JP2000267523A - 画像形成装置 - Google Patents

画像形成装置

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JP2000267523A
JP2000267523A JP11071386A JP7138699A JP2000267523A JP 2000267523 A JP2000267523 A JP 2000267523A JP 11071386 A JP11071386 A JP 11071386A JP 7138699 A JP7138699 A JP 7138699A JP 2000267523 A JP2000267523 A JP 2000267523A
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JP
Japan
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image forming
dust
forming apparatus
latent image
electrostatic latent
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JP11071386A
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Yoshito Takashima
義人 高嶋
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Fujifilm Business Innovation Corp
Original Assignee
Fuji Xerox Co Ltd
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Publication date
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Abstract

(57)【要約】 【課題】 塵埃の帯電の有無、帯電極性に関係なく、防
塵用透明部材表面への塵埃の付着防止および光学系収容
ケース内への防塵の流入防止を行うこと。 【解決手段】 感光体PRkと、帯電器CCkにより帯電
された感光体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装
置ROSkであって、光源からの出射光を収束させた光
ビームLkにより前記感光体表面を走査する走査光学系
2を収容し且つ前記光ビームLkの出射口1aおよび前記
出射口1aから塵埃が内部に流入するのを防止し且つ光
ビームLkが透過可能な防塵用透明部材3を有する光学
系収容ケース1を備えた前記静電潜像形成装置ROSk
と、前記感光体表面の静電潜像をトナー像に現像する現
像装置Gkと、感光体表面のトナー像を転写材Bに転写
する転写器T1kと、前記防塵用透明部材3の外側面に塵
埃を含まないエアを流れさせるエア流発生装置D1〜D5
とから構成される画像形成装置。

Description

【発明の詳細な説明】
【0001】
【発明の属する技術分野】本発明は、画像データに応じ
て点滅する光ビームにより、一様に帯電された感光体表
面を走査して前記感光体表面に静電潜像を形成する静電
潜像形成装置を使用する画像形成装置に関し、特に前記
静電潜形成装置の光学系を内部に収容するの光学系収容
ケースの光ビーム出射口を塞ぐ防塵用透明部材の汚れ防
止構造を有する画像形成装置に関する。
【0002】
【従来の技術】前記静電潜像形成装置は、光源からの出
射光を収束させた光ビームにより前記感光体表面を走査
する走査光学系を収容し且つ前記光ビームの出射口およ
び前記出射口から塵埃が内部に流入するのを防止し且つ
光ビームが透過可能な防塵用透明部材を有する光学系収
容ケースを備えている。前記光学系収容ケース内の走査
光学系の部品に微粒子(画像形成装置内のトナー飛散お
よび紙粉、外気中のほこり等)が付着すると、これらの
微粒子がレーザ光を遮蔽し、露光不良となり、その結果
画像欠陥となる。
【0003】このような不具合を防止するために、前記
走査光学系は光学系収容ケース内に収容されている。と
ころが、前記塵埃が内部に流入するのを防止し且つ光ビ
ームが透過可能な防塵用透明部材の外側面は、常時外部
に晒されているので、画像形成装置の動作中、非動作中
に関わらず、微粒子が付着し易い。
【0004】前記微粒子付着を防止するため、従来次の
技術が知られている。 (1)防塵用透明部材に導電層を設け、この導電層にト
ナーの帯電極性と逆バイアスを印加してトナーの付着を
防止する技術。 (2)防塵用透明部材に超音波発振子を付設し、付着防
止を図り且つ付着物を振るい落とす技術。 (3)防塵用透明部材近傍に補集部材を設けて浮遊体
(微粒子)を吸着する方法。
【0005】
【発明が解決しようとする課題】前記従来技術では次の
問題点がある。 (前記従来技術(1)の問題点)従来技術(1)は帯電
していない塵埃(微粒子)または逆帯電している塵埃
(微粒子)の付着を防止することは不可能である。 (前記従来技術(2)の問題点)従来技術(2)は振動
を伴うため、画像にバンディング等の悪影響を与える可
能性がある。 (前記従来技術(3)の問題点)従来技術(3)は光路
