情報に
ついて、使用者により指定入力された演奏者名について
のテキスト情報を検索子として、検索が行われて、指定
入力された演奏者と同じ演奏者のディスクが選択され
る。
【0093】そして、ステップ323とステップ324
のいずれからも、ステップ325に進んで、再生装置に
装填されている全てのディスクのジャンルまたは演奏者
が同一であるか否かが判断される。
【0094】ステップ325で、再生装置に装填されて
いるディスクには、異なるジャンルまたは異なる演奏者
のディスクが含まれていると判断された場合は、ステッ
プ326に進んで、検索により選択された特定のジャン
ルまたは特定の演奏者のディスクが連続しないように、
モード1のシャッフルの順番が決定されて、この順番決
定の配列情報がマイクロコンピュータのRAM33に格
納される。しかる後、シャッフル再生処理ルーチン30
0が終了する。
【0095】この場合、検索により選択された特定のジ
ャンルまたは特定の演奏者のディスクが連続しないよう
にするためには、選択されなかったディスクを、選択さ
れたディスクの間に挿入するようにして、ディスク配列
が決定される。そして、この例では、選択された複数の
ディスク順番およびその間に挿入される選択されなかっ
た複数のディスクの順番は、それぞれ乱数にしたがって
決定される。
【0096】一方、装置に装填されている全てのディス
クのジャンルまたは演奏者が同一である場合には、ステ
ップ327に移行して、連続を禁止してシャッフルを行
うようにする当該モード1が実行できない旨が、ディス
プレイ38に表示された後、このシャッフル再生処理ル
ーチン300が終了する。
【0097】なお、上述のようなルーチン300が終了
した後は、図示は省略するが、シャッフル演奏開始のキ
ー操作を待ち、シャッフル演奏開始のキー操作があれ
ば、マイクロコンピュータのRAM33に格納した情報
の順番で、シャッフル演奏を行う。
【0098】ところで、例えば、同じ演奏者のディスク
が多ければ、モード1のシャッフルの途中から同じ演奏
者のディスクが続いてしまう場合があり得る。この場合
は、シャッフルモードが途中で切り替わることを表示し
て、使用者の注意を促すようにしてもよい。
【0099】上述のように、この第2の実施の形態で
は、不揮発性メモリ42に格納された付随情報、即ち、
CDテキスト情報や、使用者が入力した所要のテキスト
情報に基づいて、チェンジャのマガジンに収納された複
数のディスクのうち、特定の演奏者や特定のジャンルの
ディスクを選択すると共に、選択したディスクの連続を
禁止して、ディスクシャッフルを行うようにしたので、
変化に富んだシャッフル再生を実現することができる。
【0100】また、この第2の実施の形態では、CDテ
キスト規格に非対応のディスクについては、使用者が入
力した所要のテキスト情報を不揮発性メモリ42に登録
することにより、CDテキスト規格に非対応のディスク
がマガジン内に混在している場合も、上述のように、特
定の演奏者や特定のジャンルのディスクだけを選択する
と共に、選択したディスクの連続を禁止して、ディスク
シャッフルを行うことができる。
【0101】なお、上述の第2の実施の形態では、モー
ド1のシャッフル再生において、特定の演奏者や特定の
ジャンルのディスクを選択し、選択したディスクの連続
を禁止したディスクシャッフルを行うようにしたが、装
填されている全てのディスクに記録されている全ての特
定の演奏者や特定のジャンルの楽曲を選択し、その選択
した楽曲の連続を禁止したシャッフルを行うようにする
こともできる。
【0102】また、選択の対象は演奏者やジャンルに限
定されるものではなく、例えば、作詞者や作曲者などを
選択の対象とすることもできる。
【0103】[シャッフル再生処理の第3の実施の形
態]上述の第1および第2の実施の形態の説明では、デ
ィスクの装填時にCDテキスト対応でないときには、デ
ィスクタイトルや演奏者、ジャンルなどのテキスト情報
の使用者による登録を受け付けるようにしたが、テキス
ト情報を用いて検索を行う前述のモード1のシャッフル
の際に、CDテキスト対応でないディスクについての使
用者によるテキスト情報の入力の受付を行うようにする
こともできる。第3の実施の形態は、その場合の実施の
形態である。
【0104】図6は、第1の実施の形態の場合に、上述
の点を考慮した第3の実施の形態の一例を説明するため
のシャッフル再生処理の処理ルーチンの要部を示すもの
で、前述の図2の処理ルーチン300のステップ222
以下を示すものである。すなわち、図6は、この第3の
実施の形態と、第1の実施の形態と異なる部分を説明す
るための図であり、図2に示したステップと同一処理内
容のステップについては、同一ステップ番号を付与して
ある。
【0105】すなわち、この第3の実施の形態の場合、
ステップ223あるいはステップ224において、ジャ
ンル名あるいは演奏者名についてのテキスト情報を検索
したとき、それぞれステップ231あるいはステップ2
34に進み、装填されているディスクの中に、不揮発性
メモリ42にテキスト情報が存在していないものがある
か否かが判別される。これは、ディスクがCDテキスト
に対応していないディスクであるか、あるいは、CDテ
キストに対応していないディスクであって使用者による
テキスト情報の入力を受け付けていないディスクの判別
である。
【0106】ステップ231あるいはステップ234
で、不揮発性メモリ42にテキスト情報が存在していな
いディスクが存在していると判別されたときには、それ
ぞれステップ232あるいはステップ234に進み、テ
キスト情報がメモリ42に格納されていないディスク番
号が表示されて、使用者に対して、所要のテキスト情報
の入力が促される。使用者により、図4に示すような所
要のテキスト情報が入力されると、ステップ233ある
いはステップ236において、その入力されたテキスト
情報は、不揮発性メモリ42の使用者入力情報登録領域
42uに、ディスクの識別子(総プログラム数および総
演奏時間の情報)と対応付けられて登録される。
【0107】そして、ステップ231あるいはステップ
234で、装填されている全てのディスクについてテキ
スト情報が不揮発性メモリ42に格納されていると判断
されたときには、ステップ231とステップ234のい
ずれからも、ステップ225に進んで、検索により選択
された特定のジャンルまたは特定の演奏者の複数のディ
スクに限定して、モード1のシャッフルの順序が決定さ
れ、この順番決定の配列情報がマイクロコンピュータの
RAM33に格納される。しかる後、このシャッフル再
生処理ルーチン200が終了する。
【0108】[更に他の実施の形態]前述の各実施の形
態では、この発明をチェンジャ型のCD再生装置に適用
した場合について説明したが、この発明は、ミニディス
ク(MD)のチェンジャ型再生装置にも全く同様に適用
することができる。使用者が録音したミニディスクをシ
ャッフル再生する場合、プログラム領域の最内周に記録
されたユーザTOCも前述の付随情報として利用するこ
とができる。
【0109】ミニディスクの場合に、各ディスクのTO
Cには、各楽曲はトラックナンバーとしてテキスト情報
が記録されていると共に、その楽曲のディスク上のアド
レス領域が記録されているので、それらの情報を用いる
ことにより、楽曲単位のシャッフル再生を容易に行うこ
とができる。
【0110】また、前述の各実施の形態では、テキスト
情報は、不揮発性メモリ42に全て格納しておくように
したが、CDテキストのディスクやMDディスクなど、
テキスト情報が記録されているディスクのみをシャッフ
ル対象とする場合には、検索時にそれらのテキスト情報
を読み出して、特定のシャッフル対象のディスクや楽曲
を選択するようにすることも、勿論できる。
【0111】また、この発明は、ビデオCDや、DVD
の再生装置にも同様に適用することができる。
【0112】また、図1の実施の形態で、ハードディス
クが接続された場合は、その高速アクセス性によって、
複数のCDに亘るようなシャッフル再生を、遅滞なく、