上に補集部材を設けられないため、光路部から防塵用透
明部材表面に塵埃(微粒子)が付着してしまう。また、
補集部材の交換作業等のメンテナンスが必要となる。さ
らに、従来は画像形成装置の動作停止中の塵埃等の付着
に対する対策は行われていない。このため、防塵用透明
部材表面が汚れ易いという問題点もあった。
【0006】本発明は前述の事情に鑑み、下記(O01)
〜(O05)の記載内容を課題とする。 (O01)塵埃の帯電の有無、帯電極性に関係なく、防塵
用透明部材表面への塵埃の付着防止を行うこと。 (O02)画質に悪影響を与える振動の発生を伴うこと無
く、防塵用透明部材表面への塵埃の付着防止を行うこ
と。 (O03)メンテナンス作業の増加を伴うこと無く、防塵
用透明部材表面への塵埃の付着防止を行うこと。 (O04)画像形成装置の動作停止中の塵埃等の付着を防
止すること。 (O05)光学系収容ケース内への塵埃等の流入を防止す
ること。
【0007】
【課題を解決するための手段】次に、前記課題を解決す
るために案出した本発明を説明するが、本発明の要素に
は、後述の実施例の要素との対応を容易にするため、実
施例の要素の符号をカッコで囲んだものを付記する。な
お、本発明を後述の実施例の符号と対応させて説明する
理由は、本発明の理解を容易にするためであり、本発明
の範囲を実施例に限定するためではない。
【0008】(第1発明)前記課題を解決するために本
出願の第1発明の画像形成装置は、次の要件(A01)〜
(A06)を備えたことを特徴とする、(A01)回転移動
する表面が帯電器(CCy,CCm,CCc,CCk)に対
向する帯電領域(Q0y,Q0m,Q0c,Q0k)、画像に応
じた光が照射される潜像書込位置(Q1y,Q1m,Q1c,
Q1k)、現像ロール(GR0)に対向する現像領域(Q2
y,Q2m,Q2c,Q2k)、転写領域(Q3y,Q3m,Q3
c,Q3k)を順次通過する感光体(PRy,PRm,PR
c,PRk)、(A02)前記帯電領域(Q0y,Q0m,Q0
c,Q0k)を通過する前記感光体表面を帯電する帯電器
(CCy,CCm,CCc,CCk)、(A03)前記潜像書
込位置(Q1y,Q1m,Q1c,Q1k)を通過する前記帯電
された感光体表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装
置(ROSy,ROSm,ROSc,ROSk)であって、
光源からの出射光を収束させた光ビーム(Ly,Lm,L
c,Lk)により前記感光体表面を走査する走査光学系
(2)を収容し且つ前記光ビーム(Ly,Lm,Lc,L
k)の出射口(1a)および前記出射口(1a)から塵埃
が内部に流入するのを防止し且つ光ビーム(Ly,Lm,
Lc,Lk)が透過可能な防塵用透明部材(3)を有する
光学系収容ケース(1)を備えた前記静電潜像形成装置
(ROSy,ROSm,ROSc,ROSk)、(A04)前
記現像領域(Q2y,Q2m,Q2c,Q2k)を通過する感光
体表面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置(G
y,Gm,Gc,Gk)、(A05)転写領域(Q3y,Q3m,
Q3c,Q3k)を通過する感光体表面のトナー像を転写材
(B)に転写する転写器(T1y,T1m,T1c,T1k)、
(A06)前記防塵用透明部材(3)の外側面に塵埃を含
まないエアを流れさせるエア流発生装置(D1〜D5;D
1〜D7)。
【0009】(第1発明の作用)前記構成を備えた第1
発明の画像形成装置では、感光体(PRy,PRm,PR
c,PRk)の回転移動する表面は、帯電器(CCy,C
Cm,CCc,CCk)に対向する帯電領域(Q0y,Q0
m,Q0c,Q0k)、画像に応じた光が照射される潜像書
込位置(Q1y,Q1m,Q1c,Q1k)、現像ロール(GR
0)に対向する現像領域(Q2y,Q2m,Q2c,Q2k)、
転写領域(Q3y,Q3m,Q3c,Q3k)を順次通過する。
帯電器(CCy,CCm,CCc,CCk)は、前記帯電領
域(Q0y,Q0m,Q0c,Q0k)を通過する前記感光体表
面を帯電する。静電潜像形成装置(ROSy,ROSm,
ROSc,ROSk)は、前記潜像書込位置(Q1y,Q1
m,Q1c,Q1k)を通過する前記帯電された感光体表面
に静電潜像を形成する。このとき、静電潜像形成装置
(ROSy,ROSm,ROSc,ROSk)の光学系収容
ケース(1)に収容された走査光学系(2)が、光源か
らの出射光を収束させた光ビーム(Ly,Lm,Lc,L
k)を前記帯電された感光体表面に走査する。
【0010】現像装置(Gy,Gm,Gc,Gk)は、前記
現像領域(Q2y,Q2m,Q2c,Q2k)を通過する感光体
表面の静電潜像をトナー像に現像する。転写器(T1y,
T1m,T1c,T1k)は、転写領域(Q3y,Q3m,Q3c,
Q3k)を通過する感光体表面のトナー像を転写材(B)
に転写する。前記光学系収容ケース(1)の光ビーム
(Ly,Lm,Lc,Lk)が透過可能な防塵用透明部材
(3)は、前記光ビーム(Ly,Lm,Lc,Lk)の出射
口(1a)から塵埃が内部に流入するのを防止する。エ
ア流発生装置(D1〜D5;D1〜D7)は、前記防塵用透
明部材(3)の外側面に塵埃を含まないエアを流れさせ
る。このため、画像形成装置内で飛散したトナー等の塵
埃が防塵用透明部材(3)外側面に付着するのを防止す
ることができる。