かつ、円滑に行なうことができる。
【0113】この場合、マガジン内の複数のディスクの
全内容をハードディスクに記録しておくことにより、シ
ャッフル再生の際に、チェンジャ機構を動作させる必要
がなくなる。
【0114】あるいは、DVDのような大容量の光ディ
スクに、複数のCDの全内容を記録した場合も、複数の
CDに亘るようなシャッフル再生を、遅滞なく、かつ、
円滑に行なうことができる。
【0115】なお、記録媒体は、光ディスクに限らず、
半導体メモリであってもよい。
【0116】
【発明の効果】以上説明したように、この発明によれ
ば、テキスト情報を検索子として記録媒体や、楽曲を検
索選択し、その選択した記録媒体や楽曲についてシャッ
フル再生をすることができ、使用者の希望に沿ったシャ
ッフル再生ができるようになる。
【0117】また、この発明によれば、テキスト情報を
検索子として記録媒体や、楽曲を検索選択し、その選択
した記録媒体や楽曲が、連続しないように再生されるの
で、変化に富んだシャッフル再生が実現される。
【0118】また、この発明によれば、テキスト情報が
予め記録されていない媒体が混在する場合も、予めメモ
リにその媒体に対応するテキスト情報を格納しておくこ
とにより、シャッフル再生の対象とすることができ、多
彩なシャッフル再生が実現される。
【図面の簡単な説明】
【図1】この発明による音楽情報の再生装置をチェンジ
ャ型のCD再生装置に適用した実施の形態の構成を示す
ブロック図である。
【図2】この発明の実施の形態のシャッフル再生処理を
説明するための流れ図である。
【図3】この発明の実施の形態のシャッフル再生処理の
要部を説明するための流れ図である。
【図4】この発明の実施の形態のシャッフル再生処理の
要部を説明するための概念図である。
【図5】この発明の他の実施の形態のシャッフル再生処
理を説明するための流れ図である。
【図6】この発明の他の実施の形態のシャッフル再生処
理を説明するための流れ図の一部である。
【図7】この発明を説明するための概念図である。
【図8】この発明を説明するための概念図である。
【符号の説明】
1a,1b〜1n…コンパクトディスク(CD)、2…
ディスク収納部(マガジン)、3…ディスク搬送機構、
10…再生系、11…スピンドルモータ、12…光学ピ
ックアップ、14…RF信号処理回路、15…サーボ制
御回路、16…再生処理回路、17…オーディオ増幅回
路、21…サブコード処理回路、22…CDテキストデ
コーダ、30…システム制御系、31…CPU、32…
ROM、33…RAM、34…システムバス、36…操
作部、38…ディスプレイ、42…不揮発性メモリ、4
2t…CDテキスト記録領域、42u…使用者入力情報
登録領域、43…ハードディスク、200,300…シ
ャッフル再生処理ルーチン

Claims (10)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】装填された1または複数の記録媒体から、
    当該1または複数の記録媒体に関連する、あるいは当該
    1または複数の記録媒体に記録されている前記楽曲に関
    連する、テキスト情報を読み出す読み出し手段と、 前記テキスト情報により、順序不同再生の対象を指定す
    るための操作入力手段と、 前記操作入力手段で指定された前記テキスト情報を検索
    子として、前記読み出し手段により読み出された前記付
    随情報について検索を行うことにより、前記順序不同再
    生の対象にする1〜複数の記録媒体あるいは複数の楽曲
    を選択する検索手段と、 前記検索手段で選択された1〜複数の記録媒体あるいは
    複数の楽曲について、順序不同に再生を行う順序不同再
    生手段と、 を備えることを特徴とする音楽情報の再生装置。
  2. 【請求項2】装填された1または複数の記録媒体に関連
    する、あるいは前記1または複数の記録媒体に記録され
    ている前記楽曲に関連する、テキスト情報を格納するテ