【0011】(第2発明)前記課題を解決するために本
出願の第2発明の画像形成装置は、次の要件(B01)〜
(B06)を備えたことを特徴とする (B01)回転移動する表面が帯電器(CCy,CCm,C
Cc,CCk)に対向する帯電領域(Q0y,Q0m,Q0c,
Q0k)、画像に応じた光が照射される潜像書込位置(Q
1y,Q1m,Q1c,Q1k)、現像ロール(GR0)に対向
する現像領域(Q2y,Q2m,Q2c,Q2k)、転写領域
(Q3y,Q3m,Q3c,Q3k)を順次通過する感光体(P
Ry,PRm,PRc,PRk)、(B02)前記帯電領域
(Q0y,Q0m,Q0c,Q0k)を通過する前記感光体表面
を帯電する帯電器(CCy,CCm,CCc,CCk)、
(B03)前記潜像書込位置(Q1y,Q1m,Q1c,Q1k)
を通過する前記帯電された感光体表面に静電潜像を形成
する静電潜像形成装置(ROSy,ROSm,ROSc,
ROSk)であって、光源からの出射光を収束させた光
ビーム(Ly,Lm,Lc,Lk)により前記感光体表面を
走査する走査光学系(2)を収容し且つ前記光ビーム
(Ly,Lm,Lc,Lk)の出射口(1a)を有する光学
系収容ケース(1)を備えた前記静電潜像形成装置(R
OSy,ROSm,ROSc,ROSk)、(B04)前記現
像領域(Q2y,Q2m,Q2c,Q2k)を通過する感光体表
面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置(Gy,G
m,Gc,Gk)、(B05)転写領域(Q3y,Q3m,Q3
c,Q3k)を通過する感光体表面のトナー像を転写材
(B)に転写する転写器(T1y,T1m,T1c,T1k)、
(B06)前記光ビーム出射口(1a)の外側に塵埃を含
まないエアを流れさせるエア流発生装置(D1〜D5)。
【0012】(第2発明の作用)前記構成を備えた第2
発明の画像形成装置では、感光体(PRy,PRm,PR
c,PRk)の回転移動する表面は、帯電器(CCy,C
Cm,CCc,CCk)に対向する帯電領域(Q0y,Q0
m,Q0c,Q0k)、画像に応じた光が照射される潜像書
込位置(Q1y,Q1m,Q1c,Q1k)、現像ロール(GR
0)に対向する現像領域(Q2y,Q2m,Q2c,Q2k)、
転写領域(Q3y,Q3m,Q3c,Q3k)を順次通過する。
帯電器(CCy,CCm,CCc,CCk)は、前記帯電領
域(Q0y,Q0m,Q0c,Q0k)を通過する前記感光体表
面を帯電する。静電潜像形成装置(ROSy,ROSm,
ROSc,ROSk)は、前記潜像書込位置(Q1y,Q1
m,Q1c,Q1k)を通過する前記帯電された感光体表面
に静電潜像を形成する。このとき、静電潜像形成装置
(ROSy,ROSm,ROSc,ROSk)の光学系収容
ケース(1)に収容された走査光学系(2)が、光源か
らの出射光を収束させた光ビーム(Ly,Lm,Lc,L
k)を前記帯電された感光体表面に走査する。
【0013】現像装置(Gy,Gm,Gc,Gk)は、前記
現像領域(Q2y,Q2m,Q2c,Q2k)を通過する感光体
表面の静電潜像をトナー像に現像する。転写器(T1y,
T1m,T1c,T1k)は、転写領域(Q3y,Q3m,Q3c,
Q3k)を通過する感光体表面のトナー像を転写材(B)
に転写する。エア流発生装置(D1〜D5)は、前記光ビ
ーム出射口(1a)の外側に塵埃を含まないエアを流れ
させる。このため、画像形成装置内で飛散したトナー等
の塵埃が前記光学系収容ケース(1)内へ流入するのを
防止できる。
【0014】
【発明の実施の形態】(第1発明の実施の形態1)本出
願の第1発明の画像形成装置の実施の形態1は、前記第
1発明において次の要件(A07)を備えたことを特徴と
する。 (A07)前記防塵用透明部材(3)から前記潜像書込位
置(Q1y,Q1m,Q1c,Q1k)を通って装置外部へエア
を流れさせるエア流路(D1,D2)と、前記エア流路
(D1,D2)のエアを移送する送風機とを有する前記エ
ア流発生装置(D1〜D5;D1〜D7)。
【0015】(第1発明の実施の形態1の作用)前記構
成を備えた第1発明の画像形成装置の実施の形態1で
は、エア流発生装置(D1〜D5;D1〜D7)は、エア流
路(D1,D2)と送風機とを有し、送風機は、前記エア
流路(D1,D2)のエアを移送する。エア流路(D1,
D2)は、前記防塵用透明部材(3)から前記潜像書込
位置(Q1y,Q1m,Q1c,Q1k)を通って装置外部へエ
アを流れさせる。したがって、この第1発明の実施の形
態1においても前記第1発明と同様の作用を奏する。
【0016】(第1発明の実施の形態2)本出願の第1
発明の画像形成装置の実施の形態2は、前記第1発明ま
たは第1発明の実施の形態1において次の要件(A08)
を備えたことを特徴とする。 (A08)画像形成動作の非実行中は、防塵用透明部材
(3)の外側面を被覆する開閉カバー(10)。
【0017】(第1発明の実施の形態2の作用)前記構
成を備えた第1発明の画像形成装置の実施の形態2で
は、開閉カバー(10)は、画像形成動作の非実行中
は、防塵用透明部材(3)の外側面を被覆する。このた
め、画像形成動作の非実行中は画像形成装置内で飛散し
た塵埃が前記防塵用透明部材(3)の外側面に付着する
のを防止することができる。
【0018】(第2発明の実施の形態1)本出願の第1
発明の画像形成装置の実施の形態1は、前記第2発明に
おいて次の要件(B07)を備えたことを特徴とする。 (B07)前記光ビーム出射口(1a)から前記潜像書込
位置(Q1y,Q1m,Q1c,Q1k)を通って装置外部へエ
アを流れさせるエア流路(D1,D2)と、前記エア流路
(D1,D2)のエアを移送する送風機とを有する前記エ
ア流発生装置(D1〜D5)。
【0019】(第2発明の実施の形態1の作用)前記構
成を備えた第2発明の画像形成装置の実施の形態1で
は、エア流発生装置(D1〜D5)は、エア流路(D1,
D2)と送風機とを有し、送風機は、前記エア流路(D
1,D2)のエアを移送する。エア流路(D1,D2)は、
前記光ビーム出射口(1a)から前記潜像書込位置(Q1
y,Q1m,Q1c,Q1k)を通って装置外部へエアを流れ
させる。したがって、この第2発明の実施の形態1にお
いても前記第2発明と同様の作用を奏する。
【0020】(第2発明の実施の形態2)本出願の第2
発明の画像形成装置の実施の形態2は、前記第2発明ま
たは第2発明の実施の形態1において次の要件(B08)
を備えたことを特徴とする。 (B08)画像形成動作の非実行中は、前記光ビーム出射
口(1a)を閉塞する開閉カバー(10)。
【0021】(第2発明の実施の形態2の作用)前記構
成を備えた第2発明の画像形成装置の実施の形態2で
は、開閉カバー(10)は、画像形成動作の非実行中
は、光ビーム出射口(1a)を閉塞する。このため、画
像形成動作の非実行中に画像形成装置内で飛散した塵埃
が前記光学系収容ケース(1)内に流入するのを防止で
きる。
【0022】(実施例)次に図面を参照しながら、本発
明の実施の形態の具体例(実施例)を説明するが、本発
明は以下の実施例に限定されるものではない。なお、以
後の説明の理解を容易にするために、図面において、前
後方向をX軸方向、右左方向をY軸方向、上下方向をZ
軸方向とし、矢印X,−X,Y,−Y,Z,−Zで示す
方向または示す側をそれぞれ、前方、後方、右方、左
方、上方、下方、または、前側、後側、右側、左側、上
側、下側とする。また、図中、「○」の中に「・」が記
載されたものは紙面の裏から表に向かう矢印を意味し、
「○」の中に「×」が記載されたものは紙面の表から裏
に向かう矢印を意味するものとする。 (実施例1)図1は複数の感光体に接する中間転写体を
有するカラー画像形成装置の実施例1の説明図である。
【0023】図1において、画像形成装置Uは、自動原
稿搬送装置U1とこれを支持するプラテンガラスPGを
有する画像形成装置本体(複写機)U2とを備えてい
る。前記自動原稿搬送装置U1は、複写しようとする複
数の原稿Giが重ねて載置される原稿給紙トレイTG1
と、原稿給紙トレイTG1から前記プラテンガラスPG
上の複写位置(原稿読取位置)を通過して搬送される原
稿Giが排出される原稿排紙トレイTG2とを有してい
る。前記画像形成装置本体U2は、ユーザがコピースタ
ート等の作動指令信号を入力操作するUI(ユーザイン
タフェース)、露光光学系A等を有している。
【0024】前記自動原稿搬送装置U2でプラテンガラ
スPG上に搬送される原稿または手動でプラテンガラス
PG上に置かれた原稿(図示せず)からの反射光は、前
記露光光学系Aを介して、CCD(固体撮像素子)でR
(赤)、G(緑)、B(青)の電気信号に変換される。
IPS(イメージプロセッシングシステム)は、CCD
から入力される前記RGBの電気信号をK(黒)、Y
(イエロー)、M(マゼンタ)、C(シアン)の画像デ
ータに変換して一時的に記憶し、前記画像データを所定
のタイミングで潜像形成用の画像データとしてレーザ駆
動回路DLに出力する。なお、原稿画像がモノクロの場
合はK(黒)のみの画像データがレーザ駆動回路DLに
入力される。前記レーザ駆動回路DLは、各色Y,M,
C,Kのレーザ駆動回路DLy,DLm,DLc,DLkを有
し、入力された画像データに応じたレーザ駆動信号を所
定のタイミングで、静電潜像形成装置ROSy,ROS
m,ROSc,ROSkの各色の潜像書込用レーザダイオ
ードLDに出力する。前記各レーザダイオードLDから
出射したY,M,C,Kのレーザ光Ly,Lm,Lc,Lk
はそれぞれ、回転する感光体PRy,PRm,PRc,P
Rkに入射する。
【0025】各感光体PRy,PRm,PRc,PRkは、
帯電領域Q0y,Q0m,Q0c,Q0kにおいて、コロトロン
により構成された帯電器CCy,CCm,CCc,CCkに
より一様に帯電された後、画像書込位置(潜像書込位
置)Q1y,Q1m,Q1c,Q1kにおいて、前記レーザ光L
y,Lm,Lc,Lkにより、その表面に静電潜像が形成さ
れる。前記感光体PRy,PRm,PRc,PRk表面の静
電潜像は、現像領域Q2y,Q2m,Q2c,Q2kにおいて現
像器(現像装置)Gy,Gm,Gc,Gkによりトナー像に
現像される。その現像されたトナー像は、中間転写ベル
ト(転写材)Bに接触する1次転写領域Q3y,Q3m,Q
3c,Q3kに搬送される。前記1次転写領域Q3y,Q3m,
Q3c,Q3kにおいて中間転写ベルトBの裏面側に配置さ
れた1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kには、コン
トローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイ
ミングでトナーの帯電極性と逆極性の1次転写電圧が印
加される。前記各感光体PRy〜PRk上のトナー像は前
記1次転写ロールT1y,T1m,T1c,T1kにより中間転
写ベルトBに1次転写される。1次転写後の感光体PR
y,PRm,PRc,PRk表面の残留トナーは、感光体ク
リーナCLy,CLm,CLc,CLkで除去される。なお、本
実施例の帯電器はコロトロンにより構成したが、帯電ロ
ールにも変更可能である。
【0026】前記感光体PRy〜PRk下方には、左右一
対の移動台用のスライドレールSR,SRにより移動台F
1(2点鎖線で表示)が前後(紙面に垂直な方向)にス
ライド移動可能に支持されている。移動台F1にはベル
トモジュール(上下移動部材)F2が昇降可能に支持さ
れている。前記ベルトモジュールF2は、前記中間転写
ベルトBと、ベルト駆動ロールRd、テンションロール
Rt、ウォーキングロールRw、アイドラロール(フリー
ロール)RfおよびバックアップロールT2aを含むベル
ト支持ロール(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)と、前記1
次転写ロールT1k,T1y,T1m,T1cとを有している。
そして、前記中間転写ベルトBは前記ベルト支持ロール
(Rd,Rt,Rw,Rf,T2a)により回転移動可能に支
持されている。
【0027】図1ではベルトモジュールF2が上昇位置
(感光体PRy〜PRk下面に中間転写ベルトBが接触す
る位置)に保持された状態が示されているが、前記移動
台F1を画像形成装置本体U1に装着または離脱させる際
前後に移動させるときには下降位置(前記感光体PRy
〜PRkから中間転写ベルトBが下方に離れた位置)に
保持される。このため、前記移動台F1およびこれに支
持されたベルトモジュールF2が画像形成装置本体に対
して着脱される際には、ベルトモジュールF2は前記感
光体PRy,PRm,PRc,PRkと摩擦接触しないよう
に構成されている。
【0028】前記バックアップロールT2aに接する中間
転写ベルトBの表面に対向して2次転写ロールT2bが配
置されており、中間転写ベルトBおよび2次転写ロール
T2bの対向する領域には2次転写領域Q4が形成され
る。前記バックアップロールT2aにはコンタクトロール
T2cが当接している。コンタクトロールT2cにはコント
ローラCにより制御される電源回路Eから所定のタイミ
ングでトナーの帯電極性と同極性の2次転写電圧が印加
される。前記各ロールT2a〜T2cにより2次転写器T2
が構成されている。
【0029】前記1次転写領域Q3y,Q3m,Q3c,Q3k
で転写器T1y,T1m,T1c,T1kにより中間転写ベルト
B上に順次重ねて転写されたカラートナー像は、前記2
次転写領域Q4に搬送される。中間転写ベルトBの下方
に配置された給紙トレイTR1の記録シートSは、ピッ
クアップロールRpにより取り出され、さばきロールRs
により1枚ずつ分離されてからレジロールRrに送られ
る。レジロールRrは、前記中間転写ベルトB上に形成
されたカラートナー像が2次転写領域Q4に搬送される
のにタイミングを合わせて、前記記録シートSを転写前
シートガイドSG1から2次転写領域Q4に搬送する。前
記中間転写ベルトB上のカラートナー像は、前記2次転
写領域Q4を通過する際に前記2次転写器T2により前記
記録シートSに転写される。2次転写後の前記中間転写
ベルトBは、ベルトクリーナCLbによりクリーニング
される。また、2次転写ロールT2bは2次転写ロールク
リーナCL3により表面に付着した現像剤が除去され
る。
【0030】前記トナー像が2次転写された記録シート
Sは、転写後シートガイドSG2、シート搬送ベルトBH
を通って定着領域Q5に搬送され、定着装置Fの加熱ロ
ールFhおよび加圧ロールFpの圧接領域により形成され
る前記定着領域Q5を通過する際に加熱定着された後、
排出ローラRhから排紙トレイTR2に排出される。
【0031】図2は前記図1の要部拡大図で、感光体と
静電潜像形成装置、現像ロール、感光体クリーナ等の位
置関係を示す正断面図である。なお、図2の説明におい
て、各色の潜像形成装置ROSy,ROSm,ROSc,
ROSk、現像器Gy,Gm,Gc,Gkおよび感光体クリ
ーナCLy,CLm,CLc,CLk等はそれぞれ同様に構成さ
れているので、K(黒)の潜像形成装置ROSk、現像
器Gkおよび感光体クリーナCLkについて説明する。
【0032】図2において、潜像形成装置ROSkは光
学系収容ケース1と、前記光学系収容ケース1内に収容
されたレーザダイオード(光源)LDおよび前記レーザ
ダイオードLDからの出射光を収束させた光ビームLk
により前記感光体PRk表面を走査する走査光学系2
と、前記光ビームLkが通過する出射口1aから塵埃が内
部に流入するのを防止し且つ光ビームが透過可能な防塵
用透明部材3とを有する。
【0033】図2において、現像器Gkは現像容器に収
容され且つ回転可能に支持された現像ロールGR0,現
像剤撹拌搬送部材GR1,GR2を有している。現像剤撹
拌搬送部材GR1,GR2は、現像容器内に収容されたト
ナーおよびキャリアを含む現像剤を攪拌搬送しながら循
環させる。感光体クリーナCLkは感光体PRk上の残留
トナーをかき乱して付着力を失わせるクリーニングブラ
シCLkcと、前記付着力の失ったトナーを擦り取るクリ