    キスト情報格納部と、 テキスト情報を、順序不同再生の対象を指定するための
    情報として指定するための操作入力手段と、 前記操作入力手段で指定された前記テキスト情報を検索
    子として、前記テキスト情報格納部の前記テキスト情報
    について検索して、前記順序不同再生の対象にする1〜
    複数の記録媒体あるいは複数の楽曲を選択する検索手段
    と、 前記検索手段で選択された1〜複数の記録媒体あるいは
    複数の楽曲について、順序不同に再生を行う順序不同再
    生手段と、 を備えることを特徴とする音楽情報の再生装置。
  3. 【請求項3】請求項2に記載の音楽情報の再生装置にお
    いて、 前記テキスト情報を、前記1または複数の記録媒体から
    読み出して、前記テキスト情報格納部に格納する手段を
    備えることを特徴とする音楽情報の再生装置。
  4. 【請求項4】請求項2または請求項3に記載の音楽情報
    の再生装置において、 前記テキスト情報を入力するためのテキスト情報入力手
    段と、 前記テキスト情報入力手段で入力された前記テキスト情
    報を前記テキスト情報格納部に格納する手段と、 を備えることを特徴とする音楽情報の再生装置。
  5. 【請求項5】請求項1〜請求項4のいずれかに記載の音
    楽情報の再生装置において、 前記順序不同再生手段は、前記検索手段で検索の結果選
    択されなかった記録媒体あるいは楽曲を用いて、前記検
    索手段で選択された記録媒体あるいは複数の楽曲の連続
    を禁止して、順序不同に再生を行うことを特徴とする音
    楽情報の再生装置。
  6. 【請求項6】順序不同再生の対象を指定するために、テ
    キスト情報で表される検索子を指定し、 再生装置に装填された1または複数の記録媒体から得ら
    れる、当該1または複数の記録媒体に関連する、あるい
    は当該1または複数の記録媒体に記録されている前記楽
    曲に関連する、テキスト情報について、指定された前記
    検索子により検索して、順序不同再生の対象にする1〜
    複数の記録媒体あるいは複数の楽曲を選択し、 前記選択された1〜複数の記録媒体あるいは複数の楽曲
    について、順序不同に再生を行うことを特徴とする音楽
    情報の再生方法。
  7. 【請求項7】装填された1または複数の記録媒体に関連
    する、あるいは前記1または複数の記録媒体に記録され
    ている前記楽曲に関連する、テキスト情報をテキスト情
    報格納部に格納し、 順序不同再生の対象を指定するために指定されたテキス
    ト情報を検索子として、前記テキスト情報格納部の前記
    テキスト情報について検索して、前記順序不同再生の対
    象にする1〜複数の記録媒体あるいは複数の楽曲を選択
    し、 前記選択された1〜複数の記録媒体あるいは複数の楽曲
    について、順序不同に再生を行うことを特徴とする音楽
    情報の再生方法。
  8. 【請求項8】請求項7に記載の音楽情報の再生方法にお
    いて、 前記テキスト情報格納部には、前記テキスト情報を、前
    記1または複数の記録媒体から読み出して格納すること
    を特徴とする音楽情報の再生方法。
  9. 【請求項9】請求項7または請求項8に記載の音楽情報
    の再生方法において、 前記テキスト情報格納部には、テキスト情報入力手段で
    入力したテキスト情報を格納することを特徴とする音楽
    情報の再生方法。
  10. 【請求項10】請求項6〜請求項9のいずれかに記載の
    音楽情報の再生方法において、 前記検索の結果選択されなかった記録媒体あるいは楽曲
    を用いて、前記検索の結果選択された記録媒体あるいは
    複数の楽曲の連続を禁止して、順序不同の再生に行うこ
    とを特徴とする音楽情報の再生方法。
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