ーニングブレードCLkbとを有している。
【0034】前記感光体PRk表面は帯電器CCkにより
一様に帯電され、レーザ光Lkにより静電潜像が形成さ
れ、現像領域Q2kで現像器Gkにより現像される。前記
感光体PRk上に形成されたトナー像は1次転写領域Q3
kで中間転写ベルトBに1次転写される。前記1次転写
後に感光体PRk上に残った残留トナーは感光体クリー
ナCLkにより除去される。
【0035】前記光学系収容ケース1下面に沿ってエア
流路を形成するエアダクトD1およびD2が設けられてお
り、前記エアダクトD1およびD2の前記防塵用透明部材
3よりも上流側は画像形成装置外部または内部に接続し
ている。前記エアダクトD1およびD2の接続部には感光
体PRkに向かって伸びるエアダクトD3が形成されてお
り、前記エアダクトD3は前記レーザビームLkの光路に
沿って形成されている。前記感光体PRk表面において
前記エアダクトD3と接続するエアダクトD4は上方の排
気用エアダクトD5に接続している。前記エアダクトD5
は図示しない送風機によりエアダクトD4のエアを吸い
込んで図示しないフィルタを通して画像形成装置外部に
排出している。したがって、前記の送風機により前記エ
アダクトD1,およびD2には画像形成装置外部またはエ
アが矢印方向に流れ、エアは順次、エアダクトD3,D
4,D5を流れる。なお、前記符号D1〜D5で構成された
構成要素からエア流発生装置(D1〜D5)が構成され
る。
【0036】(実施例1の作用)前記実施例1では、エ
アダクトD1,D2からエアダクトD3に流れるエア(画
像形成装置外部又は内部から供給される汚れの少ないエ
ア)が、前記防塵用透明部材3表面近傍に供給されるの
で、画像形成装置内で飛散したトナーが防塵用透明部材
3表面に付着するのを防止することができる。
【0037】(実施例2)図3は本発明の画像形成装置
の実施例2の説明図で、前記実施例1の図2に対応する
図である。なお、この実施例2の説明において、前記実
施例1の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を
付して、その詳細な説明を省略する。この実施例2は、
下記の点で前記実施例1と相違しているが、他の点では
前記実施例1と同様に構成されている。この実施例2は
前記防塵用透明部材3の外周部に整流板4が設けられて
いる。
【0038】(実施例2の作用)前記構成を備えた実施
例2の画像形成装置では、トナー等の汚れの原因となる
微粒子が少ない外部又は内部の清浄な(汚れていない)
エアが前記防塵用透明部材3の近傍に供給される。前記
供給された清浄なエアは前記整流板4により直接防塵用
透明部材3表面に接触することは少ない。このため、前
記清浄なエアに含まれる少ない微粒子が直接防塵用透明
部材3に接触する機会が少なくなるので、防塵用透明部
材3に付着する微粒子がさらに少なくなる。
【0039】(実施例3)図4は本発明の画像形成装置
の実施例3の説明図で、前記実施例2の図3に対応する
図である。なお、この実施例3の説明において、前記実
施例2の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を
付して、その詳細な説明を省略する。この実施例3は、
下記の点で前記実施例2と相違しているが、他の点では
前記実施例2と同様に構成されている。この実施例3は
前記エアダクトD1,D2中の前記防塵用透明部材3より
も上流側に、エア中の微粒子を除去するフィルタ5,5
が設けられている。
【0040】(実施例3の作用)前記構成を備えた実施
例3の画像形成装置では、前記フィルタ5,5により、
トナー等の汚れの原因となる微粒子が除去されるので、
微粒子の極めて少ない清浄な(汚れていない)エアが前
記防塵用透明部材3の近傍に供給される。したがって、
防塵用透明部材3に付着する微粒子がさらに少なくな
る。
【0041】(実施例4)図5は本発明の画像形成装置
の実施例4の説明図で、前記実施例3の図4に対応する
図である。なお、この実施例4の説明において、前記実
施例3の構成要素に対応する構成要素には同一の符号を
付して、その詳細な説明を省略する。この実施例4は、
下記の点で前記実施例3と相違しているが、他の点では
前記実施例3と同様に構成されている。この実施例5は
前記エア供給用(エア吹き出し用)のエアダクトD6,
D7が設けられている。前記エアダクトD6,D7から吹
き出されるエア供給量は前記排気用エアダクトD5の排
気量よりも小さく設定されている。このため、前記エア
ダクトD1,D2を流れるエアは前記実施例3と同様に前
記エアダクトD3,D4を流れてエアダクトD5から排出
される。なお、前記符号D1〜D7で示される構成要素か
ら実施例5のエア流発生装置(D1〜D7)が構成され
る。前記構成を備えた実施例4の画像形成装置では、前
記実施例3と同様に、防塵用透明部材3に付着する微粒
子を少なくすることができる。
【0042】(実施例5)図6は本発明の画像形成装置
の実施例5の説明図で、図6Aは画像形成動作時の状態
を示す図、図6Bは画像形成非動作時の状態を示す図で
ある。この実施例5の説明において、前記実施例1の構
成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、そ
の詳細な説明を省略する。図6において、光学系収容ケ
ース1の下面に沿ってエアダクトD1が形成されてお
り、光学系収容ケース1下面には、光ビームLkの出射
口1aから塵埃が内部に流入するのを防止し且つ光ビー
ムが透過可能な防塵用透明部材3が設けられている。前
記エアダクトD1は前記防塵用透明部材3の位置でエア
ダクトD3に接続しており、エアダクトD3は下方の感光
体(図示せず)表面近傍で前記実施例1と同様のエアダ
クトD4に接続している。前記エアダクトD4のエアは前
記実施例1と同様の排気用エアダクトD5により排気さ
れる。
【0043】前記防塵用透明部材3の下側にはヒンジ軸
10aの周りに回動可能な開閉カバー10が配置されて
いる。前記開閉カバー10に連結された操作アーム11
はソレノイドSLの伸縮ロッド12に連結されている。
前記操作アーム11は常時引張ばね13により図6Bの
位置に保持されている。ソレノイドSLは電源回路Eに
より駆動され、電源回路EはコントローラCにより制御
される。
【0044】(実施例5の作用)前記構成を備えた画像
形成装置の実施例5は、画像形成装置の電源オフ時、ま
たは電源オン時で画像形成動作を停止中は、前記開閉カ
バー10が引張ばね13により閉塞位置(図6Bの位
置、ソレノイドSLの伸縮ロッド12が伸長した位置)
に保持される。この閉塞位置では、防塵用透明部材3表
面は前記開閉カバー10により被覆されており、塵埃等
の微粒子が付着するのを防止されている。前記画像形成
装置Uがオンの状態で画像形成動作を行っているときに
は、前記ソレノイドSLがオンとされる。このとき、ソ
レノイドSLの伸縮ロッド12が収縮しての開閉カバー
10が開放位置(図6Aの位置)に保持される。この開
放位置では、防塵用透明部材3表面は露出するがこのと
き、エアダクトD1、D3を清浄なエアが流れるので、防
塵用透明部材表面に塵埃等の微粒子が付着するのを防止
することができる。また、この状態では、光学系収容ケ
ース1内から前記防塵用透明部材3を透過したレーザビ
ームLkは下方の感光体に入射することができ、感光体
表面に静電潜像を形成することができる。
【0045】(実施例6)図7は本発明の画像形成装置
の実施例6の説明図で、図7Aは画像形成動作時の状態
を示す図、図7Bは画像形成非動作時の状態を示す図で
ある。この実施例6の説明において、前記実施例5の構
成要素に対応する構成要素には同一の符号を付して、そ
の詳細な説明を省略する。図7において、この実施例6
では前記防塵用透明部材3が省略されている。この実施
例6においても、画像形成装置の電源オフ時、または電
源オン時で画像形成動作を停止中は、前記開閉カバー1
0が引張ばね13により閉塞位置(図7Bの位置)に保
持される。この閉塞位置では、前記光ビーム出射口1a
が閉塞されているので、画像形成装置の電源オフ時、ま
たは電源オン時で画像形成動作が停止中に前記光学系収
容ケース1内へ塵埃等の微粒子が流入するのを防止でき
る。前記画像形成装置Uがオンの状態で画像形成動作を
行っているときには、開閉カバー10が開放位置(図7
Aの位置)に保持される。この開放位置では、前記出射
口1aを開放させるがこのとき、エアダクトD1、D3を
清浄なエアが流れるので、前記光学系収容ケース1内へ
の塵埃等の微粒子の流入を防止できる。また、この実施
例の画像形成装置は前記防塵用透明部材3が省略されて
いるので、製品コストがかからない。
【0046】(変更例)以上、本発明の実施例を詳述し
たが、本発明は、前記実施例に限定されるものではな
く、特許請求の範囲に記載された本発明の要旨の範囲内
で、種々の変更を行うことが可能である。本発明の変更
実施例を下記に例示する。 (H01)本発明は感光体上のトナー像を直接記録シート
に転写する画像形成装置に適用可能である。
【0047】
【発明の効果】前述の本発明の画像形成装置は、下記の
効果(E01)〜(E05)を奏することができる。 (E01)塵埃の帯電の有無、帯電極性に関係なく、防塵
用透明部材表面への塵埃の付着防止を行うことができ
る。 (E02)画質に悪影響を与える振動の発生を伴うこと無
く、防塵用透明部材表面への塵埃の付着防止を行うこと
ができる。 (E03)メンテナンス作業の増加を伴うこと無く、防塵
用透明部材表面への塵埃の付着を防止することができ
る。 (E04)画像形成装置の動作停止中は、開閉シャッタを
閉塞して防塵透明部材表面を被覆するので、画像形成装
置の動作停止中に防塵用透明部材表面への塵埃等の付着
を防止することができる。 (E05)画像形成装置の動作停止中は、開閉シャッタを
閉塞位置に移動して出射口を閉塞するので、高額部品で
ある防塵用透明部材が削減でき、画像形成装置の動作停
止中、光学系収容ケース内に塵埃等の微粒子が流入する
のを防止できる。
【図面の簡単な説明】
【図1】 図1は複数の感光体に接する中間転写体を有
するカラー画像形成装置の実施例1の説明図である。
【図2】 図2は前記図1の要部拡大図で、感光体と静
電潜像形成装置、現像ロール、感光体クリーナ等の位置
関係を示す正断面図である。
【図3】 図3は本発明の画像形成装置の実施例2の説
明図で、前記実施例1の図2に対応する図である。
【図4】 図4は本発明の画像形成装置の実施例3の説
明図で、前記実施例2の図3に対応する図である。
【図5】 図5は本発明の画像形成装置の実施例4の説
明図で、前記実施例3の図4に対応する図である。
【図6】 図6は本発明の画像形成装置の実施例5の説
明図で、図6Aは画像形成動作時の状態を示す図、図6
Bは画像形成非動作時の状態を示す図である。
【図7】 図7は本発明の画像形成装置の実施例6の説
明図で、図7Aは画像形成動作時の状態を示す図、図7
Bは画像形成非動作時の状態を示す図である。
【符号の説明】
B…転写材(中間転写ベルト)、CCy,CCm,CC
c,CCk…帯電器、D1〜D5;D1〜D7…エア流発生装
置、D1,D2…エア流路、GR0…現像ロール、Gy,G
m,Gc,Gk…現像装置、Ly,Lm,Lc,Lk…光ビー
ム、PRy,PRm,PRc,PRk…感光体、Q0y,Q0
m,Q0c,Q0k…帯電領域、Q1y,Q1m,Q1c,Q1k…
潜像書込位置、Q2y,Q2m,Q2c,Q2k…現像領域、Q
3y,Q3m,Q3c,Q3k…転写領域、ROSy,ROSm,
ROSc,ROSk…静電潜像形成装置、T1y,T1m,T
1c,T1k…転写器、1…光学系収容ケース、1a…出射
口、2…走査光学系、3…防塵用透明部材、10…開閉
カバー。

Claims (4)

    【特許請求の範囲】
  1. 【請求項1】 下記の要件(A01)〜(A06)を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置、(A01)回転移動する
    表面が帯電器に対向する帯電領域、画像に応じた光が照
    射される潜像書込位置、現像ロールに対向する現像領
    域、転写領域を順次通過する感光体、(A02)前記帯電
    領域を通過する前記感光体表面を帯電する帯電器、(A
    03)前記潜像書込位置を通過する前記帯電された感光体
    表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置であって、
    光源からの出射光を収束させた光ビームにより前記感光
    体表面を走査する走査光学系を収容し且つ前記光ビーム
    の出射口および前記出射口から塵埃が内部に流入するの
    を防止し且つ光ビームが透過可能な防塵用透明部材を有
    する光学系収容ケースを備えた前記静電潜像形成装置、
    (A04)前記現像領域を通過する感光体表面の静電潜像
    をトナー像に現像する現像装置、(A05)転写領域を通
    過する感光体表面のトナー像を転写材に転写する転写
    器、(A06)前記防塵用透明部材の外側面に塵埃を含ま
    ないエアを流れさせるエア流発生装置。
  2. 【請求項2】 下記の要件(A07)を備えたことを特徴
    とする請求項1記載の画像形成装置、(A07)前記防塵
    用透明部材から前記潜像書込位置を通って装置外部へエ
    アを流れさせるエア流路と、前記エア流路のエアを移送
    する送風機とを有する前記エア流発生装置。
  3. 【請求項3】 下記の要件(A08)を備えたことを特徴
    とする請求項1または2記載の画像形成装置、(A08)
    画像形成動作の非実行中は、防塵用透明部材の外側面を
    被覆する開閉カバー。
  4. 【請求項4】 下記の要件(B01)〜(B06)を備えた
    ことを特徴とする画像形成装置、(B01)回転移動する
    表面が帯電器に対向する帯電領域、画像に応じた光が照
    射される潜像書込位置、現像ロールに対向する現像領
    域、転写領域を順次通過する感光体、(B02)前記帯電
    領域を通過する前記感光体表面を帯電する帯電器、(B
    03)前記潜像書込位置を通過する前記帯電された感光体
    表面に静電潜像を形成する静電潜像形成装置であって、
    光源からの出射光を収束させた光ビームにより前記感光
    体表面を走査する走査光学系を収容し且つ前記光ビーム
    の出射口を有する光学系収容ケースを備えた前記静電潜
    像形成装置、(B04)前記現像領域を通過する感光体表
    面の静電潜像をトナー像に現像する現像装置、(B05)
    転写領域を通過する感光体表面のトナー像を転写材に転
    写する転写器、(B06)前記光ビーム出射口の外側に塵
    埃を含まないエアを流れさせるエア流発生装置。
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Cited By (4)

* Cited by examiner, † Cited by third party
Publication number Priority date Publication date Assignee Title
US20110008063A1 (en) * 2009-07-08 2011-01-13 Kabushiki Kaisha Toshiba Toner cartridge
WO2012005047A1 (ja) * 2010-07-07 2012-01-12 シャープ株式会社 露光装置用シャッタ機構および画像形成装置
JP2014010197A (ja) * 2012-06-28 2014-01-20 Kyocera Document Solutions Inc 画像形成装置
JP2017032701A (ja) * 2015-07-30 2017-02-09 京セラドキュメントソリューションズ株式会社 画像形成装置

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